pushd - みる会図書館


検索対象: UNIX MAGAZINE 1991年2月号
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1. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

IJN Ⅸへの招待 33 ) リを変史したときに表示されるメッセージと同しです ) 。 って新しい順にすべて表示されます ( pushd でディレクト 変史してきたディレクトリの名前が画面の左から右に向か き、 dirs ではディレクトリ変史の軌跡ーーっまり push で す。これに対して、 pushd でディレクトリを変史したと は、カレントディレクトリの絶対パス名を表示するだけで dirs と pwd には、このはかにも相違があります。 pwd -/write/ascii/Rensai % dirs /usr/guest/aya/write/ascii/Rensai % pwd 分を ~ を使って表します。 レクトリの場合は ) ホームディレクトリまでのパス名の部 で表示しますが、 dirs は ( ホームディレクトリ以降のディ ただし、 pwd はカレントディレクトリの名前を絶対パス名 示するには pwd コマンドを使いますが、 dirs も使えます。 ンドを紹介しましよう。通常、カレントディレクトリを表 こで、 pushd や popd に関連の深い dirs というコマ クトリ変更の軌跡が記録されていきます。 リから古い ( 以前にいた ) ディレクトリという順でディレ ディレクトリが表小されます。そして、新しいディレクト と、画面の左から右に向かって新しいディレクトリと前の 新しいティレクトリ前のティレクトリ前の前のティレクトリ . / tmp へ、さらに / tmp から ~ / jus ヘディレクトリを変史す / たとえは、 /write/ascii/Rensai から ~ へ、次に ~ から の順に記憶されます。 は、最近移動してきたディレクトリから古いディレクトリ とき、 pushd を用いて移動してきたすべてのディレクトリ すに次々とディレクトリを変更することができます。この pushd では、 popd を使ってもとのディレクトリに戻ら でも、 ~ はホームディレクトリを表します。 148 /usr /tmp % dirs /usr /tmp % pushd /usr /tmp % pushd /tmp ゝると、下記のように表示されます。 % pushd -/write/ascii/Rensai % pushd /tmp /tmp ~ -/write/ascii/Rensa1 % pushd -/jus &/jus /tmp ~ -/write/ascii/Rensai このように pushd を繰り返して使うと、 -/write/ascii/Rensai できます。前の例では、 えは、移動してきたときと逆の順番でディレクトリが変更 していくと、その軌跡が記録されます。そこで popd を使 前述したように、 pushd では次々とディレクトリを変史 いわけです。 いときも、 dirs が表示する先頭のディレクトリを見れはよ べられます。また、カレントディレクトリの位置を調べた を使えはどのディレクトリが記憶されているかが簡単に調 pushd で次々とティレクトリを移動しているとき、 dirs と、 /tmp と移動してきましたか、この状態で p 。 pd を繰り返し使う pushd と popd の基本的な使い方が分かったところで、 の順でディレクトリが変史されます。 Jus /tmp &/write/ascii/Rensai UNIX MAGAZINE 1991.2

2. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

UN Ⅸへの招待⑩ あれ、この結果はさきほどの説明とはちょっと違います 、、リがその後ろに記憶されます。つまり pushd 十〃とは、 〃番目以降のディレクトリと 0 から 1 番目までのディ ね。 では、本当のところを説明しましよう。いま、 pushd に レクトリをごっそり入れ替える機能をもっているのです。 よって記憶されているディレクトリの数が 0 番目から 10 ちょっと難しいかもしれませんが、この機能は離れた場所 番目まであるとします。ここで pushd 十 5 とすると、 5 にある 2 つのディレクトリのあいだをいったりきたりする 番目から 10 番目までのディレクトリが記憶される先頭の ときにはたいへん便利です。 ディレクトリになり、 0 番目から 4 番目までのディレクト / ます、 pushd を使って目的のディレクトリに移ります。 / % pushd /book/aya/tanoshii/chapl /book/aya/tanoshii/chapl -/write/ascii/Rensai 以降、 /book/aya/tanoshii/chapl と /write/ascii/ 、ゝるだけでよいわけです ( ただし、 popd で戻るとディレクト Rensai をいったりきたりするには、 pushd 十 1 を実行す / リの記憶は消えてしまいます ) 。 % pushd + 1 -/write/ascii/Rensai /book/aya/tanoshii/chapl % pushd /book/aya/tanoshii/chapl -/write/ascii/Rensa1 % pushd -/write/ascii/Rensai /book/aya/tanoshii/chapl pushd は引数なしでも実行できますが、この場合は ディレクトリの位置は変わりません。 先頭 2 つのディレクトリが入れ替わります。したがって、 % dirs 前の例のように引数なしの pushd を繰り返し入力するだ -/jus -/tmp /tmp けで 2 つのディレクトリのあいだを簡単に往復できるので % popd + 2 -/jus /tmp す。 さて、今度は p 叩 d コマンドの使い方をもうすこし詳し くみていきましよう。 popd は、 己憶されているディレクトリは、 pushd と同しように 0 から数えます。この例では、 0 番目が ~ 、 1 番目が ~ / ju 釵 popd [ 十司 2 番目が ~ / tmp ・・・・・・となります。そこで popd 十 2 を実 行すると、 / tmp が記憶から消されます。 という形式で使います。下の例のように引数を指定しない pushd と popd について、いくっか例を挙けながら説明 と、記憶されている 0 番目のディレクトリが記憶から消さ してきましたが、基本的にこの 2 つのコマンドは、、あるデ れ、 1 番目のディレクトリが 0 番目のディレクトリーーカ ィレクトリに移り、あとでもとのディレクトリに戻りたい レントディレクトリになります。これは、いままで説明し とき〃に使います。また、 pushd を使って次々とディレク てきた popd コマンドの使い方です。 トリを変史していくと、それらのディレクトリはすべて記 % dirs 憶されていきます。したがって、わざわざパス名を指定し ~ /tmp なくても pushd 十〃という簡単な入力だけで記憶され % popd /tmp ているディレクトリに移動できるのです。さらに、 2 つの ディレクトリが記憶されている場合には、引数を省略した 一方、引数に十〃を指定すると記憶されている番目の pushd を繰り返し使うことによってそれらのあいだを往 ディレクトリが記憶から消されます。このとき、カレント 復できます。 一三ロ 150 UNIX MAGAZINE 1991.2

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この結果からも分かるように、ホームディレクトリには 名前が、、 . 〃で始まるファイルがたくさんあります。これら のファイルの大半は、コマンド実行時の、、初期設定ファイ ル〃です。 たとえば、 . exrc はⅵや ex コマンドを実行するための 初期設定ファイルで、ⅵや ex を起動するときにはこのフ ァイルに記述されているオプション設定 ( set ) や map 、 ab などのコマンドが実行されます。もちろん、これらのファ イルはユーサーが必要に応して自分で作成します。 これと同様に、ログイン時にもファイルにしてある コマンドが実行されます。このファイルが . cs c と . log ⅲ です 1 。ューザーがログイン名とパスワードを入力すると、 ティレク ふつう、ログイン後はどこかのディレクトリに移ってか らなんらかの作業を開始します。そこで、 こではディレ クトリの変更に関するいくっかの機能を紹介します。 pushd 、 popd 、 dirs ディレクトリを変更するには cd コマンドを使い、引数 に目的のディレクトリを指定します。ディレクトリの変史 には、 cd だけではなく、 pushd や popd コマンドも使えま す。 cd の場合は目指すディレクトリに移動するだけです が、 pushd では変更前の、、もとの〃ディレクトリが記憶さ れます 2 。ですから、いったんディレクトリを変史した後に もとのディレクトリに戻りたいときなどには、 cd よりも pushd を使ったほうが便利です。 pushd は、 pushd ティレクトリ名 という形式で使います。さっそく、使用例を見てみましよう。 UNIX MAGAZINE 1991.2 す。 2 ディレクトリの名前が記憶される場所をやディレクトリ・スタック〃と呼びま 1 初期設定に、 . profile というファイルを使う UNIX もあります。 /usr/guest/aya % pwd -/write/ascii/Rensai % pushd ~ /usr/guest/aya/write/ascii/Rensa1 % pwd UN Ⅸへの招待 3 UNIX はフロンプトの表小に先立って ( そのユーサーのホ ームディレクトリに . cshrc と . login があれは ) . cshrc を、 次いで . log ⅲの内容を実行します。さきほど書いた、、ちょ っとした作業〃とは、 . cshrc と . 1 。 g ⅲが実行されることな のです。 この 2 つのファイルには、自分がログインしたときに設 定しておきたいことを記述します。言い換えれは・、 . cshrc や . 1 。 g ⅲはログイン時の初期設定ファイルということに なります。その記述内容については以降の説明で順次触れ ていくことにして、 こではとりあえす .10q ⅲと . cshrc の存在と、この 2 つがログイン時の初期設定ファイルであ る、ということだけを覚えておいてください。 トリの変更 この例では pushd の引数に ~ を指定していますが、これ は自分のホームディレクトリを糸↓パス名で入力したのと 同し意味になります。つまり、 こでは自分のホームディ レクトリに移動したわけです。 さて、 pushd を実行したとき、画面には 2 つの文字列が 表示されています。これは pushd からのメッセージで、 移動してきたティレクトリもとのディレクトリ を示しています。このように、 pushd はユーサーの移動先 / 移動元のディレクトリ名を表示します。ここでも、ホーム ディレクトリを表すために ~ という文字が使われています。 pushd でディレクトリを変更した後、もとのディレクト リに戻るには popd を使います。このコマンドを引数を付 けすに実行すると、もとのディレクトリに戻れます。前の 例では、カレントディレクトリが /usr/guest/aya 、直前の ディレクトリが /usr/guest/aya/write/ascii/Rensai で こで、 popd を使ってみます。 % popd -/write/ascii/Rensa1 % pwd /usr/guest/aya/write/ascii/Rensai popd を実行すると、戻ってきたディレクトリ (popd 実 行後のカレントディレクトリ ) の名前が表示されます。こ 147

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もうすこし難しい例を紹介しましよう。前の例では、 pushd を使って、、 /write/ascii/Rensai → ~ → /tmp → /jus" という順でディレクトリを変更しました。 このとき、 0 番目 /jus 1 番目 /tmp 2 番目 3 番目 /write/ascii/Rensai と変更してきたことが記應されています。 0 番目のディレ クトリは、現在のカレントディレクトリです。さて、 で popd を繰り返し使えば 1 番目→ 2 番目→ 3 番目の順に ディレクトリが変更できます。 % dirs つまり、 かを数字で指定します ) 。 pushd 十〃 ところが、 ともできるのです ( 〃には、何番目のディレクトリである とすると、番号で指定したディレクトリにいきなり移るこ もうすこし簡単な表現を使いましよう。図 1 を見てくだ かしら。 置かれます。うーん、説明か難しい。皆さんも混乱された トリとなって新たに 0 番目となったディレクトリの後ろに 目までに覚えられていたディレクトリはカレントディレク リに直接移動できるわけです。このとき、 0 番目から 2 番 のように、 0 番目のディレクトリから 3 番目のディレクト -/write/ascii/Rensai -/Jus /tmp % pushd + 3 ~ /j us /tmp ¯/write/ascii/Rensai 図ー 0 番Ⅱ 1 番Ⅱ 3 番Ⅱ 0 番Ⅱ 1 番Ⅱ 2 番Ⅱ 3 番Ⅱ ↓ UN Ⅸへの招待⑩ pushd + 3 を実行すると . さい。現在、 a 、 b 、 c 、 d というディレクトリが 0 番目から 3 番目まで順に覚えられているとします。 つまり、 pushd 十〃を実行すると〃番目に覚えられてい たディレクトリが先頭 ( 0 番目。カレントディレクトリ ) に なり、それ以前のディレクトリは 1 っすっ順番が繰り上が っていきます。 上の例では、 pushd の引数で 3 番目のディレクトリを指 定しました。これは、覚えられていたディレクトリのうち もっとも古いものです。では、もっと新しいディレクトリ、 たとえば 2 番目のディレクトリを指定するとどうなるでし ようか。 次の例では、 2 番目のディレクトリは / tmp です。 % dirs -/write/ascii/Rensai -/jus /tmp % pushd + 2 /tmp -write/ascii/rensax -/jus % pwd /tmp pushd が表示したメッセージをよく見てください。記憶 されているディレクトリの順は、下の図のようになってい ます。 0 番目 1 番目 2 番目 3 番目 pushd 実行前 ¯/write/ascii/Rensai &/jus /tmp pushd 実行後 /tmp ¯/write/ascii/rensai -/jus UNIX MAGAZINE 1991.2 149

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UN Ⅸへの招待 べてのディレクトリを使いきるまでこの調査を続けます。 もちろん調査の途中で該当するディレクトリを検出すると、 そのディレクトリに移動し、それ以降の調査 ( 残りのディレ クトリの検索 ) はおこないません。 以上が cd 、 pushd と set cdpath の働きです。 ところで、 set cdpath=( の結果は、実行した時点からログアウトまで有効です。っ まり、このコマンドを実行してからログアウトするまでに 実行した cd や pushd では、 cdpath の括弧内のディレク トリがディレクトリ変更のために検索されます。しかし、 いったんログアウトして再度ログインすると cd や pushd は括弧内のディレクトリを検索してくれません。このため、 cd や pushd にかならす括弧内のディレクトリを検索して もらいたいときには、上例の 1 行をホームディレクトリの ちょっと面白いこと set cdpath=( -/write/ascii -/jus &/Tex ) % grep cdpath ~ /. cshrc . cshrc ファイルにしておきます。 152 が説明していたように ) 次のように設定しておくと、特定の ( 1991 年 1 月号の「ワークステーションのおと」で ss さん さて、 cd や pushd にはもうすこし規則があります。 あればそのディレクトリに移動する。 いく。その下に該当するディレクトリがないかを調べ、 コマンドで指定されたディレクトリを先頭から順に見て 3 ) 2 ) で該当するディレクトリがなけれは・、 set cdpath レクトリがあれは・そのディレクトリに移動する。 ディレクトリからの相対パス名と解釈し、該当するディ 2 ) 引数の先頭が / 、 . / 、 .. / のいすれでもなけれはカレント レクトリに移動する。 1) 引数が / 、 . / 、 .. / のいすれかで始まっていれは、そのディ ディレクトリを変更します。 よう。前述したように、 cd や pushd は下記の規則に従って ディレクトリの変更に関するお話をもうすこし続けまし ディレクトリに簡単に移動できます。 % set fa1r=-/jus/fair90 % set waIIII=-/jus/EtcWaII/NoI 1 こで、 set の引数のうち = の前の部分には覚えやすく、 目的とするディレクトリが判別しやすいものならどのよう な名前を指定してもかまいません。 = の後ろには、 cd や pushd で移動する移動先のディレクトリ名を指定します。 ただし、ここで指定する移動先のディレクトリ名は、先頭 が . か / で始まっていなけれはなりません。例外として ~ を 先頭に指定することはできます 4 。 いったんこのコマンドを実行しておけは・、 % cd fair /usr/guest/aya/jus/fair90 で /jus/fair90 に % cd w 訌 111 /usr/guest/aya/jus/EtcWaII/N011 で直接 /jus/EtcWaII/NoII に移動できます。ただし、 れは前述の cd や cdpath におけるディレクトリ検索の規 則がすべて通芯され、それでもなお該当するディレクトリ か験出されない場合に限ります。たとえは・、カレントディ レクトリの下に Wa1111 というディレクトリがあった場合、 % cd w 訌 111 を実行すると、 /jus/EtcWaII/N011/ ではなく、カレン トディレクトリの下の Wa1111 に移動します。 この方法を利用すれは、 cd や pushd の引数でディレク トリ名を指定する際の入力が軽減できます。 % pushd -/jus/EtcWa11/NoII と入力するよりも、 % pushd Wa1111 と入力したほうがはるかに簡単ですよね。 4 正確には例外ではありません。、はホームディレクトリの絶対パス名に置き換 えられ、最終的にディレクトリ名の先頭は / で始まることになるからです。 UNIX MAGAZINE 1991.2

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% cd /usr/bin % cd .. /etc もっと簡単に一 cd と pushd ディレクトリを変更するとき、一般に cd や pushd の引 数には、 トリの名前だけを指定してそのディレクトリに移る機能も 名を指定します。しかし、 cd や pushd には目的のディレク など、絶対パス名やカレントディレクトリからの相対パス UN Ⅸへの招待⑩ ゝパス名を指定せすに目的のディレクトリに移るには、次 のコマンドを実行して目的のディレクトリの親ディレクト リを指定します。 あるとしましよう。 たとえは・、 /write/ascii に次のようなディレクトリが ィレクトリの下の write の下の ascii) です。 この例では、親ディレクトリは &/write/ascii( ホームデ % set cdpath=-/write/ascii あります。 % ls -F -/write/ascii LifewithUNIX/ Newsfromjus/ Rensai/ TanoshiiUNIX-I/ TanoshiiUNIX—II/ いったんさきほどのように設定しておけは、これらのデ ィレクトリ ( Rensai など ) の名前を入力するだけで、どこ からでもそこに移動できます。 % pwd /tmp % pushd Rensa1 -/write/ascii/Rensai /tmp % pwd /usr/guest/aya/write/ascii/Rensa1 ただし、このとき、カレントディレクトリに同名のディ レクトリがあると、 /write/ascii の下にある Rensai で はなく、カレントディレクトリの下にある Rensai に移動 します。この仕組みはどうなっているのでしようか。 cd や popd は、引数に絶対パス名 ( / で始まる名前 ) か . / や .. / で始まるパス名が指定されると、指定されたディレ クトリに移動します。引数が / 、 . / 、 .. / のいすれでもない文 字で始まっていると、カレントディレクトリに指定された ディレクトリがあるかどうかを調べ、存在していればその ディレクトリに移動します。そのディレクトリがカレント ディレクトリにないときは、ユーサーが以前に set cdpath=-/write/ascii というコマンドを実行しているかどうかを調べます 3 。実行 3 正確には、変数 cdpath が設定されているかを調べます。 UNIX MAGAZINE 1991.2 されていれは、 = 以降に指定されたディレクトリ ( この例で は ~ / write / ascii ) の下に指定されたディレクトリがある かどうかを調べ、あれはそこへ移動します。このような仕 組みになっているので、 set cdpath を実行していても、 カレントディレクトリに目的のディレクトリと同名のディ レクトリがあるとそちらが優先されてしまうのです。 さて、頻繁に移動するディレクトリは 1 っとはかぎりま せん。 2 つも 3 つもあり、それぞれが異なったディレクト リの下にあるというケースも考えられます。このような場 合は、 set cdpath を次のように実行しておきます。 % set cdpath=C/write/ascii -/jus -/Tex) 最初の例と違うのは、 = 以降が、、 ( 〃と、アで括られてお り、括弧内で複数のディレクトリ名を指定している点です。 複数のディレクトリを指定するときは、このように本を 括弧で括り、ディレクトリ名を 1 っすっ空白で区切って入 力します。 さて cd や pushd は、引数に / 、 . / 、 .. / で始まっていない ディレクトリ名が指定され、それがカレントディレクトリ の下に存在しなければ、 cdpath の括弧内で最初に指定さ れたディレクトリにそれがないかを調べます。そこにもな けれは、括弧内の 2 番目に指定されたディレクトリを調べ ます。さらに、そこにもなければ 3 番目で指定されたディ 151 レクトリを調べ・・・・・というふうに、括弧内に指定されたす

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UN Ⅸへの招待 33 ) ところで、 set 名前 = ティレクトリ名 のように A— Z あるいは a— z などのアルファベット順に set wa1111=-/jus/EtcWaII/N011 set fair=-/jus/fair90 set cdpath=( ¯/write/ascii -/jus -/Tex ) % grep set . cshrc ファイル名の入力 にしたいときは、次の各行を . cs c に言当しておきます。 すると無効になってしまいます。いっログインしても有効 は、 set cdpath = (... ) などと同様にいったんログアウト こまで、 cd や pushd 、 popd によるディレクトリ変更 の方法を勉強しました。これらのコマンドの引数には、目 的とするディレクトリの名前が直孑欝旨定できますし、また set cdpath や set 名前 = パス名などを使って目的のデ ィレクトリの名前を簡田翻ヒして入力することもできました。 大半の UNIX のコマンドでは引数にファイル名を入力し ますが、 cd や pushd などでディレクトリの名前が簡単に 入力できるのと同しように、 UNIX コマンドの引数の入力 も簡略化できると便利ですね・・ * や ? などを使う UN Ⅸでは、ある文字を使ってファイル名を簡単に入力 できるようになっています。それには、この連載でもすで に何回か登場している、 などの特殊な記号を使います 5 列を表します。たとえは、 % ls *. tex 。このうち、 * は任意の文字 では先頭はなんでも ( 任意の文字列 ) よく、ファイル名の最 UNIX MAGAZINE 1991.2 5 これをファイル名の。メタキャラクタをと呼びます。 ます。しかし、 * を使って . で始まるファイル名を指定する くてもよい、つまり a という 1 文字のファイル名も一致し とした場合、先頭が a となっていれはその後ろには何もな % ls a* も一致します。具体的には、 ことになります。 * は、そこになにもない、つまりヌルに 後に . tex カ咐いたファイル名を ls コマンドでリストする ときは要注意です。たとえば、 % chmod —x . * とします。ただし、 [ z ー a ] というような指定はできません。 % chmod -x . [a-z] * 範囲を示すこともできます。それには、 致しますにの例では c か 1)0 また、括弧内では一を使って などのようにすると括弧内で指定したいすれか 1 文字に % chmod -x . [cl] * [ ] は、特定の 1 文字を指定するときに使います。これは、 はならないので、 . や .. は対象外になります。 と指定すれは、 . の後ろにかならす 2 文字存在していなけれ % chmod —x . ? ? * 上の例の場合は、 も何か 1 文字が存在しなけれはならない〃という意味です。 一方、 ? は任意の 1 文字を表します。これは、、すくなくと ィレクトリからも実行権が取り除かれてしまいます。 ( 自分の所有物であれは ) カレントディレクトリとその親デ ァイル名と一致しますから . や .. も対象になってしまい、 うとしたとします。しかし、当 * 〃は . で始まるすべてのフ として、 . で始まるファイル全部から実行権 (x) を取り除こ アルファベットの場合は、 数字は、 [A-z] 153

8. UNIX MAGAZINE 1991年2月号

IJN Ⅸへの招待 33 このようなファイル名の補完機能を使うと、 * や ? など の文字を使うケースはかなり減るはすです。ただし、この 機能が使えない UNIX もあります。 ログアウト 単行本の構成を考えていたとき、この連載ではログアウ トについてまったく説明していなかったことに気づきまし た。あまりにも単純なことなので、ついうつかりしていた のです・・・・・・。単行本には加筆しましたが、こで簡単に触 れておきます。 UNIX の使用を終るときや席を離れる場合は、ログアウ トします。ログインしたままだと誰かが自分の端末を使っ ていたすらするかもしれない、というのが 1 つの理由です。 しかし、いったんログアウトしてしまうと、再度ログイン してウインドウを立ち上げて・・・・・・などなど、作業環境の準 備をするのにけっこう時間がかかります。 UN Ⅸには端末 をロックする機能が提供されているので、これを利用して もいいでしよう。 ログアウトにはヨ ogout コマンドを使います。 exit コマ ンドでもかまいませんが、これはシェルプログラムを終了 させる際に使うことが多いようです。 logout を入力し、次 に誰かがログインできる状態になったらログアウト完了で snoopy login : % logout す。 ません。 また、このファイルは必要がなけれは作らなくてもかまい は、 .10q ⅲや . cshrc と同様、ユーザー自身が作成します。 のコマンドを使った場合にも実行されます ) 。このファイル する . logout ファイルの実行です (logout 、 exit のいすれ ています。それは、ユーサーのホームディレクトリに存在 ーからは見えないところでちょっとした作業がおこなわれ さて、ログインのときと同様、ログアウトの際もユーサ . logout には、ログアウトしたときに実行したいコマン ドをしておきます。 下の例では、ログアウトの際に画面がクリアされるよう clear コマンドを日当しています。 ご存しのように、 UNIX には login というコマンドが あります。引数にログイン名を指定して login を実行する と、ログアウトせすに次のログインがおこなえます。とこ ろで、 login コマンドを引数なしで実行するとどうなるで % cat . logout clear しようか ? % login login : ご覧のとおり、ログアウトします。ただし、 は . logout の内容は実行されません。 この場合に 今回は、ログインの際に初期設定ができる (. log ⅲと . cshrc) というお話、そして pushd 、 popd 、 set cdpath を 用いたディレクトリ変史の方法、ファイル名入力の簡略化 ( * 、 ? やファイル名の補完機能 ) などについて説明しまし た。次回は、コマンド入力を簡単におこなうカ・法、コマ ンドの実行に関連したいくつかの操作を解説する予定です。 では、 See you next month ! ( さかもと・あや ) ⅵ命 文 VO し .6 # 2 UNiX MAGAZINE 四引年 2 月号 ・発彳テ . 人 . ・土塚 . 本慶ーー自編集 . 人 . ・大、久、イ呆言襄台 lEditor's Network Address: unixmag@ascii. co. jp 発行所・株式会社アスキー〒田 7 ー 24 東京者巷区南青山 6-- Ⅱョスリーエフ南青山ヒ・ル電話 03 ー 3486 ー引Ⅱ ( 通巻 52 号 ) 円引年 2 月一日発行 振替東京 4 ヨ 6 Ⅱ 44 田 7 引 02 禁車云載 0 円引 ASCII Corporation 156 UNIX MAGAZINE 1991.2