製作記 たけ切りつめ , 妻板は上田交通の EB のそれが機関士側 の見通しもよさそうな上 , 当社社長も気に入っているの でドアーを廃してそのまま借用 , ポンネット部は余計な 機器を廃したので小さくしました。 下まわりは , この上まわりに合せるべくもとの , 、 ツ はすつばりあきらめ , パワートラックと上まわりに合せ て新しく設計しなおしました。そして出来上った図面を 見ると , 何と , もとの凸電のうち使えるのは側板の窓 1 枚と扉 1 枚というカワイソーな結果となりましたが , も とのままよりはマシになるという信念で製作に入りまし まず , 上まわりを分解して側板から使用する部分を切 り出し , 上下方向もつめました。次に窓をあけた妻板を 直角に注意してこの側板とハンダ付けし , ポンネットを 妻板に取付けます。屋根は縁で板厚が見えるので t0. 2 の洋白板を使用しましたが , きれいな R にするのに少し パンタ台はエコーモデルのパーツに 1.5 苦労しました。 角材を形に曲げた脚を付けて , 屋根に , 、ンダ付けし てあります。 ・まずは 2 号機のご紹介 下まわりは , 網目板の床板にして 1 x 2 x 1 チャンネ 今回の竸作の課題が凸電になった時 , 私はずっと以前 ルで補強 , 台枠や , 鋳物の感じを出すために厚板を使っ 某鉄道から転属してきたままホコリをかぶっていた旧つ たエンドビームをハンダ付けすると , 残りはディテール ぼみ堂製の B 凸を改造することにしました。 アップと塗装のみとなります。 当社には本線運用につける E D 級電機はすでに在籍し ジャンクポックスをひっかきまわして , ヘッドライト ているので , 小入換や保線作業などの使い走り的な運用 ・角形避雷器・タイフォンを上まわりに , スアッフ・ に使用するということで設計に入りました。 がぜん機関車 ァーホース・軸箱を下まわりに付けると , キャプは長時間の運用がないということから , できる - : ドルの 岡秀樹 東芝タイプ・川崎タイプ 太田安幸 上まわりは , 扉のヒンジ部分にェッチング抜きのヒン ■東芝タイプの 2 号機 パンタは , クラブの人たちの ジをハンダ付けしました。 これは , 中村精密のキットをディテールアップしたも 自作パンタに刺激され , 会田 , 馬場氏の記事を参考に自 のです。下まわりは , 台車の板台枠の穴の部分を抜き , 作してみました。 ェンドビームはアングルに交換して , プレーキのテコを ■川崎タイプの 3 号機 それらしく作りました。車輪もスポーク車輪に替えてあ 上まわりは , 奄美屋のェッチング板をもとに組み上げ ります。 ました。この車輛 , 一度は廃車寸 前になりながら , 西山氏よりキャ プの妻板をいただいたために生き 返れたという , なにやら日くつぎ の車輛です。機械室の上板はリべ ッティングしたものに替えてあり ます。 キャプ屋根のパンタ台はかさ上 げして , しょぽいパンタでも自作 してのせようと思ったのですが ,
管のパイビングを表現してあります。カ プラーポケットはエコーモデルのロスト 製に交換しました。また , 車輪とプレー キシ、一の間がやや離れている感じなの で , 取付部を加工してできる限り近付け てあります。 なお , 車体側面のナンバープレートの 位置にェッチングの浮き出しがあります が , 小型のプレートを貼る時にじゃまな ので , キサゲで削り取りました。 塗装は車体がマルーン , 屋根が灰色 , をノ′ パンタとヘッドライトおよび下まわりが 黒で , ナンバープレートの地には緑を入れました。室内 てパワートラックを使用しました。台車はくるみ模型の とウェイトは淡緑色に塗り , ェコーモデルの運転台を取 フ・リルを使用し , WB ー 26B を組込みました。台車には 端梁と排障器を取付けてありますが , この結果 , パワト 付けてあります。 ラの裏プタをスライドして着脱することが不可能となっ ■日本鉄道自動車タイプのデキ 2 たので , 爪を切り取ってしまい , 1 ネジ 4 本で止める 旧つぼみ堂の ED25 キットを組立てたものです。車体 方式に改造しました。 は , ほぼキットのとおりに 塗装はデキ 1 と全く同様ですが , 少し艶を 組みましたが , キャプ窓枠 押え , 私としてはやや強めのウェザリングを はェッチングで立体感が乏 キ 行なって変化をつけてみました。 しいため , ャスリで拡げて の ■近代的スタイルのデキ 5 新製した窓枠を裏から貼り キ デキ 1 , 2 と完成したところで競作は 0 K ドアーも真鍮板貼 ました。 ヤ プ と考えていましたが , なぜか急にもう 1 輛作 り合せのものを自作して交 わ ってみる気になり , 締切まで時間がないので 換しました。ポンネット側 り 簡単にまとまりそうな題材を選びました。 面のディテールもェッチン フ。ロトタイフ。は名鉄のデキ 250 形 , という グ表現のみで , やや気にな より北恵那鉄道のデキ , といった方が通りがよいかも知 るところですが , 既に組立済であり , 手をつけ始めると れません。 1952 年製という年代の割には近代的で , まと キリがなくなるので目をつぶりました。 まりのある外観が気に入りました。これを例によって適 屋根上はパンタ台とランニングボードを新製して取付 け , パンタグラフはフクシ マ模型の P S13 を使用しま した。避雷器はデキ 1 と同 じく角型のものを取付け , パンタと結んで配線をして あります。 下まわりは全くの新製で す。床板は t0. 3 板で , 強 度を確保するため洋白板を 用いました。これにリべッ トを打った端梁と , 帯材を 組合せて作った側面台枠を 取付けて構成しました。動 カ装置は専用のものを入手 してあったのですが , 他機 、 . を第 と性能を揃えたかったこと や , 今後の保守などを考え 1 1
国鉄 EFIB 形を作って E F 5 8 の台車に E F 7 5 の 車体 , 細長冂テッキの追加 と各部加工乙まとめた , E F 5 8 原形をしのは せる F 級機 , E F 7 8 長友弘美 形の車体に近づけるための改造・変更・追加工作を中心 に説明いたします。 まず , 妻板の乗務員扉の窓位置が低いので , 写真をに らみながら全体に 2 ほど上げました。また , 乗務員扉 の周囲にはふちどりが付いており , 扉の下部に補強のよ EF18 形は , E F58 として製作中の 3 輛 ( 32 ~ 34 号機 ) うな出っ張り ( 水切り ? ) がありますが , ふちどりには を急拠貨物用に変更したもので , デッキ付 E F 58 のおも 0.5 幅・ t0. 15 の帯板を用い , 扉下部の出っ張りは t かげを後まで伝えた機関車として知られていましたが , 0.8 の小片を加工してハンダ付 , ついでに 0.4 線で把手 惜しくも 1979 年 , 全機廃車となってしまいました。静岡 も追加しました。正面窓下にはワイバーを追加 , テール 周辺でひっそりと晩年を送ったこの機関車に , 私は強い ライトも少々形は異りますが大型テールライトに交換し 愛着を覚え , EF15 の車体に EF58 の台車を組合せて製 ました。いずれも天賞堂のパーツです。 作を試みました。使用したのはいずれもひかり模型のハ 屋根まわりでは 0.6 幅・ tO. 3 帯板による雨ドイを追 ラキット , そしてデッキまわりを自作でまとめました。 加 , 避雷器をニワのパーツに交換し , の 0.4 線と割ビン 上まわり でパイビングを行ないました。パンタからの高圧回路は , 車体は , キットに入っていた簡単な説明書と , 実車の 写真を参考にして工作を進めました。 E F 18 こでは ,
凸電トリオ 0 自作とキットメイクで生れた 馬場富士夫 これが 1 号機というこ され , 先に組んで完成したので , 今回のテーマは凸型電機ということで , 何にしようか とになりました。当社にとっては初めての私鉄型電機な といろいろ考えましたが , そこはキットの在庫と仕掛品 のです。次に E D 25 を完成させて 2 号機とし , ャレャレ の多さにかけては他には負けない ( ? ) という当社のこ これで競作は OK と思っていたのですが , なぜか急拠 5 と , おもむろに棚を見回してみると , あった , ありまし 号機が加わり , 3 輛もの凸電が当鉄道に登場することに た , 旧つぼみ堂の E D25 が。このキットは今から 10 年位 前に購入 , 車体は細部を除いて完成していたので , 下ま なりました。 ■ポールドウインタイプのデキ 1 わりの工作とディテールアップ位ですみそうなところか 前述のとおり E D 22 のキットを組立てたものです。 ら , 締切にはまた間があるしまずは一安心 , と箱をしま のキットは非常に良く出来ているので , 工作は屋根上の い込んでしまいました。 加工と若干のディテールアップが主体となりました。 そうこうしているうちにフクシマ模型の ED22 が発売 まず屋根上ですが , この電機はキャプ の屋根がかなり低いため , パンタ台のカ サ上げを行ない , 両側にランニングボー ドと水切りを取付けました。このあたり のディテールは弘南鉄道の ED222 を参 考にしてあります。その他 , 避雷器の取 付とパンタまわりの配線をしています。 車体は , まずドアーを妻板とッライチ に直しました。これは , キットのドアー の開口部分を少々拡げておき , t0. 2 板 を貼り合せて作ったドアーを , 、メ込んで 表現しました。ポンネット前面の点検フ タには小さな把手を取付け , 側面窓上に は帯材をハンダ付けし , 水切りとしまし フロントデッキには標識灯を取付け , プレーキホイール側の台枠側面には冷却 一三三三 = 三一 = 三三 一三一三三 三三三 = 82
lllljlllill/l 国鉄 E D 7 3 福島高弘〔東京都〕 損傷した完成品を完全に分解し て修整を加えなガら組み直した , 模型の更新修繕車輛。すっきりと 美しく仕上ガっているにもガガわ らす , 雰囲気は既製品の域を出て いないのは , 単調な装ガ原因の ーっであろう。下まわりの塗装を 直すだけでも作品が生きてこよう。 三 = = 箜 自由型入換用電機山門一郎〔東京都〕 汽車会社 C 型 D L のキットをベースに , スイス風入換 用電機への改造を試みた作品。下まわりはほとんどその まま , 上まわりは元のキャプを生ガし屋根と機械室を新 製して巧みに変貎をとげている。自由型だガらアメリカ 的なベルは仕方ないとしても , コンプレッサーは電動式 にするのガ理にガなっていると言えよう。 し朝。 三三 : げ ーな第 1 第第第リい 冪寧舞鬼黶、物こ責第第第等嶽明轗を箏新を , 驩第ヤ当いす = B テンター 4 3 号機 田口恒彦〔東京都〕 〇 53 を愛好ヴる作者ガ , 遊ひ心を交えて製 作した C5343 のショートカット版。思い切っ た短縮化にもガガわらす , まぎれもなく C53 流を感じさせるテフォルメの腕はなガなガの もの。この種の作品に多いフザケもなく , キ ャプ内などもスケール的に真面目に作ってあ るのガガえって楽しいガ , 装はもう少しき れいに仕上げてもよガった。 自由型連接車 9000 平 ′、く N ケーシ〉 桜井健太郎〔東京都〕 西武 5000 系の側面と富山地鉄の正面を使って構成した自由型特急連接車。連 接構造は台車のセンターピン延長の丸棒を , それそれの車端ガら出した穴あき 板に通ヴものだガ , 動力車は天井下に連接部をあいている。最小通過曲線は日 250 。一部塗りの失敗ガ措しまれるガ , まとまりの良い編成である。
0 立体的に 表現されたテ ンダー前部のディ ァールとアクセサリー 3 追加して引き締めています。 塗装 塗装は , ディテールのつぶれもなくシャープで質感を 充分表現できるという条件から「真鍮黒染液」を全体に使 テンタ ってみました。結果は上々で , 好みの問題にもなります がとても満足しております。黒染後は , 黒の艶消しラッ テンダー前面には , の 0.3 線で掛金にのせた火掻棒を カーをかるく吹き付け , 仕上げには , 2 種類の刷毛でべ はじめ , 検水栓などはの 0.5 線を L 形に曲げて立体的に ンガラや女性用パウダーなどを使って研きあげました。 表現しております。なお , 石炭取出口には , アクセント なお , ロッド類までも黒染をしてしまうと機関車全体 としてスコッフ。を置いてみました。 がポテッとしてアクセントのない仕上りになり , 私とし テンダー後面には , 後部前照灯・標識灯・暖房ホース てはしっとりと落ちついた車体にキラリと光るロッドの などロスト部品を追加し , 他に配電管継手や配管などを 方が全体的にひきしまった感じがして好きなので , 軽く 表現し , 炭庫後板の補強は , アングルに 0.5 線を植え ウェザリングを施した程度で , ほぼメッキ仕上げのまま 込んだものを取付けてみました。 使用しております。 下まわりにおいては , 板 / くネ等がシャープで立体感の あるロスト製台車を使用し , また横から見るとわずかに おわりに 見えるプレーキシリンダーも , やはり口スト部品と交換 製作時間ならびに工作力不足から試行錯誤の連続ばか して取付け , アンダーフレーム沿いにパイヒ。ングなどを りで , 完成までに 1 年 4 カ 月という長い期間に及んで しまいました。私のような 初心者にとって , 今回の場 合のようにロストワックス 部品の多様化と , 部品の補 充がきくバラキットのメリ ントが , 製作するうえにお いて充分に生かされたよう で , 最終的に良い結果に結 びついたものと , 考えてお ります。 最後に , TMS 読者の皆 様にお目にかけるにはお恥 しい作品ですが , 少しでも 22
tO. 3 燐青銅板を L 形の帯状に切り出し , 碍子を介して 塗装後に取付けています。このほか , 信号炎管や把手の 追加 , 低過ぎるヘッドライト取付位置を高く直し , その まま付けると傾いてしまうランニングボードにスペーサ ーを入れるなどの工作を行ないました。 下まわり 台車は別売のフ・レーキセットを追加し , 写真を見なが ら細部に手を加えました。 まずフ・レーキテコですが , 実物は周囲にふちどりのあ る凹形断面をしており , 平板打抜きのパーツをそのまま 使ったのでは締まりません。そこで , 少しでも実車の感 じに近づけるためェッチング処理で凹ませ , 台車枠と平 行になるよう 1.5 線を軸にして取付けています。後部 端梁には t 1 板を加工して付け , AT S 車上子の取付べ ースとしました。 キットの先台車まわりは , 前部台枠が首を振るととも に先台車もべロ状のポルスターで支持されて大きく左右 動する構造です。私はまず先台車を天賞堂製に交換し , この部分は , キットのままですと吹抜けになっていて丸 べロ状のポルスターをやめて , センターヒ。ンで前部台枠 見えですから , t 1 板を加工したカバーを , 前部台枠の 下に直接取付ける構造に改めました。もちろん間にはコ 首振りの妨げにならない範囲で取付け , 主台枠前端梁に イルバネを入れ , 先輪のレールへの追従性を良くしてあ 見せております。 ります。一方 , 左右動は前部台枠が一手に引受けるわけ ディテーリング関係は , 前部動輪左側軸箱にの 0.4 線 ですが , 基部に t 0.3 燐青銅板から作った復元装置を取 の速度計用ケープル取付 , ェコーモデルの A T S 車上子 付け , 一方を主台枠前部に固定して対応させています。 を取付け , 同ケーフ・ルをの 0.3 線で表現 , また前端梁 カプラー取付部もエコーモ デルの胴受を加工して取付 けるなどです。 細長いデッキまわりは , t 0.4 と t 0.3 網目板および の 0.5 線を使って自作しま した。手スリのステー受は t 0.2 ・ 0.6" 幅帯板を U 形 に曲げて作り , 両側にの 0.3 線を植えてポルトを表現し ました。ハシゴの側面は t 0.4 から切り出し , 網目板 のステップをはさんで構成 したものです。 動力装置は指定メーカー の珊瑚製を用いましたが , なぜか第 1 ・第 2 動軸間の ホイールべースが 1 異り EF 1832 ( 藤枝駅構内・ ' 68 年 8 月撮影・長門克巳 ) 44
0 伊賀上野鉄道所属 近鉄 テ 2 5 デ 25 形が傍系の鉄道から 移籍になり , 工場で検査の 演田 和男 後運用についています。な ぜか当鉄道の社長は凸電が たいへん好きなようであり まして , 2 ~ 3 輛の凸電を 目下物色しているという話 が , 工場内に広がっていま す。 ところで , 種車は旧しな のマイクロの半完キットの 伊豆急 0000 形す。それ、ア←、・ : み こ 3 側いつばいの位置に付け直し , その内側にロストの標識 に仕上げました。 灯を各 2 個 , 、ンダ付けしました。解放テコは 0.5 線か ヘッドライトを挽物からロスト まず上まわりから・・ ら作り , 1 幅帯板のテコ受を介して取付けてあります。 の 250W に取替え , 運転室妻板に取付。機械室扉取手と ェアータンクは両端のみ挽物が入ってましたが , その 運転室扉取手をの 0.3 から作り , 所定の位置にハンダ付 ままではあまり見映えがしません。そこで , 中間にの 7 けしました。屋根上には , 1.5 簡角線に帯板をハンダ付 パイプを入れてハンダ付けして , 下から見て けしたフューズ箱を , ガイシを介して 1.4 もおかしくないようにしました。ェアータン ネジで取付け , それをはさんでの 0.3 の引込 クからの配管は , 実車の写真から判断して行 線をの 0. 5X0.3 の割ヒ。ンで取付けました。 ないました。 の他 , 列車無線とランニングボードの長いも 台車には 1 x 2 x 1 チャンネルの横梁を のをハンダ付けしてあります。ホイッスルは 付け , 片側の台車枠にハンダで固定しました。 運転室の窓上へ , ワイバーと共に塗装後接着 0 . 8 また , 両端の横梁には 1 アングルから作っ しました。 ガイシ た排障器を取付けました。これで台車まわり パンタは , 天賞堂の P S16 を近鉄の横形ガ 外径 1 . 2 / が少し引き締まったようです。 イシスタイルに改造しました。図をごらんく 内径 lm ヾイプ 1 mnv くンタネジ 最後に近鉄の電機の標準色に塗装し , 上下 ださい。まず下枠の斜線部を切り落し , 縁に を組み立てた後 , の 0.4 の手スリをポンネットと前梁部 沿った下面にの 0.8 洋白線をハンダ付けしておきます。 分の孔に差し込んで完成です。 横形ガイシは , 外径 1.2 簡 , 内径 1 の細密パイプに 当分は近鉄色のままで , 運用につくことになりそうで 頭の部分を 0. 8mm 幅に削ったパンタネジを直角にハンダ すナンバー もそのままで・・・ 付けしてパイプを 2 の長さに切断 , 塗装後パイフ。の両 側にガイシをはめて接着しておきます。この ようにして出来た横形ガイシを下枠の 0.8 線の突出部に差し込み , ネジをパンタ台の孔 に通して下からナットで固定しました。 ポンネット前部と運転室両側に 3 x 5 mm ア ングルをハンダ付けし , 前後各 2 個所 , 運転 室両側各 1 個所に 2 タップを立て , それに 対応した床板には 2.5 の孔をあけて上下の 組付けに対処しています。 下まわりは , キットのとおりに組立てると 床板に反りができますので , 3 x 5 簡アング ルで補強しました。四隅のみ棒は , 床板外 円筒形モーターと連動ギャーによる 2 軸伝動。上下 組立後差し込む手スリのアイディアはおもしろい→ ′くンタフレーム
と E ロ 33 EB2 山 西 弘 面を すト気 " ー、ミを . 、。 : 冫試第 : い •ED 33 ■ EB2 E B 2 がたったの 1 輛ではさびしいので , フクシマ模 このミニ凸電は , 専用線で 2 ~ 3 輛程度の貨車を牽引 型の ED22 をベースに当鉄道流に加工しました。 するという想定にもとづき , 日本油脂のデキ 1 をプロト タイプとし , 上田交通 E B 4111 のようなキャフ・を付けて 上からの見栄えを良くするため , 屋根上にランニング ポード , 避雷器 , 水切りなどを追加し , また みました。 キットのパンタ台ではパンタ高が低いので , 上まわりは t 0.4 の真鍮板から切 かさ上げしてあります。 り出して組立てました。小さなポン キャフ・側板には , ナンノく一プレ ネットに比してキャプが大きくなっ ート取付位置がェッチングで浮き ていますが , これは床板を 出していますが , これは私の場合 くり抜いてパワートラック 不要なので , キサゲとヤスリを総 WB ー 24.5 の上部がはまり 動員して削り落し , の 0.3 線を植 込むようにしたためです。 込んでリべットを補いました。 パンタは 1 本シューで枠 塗装は前作の E D32 ( ' 83 年 9 月 組も簡単な小型のものを自 号参照 ) と同じで台車以外は青緑 , 作し , 高めのパンタ台を介 屋根は鋼板ですので本来ならば車体と同色なのですが , して取付けています。 濃灰色で塗り分け , 屋上パーツとパンタは明灰白色とし 床板も t 0.4 を使用し , 両サイド下面やや内側に 0.6 てメリハリをつけてみました。仕上げに全体にフラット 角線をハンダ付けしてフチドリを表現しました。台枠は クリアーを吹きましたが , 今回はフラットべースが多過 簡単なプレートフレームで , t 0.8 板から切り出し , ぎて完全な艷消しとなってしまい , これは失敗でした。 ーツの軸受や砂箱を付けましたが , これだけではさびし 0 いので , 中央寄に 穴を 2 個抜き , の 0.5 線を植え込ん でアクセントとし 45 を ました。端梁下に は大きめのステッ プを突き出して取 付け , 腰の低さを ↑簡潔なケーディーカプラー復元装置強調するとともに 誘導係の便をはかりました。カプラーはケーディーカプ ラーの後部を切って直接取付け , 写真のようにコ形に曲 げた帯材を復元バネとしていますが , なかなか好調です。 塗装は , 床板および車体が下津井電鉄の赤 ( マルーン に近い ) , 屋根は灰色 , パンタと下まわりが黒で , ナン ハーフ。レートの地にグリーンを入れて , ささやかなアク セントとしました。 ED33 は屋根上 が加工の中心 85
した。キャフ・を余 らしくなり , 鼻歌の一つも出てきます。上下を組合せて りにも切りつめて みると誘導係用の手スリがないのに気づき , 入換中に落 作ったため社長が ちるとたいへんなので手スリを増設 , ポンネット内の温 乗り込もうとする 度上昇に備えて前面と上面に通気口を設けました。 / くン と , その巨大なビ タはあちこちハンダがとれてバラバラになっていた旧し なのマイクロ製の P S 13 を再生のうえ使用しました。 ール腹がつかえて 塗装は上まわりが社長好みのダークグリーン , 床板上 乗れないのです。 現在 , 社長はビー 面は青味がかったグレー , 下まわりは黒にしました。手 スリに白を入れ , ガラスを貼り , ルを断ってダイエ くワートラックをセッ ノトにはげみ , トするといよいよ完成です。 の電機に乗れるよ = 、 ) ヾまぎト さて , 社長じきじきの試運転で一大問題がもち上りま うになるか , 電機に乗ることを放棄するか苦しい選択を 迫られています。 ■ 1 号機はキットメイク 1 号機の方は , モデル 8 の上田交通 EB4111 のキット をほぼストレートに組んだもので , 2 号機のウォー ン グアップ的なものです。キットの床板につかみ棒を追加 し , ポンネット上の通気ロの向きを変え , テールランプ はエコーモデルのものに交換してあります。パンタはカ ツミの PS16 のタスキを一部張替えて使いました。 塗装は 2 号機といっしょに行なったので同じ色にしま したが , 床板の板厚があるのでこの部分にアクセントと して白線を入れました。当 , 備後鉄道も小型の凸電がい っきょに 2 輛も入ったので , 運用は楽になったと運転部 長は喜んでいるようですが , 機関区長は機関区がまた狭 くなったとぼやいております。 つい当工場仕様 ( 好みと手抜き ) の後者になってしまい ました。 床板等はごく簡単に自作しました。台車はフクシマの E D 22 用の流用ですが , そのまま組むと , プレーキテコ の部分がエンドビームより飛び出てしまい , どうもよろ しくないのです。で , 意を決して内締め式に改造してし まいました。 車体の塗装は , 両機とも下地に グレーを吹いてから , なんと西武 のレッドアローの赤を吹き付けま した。車輛番号は , パンタものは 全て通し番号とすることにしまし 当鉄道もパンタものが 3 輛に増 備され , 電化予定がないなどとは言っていられない状況 つ の になり , 一日も早く電化路線の開業が待たれる今日 この 表 ′は 情 頃なのであります。しかし , いわゆる電車が当鉄道に 持 ないのです。これで客扱いはどうなるのでしようか ? つ これは , 早急に対策を講じなければいけない時が来たよ 3 うです。 機 各台車にパワート ラック WB ー 24.5 組込みの全軸伝動