R3000 - みる会図書館


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1. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

news&notice 0 00 図 2 シーケンシャル読取りテスト ( 単位 : KB/s) 図 3 ランタム読取りテスト ( 単位 : KB/s) プロックサイズ ( 単 fih:Byte) SGI 4D / 340 VGX 33MHz R3000 SGI 4D / 210 VGX 25MHz R3000 SGI 4D / 25T 20MHz R3000 SGI 4D / 85 GTB 16.7MHz R2000 IBM RS6000 / 540 30MHz 旧 M RISC DECstation 5000 25MHz R3000 SPARCstation330 25MHz SPARC 25MHz 80486 Compaq Deskpro 486 / 25 1 , 078 418 443 1 , 862 512 853 906 579 661 1 , 138 418 447 11862 1 , 024 853 898 579 716 1 , 138 1 , 862 2 , 048 853 418 445 833 572 737 1 , 138 2 , 133 8 , 192 867 418 445 883 582 582 プロックサイズ ( 単位 :Byte) SGI 4D / 340 VGX 33MHz R3000 SGI 4D / 210 VGX 25MHz R3000 SGI 4D / 25T 20MHz R3000 SGI 4D / 85 GTB 16.7MHz R2000 IBM RS6000 / 540 30MHz 旧 M RISC DECstation 5000 25MHz R3000 SPARCstation330 25MHz SPARC 25MHz 80486 Compaq Deskpro 486 / 25 512 277 70 30 259 265 51 75 36 1.024 315 123 54 90 298 124 284 66 2 , 048 347 209 101 147 354 206 308 61 8 , 192 455 455 225 300 687 427 449 198 た。これは、 15MHz の ESDI ディスクを備えた 4D / 210 UNIX MAGAZINE 1991.2 を表している。 2D グラフィックスの描画に関するシステムの相対性能 最終的な Ghraphstone 値を得る。この値は、システムの こから 円、線分、塗り潰さない矩形など ) に正規化し、 を求める。これらの数値を 11 の図形タイプ ( 塗り潰した で割り、 122 のテストそれぞれについて毎秒の描画速度 形カ舸回描けたかを数える。この数を時間 ( ほほ 60 秒 ) に個々のグラフィックス図形を 1 分間描き続け、その図 122 の描画プリミテイプのセットである。各テストごと いて測定した。使用したのは Ghraphstone テストで、 性能を示す。 X11 と SGI の GL ライプラリの両方につ 図 4 には、さまざまな SGI システムのグラフィックス 果はごく近い。 このテストで傑出した性能を示しており、この 3 つの結 の値になっている。 IBM 、 Sun および SGI のシステムは しており、 IBM RS / 6000 Model 540 に次いで 2 番目 こでも、 SGI のマシンは SCSI で素晴らしい仕事を ムが実行する論理読出し回数に影響する。 ら 8 , 192 バイトまで変えておこなった。これは、システ で示す。このテストも、プロックサイズを 512 バイトか ンダムに読み出すときのデータ転送速度を KB/s 単位 図 3 には、 8MB のファイルから 2MB のデータをラ きことに、その値は 1 .86MB / s かそれ以上であった。 540 は、このテストで最高の転送速度を達成した。驚くべ ル読出しよりもわすかに低い。 IBM RS / 6000 Model よりもわすかに低く、 DECstation5000 のシーケンシャ ここに示した Ghraphstone 値は、 X11 と GL のあい だで約 10 倍、 GL ライプラリ間で約 3 倍の差がある。 SGI の数字によれば 4D / 340 VGX にはすくなくとも GTX の 2 倍の描画速度があるはすだが、われわれはそ れほど大きな差をみいだせなかった。おもしろいことに 最局速のシステムである 4D / 340VGX の X11 は、もっ とも遅いシステムである 4D / 25T の GL ほど速くない。 GL を用いた場合の Graphstone 値はどれも優秀であ る。ほかのいかなるシステムも、いまだに 47 , 000 以上の 値は出していない。 X11 の値はますます良好というとこ ろである。 Ghraphston によって得た値と、 SGI による性能の値 の相違の理由は興味深い。 SGI はグラフィックス性能を 示すおびただしい数値を公表しており、それらのテスト 条件の詳細もはっきりしている。 VGX の一連の数値は、 GTX の 2 倍以上高速であることを示している。 SGI の グラフィックス性能を SGI の指定した条件で測定して みたところ、正確に同し数値が得られた。しかし、グラ フィックスは複雑であり、多くの環境条件のうちすこし を変えるだけで性能が大きく変化する。たとえば、 10 ピ クセルの線分を引くだけでも、シェイディングやそのは かの描画パラメータにより最良の場合と最悪の場合では 5 倍の差が生してしまうのである。 われわれの結果は、 Ghraphstones を GL ライプラリ 用にし、変更を加えすに VGX システムで実行して得た ものである。適切な変史を加えて VGX のハードウェア を最大限に利用するようにすれば、 VGX のグラフィッ 29

2. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

e $ & 第 0 ce 0 00 図ー Dhrystone 、 Whetstone 、 Linpack 、 SPECmark の値 MIPS Magnum 25MHz R3000 MIPS R2030 16.67MHz R2000 DECstation 3100 16.67MHz R2000 SPARCstation1 20MHz SPARC DG AViiON 20MHz 88000 Mobius P 、 VS -425 25MHz 80486 HP 9000 / 345 50MHz 68030 Dh rystones 43 , 103 / 39 , 002 28 , 735 / 25 , 013 24 , 590 / 22 , 405 21 , 739 / 19 , 724 34 , 013 / 31 , 686 23 , 584 / 23 , 992 19 , 230 / 17 , 794 Whetstones 17 , 452 / 13 , 889 11 , 111 / 8 , 666 11 , 050 / 8 , 525 7 , 813 / 5 , 184 13 , 245 / 6 , 676 5 , 945 / 5 , 747 5 , 174 / 3 , 911 2 MFlops 4.862 / 3.274 2.802 / 1.716 3.373 / 1.357 2.081 / 1.236 2.524 / 1.225 1.209 / 1.131 0.487 / 0.423 SPECmark 17.8 10.0 11.3 8.4 1. VI. 1/V2.0(Dhrystones/s) 2. 単精度 / 倍精度 (KWhets/s) キーポードの感触と配列は主観的なものなので、業界標 3. 単精度 / 倍精度 (NIFIops) 準のキーポードと交換可能になっている点は大きなプラ スである。 性能 Magnum の性能をするのにもっとも適した 2 つ の言葉は、、高速〃と最高速〃である。 Magnum の出荷 と時を同しくして、 MIPS は新しいコンパイラのセット も発売した。これによって、基本ハードウェア性能はほ かの、、すべての〃 25MHZR3000 べース・システムと同 しであったにもかかわらす、 agnum の性能はすこし ではあるが他をリードしたのである。この組合せによっ て、われわれが今日までに見たすべてのワークステーシ ョン中で最高の総合性能がもたらされた。グラフィック スと CPU 性能についていえは、 Magnum はこれまで に見てきたシステムのなかで最高のものの 1 つである。 また、 FPU 、ディスク、ネットワークの性能に関して も、これまでにテストしてきたどのワークステーション と比べてもかなり高速である。 図 1 は、 Magnum とほかのいくつかのシステムに関 する何種類かの標準べンチマークの結果である。ご覧の とおり、 Magnum はすべてのテストであきらかな優位 を示しているが、価格面ではほかのシステムと大差ない。 Dhrystone べンチマークにはいくつものバージョン があるが、図 1 にはそのうちの 2 つを示してある。 Data GeneraI AViiON で使用されている 20MHz の 88000 はこの CPU 性能テストで好成績を収めているが、 Magnum の性能はそれを凌駕している。 MIPS 以外の 20 システム (SPARC 、 80486 、 50MHz の 68030 を使用し ているシステム ) は、 Dhrystone による測定結果では Magnum の約半分の CPU 性能である。おもしろいこ とに、 20MHz の 88000 べースの AViiON の CPU 性 能を 25MHz の場合にあてはめてみると、はは、正確に Magnum の 25MHz R3000 と同しになる。 浮動小数点性能のテスト Whetstones でも同様の結 果となった。 MIPS は、つとにその優れた浮動小数点性 能で知られているが、それはこのテストでもはっきりし ている。 AViiON の単精度 Whetstone 性能は非常によ いが、この唯一の例外を除けは MIPS べースの製品カ吐 位を独占している。倍精度に関しては、 Magnum は MIPS べースではないシステムのほば 2 倍の高速性を 示している。これは、単精度のテストについても、 SPARC 、 80486 、 68030 べースのシステムとの比較でい えば同様である。 この性能面での優位は、もう 1 つの浮動小数点性能の 計測手段である Linpack テストでも動かない。倍精度 のテストにおいて、 Magnum は非 MIPS システムに対 して 2 倍以上 ( 2.5 ~ 8 倍 ) の高速性を示している。しか し、単精度の実行結果では性能比は 1 . 8 ~ 10 倍である。 単精度で 4.9 、倍精度で 3.3 という Linpack 性能は驚 くべき数値である。これは、われわれがこれまでにどの 価格帯のどのシステムから得た結果と比べても最高のも のである。 図 1 の最後の欄には、各システムの SPECmark 値を 示した。 SPEC グループはハードウェア・べンダーのコ ンソーシアムであり、ハードウェア性能測定の標準化を 目指してべンチマークを作成した。 SPECmark は、 UNIX MAGAZINE 1991.2

3. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

e $ & 0 ce 0 ce 製品概要 MIPS Magnum MIPS Computer System 旧 c. 928 Arques Ave. SunnyvaIe, CA 94086 USA (TEL 十 1-40 & 720-1700 ) CPU : 25MHz R3000 米国内価格 : 8 , 990 ドル 基本構成 . 8MB RAM 、 17inch モノクロモ オプション : メモリ、カラーモニター、 HDD 、 FDD 、シリアルポート : ほとんど不満はなく、よい面が多 コメント 数ある。これまでに見てきた多数のワー クステーンヨンのなか、群を抜いて最高 である。 REPORT CARD MIPS Magnum 貧粗普良優 弱雑通好秀 性性さ能ス価 ン す マ や オ トメ と ンキ ス イドサ拡操 0 性コ総 張 作 秀」である。キーポードのカスタマイズも可能で、ウィ ンドウ・パッケージはわれわれがこれまでに見たなかで でに見てきた多くのワークステーションのなかで、 もっとも応答性がよい。 Magnum はあきらかに断然最高である。ただし、 3D グ 性能はこの記事を通して示したように「優秀」であり、 ラフィックスあるいは複数のオプション・カードを必要 いくっかの分野ではこれまで見たなかで抜群の性能を示 とする特定の用途では、ほかのワークステーションのほ し、ほかのいくっかの分野でも最高の部類の 1 つに数え うが優れている場合もある。 X11 と Ethernet 環境にお られる。価格設定も比申如勺低く、コスト・パフォーマン ける汎用の 2D アプリケーションの広範な分野で、 スでも「優秀」である。 Magnum は、これまでに測定し Magnum はあきらかに UNIX べースのコンピューテ たどのシステムと比較しても ( 大差で ) 最高のコスト・パ イングに新しい標準を打ち立てたといえよう。 フォーマンスである。 「 The MIPS Magnum Workstation 」 MIPS Magnum に対する不満はほとんどない。そし UNIX REVIEW 1990 年 9 月号より て、多くの肯定的なコメントがある。われわれがこれま テスト・リポート from UNIX REVIEW SiIicon Graphics 4D / 340 VGX by Devid WiIson Silicon Graphics lnc. の 4D / 340 は、さまざまな点 を毎秒 100 万回以上描くだけの描画速度がある。 で珍しいシステムである。このシステムは 4 つの SGI には、マルチプロセッサ・システムのファミリー 33MHZR3000 をエンジンとしており、現時点では SGI が 2 つある。 4D / 200 シリーズは 25MHz の R3000 を、 システムのなかでも最高のグラフィックス性能をもって 4D / 300 シリーズは 33MHz の R3000 をベースにして いる。これは、高価ではあるがたいへん強力な計算サー いる。型番の中央の桁は、そのシステムのプロセッサ数 バーとディスプレイ・プロセッサの組合せである。グラ を表す。 4D / 200 シリーズには、 1 ~ 8 プロセッサまでの フィックス・サプシステムは、 1 つのユーサータスクに システムがある ( 4D / 210 から 4D / 280 まで ) 。 4D / 300 4 つのプロセッサを協調させられれは、線分などの図形 シリーズは 2 プロセッサを備えたポードをベースにして 24 UNIX MAGAZINE 1991.2

4. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

ew $ & 第 0 ce Ⅳ 0 c ・ 図 2 シーケンシャル読取りテスト ( 単位 : KB/s) 図 3 ランダム読取りテスト ( 単位 :KB/s) プロックサイズ ( 単位 : Byte) MIPS Magnum 25MHz R3000 MIPS R2030 16.67MHz R2000 D ECstat ion3100 16.67MHz R2000 SPARCstation1 20MHz SPARC DG AViiON 20MHz 88000 Mobius P Ⅵー S -425 25MHz 80486 HP 9000 / 345 50 M H z 68030 512 923 371 296 599 304 425 683 1 , 024 922 367 293 585 304 492 721 2.048 914 364 293 599 303 488 649 8 , 192 906 364 284 575 307 490 686 プロックサイズ ( 単位 : Byte) MIPS Magnum 25MHz R3000 MIPS R2030 16.67MHz R2000 DECstation3100 16.67MHz R2000 SPARCstation1 20MHz SPARC DG AViiON 20M Hz 88000 Mobius P Ⅵ′ S -425 25MHz 80486 HP 9000 / 345 50MHz 68030 512 445 265 272 13 24 190 33 1 , 024 706 25 43 290 212 60 319 2 , 048 853 48 72 308 233 56 337 8 , 192 930 146 149 443 275 156 395 CPU / FPU 性能などの領域を含む 10 の独立したべン チマーク・テストの加重平均によって求められる。 SPECmark 値 1 は、 DECVAX 780 で同しテストを実 行したときに得られる値である。これらのべンチマーク はそのハードウェア・メーカーによってシステムに移植 され、各メーカーによる測定にもとづいて SPEC グル ープから公表されたものである。ただし、 Mobius と HP については非公式な結果しか得られなかった。 複数のテストの加重平均という点で、 SPECmark 値 は図 1 に示したほかのテストによって得られたものと同 様の相対性能を示している。 Magnum の値は、ほかの 大部分のシステムのおよそ 2 倍である。 HP 9000 / 345 との比率はもっと大きい。 9000 / 345 の浮動小数点性能 はその CPU 性能に比べると低いので、 Linpack 性能と SPECmark 性能は下がることになる。 図 2 は、 8MB のファイルから 2MB のデータをシー ケンシャルに読み取るときのディスク転幻度である。 このテストでは、プロックサイズを 512 バイトから 8 , 192 バイトまで変化させた。 Magnum は、われわれがこ れまでに測定したシステムのなかで最高の性能を示し ( 高価な SMD ドライプまたは IPI ー 2 ドライプを用いて いるものを除く ) 、このテストでも優位に立った。 Magnum の性能はわれわれが測定したすべてのワーク ステーションのなかで最高の値であり、ほとんどあらゆ るシステムを凌いでいる。 この性能値の大半は、 MIPS システムのハードウェア 設計によって達成されている。今回のテストでは、ディ スク・キャッシュが起こり得ないように各回ごとにバッ フアをフラッシュし、各テストの実行のヾ鮮度〃を保つ。 UNIX MAGAZINE 1991.2 各テストを 10 回すつおこなって平均値を求めたが、そ の値は均一に局く、各回ごとに一貫している。 Magnum の性能は、比車難寸象のシステムの 1 . 5 ~ 3 倍であった。 図 3 は、 8MB のファイルから 2MB のデータをラン ダムに読み取ったときのディスク転送速度である ( 単 位 :KB/s)0 プロックサイズは、 512 バイトから 8 , 192 バイトまで変化させた。このテストでも、 Magnum はほ かのシステムの 1 . 5 ~ 30 倍の性能を示している。この傑 出した性能には、いくつもの理由がある。 Magnum は 3.5inch の高速なディスクを使ってい るが、現在入手できるいくっかの 5.25 インチ HDD ほ どの生のランダム・アクセス性能はない。しかし、生の 性能で足りないぶんを Magnum はバッフアで補って いる。かなり大きなデータのプロックを物理ディスクか ら読み取り、システムから要求されたプロックを返す前 にメモリのなかにバッファリングするのである。 MIPS システムには 24MB の RAM があってディスクのデー タファイルをメモリにマップしているので、われわれの テストの 8M B のデータファイルは完全に RAM 上に 置かれたのである。このべンチマークではファイルから 2MB のデータしか読み取らないので、あらかしめメモ リに読み込まれたデータに、、ヒットする〃確率はかなり このように、 Magnum ではメモリサイズとファイル のメモリマッピングの組合せによって局いランダム読 取り性能を実現している。さらに、 Magnum で使用され ている SCSI ディスクは高速で、 SCSI チャンネルのバ ンド幅も初期の SCSI の実装に比べて大幅に改善され ている。 64MB のデータファイルを使用してランダム読 21

5. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

news&notice 図ー 0 00 Dhrystone 、 Whetstone 、 Linpack 、 SPECmark の値 SGI 4D / 340 VGX 33MHz R3000 SGI 4D / 210 VGX 25MHz R3000 SGI 4D / 25T 20MHz R3000 SGI 4D / 85 GTB 16.7MHz R2000 IBM RS6000 / 540 30MHz IBM RISC DECstation 5000 25MHz R3000 SPARCstation330 25MHz SPARC 25 M Hz 80486 Compaq Deskpr0486/25 Dh rystones 52 , 083 / 45 , 662 37 , 878 / 33 , 378 29 , 411 / 27 , 278 24 , 154 / 21 , 608 76 , 923 / 67 , 843 41 , 095 / 38 , 168 27 , 272 / 24 , 855 25 , 906 / 24 , 366 、Ⅳ hetstones 23 , 256 / 17 , 857 16 , 892 / 13 , 263 12 , 903 / 9 , 615 11 , 062 / 8 , 170 30 , 303 / 33 , 333 16 , 978 / 13 , 298 12 , 484 / 8 , 319 9 , 843 / 7 , 541 2 MFlops 7.272 / 4.532 5.844 / 3.698 2.944 / 1.423 2.641 / 1.337 13.14 / 12.97 5.275 / 2.958 3.135 / 1.788 1.417 / 0.821 SPECmark 19.5 ・ 14.0 ・ 12.2 34.7 18.5 11.8 1. VI. 1/V2.0(Dhrystones/s) 2. 単精度 / 倍精度 (KWhets/s) 3. 単精度 / 倍精度 (MFlops) *SGI 4D / 320 の値ー SGI 4D / 210 の値 Dhrystone 、 Whetstone 、 Linpack 、および SPECmark の性能を示す。 Dhrystone テストは CPU 性能を測定す るためのものであり、比較したシステム間で約 3 倍の開 きがあった。 SGI 4D / 340 の値は、比較したシステムの なかで 2 番目である (IBM RS / 6000 Model 540 がトッ プ ) 。 25MHz の R3000 システム (DECstation 5000 ) と の比較では、 Dhrystone 値はほは、しかるべき値になって いる。また、どの R3000 システムもほかの 2 つのシステ ムより Dhrystone 値が高い。 IBM のシステムは浮動小数点性能を測定する Whet- stones テストでも最速で、次が 4D / 340 VGX 、そのあ とに Dhrystone テストとはは、同し順でほかのシステム かく。 IBM は倍精度の Whetstone テストで 4D / 340 のほほ 2 倍の性能を示した。 Dhrystone の場合よりも差 が大きくなっているのは、システムの浮動小数点ハード ウェアがとび抜けて高速なためである。 Linpack テストは浮動小数点性能を測定するもう 1 つの手段であり、こでも同しパターンになった。 Sun4 / 330 は、 Whetstone テストの場合に比べてわすかに相対 性能が高くなっており、 4D25 システムよりも高速であ る。 もう 1 つ図 1 に示したのは、 SPECmark 値である。 SPEC グループは、 ードウェア性能の測定方法を標準 化する目的でべンチマークのセットを作成したハードウ ェア・べンダーのコンソーシアムである。 SPECmark は 10 個の独立したべンチマーク・テストの加重平均であ り、 CPU 性能と FPU 性能の領域をカバーする。 SPEC- 28 mark は、 DEC VAX 11 / 780 で同しテストのセットを 実行したときに達成される値を 1 としている。これらの べンチマークは、個々のハードウェア・メーカーにより 各システムに移植されており、図 1 に示した値は各メー カーカ則定して SPEC グループに報告したものである。 値が 2 っ欠けているのは、 SPEC グループによって公表 されていないものである。また、 4D / 340 の数値にも脚注 がつけられているが、これは実際には 2 プロセッサの 4D / 320 で実行した値である。 これまでのテストで明らかになっていた順位がここて も再現された。 IBM は 4D / 340 より高速であり、 4D/ 340 はその他のシステムよりよい。 4D / 340 に比較する と、 DECstation 5000 の値は予想外に高い。 Dhrystone 、 Whetstone 、 Linpack の各テストでは、 4 つのプロセッサがあることはテスト結果にまったく影 響していない。われわれは、通常の 1 プロセッサモード でも、マルチ・プロセッサ用にコンパイルしたコードで もテストしてみた。 4 つのプロセッサを使ったときも、 べンチマークの結果にはあまり差がなかった。 SPEC- mark 値は 4D / 320 デュアルプロセッサ・システムによ る実行結果だが、比較するためのシングルプロセッサ・ システムはない。 図 2 に、 8MB のファイルから 2MB のデータをシー ケンシャルに読み出すときのデータ転送速度を KB/s 単位で示す。このテストはプロックサイズを 512 バイト から 8 , 192 バイトまで変えておこなった。 4D / 340 の SCSI ディスクは、 850KB/s というすばらしい値を示し UNIX MAGAZINE 1991.2

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e $ & 0 ce 0 ee 図 4 グラフィックス性能 ( 単位 : Ghraphstones/s) MIPS Magnum 25MHz R3000 X 11 MIPS R2030 16.67MHz R2000 X 11 DECstation3100 16.67MHz X11 SPARCstation1 20MHz SPARC X11/News DG AViiON 20MHz 88000 X11 Mobius P ・ー S -425 25MHz 80486 X11 HP 9000 / 345 50MHz 68030 X11 20 , 542 26 , 935 8 , 772 15 , 492 12 , 836 18 , 225 11 , 971 取りをおこなった場合、ランダムアクセス性能における ディスク・キャッシュの効果は小さくなるが、それでも Magnum はテストしたはかのシステムよりも高い転送 速度を達成している。かなり大きなデータファイルにお ける実際のハードウェアのみのランダム読取りデータ速 度は、 200KB/s から 300KB/s である。 図 4 は、 Magnum のカラー・バージョンにおけるグラ フィックス性能である。 Ghraphstone テストは、 122 種 類の描画要素の集合である。各テストでは個々のグラフ ィックス図形を 1 分間描き、各図形を何回描くことがで きたかを数える。この描画回数を時間 ( 60 秒 ) で割って、 122 のテストのそれぞれについて 1 秒あたりの描画回数 を求める。これらの値は図形の種類 ( 塗り潰された円、 線、塗り潰さない矩形など ) によって 11 に分けられ、正 規化される。これらのそれぞれが、最終的な Ghraph- stone 値に組み込まれる。この値は、 2 次元の描画中心の グラフィックス処理をおこなうときのシステムの相対的 な性能を表している。 Magnum 上の X11 での Ghraphstone 値は、 20 , 542 と好成績を収めている。 SPARCstation()X グラフィ ックス・アクセラレータ付き ) は、 ここに小さなかった 2 ~ 3 のシステムでこれよりも高い性能を示した。 Magnum はこれまでに測定したもののうち、 X11 グラ フィックスの総合性能の面で Sun 、 Tektronix 、 Silicon Graphics には及ばないものの、トップグループを形成 する少数のシステムの 1 つである。 Magnum とほかの 22 システムとの相違は、 CPU または FPU のテストほど 大きくない。もっとも低い値であった HP9000 / 345 は、 Magnum の 60 % の性能を示している。 図 5 は、 Workstation Labs の Khornerstone べン チマークの結果である。 Khornerstone テストは浮動小 数点、プロセッサ、ディスクに関するタスク ( 全部で 21) と、全部のテストを実行するのにかかった時間とから正 規化された数値を求めるものである。 Khornerstone テ ストは、シングル・ユーサー負荷時のマシン性能を評価 するためのものである。 Magnum は 29 , 636Khornerstones の性能を達成し た。これは、いままでに測定したワークステーション製 品のなかでこれに続くものの約 2 倍の値であり、今回比 較したシステムの 2 ~ 3 倍である。これまでに測定した システムのなかには Khornerstone 値が 30 , 000 を超 えるものもあったが、その価格も 60 , 000 ドルを超える。 このように、 Khornerstone はわれわれが実行したほか のべンチマーク・テストと同様に Magunum が輝かし い性能を示すものであることを実証している。 Khornerstone 値が SPECmark 値とどのように、な せ異なっているのかを調べてみるのは興味深い。一般に Magnum の Khornerstone 値は SPECmark 値に比 べて局い。これは、ディスク性能によるものである。 Khornerstone テストの CPU と FPU の部分だけを考 えてみると、 Khornerstone と SPECmark との相対的 な比率はきわめて近い。 Magnum のディスク性能が高 いためにディスクの部分の総合成績が向上し、テストの 合計実行時間を大幅に短縮するので、総体として Khor- nerstone 値が SPECmark 値よりも高くなるのである。 同様に、 HP9000 / 345 の SPECmark 値はかなり低いが ( 浮動小数点性能の間題による ) 、ディスク性能がたいへ んよいので、 Khornerstone 値は SPECmark から予測 されるものよりも高い。 これは、 SPECmark と Khornerstone のどちらが正 しく、どちらか麒っているということを意味するのでは ない。 SPECmark は ( 実行時間もコードサイズも ) Khornerstone よりも大きく、時間言れ則の誤差について は信頼性が低くなるが、キャッシュサイズおよび多少の ードウェアの相違による影響は低く抑えられる。 SPECmark と Khornerstones が同し性能を示せは、 UNIX MAGAZINE 1991.2

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e $ & 0 ce ee イスクレスの運用がサポートされている。同社の WS 製 品では、 X11 べースのソフトウェア・パッケージである RISCwindows がサポートされており、 Motif GUI も その一部として供給されている。 MIPS は、サードバーティーから供給されるソフトウ ェアを収録した『 RISCware カタログ』を発行してい る。それらの製品分野のうち、ネットワーク、データベ ース、 CAD/CAM はたいへん強力である。 MIPS 対応 の製品を提供するすべてのメーカーに共通なバイナリ イメージ標準はないが、どのメーカーも MIPS コンパイ ラの技術を使用しているので、 MIPS べースであれば異 なるシステム間での移植作業は簡単なようである。 Magnum の価格設定は、かなり思い切ったものであ る。 8MB の RAM と 17inch モノクロ・ディスプレイの ディスクレス・システムの定価は 8 , 990 ドルである。 16inch のカラーモニターを備えた同様のシステムの定 価は 12 , 990 ドルである。同社は 200MB の SCSI ディ スクを 2 , 000 ドル、 8MB の RAM を 2 , 000 ドルで提 供している。 16inch から 19inch のカラーモニターへの アップグレード料も 2 , 000 ドルである。 今回の詔面に使用したのは、 16inch のカラーモニター と 8MB RAM の Magnum 基本システムで、価格は 12 , 990 ドルであった。これに、 2 台の 3.5inchSCSI デ イスクと 16MB の RAM を追加した。これには 8 , 000 ドルが必要だった。 Fortran コンパイラ ( 1 , 000 ドル ) も 追加したので、合計価格は 21 , 990 ドルになった。 120MB の QIC ー 120 をつけると、さらに 1 , 000 ドルが 必要である。また、すべての Magnum 製品に媒体とド キュメントが付属しているわけではなく、 RISC/os が あらかしめ完全にインストールされた状態で納品される のは 2 ドライプのシステムだけである。 購入 同社は、いくっかの市場を具体的に想定して Magnum を設計した。ターゲットとしては、 RISC シス テムの設計者と X / Motif の開発者が、ネットワーク化 されたオフィスで働く人びとや垂直市場での再販業者 などと同しく重視されている。他社もこれらの市場に攻 勢をかける戦略をとっているが、 MIPS はハードウェア 18 の販売に関してほかの多くのメーカーよりも柔軟な態度 で臨んでいる。多種多様な構成の Magnum が入手でき るが、特定の OEM に合わせた、、積木〃的な要素もあ る。業界標準のコンポーネントを使っているので、 VAR などの再販業者がシステム販売における利幅を大きくす ることも容易である。たとえば、 8MB の RAM が 2 , 000 ドルという価格は主要 WS メーカーのなかでもっとも 低いが、 8 つの 1MBX9SIMM モジュールはさまざま なところから 800 ドル未満で購入できる。これによっ て、再販業者は利幅を増やし、エンドユーサーは知識さ えあればメモリを安価に増設できる。 この製品のターゲットとなる市場の性質に加え、販売 部隊が比車知勺小規模なことから、同社はこの製品を直接 のエンドユーサーよりも VAR などの再販経路に積極 的に売り込んでいる。 Magnum のもっとも簡単な購入 方法は、その地域の MIPS の営業所に連絡をとって適 当な再販業者の情報を得ることである。 再販業者の利用と、この市場における同社の積極的な 姿勢から、ある程度の値引きは十分に考えられる。 MIPS の再販業者はかなりの値引きをするし、大量購入の場合 にはエンドユーサー値引きもある。 さらに、この製品の拡張性の高さと業界標準のハード ウェア部品を使っていることから、 MIPS 以外の部品を 使うことによって大規模なシステムが安価に構築でき る。工ンドユーサーであろうと再販業者であろうと、 Magnum のメモリとディスクは容易に追加できる。 インストール インストールは、これ以上望めないほど簡単である。 2 台のディスクをつけて購入すれは、完全な RISC/os があらかしめシステムにインストールされてくる。 ドウェアのインストールは、 PC のインストールと似た ようなものである。マウス、キーポード、モニターのケ ープルをシステムに接続するだけで運用が開始できる。 Ethernet と任意の拡張ポックスを接続すれば、どのシス テムでも外付けのハードウェアのインストールが完了 する。 SIMM モジュールを使用したメモリの増設にはキ ャピネット・ケースをはすす必要があるが、これもドラ イバーが 1 本あればよく、数分で完了する。 UNIX MAGAZINE 1991.2

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3 " ソニーコンビュ ーターフェア 至京都 至天王寺 大阪会場 ・開催日、 / 回年明 28 日・ 29 日肉 ・会場 / 梅田センタービ丿い クリスタルホルー ・開催時間月 0 : 00 ~ ヨ 7 : 00 ・入場無料 号 新御堂筋 阪急相田 阪駅 NWS-3400 シリーズ SAFS-25R RISC マシン搭載の、 コンパクトなポテに高性能を 高信頼 / 大容量の 凝縮した、 NWS ー 3460 ファイルサーバー ・ CPU : R3000 ・コプロセッサー : R3 田 0 CPU : R3000 ・ MIPS 値 : ロ コプロセッサー : 沼 0 ・ FLOPS 値 :2.3MFLOPS Ⅷ PS 値 : 20 ・メインメモ ・ SPECmark 値 : Ⅱ .9 ヨ 6MB/ 最大 80MB ・メインメモリー : 8MB / 最大馬 MB ハードディスク : 640MBX4 ・ハードディスク : 引 5MB 拡張スロット : 3 ・拡張スロットヨ オーディオインターフェース NWS -378 シリーズ 大容量 HDD 、ストリーマー内蔵。 拡張性の NWS ー 3720 C 000 コプロセッサー : 田 0 Ⅶ円値 : ロ 日 - OPS 値 : 2.3MFLOPS SPECmark 値コ 2.9 メインメモリーコ 6MB ′最大に 8MB ハードディスク : 640MB 拡張スロット : 3 NWS -3800 シリーズ 最高速の NEWS0 充実の NWS -3870 CPI 」 : R3000 レ 0 プロセッサー : M58030 コプロセッサー : 田 0 MIPS 値 : 25 FLOPS 値 : 4.3MFLOPS SPECmark 値 : 円 .2 メインメモリー : 64MB / 最大に 8MB ハードディスク : l.25GB 拡張スロット : 3 オーディオインターフェース内蔵 さまざまなニースに応えま魂ソニーの RISC NEWS 1

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news&notice 0 0 ・ ワークに資源を提供したり共有されるファイルが膨大に なってくると、サーバーの戦略的な構築が必要になりま す。とくに、 ・多数の計算機でファイルを共有すると、サーバーでの ディスクアクセスの回数が多くなる。このため、サー バーにおけるディスク I / O が高速でないと十分な性 能が発揮できない。 ・共有されるファイルが多くなると、バックアッフ。やバ ージョン管理などが必要となってくる。 ーに資源が集中している場合、拠章が発 ・ 1 つのサーノヾ 生した際に速やかに復旧できないと計算機が使えな い時間が長くなる。 ◆ 1/4inch CMT などの点を考慮しなけれは・なりません。このような間題 を解決し、多くの計算機で共有されるサーバーを構築す の構成をとることができます。 る 1 つの手段が NFS 専用サーバーの導入です。 NS3000 の内部は格子状のスロットに区切られてお AUSPEX の NS5000 、 NS3000 は NFS 専用サーバ り、そこにディスクやテーブドライプを挿入します ( 写真 です。最初に発表された NS5000 はかなり大規模なサー 3 ) 。 1 つのディスクの容量は IGB です。ディスクやテ ーを構築する場合には便利ですが、高価 ( 基本構成で ーブドライプの着脱も容易ですから、増設や交換も簡単 米国内価格 115 , 000 ドル程度 ) なので小さな組織にはち です。したがって、最初は基本セットを購入しておき、 ょっと手の出せないものでした。今回発表されていた 容量が足りなくなってきたらディスクドライプを追加購 NS3000 は NS5000 と比べて小さなサーバーで、値段も 入して増設するといったこともできます。 ( 当然 ) 安価になっていますから今後に期待がもてる商品 NS3000 は、 Ethernet 、ファイル、ストレージ、ホス です。 トと機能別に分けた複数のプロセッサから構成されてい ます。また、実装されている NFS には描商化か施されて います。このため、ワークステーションを用いて構築し たものよりもきわめて高速な NFS サーバーとなります ( スペックでは 500 NFS IOPS)0 さらに面白いのは・・・ NS3000 や NS5000 で興味深いのは、サーバー上に実 装されているホストプロセッサで SunOS 4 互換の OS か動いている点です。これはサーバーの NFS サービス とは独立に動いており、 NS3000 のユーティリテイや故 障診断のために使われる計算機です。もちろん、 SunOS と完全互換ですから、操作性は UNIX そのものです。デ ーとして特別の OS を搭載しているわけ イスクサー ではないので、新しい OS について勉強する手間が省け ます。 写真 3 NS3000 の内部 第 NS3000 の基本構成は、 ・ Ethernetx 2 ポート ・ディスク IGB ・ 16MBECCI / O キャッシュ となっています。オプションを含めると最大で、 ・ EthernetX 4 ポート ・ IOGB ディスク (IGB ディスクアレイ x 10 ) ・ 96MBECC I / O キャッシュ ・テーブドライプ x 4 ◆ 8mm ストリーマ ◆ DAT 12 UNIX MAGAZINE 1991.2

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e $ & 0 ce 0 ce 写真 8 UNIX Fair ' 90 Exhibition Hall ⅣⅣ 0 「 k Ha ″•Midium 日 a ″ - [ a 「 ge 133.1 アれ 6 AUSPEX Ⅳ S3000 5 わ 00 ーわ S 133 7 れ 4 P ′ 0 他 0 P 「 0 on P4200 FDDI P4200 133 ヨ / れ 9 AUSPEX 2S5000 133.171.3 33.17 れ 2 133 コ / れ 1 133.17 れ 5 FDDI StJN StJN DN WIDE INTERNET NEWS SS/I NCD X ・′ m ⅲ訓 JUS ◆横河・ディジタルコンピュータ ◆日本ネットワークシステムズ Network Manager 「 LMaT 」や Proteon のネット プリッジ、ゲートウェイ、 PC 用 Ethernet ポードとソ ワーク製品などを展示。同プースでは、ネットワーク接 フトウェアなど Gateway の「 NetWare 」を展小 続実験のもようを Proteon 「 OverView 」でモニタして ◆日立製作所 「 2050 」シリーズなどを中心に、ソフトウェア・エンジ みせた。 ◆横河・ヒューレット・パッカード ニアリング・ワークベンチ「 SEWB2 」などを展示。 サーバーシステムとして「 HPAP01109000 シリーズ ◆ PFU 800 」を、クライアントとして「 HP AP0110 9000 シリ 2 重化 UNIX システム「 A ー 80HR / 100HR 」、 Asta- ーズ 400 」を展示。意志決定者支援ツールや CASE ツー tion 用の DTP ソフトウェア「 Augusta 」などを展示。 ルなど、一連のソフトウェア商品にもとくに力を入れて ◆富士通 いるようだ。 「 S ー 4 / 1 」「 Astation2402J を中心に、 OPEN LOOK リリース 3 、「 ORACLE. 」「アシストカルク」、情報処理 ◆理経 Proteon のネットワーク製品、「 GatorBox 」などを紹介。 実習ソフトウェア「 UniStaff. 」、開発環境「 EOAsheII 」 ( 参考出品 ) などを展示。 ◆リコー 図面や FAX などのイメージデータのデータベース ◆松下コンピュータシステムズ を構築するツール「 IMAZONE 」、ネットワーク・プリ さきごろ発表された 64bit SPARC ワークステーシ ンタ、 FAX アダブタ ( 参考出品 ) 、 33GB ストレージ・ネ ョン「 SoIbourne S3000 」「 Solbourne S4000 」を展示。 ットワーク・ジュークポックス ( 同 ) 、 PostScript の互換 プラズマディスプレイ使用の Solbourne S3000 は PDL 「 RPDL-RS 」 ( 同 ) などを展力、 IMAZONE は、 CRT を使用したシステムに比べてかなりコンパクト、 ネットワーク環境でデータやハードウェア資源の共有 狭い日本のオフィス環境に照準を合わせたようだ。 が可能で、イメージファイル管理、 FAX 通信制御、デー ◆丸紅エレクトロニクス タベース操作、イメージデータ操作の各ライプラリとイ 「 FiREX 9000SYS - ネットワーク・ファイルサー メージデータの加工ツールが含まれる。 tem 」を出展。光ディスクドライプと光ディスク・ジュー クポックスをもち、 NFS をサポートしている。容量は最 FreeSoftware の配布 大 1 , 000GB 。 会場の入口に設けられた jus のカウンターでは、 ' X 、 GN し SNMP などフリーソフトウェアのコピー 「 MELCOM ME シリーズ」と、その上で稼動する をサービスした。両日に持ち込まれたカートリッジ・テ 「 PubIiss 」「 UNIFY 」「 ACCELL 」「 MELPEC 」などの ープは両日で 61 本にのばった。 ソフトウェア製品を展辰 43 UNIX MAGAZINE 1991.2