LAN の基礎知識 連載 / インターネットの不と仕組みーの うことで、 FDDI/CDDI 、 ATM といった速ネットワークの機器が 2 1995 年 1 月号の「昔は昔、今は今」でもネットワークの昔といまとい 用の BNC コネクタか直接付いてい川ま、 T 型コネクタと 去てつなげます。なにより、コンピュータに 10Base2 の太さが手ごろで、 BNC コネクタによる扱いやすい接続 こちらは延長距離は 185m までと短いのですが、ケープル ープルと同しくらいの太さ ) を使う 10Base2 があります。 1/4inch の同軸ケープル ( ちょうどテレビのアンテナケ もあります。 あることです。建物内のバックポーンとして使用する場合 います。 10Base5 のメリットは、延長距離が 500m まで プルで、昨今は新たに使うことはほとんどなくなったと思 れるほどの f 勿です。これは、 10Base5 と呼はれるケー 本の狭いオフィスで普及しなかったのはこのせいかと思わ ものでスタートしました。太いケープルは嫌われ者で、日 Ethernet は、 1/2inch の太い同軸ケープルを使用する ません。 容易に出ますし 80 % 程度の速度を出すものも珍しくあり 出ない仕様の製品もありましたが、現在は 50 % くらいは 初は、 IOMbps と謳っていても実際には 1—2Mbps しか させることはそれほど難しいことではなくなりました。当 いへんな咼速に思えたのですが、いまや Ethernet を溢れ れて 10 年余りカちました。当時は 1()Mbps というとた LAN の代表は、 Ethernet です。この技術が実用化さ Ethernet は Ethernet を中心に説明していきます。 連載では、順次高速なものに移っていくことにして、今回 るため、高速なネットワークカ蒴えてきています 2 。この 構築からとりあげます。 LAN の技術は急に発展してい 今回は、オーソドックスな TCP / IP べースの LAN の 簡易的なやり方です。 ては、前回詳しく説明しました。しかし、これはあくまで されるようになりました。この種のサーピスの利用に関し タをインターネットに接続する手段がサーピスとして提供 去も丘のインターネット・プームで、 1 台だけのコンピュー インターネットの構築は、まず LAN の構築からです。 38 とりあげられています。 図 1 MAC アドレス」 3 Co 襯 Cisco Ve 〃 der COde 0 0 : 2 0 : af : 1 f : 4b : 0 c 0 8 : 0 0 : 2 0 : Od : 5 6 : 6f 0 0 : 0 0 : 0 c : Od : c7 : 4 c 同軸ケープルだけでネットワークカ非それ以外に特別 な機器を必要としないので、安上がりにネットワークがで きるメリットがあります 3 。 Ethernet は、基本的には同軸ケープルをメディアとす る CSMA/CD 方式のネットワークです。 CSMA/CD 方式では、衝突 ( コリジョン ) カ起こると再送をおこない、 1 つの伝各を共有しています。たくさんのコンピュータ か 1 司じ Ethernet セグメント 4 に乗って、いっせいに通信 をしようとすると、再送をしながら 10Mbps の伝各を 分け合います。 MAC アドレス Ethernet 上の通信も一種のバケット通信てす。フレー ムと呼ばれる場合も多く、ノード間の通信は、 MAC5 ア ドレスによって識別されます。 MAC アドレスは、 IEEE によって管理される 48 ビットのアドレスです。最初の 24 ビット ( 3 バイト ) がべンダーコードで、この部分は IEEE からの割当てを受けます。べンダーコードの後ろの 24 ビットかイ固々の機器のアドレスです ( 図 1 ) 。キヾンダー で、シリアル番号なりの使用でユニークになっていれは、 世界的にユニークなアドレス ( グローバル・アドレス ) に なります。このアドレスは機器を識別するために使われ、 やはり上位プロトコルと同じくプロードキャストなど特別 な未をもったアドレスがあります。したがって、勝手な アドレスの使用は当然トラブルの原因になります。 MAC アドレスは、現在ーヨ勺には ROM で個々の機器、イン ターフェイス・ポードに固有なものとしてグローバル・ア ドレスか疋されています 6 。 3 4 5 6 そのため、、チーパーネット " という呼称もありました 同し同軸ケープルというイメージカ襁いためか、このような言い方をしま す。 Media Access Contr010 MAC アドレスを変史できる製結もありますが、安全のために ROM に 固定されたグローバル・アドレスをもつのか原則です。いまだに ROM に固定されていないものを使っているならそれは相当に古いので、捨てて も惜しくはないはずです。 UNIX MAGAZINE 1995.3
図 9 連載 / / インターネットの堋と仕組みーの ネットワークの階層告 Datali nk Physical IP Bridge, Etherswitch Cables Coax, Twisted Pair), AMP's ( 図 10 IP アドレスのクラス 1110 1 1 0 10 0 UB, Repeater) class D (multicast) class C class B class A 図 11 ネットマスクとホスト数 物羆川物飜盟物Ⅲ 192.168.1.0 / 24 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 254 hosts 盟飜弸川物川物弸 192.168.1.16 8 192.168.1.16 netmask 255.255.255.240 14hosts 192.168.1.8 / 29 192.168.1.8 netmask 255.255.255.248 6hos 172.16.4.0 2 172.16.4.0 netmask 255.255.252.0 ビットがホスト部です。これは、次のように表現します。 192 .168 . 1 . 0 / 24 192 . 168. 1 . 0 netmask 255 . 255 . 255 . 0 何台のコンピュータを接続する必要があるかを判断し て、クラスを選択します。大きなネットワークは分割し て、サプネットとすることができます。サプネットはク 1 , 022h0S ; 顳勺に見えます。すなわち、これらは、 IP からは 1 つの ネットワークとしてみなされるわけです。 こまでは、セグメントという言葉を使ってきました が、ケープル、プリッジ、リピータなどの構成要素を含ん で、上位プロトコルから顳勺に見える範用をネットワー クと呼びます。 アドレス IP ネットワークは、 32 ピットのアドレスによってホ ストを識別します。原則は、同しアドレスのホストが存在 してはいけないということです。 IP ネットワークでは、 アドレスはネットワーク部とホスト部に分けられます。プ リッジ、リピータからなる 1 つのネットワークに 1 つの アドレスを付けます。原則として、 1 つのネットワーク中 に存在するホストは、同しネットワーク・アドレスの下に なけれはなりません。 IP アドレスは、クラスに分かれています ( 図 10 ) 。 クラスによって、 1 つの物理セグメントに接続できる ネットワーク機器、コンピュータの数が変化します。ク ラス C では、上位 24 ヒ、ツトがネットワーク部、下位 8 42 ラス A 、 B 、 C を 1 / 4 、 1 / 8 、 、 1 / 256 、 ・とい うぐあいにうリして使います。ネットワーク・アドレスを、 アドレスとマスクのペアて表します。この場合、上のよう な表記がよく用いら上位から何ビットがネットワーク 部であるかを示しています。 図 11 は、 32 ビット中、網かけした部分がネットワーク 部で、各物理セグメントにはネットワーク部の異なるアド レスを割り当てる必要があります。ネットワーク部の長さ はそれそれ違ってくるわけですが、互いに重ならないよう にうリします 7 。 ホスト部では、すべてのビットが 0 はネットワーク全 体を表すために使い、すべてのビットが 1 になっている のは、そのネットワークをの同報、プロードキャスト のために使われます。したがって、ホストの識別に使われ 7 重複するネットワークを使うことも未な技術でま際には可能てすが、同 しアドレスをもつホストが存在してはいけないことに変わりありません。 UNIX MAGAZINE 1995.3
連載 / インターネットのと仕組みー・ default ルートの活用 46 キャストとしてイ屯っ認識されます。 9 255.255.255.255 かイ吏われます。これは、サプネット内のプロード す、ルータだけを使うなら動力せます。それよりも個々の はルーティングをするだけでとくにトリッキーな設定をせ ワークを構築するのはたしかに大変です。ただし、 OSPF します。 OSPF ではプロトコルを理解し、複雑なネット OSPF など CIDR に対応した糸齧各制笹ワ。ロトコルを利用 なネットワークやインターネット・バックポーンでは、 CIDR 対応の動的経路制御の必要があるような大規模 けをアナウンスするのも手です。 かっ簡単です。ルータで RIP によって default ルートだ なわすに静的に default ルートを設定すれは十分であり、 小規模なネットワークでは、複雑な重加各制御をおこ ルータ上の動的な経路制御 も必要なことです。 きるネットワークの構築は、これらの技術の今後のために こにも default ルートが含まこれを活用で です。 ワークに接続するために必要なパラメータを取得するもの アドレス、 default ゲートウェイ・アドレスなど、ネット 探し、 IP アドレス、ネットマスク、プロードキャスト・ れは、プート時にプロードキャスト 9 によってサーバーを dows NT にも実装さ普及の兆しをみせています。 (Dynamic Host Configuration ProtocoI) が、 Win- 最近、 IP アドレスの管理を動的におこなう DHCP きます。 ルートだけでネットワークの経路制御をおこなうことかて、 れだけにするというカ 1 去にすれば、 WS 、 PC は default タを設置しない、ルータを複数設置するネットワークはそ WS 、 PC を接続するネットワークには 1 つしかルー スクの概念はありません。 リがなかったときに適用されます。 default ルートにはマ は、経路テープル上に目指す特定のネットワークのエント もっとも簡単なのは、 default ルートの活用です。これ まれます。 せん。そのため、従来よりきれいなネットワーク作りカ PC での TCP/IP の実装はほとんどの場合対応していま 現状ではルータはクラスレスになっていても、 WS 、 おわりに 今回は、インターネットを作るというテーマのなかで、 Ethernet べースの LAN の基礎と、 IP ネットワークの基 礎の部分について、現在の技術での留意点を含めながら説 明しました。次回は、具イ勺な機器の実態と、ソフトウェ アの実際についての紹介を予定しています。 この分野の情勢の変化、技術の進歩は依然として著し く、教科書的な囓籍の言当か実伏にまったく追いついてい ません。とくに IP アドレスの問題とネットワーク構築に 関しては、新しいネットワークでは、古い内容の説明や技 術は場合によっては害になってしまいます。 インターネット・サービスという観点からも新しいサー ビスは新しい技術によって作られます。旧い機器や、ソフ トウェアのサポートは、提一則にとって負担になり、全体 のコストを引き上げる要因にすらなりかねません。 次回からは、安くかつ高性能で、そして、、 D 。 it your- se 『の精神を多数含んだインターネットの作り方を説明 します。インターネットを作ることを通して、インター ネット・サーピスを評価するための知識や観点を身につ け、費用対効果の高いネットワークを作り、使うようにし てほしいものです。インターネット里市場の成長があま りにも急激であるために安かろう悪かろうの製品、サービ スも少なくありません。 インターネットの中身も 1 年前とは大きく異なってき ています。その変化に耐えうるネットワーク、刻ヒし続け られるネットワークであることも重要な要素です。 はしむら・しん IIJ) ネットワークのネットマスクをどれくらいにするかなどの 言のはうカ貘隹問のはすです。 OSPF の細かなパラメータをいしる必要があるネット ワークを管理し続けるより、ネットワーク・トボロジーを 単純にしてしまったほうがきっと楽になれます。 BGP-4 を使う必喫があるのは、インターネット・プロバイダだけ です 10 と務まりません。 10 そういう人は甘えすに原文のマニュアルを読み、バグと闘う根性かない UNIX MAGAZINE 1995.3
PC 接続時の間題点 by M. Steven Baker •from LJNIX REVIEW PC を UNIX に接続する場合、 UNIX サーバーと自分 の PC クライアントのどちらを変えるのがよいのだろう か。尺を誤ると高くついてしまう。必要なのは、尺肢 の技預勺側面を把屋することだ。 TCP/IP は UNIX 市場で圧倒的な立を誇っている が、デスクトップ PC の場合は、選択肢として多数の競 合するネットワーク・プロトコルがある。 PC の市場で は、 Novell の NetWare とその IPX/SPX プロトコル が 3 分の 2 を占め、残りの部分を NetBEUI (NetBIOS Extended User lnterface : IBM LAN Server 、 Mi- crosoft LAN Manager 、 Windows NT Server などで イ吏われる ) と、 Banyan VINES IP 、 Artisoft の LAN- tastic などの peer-to-peer 製品を含むプロトコルで分け あっている。 Macintosh の市場では、 AppleTalk か支 酉顔勺なネットワーク・プロトコルとなっている。これらの PC や Macintosh 向け製品は LAN では有効に機能して も、広域ネットワークの基盤としてはいすれも機能不足で ある。 PC と Macintosh 用の 3 大普及プロトコルのうち、 もっとも高機能なのが NetWare である。 NetWare の IPX/SPX プロトコルは、 TCP/IP と同時期に開発され た XNS (Xerox Network Services) プロトコルをもと にしており、この 2 つのプロトコルは多くの点で同じ着想 に立脚している。反面、再三孑商を受けていることからも 分かると思うが、 NetWare は NoveII の先見性のなさを 露呈し続けている。これはインターネット接続の必彡頁要素 であるネットワークの名前付けとアドレス付けに関する問 題にかかわってくる。ネットワーク・プロトコルか広域で 76 付ける必要がある。 機能するには、ネットワークとノードに意なアドレスを これまで NovelI は、販売する各 NetWare に一意な ネットワーク・アドレス ( シリアル番号など ) を印字する か、 NetWare の購入者に一意なアドレスを発行するガ去 をとってきた。 NoveII がこのアドレスの発行を延期した ため、事態ばリになっていった。現在、 NoveII は、有 料でネットワーク : 求をおこなっているが、 NetWare の ライフサイクルからみてあまりに遅きに失した措置であろ う。 NetWare の数千のサイトか伺じネットワーク番号と 名前をもっているのである ( たいていは、 NetWare の導 入マニュアルに記載されている 1 と FSI である ) 。イン ターネットに NetWare プロトコルカヾ充されたら、複数の サイトか 1 司しネットワーク番号であるため、接続されてい るほとんどの NetWare サーバーは即座にクラッシュし てしまうだろう。 NetWare のファイルサーバーやルータはおしゃべり で、利用可能な資原を 60 秒ごとにプロードキャストする。 サーバーのこうした機能を取り除かないかぎり、大規模な 広域ネットワークで利用できるネットワークのバンド幅 は、これらのバケットだけて喰い潰されてしまうだろう。 1980 年代の半ばに Microsoft と IBM が開発した NetBEUI プロトコルは、ネットワーク・アドレスをもた ない。これは、 16 バイトのプロトコル・ローカルノード名 を使っている。プロトコル・ローカルノード名は、セッショ ンごとに変わる可能性がある。広域ネットワーキングや経 路制蹤卩が必喫な場合、 NetBEUI は TCP/IP バケットの なかに NetBIOS'S ケットをカプセル化する手法 ( トンネ リング ) を用いる。このため、 NetBEUI と TCP/IP の 両方のプロトコル・スタックが必要となる。 Novell の場合 は、一意なネットワーク識別子を提供しているが、 LAN Server や LAN Manager 、 Windows NT のドメイン UNIX MAGAZINE 1995.3
連載 / インターネットの不堋と仕組みーの るのは、 1 から 2 れ一 2 ( れはホスト部のビット印まで です。 次は、 28 ピットがネットワーク部です。アドレスとして 個かイ吏えます。 バイトが 0 になります。ホスト部は 1 ~ 254 までの 254 です。ホスト部のビットかすべて 0 、すなわち、下位の 1 クラス C のクラスマスクで、ネットワークは 192.168.1.0 図 11 の上から順に見ていくと、最初のネットワークは、 のネットマスクでは 255.255.255.192 です。 がネットワーク部であることを表しています。ドット表記 いる場合も増えてきています。これは上位から 26 ビット りづらいため 192.168.1.64 / 26 といった書き方になって 224 、 240 、 248 、 252 、 254 、 255 です力ゞ、かえって分か 255.255.255.192 ) では、使われる数は、 0 、 128 、 192 、 しれません。ドット表記のネットマスク ( たとえは、 main Routing) の場合すこし分かりにくくなるかも には問題ないのですが、 CIDR (Classless lnter DO- という形式にします。これは従来のクラスマスクの場合 ( ドット ) で区切り、、、ス A 亠召召 B. CCC. D 〃が IP アドレスを 10 進数表記にするとき、 8 ピットごと 図 12 ARP テーカレ」 192.168.191.192 192.168.191.80 192.168.191.65 192.168.191.97 192.168.191.161 192.168.191.98 192.168.191.66 192.168.191.114 192.168.191.35 192.168.191.36 192.168.191.52 192.168.191.84 192.168.191.53 192.168.191.39 192.168.191.71 0 : 0 : c : 14 : b8 : b0 0 : 20 : af : 2c : fl : 6e 0:20:af:1f:4b:c 0 : 60 : 8c : c8 : b4 : 61 0 : 3 : c6 : 0 : 3 : 5a 0 : 20 : af : 51 : dl : 81 0 : 60 : 8c : cb : 93 : 7b 0 : 40 : b : c() : a8 : e7 0 : 40 : b : 40 : 48 : 3e 8 : 0 : 20 : d : 56 : 6f 8 : 0 : 20 : 18 : 51 : 7d 8 : 0 : 69 : 7 : ec : f5 0:20:af:b:c0:2a 0 : 0 ℃ 0 : 3f : 43 : 48 0 : 60 : 8c : c8 : b4 : 5c は、 192.168.1.17 、 192.168.1.18 、 、 192.168.1.30 までの 14 個のアドレスが使えます。ネットワーク は、 192.168.1.16 / 28 、プロードキャスト・アドレスは、 192.168.1.31 になります。 3 番目は、もっと小さなネットワークで、 192.168.1.9 、 192.168.1.10 、 、 192.168.1.14 までの 6 個のアドレ スだけが使えるものです。ネットワーク 192.168.1.8 / 29 、 プロードキャスト・アドレスは、 192.168.1.15 です。 最後は、クラス B のサプネットですが、ネットワーク 172.16.4.0 / 22 なので、 192.16.4.1 から 192.16.7.254 ま での 1 , 022 個のアドレス、プロードキャスト・アドレス は、 192.16.7.255 ということになります。 CIDR では、複数のクラス C を集めて大きなネット ワークにすることができます。ただ、従来の機器に、クラ ス c を複数集めて 1 つのネットワークとして認識させる のは困難であることも事実です。現在のところ CIDR に 対応していない機器を混在させて使う場合、経路情報を集 積 (aggregate) するという考えが充になっています。 UNIX MAGAZINE 1995.3 IP データグラムの搬送と経路制御 IP データグラムの孑は、ソースアドレス ( 発信元ア ドレス ) とデスティネーション ( 受信側アドレス ) によっ ておこなわれます。 IP データグラムはこれら以外のアド レスの↑帯長をもっていません。つまり、発信元で、中間の 糸登各の指定はできないのです。 同しネットワーク上では Ethernet アドレス (MAC ア ドレス ) との対応表を作り、そこからは Ethernet フレー ム刎医メカニズムに委ねます。これが ARP (Address ResoIution Protocol) です。 ARP はプロードキャストをおこない、その返答によっ てテープルを生成します。同一ネットワーク上のホストへ の通信をおこなうとき、 IP アドレスを含んだプロードキャ スト・バケットを送出します。それに対して、該当する IP アドレスのマシンか苑します。これによって生成される テープルは図 12 のようなものです。 次は、 IP ネットワークの刻長です。異なる IP ネット ワークどうしを結んで、相にコミュニケーションかて、き るようにするのがインターネットへの始まりです。 異なるネットワークを接続する機器が、ゲートウェイま たはルータです。そして、このあいだの経路を確立するの か各制御です。 同しネットワーク上の場合、 IP データグラム刎医は 物理ネットワーク上刎艫医手段を利用します。経路制御の 必要が生しるのは、行き先が異なるネットワークの場合で す。 43
ワークの有俐用をイ止する。文書は分かりやすくかっ的 を射たものでなければならない。訓糸麒月間中もっともよく られる質問を、最初に説明してしまうとよい。 宣伝 ネットワークが成功したかどうかは、利用者の反応に よって決まる。初期段階では、ネットワークは便利な道 具として提供さオ u ュばならない。ニュースレターなどの適 切な伝達手段を用いて、ネットワークを宣伝する必要があ る。積極的な宣伝活動は、サーピスやパフォーマンスの点 で利用者に期待をもたせる。これは、とくに勉強中のネッ トワーク・サービスの管理職員にとっては有用である。 初めのうちに孝対受を引っ張りこんでおくとよい。彼らの ー麪寺を得たうえでネットワークを構築することがたいせっ である。孝対受会を通すにせよ、和受と個別に接触するにせ よ、彼らの反芯と支持は成功を見極めるよい尺度となる。 全体の構築と維持 日常のイ」 : 事の一都としてインターネットを受け入れるよ うになると、学内ネットワークやインターネットとの接続 に責任を負う大岩目織は、接続性、信頼蹶オ寸的なネッ トワーク利用の利便性を呆しなけ川まならない。この成 熟したネットワークを目指した竹業は、利用者社会に必顎 のサーピスを橢及する。 ネットワークか利用者社会の日常の仕事における重要な 道具として機能するようになると、操竹着理者、情報管理 者ならびに利用者サービス窓口と、一財リ用者とのあいだ の意の凾が重要性を増してくる。ーヨ財リ用者カえて いる間題に誠意をもって応対し、彼らの関・じ事について責 任をもって角夬するような姿勢をみせることは、 ( 実際の 技頑勺な間題鮹夬ではないか ) 互いに信頼し協調しあう作 業竟を生む。 運用サービス 系目織は、より新しいソフトウェアの導入や管理、新技 術を利用するための通信機器の交換や系財寺、定常的なネッ トワーク管理センターの竹業など、ソフトウェアやハード ウェアのサポートをおこなわなけれはならない。サポート には IP アドレスの管理、ネットワークの利用形態の監 UNIX MAGAZINE 1995.3 インターネット F Ⅵ 最適な経路制御、学内ネットワークで生した問題および、 継続的で正確な更新が必要な既知の問題への対処カ哈まれ ている。ネットワーク管理職員は、学内ネットワークの経 路匍俵の糸財寺もおこなう必要がある。糸目系勧ゞ基幹ネット ワークとして機能している場合、指定ル或のための経路制 徊表も管理する必喫カ咄てくるだろう。 管理スタッフと開発スタッフのあいだで、親密な関係 を保つことか重要である。管理スタッフは、問題の報告か ら間をおかすに素早い対応か図れるように即座に開発ス タッフに介入できなけれは・ならない。 技頑勺な活重丿範用は、学内ネットワークの莫とイン ターネットとの接続に関する責任の度合いによって変わ る。責任の範囲と重さは、糾励ゞネットワークとインター ネットに接続することて得られるサービスにどオ・けごけ依存 しているかて決まる。 情報と利用者サービス ネットワークに関連した教育、訓練、宣伝活動を続けれ ば、とにかくネットワークの専門白支術の範用や水準は高 められていくであろう。文書の作成は継続されるべきで、 正確で完全なものを目指して定期的に描敲さ再審査す る必要がある。利用者刎固人的な相談の内容は、彼らがネ ットワークの使用に慣郷土するに従い変化する。ネッ トワーク情報スタッフは、相談や情報サービスがネット ワークを通して利用できるようになるにつれて、、、訓練者 を訓練 " したり、個人の相談やネットワークを使った共同 研究をおこなう和受や研究者の講習会に、自分たちがしだ いに巻き込まれているのに気づくであろう。 新しい孝対受やスタッフを参加させて、学内ネットワーク の主要な活重丿引画、インターネットを通じて利用できる 新しいサービスや企画などの宣伝活動を続けなけれは・なら ない。学内ニュースレターの発行やネットワーク・サー ピスの定期講習会の開催などに尽力することは、インター ネットの新しく勺な使い方をとりいれるために必要で たいせつな頁である。そのような努力は、継読的な開発 や査の竹業を正当化する。 言面の方針 学内ネットワークのような複雑で遍在するシステムは、 定期的ロ瑟さ調面を受ける必要がある。学内ネッ 55
トワークが巨大なインターネット社会への主要な出入り口 としての機能を提供している場合は、言刊面にはインターネ ットのどの部分がどのように混雑しているか、そのトラフ ィックを商化するために学内ネットワークのデータフロ ーをどのように制御すればよいかの角励唸まれる。 ネットワークのの評価は、ネットワークの利用形態 と利用者の実態を把屋する鍵となる情報を提供する。詔面 の結果は、ネットワークやそれを利用するツール類に対す る利用者の満足度を測定する評価基準となるはずである。 下層に注目すると、インターネットへの基本的なアクセス 機能をもったネットワーク・プロトコル自身によって提供 されるツール (TeInet 、 FTP 、 SMTP mail など ) があ る。学内ネットワークやインターネットの利用か成熟する にっ前述のツール類をもとに学内ネットワーク専用に 修正した特殊なツールを構築していくようになるだろう。 ネットワーク・サービスは利用者の要求を考慮し、とくに 学内の特殊な要求にそうような、利用者に分かりやすいイ ンターフェイスを言 t すべきである。 定量的な詔面は重要だが、それらの言叫面を定性的なガ去 に置き換えるのは不可能である。ーヨ殳の利用者か不に思 っており、糸短 1 ・的、技預勺な監視結果がエラーを示してい なくても、依然問題カ尋長告され続けるようであれば、系目織 は深刻な問題が発生していることを認識し即座にその問題 の角夬に取り組まなければならない。 インターネットの利用法と学内研究および学内教育へ の景グは、再調査を受けて詔面されていかなければならな い。新しい技術の導入にともなナ明旨導や、新しい通信方 式の導入は避けられない。支術の導入は学内社会本に とって利益となるが、それによって混乱する曙が出てく るかもしれない。新技術の景彡響を慎重に評価することで、 インターネットへの参加で利益を得る部署だけでなく利益 を受けなし陪曙も調 , 、くるべきである。拡リ 1 画を立てる際 には、ネットワーク資源を活用していない部署がネット ワークの潜在的な恩恵を認識してその使い方を学んでもら うためにも、そのような利益を受けていなし陪曙にはとく に注意を払わなけれはならない。 まとめると、インターネットの社会に参加している大学 などの教育施設は、ネットワークに参加することでかかる 目に見えない費用の評価と同様に、見えない恩恵も面し 56 なければならない。 セキュリティに関する考察 インターネットに接続する組織は、インターネットが 本質的にオープンなネットワークであることを認識すべき である。よって、学内および学外のインターネット社会か らの学内資源の不去、不適切な利用が発生しないように、 接続組織自身でセキュリティ樹冓を構築しなければならな い。さらに、インターネットの適切な利用を学内に認知さ せることは、接目織の義務である。孑組織には、組織 内の利用者がインターネットを使って適切かっ倫理的に学 内資源を使用するように教育する責任がある。 インターネットへの接続を予定している組織は、セキュ リティの査定として、すべての学内ネットワークと学内 計算機に必要なセキュリティ・パッチがもれなく当てら れていることをイ焉正しなければならない。機密データや情 報をもったシステムは、最啼斤のソフトウェアのセキュリ ティ・パッチとともに、物理的にも安全か守られるべきで ある。ネットワーク経由でアクセスできる装置は、可能な かぎりイ描される必要がある。それらの装置の変更は、潜 在的なセキュリティ上の危険を避けるために、正式なネッ トワーク管理者だけしかおこなえないようにすることか望 ましい。 イ泉 B: NSFNet 基幹ネットワークの AUP NSFNet 基幹ネットワーク・サービス AUP ( 1992 年 2 月公布 ) 。 基本理念 ( 1 ) NSFNet 基幹ネットワーク・サーピスは、米対 での研究・教育機関に加え、開放的、学勺な通信と 研究をおこなっている営利企業の研究部門の、開放的 な研究と教育を麪爰する目的て提供される。ほかの目 的のための利用は認められない。 ・具ー勺な列 ②国外の研究者や教育者との研究 / 教育に関する通 信。研究 / 教育目的のために国外の利用者カ嘱してい るネットワークが、米国の研究者や教育者と柤圧ア クセスできるかぎりにおいて通信カ滸される。 ( 3 ) 専門的な開発に関する通信や情報交換。ある分 UNIX MAGAZINE 1995.3
管理作業のオーパーヘッド 20 れる業務により、さまざまなカ策か考えられるだろう。い いえるであろう。ネットワークの規模や、そこでおこなわ 込めることが、オーバーヘッドを減らす重要なポイントと ネットワークを可能なかぎりシングル・セグメントに閉し こういう状況を考えると、 AppleTalk や NetWare の 減らすように努力することか肝腎なのである。 なネットワークの管理を任された場合もオーバーヘッドを ワークはできるかぎり作らない、あるいは、万一そのよう なくなる。したがって、オーバーヘッドの大きなネット フィックのう靖攵といった大局的な視点に立った管理ができ トワークの匿やサーバーの再配置、過度に集中したトラ そのオーバーヘッドの消化に追わ将来へ向けてのネッ にかなりの労力を費やすネットワークを作ってしまうと、 これは、ネットワークの言 t にも強くするが、管理 力してきたのである。 その道のプロに迂る、あるいは環境を拡げないように努 つまり得意な部分には青力を注ぎ、それ以外の領域は 況を避ける。 に制限する。すなわち、管理をおこなわねばならない状 トワーク・セグメントをまたいて環竟カ甘広散しないよう ・ NetWare に関してはルーティングをせす、 1 つのネッ 理をイモせる。 UNIX の両方の竟に通しているパワーユーサーに管 トアップに全精力を注ぎ、それ以 - E は Macintosh と ・ AppleTalk ネットワークについては、ルータのセッ 日のモニタリングや環竟整備をましめにおこなう。 ・ TCP/IP ネットワークは真剣に管理する。つまり、日 めてきた。 の竟構築ではつねに以下のような方針のもとに竹璞を進 NetWare の管理をしたことはない。このため、これまで ってきた。 AppIeTalk については多少の経験があるが、 私は、長年 TCP/IP ネットワークの管理業務に携わ 当な日判日と労力を費やさねばならない。 コルの管璢支術まて習得しなければならないとしたら、相 理には煩瑣なことが多いのに、別のネットワーク・プロト ければならない。ただでさえ TCP/IP ネットワークの管 者がそれらのプロトコルについて -- ト分な知識をもっていな 複数のプロトコルを使う竟を管理するためには、管理 すれにせよ、管理者は管理のオーバーヘッドが生しる部分 を特定し、それを鮹肖する努力を続けるべきである。 】ワンポイント・ヒント 9 最小限の管理竹喋ですむネットワークを作るべきで ある。大莫なネットワークを構築する場合は、とくに 管理作業のオーバーヘッドについては真剣に考えなけれ はならない。すでに管理イ乍喋の負荷か高い場合は、それ を減らす手法を編みだすようにしよう。 管理ツー丿レ 携帯型情報機器 らった ( 1994 年 12 月号「携帯型情報機器の活用」 ) 。今 UNIX の接続と相互利用環境について簡単に説明しても 今回のシリーズでは、中村眞さんに ZAURUS と が、先行きは依然不透明である。 か及するにっ急誣に改善されていくものと思われる NetWare や AppleTalk などとのマルチプロトコル竟 とではあるが、朋大では致し方あるまい。そうした状況は ツールか有効かを熟知していなければならない。面倒なこ がら進めざるをえない。管理者は、プロトコルごとにどの 業の大半は、こういったさまざまなツールを組み合わせな である。このため、マルチプロトコルエ竟における管理作 しかし、これらをすべて統合したツールはまだまだ少数 いる。 管理、あるいはネットワーク自体の管理ツールも出てきて バー上のアプリケーションのバージョン管理やライセンス カ甘是供されるようになってきた。たとえは、ディスクサー 一方、 NetWare や AppleTalk の世界でも管理ツール がみられるようになった。 ており、国内でも信表電気工業をはじめ、特色豊かな製品 もある。それ以外にも数多くの企業か管理ツールを販売し は DEC Polycenter) や OpenView などの有名な製品 べースにした製品がいくつもあり、 NetView/6000 ( また た管理ツールが多い。たとえは、 Sun の NetManager を TCP/IP ネットワークの世界では、 SNMP を利用し 非常に少ない。 マルチプロトコル竟で有効な管理ツールは、工堋大では UNIX MAGAZINE 1995.3
連載 / インターネットの不と仕組みーの 図 14 糸制胸テーカレ列 ( 2 ) 192 .168.2.8 / 29 192 ・ 168.2.64 / 26 192 .168.2.16 / 29 192. 168.2.48 / 28 192.168.2.24 / 29 192.168.2.32 / 28 Destination/Netmask 192.168.2.128 / 26 default Nexthop 192. 168.2.11 192. 168.2.9 192 . 168.2.9 192. 168.2. 10 192. 168.2. 11 192. 168.2. 129 192. 168.2.65 192. 168 . 2 . 12 図 15 VLSM を使用したネットワーク 192.168.2.8 / 29 9 1 10 192.168.2.16 / 29 UNIX MAGAZINE 1995.3 を簡単に書いたものです。図 14 で具ー勺に説明します。 はなく、図 15 の下のほうの CiSC07000 上の経路テープル 図 13 は実際の Cisco のものです。図 14 は実在のもので マスクのペアて表されます。 になっています。ネットワークはかならす、アドレスと 去も匠の新しい経路制御テープルの例は図 13 ~ 14 のよう す。だからこそ、 CIDR の技術の活用は重要です。 せ、その結果よりアドレスを節約する必要に迫られていま インターネットの普及は小さなネットワークを増加さ ていなければなりません。 ネット・プロバイダこそ、アドレスを節約する技術にたけ イダは技行勺に立ち遅れているのは明らかです。インター 12 Metric 0 0 0 1 1 1 1 2 192.168.2.24 / 29 34 33 192.168.2. / 26 65 6 192.168.2.48 / 28 192.168.2.32 / 28 は、 192.168.2.11 の CiSC03000 の先にあるわけです。 は、 192.168.2.10 の CiSC03000 の、 192.168.2.16 / 29 9 に送り、掬も医を委託します。同様に、 192.168.2.48 / 28 168.2.17 や、 192.168.2.35 宛のノヾケットは、 192.168.2. の CiSC04000 の先につながっています。たとえは 192. 192.168.2.24 / 29 、 192.168.2.32 / 28 が 192.168.2.9 の先につながっています。 に 3 台のルータカ材妾続されていて、違うネットワークがそ トワークです。 192.168.2.8 / 29 のネットワークにははか ています。それぞれ 6 台、 62 台、 62 台を接続できるネッ 192.168.2.128 / 26 の 3 つのネットワークに直孑妾つながっ このノレータは、 192.168.2.8 / 29 、 192.168.2.64 / 26 、 192.168.2.128 / 26 45
インターネット F Ⅵ インターネットへの接続 ーー将来の接続組織か 予期しなければならないこと このメモの位置づけ 2 このメモはインターネットの社会に情報を提供するもの であり、標準を定めるものではない。配布にも制限はない。 初期実装と開始の段階 学内ネットワークのインターネットへの接続を決定し たら、速やかに多くの竹喋をおこなわねばならない。簡単 にいうと、運営方針、接続方法の考察、教育、宣伝、技術 と財政の間題に関する仕事である。これらのうちいくっか は、同時に着手すべきだろう。 運営方針に関する問題 大学は、ネットワークの利用規定について窈旨針を示す べきである。指針には、学内ネットワークを利用するため の管理方針だけでなく、インターネットを通切に利用する ための規範も含めておかねばならない。適切な利用指針に は、インターネットの社会ではぐくまれたものカ哈まれて いなけれはならない。 NSF (National Science Founda- tion : 全米科学財団 ) カ甘是供する基幹ネットワークは、独 自の AUP(Acceptable Use policy)2 を定めている ( 付 録 B 参照 ) 。自ら基幹ネットワークをもっているような 大きな組織と同様に、中莫のネットワークにも NSF の AUP とまったく同しではないが、独自の AUP があるだ UNIX MAGAZINE 1995.3 2 認められている使研彡態のこと。 lnstitutions Should Anticipate 1 ) 原題 : Connecting to the lnternet—、 Vhat Connecting 注意することは重要である。 ろう。ネットワークを利用するときに、制限事項の有無に FOr your lnformation Network Working Group Request f0 「 Comments: 1359 FYI : 1 6 ACM SIGUCCS Networking Taskforce AUP の作成は、組織ク )f 矍機能を提供するだけではな い。組織内での一 -- 勺な計算機竟におけるプライバシー やセキュリティの問題について、学内の指針を作成する よい機会にもなる。 AUP は、ネットワーク経由で入手 できるデータの適切な利用、適切な利用の条件、適切な利 用者とはどういう条件に当てはまる人か、著イ料在の問題と FTP で入手できる文書の使用権限に必要な条件、これら すべてにわたって考慮されなければならない。 組織間において、インターネットを経由したソフトウェ アやデータバンクの利用、誤った利用に対する倫理井旨針 を受、職員、学生の手によって作り発行する必要がある。 運営方針を作る際に利用できる、多くのよい参考文献カ蠢己 されている。、、 Site Security Handbook" [ 1 ] を参照する といいだろう。 インターネットの社会全体を最大限に利用するため に、学内では大きなサイズのファイルの取扱い去、デ ータ圧縮、電子メールの効率的な利用などの間題を含め た、ネットワーク利用の正しいイ料去を身につけておかね はならない。この場合は、 SSEthics and the lnternet ( RFC1087 ) [ 2 ] を読んでいただきたい。 中規模ネットワークへの接続 利用規定についての指針の作成までに、必要な接続の種 類と接続先の NSP(Network Service Provider) を決 めておくべきである。孑Æのネノ期の段階では、牛お未技術の 言料田について十寸をおこなわなければならない。ハードウ ェアやソフトウェアの詔面も必である。接続サーピスを 提供する中莫のネットワークや糸目織は、よりよい設定が おこなえるように学内組織の手助けをしてくれるよき相談 役である。さらに、自分の組織て購入す , 、くき機材や有償の 53