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検索対象: UNIX MAGAZINE 1993年9月号
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1. UNIX MAGAZINE 1993年9月号

から、外部記億装置の ベストチョ褓 / 超大容量 GB ツしかもハーア、イ h! XB -8505 ( 8205 ) SA 8mm カートリッジ テープシステム EXB ー 8505 ( 8205 ) SA は従来の 8mm カートリッジ装置に比べ半分の高さになりまし た。また、旧 M 社で確立されだ DRC 圧縮方式を採用し、テープ 1 本で 10GB(5GB)* の大容量を達成。さらに、転送速度も 1 MB/S(500KB/S)* となり、高速データ処 理が可能です大容量のバックアップや、データ交換に最適です 【主な特徴】 【対応機種】 Sun3/Sun4 SPARCstation 容量 IOGB ( 5GB ) * 連続転送速度 IMB / S ( 500KB / S ) * SONY NEWSseries ・ NEC PC-9801 5.25 インチハーフハイト Apple Macintosh ・ NeXT ・ IRIS 80 , 000 時間の M 工 B. F. IBM RS/6000, AS/400, ES / 9221 , 10 ー 17 以下のビット誤り率 9370 , PC-AX/AT, PS/55 無償保証期間 24 ヶ月 HP9000series 300 / 400 / 700 SCSI ー 2 インターフェース対応 HP/Apollo 3000/4000/10000series IMB のバッフア内蔵 DEC VAX その他ご相談に応じます。 ヘリカルスキャン方式 * 圧縮効率 2 倍と仮定した場合。 ( 圧縮効率は元のデータにより変動します。 ) 大化でまた一歩リー Bmm カートリッジ ハンドリングシステム EXB ー田 e は内部に EXB ー 8500C ドライプを一台内蔵させて田巻の 8 mm カートリッジテープを 自動機構で自由にリード / ライトできます従って、平均田 OGB のデータ記録をランダムにアク セスできます 【対応機種】・各種ワークステーション、パソコン ☆さまざまな接続機種・環境に対し、最適なバックアップソリューションをご提供するために 「各種ソフトウェ乃も豊富に用意しています。 を超高速 & 大容量を魅力的な価格で ! 光磁気チェンジャー システム PMOseries はバーチャルファイルシステムにより、本体があたかも大容量のディスクのよう に扱える光磁気チェンジャーシステムですしかも内蔵している光磁気ディスクは超高速 19ms のシークタイムを実現。すばやいデータの処理を可能にしました。 【対応機種】・ Sun3/Sun4 SPARC station ・ AppIe Macintosh ・ NetWare 環境 ※ EXABYTE は、米国工クサバイト社の登録商標です。その他各製品名は、一般に各メーカーの登録商標または商標です。 DATA8mm/PMOseries 正規代理店 ◇株式会社トマス たんすまち 〒 162 東京都新宿区篳笥町 43 番地新神楽坂ビ丿レ 丁 EL. ロ 3 ー 5228 ー 2 ロ 21 代 FAX. ロ 3 ー 5228 ー 2 ロ 35 資料請求 N 。 84 一本で IOGB 0 ト 平均 100GB 最大 93GB IOGB タイプ 1 , 660 , 000 円より 0 ノヾックアップシステムのことなら、 トマスにおまかせください。 株トマスでは、バックアップ関連製品を豊富に取り揃え、様々 なニーズにお応えしています。お気軽にこ・相談ください。

2. UNIX MAGAZINE 1993年9月号

TOSHIBA : ネルキーとエレクトロこクス E & E の東芝 新世代 オマンコンビューラング プラットフォーム SPARC C50 1 ー 高解像度 TFT カラーディスプレイを採用 SPARC の最高位機種新登場 Sun 互換ラッフトップ EWS 最高 60M ー PS の驚異的′、フォーマンスを実現 最先端望 SC アーキテクチャ Super SPARCÆ載 ■ 1152X900 ドット、 13.8 インチの高解像度 TFT カラーディスプレイ採用。•SuperSPARC 搭載 033MHZ/60 Ⅶ PS の高速処理を実現。・メインメモリ標準 32MB 、最大 96MB 増設可能。大容量 IGB ハードディスク内蔵 EUNIX SVR4 べースの日本語 So ris2. 1 V4. lx の両 OS をサポート。 先進の EWS 環境をさらに美しく、使いやすく進化させました 高解像度 TFT カラーディスプレイを採用。望 SC プロセッサ SPARC 搭載。 40MHz / 30MlPS の高速パフォーマンス ラップトップで初の CPU アップグレードが可能。 ■ R 旧 C プロセッサ SPARC 搭載。 40MHz / 30M 旧 S へ高性能化。・最先端 R 旧 C アーキテクチャ SuperSPARC ヘアップグ レードを可能にしました。・メインメモリ標準 32MB 、最大 96MB 増設可能。大容量 517MB ハードディスク内蔵 SPARC C40 ■ UNIX SVR4 べースの日本語 So ris2.1 V4. lx の両 OS をサポート。 ・高解像度ロ .8 インチ TFT カラー液晶ティスプレイ・日本語 So ris2 」、日本語 OpenWindows3.l 搭載 ・ AS 田 00 シリーズ、 AS4000 シリーズ、 UX5000 シリーズ、 Sun ワークステーションとバイナリレベル互換 ラップトップ EWS ・ SunOS / ASV4. x にも対応・ 328mm ( W ) x 398mm(D) x 102mm (H) ・本体重量 8.5kg * UN Ⅸオペレーティングシステムは、 UNIX System Labo 「 ato 「 ies コ nc. が開発し、ライセンスしていま す * SuperSPARC は、 SPARC lnternational,lnc. より Texas ⅲ struments 社が使用許諾を受けている 商標です。 *SPARC は、米国における米国 SPARC lnternational,lnc. の登録商標です。 SPARC 商標 の付いた製品は、 system Laboratories, ⅲ c. が開発し、ライセンスしています * Sun 、 Solaris は、米 国における米国 sun Microsystems 社の商標または登録商標です。 *OpenWindows は、日本サンマ イクロシステムズ社の商標です。 * この紙面に掲載しております全商品および役務等をこ・購入の際、 消費税が付加されますのでご承知おきください。 *SPARC LT の資料請求は、株式会社東芝パソコン・ワークステーション事業部〒 105-01 東京都港区芝浦 1 ート 1 ( 東芝ビルディング ) TEL ( 03 ) 3457 ー 2722 ( ダイヤルイン ) までどうぞ。 商品情報や技術的なお間い合わせは「 SPARC LT 情報サービス」 TEL03 ー 3455 ー 6500 まで。 ( 受付時間 9 : 00 ~ 11 : 45 、 13 : 00 ~ 16 : 00 土・日・祝日を除く ) 資料請求 No. 82 S RCO

3. UNIX MAGAZINE 1993年9月号

—microSPARC べース ミナル ′ワステョンにカプクレ可能 / JCC X ターミナルシリーズ A ト ) A 、 C 0 P u 1 E P. C 0 ト 一高性能 mic 「 oSPAR ( 50 z) 搭載 ー拡張メインメモリ最 6MB IS BUS(32bit)X スロット •Éthe 「 net 、 SC -2 、シリアル x2 ボート、セントロニクス、 オーティオ等 6 つのレ 0 インターフェースをサポート •sola 「 is 1 2 X 対応 ( 日本語バージョン ) オプション mic 「 OSPA 日 C 搭載カラー X ターミナル 柔軟性あふれる先進 X ターミナル microSPARC をベースとした高速カラー X ターミナル Globa PX は、世界て初めてワークステーションへのアップグレードを可能と した画期的な先進設計。オペレーティングシステム、ハードテンスク の装備により、容易に microSPARC の高速性能と Solaris の 〔仕様〕 優れた開発環境が使える UNIX ワークステーションヘアップグレー ・ rmcroSPARC(50MHz) ・ 15 、 17 、 20 インチ・ 1024 x 768 ドット、 1152 x ドてきます。オープンシステムの普及とともに膨張するネットワークや 900 ドット・ 256 色同時表示 ( 1670 万色中 ) ・ 4 ~ 96MB メインメモリ 拡張される業務に合わせ、コンビューティング環境も最適化て、き、 ・ S BUSX3 スロット・ SUN 配列キーポード・オプトメカニカルマウス ・ IOBASE-T ・ RS232CX2 ポート・セントロニクス・ SCS ト 2 ・オーディオ 現在から次世代まて、アドバンテージを保有しつづける新設計 〔標準価格〕 449 ()()O 円より ( 15 インチ・本体・キーポード・マウス含 ) 思想の X ターミナルの登場て、す。 ※ microSPARC は米国 SUN Micro Computer Corp が SPARC lnternationa はり使用許諾を受けている商標てす。※「 is は米国における米国 Sun Microsystems 社の登録商標 ( す。 東京・大阪・マウンテンヴュー ( シリコンバレー ) ・ポストン 本社技術営業部 / 03-3864-5511 本礼 / 〒刪東京都千代田区東神田 2-6-9 TEL. 03-3 - 8 Ⅲ ( 大代 ) 関西営業所 / 06 ー 539-8441 関西営業所 / 〒 550 大阪府大阪市西区北堀江ト 20- 佐野ビル 4F 資料請求 N 。 01 6 日電日機式社

4. UNIX MAGAZINE 1993年9月号

BSD 系の lint コマンドは、 Sun の lint コマンドに はないオプションもあります。それが一 p オプションで す。これは UNIX マシン以外の C 言言、移植する場合 に、間題点を検査するオプションです。このオプション を指定すると、標準的なライプラリとして用いられる、 /usr/lib/lint/llib-lc . 1 Ⅱ の代わりに、 /usr/lib/lint/llib-port . ln ファイルが用いられます。前回紹介しませんでした が /usr/lib/lint ディレクトリにあるファイルで、 . 1 Ⅱで終っているにもかかわらすファイル名の先頭が llib ー 1 とはなっていません。これは、 lint に対して通 常の一 1 オプションを使って指定するものではないから です。ファイルの内容は前回紹介した通常のライプラ リ・ファイルと同様です。 -p オプションを指定した場合には、標準ライ プラリが変わるだけでなく、より厳密な検査がおこなわ れたり、識別子の長さに制限が加えられその状態で検査 がおこなわれるようになります。実際には、内部的な識 別子は 8 文字、外部的な識別子は 6 文字までで、大文字 小文字か統一された状態で検査されます。これはかなり 厳しい制限ですが、真の移植生を目指すのであればこの あたりまで留意しなければならないようです。しかし、 通常はこの検査にかかる前に、入出力の方法などが原因 で移植できなくなる場合が多いので、このオプションは さほど気にしなくてもいいでしよう。移植のターゲット となるようなマシンは、このような厳しい制限のもので はなく UNIX と同程度のものが多いので、オプション を気にしてプログラミングがきゅうくつになるくらい ならこのことは忘れてしまってもかまいません。 System V 系の lint System V 系の lint コマンドは、その出力形式から BSD 系のものとは異なります。 Sun の場合は通常動作 する /usr/bin/lint ではなく、 /usr/5bin/1int を 実行させることで System V 系の lint コマンドの動 きをみることができます。 7 月号で使った -u オプシ ョンをテストするプログラムを、 /usr/bin/lint と /usr/5bin/1int の 2 つで動作させてみましよう ( 実 156 行例 ) 。この出力を見ても分かるように、出力の形式は 異なるものの出力されているメッセージが意味するも のは変わりません。 このほかの違いとして、 BSD 系と System V 系で はオプションの意味が異なるものがあります。 long へ の代入を検査するオプション -a は、 BSD 系では機能 を設定するものでしたが System V 系では機能を無効 にするためのオプションとなります。同様に、 -b 、 -h 、 -x オフションも設定 / 無効の意味が逆になっています。 複数のマシンで正しく lint コマンドを使うには、自分 が使っている I ⅲ t でこれらのオプションがどちらの意 味かをつねに確認する必要があります。 また、 System V 系の lint コマンドでは、 C コン パイラに与える最適化を指定するオプションも受け付 けることができ、一 g やー 0 といったオプションが指定 されてもこれらを無視します。この機能は、 Makefile のなかなどで lint コマンドを起動する場合には便利で しよう。これらのオプションが無視されるので、通常の コンパイル「ド業に設定するものと同じオフションを lint コマンドに対しても使えます。また、 -c オプションも C コンパイラのものと同様の意味をもつようになって おり、ちょうど Sun の lint コマンドの一 i オプション と同じ役割をはたします。 System V 系のマシンだけを使っているぶんには大 丈夫ですが、 Sun を使っているときに System V 系の lint コマンドを使う場合や、 System V 系のマシンと BSD 系のマシンが共存する環境などではほかのプログ ラムとの相性の点で間題になることがあります。その 1 つが error コマンドです。 error コマンドは、 C コ ンパイラや lint などが出力するエラーメッセージを見 て、エラーを含んでいるソースファイルのなかにその工 ラーメッセージを埋め込むプログラムです。通常は、 % lint ファイル名ー e てて or とすれば、 lint コマンドの出力するメッセージがフ ァイルのなかにコメントとして埋め込まれます 5 。と ころでこのプログラムは、 /usr/ucb の下に格納され ています。つまりこれは BSD 系のプログラムです。 /usr/5bin/1int の出力のはうが好きだからという理 5 通常のエラーメッセージとは異なり、 lint の出力するメッセージは 標準出力に出力されます。 UNIX MAGAZINE 1993.9

5. UNIX MAGAZINE 1993年9月号

のコメントが指定されているとファイル中に書かれた 関数が使われていなくてもメッセージを出力しません。 だからといって、これらの関数について検査をおこなわ なくなるのではなく、プログラム中で実際に使われてい る関数のみが引数や戻り値の検査対象となります。 以前デバッガの解説をしたときに、デバッガからし か呼び出されない関数について説明したことがありま した ( 1992 年 11 月号 ) 。ここで定義する関数は、プロ グラムの一部なのですが、プログラム中から呼び出され ることはありません。このような関数を含むファイルを lint コマンドにかけると、やはり関数が使われていな いというメッセージが出力されてしまいます。そこで、 このようなプログラム中では使われない関数を 1 つの ファイルにまとめて定義し、そのファイルの先頭に / * LINTLIBRARY * / コメントを入れておくこともできま す。すると、この関数か呼び出すはかの関数について引 数の検査はおこなわれますが、関数カ呼び出されなくて もメッセージを出力しなくなります。コメントが示すラ イプラリという意味からはすこし外れますが、これもこ のコメントの正しい使い方の 1 つです。 / * VARARGSn * / 最後に残った / * VARARGSn * / というコメントは、 コメントの直後に定義されている関数について最初のれ 個の引数のみ検査をおこなうことを指定します。たとえ ば、 printf のような関数では、最初に文字へのポインタ 型の値がくることを除けはその後ろには何がくるか ( 何 もこないこともありうる ) は検査できません。このよう なときには、 / * VARARGSI * / とすると、 1 つ目の引数 は ( 文字へのポインタであることを ) 検査するが、それ 以降の引数については検査しないことを指定できます。 れの部分には、上の printf 関数の場合のように数字 を指定します。数字で指定した個数の引数には、通常の lint コマンドがおこなう検査が適用されます。したがっ て、ここで指定した数の引数がない場合にはメッセージ が出力されることになります。逆に、この数を超えてよ り多くの引数を指定した場合は、それらの引数の指定を 検査しないために lint コマンドはなんのメッセージも 出力しません。れを指定しなかった場合は、 0 が指定 されたものとみなされ検査すべき引数は 1 つもないも のとして処理がおこなわれます。また、 / * VARARGSO 154 * / と指定すると、マシンによってはすべての引数を検 査してしまうことがあるので注意してください。 / * NOSTRICT * / 、、このコメントは、次の式に対する厳密な型検査をお こなわないように指示するものです " と、 BSD 系の マニュアルには書いてありますが、同じマニュアルの BUGS の項目を読むとこのコメントは実現されていな いとも書いてあります。一方 SystemV 系のマニュアル には、このコメントに関する記述すらありません。どう やらこのコメントは実用ではないようです ( どうもお騒 がせしました ) 。 こで / * PRINTFLIKEn * / と お騒がせついでに / * SCANFLIKEn * / という 2 つのコメントも紹介して おきましよう。これらのコメントは、その名が示すよ うにそれぞれ printf や scanf などの関数のために準備 されているものです。さきはどの VARARGS と同様 に、指定した個数の引数については通常どおりの検査 をおこないます。さらに、指定した個数の最後の引数 を printf や scanf の最初の引数としてそれ以降の引数 を指定するフォーマットだと判断し、そのフォーマッ トに書かれている要求に従って引数の型と数を検査し ます。このように説明するととても便利そうなのです が、実際にはまだ実現されていないようです。しかし、 Sun の /usr/lib/lint/llib-lc ファイルを見ると、 printf や scanf などのためにこれらのコメントが使わ れているので、そう遠くないうちに使えるようになる 日がくるかもしれません。 BSD 系の lint この連載では、おもに Sun の lint コマンドについ て説明してきました。これは基本的には BSD 系の lint コマンドです。したがって、これまで紹介してきたもの ははとんどが、 BSD 系の lint コマンドに当てはまりま す。しかし、 BSD 系のⅱⅡ t コマンドと異なるオプショ ンもいくつかあります。たとえば、 —host={arch} —target={arch} などは、 Sun 特有のオプションです ( 1993 年 7 月号 ) 。 また、意外にも、 BSD 系の lint コマンドでは一 i オ UNIX MAGAZINE 1993.9

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つまり MS-DOS と同じです。したがって、このままで は一勺な UNIX ファイルのバックアップには使えませ ん。 CD - R はディスクのバックアップにも最商で、利用 するときには茁妾マウントできる便利で大容量なメディア になります。しかし IS09660 を使うかぎり、 UNIX で は十分な能力を発揮できないことになります。 この不岡を解決するガ去のひとつが、 RockRidge フォ ーマットと呼ばれるものです。 Young Minds が中心に なって規格案を作ったのですが、すでに SunOS 4.1.2 以 降や NeXTstep 2. x 以降に実装されています。 ISO 9660 と完全上 . イ立互換になっていて、 RockRidge フォーマット で作られた CD-ROM は、 ISO 9660 がサポートされて いるであればどこでも読むことができます。 UNIX の オリジナル・ファイル名は ISO 9660 に適合するように 変換さその変換テープルが、 ISO 9660 でユーザーに 開放されているエリアに書き込まれます。このため、下位 互換性も石呆されることになります。 RockRidge フォーマットをサポートしている環境で は、 UNIX のファイル名やパーミッション、リンクなど がはとんど使えます。これは、とりあえす現実の不便さを 鮹肖するのにたいへん強力で有効な手段といえます。日本 サン・ユーサ・グループで作製される 1993 年版の CD- ROM も、 RockRidge フォーマットで作られる予定です。 これには Sun 用の実行形式が入っていて、 CD-ROM か らディスクへコピーしなくてもすぐ使えるようになってい るので、 ISO 9660 だけでは寒現できません。 このほかに ISO 9660 のポリューム情報の定義を見直 し、 POSIX のファイルシステムをサポートするように拡 張しようとする試みがあります。これは現在 ECMA で規 格案か験討されていますが、考え方や実現ガ去に無理がな くスッキリとしています。しかし、ポリューム構造の情報 リスト 4 Sun で CD の TOC を読み出す方法 / * tOC . C CD—ROM TOC data display program for Sun SPARC On1y の持ち方か変更されているので、 ISO 9660 との下位互換 性はありません。今後のべ充は ECMA 方式だとは思いま すが、 PC ューサーはこオゞなくてもとくに困らないはず なので、すぐに普及するかどうかという点にはすこし不安 があります。 UNIX では便利になっても、 PC と CD-ROM ディス クの互換性がなくなるのはなにかと不利なことです。 しばらくは RockRidge フォーマットを使い、 CD-ROM の間題点を多くの人びとし侖しながら動向を見守るしか ないようです。 おわりに 今回は、 Kodak の Photo CD を紹介しました。実に マルチメディア製品を作るために画像データを作成してみ ると、その面倒さに音を上げそうになります。 Photo CD では、このうちの画像言りがとても安価にしかも高品質 でおこなえます。また、いままでの連載で説明してきたこ とを含めて、 CD や CD-ROM について簡単にまとめて みました。詳しい直や説明については以前の連載 ( 1992 年 12 月号、 1993 年 1 / 2 / 4 / 5 / 8 月号 ) をご覧になって ください。 ( やすだ・なおよし日外アソシェーツ ) [ 赭文献 ] [ 1 ] 「新たな「コダックフォト CD 」システムの方式・製品・ サーピス」、日本コダック社広報宣伝室参考資料、 1992 年 8 月 [ 2 ] 日本オーディオ協 ~ 、「ディジタルオーディオ事典」、オー ム社、 1989 年 [ 3 ] テレピジョン学 ~ 、「ディジタルオーディオー基礎から DAT まで一一ムコロナ社、 1989 年 device: usage . format : /dev/rsrO tOC trk# 1 2 Tot al mm : s s : ff 02 : 03.35 01 : 43.37 time 32 : 47.17 106 (mm:ss:ff) ( 02 : 03 : 35 ) ( 03 : 48.72 ) (SubTota1) ( 32 : 47.17 ) UNIX MAGAZINE 1993.9

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村 0 システム 【ソフトウェア開発支援システム】ブログラム の論理表現を規格化することで、自己流を排 除したプログラムの論理設計・製造を支援す る CASE ツール。◎プログラム構造がま里解し やすい HCP チャートを採用。◎作成した HCP+ ャートの部品化・再利用が容易。◎形 式的な記述誤りを防止する HCP 記法に従っ た支援。◎コーディングの効率化を図る プログラムコードの一部自動生成。 府をⅦ S を・ア 【日本文校正支援システム】高度な日本語 解析によってさまざまな日本語文書の校正を パックアップします。◎較正イ乍業の大幅な省 力化を実《 ) 一定て高品質な校正精度を誇 ります。 INDEXER 【キーワード自動抽出システム】多薯頁の評 価ルールを使って、文章の内容を特徴づける キーワードを抽出するシステムです。〇カナ 振り分かち書き出力、索引生成も可肯し : ※詳細につきましては、 KBMS 担当にお問い合わせ願います。 ・日程 . 9 / 16 、 17 ( 2 日間コース ) 、 9 / 21 、 22 ( 2 日間コース ) ・場所 . NTT ソフトウェア株本社 ( 横浜 ) : く KBMS ー 3 セミナー開催〉 ・ MS ー DOS は米国における米国 Microsoft 社の登録商標です。 ・ SPARC は米国における米国 SPARC ⅲ ternation 引コ nc. の登録商標です。 ・ Sun は米国における米国 Sun Microsystems,lnc. の登録商標です。 ・ UNIX は米国 UNIX System Labo 「 ato ⅱ es コ nc. が開発し、ライセンスしているオペレーティングシステムです。 ・ KBMS は日本電信電話株式会社の登録商標です。 ※各システムは、日本電信電話株式会社が考案したシステムで、 NTT ソフトウェア株式会社が製品化して販売しています 理想のソフトウェア開発環境のシステムナビケータ。 資料請求 N 。 89 BMS -3 / 発 【エキスパートシステム構築支援ツール】 多彩な機能と知識表現で、エキスパートシス テムの構築が効率的に行えるソフトウェアパ ッケージ。 C 言語ライプラリての機能提供に より情報タ里システムに組み込んだ形でのェ キスパートシステムの開発か容易てす。ネ ットワーク化を考慮した開発 / 実行環境を提 供。◎異なるハードウェア間の知識の移植か 簡単。◎充実したユーサインタフェース作成 機能を提供。◎コンパイル / リンクなしてまロ識 べースの更新ができ、プロトタイビングか容 易。◎豊富な知識表現て幅広い分野に対応。 理遠度の高速化を実◎橾作性のよい知識 工デイタを提供。◎分散タ里やデータベース の利用を支援するオプション機能を充実。 ・稼働機種 / UN Ⅸ版・ Sun/SPARC シリー ズ、 MS-DOS 版 . NEC PC ー 9800 シリーズ ( CPU80286 以上 ) 伝えたい、エキスパ - トの叡知。 ◎エキスパートシステムのコンパクト化と処 NTT SOFT ⑨ NTT ソフトウェア株式会社 〒 231 横浜市中区山下町 223 ー 1 K B M S 担当 : TEL. 045 ー 212 ー 7610 FAX. 045 ー 212 ー 7581 H D システム担当 : TEL. 045 ー 212 ー 7516 FAX. 045 ー 212 ー 7524 INDEXER/REVISE 担当 : TEL. 045 ー 212 ー 7554 FAX. 045 ー 212 ー 7664

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いるはすです ) 、脈の後ろに空白を入れないで自分のド メイン名を書きます。 # Examp1e : # DmCS . Podunk . EDU # Cm cs cs . Podunk . EDU # known hosts in this domain are # gethostbyname ( ) call Dmmon—proj ・ kani ・ co ・ JP # maJ0r relay mailer ー typical choice is # if you are 0 Ⅱ the # Defense Data Network (). g. Arpanet or Mi1net) DMether ←こを変更 # maJOr relay host : use the $M mailer tO send # mai1 tO other domains obtained from ←こを追加 DR boss CR boss こを変更 こを変更 これで、 monkey@mon-proj . kani ・ co ・ jp 宛のメーノレ する場合には、 cm の後ろにェイリアスを書いておきます。 ローカルメールでドメイン名をある程度省略できるように は、ローカルメールと判断されるようになります。また、 Dmmon-proj ・ kani ・ co ・ JP Cm mon—proj mon—proj . kani ←こを追加 脈のときとは逆に、 cm の後ろにはスペースを入れな ければいけません。また、複数のェイリアスを登録したい 場合もスペースで区切ります。このように書いておくと、 monkey@mon—proj も monkey@mon—proj . kan i 旭のメ ールもローカルメールと判断します。 次に、リレーホストの名前と接続ガ去を指定します。リ レーホストとの接続には、メーラー (mailer) と呼ばれる ものを用います。相手との接続形態によって使われるメー ラーは異なり、 10Ca1 ether tcp 同一マシン内でのメール 滷甘妾 Ethernet で接続されたマシンへのメール ゲートウェイを介したマシンへのメール。 Sun の sendmail. main. cf を使う場合は ddn と指定 電話回釜由で UUCP 接続されたマシンへの メール などがあります。つまり、「東京に行くんやったら新幹線 でええけど、ニューヨークへは飛行機」というふうに、目 的地へ到達するための条件によって適切なアクセス手段に 変えているのです。 monkey-net の場合、メールホスト の banana は boss と直接 Ethernet でつながっている ため、メーラーには ether を指定します。 成疋ファイルでは、リレーホストの名前は DR と CR 、メ ーラーは DM て指定します。そこで、これらか記述されて いる部分を捜し、次のように変更します。 30 成疋ファイルに書くのはリレーホストの、、ホスト名 " で すから、 /etc/hosts に boss を登録するのを忘れてはい けません。 成疋ファイルに関してはこれで完了です。あとは、 ・前節て紹介した設定ファイルのテスト ・作成した設定ファイルのインストール (/etc/sendmail. cf) ・スフール・ディレクトリなどの石忍 ・ /usr/lib/sendmail の ( 再 ) 起動 をきちんとおこなえは、めでたくメールカ鯛通するでしょ 上交的単純な構成のネットワークを前提に説明しました が、複数のメールホストに対して選択的にメールを送る必 要があるときは、竹業はもっと複雑になります。マニュア ルを片手にこれらの叩き台とにらめっこしてもいいのです が、 sendmail . cf を生成するツールとして、フリー・ソフ トウェアの mailconf か利用できます。これは、ドメイ ンやリレーホストなどに関する情報を与・えると、自重加勺に sendmail . cf を生成します。自力で複雑な設定を施さな けれはならない場合、 ( 入手できればの話ですか ) このよ うなツールを利用すると、竹業がかなり楽になります。 sendmail . cf ファイルについてもっと詳しく知りたい 方は、 Sun のマニュアル「システムとネットワークの管 理」などを参考にしてください。 メールホスト以外の設定 「こっちは、さっきやったな。せやけど、また sarumata さんに怒られんように確認しとこ」 メールホスト以外のマシンに関しては、設定はごく簡 単です。 Sun の場合は、 /usr/lib/sendmail . subsid- iary. cf を用います。 「これはさっきやったで」 UNIX MAGAZINE 1993.9

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プションを指定できません ( もちろん、ともに用いる ー。オプションも使えません ) 。このため、ソースファ イル中の誤りを検出するのに複数のソースファイルを 別々に lint コマンドにかけてから、ソースファイル間 の誤りの確認のためにまとめて lint コマンドにかけな おすという竹喋が ( 中間ファイルを使っては ) おこなえ ません。中間ファイルを使わなければ、ます個別に lint コマンドにかけるときに -u オプションを指定し、次に すべてのソースファイルをまとめて一 u オプションを付 けすに処理する方法が考えられます。しかしこの方法で は、それぞれのファイルに関する検査が二重におこなわ れるので、なんとなくコンピュータ資源をむだ遣いして いるような気がします。 さいわいにもⅱ 11t コマンドの多くは、シェル・スク リプトとして実現されています。このシェル・スクリプ トはとても簡単なものなので、自分のディレクトリにコ ピーして自分用の lint コマンドを作ることができるで しよう。前回も説明しましたが、 lint コマンドは、 lintl と Iint2 というプログラムに対して適当な引数を設定し ながら処理します。じつはこの lintl プログラムからの 出力が、一 i オプションを与えたときに得られるものな のです。この出力から得られたファイルは、あとではか のファイルとともに Iint2 プログラムにかけられ、ファ イル間での誤りがないかどうかか検査されます。これさ え分かってしまえは、 lintl や lint2 の細かなオプショ ンの意味が分からなくてもこのシェル・スクリプトを編 集することができます。皆さんぜひ一度挑戦してみてく ださい。シェル・スクリプトを書く練習にもなると思い ます。この連載でも以前説明したことのある、 ・オプションの解析方法 ・中間ファイルの作り方 ・ファイルの後始末 などの技法も使われています。せつかく作るのならば、 前回説明した lint コマンドに一 L オプションを加える方 法も検討してみてはいかがでしようか。 BSD 系の lint コマンドで Sun とのもう 1 つの違 いは、一 q オプションです。これは、 sun どうしで移植 性のあるものに関してはメッセージを出力しないよう にするものでした。このオプションも Sun に特有で、 BSD 系の lint コマンドにはありません。 UNIX MAGAZINE 1993.9 SUWHP ワークステーション用 拡モリー -Window ターミナル PI 0 シリーズ限定 50 台 [ 8MB メモリー、マウス、キーボード、 10Base5 ・ 2 ・ T 対応 ] アカテミックキャンペーン実施中 “応援しま魂研究室 ! ! ” •SPARC classic ・ LX 8 、 32MB •SPARC station 10 16 、 64MB •SPARC station 2 ・ 1 ・ 1 十ヨ PC 16MB •SPARC station 33 ・ 70 ・ 390 32MB •SPARC se 「 ver 60 256MB ・ 3 / 60 ・ 3 / 80 ・ SPA 日 C atio •SPARC station L EPARC statio L ■ DN5500 ■ DN3010A ・ 0 ・ APOLLO ■ 4 / 110 16MB ■ 3 / 260 ・ 280 ・ 470 ・ 4 / ・ 4 / 470 ・ 4 / 490 32 、 1 C B 4 、 8MB 32 3 / 000 00 4 、 8M 日 E H P) ■ HP9000 / X 8 、 1 、 32 〃 50 64MB ■ HP900 •MA ・ N e c 4 16 、 82MB S NeXT B K ・ QIJADRA Sta i n •NEWS 721 ・ 1 1500 4MB •NEWS 1600 ・ 1700 ・ 3460 4MB •NEWS 3260 ・ 3470 16MB •SIJN/SPARC station 対応 520MB ~ •MACINTOSH 対応 213M 日 ~ •SONY/NEWS 対応 24 ロ MB ~ ・ HP9000 / 400 ・ 700 対応 218M B— ◎光磁気旧 mm , DAT バックアップシステム 拡張メモリー ハードティスク 1 . ロ 5GB ~ DAT バックアップシステム SUNWS についてもお見積りします。 ※記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。 ※アフターケアには万全を期しております。 ・お気軽にお問い合せ下さい。 信頼と実績の電子機器商社 Est.1 955 宝商式織甎 〒 103 東京都中央区日本橋 3 ー 13 ーⅢ油脂工業会館 ) 営業第 2 部担当 / 須賀 TEL(03) 3274 ー 2433 FAX ( 03 ) 327 ト 8023 ノトドティスク及び周辺機器 旧 M RS / 6000 対応 155

10. UNIX MAGAZINE 1993年9月号

EN'IT E 正 正 メ 頼 ; ■特長 ・ Sun OS 、 NEWS OS 、 HP UX 、 AIX では Boot Device としても使用可能。 ヤ 高速アクセス : 5 インチタイプ平均 llms 、 3 . 5 インチタイプ 10ms 。 ・高速データ転送 : 最大 IOMB / sec の同期転送が可能。 ※ホスト側の応答速度によって制限があります。 ン ・初めての方でも簡単かっ確実に接続できる詳細なインストールマニュアル とインストールプログラム完備。 0 0 ニーズに合わせた豊富なラインアップ 外付 5 インチタイプ * ( 2 ドライプ ) 7.0G バイト ( 2 ドライプ ) 5 . 6G バイト ムヒ 3 . 5G バイト 月ヒ 2 .8G バイト * 表示のディスク容量は全てフォーマット終了後 の容量です 0 対応機種 ・ Sun Microsystems 「 SPARCstation 」シリーズ全機種、および互換機 ・ SONY 「 NEWS 」シリーズ ・ HP 「 HP9000 」シリーズ ・旧 M 「 R 旧 C SYSTEM / 6000 」シリーズ * 富士ゼロックス「 Agross 」シリーズ、東芝「 AS 」シリーズ、富士通「 S 」シリーズ、新日鉄「 NS 」シリーズ、 沖電気「 OKITAC - S 」シリーズ 0 拡張メモリーモジュール ・ 8mm ストリーマ ( SDT シリーズ ) ・ SIMM ・純正品とフルコンバチプル ・大容量ディスクのバックアップに最 ・厳正な検査による確かな信頼性 適な 2.5G 、 5.0G バイトの大容量タイプ ・低価格 & 高品質 ・ MO ディスク ( SDM シリーズ ) ・ DECstatiomVAXstation 、 Silicon ・ 6 圓 M バイト / IG バイトタイプ Graphics 用等もございます。 ※記載されている会社名または製品名は各社の商標または、登録商標です ※お急ぎの方は直接代理店までこ・連絡ください。 販売代理店 総発売元 U 」 SS 株式会社ィー・エム・ティ 株早稲田システムサプライ 東京都新宿区西早稲田 1 ー 4 ー 2 東京都大田区池上 6 ー 20 ー 6 担当 : 加藤 TEL. 03 ー 3204 ー 8919 FAX. 03 ー 3204 ー 2190 担当 : 浅羽 TEL. 03 ー 5700 ー 4013 FAX. 03 ー 5700--4014 テ デ 外付・内蔵 3.5 インチタイプ * 2 . 0G バイト 1 . 6G バイト 1 . 4G バイト 1 . 2G バイト 1 . 0G バイト 880M ノヾイト 0 0 0 ■ 0 資料請求 N 。 . 8