ワークステーション - みる会図書館


検索対象: UNIX MAGAZINE 1990年10月号
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1. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

特集 「 00t の基礎知識 新しいジョブがあることを lpd に伝えます。 lpr と lpd と 図 2 リモート接続 のコミュニケーションには、前述の UNIX ドメイン・ソケ ットを使っています。 lpr からリクエストを受けた lpd は、 すでにそのプリンタに対して何か出力しているかどうかを 調べます。もし何も出力していなけれは、 printcap に書か れている設定を参照してフィルタ・プログラムを起動し ( 図 1 ( a ) 参照 ) 、何か出力している最中なら事前に投入されて 図 3 ネットワーク接続 いたジョブを順番に処理してから出力します。 lpr から孑ぐされたプリンタがリモートプリンタだった 場合、つまり直接自分には接続されていないプリンタのと きには、 lpd は lnternet ドメイン・ソケットを使って実際 に接続されているホストにリクエストを送ります。リクエ ションはあまり多くありません。 ( 3 ) の方法 ストが受け入れられると、 lpd は自分のスプール・ディレク ワークステー トリにあるファイルを相手のホストに送ります。その後の はちょっと特殊なケースでしよう。 NEWS の純正プリン タである NWP シリーズなどは、この例に挙げられます。 出力処理は、実際にプリンタが接続されているホストの プリンタがローカルに接続されていることから、これらの lpd が担当します ( 図 1 ー c 参照 ) 。 接続形式を、、ローカル接続〃と呼ぶことが多いようです。 ちょっと話カ攤しくなってしまいましたね。ここで要点 一方、ワークステーションにプリンタが直接つながって を整理してみましよう。 lpr のメカニズムでたいせつなこ いない場合もあります。図 2 では、ワークステーション とは、、、ほとんどの処理は lpd がおこなっている〃という点 WSI にプリンタが接続されています。ワークステーショ です。そして、この lpd の動作を決定するのが printcap な ン WS2 にはプリンタは接続されていませんが、 lpr のリ のです。この 2 点だけはしつかりと覚えておいてください。 モートプリンタ機能を使うことによって、あたかも WS2 プリンタの接続方冫 にプリンタか接続されているかのように使うことができま す。つまり、この機能があるおかげで、プリンタ切替えス イッチを使わなくても複数のワークステーションでプリン UNIX ワークステーションとプリンタを接続するには、 いくつかの方法があります。そこで、ますどのような方法 タを共有できるわけです。 この場合、プリンタは WSI からみると、、ローカル接続〃 を用いるのかを確認してみましよう。ワークステーション していますが、 WS2 からは、、リモート接続〃していること に直接プリンタを接続する場合、次のような手段が考えら になります。 れます。 ちょっと特殊な例として、どのワークステーションにも 接続されていないというケースもあります。図 3 のように ( 1 ) ワークステーションの RS232C ポートに接続する。 Ethernet に直接プリンタが接続されている場合がそれに ( 2 ) ワークステーションのパラレル ( セントロニクス ) イン あたります。 IMAGEN などが代表的な例でしよう。この ターフェイス・ポートに接続する。 ような例ではプリンタがどのワークステーションにも接続 ( 3 ) 専用のポードをワークステーションに実装して接続す されていないわけですから、、、ローカル接続〃でも、、リモー ト接続〃でもありません。一般に、ヾネットワーク接続〃と 呼ぶことが多いようです。 ( 1) は、もっとも一般的な方法です。 LaserWriter や また、ネットワーク接続の発展形として図 4 のようなケ LaserShot などは、この方法で接続します。 ( 2 ) の方法は、 ースもあります。 PC に接続されていたプリンタを利用する場合に便利です。 これは、 FastPath や GatorBox などのような Local しかし、パラレル・インターフェイスを標準装備している Ethernet W S2 WSI printer Ethernet W S2 Printer WSI る。 61 UNIX MAGAZINE 1990.10

2. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

特集 「 00t の基礎知識 /dev/ttyOO 、 /d ev/ttyO 1 出力用紙の行数 N EWS / g /dev/ttya 、 /dev/ttyOO 、 /d ev/ttyO 1 ・ if = に指定するフィルタ LUNA 五〃 [-c] ー w ー 1 / g ー i 切厩 のようになっています。 -n / og 切 -h ん 0 co ″厩一万ん 出力用紙の桁数 Sun や NEWS ではどちらのポートに接続してもかま いませんが、 LUNA の RS232C ポートはポートによって 出力用紙の行数 配線してある信号線の数が異なりますから注意が必要です。 インデントの桁数 また、 LUNA のものは通常の RS232C コネクタ (DB-25 login ユーザー名 と呼ばれている ) とは形状が異なるので、専用ケープルが ホスト名 ん os / 必要です。 “じ 04 た万ルアカウント・ファイル名 -c オプションは lpr コマンドに一 1 オプションを指定し RS232C ケープルには、ストレート・ケープルとクロス たときだけ指定するもので、制御コードが入力データに ケープル (NULL モデムケープル ) と呼ばれるタイプがあ ります。ワークステーションとプリンタの接続にはクロス 含まれていることを意味します。 ケープルを使うのが普通です。ストレート・ケープルで接 ・そのほかのフィルタ 続しても動きませんから、ケープルの種類には留意してく ー x -y ル g ださい。可能ならば、 tip や kermit のような端末工ミュレ -n / og 切 -h ん 0 じ 00 ″れた万ん ータを使って、プリンタにデータが正しく送れるかどうか 出力用紙の横幅 ( 単位は dot) を確認しておきましよう。 出力用紙の長さ ( 単位は dot) / g 次に、 RS232C ポートの転送速度の設定をおこないま login ユーサー名 login す。一般的な設定例を以下に示します。 ホスト名 カ os / 0 ″厩一万ルアカウント・ファイル名 転送速度データビット長パリティ EVEN 7 、、 if 〃や、、 of 〃は、 printcap のフィールド名です。これら NONE 8 のフィールドについてはあとで説明します。 プリンタ側の設定は、ディップスイッチでおこなうもの テパイスファイルの準備 が多いようです。プリンタのマニュアルを参考にして転送 速度を設定してください。ワークステーション側の設定は フィルタの説明が長くなってしまいましたが、話を先に printcap でおこないます。 進めましよう。ローカルプリンタの場合、プリンタはワー ネットワーク・プリンタの場合はネットワーク経由で出 クステーションに直接接続されていますが、実際にはどこ 力することになりますから、プリンタやゲートウェイの IP に接続すればいいのでしようか ? アドレスを /etc/hosts に登録したり、 /etc/services にサ プリンタを接続するコネクタは、通常ワークステーショ ーピス名を登録したりする作業が必要です。これらについ ン本体の背面にあります。 ては、プリンタやフィルタ・プログラムに付属しているド RS232C ポートにプリンタをつなぐときには、本体の背 キュメントを参照してください。 面にある RS232C ポートにケープルを接続します。多くの 場合、 RS232C ポートは 2 個以 - ヒありますが、それぞれの printcap の設定 ポートがどういう名前のデバイスに対応しているかは機種 によって異なります。たとえば、 それでは printcap の設定をしてみましよう。こういう 場合には実際の設定を見るのが一番です。ほとんどの、ワ RS232C ポートのデバイス名 機種 ークステーションにはサンプルの printcap が入っていま /dev/ttya 、 /dev/ttyb Sun 9 , 600 9 , 600 65 UNIX MAGAZINE 1990.10

3. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

00 々最・ v UN Ⅸワークステーションと LAN の実際』 UN Ⅸワークー、 ソョンと LAN の実際 本書の内容は、上の目次からも分かるとおり、、プログ ラミングの環境〃という大学で用いられるテキストのよ うなテーマから、 X ウインドウあるいは Prolog の使用 法の解説まで多岐にわたっている。そのために、それぞ れに対する説明が表面的にものにとどまっていたり、著 者の環境に依存した説明も散見される。これは、著者の 研究室に新しく入ってくる学生のために書かれた手引き ・鬼頭繁治著 ・サイエンス社 に加筆修正したものという本書の性格に一因があるの ・ A5 判、 352 べージ かもしれない。 UNIX ワークステーションを用いた ・ 3 ′ 296 円 LAN の構築についての解説を主眼とするならは、直接 本書は、 UNIX ワークステーションを用いた LAN の 関係のない話題は省き、重要なテーマについてもうすこ 構築を考えている人にさまざまな知識を提供することを 目的として書かれている。 し深く解説したはうがよかったのではないかと思われる。 もっとも、実際の LAN の構築は書籍などを通して得 本書の特徴の 1 つに、 UNIX ワークステーション以外 のマシンを利用した LAN の構築に触れている点が挙 た知識だけではなかなかうまくいくものではなく、構築 げられる。第 7 章では、 UNIX マシン間で動作する uucp 作業を経験しながら身につけていく知識も多い。結局、 のほか、 UNIX 以外の OS を搭載したコンピュータでも 大半のところでは ( システム統合などをおこなってい る ) メーカーに実際の作業を任せているというのが実状 利用可能な KERMIT に関する説明もある。また、第 10 であろう。しかし、そのような場合でも LAN を使うこ 章では、パーソナル・コンヒュータをネットワーク・ホ とに変わりはない。結局は、自分たちの手である程度の ストとして利用するという観点から、 ANASIS システ ムを用いて TCP / IP 接続をする方法についても言及し 管理をしなけれはならない。そのようなとき、 LAN の構 ている。すでにパーソナル・コンピュータを利用してお 築に関する基礎知識の有無が大きな差となって現れてく り、より大規模なシステムへのグレードアップを考えて る。本書は、そうした状況で役立っ書籍といえよう。 いるユーザーにとっては有益な情報かもしれない。 本書の目次は以下のようになっている。 本書が前提としている読者対象は、 UNIX に関しては 第 亭 : プログラミングの環境 1 どちらかといえば初心者の部類に入る人びとであろう。 第 亭 : プログラミンク・環境としての UNIX 2 何も分からない初心者は、ともすれは本に書かれている 第 3 査・ 早 X-Window システム ことを喬みにしがちである。そのような意味では、誤 4 、、 早 . ローカルエリアネットワーク (LAN) 第 い . ワークステーションの導入 第 5 った知識を与・えかねない点にはもうすこし注意を払って 第 6 、、 いワークステーションのソフトウェアッ ーノレ 欲しかった。 第 7 亭 RS232C を使用したネットワーク たとえは、本文中に掲載されている /etc/passwd の例 早 . UNIX ワークステーションによるローカルエリアネ 第 8 のなかにも、 ットワークの構築 9 、、 ・分散ファイルシステム NFS とユーサー集中管理シ 第 ステム YP の設定 ・ root にパスワードが設定されていない 第 10 パーソナルコンヒュータとの共存 ・通常のユーサーでもパスワードが設定されていないケ 第 11 UNIX ファイルシステムの保守 ースが多い ・ホームディレクトリが / mnt の下にある 各章は独立した形態で書かれているため、 とりあえす 必要な章から読み始めてもかまわない。 ・ GCOS フィールドがはとんどⅱ当されていない 第当第第一を イーンス社 140 UNIX MAGAZINE 1990.10

4. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

いよいよ 1 0 月リリース開始。 パプリスで広がるワークステーションの世界 し 6000 SUn3—— 能力や操作性・印字品質を全面的に見直し、より効率的で高品位な文書作成を可能にしています。 今回のバージョンアップにあたっては、ユーザの声を数多く反映し、機能の充実を図る一方で、処理 ーション・インターフェースを満載しています。 トータルな環境を提供。様々なシステムインテグレーションに対応する、柔軟かっオープンなアプリケ CAD やワープロ等で作成したデータの読み込み、ページレイアウト、印刷まで、文書作成のための ドウ上で、日本語テキストの入力・編集から、図・表・グラフの作成、イメージデータの読み込み、 この“パプリス”が、 10 月バージョンアップ。“ 3.0 ”として生まれ変わります。パプリス 3.0 は、 x ウイン 社以上の企業や教育研究機関等でご利用いただいています。 ワークステーション上における文書処理の標準ソフトとして、これまて製造・情報処理分野を中心に 1000 SUN 、 NEWS 、 HP -9000 をはじめ 10 数種類の UN Ⅸワークステーションをサポート。“パプリス”は 0 0 。。 EWS4800 0

5. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

テスト・リポート from UNIX REVIEW The NeXT Computer 14 ションの陰に隠れており、 UNIX のシェルに触れないか NeXT の UN IX はシステムに用意されたアプリケー ま UNIX が稼動するマシンとして市販されている。 ワークステーションのようにみえるが、実際にはたまた ードウェア仕様から判断すると NeXT システムは の期待に応えられるかにかかっている。 の革新的な機能ではなく、システムがどれだけューサー 的に成功するか否かは、 Jobs の輝かしい経歴やマシン 予定か、すでに採用されている。しかし、 NeXT が最終 しめてク採り入れた機能ははかのメーカーに採用される つかを採用するのはあきらめたようだが、その他の、、は Signal Processor) チップなどである。独自機能のいく 光磁気ディスクドライプ、標準装備された DSP(DigitaI 新しい GUI (Graphical User lnterface) 、消去可能な 競合他社の製品にはないいくつもの特徴を備えていた。 ようになっても続いた。発表された NeXT システムは、 NeXT のパプリシティは、製品がようやく入手できる 目 ( テマ、噂、漏洩情報を含めて ) を集めていた。 史上において未発表のコンピュータとしては最大の注 10 月の正式発表前、 NeXT はパーソナル・コンピュータ のパプリシティに関しては大成功をおさめた。 1989 年 ( 数々の論争を巻き起こしはしたが ) NeXT Computer NeXT lnc. の創立者で推進者でもある Jobs は、 タ産業に大きな影響をおよほ、した。 同社を去った Steve Jobs は、パーソナル・コンピュー と共同で AppIe Computer を創立し、 1980 年代半はに ティングにおける魅力的な事例である 0SteveWozniak NeXT Computer の物語は、コンピュータのマーケ 製品概要 by David WiIson ぎりューザーからは見えない。 しかし、われわれはこれまでの方法論にしたがって、 従来どおり 1 つのワークステーションとして統一的な 方法によって評価するつもりだ。 こでは、機能と性能 の両方の面から、このワークステーションがプログラマ ーとシステム管理者にとってどのようにみえるのかを調 べる。 NeXT は、このシステムを汎用のワークステーシ ョンではなく、特定のアプリケーションが走るマシンと して販売している。この記事では NeXT がシステムを どのように捉えているかについても触れるが、全体とし てはほかの UNIX べースのワークステーションとまっ たく同様に評価する。 NeXT の製品構成は、はかのワークステーション・べ ンダーの製品と比べてはるかに簡単である。現在のとこ ろ、 1 つの基本モデルカ甘是供されている。このシステム は Motorola の 68030 CPU チップをベースにしてお り、プロセッサカードにはこれに対応する 68882 FPU チップが含まれている。 CPU チップは 256 バイトのキ ャッシュを内蔵しているが、それ以外にはデータキャッ シュも命令キャッシュもない。プロセッサカードには MotoroIa の 56001 DSP チップも載っている。もちろ ん、 DSP には音声認識と録音再生用の機能があるのだ が、アプリケーション・ソフトウェアによってはあまり 利用されていないようである。 NeXT は業界に先駆けて DSP デバイスを搭載したが、そのうち他社も追随するこ とであろう。 基本システムには標準で 8MB の RAM が搭載され ており、オプションでさらに 8MB が追加できる。また、 シリアルポート xl 、 Ethernet ポート xl 、 SCSL-K— ト xl がシステムに標準装備されている。システムの筐 体には 4 つの拡張用 NuBus スロットがあるが、この拡 UNIX MAGAZINE 1990.10

6. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

プリンタ自由自在 、ゝしいと考えられるのは tty デバイスのモードフラグに関す る設定です。 こでは tty のモードを、 : of=/usr/lib/ntxjof : \ : df=/usr/lib/ntxjdf : \ :sh: RS232C ポートにプリンタを接続するとき、もっとも難 / * send stopc 0 Ⅱ out q full * / 0X00000001 / * half-cooked mode * / 0X00000002 / * get any parity/send none * / 0X000000C0 にしています。これらの値の論理和は 0X00C3 です。この値 リモートプリンタ名 ntxj を 8 進数に直した値を fs フィールドに指定します。ここで スプール・ディレクトリ /usr/spool/ntxj 注目してほしいのは、自分で指定していないフラグがシス /usr/spool/ntxj/log ログファイル テムの既定値でセットされることを防ぐために、 0X00C3 の補数である 0xff3c を fc フィールドに指定している点 実際の printcap は次のようになります。 です。このような注意をしておけば、モードフラグの設定 ntxjl ntx lLaserWriter II NTX-J 0 Ⅱ hostl : \ で失敗する確率は少なくなります。 :rm=hostl : \ モードフラグの設定は、プリンタやワークステーション、 :rp=ntxj : \ あるいは出力フィルタの仕様などによってかなり変化しま : sd=/usr/ spool/ntxj : \ : lf=/usr/spool/ntxj/log : す。設定を間違えてもプリンタやワークステーションか壊 れてしまうようなことはありませんから、根気よくチャレ このように、リモートプリンタの設定はきわめて簡単で ンジしてみてください。 す。ポイントは、 lp フィールドに NULL 文字列を定義し ておくことです。 lpd は、 lp フィールドに NULL 文字列が リモートプリンタの言錠 設定されているとリモートプリンタの設定を調べるように 次に、いま紹介したプリンタを別のワークステーション なっています。 lp フィールドには、 からリモートプリンタとして使う場合の printcap を考え てみましよう。事前に決めなければならないことは、 のようにして、かならす NULL 文字列を設定してくださ ・プリンタ名 ・スプール・ディレクトリ もう 1 つ大事なポイントがあります。それは、実際にプ だけです。また、調べておくこととして、 リンタが接続されているワークステーションの /etc/ hosts. equ ⅳに自分のホスト名が入っているかどうかと ・プリンタか接続されているワークステーションのホスト いう点です。上の例の場合、 hostl の /etc/hosts. equiv に 名 自分のホスト名が入っていないと出力できません。もし入 ・そのプリンタの名前 っていない場合には、管理者に頼んで登録してもらいまし よう。 rsh や rlogin が使えるようであれは問題ないはすで があります。 こでは、それぞれ次のようになっていると しましよう。 す。 また、 SunOS 4. x や 4.3BSD の場合には、 /etc/hosts. equiv のはかに /etc/hosts. lpd というファイルを作るこ プリンタ名 とができます。この場合、 hosts. equ ⅳに自分のホスト名 プリンタの別名 接続方法 が入っていなくても、 hosts. lpd に入っているとプリンタ リモートホスト名 をアクセスできます。 し、 ntxj ntx リモート接続 hostl 70 UNIX MAGAZINE 1990.10

7. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

ASCII ASCII CORPORATION 創刊 4 周年記念 開催のお知らせ UNiX MAGAZINE セミナー 読者の皆様のおカ添えにより、 UN Ⅸ MAGAZINE はまも なく創刊 4 周年を迎えます。 この間、編集部て、はすこして、も皆様のお役に立てればと考 え、徴カて、はございますが UNIX における最新の技術動向か ら話題性に富む解説、製品紹介などを誌面に反映させるべく 試行錯誤を重ねてまいりました。また、読者の方々から数多く のご要望、貴重なご意見をいただきました。あらためて、厚く御 礼申し上げます。 さて、 UN Ⅸ MAGA 刀 NE て、は 4 周年を迎えるにあたり、読 者の皆様に対する感謝の意を込めて「 UN Ⅸ MAGAZINE セミナー」を開催いたします。これは、筆者との交流を深め、日ご ろ皆様が感じておられるて、あろう疑問を解決する場として設 日 場 講 〔開催要項〕 時 : 1990 年 10 月 17 日水 ~ 18 日 ( 木 両日とも 9 時 30 分 ~ 17 時 所 : 東京新宿区西新宿大東京火災新宿ホー 師 : 坂下秀、中村眞、 竹岡尚三、齊藤明紀、山口英 ル けるものて、す。 UNIX の普及につれ、そのユーザー層もハイエンドからロー 工ンドにいたる多様なひろがりをみせています。もちろん、このよ うな発展の基盤となったのは新しい技術て、す。セミナーて、は、 現在もっとも関心を集めている UNIX ネットワーク、ユーザー インターフェイス、ワークステーションなどの新しい技術に焦点 をあて、初心者から熟練者まて、を対象に本誌筆者の方々に 解説していただきます。 この種のセミナーは本誌としては初の試みて、すが、これを契 機に今後とも同種の催しを定期的に開催していきたいと考えて おります。 皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。 マ現金書留・請求書依頼の送付先 〔セミナー・プログラム〕 「 IJNIX MAGAZINE セミナー」係 株式会社アスキー直販部 〒 107 ー 24 東京都港区南青山 6 ー 11 ー 1 テキスト : 会場でテーマ別に配布します。 参加費事前申込み : 50 , 000 円 ( 10 月 3 日必着 ) 当日受付 : 80 訓 0 円 ■ X ウインドウ・システム 用法を中心とします 可能な X 端末を含めた環境を想定し、利用上の留意点、効果的な活 について解説します説明にあたっては、現在、一般的に入手・構築か の利用を前提とした使い方、利用環境の構築に関する実際的な手法 従来のキャラクタ端末を中心にした UN Ⅸ利用法ではなく、 x ウインドウ 設などを体験にもとづいて解説します の、機種の選定・構成、管理、運用、故障時の対処、ハードウェアの増 用時にさまざまなトラブルが発生しています。そこで、ワークステーション ワークステーションの導入台数の飛躍的な増加にともない、導入・運 ・ワークステーションの設置と管理 く各セミナー : 内容のあらまい ・参加費は消費税込みです ( なお昼食は含まれておりません ) 。 場合にかぎらせていただきます。 ただきます ( 必着 ) 。また、当日受付は会場に余裕のある ・事前申込みは 10 月 3 日水弊社到着ぶんまでとさせてい ・請求書が必要な方はご請求ください。 れたい方は、その旨を明記してください。 ・則又書が必要な方、宛先を申込者名と別の名義にさ 先 ( 学校名 ) を名記のうえ、右記宛てにご送金ください。 込み」と記入した用紙に住所、電話番号、氏名、勤務 ・申込みは現金書留でお願いします。「セミナー参加申 10 月 1 7 日 9 : 00 ~ 9 : 30 9 : 30 ~ 1 2 : 30 1 4 : 00 ~ 1 7 : 00 10 月 18 日 9 : 30 ~ 1 2 : 30 1 4 : 00 ~ 1 7 : 00 受付 ワークステーションの設置と管理 ・坂下秀 ( 「ワークステーションのおと」を執筆、 ASTEC) X ウインドウ・システム・・中村眞 ( 「Äh lntroduction to X Window system 」を執筆、 シャープ ) 非 UN Ⅸマシンのネットワーク接続法 竹岡尚三 ( 「マジカル・ミステリー・ツアーいたしましよ」を執筆 ) LAN 構築の実際・齊藤明紀、山口英 ( 「 UNIX Communication Notes 」を執筆、大阪大学 ) ■非 UN Ⅸマシンのネットワーク接続法 Ethernet に対応した UN Ⅸワークステーションの普及により、ネットワーク 経由で接続される周辺機器が増加しつつあります。ネットワークに接 続可能な機器の利点、それらの機器の今後の可能性や多様化する ユーザーの要求について簡単に分析し、実際に X ウインドウ端末を開 発した経験をもとに、周辺機器や非 UN Ⅸマシンをネットワーク経由で UN Ⅸに接続する方法、知識、開発方法などを解説します。 ・ LAN 構築の実際 UN Ⅸワークステーションを中心とした LAN を構築する際の機種選定を はじめ、ケープリングソフトウェアの整備、運用体制の確立、などに必 要な知識や注意すべきポイントに重点をおいて実際的な手法を解説 します。 142 〒 107 ー 24 東京都港区南青山ト 11 ー 1 スリーエフ南青山ビル株アスキー直販部 TEL ( 03 ) 486 ー 7114 株式会社アスキー UNIX MAGAZINE 1990.10

8. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

Pa a50 れ一 0 新領域、 ワークステーションの 240 IPS へ。

9. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

news&notice 0 ce xbench と xllpert 今泉貴史 / 権藤克彦 この欄では、さまざまなマシンを多様な視点から面 のほうがたいへんです。そこで、ワークステーションの していきます。簡単にいえばワークステーションの性能 運用時に切実な点ーー - 保守費や代理店のサポート体制 評価ですが、 Mips 値や価格性能比などの数値のたんな ( 保守サービスの内容 ) に関しても触れていきます。その る羅列ではなく、できるかぎり実際に使用する状況に即 他、運用を開始してから気になる起動時のピーク電流や して報告します。 消費電力など、電源関係にも言及したいと思います。 ーロにワークステーションといっても、市販されてい ◆ソフトウェア る多数の製品のなかには専用機にちかいものもあれは汎 原則として、 UNIX を OS とするシステムをとりあげ 用のものもあります。そこで、各ワークステーションの ます。 UNIX といっても SystemV あるいは BSD 、そ 特徴をふまえたうえで、目的とする用途に耐えうるか、 の両方を使用できるシステム、他方の長所を取り込んだ 導入したユーサーが幸せになれるか、などの視点から分 システムなどが存在します。これらの点に注目し、採用 析してみたいと思います。 されている OS 自体はもちろん、 C コンパイラの仕様、 UNIX の世界には、、、オープン・ソフトウェア〃という 日本語化の進行状況などについても触れていきます。 考え方が根強く存在します。この文化を守り、育んでい べンチマークテストによる性能テストのほかに、実際 くには、 UNIX 製品の開発者がその考え方を理解し、い に使う際に問題となるコンパイルや X の処理時間な ども計測します。また、ネットワークに関しては Sun3 / わゆる UNIX 流の製品を作ってくれることが大切でし よう。この欄では、、、ユーザーの幸福〃という尺度のほか 260 をリファレンス・マシンとして使用します。 に、製品の開発者も幸せになれるような 1 つの指針を示 普及しつつある各種のデバイスについても、接続の可 すことができればと考えています。 否をはしめとして簡単なコメントを加えます。 これ以外にも、私たちの独断と偏見に満ちたコメント を随所に盛り込んでいくつもりです。どうぞ、皆さんご 面にあたってはハードウェアの仕様から各種べンチ 期侍ください。 マークまでさまざまな観点から分析を加えますが、実際 べンチマーク にどのようなことをするの刀、を簡単に説明しておきまし 今回は、この欄で用いるさまざまなべンチマークにつ ◆ハードウェア仕様 いて説明します。 テストしたシステム構成のほかに、実用に耐えうる構 もちろん、 Dhrystone のようなマシンの演算性能を計 成についても ( できるかぎり価格面も含めて ) 検討しま 測するテストもおこないますが、あくまでも自分たちが す。コンピュータという製品は、購入よりも実際の運用 使ってみて、、気持ちがよい〃かどうかを評価の中心に据、 ロ 平価の概要 1 ロ ロ 36 UNIX MAGAZINE 1990 ユ 0

10. UNIX MAGAZINE 1990年10月号

広 N 周人の能力を最大限に引き出すことを、どこまでも追求すると、 ーパーワークステーションの次のカタチは、こうなる。人間の 号える速度に迫る SPARC チップの高速処理パワー、世界中 D 頭脳が活用できる高度なアプリケーション環境、そして、いま での UN Ⅸを超えた EASE OF USE な操作環境・・・。パーソ わルな創造力を起点に考えた、新しいコンヒ。ュータの基準。いま シリーズ、、 SPARC LT ″で、そのすべてがあなたに近づく。 rOSHIBA SPARCLT ノく 課現 、・目実 マル 、 Sv ロ 、一初り 界七 一世ひ づ い E & E の東芝 液品ディスプレイ」タイプ ( 凵 0 モデル ) 「 EL ディスプレイ」タイプ ( 臼 0 モデル ) 目になじむべーパーホワイトイメージの「液品ディスプレイ」タイプと、画面の 応答速度がいちだんと速い「 EL ディスプレイ」タイプから、用途に応じて 選べます ・ロ .2 Ⅵ PS の SPARC チップ搭載・Ⅱ 52X900 ドット高解像度・にインチアクテイブマトリックス ( TFD ) バックライト液品ディスプレイ ( 凵の / ロ .5 インチ EL ディスプレイ ( 日 0 ) 。・最大 40MB の メモリ容量コ 80MB ・ HDD 内蔵。・ 340mE ( W ) x375mm ( D ) X99mm ( H ) のコンバクトボディ。 体重量 7.8kg ( 凵 0 ) 。・本体標準価格 : L980.000 円 ( 税別 ) 。 ー 13.2M 旧 S の高速テータ処理を実現する、日旧 C アーキテクチャの SPA 日 C 搭載。 最先端の SC アーキテクチャに基づく SPARC チップによりい 3.2M 旧 S の高速処理を、 ラップトップではじめて実現しました 高解像度、アクテイブマトリックス ( TFD ) バックライト液品ディスプレイ / EL ディスプレイ採用 SUN ワークステーションの CRT と同一の解像度を実現し、マウス操作にスムーズに追従する 応答速度も達成しました ◎ 8MB のメモリを標準装備し最大 40MB まで増設が可能。また田 OMB の HDD を内蔵し、大量の データを高速処理できます ・ 2000 本を超える高度なソフトウェアか使える、世界標準・ SI-JN ワークステーション互換。 世界中の SUN ワークステーションのアプリケーションソフトとハード資産が活用できる ほか、世界標準のネットワーク環境を備えています ◎ SUN ワークステーションのアプリケーションソフト ( SPARCWa 「 e ) には、世界中の最先端のソフト ウェア技術が常に反映され各業務に最大のソリューションを発揮します ・ LJN Ⅸの環境を身近にした、高度なマンマシン・インタフェース。 世界標準の UN Ⅸ環境を個人ペースのラップトップで実現し、 EASE OFUSE な、まさに UN Ⅸを感じさせない操作環境を提供します ラップトップ EWS AS1000 / LIO ・ E10 * UN Ⅸは AT & T か開発し、ライセンスしているオペレーティングシステムです * SPA 糺は米国における Sun Microsystems 社の商標です ※この誌面に掲載しております全商品及び役務等をこ購入の際、消費税が付加されますのでこ・承知おき願います。 ☆駅 A 糺 LT についてのお問合せ、資料請求は、株式会社東芝パソコン・ワークステーション事業部 〒田 5 ー東京都港区芝浦トト東芝ビルディング ) ( 03 ) 457-2722 ( ダイヤルイン ) までどうぞ。