otzce テスト・リポート from UNIX REVIEW MIPS Magnum ワークステーション 製品概要 MIPS Computer System lnc. ( カリフォルニア州サ ーベイル ) の Magnum ワークステーション ( MIPS RS3230 とも表示する ) は、ワークステーション市場でも っとも競争の激しい下位から中位の価格帯の汎用ワーク ステーションである。最近発表されたはかりではある が、拡張の高さ、基本価格の安さ、性能の高さという 3 つの重要な要素から出色のシステムといえるであろう。 これらの特徴により、エントリモデルはコスト・パフォ ーマンス面での魅力はもちろんのこと、より大きなシス テムへの拡張性も備えている。 Magnum はどの拡張性 をもつ低価格システムは珍しく、高性能とあいまって飛 び抜けて優れたマシンといえよう。 MIPS は比申如勺小さな会社であるが、同社の技術はコ ンピュータ業界に広くライセンスされており、売上高や 従業員数から予想されるよりもはるかに大きな影響力を もっている。また、 MIPS は数少ない RISC 専門のコン ピュータ会社でもある。独自の RISC アーキテクチャを 採用したチップを設計しており、それがすべての製品の 基盤となっている。過去 6 年間、同社は数世代のチップ と、そのプロセッサ群のためのさまざまなソフトウェア を開発してきた。現在、 DEC 、 Silicon Graphics 、 Bull, CDC 、ソニーの各社がこれらのチップをベースに したシステムを販売している。 OEM だけではなく、ますます広がる顧客層に向けて 完成したシステムも販売している。 Magnum は同社の 2 番目のワークステーション製品であり、 1 番目の製品 RS2030 から約 1 年たった 1990 年 5 月に発売された。 この 2 つのワークステーションのほか、製品ラインには マルチューサーおよびネットワーク・サーバーも含まれ る。同社のチップはすべて高い性能を示し、ここ数年の あいだ、 MIPS べースのシステムは Sun Microsys- 16 by David WiIson tems のお株を奪って、、ホットボックス〃の看板を掲げて いる。 MIPS のプロセッサ・チップ群の整数演算性能は 強力であり、浮動小数点演算性能は驚くべきものである。 Magnum にはいくつかのバージョンがあるが、基本 キャピネットのサイズは 10.2 x 40.6 x 40.6cm (H x WxD ) である。重さは公称 18. lkg であるが、システム 構成によって多少変化する。基本システムには、ほかの 大半のエントリマシンと比べて大容量の 220W のスイ ッチング電源が備えられている。 筐体にはシステムの言紲里回路ポードが内蔵されており、 25MHz の R3000 CPU チップと R3010 FPU チップ が載っている。 CPU カードには独立した 32KB のキャ ッシュが 2 組あり、データ用と命令用に分かれている。 MIPS の評価によれは、これによって 20Mips の演算性 能が実現されるとのことである。この数値は、他社と同 様な計算をすれはさらにいくぶん高くなるであろう。 システムカードには、 MIPS のインターフェイスの標 準セットも含まれている。 thick-Ethernet インターフ ェイス x 1 、外付け用の SCSI コネクタ x 1 、シリアルポ ート x 2 、キーポード・コネクタ x 1 、そしてモノクロ・ ピデオポート ><1 である。標準は thick ネットだが、その コネクタに安価 ( 90 ドル ) なモジュールを付けると thin ネットも使える。また、いくっかの SCSI 装置がシステ ムの内部に増設できるはか、外部拡張のために SCSI ポ ートが 1 つある。 2 つあるシリアルポートのうち、 1 つ は D25 コネクタ、もう 1 つは D9 コネクタを使用してお り、通常はマウスポートとして使うようになっている。 1 , 280X1 , 024 のカラー・ピデオディスプレイ・アダブ タが使用できる。 Magnum の標準は 17 インチのモノク ロ・モニターだが、このオプションのアダブタを選択す れは・、 16inch または 19inch のソニー製カラーモニター が利用できる。モニターの重量は、選択したモデルによ って異なるが 18 ~ 43kg である。 本体には各種のオプションが内蔵可能で、基本システ UNIX MAGAZINE 1991.2
e $ & 第 0 ce 0 00 図ー Dhrystone 、 Whetstone 、 Linpack 、 SPECmark の値 MIPS Magnum 25MHz R3000 MIPS R2030 16.67MHz R2000 DECstation 3100 16.67MHz R2000 SPARCstation1 20MHz SPARC DG AViiON 20MHz 88000 Mobius P 、 VS -425 25MHz 80486 HP 9000 / 345 50MHz 68030 Dh rystones 43 , 103 / 39 , 002 28 , 735 / 25 , 013 24 , 590 / 22 , 405 21 , 739 / 19 , 724 34 , 013 / 31 , 686 23 , 584 / 23 , 992 19 , 230 / 17 , 794 Whetstones 17 , 452 / 13 , 889 11 , 111 / 8 , 666 11 , 050 / 8 , 525 7 , 813 / 5 , 184 13 , 245 / 6 , 676 5 , 945 / 5 , 747 5 , 174 / 3 , 911 2 MFlops 4.862 / 3.274 2.802 / 1.716 3.373 / 1.357 2.081 / 1.236 2.524 / 1.225 1.209 / 1.131 0.487 / 0.423 SPECmark 17.8 10.0 11.3 8.4 1. VI. 1/V2.0(Dhrystones/s) 2. 単精度 / 倍精度 (KWhets/s) キーポードの感触と配列は主観的なものなので、業界標 3. 単精度 / 倍精度 (NIFIops) 準のキーポードと交換可能になっている点は大きなプラ スである。 性能 Magnum の性能をするのにもっとも適した 2 つ の言葉は、、高速〃と最高速〃である。 Magnum の出荷 と時を同しくして、 MIPS は新しいコンパイラのセット も発売した。これによって、基本ハードウェア性能はほ かの、、すべての〃 25MHZR3000 べース・システムと同 しであったにもかかわらす、 agnum の性能はすこし ではあるが他をリードしたのである。この組合せによっ て、われわれが今日までに見たすべてのワークステーシ ョン中で最高の総合性能がもたらされた。グラフィック スと CPU 性能についていえは、 Magnum はこれまで に見てきたシステムのなかで最高のものの 1 つである。 また、 FPU 、ディスク、ネットワークの性能に関して も、これまでにテストしてきたどのワークステーション と比べてもかなり高速である。 図 1 は、 Magnum とほかのいくつかのシステムに関 する何種類かの標準べンチマークの結果である。ご覧の とおり、 Magnum はすべてのテストであきらかな優位 を示しているが、価格面ではほかのシステムと大差ない。 Dhrystone べンチマークにはいくつものバージョン があるが、図 1 にはそのうちの 2 つを示してある。 Data GeneraI AViiON で使用されている 20MHz の 88000 はこの CPU 性能テストで好成績を収めているが、 Magnum の性能はそれを凌駕している。 MIPS 以外の 20 システム (SPARC 、 80486 、 50MHz の 68030 を使用し ているシステム ) は、 Dhrystone による測定結果では Magnum の約半分の CPU 性能である。おもしろいこ とに、 20MHz の 88000 べースの AViiON の CPU 性 能を 25MHz の場合にあてはめてみると、はは、正確に Magnum の 25MHz R3000 と同しになる。 浮動小数点性能のテスト Whetstones でも同様の結 果となった。 MIPS は、つとにその優れた浮動小数点性 能で知られているが、それはこのテストでもはっきりし ている。 AViiON の単精度 Whetstone 性能は非常によ いが、この唯一の例外を除けは MIPS べースの製品カ吐 位を独占している。倍精度に関しては、 Magnum は MIPS べースではないシステムのほば 2 倍の高速性を 示している。これは、単精度のテストについても、 SPARC 、 80486 、 68030 べースのシステムとの比較でい えば同様である。 この性能面での優位は、もう 1 つの浮動小数点性能の 計測手段である Linpack テストでも動かない。倍精度 のテストにおいて、 Magnum は非 MIPS システムに対 して 2 倍以上 ( 2.5 ~ 8 倍 ) の高速性を示している。しか し、単精度の実行結果では性能比は 1 . 8 ~ 10 倍である。 単精度で 4.9 、倍精度で 3.3 という Linpack 性能は驚 くべき数値である。これは、われわれがこれまでにどの 価格帯のどのシステムから得た結果と比べても最高のも のである。 図 1 の最後の欄には、各システムの SPECmark 値を 示した。 SPEC グループはハードウェア・べンダーのコ ンソーシアムであり、ハードウェア性能測定の標準化を 目指してべンチマークを作成した。 SPECmark は、 UNIX MAGAZINE 1991.2
e $ & 0 ce ee イスクレスの運用がサポートされている。同社の WS 製 品では、 X11 べースのソフトウェア・パッケージである RISCwindows がサポートされており、 Motif GUI も その一部として供給されている。 MIPS は、サードバーティーから供給されるソフトウ ェアを収録した『 RISCware カタログ』を発行してい る。それらの製品分野のうち、ネットワーク、データベ ース、 CAD/CAM はたいへん強力である。 MIPS 対応 の製品を提供するすべてのメーカーに共通なバイナリ イメージ標準はないが、どのメーカーも MIPS コンパイ ラの技術を使用しているので、 MIPS べースであれば異 なるシステム間での移植作業は簡単なようである。 Magnum の価格設定は、かなり思い切ったものであ る。 8MB の RAM と 17inch モノクロ・ディスプレイの ディスクレス・システムの定価は 8 , 990 ドルである。 16inch のカラーモニターを備えた同様のシステムの定 価は 12 , 990 ドルである。同社は 200MB の SCSI ディ スクを 2 , 000 ドル、 8MB の RAM を 2 , 000 ドルで提 供している。 16inch から 19inch のカラーモニターへの アップグレード料も 2 , 000 ドルである。 今回の詔面に使用したのは、 16inch のカラーモニター と 8MB RAM の Magnum 基本システムで、価格は 12 , 990 ドルであった。これに、 2 台の 3.5inchSCSI デ イスクと 16MB の RAM を追加した。これには 8 , 000 ドルが必要だった。 Fortran コンパイラ ( 1 , 000 ドル ) も 追加したので、合計価格は 21 , 990 ドルになった。 120MB の QIC ー 120 をつけると、さらに 1 , 000 ドルが 必要である。また、すべての Magnum 製品に媒体とド キュメントが付属しているわけではなく、 RISC/os が あらかしめ完全にインストールされた状態で納品される のは 2 ドライプのシステムだけである。 購入 同社は、いくっかの市場を具体的に想定して Magnum を設計した。ターゲットとしては、 RISC シス テムの設計者と X / Motif の開発者が、ネットワーク化 されたオフィスで働く人びとや垂直市場での再販業者 などと同しく重視されている。他社もこれらの市場に攻 勢をかける戦略をとっているが、 MIPS はハードウェア 18 の販売に関してほかの多くのメーカーよりも柔軟な態度 で臨んでいる。多種多様な構成の Magnum が入手でき るが、特定の OEM に合わせた、、積木〃的な要素もあ る。業界標準のコンポーネントを使っているので、 VAR などの再販業者がシステム販売における利幅を大きくす ることも容易である。たとえば、 8MB の RAM が 2 , 000 ドルという価格は主要 WS メーカーのなかでもっとも 低いが、 8 つの 1MBX9SIMM モジュールはさまざま なところから 800 ドル未満で購入できる。これによっ て、再販業者は利幅を増やし、エンドユーサーは知識さ えあればメモリを安価に増設できる。 この製品のターゲットとなる市場の性質に加え、販売 部隊が比車知勺小規模なことから、同社はこの製品を直接 のエンドユーサーよりも VAR などの再販経路に積極 的に売り込んでいる。 Magnum のもっとも簡単な購入 方法は、その地域の MIPS の営業所に連絡をとって適 当な再販業者の情報を得ることである。 再販業者の利用と、この市場における同社の積極的な 姿勢から、ある程度の値引きは十分に考えられる。 MIPS の再販業者はかなりの値引きをするし、大量購入の場合 にはエンドユーサー値引きもある。 さらに、この製品の拡張性の高さと業界標準のハード ウェア部品を使っていることから、 MIPS 以外の部品を 使うことによって大規模なシステムが安価に構築でき る。工ンドユーサーであろうと再販業者であろうと、 Magnum のメモリとディスクは容易に追加できる。 インストール インストールは、これ以上望めないほど簡単である。 2 台のディスクをつけて購入すれは、完全な RISC/os があらかしめシステムにインストールされてくる。 ドウェアのインストールは、 PC のインストールと似た ようなものである。マウス、キーポード、モニターのケ ープルをシステムに接続するだけで運用が開始できる。 Ethernet と任意の拡張ポックスを接続すれば、どのシス テムでも外付けのハードウェアのインストールが完了 する。 SIMM モジュールを使用したメモリの増設にはキ ャピネット・ケースをはすす必要があるが、これもドラ イバーが 1 本あればよく、数分で完了する。 UNIX MAGAZINE 1991.2
e $ & 0 ce 0 0 ・ 19inch のカラーモニターは 1 人で扱うには少々重い が、ほかのモニターとシステム・ユニット自体は 1 人で も容易に扱える。 インストールで唯一変わっているのは、マウス / キーポ ードの組合せである。マウスは本体ではなくキーポード に接続される。キーポード / マウス・ケープルは、筐体の 裏側でマウスとキーポードのコネクタのついた 2 本のケ ープルに分かれている。 サポートとドキュメント MIPS システムは同社によって直接サポートされ、ま た特定のユニットの再販業者によっても同様にサポート される。大部分の営業所には技術スタッフがおり、技術 サポートのための無科電話も用意している。システムに はまったく問題はなかったが、 MIPS 製品に関する従来 の経験からいってこれらの技術スタッフが豊富な知識を 有しているのは間違いない。電話サポートに関する唯一 の不満はつねに折り返しの電話によっておこなわれる点 で、数時間待っこともあった。 MIPS は、印刷されたドキュメントの完全なセットを 用意している。 RISC/os は BSD と System V の両方 をサポートしているので、マニュアルの量も必然的に他 社のものより増える。大部分が 21 . 6 x 28cm のノートプ ック形式で、箱入りである。標準の UNIX マニュアル と、解説マニュアルが供給されている。同社独自のもの のほか、各コンノヾイラ製品についてのマニュアルも用紀 されている。なかでも、各 MIPS システムのハードウェ ア・マニュアルはインターフェイスをとるときに便利で ある。 MIPS のマニュアルは、どのシステムで作業するとき でも最初に参照できるようになっている。主流となって いる 2 つの UNIX に関するデータが含まれているため である。疑問や問題のもとになったシステムがどのメー カーのものであるかにかかわらす、これらのマニュアル を参照すれば必要な情報を得られることが多い。 システム管理についてのドキュメントは、とりわけ優 れている。ソフトウェアのインストールとアップグレー ドに関するマニュアルも使いやすい。オンラインで利用 可能で、通常の UNIX フォーマットになっている。解説 UNIX MAGAZINE 1991.2 マニュアルの内容はオンラインでは得られないが、これ は MIPS に限ったことではない。 操作性と使いやすさ キーポードをまったく問題なく使用することができた。 いささか異なる配列だが、別の拡張 PC-AT スタイルの Magnum に付属のキーポードはわれわれの好みとは 間題点の 1 つである。 ではあるが、 Magnum におけるごくわすかな操作上の のセッションが失われてしまう。これは、ささいなこと トできるようになると画面がクリアされてしまい、最初 あると否とにかかわらす、 X11 がディスプレイをベイン なことに、この最初のテキスト・セッションが進行中で 初のプロンプトでログインする時間も十分にある。残念 クス・ログイン・プロンプトが表示される。ただし、最 その直後に画面がクリアされ、 X11 べースのグラフィッ プロセスが終ると、ログイン・プロンプトが表示される。 画面はキャラクタ・ディスプレイになっている。プート Magnum をプート ( 2 ~ 3 分しかかからない ) する際、 ている。 理は Sun などの UNIX ワークステーションによく似 をすることもない。システムは安定して稼動し、その管 MIPS への移行もたやすく、この OS はユーサーの邪魔 した製品である。ほかのノヾージョンの UNIX から 下に隠れた OS としての RISC/os は、成熟して安定 を感しることはなかった。 パフォーマンスに苛々させられるが、この点でも苛立ち のシステムでは新しいウインドウを開くときには最悪の ステムはすべてのリクエストに素早く芯する。大部分 ているように思える。 X ウインドウはきびきひ動き、シ UN IX ワークステーションの主要な製品の 1 っとなっ ウェアは最小限のものしかないが、 Motif は今日の ころ、この GUI 上で稼動するアプリケーション・ソフト GUI としての Motif は自然で、使いやすい。現在のと どく不快な思いをすることはない。 ての慣習に適合している。 Magnum の操作に関して、ひ ものなので、われわれが慣れ親しんでいるほとんどすべ 統合された UNIX OS に X11/Motif を組み合わせた Magnum は高速なシステムである。このシステムは 19
e $ & 0 ce 0 ce 製品概要 MIPS Magnum MIPS Computer System 旧 c. 928 Arques Ave. SunnyvaIe, CA 94086 USA (TEL 十 1-40 & 720-1700 ) CPU : 25MHz R3000 米国内価格 : 8 , 990 ドル 基本構成 . 8MB RAM 、 17inch モノクロモ オプション : メモリ、カラーモニター、 HDD 、 FDD 、シリアルポート : ほとんど不満はなく、よい面が多 コメント 数ある。これまでに見てきた多数のワー クステーンヨンのなか、群を抜いて最高 である。 REPORT CARD MIPS Magnum 貧粗普良優 弱雑通好秀 性性さ能ス価 ン す マ や オ トメ と ンキ ス イドサ拡操 0 性コ総 張 作 秀」である。キーポードのカスタマイズも可能で、ウィ ンドウ・パッケージはわれわれがこれまでに見たなかで でに見てきた多くのワークステーションのなかで、 もっとも応答性がよい。 Magnum はあきらかに断然最高である。ただし、 3D グ 性能はこの記事を通して示したように「優秀」であり、 ラフィックスあるいは複数のオプション・カードを必要 いくっかの分野ではこれまで見たなかで抜群の性能を示 とする特定の用途では、ほかのワークステーションのほ し、ほかのいくっかの分野でも最高の部類の 1 つに数え うが優れている場合もある。 X11 と Ethernet 環境にお られる。価格設定も比申如勺低く、コスト・パフォーマン ける汎用の 2D アプリケーションの広範な分野で、 スでも「優秀」である。 Magnum は、これまでに測定し Magnum はあきらかに UNIX べースのコンピューテ たどのシステムと比較しても ( 大差で ) 最高のコスト・パ イングに新しい標準を打ち立てたといえよう。 フォーマンスである。 「 The MIPS Magnum Workstation 」 MIPS Magnum に対する不満はほとんどない。そし UNIX REVIEW 1990 年 9 月号より て、多くの肯定的なコメントがある。われわれがこれま テスト・リポート from UNIX REVIEW SiIicon Graphics 4D / 340 VGX by Devid WiIson Silicon Graphics lnc. の 4D / 340 は、さまざまな点 を毎秒 100 万回以上描くだけの描画速度がある。 で珍しいシステムである。このシステムは 4 つの SGI には、マルチプロセッサ・システムのファミリー 33MHZR3000 をエンジンとしており、現時点では SGI が 2 つある。 4D / 200 シリーズは 25MHz の R3000 を、 システムのなかでも最高のグラフィックス性能をもって 4D / 300 シリーズは 33MHz の R3000 をベースにして いる。これは、高価ではあるがたいへん強力な計算サー いる。型番の中央の桁は、そのシステムのプロセッサ数 バーとディスプレイ・プロセッサの組合せである。グラ を表す。 4D / 200 シリーズには、 1 ~ 8 プロセッサまでの フィックス・サプシステムは、 1 つのユーサータスクに システムがある ( 4D / 210 から 4D / 280 まで ) 。 4D / 300 4 つのプロセッサを協調させられれは、線分などの図形 シリーズは 2 プロセッサを備えたポードをベースにして 24 UNIX MAGAZINE 1991.2
e $ & 第 0 ce 0 00 図 6 コスト・ノヾフォーマンス 図 5 Khornerstone'l±能 32 , 000 4 29 , 626 0 -0 0- 0 0- 0 6 ワ」 puooas 」 ad sau ( こご au 」 oqy 2 . 18 15 , 285 L74 14 , 064 13 , 233 1 . 68 12 , 899 1 . 52 ⅱ , 169 10 , 572 L31 1 . 30 8 , 000 1 0 . 7 イ 4 , 000 SPARC AViiON Mobius HP DECstation Mips Mips PWS-425 9000 / 345 stationl 引 00 Magnum RS2030 Mips DECstation SPARC AViiON Mobius HP Mips 9000 / 345 RS2030 引 00 PWS-425 Magnum stationl それはそれで安心できるのだが、相対値が異なっていて 総合評価 も得るべき情報はある。 コスト・ / ヾフォーマンス MIPS Magnum のレポートカードは、きわめて肯定 的なものである。そして、その大部分の動作はこれまで に使うことに喜びを覚えたワークステーションと同程度 われわれのコスト・パフォーマンスの尺度は、システ によいものと信しる。インストールは「優秀」である。 ムの価格を Khornerstone 値で割ったものである ( 図 6 ソフトウェアはインストール済みであり、ハードウェア : 参具 ) 。 のインストールも簡単である。ドキュメントの評価は「良 「性能」の項でも述べたように、 Magnum は競合する 好」である。便利で正確ではあるが、とくにすば抜けて ワークステーションのおおむね 1 . 5 ~ 3 倍の値を示すこ いるというはどではなく、ほかの大部分のメーカーによ とがあきらかになった。したがって、価格がほかのワー って供給されているものとも大差はない。 クステーションとほば同等ならば、 Magnum のコスト・ サポートは、総して「良好」である。毎月の保守料金 パフォーマンス値が優れていても驚くほどのことではな はわれわれが望ましいと思うよりもいくらか高いし、 90 日間という保証期間は短すぎる。 この欄での評価を始めた当初、同し方法でコスト・パ このシステムの拡張性に関する評価は「優秀」であ フォーマンスを求めた場合、 Khornerstone あたり 4 ド る。システムにはカード・スロットが 1 っ ( カラー・グラ ルであれは優秀であると考えたものである。 2 年半後の フィックスポードまたは ISAPC カード用 ) しかないが、 現在、これは 5 倍以上にも向上している。これははっき システムのマサーポード上で RAM を 128MB まで増 りとした継続性のある改善であり、エンドユーサーに直 設できるうえ、各種のインターフェイスがあり、複数の 接的な利益をもたらすものである。 外部周辺機器の簡単で魅力的なパッケージがある。 Magnum は Khornerstone あたり 1 ドルを切った 操作性の評価は「良好」である。システムはよく稼動 最初のシステムであり、 0.74 ドルという数字は、なかな し、安定している。管理は、ほかの大半の UNIX システ か ( たぶん 2 ~ 3 カ月は ) 破れない値であろう。はかのシ ムによく似ている。ドキュメントと同様に新しい地平を ステムとのこれはど大きな差は、 Magnum に多くの潜 開拓しているというほどではないが、素晴らしい実装と 在的な用途があることを物語っている。このコスト・パ いえよう。 フォーマンス面での大きな優位によって、移植作業のコ 使いやすさの領域での評価は、優れた X11/Motif'€ ストが減殺されるからである。 ッケージがシステム上で稼動していることもあって「優 0 23 UNIX MAGAZINE 1991.2
ew $ & 第 0 ce Ⅳ 0 c ・ 図 2 シーケンシャル読取りテスト ( 単位 : KB/s) 図 3 ランダム読取りテスト ( 単位 :KB/s) プロックサイズ ( 単位 : Byte) MIPS Magnum 25MHz R3000 MIPS R2030 16.67MHz R2000 D ECstat ion3100 16.67MHz R2000 SPARCstation1 20MHz SPARC DG AViiON 20MHz 88000 Mobius P Ⅵー S -425 25MHz 80486 HP 9000 / 345 50 M H z 68030 512 923 371 296 599 304 425 683 1 , 024 922 367 293 585 304 492 721 2.048 914 364 293 599 303 488 649 8 , 192 906 364 284 575 307 490 686 プロックサイズ ( 単位 : Byte) MIPS Magnum 25MHz R3000 MIPS R2030 16.67MHz R2000 DECstation3100 16.67MHz R2000 SPARCstation1 20MHz SPARC DG AViiON 20M Hz 88000 Mobius P Ⅵ′ S -425 25MHz 80486 HP 9000 / 345 50MHz 68030 512 445 265 272 13 24 190 33 1 , 024 706 25 43 290 212 60 319 2 , 048 853 48 72 308 233 56 337 8 , 192 930 146 149 443 275 156 395 CPU / FPU 性能などの領域を含む 10 の独立したべン チマーク・テストの加重平均によって求められる。 SPECmark 値 1 は、 DECVAX 780 で同しテストを実 行したときに得られる値である。これらのべンチマーク はそのハードウェア・メーカーによってシステムに移植 され、各メーカーによる測定にもとづいて SPEC グル ープから公表されたものである。ただし、 Mobius と HP については非公式な結果しか得られなかった。 複数のテストの加重平均という点で、 SPECmark 値 は図 1 に示したほかのテストによって得られたものと同 様の相対性能を示している。 Magnum の値は、ほかの 大部分のシステムのおよそ 2 倍である。 HP 9000 / 345 との比率はもっと大きい。 9000 / 345 の浮動小数点性能 はその CPU 性能に比べると低いので、 Linpack 性能と SPECmark 性能は下がることになる。 図 2 は、 8MB のファイルから 2MB のデータをシー ケンシャルに読み取るときのディスク転幻度である。 このテストでは、プロックサイズを 512 バイトから 8 , 192 バイトまで変化させた。 Magnum は、われわれがこ れまでに測定したシステムのなかで最高の性能を示し ( 高価な SMD ドライプまたは IPI ー 2 ドライプを用いて いるものを除く ) 、このテストでも優位に立った。 Magnum の性能はわれわれが測定したすべてのワーク ステーションのなかで最高の値であり、ほとんどあらゆ るシステムを凌いでいる。 この性能値の大半は、 MIPS システムのハードウェア 設計によって達成されている。今回のテストでは、ディ スク・キャッシュが起こり得ないように各回ごとにバッ フアをフラッシュし、各テストの実行のヾ鮮度〃を保つ。 UNIX MAGAZINE 1991.2 各テストを 10 回すつおこなって平均値を求めたが、そ の値は均一に局く、各回ごとに一貫している。 Magnum の性能は、比車難寸象のシステムの 1 . 5 ~ 3 倍であった。 図 3 は、 8MB のファイルから 2MB のデータをラン ダムに読み取ったときのディスク転送速度である ( 単 位 :KB/s)0 プロックサイズは、 512 バイトから 8 , 192 バイトまで変化させた。このテストでも、 Magnum はほ かのシステムの 1 . 5 ~ 30 倍の性能を示している。この傑 出した性能には、いくつもの理由がある。 Magnum は 3.5inch の高速なディスクを使ってい るが、現在入手できるいくっかの 5.25 インチ HDD ほ どの生のランダム・アクセス性能はない。しかし、生の 性能で足りないぶんを Magnum はバッフアで補って いる。かなり大きなデータのプロックを物理ディスクか ら読み取り、システムから要求されたプロックを返す前 にメモリのなかにバッファリングするのである。 MIPS システムには 24MB の RAM があってディスクのデー タファイルをメモリにマップしているので、われわれの テストの 8M B のデータファイルは完全に RAM 上に 置かれたのである。このべンチマークではファイルから 2MB のデータしか読み取らないので、あらかしめメモ リに読み込まれたデータに、、ヒットする〃確率はかなり このように、 Magnum ではメモリサイズとファイル のメモリマッピングの組合せによって局いランダム読 取り性能を実現している。さらに、 Magnum で使用され ている SCSI ディスクは高速で、 SCSI チャンネルのバ ンド幅も初期の SCSI の実装に比べて大幅に改善され ている。 64MB のデータファイルを使用してランダム読 21
マジカル・ミステリー・ツアーいたしましょ⑥ C 旧 C の名所旧跡巡りの巻 ・竹岡尚三 隠された真実たち 何年かぶりに母校の学園祭へ行ってきました。僕は、、マ イコン小僧〃ですから、所属していたサークルはもちろん コンピュータ・クラブです ( いぢめないで ) 。そこで、いろ んな人から「 UNIX Magazine 読んでるよ」といわれてお もわす照れてしまいました。で、「何が面白かった ? 」と訊 くと、決まって「フェラーリとサンダーバード」という答 が返ってきます。予想どおり : ー ) ではあるのですが、もう ちょっと頑張らなけれはいけないようですね。 さて、この連載はしつは、、工ッセイ〃なのですが、その 事実に気づいている人はまったくいないようでした。もっ とも、自分でもちっとも工ッセイを書いている気がしませ んから当然でしようね : ー ) 。 編集長からは、何をどういうふうにどんな文体で書いて もいいと言われて始めたのですが、最初のうちはやはり慣 れていないせいか思うように調子が出ませんでした。それ でも、僕の好きなへんな日本語をところどころに入れて、 軽くするように努力していたのです ( しようもない努力す るなって ? ) 。 ところで、文章がなんとなく格調高いと感しませんか ? しつは編集担当者 A さんは、この連載をちゃんとした読み 物にしたほうがいいとおっしやるのです。で、へんな日本 語は編集時に直されてしまうのです。僕も面倒くさがりな ものですから、直されたものはそのまま受け入れてしまい ます。というわけで、へんな日本語はほとんどなくなり、い やがうえにも格調は高まっていくのです ( ほんまかいな ) 。 さて、皆さんもお屠蘇気分が抜けないでしようから、今 114 回は寝転がって読めるような軽い話をしましよう。 CISC はなせ遅いのか ? 僕は『アスキー』誌を創刊号からす ~ っと買い続けてい るのが自慢の 1 つですが、『スーパーアスキー』は買ったこ とがありません ( もちろん UNIX Magazine は買ったこ とがあります : ー ) ) 。そのスーパーアスキーで「 RISC はな ぜ速いのか」というような特集が組まれたそうで、それは 人が借してくれたので読みました。なかなかいいことがい ろいろと書いてありましたが、重要なことが抜け落ちてい ました。 それは、、、たんに CISC が遅すぎたクということです。 CISC 屋がもうちょっと真面目に努力していれば、あんな に遅くはなかったでしよう。現に、いまでは 68040 で 15Mips 程度の機械は普通になり始めていますし ( しかし、 いまや RISC は 25Mips が当り前 ) 、 VAX もどんどん速 くなっています。もっとも速いところでは、 33MHz の 68040 で 26Mips という機械も発表されているようです。 でも、 RISC の速いものは 60Mips 程度のところにいって いますから、なかなかハイエンドでは追いついていません。 まあ、このように本気で取り組めはそれなりに速くでき るのですが、競争相手がいなければ漫然とするのも道理、 適当な最適イヒで妥協していたのでしよう。 しかし、 RISC が出るまでまったく努力していなかった かといえは、そんなこともないと思われます。だいたい、 RISC がそんなにいいものならもっと早い時期に出ていて もいいはすです。 RISC の概念自体はかなり古く、 1970 年 代から存在していました。また、何種類かの RISC は実際 に作られて販売もされていました。 Pyramid は BSD と SystemV を早い時期から融合し UNIX MAGAZINE 1991.2
e s & 0 ee 0 00 ムの 8M B の RAM は IMB x 9 の SIMM モジュール 形式である。 SIMM のソケットは 32 あるので、 1MBx 9 のモジュールを使う場合の最大メモリ容量は 32MB となる。 4MBX9 のモジュールの利用も可能で、その場 合にはシステムの論理回路カード上で 128MB までの RAM が装着できる。 いくつかの周辺装置を筐体に入れることができる。 Magnum には FD コントローラがあり、 1.44MB の 3.5 inch IBM 互換 FD のためのスペースがある。また、 の FD の代わりに 150MB の SCSI CMT を内蔵する ことも可能である。システムの前面には、着脱可能な媒 体を使う装置のためのハーフハイト・スロットが 1 つあ るだけである。もちろん、 FD を内蔵して SCSICMT を 外付けにしてもなんら間題はない。 FD や CMT の代わ りに CD-ROM ドライプを基本システムの構成に含め ることもできる。 UNIX MAGAZINE 1991.2 方の機能が盛り込まれている。いすれの UNIX とも互 付属している。 RISC/os には、 SystemV と BSD の両 基本システムには、 RISC/os(MIPS 版の UNIX) が 40.6X40.6X50. lcm のパッケージに収められる。 128MB の RAM 、そして、ハードウェアの残りをすべて 6.2GB のディスク、 2.3GB のテープ・バックアッフ。、 置が追加できる。また、拡張モジュールを使用すれは、 25inch HDD を使えは、 6.2GB までのディスク記憶装 販売されている。 MIPS が販売している 1 . IGB の 5. GB ドライプは、フルハイトの着脱可能ドライプとして のドライプを 1 台内蔵できる。 Exabyte の 8mm 2.3 たは着脱可能ドライプを 1 台 5.25inch ハーフハイト ト固定ドライプを 2 台、 5.25inch フルハイトの固定ま である。これらの拡張モジュールは、それぞれフルハイ ば、基本ュニットの限界を超える周辺機器の拡張も可能 1 つまたは 2 つの拡張キャピネットを本体の隣に置け きる。 キャピネットに 400MB のディスク記憶装置が内蔵で は 200MB の SCSI ドライプを供給しているので、基本 い。もっとも、ローカルディスク付きで購入する場合に 40M B のローカル・べージングディスクを内蔵するとよ ディスクレスとして購入することもできる。この場合は、 ディスクドライプが内蔵できる点である。 Magnum は、 こで重要なのは、 2 台の 3.5inch のハーフハイト・ 換性が得られるようにするために、 include ファイルと ライプラリのセットが複数提供されている。ファイルシ ステムはバークレイの FFS をベースとしたものだが、 OS 自体は SystemV 色が強い。過去 2 年間、 MIPS の ードウェアを使っているが、大部分のプログラムはた ノ、 いして手間をかけずに MIPS のマシンに移植できた。リ ンク時に正しい include ファイルとライプラリを見つ けること以外にさしたる問題はなかった。 システム上で則された傑出した性能は、その最適化 コンパイラによるところが大きい。ハードウェア・アー キテクチャ上の問題により、すべてのシステムで効率的 なプログラムを手でコーディングするのは難しい。 MIPS コンパイラは絶え間のない改良作業により、信頼 できることを証明し、大部分のプログラムで本当に目を 見張るばかりの性能を実現している。さらに、コンパイ ラによっておこなわれる最適化はきわめて普遍性が高 い。他社のいくつかの製品のようにコンパイラが特殊な べンチマーク・コードを認識し、それに対する不公正な 最適化をおこなうようなことはなかった。 C コンバイラは、基本 OS に含まれている。 Fortran, Pascal 、 COBOL 、その他のさまざまな言語がオプショ ンとして入手できる。同社のコンパイラ群は、基礎とな るコンバイラとオプティマイサの部分が共通である。し たがって、コンパイラの改良はすべての言語関連製品に 影響をおよはす。また、すべての言語の性能がきわめて 咼いことをも意味する。上記の言語に加え、強力なデバ ッグッールとプロファイリング・ツールのセットが用意 されている。 プロファイラとコンパイラを繰り返し使えば、プログ ラム・コードの性能を向上させることができる。 MIPS の RISC アーキテクチャの性能は、キャッシュメモリ・ システムに依るところが大きい。プロファイラを使って 結果をコンパイラの段階にフィードバックし、リンク段 階でコードの配置とキャッシュ衝突の軽減について適切 な選択がおこなわれるようにする。 1 つのプログラムに 対してコンパイル / リンク / プロファイルのプロセスを 何回か繰り返せば、最初に生成されたオプジェクト・コ ードに比べてかなりの性能向 - E が見込める。 OS には、 TCP/IP や NFS などの通常の Ethernet ユーティリティ群が含まれている。現在の OS では、デ 17
3 " ソニーコンビュ ーターフェア 至京都 至天王寺 大阪会場 ・開催日、 / 回年明 28 日・ 29 日肉 ・会場 / 梅田センタービ丿い クリスタルホルー ・開催時間月 0 : 00 ~ ヨ 7 : 00 ・入場無料 号 新御堂筋 阪急相田 阪駅 NWS-3400 シリーズ SAFS-25R RISC マシン搭載の、 コンパクトなポテに高性能を 高信頼 / 大容量の 凝縮した、 NWS ー 3460 ファイルサーバー ・ CPU : R3000 ・コプロセッサー : R3 田 0 CPU : R3000 ・ MIPS 値 : ロ コプロセッサー : 沼 0 ・ FLOPS 値 :2.3MFLOPS Ⅷ PS 値 : 20 ・メインメモ ・ SPECmark 値 : Ⅱ .9 ヨ 6MB/ 最大 80MB ・メインメモリー : 8MB / 最大馬 MB ハードディスク : 640MBX4 ・ハードディスク : 引 5MB 拡張スロット : 3 ・拡張スロットヨ オーディオインターフェース NWS -378 シリーズ 大容量 HDD 、ストリーマー内蔵。 拡張性の NWS ー 3720 C 000 コプロセッサー : 田 0 Ⅶ円値 : ロ 日 - OPS 値 : 2.3MFLOPS SPECmark 値コ 2.9 メインメモリーコ 6MB ′最大に 8MB ハードディスク : 640MB 拡張スロット : 3 NWS -3800 シリーズ 最高速の NEWS0 充実の NWS -3870 CPI 」 : R3000 レ 0 プロセッサー : M58030 コプロセッサー : 田 0 MIPS 値 : 25 FLOPS 値 : 4.3MFLOPS SPECmark 値 : 円 .2 メインメモリー : 64MB / 最大に 8MB ハードディスク : l.25GB 拡張スロット : 3 オーディオインターフェース内蔵 さまざまなニースに応えま魂ソニーの RISC NEWS 1