床板 - みる会図書館


検索対象: 鉄道模型趣味 1982年8月号
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1. 鉄道模型趣味 1982年8月号

製品の紹介 1 / 80 ・ 16.5mm クモヤ 143 ・クモヤ 145 限定・完成品 17800 円 ェンドウ製品 取付けてある。 関東・関西の新型直流牽引車が揃 方クモヤ 145 の方 って発売される。共に工場への回送 や試運転などに使用される車輛。 は関西の電車区に クモヤ 143 は首都圏用として A T 配属され , 側面に C 付で製造され , 前面にスカートが 大型ドアーが 1 個 ( カラー頁参照 ) 所ずっしかなく , 特に目新しいところはないノーマル 窓配置が一風変っ な構造。伝動は , トラクションモー たタイプである。 ターは使わす , 従来と同じタテ型モ 製品はフ。レス中 ウォーム 1 段 , 連動ギャー 心の真鍮製車体で による方式である。 ←クモヤ 1 45 テール表現を見せる。 1 / 80 ・ 16.5mm ( カラー頁参照 ) さんで重ねるよう 軸受はロストワックス製で , プレ になっており , 実 木造通風車ツ 400 ーも一体 , 床板への取付座 物のスカシ張りの ーキシュ もしつかり安定しており , 1.4 簡ネ 感じが楽しめる。 珊瑚模型店製品 キット 6200 円 ジ 2 本で取付ける。取付孔間隔は ドアーはェッチ 10.5 軸孔中心と取付面との間隔 古典大系シリーズの新製品。製造 ング抜きの枠を貼り重ねるが , この 7 。好ハーツといえよう。 初年が大正 2 年では , 特に古い貨車 枠は裏面の凹みにポンチ等を当てて 車輪は“松葉スポーク " の 10.5 。 とはいえないが , 落着いたクラシッ リべットを押し出し , 好ましいディ ・バッファー間の長さ 94 クムード。 軸距 4 つ新車体幅 29.5 屋根高さ 43. 5 車体は , 屋根と床板のプレス製を 除き , 徹底的にェッチングを使用。 側板・妻板とも , 溝を抜き落した内 板と外板を , 1 弱の真鍮角線をは 台車側枠はホワイトメタル製で , これを 2 組向い合せて外か 1 / 87 ・ 9mm ナロー 裏側に出た角形のポスを , 真鍮プレ ら側板を貼り重ねるので , S. R ホックスカー ス製の枕梁の角孔に押し込んて固定 かなり丈夫。この辺は接着 する。これには瞬間接着剤が適当で 剤による組立でもよいが , 珊瑚模型店製品 キット 3800 円 ハシゴはハンダ付によらな あろう。 サンデーリバー・シリーズの第 6 くてはならない。 作は , 蒸機より一足さきに木造ポノ 端梁とトラス棒 の受はホワイトメ クスカーのキットである。 端梁間の長さ 101 膸 , 車体幅 21.5 ツ。床下 タノレ / く一 , 高さ 31 , 台車固定軸距 21.5 。 には挽物のプレー 車体は真鍮製 , 側板・妻板の筋目 キシリンダーとェ アータンクとが付 はもちろんェッチング。妻板と側板 内板をコの字形に 1 枚板から折曲げ く。 しリ 田翡翡川 : ミをみ 59

2. 鉄道模型趣味 1982年8月号

1 ネジ止めする方法をとりましたが , 片側が下向きになってしまったのは 最大の失敗でした。今にしてみれば 床板を延長してその上にのせるよう にすれば , ハンダ付の集中する部分 に熱容量の大きい厚板を使うことも なくてすんだのです。ステップは低 融点 , 、ンダで , 30W の小さいコテで 取付けることになりました。 < ダブル屋根とモニター屋根 単車の屋根をダブルルーフ , ボギ ー車をモニタールーフとすることは 最初からの目論見でしたが , これは 逆でもよかったようです。モニター ボギーのベスティビ = ール部は , 側面の小窓部分まで 屋根が車長を短く錯覚させる効果をもっからです。 一体に自己流の計算で曲げたところ見事失敗 , 結局切離 いずれにしろ私には初体験で , 最も楽そうな方法とし して組立てました。保護棒 ( の 0.4 ) の , 、ンダ付は , 酔っ て , 下屋根は 2 厚板より切出して周囲のカーフ・をャス て深夜放送を聞きながらやていたら , ボギー車の片方 リで整形しました。外周寸法は車体が組上ってから , そ が見事にヒン曲ってしまいました。 れに合わせて決めます。両者共 , 下屋根の「薄み」をう 単車の床板は , 台車枠上部に追加したの 0.8 のリペソ まく表現できましたが , その整形に丸一日を要したのに トがチラリと見えるようにしアングルなしで直接 , 、ン は閉ロでした。 ダ付けしてしまいました。 車体との取付方は , 第 1 図の下屋根の※の 1.6 孔をま ボギー車は側板下部にアングルを付けてから妻板と組 ずあけ , 別に車体のその位置に横梁を橋渡しして一、ンダ みますが , そのアングルの両端を斜めに切欠いておきま 付けします。下屋根が車体より均等にはみ出すようテー した。妻板との組立 , ステップの , 、ンダ付 , 塗装後に妻 プで仮止めし , ※の孔を通して横梁に 1.6 孔をあけます。 板に内装を貼る場合など , なにかと便利です。 そして下屋根の※にはの 2 タップをたて , 横梁の孔をの 最も悩んだのは , ベスティビール部を如何にして車 2 に広げると , びったりと屋根の取付が決まります。ポ 体と固定するかです。結局 , 床板とエンドビームを一体 ギー車のモ = ター屋根では , 屋根と車体の間に下屋根よ に 2mm 厚板より切出し , 妻板下部の裏より板厚に向けて り一廻り大きい t0. 5 の板をはさみ , その厚みを雨樋に 1 2 号ボギー車 1 44

3. 鉄道模型趣味 1982年8月号

透明プラ板 プラ板 ー・ : 進行方行 黄・ L E D 抵抗 500Q 赤 L E D 抵抗 5000 黄 L E D 真鍮線 6. ア 集電シュー 十 赤 L E D オー 0 図 スイッチ 床板裏面 工ンパイヤチュープ プラ板 鉛 板 L E D は極性をまちがえないように結線します。単 3 電池を 2 個直列にし , 頭部の①と底部の (9 から端子を出 してテストすると簡単です。 LED は長足・短足のほか 太い細い , 平と丸などで極性を表わしているようですが メーカーや大小で違っているようですので , 上記の電池 で調べました。 図 A の◎は真鍮線の位置 , ① (9 は集電シューの上部を 表わし , 進行方向を→とすると右の黄と左の赤の LED が点灯します。米粒球は極性と関係なく点灯します。図 B は裏から見た点減スイッチです。 できます。 2 枚の a は t 0.5 白色プラ板で , A の先端下 LED の引出線はハダカですので , 絶縁には十分注意 面に貼付けます。 して接着し , 熱に弱いのでビンセットで本体へ熱を伝え B は 0.6 真鍮線より折曲げ , 線の弾性を利用して A ないように逃しながらハンダ付けしました。 のレンズの着脱を行なうと共に , 配線の役目を兼ねま 第 8 図と第 9 図の組立加工がすんだ駆動装置は , ほと す。 4 本の脚は下端より 4 を床下に通し , 内側に折曲 んど完成です。ヘッド及びテールの位置決めは , 車体完 げて固定しました。 成後にはめ込んで細いドリルで車体のそれそれの位置か C はウェイトと取付部で b 2 枚 , c 4 枚は 1.2 白色プ ら , 前後の鉛のプロック ( 第 9 図 d ) に印を付け , その ラ板です。 b は真鍮線を添わせるため両側を半丸の溝に 部分を削って L E D を付けるようにしました。また組立 加工しますが , 1 簡ドリルで削りました。 c の下部の切 後の使用ネジの先端は , 切取ってャスっておきました。 欠きは , 側板取付ネジの頭を逃げるためです。 車体の工作 d は t 1.0 鉛板より切出し , ゴム系接着剤で貼り重ね ます。そして b を接着します。 b の切欠部分には , 真鍮 線脚 ( B ) にかぶせたエンパイヤチープが入ります。 床板に以上のものを取付けたら , 配線にかかります。 ショートしないように特に絶縁に 注意し , ゴム系の接着剤か瞬間接 着剤で保護しました。なお D はス イッチの部品です。次の配線図を 参照して下さい。 第 10 図 A は配線図です。材料は 赤 L E D 2 個 , 黄 L E D 2 個 , 12 V 米粒球 2 個 , 5000 カーポン抵 抗 2 個及び細いビニ . ′レコ ( カトーの D 51 用コードまたは細 めの米粒球コード ) を用意します。 d C 5 スイッチ 5 2 オ 9 図 t 0 . 3 燐青銅板 3 ■側板と妻板 車体の材料は , t0. 4 で 0.7 幅のスジ目板です。大き 左右に 15 簡ずつの余白のある真鍮板で さは 240 x 60 で , ド 40

4. 鉄道模型趣味 1982年8月号

ィー レ言 トの取付位置も高くし て遠方確認が容易なよ うにしてあります。各 点検扉には開閉用取手 を取付け , 上部の通風 口上には水切状の帯板 を付けて立体感を増し ています。排気管は自 動車のエキゾーストパイプ状のものを縦に取付け , 先を を考えました。それは冷却ファンの軸を回転させること 長く曲げて個性を打ち出しています。 で , スパーギャーを貫通したモーター軸の先端にウォー ムを取付け , これにマスキングテープを巻いて垂直軸の 伝動その他 円板を摩擦で回転させるという簡単なものです。金網越 モーターは寸法の関係からカッミの D H 105 を用い , しに回転するファンはあまりよく見えないので , 現在は ェンジンルーム内床板に , 軸をキャブ方向に向けて水平 上に突き出した回転表示に止めていますが , 走行中に に取付けています。そこから 3 枚のスパーギャーで床下 れがくるくる回転する様子は , 楽しいものです。 におろし , 両台車に駆動軸をのばした全軸伝動です。 1 塗装は上まわりダークグリーン , 下まわりが黒に近い 軸台車側のギャーポックスは電車用ギャーフレームの改 焦茶で , キャフ・屋根の銀と洋白の手スリがアクセントに 造で , モーター取付台を床板取付用のステーとして利用 なっています。また , 全体に淡いサビ色のウェザリング しています。 2 軸台車側への伝動は 2 個のジョイントを を施してあります。 ( TMS 鉄道模型コンペ ' 81 受賞作品 ) 介して行ない , カープ通過におけるジョイントの振れ角 を少しでも緩和するためにセンターヒ。ンを 6 簡車体中心 側に寄せてあります。 前後の台車枠はいずれもダミーで , 車軸はギャーフレ 簡単な摩擦式 ームで支えています。 2 軸台車は台車枕梁を下にして組 伝動で , 走行 み , 端梁を付けて , そこにフ・レーキシーを取付けまし 中は冷却ファ た。 1 軸側はギャーフレームからステーを出しこれに ンの軸が回転 プレーキシ、一を取付けています。スパーギャーのカ , するのはなか ーや前後のギャーフレーム , プレーキまわりなど , 機関 なか楽しい 車らしい重量感と落着きを狙ってまとめました。 伝動とは別に , モーター軸の回転を利用したカラクリ 冷却ファン軸 床板

5. 鉄道模型趣味 1982年8月号

した。その内に 0.5 と 0.35 ビッチのスジ目が発売される のパイフ。 , テール B は とのことでしたが , スケールでは 0.35 位になるかと思い 1.0 パイプ , レトリー ますので , 発売されれば N ゲージャーには喜ばれるでし ハー C はドリルレース よう。細パイプ 1.0 , 1.6 , 2.0 の他 , 帯板 , 角線 , 丸線 からの削り出しです。 等 , 福原金属のものを用いました。 いずれも取付後 , 裏面 側板は , 幅 60 のスジ目板の上下に左右を向い合わせ に突出た部分はヤスり て配置し , 両側面を一度にケガキしました。妻板も同様 取って平らに仕上げて です。 おきました。下部の排 N ゲージの窓モノともなれば , どうしても 0. 1 単位 障器のふくらんだ部分 で処理しなければ収まりがつきません。その上 , 細かい は , D のように組んで スジ目が付いていますから , 窓割りは柱の芯を出しス 寸法通りに成形してか ジ目の 0.7 をたよりに切抜きました。窓寸は幅 3. 5x 高 ら取付けました。 さ 5.5 , 窓柱は 0.4 が標準ですが両端ドアーより 2 つ目と 側板と妻板の角の接合は , それそれ約 45 。に落して突 3 つ目が 0.8 と広くなっています。 き合せてあります。また側面裏面の上辺から 1 下った 窓枠は 0. 15 洋白板を裏から貼って抜き , ドアーは 0.2 所に 0.4 真鍮板をハンダ付けし , 屋根取付の安定と照明 洋白より計 6 枚をいっしょに仕上げてから , 側板の開口 もれを防いでおります。 部にはめ込みました。 ■屋根の工作 ( 第 12 図 ) ウインドシルは 0.5 幅帯金ですが , 熱で伸びますので , まずダブルルーフの中央部は , A の如く , 材料の t 0.5 , 、ンダ付は一方から攻めました。あらかじめハンダメ 真鍮板を 5 厚ゴム板の上で , 径 5 簡位の鋼棒で端から ツ キをしておきます。ヘッダーはの 0.3 線ですが , シルと ハンマーで軽くたたいていきます。最初に両端を曲げ , の間隔 , 即ち窓の高さはノギスで計って正確を期しまし 中央部に移動して雨樋のような曲面を出します。 た。雨樋を付ける前に , ヘッダーとの間の幕板部はハン 両端のカープは , 先端がの 2 位で丸味をつけたタガネ ダでスジ目を埋めました。 を使い , 金床上でたた 両端ドアーから連転台にかけての下端は 0.7 幅でス き出します。端から 10 ジ目が無くなるまで削り , 中央ドアー下は t 0.3 の別の 位より妻板の方へ , 板から切出して , ドアー腰板の裏打板と同時にハンダ付 中央部をやや多くたた けしました。スジ目板に入ったハンダを奇麗に仕上げて きます。ほぼ R がつい から , 元板から切り出しました。 たら表面を研磨し両 妻板もほぼ同様ですが , 雨樋は 0.6 幅帯金を焼き鈍し 端を 0.5 位ずっ先細り てカープに曲げてから付けました。 に形を整えます。 ライト類は第 11 図で , ヘッドライト A は外径 2.0 と 1.6 側屋根 B は t 0. 3 を 41

6. 鉄道模型趣味 1982年8月号

フリーランス , 片ボギー式 産業用ティーゼル機 時にアンダーフレーム に見せかけています。 キャプ寄りは整形した レールを重ねてフレー ムが一段下った形に加 こに 1 軸台車枠 工 , ( ? ) を取付けました。 この 1 軸台車枠は , お 中村善明 察しのように半端にな ってしまった 1 枚の台 D D 13 のバラキットでも作ろう会 , さて何にしようか 車枠を半分にちょん切ったものです。 前後のステップは取付前に組立て , 若干小型に整形し い , というわけで D D 13 の上まわりキットを手にした時 , これはいけそうだという台車枠があったのを思い出しま ておきました。床板にエンドビームを取付けて心出しし てから所定位置にステップを取付け , 床面に t0. 2 網目 した。さっそく取出してみたところ , 4 枚あるはずがな まなこ んと 3 枚しか見当らず , 八方血眼で探してもとうとう残 板を張りました。 こで洋白線の手スリを仮付けし , 台 りは出て来ませんでした。あてが外れてやけ 車も仮止めして全体のスランスを くそ気分 , 3 枚の台車枠を意地でも生かさな 調整します。片ボギーの場合 , 1 ければというごり押しの結果生まれたのが , 軸側の重量感が不足してアンノくラ この片ボギー産業用 D L です。 ンスになりがちなので , これを平 さて , 開き直って作った製作の骨子は , 均した感じにするのに苦労しまし 1. 3 軸 ( 片ボギー ) でまとめる。 た。結局床板の周囲にキットの帯 2. 簡単な工作で全軸駆動とする。 板を , 、ンダ付けして落着かせ , 中 3. 伝動機構その他から , キャプを片寄せた 央部の空間にェアータンクをぶら セミセンターキャプとする。 下げるなどして一件落着です。 といったもので , 図面も引かずスケッチもせ 上まわり ず , ぶつつけ本番すべて現物合わせの産物が この小 ( 笑 ) 作という次第です。 セミセンターキャフ・形としたの で , 冷却関係は短かいポンネット側にまわすとして , 長 下まわり い方のポンネット ( ェンジン側 ) はラジェーター部を切 キットの床板は使わず , t0. 8 真鍮板から新しく作り , 取って点検扉一組を移植しました。短かい方もキットの 裏側に 2 本のレールを平行に , 、ンダ付けして , 補強と同 ーツを利用していますが , 妻板を少し低くして上面に ーをつけ , バランスをとっ アーノ、 ています。 キャプのドアーは , 運転席位置 の反対側に揃え ( 運転席側にはな い ) 運転席側は正面窓をドアー窓 とつなげて一体にし , 視界を広く とっています。屋根は , ひとまわ り大きいものを新製して重ね , 手 元にあったェッチング製のハッチ を片側に寄せてハンダ付けし , ァ クセントとしました。同じパ ツ をエンジン側ポンネット上にも 3 個並べてハンダ付けして , 点検用 ッチとしました。 この他 , ポンネット両端には帯 板でひさし状のものを付け , ライ ー宀は をド 86

7. 鉄道模型趣味 1982年8月号

のチ ケクを ですからスケールでは 4.4 とな りますが , ギャー付ではの 5.6 が入手できる最も径の小 さい車輪でした。 モーターは , 天賞堂のキドマイティーⅡ型を選びまし 当時小学生の私は , 今の東銀座の自宅にカバンを投げ た。このモーターの幅は 13 ですから , N の車体にも楽 こんでは級友と , 京橋から新橋まで銀座八丁を銀プラの に入ります。今後の N の車輛の製作には , たいへん便利 毎日でした。これが市電 4100 形との出会いでした。 だと思います。 大正 14 年から 15 年にかけて 50 輛製造された 4100 形は , ■床板と側枠 ( 第 1 図 ) 第 2 次大戦後 , 東京都民と共に幾多の災苦を経て昭和 23 床板は , 1 簡厚樹脂板より図 A の寸法に糸ノコで切出 年から 24 年に鋼体化され , 他の形式と共に戦後の復興に しました。厚さが 1 簡なら , 絶縁用のファイノーなどで 都民の足となって働いてくれました。 12m750 の長いポ もよいと思います。 ディーは , ①系統で上野駅前から日本橋 , 銀座 , 新橋を 側枠は t0. 2 洋白板より , B の寸法で左右 2 枚を切出 経由して品川駅まで , 自動車との交通戦争に敗れて廃車 し , 片側 4 個所の床板取付部は 1.0 タップをたてた後 , になるまで私たちの足となってくれたのです。 内側へ直角に折曲げます ( 第 8 図参照 ) 。孔あけの位置 煙草のゴールデンパ ノトも , おそばの「もり」「かけ」 及び折曲げは正確にしないと , 台枠を組立てた時に歪ん も 7 銭でした。片道全線どのように乗り替えても 7 銭 , だり , また走 オー図 早朝割引往復 9 銭の時代でした。 行にも悪影響 私の夢が小さな形となりました。 T M S 81 年コンべに を及ぼすと思 入賞して同好の皆様から祝福をいただきました。模型愛 われますので 好の諸先輩及び後輩の皆様 , 本当にありがとうございま 十分に注意し した。拙ない製作記を記して感謝の言葉といたします。 ました。中央 / 0 部下端の内側 動力装置の製作 には , モータ 特に N ゲージの場合には , スムーズな走行のためには ー固定のため 全軸集電が必要ではないかと考えておりましたので , 集 0.3 真鍮線を 電シュー及び全体の構造から , 車輪にはカトーの 5.6 ハンダ付けし 両絶縁ギャー付を使用しました。 4100 形の車輪は 660 ておきます。 A 床板 3 22 3 経・ ′ 0 床板取付孔 ( 1 . 0 タップ ) 60 MOTOR 側枠 2 / 0.3 線を内側にハンダ付 36 東京市電

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自社仕様に 改造した ロ C251 で表現 , 上部中央にはパイプ埋込 の排気管 , その後方に大きなハッ チと 1.4 ネジ加工の給油口を新 設しました。また , 側面キャプ寄 の機器カバーにも点検扉 ( t 0.2 洋白板 ) を貼り , の 0.3 線の取手 を取付けました。ランニングボー ドのつかみ棒は珊瑚のパーツの頭 の丸い部分を削り落して使用 , そ の後方に真鍮板の小片をハンダ付 けして砂箱のハッチとしました。 キャプまわりでは , 側面と妻板 の窓上にェッチングで表現された 水切が甘いので削り落し , 帯板か こ . , イ”、 - 3 す等 ・・を 7 を ンら新製しました。妻板左側窓上に ・第しを / 新」第ンをいを 地方私鉄ムードの小型 DL を物色中にひらめいたのが はエコーモデルのタイフォンを取付けました。妻板から 汽車会社の C 型 ( アダチ製 ) でした。ちょうど仲間の間 突き出している細長いタイフォンは , いかにも私鉄らし でこのキットを利用した競作の話ももち上っていました いと思いますが・・・。ヘッドライトは外観を重んじてロス ので , 自分の鉄道タイプにアレンジしてみることにしま トワックス製非点燈としました。ポンネットやキャプま わりの手スリは , いずれもの 0.4 洋白線です。 上まわり 下まわり まず , キットの説明書通りにポンネットとキャプを組 床板上面に網目板のランニングボードを貼り , 下面に 立て , フロントグリルは金網を張ったタイプに改造しま は補強を兼ねた t 1 真鍮板を , 、ンダ付けして側面の厚味 した。そのため , キットのホワイトメタルバーツは使わ を出しました。 ず , ポンネット前端 ( ラジェーターシェル相当部 ) を t 主台枠まわりは , 表面に貼るためのディテールが浮き 0.4 真鍮板で自作し , メッシュの細かい金網を張って帯 彫りされた , キットのホワイトメタルバーツは使用せず 板でマスクを引き締めました。 真鍮板の台枠 1 枚をメインとし , 軸受部分には台形の板 ポンネット側面点検扉の取手及び蝶番をの 0.3 真鍮線 を貼って切り抜ぎ , の 0.3 線を植込んでポルトを表現し 小林 利 0 1 モーター位置を変えて取付けたキ ャプインテリア。窓から見え隠れ する運転台の眺めも悪くない。 工コーモデルり、型 DL コンテスト入賞作品 84

9. 鉄道模型趣味 1982年8月号

石ロ旧団巨目田日肩壟国日ョロ ド、 1 輛もないので , 今さらという気持 アート紙を所定寸法の帯状に切り , チオ製 , 、一ツで , マッ , 、の屋根用グ ラッカーサーフェーサーで貼りましが先に立ってしまいます。 レーを吹いたのちに接着 , クモハ 73 た。客用ドアーはヒ。ノチオのプレス の屋上パイビングも同じグレーを筆 ー塗装その他 製 , 、一ツを接着しましたが , これで 塗りしました。床下は艶消黒です。 車体強度が相当向上したようです。 クモハ 73 はクレンザーと古歯ブラ アルミサッシはカッミ製 , レタリ 前面の各種手スリはの シでよく磨き , よく洗って ングはこみやのレタマークを使いま 裏打ち外板 ( t0.3 ) 0.4 真鍮線 , キャン , く 乾燥させ , ェッチングプラ した。最後に窓ガラスを入れて組立 ス止めは 0. 3 x 1 の帯 イマーを吹付け , クハ 79 は て , 完成としました。 材 , 側面の 2 段雨トイ ェッチングプライマーを吹 完成品加工は初めてではありませ 矛 3 図 はヒ。ノチオ製 , ヘッド いた後 , ラッカーサーフェ んでしたが , ディテール等にあまり 3 X 3 ライトはエコーモデル 4 個所 ーサーを全体に吹付けまし 凝りすぎると , 完成品を利用したこ 製です。 た。続いてブドウ色を吹付 と自体無意味になるため , いかに手 台車は前述のメーカー不詳 ( つぼ け , マスキング , 屋根の塗装という 間をかけずにグレードアップするか み堂製らしい ) の T R48 。床下機器 手順で行ないました。次に H ゴムと という点に悩まされ続けました。結 は日光モデル製を並べただけで , クモハ 73 の雨トイ上部に , カラスロ 局 , 当初目標にしていた「要領の良 イビングは一切行なっていません。 でレベルカラーの明灰色を入れまし い作り方」とはほど遠くなってしま これまでにパイビングをした車輛は た。グロープペンチレーターはヒ。ノ い , 今後に課題を残したようです。 ・ / 第噬当 : ふ 2 引 , ′をを笋み ' な第 , , ッ式気第 3 ・。シ三ミは三跿の t 3 ( 床板利用 ) 亂曜田口 E 巳日劃團と当調劇日に一一日「調 27

10. 鉄道模型趣味 1982年8月号

n. ライヤーで温めたところ , こんどはマスキングテープの ゴムプーツを用いた特殊なものでした。スイングアーム 跡がついてしまい , コンパウンドでごまかしましたが , は t 1 板より切出し , ダンパーはパイプと真鍮線の組合 見苦しい結果となってしまいました。 わせで表現し , ブレーキシューは , だるまや製を使いま 床板まわりは灰色 , サイドを白色に塗り , 台車は艶消 しの黒です。最後にライトのレンズ , 窓ガラスを接着し 塗装など て完成としました。 できるだけキットの部品を使おうとしたため , 予想以 ハンダ付にフラックスを用いていますが , これ 私は , 上に苦しんだ個所もありましたが , 一応 DD20 のイメー は , 液状の時は濡れ雑布で軽くふく程度で 9 割位落とせ ジは出せたと思っております。牽引力は , 2 個モーター ますが , 一度乾いて白く粉をふいたような状態にしてし と床下のウェイト ( 燃料タンク ) がきいて , 平坦線でス まいますと , なかなか落ちてくれません。そこで 1 個所 リップしながらも , カッミの 20 系客車 14 輛を引き出しま ハンダ付けするたびに , 必ず濡れ雑布でふき取るように したので充分と思います。しかし , ジョイントの調子が しています。コテ先も同じように一回ごとにふくよう心 良くなく , 音が大きいため動力部を再検討すべく , いろい がけています。これを怠りますと , 塗装の下洗いの時に 倍以上の手間がかかりますし , 隅の方は落ちなくなって ろ考えております。 ( TMS 鉄道模型コンペ ' 81 受賞作品 ) しまいます。 まずクレンザーを使って充分に洗った後 , ェッチング プライマーを吹き付け , 半日ほど乾かしてから , いさみ や調色塗料の国鉄ディ ーゼル色を塗りました が , 発色を良くするた め白を全体に吹付け , 次に朱色 , 灰色の順で 塗り重ねました。本来 は天気の良い日を選ん で塗装をするべきなの ですが , キット改造の 締切日の前夜にやっと 完成したため , 雨の降 る日に塗装するはめに なりました。そこでか ぶりを防ぐためにリタ ーダーシンナーを用い たのですが , 量が多す ぎたせいか , なかなか 乾いてくれません。ド 1 83