ユーザー - みる会図書館


検索対象: UNIX MAGAZINE 2006年7月号
38件見つかりました。

1. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

6 とは何なのか ! ? 何千万の常時接続が可能になった結果がこの 情報漏えい社会です。 D 氏 : 漏えいの問題に関しては、 P2P の問 題というより、 OS やアプリケーション側が アーキテクチャとしての P2P はどう 防御面の開発をサポっている部分もあるよう なっていくのでしよう。 Winny を例にする にも見えますね。 と、機密の漏えいという文脈では語られてい A 氏 : プログラマーには OpenBSD の責任 るけれど、 P2P アーキテクチャとしてはほ 者である Theo de Raadt ぐらいのテクノロ とんど表面化していません。 ジと発言力が要求されるんじゃないかという A 氏 : はやりに乗るわけではないですが、い 話があります。一方で、自由でオープンであ わゆる Web 2.0 を実現しているセントリッ るからこそ、皆がプログラムを作って、よい クなシステムとして、 GoogIe や、 Amazon も悪いも含めて広まって、セキュリティホー があります。一方で、コンテンツの配信は全 ルもありつつ、そこから新しいアイデアが生 部 P2P でやりましようという流れがありま まれてきたのです。 す。つまり、集中と分散ですね。データベー D 氏 : ネットワークにつないだ以上、いく スがコンピュータシステムの 1 つの本質です らアプリケーションや OS が堅牢になろう から、まずはセントリックなデータベースを と、必ず穴があると考えたほうがよいですね。 引いて、そのデータからリッチコンテンツを 漏えい間題はなくなりません。アタックされ 引っぱってくるのは P2P アーキテクチャと るのがデフォルトで、ユーザーは皆、自衛す いうことになるのだと思いますね。 る意識を持つべきです。それに、ソーシャル D 氏 : Winny はよいアプリケーションだと 工ンジニアリングまでシステムで面倒は見切 は思いますが、クライアントでもありサーバ れないと思いますよ。 でもあるソフトウェアを、ユーザーが意識せ ずに使っているところに難しさがあり、危う さがあるという考え方を友人に教えてもらい ました。自分の手元にあるのはサーバなのだ 一般ユーザーに対して、ネットワークや から管理しなければならないということを、 コンピュータの危険性がきちんと伝えられて アプリケーションがユーザーに意識させなけ いないと感じています。例えば、銀行の指紋 ればならない。そこが欠如しているから、管 認証では、万が一その指紋データを格納して 理を意識しないユーザーは、「俺に責任はな いる DB がクラックされたらどうなるのか。 いよ」という。責任を持つのが嫌なら、シン 変更することができない ID がクラックされ クライアントにすればよいのでしようが。 ることのリスクがきちんと説明されていませ ん。一般ユーザーの情報リテラシはまだまだ 自分の PC がサーバになっていることを自覚 低いのが現状で、ネットワークや通信が安全 していません。サーバである以上、コピーコ だと思い込んでいるのではないでしようか。 ントロールなどの管理をしないとならないは D 氏 : 通信の秘密が通信事業者によって担 ずです。イリーガルなはずなのに、そんな意 保されていると思ってはだめですね。 IPsec 識もなくダダ漏れしている。これはアーキテ で暗号化できるようになっているのですか クチャの甘さなのでしようか。 ら、ユーザーは自分で自分を守るべきです。 今の状況を想像していなかったでしようね。 アーキテクチャとしての P2P インターネット・リテラシと教育 C 氏 : その通りですね。 P2P のユーザーは、 0 A 氏 : 5 年前、 e-Japan を推した人たちは、 A 氏 : しかし、そのことを議論すること自 87 UNIX magazine 2006 Summe 「

2. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

それぞれに適切なユーザーシナリオに沿った アプリケーションを出していきます。 セキュリティに対するユーサーの意識と 製品そのものの信頼性を高める 使われ方という点では、まだまだ一般 ユーザーのコンピュータリテラシが非常に低 い気がしていますが。 田中氏 : マイクロソフトはインターネット安 全推進教室などを通して、セキュリティに対 する啓発活動を行なっています。警視庁が実 施している総合セキュリティ会議などでもよ く議論されるのは、製品側、 ISP 側が努力を しても、最終的にはユーザーがそれを正しく 利用するか否かによります。まさにリテラシ を上げていくしかないと思います。 楠氏 : また、どこまでをユーザーコントロー ラブルとするかという考え方も変わりつつあ ります。例えば、デフォルトの設定について いえば、一般ューザー向けは最初から安全な 設定にしておく。一方で、企業ューザー向 けは環境に応じて任意でセキュリティ機能を オフにでき、またシステム管理者がセキュリ ティポリシーに基づき、一括して設定できる というように利用シナリオごとにセキュリ ティ機能の設定を変えられるようにしていま す。 Windows Vista でもデフォルト設定は かなりセキュアに設定されます。 Administrator 権限の考え方は、 UNIX に 近くなりつつあります。たとえ、管理者権限 を持っユーザーでログインをして利用してい る場合でも、本当に管理者権限が必要なとき には、さらに別のオプトインでの確認が行わ れます。画面がプラックアウトされて、 で本当に管理者権限を持ちますか ? という ダイアログで確認をします。 Windows XP の場合、パワーユーザーや管理者権限で利用 していたために、スパイウェアに感染するよ うな危険性もありました。 啓発と並行して、製品そのものの本質的な 信頼性をどうやって高めていくのかというこ とに、積極的に投資をしています。 インターネットへのアプローチ マイクロソフトと、いわゆるインター ネットとのかかわりは、どのような方向へ行 くのでしよう。 及川氏 :Windows Vista とのかかわりでい いますと、 I つはいわゆる Web 2.0 に対し てベストなプラットフォームを提供すること と考えています。 lnternet ExpIorer ( 以下、 (E) 7 で RSS が標準サポートになっているの はご存知だと思いますが、あれは IE の機能と してではなく、実は Windows の機能として RSS プラットフォームを実装しています。で すから IE7 でなくとも、べンダーの方に追加 のアプリケーションを作っていただくことで、 RSS のプラットフォーム上に、統一されたデー タベースの下、動作させることが可能です。 この RSS に関して、マイクロソフトは 2 つの仕様をクリエイテイプコモンズで提案し ています。今はどちらかというと、フィード を受ける形に留まっていますが、今後はその 情報を他のプラットフォーム間でも共有する ということも考えています。 RSS はこれか ら発展する分野です。 次に、 Windows Vista では、 WPF*I と WCF 2 というプラットフォームにて、プラウザの枠 を超えたところでインターネットと融合でき るようになります。たとえば、オンライント レードの専用プラウザであるとか、オンラ イン書店で 3D アニメーションを配信するな ど、よりリッチなユーザーエクスペリエンス を提供することが可能です。 WPF から GUI のエレメントは、 XAML 3 という XML で定義しており、そのスキーマ 自体も公開しています。マイクロソフト自身 も工クスプレションのインターラクテイプデ ザイナという、 Flash ライクなタイムライン マイクロソフト株式会社 業務執行役員 最高技術責任者 田中芳夫氏 TANAKA Yoshio 東京都出身。住友重機械工業 株式会社を経て、 1980 年、 日本アイ・ビー・エム株式会 社入社。研究開発製造部門、 インダストリーソリューショ ン部門、旧 M Co 「 poration への出向などを経て、 2001 年、研究開発製造企画・事 業推進理事および PC Open Architectu 「 e Developers G 「 oup (OADG) 副会長に 就任。 2005 年 1 月マイクロソフト 株式会社入社。 2005 年 7 月 より最高技術責任者 (CTO) 。 1 W P F : \N i n d 0 w s P 「 e sentation Foundation ( 前 コード名 AvaIon) 2WCF : Windows Com m u n i C a t i 0 n F 0 u n d a t i 0 n ( 前コード名 lndigo) 3XAML : eXtensibIe AppIi cation Markup Language UNIX magazine 2006 Summer 1 17

3. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

1 プロードバンド化への対応 ■成長限界を打破し、ユーザーの利便性を維持・向上させ ながらインターネットをスケールアップ 〇基幹網 100Gbps 〇アクセス網 - 無線 : 1 OOM - 固定 : 1 G-v 1 OG 提供可能な リンクスピード 必要な帯域 バラレル化、オンデマンドリンク トボロジ複雑化、アーキテクチャへの影響 > > 固定ユーサー モバイルユーサー 2 ュビキタスネットワークの具現化 ■今まで想定していなかった新たな「利用者」、利用形態 のための環境構築 〇家電・センサー・車・ロボット・携帯端末 〇 FMC 、放送と通信の融合、 M2M 3 安心・安全にインターネットを利用できる仕組み提供 インフラとサービスの分離 アドホック化、自律分散化 1 ■より多様なユーザー層・利用形態に対する「安心・安全」レベルの提供 ・自由なインターネットは、悪意あるユーサーにもプロードバンド・ユビキタス環境を与えてしまう 図 4 フェーズ 2 の要件 ( インフラよりの視点 ) 一方、アドレス空間自体を大幅に広げ、将 こでインフラ寄りの視点に立っとする 来必要になると思われる機能を盛り込み、ま 図 4 にまとめたように 3 つの課題があ るように思います。 た後からでも拡張できるよう設計されたの 1 つは、現ユーザーの利便性を維持・向上 が、長期解である IPv6 です。 インフラと同様に、フェーズ 1 の間は IP させながらインターネットをスケールアップ も既存の技術をベースにしていました。すな させることです。今でも年間でトラフィック が倍増していく以上、引続きプロードバンド わち短期解であった CIDR とプライベートア 化への対応を続けなければなりません。 ドレス十 NAT を利用することで、発展して もう 1 つは、今まで想定していなかった きたのです。振り返れば、このフェーズの符 利用者や利用形態のための環境を作り、これ 合は偶然ではないようにも思えます。 結果的にフェーズ 1 の間には、 IPv6 が本 ら「ユーザー」を取り込みつつ、インターネッ トをスケールアップさせるという視点です。 当に必要な状況にはなりませんでしたが、か ュビキタスネットワークの具現化は、取り組 といってこのまま IPv4 で進められるという むべき重要な課題であり、国策でもあります。 のは、短絡的すぎると思うのです。 さらに上記 2 つを進めるにあたっては、 前述のように、インターネットの発展が 現在問題となっているウイルス / スバムや フェーズ 2 を迎えました。インフラの観点 DDoS の脅威、また個人情報漏えいなどを解 からは、これまでとは異なるレベルの進化を 決し、安心・安全に利用できるしくみを作ら 経験しなければなりません。そして IP のレ なければなりません。そうしなければ、イン イヤでも、従来とは異なる発想での問題解決 ターネットの利用は広がらないのです。 が必要であり、 IPv6 は現時点において、唯 このプロードバンド、ユビキタス、安心、・ 一利用可能な重要なツールだと思うのです。 安全の 3 つの課題をきちんと解決するため 次のフェーズの方向性 には、フェーズ 1 で作りあげたインターネッ トの常識を打ち壊さないと先に進めません。 こうしてフェーズ I からの脱皮をはかるこ ではフェーズ 2 では、いったいどのよう とが、フェーズ 2 への移行のために必要な な変革が必要なのでしよう。 〒《 6 化回一 7 48 UNIX magazine 2006 Summer

4. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

旧 6 とは何なのか ! ? ないところもあります。残念ながらインター だように、フェーズ 2 でも同じような変革 ネットの発展は悪意を持ったユーザーにもカ が起こる可能性があるのです。 を与えたということを真摯に受け止め、性善 今回取りあげた 3 つの課題を解決するだ けでも、フェーズ 2 では大きな変革が求め 説に則った発想の転換が必要です。そして、 インターネットの自由を守りながら、悪意を られます。すなわち、インターネットがプロー 持ったユーザーから自らを守るという考え方 ドバンド・ユビキタスネットワークを安心・ の醸成と、必要なしくみ作りをしていかなく 安全に使うためのインフラとなるには、今の てはなりません。 インターネットの延長線上にあってはならな いのです。異なる発想やニーズから生まれ、 おわりに 今までとは異なるロジックで成長し、ついに は今のインターネット自体を飲み込んでしま インターネットの発展は、次のフェーズに うようなものだと思われます。 人ります。フェーズ 2 では、フェーズ I を フェーズ 2 の発展をドライプするのに 作りあげるうえで前提になっていた多くの制 IPv6 の何が利用でき、何が足りないでしょ 約や、そこで作りあげた常識を突き破ってこ うか。また不足分はどのように補うのでしよ そ、本質的な進化を起こします。 うか。場合によっては次の IP を作るくらい これは、フェーズ 1 においてインターネッ の勢いで考えていく必要があると考えていま トが電話網の中に生まれ、電話網とは異なる す。ユニマガ読者であれば、早速新しいプロ ロジックで急成長し、ついには主役であった トコルスタックのデザインに入られることで 電話というアプリケーション自体を取り込ん しよう。期待しています。 6 Ⅸ経由であればⅨの帯域を浪費 ① 狙われたサーバの負担が増大 普通のユーザーのアクセスを阻害 6 に一に〉ロ一ユ サーバのある LAN の トラフィック増大 3 プロバイダーのバックボーン回線浪費 プロードバンド アクセス網 プロードバンド ′ ~ アクセス網 【 DDoS 攻撃の例】 ④ アクセス事業者のネットワーク負荷増大 認証技術・暗号技術 追跡性・フォレンジック ユーサー教育・インシテント対応 スバム・ウイルス・フィッシング対策 DDoS ・ボットネット 情報改ざん・情報漏えい対策 図 7 脅かされる安心・安全 UNIX magazine 2006 Summer

5. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

2000 年末 2000 年末時点での 2005 年の予測 旧の主流なノヾックボーン回線速度は ? 典型的アクセス速度 64kbps 1 OMbps 2000 年末の約 1 56 倍 6 とは何なのか ! ? ユーザー数 4708 万人 8720 万人 2000 年末の約 1 .9 倍 実際は 2005 年 1 2 月現在 東京 - 大阪 . 1 OGbps x 4 がもっとも広帯域な区間 ( 平成 13 年度版通信白書より ) 44.5Gbps 150Mbps x 1 56 x 1 .9 もはや既存のインフラでは支えきれない ! 図 3 アクセスのプロードバンド化がもたらす需要 ( 5 年前 ) のためのインフラからデータのためのインフ ラへという発想の転換だったのです。 増加し続けるトラフィック 図 3 は、 5 年程前にプロードバンドをテー マにしたあるフォーラムで話をした時に使っ たスライドです。ちょうど電話からデータ通 信への主役交替が起こり始めた頃です。 2000 年末時点では 64kbps が典型的なア クセス速度で、ユーザー数は 4708 万人、ま た IIJ バックポーンは 150Mbps でした。当 時の通信白書によると、 2005 年には典型的 アクセス速度が lOMbps になり、ユーザー 数が 8720 万人になると予測されていまし た。この条件から、大雑把かっ単純な計算 で 2005 年時点でのバックポーンの必要帯域 を予測した結果、 44.5Gbps となりました。 44.5Gbps などという回線は、当時の通信イ ンフラ上には存在し得ないほど高速であり、 実際、今もまだ商用では存在していません。 そうすると、必然的にこのプロードバンド化 の需要を既存のインフラでは捌くことができ ないということになります。つまりインフラ の作り方や、バックポーンを構築する際の考 え方を変えないとならなくなるのです。実際 は 2005 年末現在、東京ー大阪間に 9.6Gbps の回線を 4 本引いて使っているため、この 予測はまったく当たらなかったわけではない と、いえなくもありませんが いずれにせよ、現状でもトラフィックの増 加は続いており、既存のインフラではもはや インターネットの成長を支えきれません。時 間の問題なのです。そしてこれが、フェーズ 2 の始まりであります。 旧自身の変革 いまさら触れる必要もありませんが、物理 的なインフラだけではなく、 IP 自体もスケー ラビリティの間題に直面しています。それが 1991 年に間題提起された、 IP アドレスの枯 渇とルーティングテープル爆発の予測です。 IP アドレスが枯渇すれば新規にユーザーを つなげられなくなります。一方、ルーティン グテープルが爆発してルータの動作に間題が 発生すれば、インターネット自体が動かなく なります。これは非常に衝撃的な予測でした。 そこで短期解と長期解の 2 つの対策が考 えられました。短期解は、現在の CIDR に基 づく階層的なアドレス割振りと経路集約の しくみです。それはプライベートアドレス十 NAT を用い、インターネットに直接アクセ スしないデバイスにはアドレスを消費させな いという施策です。既存の IP を利用しなが ら、アドレスの利用を節約し、かっ経路制御 のオーバーヘッドを抑えるという付加的なも のでした。 UNIX magazine 2006 Summer 47

6. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

For NextIP Generations Pr C mmuniGate 25Users これが、次世代のコミュニケーションフラットフォーム CommuniGate Pro ( CGP ) は総合コミュニケーションプラットフォームです。 SMTP 、 POPSIMAP 、 Web メール、メーリングリストといった標準メール機能のほか、 HTTP やグループウェアなどの各種サービスが 搭載されています。また、電子メールだけではなく、 S 旧 ( 呼制御プロトコル ) や PBX 機能も標準でサポート されており、様々な企業、組織のコミュニケーション プラットフォームとして、幅広い活用が可能な製品です。 多機能 Web インターフェース CommuniGate P 「 0 の独自機能である MAP ロネクターを利用するこ とにより、 Web ユーザーインターフェイスと OutIook の情報を同期させ ることが可能になります。また、 We b ユーザーインターフェイスのパー ミッション機能により、各ユーザー間のスケジュール、メールボックス、タス ク管理などの共有が可能になります。 バーソナル Web サイトの構築 多機能 W e b インターフェイスの We b サイト機能により、各ユーザー が個人の Web サイトを構築することが可能です。ユーザーはこの機能を利 用することで、ノヾーソナル We b サイトへのファイルの追加、取り出しなど の更新作業を行うことができます。 リアルタイムコミュニケーション CommuniGate P 「 0 は S 対応のソフトフォン ( 写真は eyeBeam ) と の連携も可能であり、 Outlook アドレス帳のリストを右クリックするだけ で旧べースの電話に簡単に電話をかけることができ ( クリックツーコール ) 、 簡易的なビデオ会議やインスタントメッセージングを行うこともできます。 ダイナミッククラスタリング ダイナミッククラスタリング * を利用することにより、一部のハードウェアに障害が発生したとしても、 CommuniGate P 「 0 の動作は停止しません。これらの 機能により、 CommuniGate P 「 0 を用いたシステムは、 99.999 % ( CommuniGate Systems 社比 ) のアップタイムを誇っています。 * ダイナミッククラスタリングで動作させるためには、クラスターライセンスが必要になります。 ダイナミッククラスタリングアーキテクチャ スイッチ / 共有ファイルシステム ( クラスタファイルのシステムまた ファイア iMAP/S はネットワークファイルシステム ) ウォール MAPI/S POP/S SMTP/TLS 。 HTTP/S インターネット 物コ・ 0 -- 画 0 ・画 0 CGP カレンダー 当コ 0 メ・当 ( ー、第 同期 Outlook カレンダー - -0 0 Outlook メール CGP Web メール ー .0 電第 0- ・朝 0 第・ 0 イ 4 - 一“・ - ′今第一 . 載宿、 ー CGP Web サイト 和、 0 -1 ー eyeBeam Outlook アドレス帳 DMZ Version 5.0 25Users 価格 148 900 円 ( 税込 ) [ 動作環境 ] (lntel X86 】 Linux, Microsoft Windows ( NT / 2000 / 2003 / XP / 95 / 98 / ME ) , Sun solaris, Free BSD 4. X , Free BSD 5. X , BSD BSD/OS, SCO UnixWare, SCO OpenServer, ONX, 旧 M OS / 2 , NetBSD, OpenBSD, BeOS 【 PowerPC 】 Linux, 旧 M AIX, Apple MacOS X, BeOS 【 Sparc 】 Sun Solaris, Linux 【 AIpha 】 OpenVMS, tru64(Digital Unix), Free BSD 4. X , Linux 【X86-64 】 Linux, windows (lntellA64(ltanium) 】 OpenVMS, Linux, HP/UX, Windows (HPPA 】 HP/UX 【 MIPS 】 Linux, SGIIrix 【 AS / 400 Power 】旧 M OS / 400 , Linux 【旧 M S/390 】 Linux 【 StrongARM 】 Linux 【 Moto 「 0 68k 】 Linux [ 匯英動作墮 ] Redhat Enterprise Linux 3 / 4 ()S (S), Sun solaris 8 / 9 / 10 , M icrosoft Windows 2000 / 2003 Server WAP IMODE WML / アル スフウ ロード ノヾランサ / アル ルフウ NAS 、 SAN iCAL/iMAP/iTlP WebDAV Messenger ソフトクライアント CommuniGate P 「 0 フロントエンドサーバー ( 2 台以上 ) CommuniGate P 「 0 バックエンドサーバー ( 2 台以上 ) Vo 旧 SIP/S ※記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 朝篇 - commun1Gate C コココ一 Gat の S Y S T E M S CommuniGate Systems は、インターネットコミュニケ - ション 開発分野の最先端企業です。 ドラゴン・ネットワークス株式会社 http://www.dragon-networks.com 製品に関するお問い合わせ◆ E - ma ⅱ : products@dragon-networks.com 電話番号 : 028-675-8471 受付時間 = ( 月 ~ 金 ) 9 : 00 ~ 12 : 00 / 13 : 00 ~ 17 : 00 0 CommuniGate

7. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

」 IJS 報告 大学院大学 ) 、高田敏弘 ( N 幵 ) 、建部修見 ( 筑 ら軽量プログラミング言語が一堂に会す珍し 波大学 ) 、谷村勇輔 ( 産業技術総合研究所 ) 、 さまざまな軽量プログラミ いイベントです。 戸辺義人 ( 東京電機大学 ) 、南里豪志 ( 九州 ング言語の実力、楽しさ、面白さを体験する 大学 ) 、中村素典 ( 京都大学 ) 、廣津登志夫 ( 豊 またとない機会です。ぜひ、ご参加ください。 橋技術科学大学 ) 、前田香織 ( 広島市立大学 ) 、 山崎克之 ( 長岡技術科学大学 ) ・問合せ先 プログラム委員長 ( 植原、永見 ) e-mail : ic2006-submission@jus.or.jp ■開催概要 名称 : Lightweight Language Ring ( 通称 LL Ring) 主催・ LL Ring 実行委員会 協賛 : アスキー 日本 UNIX ユーザ 会、 Kahua プロジェクト、 T0kyo Perl Monge 「 s 、日本 PHP ユーザ 日本 Python ユーザ会、日本 Ruby の会、日本 GNU AWK ユーザー会ほか 開催日 : 2006 年 8 月 26 日 ( 土 ) 2003 年は LL Saturday 、 2004 年は LL 時間 : 1 0:30 ( 開演 ) ~ 21 :OO ( 終了予定 ) Weekend 、 2005 年は LL Day and Night 、 として LL ファンの期待に応えてきた 場所 : 新木場 1 stRlNG (http://west-c. com/l string/) Lightweight Language カンファレンスが、 参加費 : 3500 円 ( 予定 ) 今年もやってきます。 今年は、 LL Ring ! 場所を新木場 定員 . 300 名 ( 予定 ) 1 stRING に移し、熱き戦いを繰り広げます。 内容 : 軽量プログラミング言語に関する総 ーリい口 カンファレンスです。各出版社による関連書 Ring は戦いの場であるとともに「輪」でも あります。数多くの LL が同じ場に集まり、 籍の展示・販売も行なう予定です。 1 年間のアップデートを披露します。自分の URL : http: 〃 ll.jus. or.jp/2006/ 参加申込 : 2006 年 6 月 26 日 ( 月 ) チケッ 知っている言語はもちろん、知らない言語の ト発売開始 ( 予定 ) 新機能も堪能することができるでしよう。 問い合わせ先 : LL Ring 実行委員会 昨年は、昼・夜の 2 部構成でしたが、今 年は朝から晩まで約 12 時間 ! LL の醍醐 e-mail : inf02006@Il.jus.0 「 :jp ※詳しい情報は、 http://ll.jus.0「.jp/2006/ 味を丸 1 日堪能してください。 昨年までと同様、今年も各プログラミング にて発表していきます。 コごュニティの協力を得て、それぞれの に一口ロ、、 言語の特徴などを比較しながら理解できる セッションを多数用意する予定です。 こ数年の間に、軽量プログラミング言語 の果たす役割は大きく、そして応用範囲はよ タイトル : もう一度じっくりとセキュリティ を考えてみよう り広くなってきています。 LL Ring は、これ Lightweight Language Ring 開催のお知らせ : 高野光弘 第 137 回 jus 勉強会報告 : 高野光弘 123 UNIX magazine 2006 Summe 「

8. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

CIS 報告 定員・ 60 名 参加費 :jus 会員 3000 円、協力団体会員 4000 円、一般 6000 円、学生 IOOO 円、 近年、 TCO の削減やセキュリティ対策な 稚内北星大教職員および学生無料 どで HDD を搭載しない端末 ( シンクライア 展示・紹介する機種 ()0 音順 ) ント ) が注目を集めています。東京大学の教 ・アップルコンピュータ / Macintosh 育用電算機システムなど、教育システムでの netboot 大規模な導人事例もみられるようになってき ・サン・マイクロシステムズ / SunRay ・日本電気 / VID ました。 しかしながら、雑誌の紹介記事やカタログ その他、交渉中 時間割 ( 予定 ) * 1 ・確定次第、 jus の web の記述では、応答速度や使い心地がいまひと っ実感できず、導人に踏み切れないという声 サイトにて公表します。 もよく聞きます。 各セッションの内容 そこで jus では、シンクライアントの導入 ・べンダーの担当者による講演 に興味をお持ちの方が、シンクライアントの ・導入済みユーザーによる講演 実機に触れ、また導入済みユーザーの体験談 ユーザー事例の講演者は確定次第順次 jus の を聞くことのできる、ワークショップを企画 Web ページにて公表いたします。 http:// www.jus.or.jp/ をご覧ください。 いたしました。 このワークショップでは、シンクライアン 参加申し込み・ http://www.jus.or.jp/ にて トを 4 機種 ( 予定 ) 招聘し、それぞれの機 オンラインで参加申し込みを受け付けます。 種についてべンダーからの発表と、導入済み 5 月 29 日受付開始 ( 予定 ) 。 利用者による講演を行ないます。また会場に 支払い形式 : 参加費は当日現金でお支払いく は実機を設置し、参加者が自由に操作したり、 ださい。 べンダーの担当者に質問したりできる時間を 設けます。 この機会に是非ご参加ください。 1 時間割 ( 予定 ) 1 0: 1 5 ワークショップ受付開始 1 0 : 30 ワークショップ開始 10:30 ~ 1 7 : 30 展示開始 ( 実機展示 ) 10:30 ~ 1 1 :30 第 1 セッション 1 1 :30 ~ 1 2 : 30 第 2 セッション 1 2 : 30 ~ 1 3 : 30 昼休み ( 実機操作可能 ) 1 3 : 30 ~ 14 : 30 第 3 セッション 1 4 : 30 ~ 1 5 : 30 第 4 セッション 1 5 : 30 ~ 1 7 : 30 実機操作大会 ( 1 7:00 ~ 1 7 : 30 自由討論 ) 1 7 : 30 ~ 1 8:00 撤収 jus シンクライアント体験ワーク ショップのご案内 : 齊藤明紀 インターネットコンファレンス 2006 ( ℃ 2006 ) 論文募集 : 石原丈士 ・開催概要 日時 : 2006 年 1 0 月 23 日 ~ 1 0 月 24 日 主催 . 日本 UN Ⅸユーザ会 場所東京工業大学大岡山キャンパス 東京都目黒区大岡山 2-12 ー 1 日程 : 2006 年 7 月 28 日 ( 金 ) http://www.titech.ac.jp/access-and- 1 0:30 ~ 1 7 : 30 会場 . 稚内北星学園大学東京サテライト校 campusmap/j/o-okayama-campus-j. html 主催 ( 五十音順 ) 東京都千代田区外神田ト 18 ー 13 秋葉原ダイ 財団法人インターネット協会 (IAjapan) 、日 ビル 1 2 階 本学術振興会産学協力研究委員会インター http://www.wakhok.ac.jp/tyo-sat/map. ネット技術第 1 63 委員会 (ITRC) 、日本ソ html 120 UNIX magazine 2006 Summer

9. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

00 」↓」」幻ー 国内プロードバンドユーサー間の 通信トラフィック置の地域別分布 * 1 第をま 0 ・一 0 ま 0 物ー第に 第 & 9 8.5 載 & 9 印′象 1 ー 42.1 る 41.1 雑 4 7 41.9 416 42 、 物 4 4.8 4 る 4 上 5.3 7.2 5.1 4 ( 浦 14 フ 13.4 1 ー 6 1 ー 5 14.9 1 工 4 125 13.1 、 17.5 182 ℃加 0 1 〃 1 & 1 16.9 1 ア 1 43 51 4.4 4.6 45 4.4 0 石 4.5 5.0 加 2.4 2 み 2.1 え 4 区 1 2. 52 5.4 56 5.9 5.5 60 CYS を 1 5 18 18 18 18 18 18 18 normalized to destinaton ■テータ処理方法 計測期間は、 2005 年 7 月 4 日から 7 月 1 0 日まで の 1 週間です。ある国内 ISP の全国のプロードバンドユー ザーを対象に、アクセス網 を収容しているルーター群で SampledNetFIow 機能を使 い、データ収集を行ないまし た。このデータを基に、ソー スおよびテスティネーショ ン IP アドレスと都道府県を、 サイノヾーエリアリサーチ社の 商用データベースを用いて関 連付けることにより、地域別 の通信量をバイト数で求めて います。このデータベース は、国内 ISP の一般ユーザー のアドレスプロックを都道府 県にマッピングしているもの で、専用線やデータセンター は含まれていません。そのた めここに示すトラフィック は、このデータベースで識別 された IP アドレスだけを抽 出した国内一般ユーザー同士 の通信であり、国内の専用線 やデータセンター、海外のア ドレスは含んでいません。 地域間のトラフィック分布 は、縦軸にソース、横軸にデ スティネーションを取ったマ トリックスに表すことができ ます。特定の地域をソースま たはデスティネーションに持 っ通信相手の分布は、マト リックス内の行と列で示され ます。この行と列の分布をそ れそれの総量に対して正規化 し、各地域から見た通信相手 の分布を折れ線で表していま す。図の左上部分は、北海道 東北地域を例に、正規化した マトリックスから折れ線を作 る様子を示しています。 THK CHB KYS SHK CHG D5T400 % 0S148 % THK 22 4.4 1 え 1 132 5 フ 41.0 ー 109 6.0 5 41 9 2 名 4 差 16 を 12 18 23 4.4 1 み 4 ー 3.8 み 8 382 0.4 2 5.0 1 み 3 1 4 5 フ 3 日 3 10P 18 2 、 4 51 2d4 12 タ 5.1 4 、フ 6 ℃ 18 20 5 フリる 141 50 404 望 0 5 る 5 48 11 の 140 4.9 37 当 106 18 1.9 4 第 11 ℃ 13 72 49 40 上 9 第 normalized source ま OOL し 5 HKR 質 ) K し刊 KLJ ⅲ協 a ね 第 THK ishikawa TOHOKU ん kui yamanashi shimane hY090 hiroshima miyagi wakayama a い E39 区 yomaga い 和 kus ん ma KNT CHB KANTO SHK CHUBU ibaraki : 侊 h ゆ SHIKOKU ん gunma ー Ok ma sh に uo 始 aichi Chiba mie ehime KNK 灯 N 灯 CHG KYS KYUSHU nagasaki k 、“ n 都 1150 kagoshima okinawa 9 工 0 工 5 5 こ AVE average Geographic T 「 0 缶 ( Matrix 0 日 apanese Use 0- Use 「→ T 「 0 缶 ( 、 COP 朝 h い C ) Ⅷ DEP 「 0 ct ( 2 ( 96 ). 則心 Res d. 分布を示す折れ線は地域にかかわらずほぼ同じ形 上図は、筆者が代表を務める netviz ワーキンググ ループ (WIDE P 「 oject) で作成しました。これは、 になり、その割合は概ね地域の人口に比例します。 国内のプロードバンドユーザーの、通信トラフィッ このことから、どの地域のユーザーもほぼ同じ割合 ク量の地域別分布を可視化したものです。ここでは、 で、他の地域のユーザーと通信していることがわか トラフィック分布の地域差があまりないことを示す ります。つまりインターネット通信は、近隣への通 信が多い電話網とは違うのです。 ため、通常のソース・デスティネーションのマトリ 矩形の領域は、ソース、デスティネーションとも クスの代わりに、折れ線を用いて表現しています。 測定したのは全国のプロードバンドユーザーのト に同じ地域に属する、いわゆる地域に閉じたトラ フィック量の割合を示しています。各地域における ラフィック量です。各折れ線は、その地域をソース トラフィック分布は大体同じなので、面積比が概ね あるいはデスティネーションとするトラフィックの 各地域のトラフィック総量比を表します。 通信相手の地域割合を示しています。 1 2005 年度 WIDE project 研究報告書より (netviz) 56 UNIX magazine 2006 Summer r k W n g 0 e t V れ G r 0 U P

10. UNIX MAGAZINE 2006年7月号

R2 R 1 R2 R3 R3 H2 H2 1 必要とするトボロジ 4 元のトボロジとの対応 nodel R 1 node2 R3 node3 R2 H 1 node4 node5 H2 3 物理資源にマップされたトボロジ 図 4 シミュレータ構成の原理 の作成を行なうことで、時間を節約すること ができるのです ( 図 3 ) 。また JAIST との接 ができるのです。そのため、実験環境が巨大 続性は、いしかわサイエンスパーク内のギガ になったとしても、ユーザーの負担が増える ビットネットワークを介して提供されていま ことはありません。 す。この接続性を利用することで、先に述べ StarBED は大規模な PC 群と、それを効 た JAIST の各リソースへのアクセスも可能 率よく扱うために設計された SpringOS か となっています。 ら成り立っており、その上で何をするかが 実際に実験を始めるためには、ネットワー 各ユーザーに委ねられています。これまで クトボロジを作成する必要があります。し StarBED はインターネットシミュレータで かし、 StarBED 内には数多くの機器があり、 あると述べましたが、例えばクラスタコン それらがどのようにつながっているかを把握 ヒューティングやフローベースコンピュータ しつつトボロジを作成するには、かなりの困 のデバイスとしても利用可能なのです。 難が伴います。そこで、トボロジを作成する 際には、 Sp ⅱ ngOS に含まれるツールを用い StarBED の今後 て次のように作成を行ないます ( 図 4 ) ①実験者が必要とするトボロジを作成する 前述のとおり、現在の StarBED は 5 年プ ② StarBED 内の機器で利用可能な物理資源 ロジェクトです。このプロジェクトのゴール を探索する はタウンネットワーク、つまり 1 つの街をシ ③物理資源にマップされたトボロジの作成を ミュレートできる環境作りを目的としていま 行なう す。インターネットシミュレータの構築を行 ④想定していたトボロジとの比較を行なう なった 4 年プロジェクト時を StarBED とす このように半自動でネットワークトボロジ node5 Ø月凶ミ 2 利用可能な物理資源 95 UNIX magazine 2006 Summer