10 ックス・マガジン ユ 季刊 2006 AUTUMN UN Ⅸ・オープンソース関連総合技術情報誌 magazlne U N Ⅸ 20 周年特別企画 magazlne 20 周年拡大ブレゼント 特別寄稿 / スペシャルインタビュー UNIX の 20 年 総力特集 8 P2P 技術の再考 浜辺将太 分散ハッシュテープル入門 西谷智広 アプリケーション層マルチキャスト : 基本と応用 首藤ー幸 地産地消 P2P ネットワーク 斉藤賢爾 P2P と 2 つの「アーキテクチャ」 土井裕介 【インタビュー】問題点の抽出と整理 山口英 P2P 今後のアーキテクチャ 覆面座談会 26 8 4 3 4 56 66 4 UNIX magazine 2006 umn アーキテクチャ P2P UNIX
学授 大教 大研氏 ロ きいてみ キー、ーノの 鰐つ第一 103 UNIX magazine 2006 Autumn
奈良先端科学技術大学院大学 電子図書館 情報科学技術の最先端を走る大学をレポート ! ! am S 78 UNIX magazine 2006 Autumn
UNIX magazine magazjne アーキテクチャ 山口 土井裕 UNIXIO— 浜辺掲太 物谷響広 蓄物ー幸 斉・賢第 電子図書館 インタビュ Live!E 山口英 ンサートウークの XCAST6 ・ EVENT UNIX magazine 2006 年 1 0 月号 Vol.21 # 6 ( 通巻 236 号 ) 2006 年 1 0 月 1 日発行 発行人 福岡俊弘 編集人 遠藤論 編集長 大島伸ー 編集主幹 上原徹 / To 「 u Ueha 「 a ( 株 ) ピクト From EditorS ・次号のアジェンダは「著作権」だろうか。 ・うだるような暑さの中、手を伸ばした先に ヨーロッパ風とアメリカ流が奇妙に入り混 はキンキンに冷えたビールが・ って舌な じった日本の著作権だが、明文化しようとす めずりしたところで目が覚めた。せめてひと ると必ずといっていいほど間題が発生する。 ロ " グビッ " とやってから起きたかったなあ。 情報の質、量、速度すべてが従前とは比較 さーて、今日もお茶飲んでガンバローっと。 にならないはずなのに十年以上前と同じであ ( や、 ) る。商習慣で片付けられてはたまらない。著 ・先号の入稿が完了した数日後にスカバラの 者の皆様にはご迷惑をおかけしました。が、 インストアライプのチケットをゲットしまし 約束は守ります。 た。スカの神様がユニマガでがんばったご褒 ( と ) 美にプレゼントしてくれたみたいです。今回 ・創刊時に生まれた子供が成人するまでの時 はどんなプレゼントがもらえるか今から楽し 間が経ったのですね。 20 年前といえば僕は みにしています。 まだ学生でした。当時思い描いた 21 世紀と ( なべお ) は少し違うけれど、目指していた仕事には就 ・近頃、本を片手に朝の 6 時 30 分頃にコー けたということで良しとします ヒーを飲みに行くのにはまってます☆時間 (NON. ) は 30 分程。店に行くまでの道すがら緑の下 を自転車で走るのが結構気持ちよく・ ・ショ たく通えずにいた。自分が道具から入る性質 キングならさらによいとわかっていても・・ だったことを思い出し、水着とトレー ニング むっ , 、、、つス。 シューズとヨガ用ウェアを新調。それなのに ( サリー ) ほどなく改修工事のために 1 ヶ月間休館。よ ・色黒で日焼けに苦労することはなかったけ うやく、リニューアルオープンらしい。これ れど、気づけば美白でも色白でもなく、青白 を機に、スポーツの秋宣言 ! に。自分ではない気がして、べランダで水浴 ( メガネッコ ) びをしながら日焼けをしてみた。海じゃない のがちょっと切ないものの、かなり気持ちょ いてない。ロれてみた。ロロてみた。あなた くてこの夏はクーラーいらず。もうすぐ大好 のロは何 ? きな秋がやってくる。 お詫びと訂正 デスク 臼田良寛 アートティレクター 上原徹 ( 株 ) ピクト 山田英之 ( 株 ) ピクト ( 株 ) ピクト 川崎亜希子 齋藤涼子 ( 株 ) ピクト 渡辺道和 ( 株 ) ピクト ( 株 ) ピクト 日下如央 野口善正 ( 株 ) ピクト タムラサリー 十時かの子 撮影 小貝和夫 営業担当 佐々木直 坂本洋史 宣伝担当 山嵜夏子 広告担当 新倉祥子 丹治美佐子 吉田陽ー 生産管理担当木村俊彦 ー発行所株式会社アスキー 〒 1 02-8584 東京都千代田区九段北ト 1 3 ー 5 日本地所第一ビル TEL : 03 ー 6888-5500 ( 営業局 ) ・印刷所東京書籍印刷株式会社 本誌記事へのお問い合わせは下記 URL までお願い致します。 CASCII 本と雑誌ヘルプ ] http://www.ascii. CO. jp/books/ ・ 2006 年 7 月号 47 ページ右段下から 1 0 行目 help/ なお、本誌の内容に関すること以外 「 CIDR に基づく・ ・ ( 中略 ) ・・・・・・経路制御のしくみ」と「プライベートアドレス + NAT ・・・・ ( 中略 ) にはお答えできません。 ことを指しています。 お詫びして訂正させていただきます。 コーディネーター 編集 デザイン ・スポーックラブに入会したはいいが、まっ ・聞いてみた。やってみた。ロってない。ロ (k) ( ケチ ) ・・という施策」は別の ◎ 2006 ASCII Co 「 po 「 ation ( 誤 ) 本書 ( ソフトウェア / プログラムを そこで短期解と長期解の 2 つの対策が考えられました。短期解は、現在の CIDR に基づく階層的なアドレス割振りと経路集 含む ) は、法律の定めのある場合ま 約のしくみです。それはプライベートアドレス十 NAT を用い、インターネットに直接アクセスしないデバイスにはアドレ たは権利者の許諾のある場合を除 スを消費させないという施策です。既存の IP を利用しながら、アドレスの利用を節約し、かっ経路制御のオーバーヘッドを 抑えるという付加的なものでした。 き、いかなる方法においても複製・ 複写することはできません。 そこで短期解と長期解の 2 つの対策が考えられました。短期解の 1 つは、現在の CIDR に基づく階層的なアドレス割振りと経 P 「 inted in Japan 路集約のしくみです。もう 1 つは、プライベートアドレス十 NAT を用いて、インターネットに直接アクセスしないデバイス 本誌中で紹介する製品名などは、各メーカーの登 にはアドレスを消費させないという施策です。これらは既存の IP を利用しながら、アドレスの利用を節約し、かっ経路制御 のオーバーヘッドを抑えるという付加的なものでした。 録商標または商標です。 ( 正 )
UNIX magazine 20 周年特別企画 1986 年 10 月の創刊以来ご愛読 0 、ただきました UN Ⅸ ag " 00 念年 10 ・月、創刊 20 周 年を迎えます。この世に生を受けた緑児が、成年するのと同じ月日が流れたことになります。 創刊以来、弊誌をご愛読頂いた読者の皆さもに、、深い感謝の念を捧げます。 UNIX を取り巻く環境はこの 20 年でめまぐるしく変わっております。 Linux や BSD 、オープンソースプロダクツの台頭もその 1 つです。 Mac OSX の登場も忘 れてはなりません。しかし、 UN Ⅸのその本質は変わることなく今日まで受け継がれてい ると感じております。本誌はこれからも UN Ⅸおよびいオープンソース関連の情報を的確 を発信してゾく当存です。今後を当ご愛読くださいますようお願い申し上げます。 今号は 20 周年特別企画といなしまして、 UNIX 、。。、、オープンツ「ス業界に長く関わ え企業様よりご寄稿をいただ、第したまた、一部はインタビ、一という形で紹介させて UNIX magazine 2006 Autumn 20 周年拡大ブレゼント ) ただきます。 特別寄稿 / スペシャルインタビュー UNIX の 20 年各社の取り組み IO ・一、寄稿いただいた企業 日本アイ、ビエム株式会社 インテル株式会社 ATEN ジャパン株式会社、 日本 SGI 株式会社 LPI-Japan 事務局 株式会社創夢 株式会社日本コ、どュ =- ティングシステム 日本ヒューレツ・バッカード株式会社 ぶらっとホーム株式会 株式会社ホライズン・デジタル・エンタープライズ ( 敬称略 )
やってみ。 æXCAST6-v 先号の旧 v6 特集では「 XCAST6 を楽しもう」という企画で、 名古屋大学大学院工学研究科河口信夫氏、 WIDE プロジェクト今井祐ニ氏を中心に、 XCAST6 をご紹介いただいた。 そこで今回は、弊誌編集部員が自ら XCAST6 の環境を作って、 実際に XCAST6 を利用したイベントに参加するまでをレポートする。 WIX magazine 2006 Autumn
UNIX magazine 20 周年特別企画 LP ト JAPAN 事務局 http://www 」 pi. or.jp/ LPI-JAPAN は、 Linux とオープンソース のプロフェッショナルのさらなる育成と支援 を行なう立場から、世界中のユーザー へ ンダー、開発者からなるコミュニテイへの貢 献を行なう目的で、 1999 年 10 月に NPO と して設立された国際組織である LPI ( Linux Professional lnstitute) の日本支部として、 2000 年 10 月から Linux 技術者の認定試験で ある LPIC(Linux Professional lnstitute Certi fication) を開始しました。 LPI はすべての Linux ディストリビューショ ンやコンピュータのべンダーに中立なグロー 株式会社創夢 http://www.soumu.co.jp/ 遠藤・今泉 : 20 周年おめでとうございます。 ありがとうございます。ところで御社は創業 以来、 UNIX に特化したビジネスを展開されて おられますよね。その創業の経緯を教えていた だけますか ? 遠藤 . 私たちが学生だったころに作った会社な んです。 1984 年の 12 月の創業です。元をただ せば学生時代、社長の田口淳一がアスキーで アノレヾイトをしていたことが発端になります。当 時 UNIX magazine に記事を書いておられた 坂本文さんから、「会社を作るなら仕事をあげる」 といわれて作ったのが最初です。最初は UN Ⅸ 理事長 成井弦 バル組織であり、 LPIC は国際的に通用する資 格として認知され、企業からは試験合格者に 対してすでに高い評価を得ています。メイン フレームからサーバまで Linux を積極的に採 用しようというマーケットの動きと呼応する ように、世界でも有数の Linux 先進国である 日本国内での認定試験の累計受験者は、 2006 年 7 月現在で 6 万人を超え、認定者はすでに 2 万人に達しようとしています。 LPI が重要視しているのは、試験のクオリ ティ、試験の受けやすさ、そしてコミュニティ です。 2006 年中にはすでに高い評価を得て 取締役副社長 でしたから。 り .. …当時はこうした分野の技術者がいません ンテナンスもしていました。 WIDE につなげた かにも、電子技術総合研究所のサイト運用、メ だいぶ村井先生に感化されています ( 笑 ) 。ほ 井先生のところでしばらく研究をしていました。 本でインターネットをやるぞ」ということで、村 どもしてたんですよ。その後、村井純先生が「日 手がけました。当時はマニュアルの翻訳作業な ファームウェア開発、アプリケーションの開発も ネル、ライプラリ等の日本語化、ドライバ開発、 関係の移植や日本語化をやっていました。カー いるレベル 1 、 2 の試験をより頻繁に改訂す ることに加え、さらに高度なレベル 3 の試験 を実施する計画です。また、教育機関や教材 の認定制度に続き、インストラクターの認定 制度をスタートし、これまで以上に Linux コ ミュニティに対する貢献を行なっていきます。 Linux で一番重要なことは、「貢献」すると いうことです。我々も LPIC をさらに普及さ せて貢献したいと考えています。そして技術 だけではなく IT スペシャリストの総合的なク オリティを高め、 Linux ビジネスのさらなる 発展に寄与することを目指していきます。 遠藤知宏 営業管理室主任 今泉由紀 : 現在も、 WIDE プロジェクトへの参加や、 村井先生と IPv6 について共同研究などもして います。 今後のビジネス展開についてはいかがで しようか。 今泉 : グリッドコンピューティングや大規模 クラスタ運用保守の分野でも実績を上げてい ます。 藤 : 少なくとも、 UNIX 系を使っていろい ろやりたいと考えています。ビジネスとして はほかのことはあまり考えていません。やり たいことをやるのが私たちの会社なんです。 UN Ⅸ magazine 2006 Autum n
PRESE 株式会社アスキーでは、 UN Ⅸ magazine の創刊 20 周年を記 念して、プレゼントを実施いた します。ご希望の方は、 http:// www.ascii.co.jp/unixmag20/ からご応募ください。応募者多 数の場合、当選者は抽選により 選ばせていただきます。なお、 発表は賞品の発送をもってかえ させていただきます。 ・ Happy Hacking Keybord ・ Happy Hacking Keybord Lite 2 英語配列 (USB) ProfessionaI 2 2 名様 英語配列 ( 墨 / 無刻印 ) 1 名様 ・ HDE Controller 4 1 名様 Web プラウザ上 から Linux サー バの設定・運 用を可能にする サーバ管理ソフ トウェアです。 提供 : 株式会社ホライズン・デジタル・ 工ンタープライズ ・ 2 ポート Master View 2 名様 ( 0 れ 0 〃 2 ′ダ 究極のコンノヾクトキーボード。 UNIX Sun Type 3 キー配列にならった プロフェッショナル向けキーボード。 ユーザーに嬉しい英語配列です。担 キートップに刻印はありません。 当も愛用しています。 提供 : 株式会社創夢 提供 : 株式会社創夢 ・レーザーポインタ付き ボールペン ・ネックストラップと リールストラップ 10 名様 5 名様 スで使える切り替え器です。 USB と サウンドの切り替えにも対応します。 提供 :ATEN ジャパン株式会社 ALTUSEN のロゴが入った、レー ザーポインタ付きボールペンです。 提供 :ATEN ジャパン株式会社 旧 M のロゴが入ったネックストラッ プとステンレスワイヤーを使用した リールストラップをセットで。 提供 : 日本アイ・ビー・エム株式会社 ・ Linux at 旧 M キーホルダー 5 名様 ・インテル ltanium 2 ロゴ携帯ストラップ IO 名様 ・携帯電話用フィルター 3 名様 インテ )bltanium 2 のロゴが入った 旧 M のプレードサーバ Blade 携帯ストラップです。裏面は液晶ク Center のロゴ入り携帯電話用フィ リーナーになっています。 Linux at 旧 M のロゴが入ったキー ホルダーです。サーバルームやラッ ルターです。マイクロルーバーフィル 提供 : インテル株式会社 ムがプライバシーを守ります。 クのカギなどをまとめておくのに便利 です。 提供 : 日本アイ・ビー・エム株式会社 提供 : 日本アイ・ビー・エム株式会社 応募のきまり ・株式会社アスキーでは、 UN Ⅸ magazine の創刊 20 周年を記念して、 以上の賞品をプレゼントいたします。ご希望の方は、インターネット (http://www.ascii ・ co.jp/unixmag20/) からご応募ください。締め 切りは 11 月 17 日です。応募者多数の場合、当選者は抽選となります。 発表は賞品の発送 ( 12 月初旬予定 ) をもってかえさせていただきます。 ・抽選に関するお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。 ご応募の際にご記入頂いた個人情報は、当選のご連絡や賞品の発送 のみに利用し、そのほかの目的では利用しません。なお、個人情報は プレゼント企画終了後に消去し、 6 ヶ月を超えて保有することはありま せん。詳細は http: 〃 www.ascii.co ・ jp/privacy. html をご覧ください。 9 UNIX magazine 2006 Autumn
P2P 技術の再考 浜辺将太 分散ハッシュテープル入門 西谷智広 アプリケーション層マルチキャスト : 34 基本と応用 首藤ー幸 地産地消 P2P ネットワーク 斉藤賢爾 P2P と 2 つの「アーキテクチャ」 土井裕介 【インタビュー】問題点の抽出と整理 山口英 P2P 今後のアーキテクチャ 覆面座談会 SPECIRL R 26 SPECIRL B SPECIRL C 48 SPECIRL 0 56 SPECIRL [ 66 SPECIRL ド 70 SPECIRL G UN Ⅸ magazine 2006 Autumn
UNIX magazine 20 周年特別企画 ル「 H 。眦 商川たカ、ら、できること。 Packet1X ぶらっとホーム株式会社 http://www.plathome ℃ 0.jp/ ぶらっとホーム株式会社 製商品事業本部 「コンピュータにかかわりさらにに高いレ と考えております。 UNIX magazine 創刊 20 周年おめでとうご ぶらっとホームは、今後も最先端の商品や ベルを目指す挑戦者の方々」貴誌の購読者 ざいます。 情報をダイレクトに提供していきます。また、 の方々のベストパートナーであるべく歴史 こうしてお祝いさせていただく機会をいた コンピュータアスリートの「思い」を「形」 を重ねてまいりました弊社ですが、業界を だき、あらためましてこの 20 年を思い返し にするべく、べンダやメーカーとの協業によ ますと、貴誌の歴史がそのまま国内の UN Ⅸ / 先駆けての Linux サーバのリリース、オー り新たな商品の開発やシナジーを生み出して プンソースによる開かれた用途に向けての Linux の歴史、と感じ入ります。 「 OpenBlockS シリーズ」の開発など、弊社 いきたいと考えております。 個人的には、コンピュータ業界に身を置か 季刊化で次号を読むまで少々時間がかかる の主要な製品がお客様に広く受け入れていた せていただくようになった際、すでに業界を だけたのも、技術的上昇志向の強い技術者の ようにはなりましたが、 1 ファンとしまして、 代表するメディアとして確固たるポジション また同じ業界を駆け抜ける企業の一員といた 方々の力強い味方であり、オープンソースへ を持たれていた貴社は、情報のソースとして、 しまして、変わらぬ内容の充実を期待させて の愛情にあふれた詳細な内容を提供し続けて また教科書として、さまざまな意味合いでお きた、貴誌のようなメディアの存在のおかげ いただいております。 世話になりました。 浦木大介 株式会社ホライズン・デジタル・ 工ンタープライズ http://www.hde.jp/ 一貫し になったのです。現在、このシステムは「 HDE 弊社は 1996 年 11 月の創業以来、 長することができました。 一方、セキュリテイ事業におきましては、電子 Customers Care 」としてご好評をいただいて て Linux を中核とするビジネスを展開してま おります。その後、 Web べースのグラフィカルイ メールフィルタリング / アーカイプソフトウェアで いりました。今年で創立 10 周年を迎え、今 ンターフェイスを採用したサーバマネージメント ある「 HDE Mail Filter 」や、コストパフォーマ 後もサーバサイドテクノロジーをベースに、時 ツール「 HDE Controller 」を開発。 5 万本以 ンスに優れたゲートウェイアンチウイルスソリュー 代の要請に先駆ける独創的なソフトウェアや 上の実績を持っ業界標準の Linux サーバ管理 ション「 HDE Anti-Virus for Gateway/for サービスの開発・提供に注力してまいります。 ツールとして市場に受け入れられました。また、 Server. 」、べイジアン方式、ヒューリスティッ 我々の最初のビジネスは、 OCN 工コノミ Linux/UNIX/Windows と複雑化する企業内 ク方式など複数のフィルタリング方式を採用 向け Linux サーバの販売でした。次に、そ のサーバをシンプルに管理できる集中管理ソ したスバムフィルタ「 HDE Anti-Spam for のノウハウを活かし、効果的な eCRM を実 リューション「 HDE Center 」を開発。ゼロトレー Gateway 」など、組織内からの情報漏えい防 現するメール配信システムを開発いたしまし ニングで利用できるという点をご評価いただき、 止や不要メールの軽減のためのソリューションも こうした背景もあり、弊社は Linux OS 1000 を超す地方自治体で利用されるまでに成 提供しております。 べースのソフトウェアの開発に注力すること UN Ⅸ magazine 2006 Autumn 永留義己 小椋ー宏 取締役副社長 代表取締役社長