e $ & 0 ee 0 ce ・ SystemV と BSD コマンド群、ライプラリ、インクルード・ファイルが 2 系統準備されています。これは、 MIPS の OS(RISC / 0S4.51 ) が SVR3 と BSD を統合したものだから当然 ですね。両方の機能に応したマニュアルも準備されてい ます 0/usr/bin/man(SVR3 の man コマンド ) では、デ フォルトで SVR3 、 BSD 、 POSIX の順に検索され出力 されます。一方、 /usr/ucb/man (BSD の man コマン ド ) では、デフォルトで BSD 、 SVR3 、 POSIX の順に検 索され出力されます。どちらのコマンドでも、一 V オプシ ョンをつけれは SVR3 をさきに、一 B オプションをつけ れば BSD をさきに検索することができます。また、 -S systype オプションによるシステムの指定で変更するこ ◆ユーサーコマンド 分かります。 などで各セクションを調べていくと、次のようなことも % m 田 1 1 intro 次に、 とも可能です。 28 BSD の機能を使い分けるわけです。 要するに、パスの設定や cc のオプションで SVR3 と BSD 、、、 -systype sysv" で SVR3 が選択されます。 ー systype bsd43 ′′で とができます。この場合、、、 マンドに対してもオプションでその動作を変更するこ ド ) の場合は BSD が選択されます。また、どちらのコ 合は SVR3 、 /usr/bsd43/bin/cc (BSD の cc コマン けが可能です 0/bin/cc(SVR3 の cc コマンド ) の場 によって、システムコール、ライプラリ関数の使い分 SVR3 と BSD のどちらの cc コマンドを使用するか ◆システムコール、ライプラリ関数 るようにします。 "/usr/ucb" が "/bin" と "/usr/bin" よりも前にく PATH 、 csh なら path) の設定で、、 /bsd43/bin" と BSD のコマンドを使いたいときは、パス変数 ( sh なら 常のパスでは SVR3 のコマンドが選択されます。 けます。 RISC/os は基本的には SVR3 ですから、通 ューサーコマンドは、パスの設定変更によって使い分 ・ POSIX 準拠 POSIX に準拠しています。 cc コマンドのマニュアル には POSIX に準拠したインクルード・ファイルやライ プラリの使用方法は記されていませんが、 SVR3 や BSD の切替えと同様に /posix/bin/cc コマンドを使っ -systype posix" オプションを たり、 cc コマンドに 指定することによって使用できるようです。ちなみに /posix/bin には C コンパイラ関係のコマンドしか格納 されていません。 ・ RISCwindows X11R3 をベースとした X サーバーである RISCwin- dows 3.21 が搭載されています。デフォルトの設定で は、システムのプート時に xdm が立ち上がるようにな っています。つまり、ユーサーはなんの抵抗もなく X の 環境が使えるわけです。ただし、ユーサーがログインし たときに実行される Xsession というファイルが、通常 の /bin/sh ではなく /bin/csh で書かれています。した がって、ユーサーの . xsession ファイルの設定によって は、うまく動作しないこともありますから注意してくだ さい。具体的な数値による評価は次回に掲載しますが、 xterm などの立ち上がりがきわめて高速な X サーバー だという鮮烈な印象を受けました。メニューからター ナル・エミュレータを立ち上げる項目を選択すると、メ ニューが消えたと思った瞬間にはウインドウの位置を指 定するための枠が画面上に描かれています。ウインドウ の生成 ( もちろんプロセスの生成も ) が、とても速いマシ ンなのかもしれません。 ・ OSF/Motif MIPS 社は OSF に属しており、 GUI として OSF /Motif が搭載されています 0Motif を使ったユーサー インターフェイスは直観的で美しいものなので、快適に 仕事ができます。ただ残念なのは、 X のバージョンが若 干旧かったのと同様に Motif のバージョンも 1 . 0 であ る点です。最近は、 Motif1.1 がかなり出回っています が、 Motif1.1 用のプログラムのなかには、コンパイル、 実行のできないものがあるかもしれません。 ・ NIS NIS が使えるのですが、デフォルトでは設定されてい ません。 SVR3 の慣習に合わせて、 /etc/init. d や /etc / rc ?. d ( 彳あ ) などにあるファイルの整備が必要です。私 UNIX MAGAZINE 1991.8
SC 翡 0 〃 e ⅲ阨 f 日日日日膕ロ膕に日日ににいい日にロ 日日日第踐物機層日日機 E ヨ引引ーロ ヨ望ー 0 望旧場場に機膕に日 / ダヨ - 望国膕日日にに 一場旧優躡にレ・ . お膕日 Sun て OS Ⅳ Motif ' " を使うューザーが増えている。 Open Software Foundation のメンバーはもちろん、 UI メンバーを含む多くのメーカーが採用している OSF/M0tif0 それを日本語化し、機能拡張したのが、アスキーの OpenWare/Motif て、す。 SPARC 上 C'GI-JI ( グラフィカル・ユーザー インタフェース ) としてご利用になる方をはじめ、他のワークステーションて、使われている Motif のアプリケーションを SPARC に移植したい方、日本語アプリケーションを Motif て、つくりたい方などから、大変使いやすいとご好評をいただいています。 ■パッケージ内容 : くソフトウェア〉・ X Window ver. 11 R4 サーバ、 R3 ライプラリ・日本語 Toolkit ライプラリ・日本語 MWM ・日本語 UIL ・日本語入力ライプラリ・日本語入力サーバ ( Wnn ver. 4.0 べース ) くマニュアル〉・インストールガイド・ユーザーズガイド・スタイルガイド ・ Toolkit プログラマーズガイド・ MWM プログラマーズガイド・ UIL プログラマーズガイド・日本語入力ライプラリプログラマーズガイド ・対応機種 : Sun SPARC シリーズおよび OEM 機必要メモリ 8M バイト以上 ( 16M バイト以上を推奨 ) 必要ディスク容量 30M バイト・ SunOS ver. 4.0.3 / 4.1 . 1 ・メディア : CMTI / 4 カートリッジテープ■定価 : 198 , 000 円表示価格には消費税が別途付加されます。 TM ・販売代理店 : 伊藤忠テクノサイエンス株式会社、東芝工ンジニアリング株式会社、日商工レクトロニクス株式会社・アスキーてはソースコードの OEM 向け阪売も行なっています。採用メー カー : 日本電気株式会社、日本・データゼネラル株式会社、株式会社明電含、松ド電器産業株式会社など。・ OpenWare/M0tif 版 WINGZI•IJ は 1991 年 9 月末発売予定てす。 * U 、Ⅸ は AT & T が開発し、ライセンスしています。 *OSF 、 OSF/Motif および M0tif は 0代n S0ftware Foundation の商標てす。 * X Window system はマサチューセッツ工科大学の商標てす。 *SPARC および Sun OS はサンマイクロシステムズ社の商標てす。 * W ー NGZ は米国インフォミックスソフトウェア社の商標てす。 * 0 nware は株式会社アスキーより登録商標出願中て 〒 107 ー 24 東京都港区南青山 5 ー 11 ー 5 住友南青山ピル株式会社アスキーピジネスソフトウェア事業部電話 ( 03 ) 3486 ー 9075 株式会社アスキー 資料請求 85
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news¬ice News 反射、環境 3 ) 色設定は 1 , 677 万色 4 ) 特殊効果は、影、、発光物体、霧 5 ) モデリングは、基本立体 9 種が定義可 6)SunOS4.1 以降、日本語 OpenWin- 能。 Parametric Technology 社の「 CAD dows に対応 Pro/ENGINEER 」をサポート 価格は 180 万円。 ◆おもな仕様 SPARCstation 、 Sun4 動作環境 SunOS 4.1 以降、日本語 OpenWindows レンダリング Constant 、 Gouraud 、 Phong 、 Cook & Torrance 光源の種類 平行、点、スポット、線、面 色設定 RGB 各 256 階調 背景表示 単色、傾斜色、イメージ 特殊効果 発光物体、影、霧 マッヒ。ング バン、透明、反射 * 、環境 * カラー 形状定義 直 / 体、円柱、円筒、球、楕円球、円錐、円錐台、掃引体、回転体 対応 CAD ソフト Pro/ENGINEER (IGES 、 DXF については後日サホート了・定 ) 入力形式 キーポード入力 ( マウス入力は後日サ・、一ト予定 ) *EWS 対応版に追加された機能 日本語版オプジェクト指向 GUI 構築ツール ■ BECHTEL オーバーシーズ・べクテル・インコーポ 2 ) 重加勺画面と内外部データソースとのリン レーテッド (TeI 03 ー 3356 ー 2381 ) は、オプ クによるリアルタイム・データのピジュア ジェクト指向 GUI 構築ツール「 SL ー ル / アニメ化を実現する「データ・ソース管 ■ 4 ヂ ~ ー第 GMS 」の日本語版の販売を開始した。 理機能」 SL-GMS は、次のような各種支援ツー 3 ) 複数のイベント駆動の状態を自重加勺に管 で、各種メニュー環境も日本語化されてい 理する「ハイバーカード形式画面管理機能」 る。対応機種は HP9000 シリーズ 300 、 ルを提供する。 1 ) 動的属性をもったグラフィックス画面を 日本語版ではこれに加え、 SL-DRAW 400 、 700 、 800 。 プログラミングなしに編集・操作できる 工デイタ内から重加勺属性をもったグラフィ 価格は 315 万円。初年度販売目標は 80 「 SL-DRAW 」工デイタ ックス画面上への漢字の入力・表示が可能 本。 SPARC 用日本語 GUI 物をを・に : 、 : の第 : い第第ヂ第一をを警を一 日ョ ETOMEN トーメンエレクトロニクス (TeI 03 ー ジャー mwm が含まれる。 2. OG では X. 3506 ー 3675 ) は、 ASTEC が日本語化した desktop とアプリケーション間の通信を 英国 IXI 社製の UNIX 用 GUI 「日本語 可能にする drug and drop プロトコルが X. desktop2. OG 」の SPARC 対応版の販 サポートされ、アプリケーションと X. 売を開始した。 desktop が対話的に動く環境が実現でき 000 本。 パッケージには X11R4 、かな漢字変換 る。 システム Wnns Motif ウインドウ・マネー 価格は 120 , 000 円。販売目標は、年間 2 , Motif 対応ターミカレ ・エミュレータ 、、 Deskterm プロトコル〃を介して、キャラ クタ・べースのソフトウェアに Motif に準 拠したメニュー、スクロールバー、ダイア MOMEN ログ・ポックス、 Cut&Paste などのウイン るターミナル・エミュレータ「 X. deskterm 」 ドウ機能を追加する。従来のアプリケーシ ョンの出力ルーチンに、 GUI を制御するた の販売を開始した。 めのキャラクタ・シーケンスを出力する機 これは英国 IXI 社が開発したもので、 トーメンエレトロニクス ( Te103 ー 3506 ー 3675 ) は、キャラクタ・べースのアプリケー ションに OSF/Motif の GUI が付加でき 4 UNIX MAGÄZINE 1991.8
OSF/Motif のすべて—O UIL の弱点 Widget に SetValue しようとすると、その Widget ID を プレベルのものだけですから、 C プログラムからある ールから返される Widget ID はそのモジュール中のトッ たとえば、 MrmFetchWidget ( ) によって UID モジュ なることもあるでしよう。 るのですが、プログラミングー E では逆に手かせ、足かせと ピングやソースコードの見やすさといった面では優れてい インターフェイス部分を切り分けられるので、プロトタイ これは、長所でもあり、短所でもあります。ューサー 4 ) C 言語と UIL が混在する。 これもまた、ハードウェアの進歩に依存します。 3 ) Mrm ライプラリをリンクするため、実行形が大きい。 この弱点がさほど気にならなくなるかもしれません。 と今後、超高速ディスクや超大容量メモリなどが出現し、 ころが大きかったのです。このような歴史的経緯からみる CPU パワーなどのハードウェアリソースの進歩によると あります。しかしながら、もともと今日の GUI の発展は 部分の割合が大きくなれば、この問題が露呈する可能性が アプリケーションに占めるユーサー・インターフェイス クセスに時間がかかる。 2 ) 実行時に UID ファイルをロードするため、ディスクア るか否かを決めるでしよう。 間がそれに見合う結果 ( 利点 ) を生むかどうかが、生き残れ 新しい言語で出くわす最初の関門です。これに費やす時 1 ) できて間もないので、マスターするための時間がいる。 えてみましよう。 長所として挙げられます。ここで UIL の弱点について考 ーチェックの優位性、 118N ( 多国語化 ) 対応の容易さなどが やすさ、プロトタイピングの容易さ、コンパイル時のエラ UIL は、種々の特徴をもつ新しい言語です。コードの見 、ゝわざわざ取得しなければなりません。 具体的には、リスト 2 に示したような小手先わざが必要 になります。なにしろ、 C 言語と UIL 間のコミュニケーシ ョン手段は Mrm しかないのですから、複雑なアプリケー ションには心細いことです。 こんなところでしようか。読者の皆さんは、この連載を 読んだり実際に UIL を使ってみて、どのように感しまし たか ? そろそろ世の中にも Motif 対応のアプリケーショ ンが出てきました。いまのところは既存のアプリケーショ ンを Motif Widget を使って書き直したものが多いよう で、 UIL を用いた本格的アプリケーションにはまだお目に かかったことがありません。 私個人の考えでは、ユーサー・インターフェイスのデザ イン段階でのプロトタイピングにインターフェイス・ピル ダーを用いて UIL を作り、最終的なプログラムは全部 C で書く、といった使い方が増えていくように思います。ま たは、ユーザーが個人で簡単なツールを作るのに使う、と いったこともあるでしよう。 おまけ (imake) これまでにも、 lmakefile で MakefiIe を生成する方法 をたびたびお勧めしてきましたが、 xmkmf というコマン ド (/usr/bin/X11/xmkmf) はシェルスクリプトであり、 実際は imake コマンドを -DUseInstalled オプションっ きで起動することにはかなりません。 UseInstalled は、文字どおり lnstall されたライプラリ を使う、というオプションです。ではそれ以外はどんな場 合かといいますと、 X のソースを自分でもっているときで す。たとえば、 / usr / src / X. V11R4 というディレクトリに X のソースがあり、 make されているとすると、そこにあ るライプラリやヘッダーファイルを使って make すると きは、 % imake —DTOPDIR=/usr/src/X. V11R4 —I/usr/src/X. V11R4/config とすればいいのです ( もっと正確には /usr/src/X. VI lR4/config/imake を使う ) 。いちいちこんなに入力す るのは面倒なので、リスト 3 のようなスクリプトがあると 便利でしよう。これにより、 UNIX MAGAZINE 1991.8 % ximake /usr/src/X. V11R4 107 環境では、 X. V11R2 から X. V11R5 まで、いつでも好き ろうと、その環境に合った MakefiIe を生成します。私の と入力すれば、コンパイルしようとするソースがどこにあ
連載 OSF/Motif のすべて ユーサー・インターフェイス言語 LJ に 4 久保山正文 get の集合体である libXm. a と UID を操作する lib - Mrm. a があることはよく知られていますが、しつはもう ひとつ libUil. a というライプラリが提供されています。 それを用いれば、このように実行時に UIL ファイルをコ 今月は、 UIL のちょっと変わった使い方を紹介しましょ ンパイルすることが可能となるのです。もちろん、この方 う。末尾のリスト 1 に示したソースコードを、前回までに 法はコマンドを起動してからおもむろにコンパイルを開始 掲載したプログラムに加えてください。 main. c に入れて し、それから実際の操作に入るわけですから、起動に時間 しまってもいいし、別ファイルにしてもかまいません。そ がかかるのは当り前です。実際には、デバッガのようなも して、 main. c のメインルーチンに次の 5 行を挿入します。 のを作るために用意されているのでしよう。あるいは、イ Create—Uid—FiIe ("C10ck") ; ンターフェイス・ピルダーで、、 make" ボタンをクリックす Create—Uid—FiIe("String") ; るとコンパイルされる、といったふうにも使えるかもしれ Create—Uid-FiIe ("FontSe1ect") ; Create-Uid—Fi1e ("A1amSet't) ; ません。すこし詳しくソースを見てみましよう。 Create—Uid_Fi1e ("Version") ; Create- Uid- File ( ) ルーチンでは、 command-desc と いう構造体にパラメータをセットして Uid ( ) をコールし 挿入場所は、 Mrm 〇 penHierarchy ( ) をコールする前な ます。コマンドを起動してみると分かりますが、 UID ファ らばどこでもけっこうです。 イルと同時にリスティングファイルが生成されます。これ 次に lmakefile の SRCS と OBJS のエントリに新し は、 uil コマンドでも一 v オプションをつければ生成される いファイル名を追加 ( main. c に含めた場合は必要ありま ものです。 せん ) して、 UIL をコンパイルする行 (MSimpleUidTar- MessageCB はワーニングやエラーが出たときに呼は get ( ) ) をすべてコメントアウトし、リンクするライプラリ れるコールバック・ルーチンであり、 Create-Uid-File() に $(UILLIB) を加えます。そして例によって、 ルーチンの則で定義しています。 StatusCB はコンパイラ 内部で一定のステップごとに呼ばれるコールバック・ルー こでは status-update-delay = 300 によ チンですが、 のようにし、 Makefile ができたら make してください。 って 300 回おきに呼ばれるようにしてあります。 もうお分かりでしよう。今回追加したソースによって、 parse-tree-flag はシンポルテープルを得るためのフ UIL ファイルをプログラムのなかからコンパイルするよ ラグですが、同様のことをする UiIDumpSymbolTable ( ) うになります。ですから、できたコマンドを実行するとき という関数が別にあります。 UIL がもっともっと世の中に に UID ファイルがなくても大丈夫。 Create-Uid-FiIe( ) 広まれば、こうしたライプラリが必要になってくるでしょ ルーチンのなかでコールしている Uil() が、指定したファ う。けれども、いまのところは uil コマンド ( コンパイラ ) だ イルをコンパイルしてその場で UID ファイルを生成しま けで十分といえるのではないでしようか。 す。 OSF/Motif で提供されるライプラリには、 MotifWid- UIL 関数 106 UNIX MAGAZINE 1991.8
応援します あなたのネットワーキ、 ニ三 親孝行な X ターミカレ XI 1 R4 を超えて NCDware2.3 NCD の X ウインドウターミナルは、ホスト = 親に依存していません。自分て、出来 ることは自分て、実行する主義て、、あくまて、も親と対等に、独立独歩を目指しています。 新しいサーパソフトウェア ( NCDware2.3 ) に、ローカルクライアント機能が追加されているの もその例て、す。マウスやウインドウの操作は、ターミナル側て、管理てきるのて、そのつどネットワ ークを介し、ホストに頼る必要がありません。どんな秘密がこれを実現したのて、しようか ? 実は、 ホストにあった X ライプラリ、 X ツールキット、 motif 環境、 NFS を NCD 側へ持ってきたのて、す。 加えて、 x ウインドウとは別に、 TELNET て、最大 8 個のウインドウとシリアルラインが並行的に 使えるようになり、サーバ全体のパフォーマンスも向上しました。この結果、ホストの負担、ネッ トワークトラフィッ久ターミナルのスヒ。ード、ユーザーインタフェイスなど、様々な面て、の改善 が、ネットワークに接続てきる NCD をさらに増やしました。こうして、我々が目指す環境に、また 一歩近付いたのてす。 NCD はあなたのお仕事を、コンビュータリソースの制約を離れて、ポップアップメニューや motif ウインドウ操作、多彩なプロトコルサポート、高速な描画、快適な使い心地を通して応 援します。 新パージョンのリリース NCDware2.3 は従来のバージョンともコンパチプルて : 全ての NCD の機種に適用すること がて、きます。また、ダウンロード方式により、一瞬のうちにネットワーク上の全ての NCD ター ナルを、 NCDware2.3 ヘアップグレードすることも可能て、す。ソフトウェアはサイトライセンス 方式を採用していますのて、、 NCD 製品の利用数には依存しません。既に NCD をお使いの方 には、より良い条件て、アップグレードサービスを実施しておりますのて、代理店もしくは当社ま て、お問い合わせ願います。 く製品ラインアップ > モノクロ : NCD15b 、 NCD16 、 NCD16e 、 NCD19 、 NCD19b カラー : NCD14c 、 NCD17c キーポード : PS 標準、カナ、 UN Ⅸスタイル、 VT220 コンバチ カラーとモ / クロで廉価 x ターミナルを新発売 ・ NCD14c 14 インチ、カラー 256 色 : 594 , 000 円 ~ ・ NCD15b 15 インチ、モノクロ普及版 : 289 , 000 円 ~ 株式会社日本 NCD 〒 102 東京都千代田区平河町 1 ー 1 ー 1 TEL : ( 03 ) 5276 ー 2411 FAX : ( 03 ) 3237 ー 9456 ・価格に消費税は含まれておりません。 * 会社名、商品名は各社の商標または登録商標てす。 N C い 資料請求 N 。 80 NICD
UNiX UNIX REVIEW 誌提携 CONTENTS 91 / 8 MAGAZINE 特集 42 スーバーユーザーへの道④ 連載 75 UNIX Communication NOtes ・ HoneyDanBer UUCP ( 1 ) ・齊藤明紀・山口英 岡山聖彦、片山喜章、馬場健一 srekcah @sra. CO. jp Rob KoIstad 久保山正文 ソースファイルの管理 110 Daemons&Dragons UIL ④ 1 OSF/Motif のすべて 119 Little Language PerI 入門 ( 8 ) 1 UN Ⅸ流プログラミング・ ファイルによるカスタマイズ サーバーとクライアント間のコマンド 152 An lntroduction tO X Window System ・ UnderfuII と 0 e 村 u 1 てくてく TEX ・今泉貴史 藤浦はる美 ・・中村 1 UN Ⅸへの招待 坂本 文 UNIX のファイル構造④ 論文 89 UFS におけるパフォーマンスの向上・ ・ま紙デサイン・甲斐みどり・表・守屋ー於 ・ L.W.McVoy & S.R. KIeiman
第 e $ & 0 ee otice 図ー Dhrystone 、 Whetstone および Linpack の結果 Sun SLC 20MHz Sparc DECstation 2100 12.5MHz R2000 Hewlett-Packard DN 2500 20M Hz 68030 486 クローン 25MHz 80486 Dhrystones 19 , 867 / 18 , 599 19 , 230 / 17 , 616 7 , 320 / 7 , 102 25 , 906 / 24 , 6 Whetstones 7 , 042 / 4 , 545 8 , 636 / 6 , 667 1 , 940 / 1 , 520 5 , 580 / 5 , 519 2 MFIops 1.757 / 1.090 2.528 / 1.043 0.182 / 0.158 0.992 / 0.901 3 1. VI. 1/V2.0(Dhrystones/s) 2. 単精度 / 倍精度 (KWhets/s) 3. 単精度 / 倍精度 (MFlops) 操作性と使いやすさ UItrix 、 SunOS 、 ISC UNIX は標準 UNIX の適切な 実装である。いすれも NFS および Ethernet ユーティ リティ、 X11 インターフェイス、その上に載る Motif あ るいは OpenWindows などの GUI が付属している ( ISC の場合はオプション ) 。管理についても同様で、 Sun と DEC は BSD べース、 ISC は SystemV べース である。 は、とくにそうである。ほかの UNIXOS と同様、 Ether- Aegis の知識が必要である。ネットワーク操作において も使えるが、どちらの場合にもうまく操作するためには テムは System V マシンとしても BSD マシンとして DN2500 のソフトウェアと環境には不満がある。シス 大な数にのばる。 イナリ互換システムで利用可能なアプリケーションも膨 ョンがもっとも入手しやすいが、 Ultrix と 80486 のバ についても、大きな違いはない。 SunOS のアプリケーシ これらのシステムで使用できるアプリケーションの数 るのである。 言できる人は、その時点で何を購入するかが決まってい ら 3 つの環境のうちのどれか 1 つがすは抜けていると断 力に限っていえは・おおむね似たようなものである。これ 3 機種のあいだにははっきりとした違いがあるが、能 である。 用 GUI は Sun や ISC のものはど派手ではないが、便利 が 640X480 であるということだけである。 DEC の操作 機能に関して気に入らない点は、ディスプレイの解像度 型的な GUI を提供する Motif パッケージがある。この のほうが好きだが、その差は大きくない。 ISC には、典 我々は、 DEC や ISC のユーサー環境より Sun のもの 18 net ソフトウェアと OS は継目なしに統合されているわ けではないからだ。ファイルシステムもまた、 BSD およ び System V のどちらとも異なっており、 こでも Aegis の知識が必要になる。問題は、 Domain OS カ艘 能的であるか否かではない。 Domain OS は機能的なの である。しかし、非 HP 環境で稼動する新しいアプリケ ーションのことを考えると、現時点での DomainOS の 推奨には逡巡せざるをえない。 性能 我々は、低価格のシステムを選ぶときも性能は決定的 な要因になると考えている。ただしそれは、決定を下す 際に、システムに適合する OS 環境を考慮に入れていな い場合に限られる。 図 1 は、各種の標準べンチマークにもとづく 4 つのシ ステムの性能である。 Dhrystones は、 CPU 性能の尺度 であり、 Sun SLC と DECstation 2100 の値はごく近 く、 80486 はいくらか高速である。 DN2500 で使用され ている 20MHz の 68030 は、 Sun および DEC の製品の 30 % 程度の性能である。 Whetstones は、浮動小数点演算性能の尺度である。 DECstation 2100 が最高速であり、 Sun SLC および 80486 システムがそれに続く。これらのどれもが、 DN2500 の 3 倍以上高速である。 SunSLC は 80486 よ りも単精度のテストでは高速であるが、倍精度では 80486 のはうが高速である。 Linpack もまた、浮動小数点演算性能の尺度である。 単精度のテストでは、 DECstation が明らかに優位に立 ち、 Sun そして 80486 システムの順に続いて DN2500 が最下位である。倍精度では Sun と DEC のマシンはは とんど同しであり、僅差で 80486 が続く。こても UNIX MAGAZINE 1991.8
OSF/Motif のすべて なバージョンの X を使って make できるようになってい ます。 では、今回はこのへんで。来月もまた、この研究室でお 待ちしております。 ( くばやま・まさふみソニ A11 Rights Reserved Copyright (c) 1991 Sony Corporation, T0kyo, Japan. ファイノレ名 : create_uid. c OSF/Motif サンプル・プログラム》 《 C10ck リストー 108 #include く stdio. h> #include く ui1/Ui1. h> #define MAX LEN 255 Ui1—cont inue_type MessageCB(message—user—data, msg—number, msg—severity, msg—text, src—text, ptr—text, loc—text, message_summary) int *message—user—data; / * user message number * / int msg—number ・ int msg—severity ; char *msg—text; char *src_text ・ char *ptr—text; char *loc_text ; / * constant tO identify the error * / / * severity level * / / * text of message * / / * text Of source line on vhich error occured * / / * source column infomation * / / * location line * / unsigned int (*message—summary) CUi1—k—max-status + 1] ; fprintf(stderr, "Message #%d\n'% *message_user_data) ; fprintf(stderr, fprintf(stderr, fprintf(stderr, fpr•intf(stderr, fprintf(stderr, Error constant is: %d\n" , msg_number) ; Severity Leve1 is: %d\n't , msg—severity) ; Message is: %s\n Error on: %s\n", loc-text) ; %s\n" , src-text) ; *message—user_data = *message—user_data 十 1 ; return Ui1_k_continue; Ui1—contxnue-type StatusCB(status—user data, percent.com lete, lines_processed, int current—file, message—summary *status_user_data; unsigned. int percent—complete; unsigred xnt lines—processed ; *current_file; si 空 int (*message-summary) 2i1 max status + 1] ; fprintf(stderr, "Status #%d\n't , *status—user—data) ; fprintf(stderr, fprintf(stderr, fprintf(stderr, *status_user_data Fi1e: %s\n" , current—file) ; Lines: プ \ n " , lines-processed) : Percentage: 糶 \ % " , percent-complete) ; *status_user_data 十 1 ; return Ui1—k—continue; Create-Uid—Fi1e(ui1—name) char ui1—name[MAX—LEN] ; / * 1 file name, leave Off . ⅲ 1 * / Ui1—command—type comand-. desc; Ui1—compi1e—desc—type compile—desc ; Ui1-status—type ile_stat; " list 土 0 & f110 [ MAX I. イ 矼 ui1—fi1e[MAX LEN] char uid—fi1e[MAX_LEN] char *inc1ude—dirsC3] ; int user—mess—data = 1 ; int user—stat_data = 1 ; strcpy(uil-file, uil—name) ; strcat (uil-f ile , 匚 u 土 1 " ) ; strcpy(uid-file, uil—name) ; strcat (uid—file , strcpy(listing—file, uil—name) ; strcat(listing—file, comrnand_desc . source_file = uil_file; cornmand_desc. include_dir_count = 2 ; conmand_desc. listing_file = listing_file; command_desc . resource_file = uid_file; comrnand-. desc. include-dir = (char **)include-dirs; UNIX MAGAZINE 1991.8