車体 - みる会図書館


検索対象: 鉄道模型趣味 1981年5月号
59件見つかりました。

1. 鉄道模型趣味 1981年5月号

製品の紹介 に属するもので , レ 80 ・ 16.5 mm 片隅式の運転室が クモハ 40 平妻型 延長されて , 乗務 員ドアーの後方に 500 幅の小窓が ピノチオ模型製品 2 個並ぶという独 特の窓配置になったのが特徴。これ ピノチオ旧型国電シリーズの新製 は後続発売のクハ 55 も同様である。 品は平妻の 40 系 , その第 1 作として キット自体については従来からの 両運転台式のクモハ 40 が姿を現わし 旧型国電シリーズと同じで , ェッチ 、一 0 ングリべット , プレスによる窓枠 , 40 系は 20m 級国電の最初のグルー 屋根両端は別プレスを合成といった プであるが , 今回のクモハ 40 ( もち 構造だが , 雨樋など新製ハーツの採 ろん当初はモハ 4 のは昭和 9 年度製 車体キット , にをを 3 上第下 用によりグレードが上っている。 台車 , 床下機器 , 動力装置につい ては他社製品を使用するが , / 、ンタ は , ようやく自社製の P S 13 が発売 されるので , よく作り込んだグロー プペンチレーターとマッチして , 屋 根まわりのディテール工作に力を入 れることができる。 旧国シリーズば 1 / 80 ・ 16.5 mm かりではないと , クモル 145 ・クル 144 1980 年製の新鋭配 給電車がヒ。ノチオ から発売される。 ピノチオ模型製品 車体キット A T C 化に対応し た配給電車として , 101 系の部品を 流用 , 新性能国電初の 17m 車となっ たクモル 145 ・クル 144 である。 両形式とも車体は同型で , 全長の 半分以上は無蓋になっているが , 有 蓋部分もたっふりあって , 在来方式 の動力装置を入れるのにも好都合な デザイン。正面は 103 系並みの高窓 車体は云うまでもなく全真鍮製。 に太い黄色の帯を入れている。 ェッチングとフ。レスを併用し , 一部 の窓枠には洋白板を使用 , 無蓋部の 床面もェッチングによる網目が美し く表現されて好ましい。後部妻板に 付くハシゴは , プレスで左右一体に した帯の間に , 真鍮線を差し込んで 作る本格派である。 パンタは P S 16 , 台車は D T 21 。 近代感あふれる 2 輛編成の配給電 車。ハンダ付組立 ( 特に電車 ) の練 習用に好適なキットといえよう。 ; を第、を 72

2. 鉄道模型趣味 1981年5月号

切りこみ A はガラスを抜くときの手がかり 用 , 切りこみ B はここを信号ベル用のコード ( 絹糸 ) が通ります。実物は孔をあけて通し ているのですが , モデルは天井をはすしたい のでこんな切りこみにしました。 屋根と仕切の着脱はちょっと珍案です。な るべく目立たぬように , 運転台側の仕切上部 に , ロックビン C の頭が顔を出します。この ビンは 2 枚の仕切板にはさまれた部分が , 両 側を削って縦の平角状になっていて , 室内側 のビアノ線の , くネ D で運転台側に押しつけら れています。モニター屋根の端部クシ桁 ( 第 10 図での C ) の下に伸びた爪部 E には , スロ ノトのついた孔 F があり , これがビン C の平 角部を通ります。 上から屋根を押しつけるとパチンとビンが かかるところは , 図でお分りでしよう。分解には運転台 白 , 引戸は 0. 15 燐青銅 2 枚で 0.2 の真鍮をはさんだもの からドライ / く一を入れてビン C の頭を押すわけです。 ( 下部の溝に黄色がほしかった ) です。これらのハンダ 付けにもほとんどカーポンロッドを使用しました。 11. 車体グラグラ構造 窓保護棒ブラケットは , 図のようにしてジグ板と芯棒 で曲げました。はじめにオープンの部分で一つだけ芯棒 瀬戸電に乗った人の思い出は , たいていあの「ギシギ シときしみながらゆれて走る」話です。木造車体全体が に巻きつけ , 順次に「切りこみーっ分」ずつ送っては曲 げて作ります。保護棒は 0.5 真鍮線です。 平行四辺形に変形して , 柱の合わせ目に着物をはさまれ る , 時には指の皮まではさまれることが珍し 保護棒プラケット オ 図 くなく , 上げておいた窓ガラスが外れて落っ 客室仕切 こちる始末でした。 ェンドと屋根だけの形で走らせていたころ クラブの悪童連が屋根を前後にゆすって , い っそすべての柱が倒れるようにしたら , とケ シかけるのについ乗ってしまって , 甚だ悪趣 味ながら車体の平行変形を試みることになり 3 治具 平面 を第を一 ビアノ線バネ 片引戸 側構支えヒ。ン ( 手スリに見せる ) 54

3. 鉄道模型趣味 1981年5月号

1 / 80 ・ 16.5 mm 御召列車 1 号編成キット 5 輛編成 1 組 58000 円 新 1 号御料車を中心にした 5 輛編 成からなる御召列車のキットである 堂々たる大箱入で , 組立説明図も 実に 420X315 の大判で , 赤表紙に 金文字という立派なもの。 御料車をはさむ供奉車 330 ・ 340 ・ 460 ・ 461 号の内 460 号が電源車。台 車は両端の 460 ・ 461 が T R73 ( スポ ーク車輪付 ) 他の 3 輛が新調の TR 65 で , いずれもダイカスト製。 車体は例によって真鍮製で , プレ ス・エッチング加工。床は 2 重構造 珊瑚模型店製品 プラ製も使用 している。 全車室内灯 を付けるが , これはカッミ の室内灯セソ ト ( ライト 1 個・アクリル 製品の紹介 、朝一屬■第第町第場第 . ,.. , ー第→ ↑供奉車 2 輛。上 330 号・下 461 号。他はカラー頁に掲載 で , 室内は各種シートやテ 仕切板などかなり充実。シ ホワイトメタル製が主体で , 1 / 87 ・ 9 mm ナロ SR & RL キット 6200 円 一部に ート類は ーフ・ノレ , 導光式 ) で , 御料車のみ短い B タイ プ , 他は C タイフ。を使用。 屋上ガーランドベンチレーターは ホワイトメタル製 , 電源車の冷却フ ァン一帯には真鍮挽物も併用してい る。貫通幌は良好な表現のフ。ラ製。 床下機器は主にホワイトメタル , さきのコンビネーションカプース に続くサンデー・リ , く一の車輛。実 物は 2 呎ゲージだが 9 にして模型 化したもの。 客車シリーズの第 1 陣として発売 されたのはパーラーカーであるが 何よりもこの深いダブルルーフォー プンエンド客車の , 長く , ひきずる ような独特のムードが , 2 呎ゲージ ならではの魅力を発散している。 屋根先端での全長 160 , 台車中 心間 115 , そして台車固定軸距が 14 , 屋根高さ 36 でレールから側 板下端までがわずか 6.5 , 車体幅 23E 。 屋根は真鍮プレス主体だが , 車体 の側板・妻板・デッキまわりはェッ チング加工を駆使しており , 部分的 に接着剤も使える。 ハーラーカー 瑁瑚模型店製品 台車側枠はドロ ップ製で良好な出 来。車輪は 6.5 ざ . デルリン製 , ビポ ット軸。床下ではトラス棒にターン ハックルが欲しいところ。このあた りは , 屋根の明り窓下辺の補整と共 に加工したい部分である。 アメリカ製の特注デカール付。効 果的なレタリングが楽しめる。 通過カーフ・は , カプラーを台車マ それに一部にプレスハンダ付組立と 真鍮挽物の混成。これらの付く床板 は形をしており , 側板内側の計 4 個所の床板押えに差込まれる。取付 ネジは御料車のみ 3 本 , 他は 4 本。 題材と云い価格と云い客車キット として記録的な製品といえよう。 1 1 である。 く別の境地にある , 独自の一派なの 同じアメリカでも 3 呎ゲージとは全 の小型ナローと違うのはもとより , とにかく , このシリーズは , 日本 ところであろう。 ウントにして , まず R250 位がよい 。宿ヨに ] イ名今物 」「目 1 ロ 11111 す町ロ 73

4. 鉄道模型趣味 1981年5月号

製品の紹介 N ゲージ 18 m 級用・動力ユニット S 型台車付 2900 円 工ンドウ製品 近く新発売される京成電鉄 AE 車 スカイライナーのために生産した動 カ装置が , 一足さきに 18m 車用電動 車ュニットとして別売された。前掲 のグリーンマックス京急 1000 系キソ トに流用するためである。この新製 品によって , ェンドウはすでに次回 製品として京阪 3000 系を予告し , グ リーンマックスのキットも , 17 ~ 18 m 級の車輛が続々と発売されること であろう。 構造は従来の 20m 級用と同じで左 右に分けたダイカストプロックの間 に , モーター , スフ。リングジョイン ト , ウォームギャーが収められ , 下 から床下機器を一体にモールドした フ。ラ製の床板をはめたもの。台車内 のフレームも心皿 ( ? ) 部と共にダ イカスト製で , ウォームホイール以 下のギャーは中間 1 組の真鍮製を除 いてデルリンを使用。また牽引力増 強用のゴムタイヤは全車輪中で左右 を N ゲージプラ客車キットシリース スロハ 3 1 ・スハ 車体キット各 550 円 32 系客車シリーズの第 2 陣として スロハ 31 とスハニ 31 の 2 形式が発売 1 員員員第置置員置員一員置第、置員置 された。 中村精密製品 床下器具を別パ ーツにして取付ける方式は , 組立を 楽しむのと外観の良さの両面でファ そなえているため , ランナ ーは , 側面のディテールを ガーランドベンチレータ っているのが良い の組立も , かなりよくきま ンを喜ばせるが , 車体自体 68 ーが少し下にあり , 切り取 各 1 個に付いている。 台車中心間は 80 , 台車固定軸距 14 , 車輪径 6.4 明。ダイカストプ ロックの全長は 110 だから , 17m 車にも流用できるわけ。床板は全長 119 簡 , 全幅 16E , 両端とも半流状 にし , スカートをはめ込むスリ をつけてある。車体との取付は , 例 によってダイカストプロック上面に ラジコン用の両面テープ ( 厚手 ) な どをはり , 屋根内面に止める方式。 走行テストでは , 在来製品の場合 と同様に安定していた。 なお , モーター ( E H 10 ー 37 ) は 900 円 , ウォームホイール ( G04 ー 19X14a ) は 30 円で , それそれ分売 している。 けて使う本格派 ( ? ) で , 白いべース ールも発売されたが , これは水につ 今後の製品も含めた各形式のデカ した方が楽なようだ。 うに切り取ってから両端の余分を落 で , 刃を水平気味にあてて , そぐよ レーター両側の下部に突起が残るの る際に垂直に刃をあてると , べンチ ( 各 250 円 ) 。 ・マニとマーク , となっている。 ・荷物車用がスハニ ( 2 形式 ) ・マュ 式 ) ・スロ・スロハ ( 2 形式 ) , 郵便 一般用がスハ・スハフ・オロ ( 2 形 別紙に配置を印刷してある。内容は 便マーク以外は裏から見えないが , に白い文字のため , 使用前は赤の郵

5. 鉄道模型趣味 1981年5月号

使用します。 ペーパーの貼合せ , 取付には , 木工用ホワイトボンドを水で薄め て使用します。車体外側と内側の 貼合せは , 窓がズレないように位 置合せをして片隅をセロファンテ ープで固定 , 正確な仕上げをしま す。ポンドのはみ出しは , 絵具平 筆で拭います。ウインド・シルに はの 0.3 真鍮線を取付け , サイド ラインを強調してみました。 照明取付のために中央部をくり抜きます。室内灯は KT 乗降ドアーにも時代が偲ばれて , 楽しい工作が続きま M の B タイプを使いました。この寸法に合わせて第 2 図 す。妻板にも窓があり , 工作をさらに複雑にしていきま のように作業を進め , 梁を数個所に渡し , 天窓板を貼り , す。妻板と側板は第 1 図のような組立ですが , コーナー 窓枠を付け , その上から厚目のアート紙の上屋根板を乗 には帆船材料の丸棒に薄アート紙をのり巻にしたものを せますが , 両端のカーフ・は特に切込みを入れてややしぼ 介して固定します。これが車体角にアクセントとして生 るように接着し , パテで修整して妻側の美しいカープを きてきます。さらに箱型が出来上ったら , 外側・妻の上 出します。屋根上に真鍮釘の大小 , 鳩目などを利 部に薄手のチラシ程度 ( 60 前後 ) のアート紙を貼り , 用したべンチレーターやステップを取付け 徴妙なディテールを出しておきます。ドアーの取付はそ て , 屋根工作の終りです。室内天井 の後の工程とします。 t3. 0 の朴板床板を車体にポンド 部分は白 , 外部はダークグレ で固定し , ガッチリした車体の仕上りです。 ーで , いずれもフラッ ■木とペーバーの屋根 天井照明を取付けたダブルルーフですが , まずべース となる朴の屋根材を車体に合わせて整形します。両端妻 板の折れ角は , ゲージを作って正確な角度を出 します。基本形の仕上ったところで , 当◆ニ等緩急車 ◆ー等緩急車 ◆食堂車 模型化した室内 0 0 0 0 上屋根 ( 厚手 ) 0 0 切込み 横梁 0 矛 2 図 くり抜く 天窓板 室内灯

6. 鉄道模型趣味 1981年5月号

↑左頁に続く食堂車と寝台車 レーとし , 車体・床下と全体のバランスを考慮して決め ます。室内は内装をしますから , 簡単にペーパー表面を 消す程度の塗装をしておきます。色はニス色らしく。 ガラスの入った室内に , 内側張り , 床張り , 間仕切 , テーフ・ル , シートなどを設置していますが , 室内灯照明 付ですから , ある程度の精密度が要求され , 工作は慎重 窓ガラスは厨房・トイレ・倉庫などはスリガラス , そ に進めます。 の他客席窓は透明とし一般車輛と変りはありませんが , 床張りにリノリューム色の装飾用美術紙を敷きつめ , この列車の最大特徴ともいえる , ステンドグラスについ 窓内枠 , 腰板と順を追います。間仕切も直線あり曲線あ て私の処理解決方法を書いておきます。 りで , 図面に合わせて仕切りますが , t0. 3 の透明アク この列車の製作に踏切った貴重な一枚の写真からステ リルをむに , 窓を抜いたべージュと茶色のカッティング ンドグラスのパターンの概要がつ シートを , 両 かめましたが , 5 輛分の数量と統 オ 4 図 側からサンド オ 5 図 ステンドグラス・ノくターン 一させなければならないパターン ウィッチ方式 は , とても手描きによるわけには で接着し , 天 ゆかず , シルクスクリーン印刷に 井部分の室内 灯のくいこみ たよることに決め , 原図づくりか 分はカットして合わせ ら入りました。 て取付けます。 タイプとして 2 重アーチ・ 1 重アーチ窓・楕円窓の 3 種あり , それそれ写真からのイメージを印刷可能な精度 シートは檜材等によ / 0.3 真鍮線 り長く作り , その上で にアレンジし , その原図を製品の倍寸で墨で描き ( 第 4 図 ) , 製版を依頼し , 印刷会社で刷版とインクを調達し , カットし量産します。 薄手服裏地白 肘掛を取付け , 枕カ / く 私の工場で印刷工程に入れました。 厚手ペーパー ーは薄いアート紙をか 資料を検討しても色についての具体的な記録はなく , / 0.5 真鍮線 やむを得ず私見により , 窓ガラス用ブルーのアクリルに ぶせて貼ります。 時間のいる面倒なのは , 食堂卑の椅子・テープルで , 白インクで印刷 , 量産した中から良いものを選んで , 窓 外面に白く出過ぎないよう刷面を室内に向けて取付けま 第 5 図のようにの 0.3 真鍮線の , 、ンダ付けで骨を作り , 背もたれにビニールテープを , シート部分には厚紙をそ す。プル一色を透しての白色が淡く浮き出て , まあまあ の出来となりました。 れそれ固定して作ります。 テープルもの 0.4 の線で脚を ■インテリア ■ステンドグラス ビニーノレテーフ。 編成の最後を飾る特別展望車 61

7. 鉄道模型趣味 1981年5月号

製品の紹介 ヨイ 晉 を 1 / 80 ・ 16.5 mm EF13 箱型・ EF15 初期型 EF13 箱型 38500 円 天賞堂製品 元 . 成品 EF15 初期型 35500 円 58 の車体を使い箱 天賞堂の F 型電機シリーズの新製 型に改装後の姿。 品。すでに発売済の形式だが , 違う るといった相違が見られる。 E F15 の方は逆に , 一般的な量産 タイプを新しく生産発売したもの。 構造については従来の同社 F 級機 タイフ。が発売済で , 新製品は初期の 次々と穴を埋めていく感じである。 と同様で , 車体はがっちりした真鍮 E F13 は , すでに原形の凸型車体 窓の少い車体である。 製 , 台車枠・ギャーポックスはダイ 結局 , 今度発売された 2 種は , が発売されているが , 今度は旧 E F カスト製 , 床上に MV 8 モーターを 車体は同型 , 台車 設置し全動軸を駆動 , 天井にプリン が端梁・先輪付近 ト基板を付けて電気配線をすっきり や軸箱の形態 , 砂 箱の数に差がある とまとめている。 ヘッドライトはイ ルミネライトを使用。また , 運転室 程度で , 一見 , よ 内のコクヒ。ットを取付けているのは く似た外観だ。車 いうまでもない。 体の細部では , E ナンノく一とメーカーズプレートは F15 の方は気笛に E F13 が No. E F132 , 18 ( 川崎 ) , カバーが付き , 5 , 29 ( 日立 ) , E F 15 が No. E F 153 ッドライトと前面 8 ( 日立・東芝 ) , 20 , 23 ( 川崎 ) が ドアーの上部にも ヒサシが付いてい 入っている。 一昨年発売され るや , 電車ファン をはじめ愛用者が 多く , がぜんヒッ 天賞堂製品 ト商品となったパ ワートラックの , 強力な小型 5 溝モ ーターが別売されることになった。 寸法によって 3 種あり , I 型が従 キド・マイティーのニックネーム 来のパワートラックに使用のもの。 をつけており , キドは稀土類マグネ 以下 2 ずつ長さが短いⅡ型とⅢ型 ット・東芝 TOSREX を使っている があり ( 電機子厚さが薄くなってい ところからきた名前であろう。この る ) , Ⅱ型は N ゲージの 9600 や C51 マグネットの採用で , 小型にもかか に採用されているモーターと同じも わらず , かなりのパワーを発揮する のである。 のである。 小型強力モ タ キト・マイティ ウォームギャー 2 組付 1400 円 0 70

8. 鉄道模型趣味 1981年5月号

: : Ⅲ北ⅲ加朝和〒血Ⅲ川禰ⅷⅲⅧⅢ第 II Ⅲ癇ⅶ間Ⅱ - 剿 こう ' ' 1- Ⅱ″Ⅷ」Ⅷ朏ⅧⅧ旧Ⅱ川Ⅷ間間ⅢⅧ川Ⅷ腿壘 形式稱號いいリ 米國ガリル曾社 L 場製 記號及畚號 ノ、トク い 4 も・ 積類法類類 リリラ 確燈車 6 制 0 〇重類數上 三友 自緩制窓同 人人人ん 室室室室 ニ三四幅 第第第第 舊局プトグ 1 ・號 呎燈 x 形式稱號い口 米國プリな會瓧工場製 記號及番號 スネ : 30 ロロ 舊局プ - オネ 1 ・號 定員 ( 寢室 39.20 噸 確子窓面積 ( 特別室 ) 2 人 援衝器 / 高 ( 盈戸 面積、寢室 2 い 7 平方呎 制動機種類 - 手用及眞空制動機 車軸寸法 ( 特別室 窓磆子寸法及載 平方呎 スフ・リング 最大長幅高 63 ・ トラッグ種類 作り , 厚紙でテーブル面を , 塗装後その上に薄い服裏生 車体中央部に記号と番号を , ポスターカラーのホワイ 地のテープルクロスを貼付けて出来上りです。色はいず ハジキ止め液を 2 ~ 3 滴たらしてレタリング , そ トに れもべージュ系でまとめました。スモーキングルーム , の上からクリャーラッカーで押えます。記号番号は時代 ソファ , 厨房窓口なども効果的に作ります。 とともに何度も改番されていますが , 明治 42 年の改正時 の番号 , スロフ 9360 , スイフ 9240 , スシ 9150 , スネ 9030 ■最終組立工程 ストク 9000 と記入しました。初期は九州鉄道のマーク , 室内も出来上った車体に , 屋根を取付けます。室内灯 車体デッキ近くに縦の大きなヤポなレタリングなどが見 受けられますが , これらは私の工程ではすべて削除しま のコードを片側デッキに出し , 細目のストローをパイプ として間仕切板に沿って床板に貫通させ , 前後の台車へ した。 1 月から工場で始まった製造も , 春一番 , 窓の外を桜前 それそれハンダ付けし , 通電テストに入ります。 線が通り過ぎて行く頃には試運転線に引き出され , この 工場作業もいよいよ大詰め / 車体と屋根をしめる雨 “或る列車”はタ闇迫るヤードから輝かしい室内灯のあ 樋を取付けて , 屋根と車体の仕上げ塗装をし , 窓下に配 したシルの真鍮線の塗装を削って淡い金モール感を出し かりを線路に映して静かに滑り出し , 消えて行きました。 最後にこの列車製作に当って貴重な資料を提供いただ ますと , 車体外観がグッとしまってきます。妻貫通幌を いた各氏に , 誌上をおかりしてお礼を中し上げます。 ェポキシ系で固定し , これで製造工程はすべて完了です。 62

9. 鉄道模型趣味 1981年5月号

製品の紹介 1 / 80 ・ 16.5 mm E029 東芝標準型電機 モーター付キット 14900 円 中村精密製品 く , 東武は新型台 この凸電は一般に東芝製標準型凸 電と呼ばれ , 第 2 次大戦中から戦後 車 , 遠州は D T 10 伊豆箱根は DTII にかけて , 各私鉄に供給された 35t と足まわりが変っ ~ 40 t クラスのロコである。 製品は国鉄 ED29 ( 2 代目 , No. ており , 南海は 2 つ目複合へッドライトを機械室前部 2911 , 前形式は ED37 ) となってい に付けるなど , さまざまなバラエテ るが , 同系機が東武・京成・南海・ 名鉄・西鉄・伊豆箱根・遠州・富山 ィーがある。 さて , キットはェッチング併用の 地鉄・宮城 ( 国鉄 ED2811 ) と数多 真鍮のプレス車体 , ドロップ製の台 車枠 , バラバーツから組むパンタ , ホワイトメタルやェッチング抜き小 パーツなどハンダ付を中心に組立て る構成。動力装置は両台車にモータ ーを搭載した 2 個モーター全軸駆動 で , 床上に水平・各前向きの小型棒 30 のちょうど中央にも軸孔があい 型モーター ( 電機子の 10 x 7 ) が ている。 組立説明書は例によってパーツー 見えるだけ。 伝動は中間ギャーを入れたスパー 覧表と全体図・断面図を主体とした 2 段でウォーム軸へ下し , 各軸に 13 もの。この中には配線について触れ : 2 のウォームギャーで伝える。ギ てないが , 組立見本では 2 個のモー ャーフレームは L 形になって , 一方 ターを 1 本のコードでつなぎ , 直列 の上部にモーター取付板が付く。中 結線としてあった。モーターの向が 間ギャーの軸受は真鍮挽物のスペー 逆であると共に , 低速・協調連転を サー兼用。おもしろいことに , 軸距 狙ったものであろう。 は , I 型が 3 V で 5500 ・ 12V で 21000 寸法図は本号の広告 (). 13 のに R P M, Ⅱ型が 3 V で 7000 ・ 12V 出ているが , こでは現寸大にして では 27500R PM である。 お目にかけよう。前面が 9. 5X13 , 各モーターは , 付属品として 12 : 1 取付孔間隔 8 ( 1.4 ネジ ) , 軸の のウォームギャー 2 組を入れて発 全長 55 などは共通で , 軸を除いた 長さが , I 型 20.8 ・Ⅱ型 18.8 ・ 冗。そのモジュールは 0. 3 , ウォー ムホイールの軸孔はの 2 となって Ⅲ型 16.8 と変る。軸はの 1.5 。な お , 捲線の色は I 型がグリーン , Ⅱ 型は赤と区別されている。 I 型とⅡ型の測定値をグラフに示 すが ( 天賞堂提供 ) , 上から , モー ター軸をつまんで停止した時の電流 値 , トルク , そして無負荷の電流値 を示している。また無負荷の回転数 0 0 第 停止 A は軸を押えて停った時の電流値 靆醜訓鯆隴 9 3 9 3 71

10. 鉄道模型趣味 1981年5月号

実車のコック 2mm 角線を整形 t0. 2 洋白板 前面渡り板 t 0.2 洋白板 ー浜急行の第一線車として , 快速特急から地下鉄乗 入れ , 各停と幅広い活躍を続けるデ , 、 1000 形を , 金属製キットを用いて製作しました。 べースになったのはビノチオ模型の車体キットで , 組 立は本誌 302 , 303 号の記事を参考にしました。私が作っ たのは 4 輛編成で , 車号は , 集中式クーラーが屋根上の ダクトをまたいでいる , 昭和 49 年度・川崎重工製の 1301 ・ 1302 ・ 1303 ・ 1304 としました。しかし , 電車も機関車 同様に , 細かく眺めれば 1 輛 1 輛細部が違っていますの で , このモデルは上記車号の編成を参考にしたというこ とで , 厳密な意味での特定ナンスー車ではありません。 製作にあたっては , 新製当時の美しい姿に仕上げるこ オー図 ャスる とと , 実車の持つイメージを余すところなく再現するこ との 2 点を特に頭におきました。製作期間は第 1 期が 19 ■車体側面 77 年 5 月から 78 年 3 月までの約 10 カ月 , その後 78 年 6 月 幕板の表示窓は洋白線を 3 x 2 簡の枠状に折曲げて所 に動力化 , 80 年 1 月に座席と内装 , 9 月に天井とつり革 定位置に , 、ンダ付 , 塗装後に中に白を入れ枠を磨き出し を取付けて , 3 年 4 カ月を費してやっと完成しました。 ました。サポ受は 0.3 真鍮線を 6. 5X 2 の枠に曲げて 以下 , 車体の組立 , 修整など , 組立記事と重複する部 ハンダ付けしています。 分は除いて説明いたします。なお , キットを組立てる前 ドアー知らせ灯は , 1.3 の孔をあけて塗装後に , に , プレス製パーツはすべて細かい耐水へ ツを接着 , 保護継電器灯と客室非常プザー知らせ灯は , ( # 600 位 ) を使って平滑に仕上げておきました。 の 0.8 の孔をあけて車体塗装後に先を丸めたの 0.7 線を黄 色と白色に塗って孔に差し込み , 接着しました。 < 上まわり > 乗客用ドアー下には 0.5 簡角線 , 乗務員用ドアー下に ■正面妻板 は一まわり太い 0.6 角線をハンダ付けして靴ズリを表 組立記事では , 妻板を車体に取付けた後に小パーツを 現 , 乗務員ドアーの手スリは所定位置に 0.4 孔をあけ , 付けていますが , 私は逆にパーツ類を付けた後に車体に 車体塗装後に 0.3 洋白線を差し込み接着してあります。 ハンダ付けしました。 ナンバーと社名略号は , ビノチオ製の洋白ェッチング抜 正面窓上の種別窓 , 行先窓の周囲にの 0.4 線をハンダ き文字をハンダ付けしましたが , 少々大きかったようで 付けして , H ゴムを立体的に表現しています。テールラ す。特に前面のそれは大きさが目立ちます。 イトケースは , 外部に出る角形部分を肉薄にヤスリ整形 ■連結面妻板 してから t 0.2 の帯板を一巻きし , 段付きを表現しまし 妻板向って右側には , 屋上昇降用のステッフ。が付きま た。これに伴ない , 妻板のテールライト 正面 2 態。左・浦賀寄 , 右・品川寄で対応するジャンバーとソケットがよくわかる 孔は少々拡げる必要が生じました。貫通 ドアー部の渡り板は , 第 1 図のように t 0.2 の洋白板から作り , 折りたたんだ状 態にして取付けました。また洋白の幌枠 の上部に 0.4 線を 2 本植えています。 品川寄の先頭車には海側に 1 本 , 山側 に 4 本のジャンパー線が付いています。 海側の太いジャンパーは冷房用の回路で す。これらはいずれも市販パーツがあり ませんので , 図の要領で自作しました。 山側の太い 3 本が 0.5 線 , 細いのは放 送用での 0.3 線 , 冷房用ジャンパー線は の 0.7 線を使用しています。床下側は , 床 板着脱に支障を来たさないよう , 差し込 み式にしてあります。 0. 5mm 角線 冷房用 / 0.3 ジャン′く一栓 . 〆 2 丸棒をドリ ルレースで整形 山側ジャンパー線 放送用 ← ハンダを盛る ′くイプをはめる / 0.7 ジャン / ヾ一線 ジャン′ヾ一線受け ァールライトケース 帯板を巻く 上 ~