図 - みる会図書館


検索対象: 鉄道模型趣味 1981年1月号
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1. 鉄道模型趣味 1981年1月号

C 5 3 ス / 、フ 3 2 、第。第 : をを、にを ~ 。、 3 第・第い ー凵設にに図望図望にに間望図豊旧に劃望に一豊ー引 T R 2 3 スイッチマシン補助接点 3 50 円 日本鉄道模型連合会会員 本社東京都豊島区西池袋 4 ート田 ー 109 ー

2. 鉄道模型趣味 1981年1月号

Ⅱロ 中′ 4 90 / 60 ので , ちょっと厄介です。結局第 2 図のように分割し , ハンダ盛り , 整形 , 網張りの順で仕上げました。車体へ 屋根先の A は切込みを入れて折曲げ , ハンダを盛って整 の取付は車体に角孔をあけ , 塗装完了後に接着剤で固着 形しました。中央部の両肩は , B の両側に C の帯をの しました。 上枠 オ 3 図 せ , その上に D をかぶせるように取付けます。 D にはル バンタグラフ の窓を抜き , 表面には薄板の縁取りをハンダ付け し , 内側からはスジ目板を丸く曲げたルーパーをはめ込 日本型とはかなり違 んで仕上げました。 う特徴のあるものです なおこの屋根は , 断面の如く車体へはまりこむように から , 第 3 図のような 付くのが特徴です。 構造で自作しました。 屋根上 2 個のモニターというか , 或いは高圧機器のカ 図のようなチャンネル これは 1 枚に展開して四辺を折曲げ , 材を中心に組立てまし ーでしようか , 5 8

3. 鉄道模型趣味 1981年1月号

した 2 段型 , 2 度プレスによって作りました。組立後は 台車と車輪 枕梁から軸箱に至るまで , 全て可動式となっています。 こで使用した , 、ンドプレスは , 本来は大型のハトメを 台車はこの模型で一番作り映えの 打っためのもののようですが , 前記の座金のように小さ する部分ですので , 実物に忠実に作 な物を打抜いたり , また帯金を曲げて手すりの止め金具 るように心がけました。台枠部分は 等を作る時にたいへん役に立ちました。 主に 2 厚の真鍮板から切出し , 補 車輪は仕上り径 23 ですので , の 25 真鍮棒から挽き出 強板は 0.5 を使用しました。側面 しました。 D10 台車に付いている車輪はスポーク車輪で から見たときのアクセントとなって すので , 合計 8 枚もの車輪を挽き出すのは思っただけで いるリべットは , 孔をあけて真鍮線 こは一番 , 気をとり直 も気が遠くなりそうでしたが , を植込みましたが , そのままでは角 赤色 して 8 枚の車輪に挑戦してみました。 があってリべットの感じが出ないの ガラス 第 6 図のように丸棒から 10 厚の円盤を切出し , 卓上 で , モーターツールにワイヤープラ 旋盤で図の順序により仕上げました。スポークはゲージ シを付けて四方八方から研磨し , 丸味を付けてリべット を使用してドリルで孔をあけた後 , 糸ノコで切抜いて精 頭部の感じを出しました。 密ャスリで寸法を決め , 最後に布ャスリを通してスポー 六角ポルトは最初数 10 本購入しましたが , 意外に高価 クの丸味を研磨しました。 で数も多く必要とし , 実際にはネジ部を使用せずに埋込 駆動装置は , モーター→ウォームギャー→ビニオンギ んでしまうため , 自作することにしました。 ャー x 2 →クラウンギャーで , 減速比は 35 : 1 としまし 最初に復 . 4 の真鍮線から六角の線を引出します。第 ーで使用したモーターとギャーは , 台車完成後に 4 図の如く鈍角に研磨した 2 枚のカ オ 4 図 現物合せで購入したものです。その理由は , モーターと ノターナイフの刃を 1.2 簡幅に向い 中 /. 4 ギャーの条件によって台車の形を変えるようなことをし 合わせて万力にくわえ , その間を大 たくなかったからです。幸いにしてモーターは理想に近 形のビンバイスでくわえた材料を 2 い大きさのものを見付けましたが , 性能等一切の表示が ~ 3 度通せば , 左右の 2 面ができま 刃 無く , どの程度の力があるのか完成するまで心配でし す。この作業を 120 。ずっ回して 3 度 た。しかしポリアセタール製のギャーの採用と減速比が 行ない , 六角棒を作ります。無理を 相まって力も充分過ぎるほどで , 結構重い車体にもかか せずに角度をきちんと定めてていね わらず急発進 , 急加速も軽くやってのけました。 いに引けば , 意外にきれいな六角線 こで使用したポリアセタール製のギャーは , ジュラ を作ることができます。これを旋盤にかけてネジにあた コンギャーといって一見オモチャ的ですが , 注油が不要 る部分を丸く挽き , 頭の厚みを残し オ 5 図 で耐久性に優れ , 軽量で回転音が静か , その上価格が安 て糸ノコで切取りました。 いと良いことづくめです。まるでコマーシャルそのもの 枕バネには 0.3 の燐青銅板を使 のようですが , 実際に使用しての感じです。 用し , 各スプリングの中心にはハン ドプレスでポンチを打ち , 組立てた ゲル ビュ のちに稼動しても各板 , くネがずれな ーゲルは架線集電を可能とするため , 架線への追 いようにしておきました。またハン 随性を考慮して作りました。構造はほぼ実物同様として ガーの枕 , くネ受部分の 2 段座金は , コイルスプリングにはの 0.5 の燐青銅線を使用し , 前後 第 5 図のように , 、ンドプレスを使用 オ 2 図 前枠 麦粒球 反射板 ガラス オ 3 図 赤色発光 ダイオード 取付枠 ′、イス 段付座金 丸棒から円板を切出す 加工用の軸を作る裏面を挽く表面を挽く 基準面を作り 軸孔をあける 35

4. 鉄道模型趣味 1981年1月号

バンタ付中間電動車 6807 の屋根上ゝ 1 最高のものと思われますので , 第 2 図に説明して広く採 用をおすすめします。阪急の幌は車体と同色ですが , ラ ッカーを塗ると動きが固くなることも考えられますし , またこの幌はスケール通りともいい難いので , 敢えてマ ジックインキの黒で簡単に着色しました。両面テーフ。で 一方の車体に取付けてありますので , 万一破損しても簡 単に交換できます。 中間連結器現在編成物に一番多く用いられている市 販の板状ド は , 決して満足のいくものではあり ません。そこで今回はエンドウの連結可能密連を中間連 結器に使用しましたが , 第 3 図のようにカプラーポケッ ーを設けておきますと , 外形もよく トを兼ねてストッ なり , 解放も楽にできます。首を振りきって A 点でスト ップした際 , B 点に押えパネが開くたけの余裕を胴受け との間にとっておかなければなりません。こうしておけ ば , 連結された向って右側の車輛を向うに押す , あるい は左側の車輛を手前に引くことによって , 簡単に解放が できます。 < 屋根上のティテール > ポルトを表現しました。フューズ箱 E はキットのものを て取付けました。パンタ碍子台 D にも 0.4 線を植込んで ーズ取付部の FRP の板 C は燐青銅板にリべットを打っ し , 上面も大きな R が付くように , 修整しました。フュ 6800 形の屋根上では , パンタ台 B の底をャスッて低く けておいて , 裏から差込んでハンダ付けしました。 テナはロストパーツの台座部分がかくれるような孔をあ 運転室上には横方向の樋を 0. 5 線で追加し , 無線アン った紙で蓋をしてあります。 ラーへはェポキシで付けました。塗装後に裏から黒く塗 1 幅帯金で図のようにアルミ治具を用いて作り , クー チングで表現された側面ルーノく一は立体感に欠けるので ツ す。クーラーは表面をャスッてプレス歪みを取り , 根の間に隙間があり , 透けて見えるのを防止するためで 線の枠 ( 第 4 図 A ) を付けましたが , これはクーラーと屋 屋根上では , クーラー取付部に一まわり小さく 1 明角 貫通幌・中間連結器を整備して連結部の実感は市販ドローバー使用とは格段の差。弾性枕梁による台車支持にも注目 押え′くネ パネが開く余裕 胴受 オ 3 図 刪Ⅲ ! ⅢⅢに ストッ′ヾー 76

5. 鉄道模型趣味 1981年1月号

前照灯と尾灯 真鍮型 洋白板 前照灯と尾灯のケースは , 真鍮棒 から卓上旋盤で削り出しました。 月リ 照灯は第 2 図のように前枠が外れる 構造とし , ガ、ラスには顕微鏡用のカ ーグラスをカットして使用しまし た。また反射鏡には洋白板を用い , 図のようにして打出しました。 尾灯用の赤 色レンズは ガ、ラス細工用 の色がラス棒をガストーチで熱し て溶かし , あらかしめレンズの直 径と同し大きさに孔をあけた真鍮 板の上に押付けて成形した後 ( 第 3 図 ) , ダイヤモンドカッターと 同ャスリで仕上げました。赤色の ガラスは溶かす際にあまり温度を 上げすぎると色が飛んでしまい , せつかく形が整っても使いものに なりません。 3mm 程度の小さな力、、 ラス玉ですが , そんな失敗を何度 か繰返し , 材料屋さんへも原因を 聞きに行ったりしながら , 最後に やっと気に入ったものが出来上り ました。 ダイヤモン一 赤熱した ガラス 台車分解。円筒形モーターが実物同様釣掛式で 台車枠内に納まるのは大スケールならでは : ・。

6. 鉄道模型趣味 1981年1月号

1 mm ネジ 釣リンクを はめ込む コンビネーション ピンを植える オ 2 図 ラジアスロッド つ モーションプレート 加減リンク 02 0 . 5 をはさんて 孔あけ 逆転軸 逆転軸腕 0 ハンダ付 ですが , 脱線したことはほとんどありません。特に D 形 機では , イコライジングさせることによって , 性能はか なり良くなるように思います。 バルフギャーとラジアスロッド可動 ノ : ルブギャーは , コンビネーションレ / く一を除いて t 0.5 の洋白板を用い , なるべく細く仕上げるようにしま した。関節はほとんどの 0.6 の洋白線でカシメました。 コンビネーションレ / く一は第 2 図のように t 0. 3 の 板を 2 枚切出し , フォーク状になる部分に , 、ンダが流れ ないよう中間部のみ接合し , 荒整形したあと両端を広げ てフォーク状にし , t 0.5 をはさんで 0. 5mm のヒ。ン孔を あけ , ャスリ整形で仕上げました。 C57 では , ポルトを 締めてあるところが出張っていますので , 図のように洋 白板の t 0.2 を貼りたして 0.3 線を植えました。 ↑ラジアスロッド可動を含むバルプギャーは洋白で自作 ラジアスロッドは , 後部に釣リンク結合用のヒ。ンを植 え , 図のように外側に曲げてリンクが入りやすい状態に す。段の部分をパイプで作ることにより , その部品に合 し , この部分で上下を分解できるようにしました。また ったものが作れるので , 外見はともかく愛用しておりま ートラル状態以外の時は加減リ ラジアスロッドは , す。 ンクと同じ前後運動をしますので , ロッドの裏側に , 加 イコライザーは正確に作ったつもりでしたが , 工作カ 減リンクをルーズにはさむように 2 本のビンを植え , 表 がないため , 動輪をはめレールに乗せて前から見るとい 面をツライチにヤスって仕上げました。なお加減リンク くらかフレームが傾いてしまい , イコライザーをャスっ はニワのロストで , ハンダメッキで仕上げました。 て修整しました。また軸箱には 1 簡厚の小片を貼って厚 ーツのモーションプレートは , そのまま組むと幅が みをましました。 広すぎますので , 左右 1 ずつ詰めて使用しました。 苦労して組込んだかいあってメリットも多く喜んでお ラジアスロッド可動の装置は , 過去に誌上で何度も発 ります。特に動輪をコイルバネで押下げている状態のも 表された摩擦方式で , 第 1 動軸に , 取付金具に皮を介し のとは違って , 動輪のレールへの追従性が大きいので脱 て調整ネジで締付ける方式ですが , 近年発表されました 線しにくいこと , レールの継目音が軽やかに響くことな 燐青銅板ではさむ方式の方が簡単なようです。 ど , 現に私の組立式レイアウトはレールの状態が悪いの 左右の逆転軸腕を結ぶ逆転軸は , 図のようにポイラー 1 mm ネジ / ック 24

7. 鉄道模型趣味 1981年1月号

C5787 号 機の背の高 い重油タン クを模型化 したが , 送 油バイプは タンクのも ー置から出る パイプをハンダ付けして整形した もの , キャフ・屋根の吊環は如 . 3 線と帯金 , ランポード上の点検蓋 は板材のはり合せ等 , これらは意 外と簡単なので , 今では他の機種 にも用いてあります。 重油タンクは , 87 号機に装備し ている背の高いタイプを第 4 図の ように作りました。しかし , これ は完全な失敗となってしまいまし た。それは , 送油パイプの出てい る部分が一段低くなっていること に気が付かす製作してしまったか らです。それもタンクをポイラー に取付け , 送油パイプを取付けた オ 4 図、 ポイラー リプ アングル 26

8. 鉄道模型趣味 1981年1月号

矛 7 図 ミクロ ランプ 所定の寸法に切 った板を / くイスに はさんで , 上と下 の部分を曲げ , ド 角パイプ リルロッドを使っ リード線レンズ て丸め , 中心に裏 から上 , 下を少し残して糸ノコを入れた後 , 三角ャスリで適当な角度までヤスり , そこへ tO. 3 の小片をはさんで角度を付け , ハンダ を流しました。スノープロウは , ネジ 1 本で デッキの裏へ固定してあります。 定電圧点灯 珊瑚の L P403 前照灯の下部に孔をあけて 1 ・ 5 の角パイプをはめ込み , 第 7 図のよう にミクロランフ。を入れたもので , パイプ内部 にリード線を通し , 煙室戸裏に取付けたダイ オード 4 個に結線してあります。なお , レン ズはミクロランプの当る所を丸ャスリで削っ て , 両面テーフ。の小片を付けてはめ込んであ り , ランプ交換に対処しました。また , キャ プ内にもミクロランフ。を入れて同時点灯させ ています。 キャプ内にはロストパーツのバックプレー トを少々加工して取付け , ブレーキ弁 , 人形などを配し ます。さらに金具の付く位 置をケガき , その交点に てあります。なお , ックプレートは C 53 用のものらし オ 6 図 く , かなり大きいため窓ガラスを入れるのに苦労しまし 0.4 の孔をあけます。なぜ た。やはりきちっと加工して入れるべきでした。 0.4 の孔にしたかと申しま すと , 金具の帯金を入れや テンターと台車 すいのと , 作用管をなるべ 台車は宮沢製を使用しました。アダチのものは , 枕梁 く真すぐに付けるための余 裕です。そのあとは作用管 と側枠がカシメによって取 を金具に通し , ポ 付けてある非可動のた イラーの孔にさし め , レールの継目 込んで , ポイラー 切込み 裏より帯金を軽く 引張って作用管を締付け , さらに帯金を曲げて 仮固定します。この時に作用管をキャプにはめ 込んだパイプに差込んでおきます。あとは , 作 用管の曲りを修整しながら金具をポイラーの裏 より , 、ンダ付けしていきます。なお , 作用管の 途中の継手は 0. 5mm パイフ。です。 デッキ部は特別な加工はありませんが , シンダ除けと ステップを 0. 3mm 網目板より作り電線管を配しました。 スノープロウは , t 0.2 の洋白板より , 87 号機に付い ているタイプを参考に第 6 図の如く作ったもので , 正確 ではありません。 0 ↑ スノープロウ ト : ンよ第 曲げる 28

9. 鉄道模型趣味 1981年1月号

オーパーハングオ 5 図 200 ~ 300g の車輛では この寸法で良いと思い ーます。板厚は薄い方が レールへの追従性が良 くなりますが , 車体が センタービン ふらっきやすくなりま す。また板幅を広くしても , 板の剛性が小さいのでふら つきはあまり変りません。動力車は 400 g を超えるので 板幅を 15E とずっと広くしております。 動力装置は WB26 ー B を 6800 形に 2 基装備しておりま す。 2 基の間は結線しておりますが , 内装に支障がない ようにリード線は使用せず , N ゲージ車輛に見られるよ うな通電フ・ラシを第 6 図の如く使用しました。このほか 集電は , 動力車の前後車輛を逆極性とし , カプラーで通 電する全軸集電方式を採用しております。 < 床下機器 > 床下機器はプラ製で数個ずつべースにまとめられてお りますが , べースが横からまる見えなので , 1 個ずっーく ラしてしまいました。バラすと上板がなくなるのでプラ 板を貼り , 裏板も追加しました。床板への取付は , 塗装 の関係で t0. 3 のプラ板に真鍮角線 ( 0.5 , 0.8 , 1.0 を使 用 ) を介して取付けておきました。動力車の大部分の機 器内部にはミクロウェイトを詰め込んで , 重量を確保し イダーはキットのものを使用しました。取付碍子は奄美 ております。 屋のフ。ラ製を厚み lmm にまでヤスッて , パンタ取付高さ MG, CP は , 出来の良いホワイトメタル製に変えま を極力低くしました。 したが , 取付部の埋っているところを削ってから使用し 通電プラシ ( / 0.3 燐青銅線 ) 弾性車体枕梁 ( 絶縁 ) < 枕梁弾性支持と集電 > 1 X 1 角線 下まわりでは , 燐青銅板で作った車体忱梁により車体 を弾性支持しているのが特徴です。この方法は TMS に も紹介されましたが , 私も以前から考えていた方法であ り , 試作車も製作しておりました。今回はキット加工で あまり内容的にも特徴がないので , 第 5 図の如くこの方 式を組込んでみることにしました。 適当なバネ圧を得るため 6357 号車でテストを行ない , t 0.25 , 幅 9 , オ ハング 11 としました。自重 パワートラックを 2 基取付けた動力車 6807 とその集電→ 床板 0.25 燐青銅板 0 オ 6 図 車体枕梁を結ぶ 床板 ( t 1 カプラー取付部 首振りストッ′ヾー ( 片側のみ絶縁 ) 絶縁ファイバー 通電プラシ ( / 0.3 燐青銅線 ) 絶縁ファイバー W B ー 26 ー B を第 0 。第第気き彎 ど 0 . 9 ヨ 5 78

10. 鉄道模型趣味 1981年1月号

スイス国鉄 BB 電機 Re4/4 本形式は 1967 年から 218 輛も製造されてスイス国鉄の 主力機となっており , 5300kW の出力にものをいわせて 最大 14 輛を牽引し , アルプスの山々を快走しています。 部分的な違いでⅡ , Ⅲに分類され , また塗装も , ダーク グリーンと , T E E 規格のオレンジとクリームの塗分け とがありますが , 私は客車との関係から前者を選びまし 〔前頭部と側板〕 前頭部は乗務員ドアーの後方までを一体に展開し , ま ず縦の線 , 即ち幅関係のケガキを行なったのち車体幅に 合わせて折曲げます。底面を基準面として仕上げてか ら , 第 1 図の如く定盤 ( 厚手ガラス使用 ) にのせ , トー スカンを用いて横の線 , 即ち窓の高さや上辺のラインを ケガキし , そして切抜き仕上げを行ないました。 側板は , ラインから下のスカート部分まで , また前後 妻板下部のスカート部分までを一体としてこの部分を折 曲げ , 中心線で左右 2 枚を合わせま した。この部分には網目板から切出 したステップをちょっと突出して付 け , その上に先の妻板 をのせて上辺を揃え , オ 2 図 アルヒ。ニストの憧れ マッターホルン , アイガーなど , 車体を四角い枠に組上 であるスイス連邦共和国 , この国にはまた多くの国私鉄 げました。 があり , 私たちファンにとっても一度は訪れて , 乗りま わしてみたいものです。 先般 , 東京カプラーサークルの運転会で , 1 番ゲージ この機関車の屋根 ノヒ線の模型を拝見して以来ス のスイス国鉄・プリー は , 両肩のルー / く イス型の車輛を作りたくなり , 資料探しにかかりました 部分が一段高く張った ところ , 同会員の H 氏より快く分けて頂きました。数日 かたちになっています トのウインドにロコ・インターナショナル製 後 , テパー の本線用客車が 2 輛展示されていた オー図 のを早速購入 , この 2 輛に合う電機 を作ることに決めて Re 4 / 4 を選び トースカン でケガく ましたが , 車体幅が分りません。そ こで翌日 , イエナで洋書を買入れ , 車体幅を 34 簡とし , 車体の展開 , 組 立方法などを検討しながら , ようや く作図を完了させました。 土屋一生 〔屋根と屋根上〕 側板 定 盤 52