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検索対象: 鉄道模型趣味 1984年5月号
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1. 鉄道模型趣味 1984年5月号

た。なにしろ小さい部分なのでハンダ付にも注意が必要 は使えません。そこで腕を切り取り , 帯板と極細パイプ で , たいへん苦労させられました。いく分大きい感じは を利用して改造しました ( 以上第 3 図 ) 。編成両端を除い しますが , 非常に目につくところなので少し強調しても て 1 輛に 2 個 , 合計 8 個を改造しましたが , 小さい / よいのではないかと , 自分で納得することにしました。 ツなので次第に嫌気がさしてきました。取付位置は妻板 以前と違って資料は先輩からいただいたり , また借り 向って左上です。 たりして充分にあるので , 勝手な言い方かも知れません 貫通幌はエコーモデルのホワイトメタル製を使いまし が , どこまで作り込んだらよいのか困ってしまいました。 た。良く出来ておりますが値段の方もなかなかです。御 窓の大きい御料車は内部がよく見えるので , 手が抜けま 出入台のステップ ( 実車は砲金製 ) は , 天賞堂の EF30 せん。しかし一般に公表されてい 用コルゲート板を所定寸法に切って磨きげ , クリアー ない内部のことを , 模型とはいい ラッカーを筆塗りして塗装後に取付けました。 ながらそのまま作ってよいものか 下まわりは , 写真を見ながら利用できるパーツはなる 考えてしまいましたが , 墹瑚のキ べく使い , また一部は改造して実車の感じに近付けるよ ノトの説明書には , 多少違ってい う努力しましたが , 結果的には自作パーツも多くなりま ても椅子の位置まで書いてあるの した。 0.3 洋白線 0.4mm 幅帯板より で , この際自分の長年の夢をこの 床板はキットの説明図どおりに孔があいているので , オー図 車で果たそうと決心し , 実車どお 図を信じてホワイトメタルバーツを , コテで本体を溶か りの壁面 , 床 , そして椅子の模様まで作ることにいたし さぬよう気をつけながら取付けていったのですが , フ ' レ ーキシリンダーを取付ける段になってこれはおかしいと ました。 さて , 先に作っておいた御出入台のドアーを中心に次 気付きました。なぜならば , TR65 台車は台車の中に 1 室との仕切板 , そして妻板には貫通扉を付けてハンダで 軸 1 個あてプレーキシリンダーが付いているからです。 止めましたが , 妻板とドアーの取付部分に不自然な空間 したがって床下にシリンダーは付いていないはずです。 ができるので , 第 2 図のように 2 角線をハンダ付しま そこで改めて写真を見るとやはりおかしいということに した。反対側の妻板も同様に貫通扉を付け , イモ付けで なり , 今まで付けた床下器具を全部取りはずし , 充分検 本体と組合せて箱にしました。 討の上 , やり直しです。 雨樋は太すぎるので , 0.6 簡幅 オ 2 図 の帯板に交換しました。屋根端に 付いている丸棒状のものはラジオ アンテナで , の 2 丸棒をドリルレ ースで削り , 0.8 幅の帯板製台 座の上に , ェアータンクよろしく 0.5 幅のバンドで固定します。 これを 3 個並べて取付け , それそ れの 0.3 の引込線を付け極細パイ プ 2 本にまとめ , 妻板に引込んで あります。 ラジオアンテナの取付と共に苦 労したのは , 妻板のアンチローリ ングダンパーです。ビノチオ模型 にたのんで分けてもらった特急用 極細パイプ のパーツとは腕の部分が反対 ( 下 向き ) になっており , そのままで 二リ . ント、 0.5mm 幅 帯板より 新 1 号御料車の屋根端部に付いているラジオアンテナ 図 3 0.5mm 幅帯板 0. 幅帯板 0.5 孔 0.3 孔 帯板 23

2. 鉄道模型趣味 1984年5月号

製品の紹介 N ケージ車体キット 阪神 3 8 0 1 ・ 3 9 0 1 ほか 両開き扉 , 扉間の窓は 3 個 , 車体下 辺は R 付に統一されている。 製品化されたのは , もちろん近年 のタイプで , すばり形式は 3801 ( 中 間電動車 ) と 3901 ( 制御車 ) 。特急 ・急行用として 4 輛編成で活躍するク、 4 輛編成車体キット 2000 円 グリーンマックス製品 ループである。工ンドウ製の 18 m 車 私鉄電車では , 今まで関東各社の ーンマックスとしては , なおさらで 用下まわり ( S 刑 : 、 +. 、ノデン F S 369 車輛が多かったグリーンマックスの あろう。 付 ) を使うとうまく適合。 3801 形の N ゲージプラ車体キットに し、よし、 とにかく現在の阪神は , 窓・扉・ 内 , 奇数車にパンタ 2 基を装備して よ阪神が加わった。近鉄・阪急に続 前面表示窓や雨樋などに変化はある いる く関西私鉄の登場である。 ものの , 特徴ある 2 個ヘッドライト この形式は最初から側面上部に行 広告のタイトルには , たた阪神と の前面 , 分散式クーラー , - 父差 : 豐ノヾ 先表示窓を付けており , その上方に しか記されていないが これは , 形 ンタ , 19 m 3 扉車などからくる全体 垂直に板が立っているのが特徴。製 式は違っても同型の車体が多いから のイメージは共通しており , その中 品は , この板をかなり強く表現して で , まして付属バーツによりバラエ で , 同し形式でも途中からデサイン おり , 他車に直す際は削り落すこと ティーをつけるのを得意とするグリ の変ったものがあって複雑。近年は が必要だ 3801 ・ 3901 各 2 輛分が 1 組になっ ており , モールドは , 3901 が側板 2 枚と前面 3 枚・連結面 1 枚 , 3801 は 側板 1 枚と屋根 1 枚にパーツ類がま 日墨 1 0 ーロ に : を一 ↑ 38 田の側板・屋根・パーツなど ↓ 39 田の側板と各種前面・連結面 , 「「宿第『 1 ー墨冂 宿「い 三一 一 1 一ま 1 ↑上より阪神 39 田 , 380 レくンタ付車 , トカーの組立例 新 50 田ジェッ 68

3. 鉄道模型趣味 1984年5月号

用シリンダー , 布巻線使用 てセットしました 車体裾 ■塗装その他 の空気管を追加しました。 オ 4 図 まず全体をクレ 本体では , ①アンチ製砂 ロ、 ロ引 箱をロスト製パーツに元栓 ンザー , 中性洗剤 等で研磨・脱脂作 とともに取替え。②フ・レー 業を行ないます。 キシリンダー , プレーキ装 これを充分に水洗して乾燥させ , 下塗りのェッチングフ。 置もロスト製パーツに取替 ライマーを吹き , 国鉄電機用栗色をボディーに吹付け , え。フ・レーキシュ 黒の艶消しで台車 , 床板を吹付塗装しました。運転席部 ノド関係はキットのまま組 分 , 機械室のウェイトは淡い緑色に塗ってあります。 立。④追加部品として , A T S 車上子 , スビードメータ 塗装後 , 全周のステンレス帯 , 前面の手スリ , 乗務員 ーケーフ・ルを市販品から選び所定位置に取付けました。 扉用手スリ , 解放テコの塗膜をはがして磨き出しました。 ・先台車 窓には , 透明ビニール板を貼り , モーター組込 , ライト 主台車先端の首振り機構をやめましたので , ポルスタ パンタグラフの取付等を行ないました。 類の取付 , ーは長孔のセンタービン孔に直し , 先台車自体に横動を これらの作業を完了したのが ' 83 年 12 月 1 日 , 2 日後 与えるようにしました。排障器は天賞堂製を加工 , t 1 に迫ったクラフ・の運転会にはどうやら間に合いました。 板から切り出したスノ しかし牽引する客車は揃いません。当日は会員の所有す ープロウ受とともに先スノープロウ受 る 24 系プルートレインを 14 輛 ( 1 輛が 5 ~ 600g あるも 台車側板にハンダ付け の ) を平坦線ではありますが , みごと引っぱった時の感 しました。なお , スノ 想は何とも言えませんでした。 T M S コンペティション ープロウ受両側には第 ' 83 で入賞された渡辺氏のお召列車も , 機会がありまし 5 図のようにステップ たら , 是非牽かせていただきたいものです。 を付けました。 矛 5 図 2 月のダイヤ改正で , E ■運転席 当初 , 天賞堂製の運転台を取付けるつもりでしたが , F58 も大部分廃車になりま 床板位置の関係で作り直しました。ロスト製 SL 用ブレ したが , E F5861 号機は解 ーキ弁 , 丸棒とロスト部品から作ったマスコンや , 角材 体せず保存されることを強 と板組合せの椅子・計器盤を , 天賞堂の L 形金具に取付け く望む次第です。 / t 0 . 3 網目板 0 0 0

4. 鉄道模型趣味 1984年5月号

要中古買入 パーツも・キットも・元成品も 地下鉄く 鉄道模型の専門店で 夜は 9 時迄営業・マニア自作の作品展示中 / スクラツ . チピノレドやディテールカ日工に欠かせない素材 駅 ・ノヾーツ・キット類は , T M S 誌上に広告の東西各社 製品を豊富に取揃え , ショーケースに価格を明示して ゆっくりと御選択いただけるよう配慮致しております ノ′ヾメ屋模型店 2 , 3 , 4 火曜休業 TMS ′ヾックナン′く一第第 大阪市大淀区本庄西 1 丁目 7 ー 1 号 機芸出版社図書各種 〒 531 /T E L ( 06 ) ・一 371 ー 2940 しル】コ あらゆる模型材料は専門の店 鉄道模型から HO ・ N ・その他各種鉄道模型 特製品・特価品・完成品・キット・パーツ 工ンヾ / ン・フジコン 飛行機・船舶 谷四一 -- 一地下鉄中央線 - 小さい部品から完成品まて在庫豊富 瓮 ' 大阪 国鉄阪和線東羽衣 赤レンガの 駅前 女学院 南海本線羽衣 史跡遊歩道 が目印です。 平日 . 12 : 00 ~ 7 : 00 ・電話・・大阪 06 日曜 . 10 : 開 ~ 4 : 開 76 9469 大阪府高石市羽衣ーー一 9 祭日・第 2 ・ 3 日曜休業 〒 592 T E L 堺引ー 2372 〒 0 大阪市東区玉造 2 丁目 25 番 11 号 只今特別買入期間中 車輛は特別高価買入れします 東京は新橋駅より 2 分 , 名古屋は新幹線より 3 分 大阪は阪急梅田駅より 3 分 鉄道の百貨店 チェーン買入販売 ( 模型・きつぶ・部品・本 ) 大阪交趣会谷 06 ー 374 ー 0437 番〒 530 大阪市北区茶屋町 8 ーロ大和ビル 3 F 模型中古の買入販売・ N 新品 ( 在庫豊富 ) の販売 ( 火曜・祭日は休み ) 平日Ⅱ時 ~ 田時土・日Ⅱ時 ~ 時 30 分 名古屋交趣会谷 052 ー 452 ー 3974 番〒 453 名古屋市中村区椿町 20- 名古屋国鉄会館ー F 模型中古の買入販売・ N 新品 ( 在庫豊富 ) の販売 ( 火曜休み ) 平日Ⅱ時 ~ 田時土・日・祭 Ⅱ時 ~ 時 30 分 交趣会谷 03 ー 503 ー 06 番〒田 5 ー引東京都芝局私書箱に 3 号 ( 所在地は港区新橋 2 ー 6 ー 4 ) 新品も販売中 平日Ⅱ時 ~ 田時土・日・祭Ⅱ時 時 ( 休みは盆暮と田月の旅行日のみ ) 天神橋觴 六丁目 谷町線 東梅田から中崎町 堺筋線・・天六よりすぐ / 線 堺筋 ( 六号 ) 線ー 性 CO 中古委託品 = 大阪・千林 手数料一割です。ご利用ください。 P. F. M, 各社完成品 , パーツ , キット 素材 , 工具 , 機芸出版社の図書取扱 A M ー 2 : 00 水曜定休 ( 06 ) 95 曰 797 P M ー 0 : 00 HO イ交友会。創る撮る談話客車ファンの集い 京阪森小路又は千林下車 5 分 地下鉄谷町線千林大宮下車 2 分 〒 535 大阪市旭区森小路 2 丁目 IO 番ロ号 きリん 模型センター 丸武模型店 5 インチゲージの 貨物列車 貨車群新発売 ひと味違った運転を お楽しみになりませ 縮尺・・ 最大寸法ト 20000 640X262X 円 5 及重量ワ 9000 670X254X337 22.5kg 松本商事株式会社 社ー 555 大阪西ラ川里 2 ・・ -9 06 471 国鉄有ガイ車 形式ワー 0000 ー 72 ・ 26 目黒 が丘 2 1 ー 112 -

5. 鉄道模型趣味 1984年5月号

.. 加 = ~ 、 , ← 0 仕上げ 0 改 荷物室部クッズリ ( T 目板 ) 小 / 4.5 ・ス 22 オ 3 図月、一 6 ・天 23.5 した。取付位置を正確に決めてから , ランニングボード , パンタ台 , 避雷器 ( ホワイトメタルバーツ ) をェポキシ 系接着剤で取付け , パンタからの母線 ( 0.7 ) , 作用管 ( 0.3 ) は台を介して板止めの上 , 別に作った止め金 具 ( t 0.2 ・ 0. 6mm 幅 ) で押えました。半流前面コーナー 立上り部の取付個所も同様です。避雷器からの引込線は パイフ。 ( の 0.4 ) を用い , 0.6 簡角線加工の台を介し 削り取る アングル 矛ー図 て取付けています。パンタカギはずし部も帯材 ( t 0.2 より ・ 0.8 簡幅 ) , の 0.2 線 , 1.4 簡ネジ等の組合せです。 トは乗務員扉新設後に取付けています。密連の胴受 ( ド 以上 , パンタ付近の加工は , TMS 399 号に発表した ロップ製パーツ ) は , 取付部を 1 x 1 のミニアングルか クモニ 13 とほぼ同じ方法によっていますので , お持ちの ら作り , 妻板下部に取付けての 0.3 線を植込み , ポルト 方は 399 号の図を御参照ください。 止めを表現してあります。 屋根上のディテーリングは細かい工作が多く , 時間も 側面の乗務員扉は , 第 2 図のように両側板妻板寄の窓 かかりますが屋根上全体が引締り , ぜひやっておきたい を埋めてから糸鋸で切り抜き , ャスリ整形したのち半流 パンタは P S 13 ( ヒ。ノ ところです。使用したノーツは , 側と同型の扉を取付けました。次位の H ゴム窓改造は妻 チオ ) , 碍子 ( 天賞堂 ) , パンタネジ ( ムサシノ ) , 避雷 板と同じ要領で行ないました。 器・前照灯・ランニングボード ( ェコーモデル ) , 発煙 以上で主な改造は終り , 雨樋 ( ヒ。ノチオ製 2 段雨樋 ) 筒 ( ヒ。 / チオ ) などです。 とキャンバス止め ( 半流用パーツを修整 , 帯材で側面の 2 段雨樋に合わせる ) , ウインドシル・ヘッダ , 縦樋 , 各扉部手ス リ ( の 0.35 線使用 ) 等 を所定位置に取付けま した。靴ズリは , 客扉 ・乗務員扉部が帯材よ オ 2 図 り , 荷物室扉部はエコ ーモデルの T 目板から 第 3 図の寸法に切り出 し , それそれの位置に ハンダ付けしました。 屋根上は加工個所も 少ないので , パンタ周 辺に工作を集中させま 半流用キャンパス止を加工し 0.6mm 幅帯板で 2 段雨樋を表現 連結面妻板 ッ ム ゴ 胴受 1 X 1 25 この窓を埋める 乗務員扉部を切り抜く H ゴム / ヾーツ 3.5 6 57

6. 鉄道模型趣味 1984年5月号

ジで取付け , イコライザー受の部分 をアーム先端のスリットにはめ込ん で , 押え板を所定の位置にネジ止め します。左右方向の復元装置は特に 付けてありません。 シリンダーフ・ロックは , まいど同 オ ように鋳物部品を たが , 実物は図の 簡単にまとめまし ロックをベースに 煙室サドルはフ・ に示します。 その組立を第 5 図 一応ご参考までに ただしいのですが , 歩がないことおび じような造りで進 カプラーはスクリュー式で , これも くャスったもので間に合せました。 はだるまやのドロップ製パーツを薄 / くッファーは珊瑚の 5500 用 , 台座 ネジで止めてあります。 メインフレーム上面に 1 簡の 6 角頭 て , シリンダーフ・ロックをはさんで インフレームの一部となるものでし た。後方に伸びたアームは , 本来メ に厚板と角材をベースに組立てまし フロントデッキは , 第 4 図のよう が引き立ちます。 ましたが , ちょっとした加工で一帯 が簡単です。私も 5900 ・ 6120 で試み えた帯材を中心にハンダ付けするの の感じを表現するには , ポルトを植 ポルトで組み立てた物ですから , @—.æをににこ! ー 5 図 墹瑚のパーツです。もちろんダミ 上まわりの製作 カプラーと交換できます。 ですから , 必要に応じてケーディー 本機は古典機としては大型機の部 0 実物のサドル 類に入るのですが 特に広火室を採用 しているので , モ ーターの収容には たいへん好都合で す。 ポイラーは定石 どおりに t 0.3 の 真鍮板を丸めまし 三注意点 を述べますと , 煙 突やドームの取付ネジ孔は先にあけ てしまうと歪みの原因となるので , ポンチマークのみにとどめておきま す。きれいに丸めるこつは , とにか くあせらないこと , 私はゴムマット の上で木の丸棒をあてがい , ノシイ カよろしくゴロゴロと気長に丸めま した。煙室部分はリべットがよく目 立つので少々誇張して大きめに打ち 出し , ポイラーより一まわり細く丸 めてはめ込んであります。 本機は , ポールドウインの 9200 等 と同様に火室からキャプにかけ傾斜 がついていますので , 第 6 図のよう に切り込みを入れ下へ折り曲げてそ の感じを出しました。 TMS215 号 で , なかお・ゆたか氏が 9700 を改造 85 したのと同様の方法で , 継目は裏か ら板をあてて補強しておきます。 ポイラー / くンドは t 0.2 ・ lmm 幅真 鍮帯板で , スケールとして見ればこ れでもかなり厚いのですが , 模型で はやはりくっきりと目立つ方が私は 好きなのです。 大きな木製キャフ・はロジャースの 特徴なのですが , 日本では木製キャ プは嫌われたらしく , “明治の機関 車コレクション”の写真を見てもわ かるとおり , かなり早い時期に鋼製 に改造されたようです ( 7950 ・ 8150 等 ) 。 製作は t0. 3 板の貼り合せで各部 を構成 , 側面腰板部の長方形の飾り 枠は , 最初半丸線を貼るつもりでし たが , これが案外面倒で結局第 7 図 のような方法で製作しました。この 方法ですと内側にもう 1 枚板をはめ 込むために , 位置がズレたりするこ とはありませんし , 線が 0.2 簡だけ 浮き上るので , 見た目も非常にすっ きりした仕上りが得られます。 屋根は所定寸法に切った t 0.3 板 を妻板のカープに合せて曲げ , 周囲 オ 6 図 内部に補強

7. 鉄道模型趣味 1984年5月号

まさに至高、巧緻を動た到達点。 EFö5tlC0 新発売 EF65 -1100 形直流電気機関車 品番 2101 V4 , 300 EF65-1100 形直流電気機関車@- 付 あさかせ、出雲、瀬戸 ) 取り付け用べースもセットされています。 ( さくら、はやぶさ、みずほ、富士、 EF65 Ⅲ 5 、 EF65 Ⅱ 27 ) ・愛称名入りの選択式ヘッドマークシールには、 れぞれに対応するメーカーズプレートもセット。 ( EF65 Ⅱ 00 、 EF65 Ⅱ 09 、 ・ス / ープラウは、着脱式。・ 4 種類の選択式ナンバープレートには、そ 「鉄道模型」の新たな可能性を追求しました。 ラーリングをはじめ、モニター明り取り窓の H ゴムまでも塗り分けるなど、 りはもちろん、とくに別パーツにした避雷器、鮮烈なフルーとクリームのカ 工リートにふさわしい自信作として製品化。ディテールのシャープな仕上が このⅡ 00 番台です。トミックスでは、持てる最高の成型技術を駆使し、 ダー的役割をはたしてきた EF65 。その発展形としてび終クループが、 要幹線の高速旅客、高速貨物用として、つねに直流電気機関車のリー 歴代のフルートレインの先頭車として国鉄最長の路線を走り、また他主

8. 鉄道模型趣味 1984年5月号

床下機器はエコーと日光のパーツを使い 各機器の高低の差を出すために t 1 ~ 1.5 板を 床板との間に介して取付けました。 / くイヒ。ン グ類は側面から見て目立つ部分に重点を置き 0.4 ~ 0.5 線を帯材 ( t0. 2 ・ 0.6 幅 ) のス テーで床板に止めてあります。高さを揃える ため , t 1.5 ~ 2 の厚紙をゲージにして取付 けていきましたが , なかなかまっすぐに付け られず苦労しました。 密連はひかり模型のパーツを使用し , ハン ドスコッチは角材から切り出して形を整え , 下まわり 室内と照明など 台車は日光モデルの DT12 で , 次のような加工をほど クモハュニとにぎやかな形式たけに , 各室の仕切はぜ こしました。 ひとも必要です。この仕切板は t 0.4 板から切り出し , 外側に出っ張っているプレーキシ = ーを引込め , 実感 淡緑 / フ。ドウ色に塗って車体塗装後に取付けるようにし 的な表現をするため , 糸鋸でブレーキまわりを切り落し ました。客室のシート ( カッミ ・ロングシート ) , つ力、 て台枠のみとしました。次に , 手元にあった余剰台車か み棒 ( の 0.7 洋白線 ) , 吊り革 ( ヒ。ノチオ製 ) , 荷物室の ら使用するブレーキシ = ーまわり ( ノリシロにする台枠 戸袋桟 ( 帯材 ) , 保護棒 ( の 0.3 ) 等も同様に別塗装で , 部を含め ) を切り取り , 車輪との関係に注意しながらべ 車体塗装後に取付けました。 ースの台車にェポキシ系接着剤で付けました。フ。レーキ 前照灯 , テールライト , 室内灯も点灯するようにしま ロッドはの 0.5 線を中心に , 0.6 角線やユニオン等で新 ツの前照灯は米粒球が収まるようドリ した。メタルバー 製しました。これでタイヤのトレッドに近い位置まで奥 ルで孔をあけ , 後部から出したリード線は一応ェポキシ まって実感的になりました。 で絶縁の上屋根をとおし , 荷物室天井に取付けた 2 個の 動力はパワートラック ( WB ー 31 ) を非パンタ側台車に L ノステムにテールライトと共に結線してあります。客 組込み , 前部台車には小ウェイトを加工したダミーモー 室の天井灯は中村の N ゲージ用を使用しました。 ターを取付けました。車輪は日光のの 11.5 スポーク車輪 塗装と仕上げ を使用し , 排障器は 1 幅帯材から , メーターケープル はの 2 丸棒との 0.3 線の組合せで作り , それそれ所定位 塗装は湿度の低い好天を選んで行ないました。定石ど 置に取付けました。 おり洗浄後充分に乾燥させ , ェッチングプライマーを吹 いてから , 車体 ( 艶のあるブドウ色 ) →屋根 ( 暗い艷消 グレー ) →屋根上ディテール ( グレー ) の順でマスキン グを繰返しながら吹付けを行ないました。マスキングに は時間を要しますが , 過去何回かにがい経験をしていま すので , あせらずに充分乾燥させてから行ないました。 グロープペンチレーターとパンタグラフはグレーの別 塗装をして , 最後に取付けています。 床板 , 床下機器 , 台車は艶消黒ですが , 客室の床板およ び機器の一部はグレー塗装としました。室内の仕切板 , 吊り革 ( 白 ) , シート ( 紺 ) , 戸袋桟・保護棒 ( 淡緑 ) 等を 別に塗り , あとから接着剤で取付けました。このほか , H ゴムや屋根上・床下の細部に筆で色入れを行ない , 塗 装を終えました。 汚さぬように窓ガラスを貼り , レタリングを転写すれ ば完成です。実車ではあり得なかったでしようが , 単行 で走らせると好ましいローカルムードが味わえます。 58

9. 鉄道模型趣味 1984年5月号

総合模型 HO ・ N なら何でもそろう . 〃 小田急 でつかく OPE N 〃東急ハンズ町田店 7 F 模型売場 . ″ 横浜線 修理徹底 / 各社パーツ完備 / ホビーズホビ レイアウト製作相談 / 初心者指導 / あ < ぬし 通信販売 ( 電話又はハガキでお問合せ下さい ) 東急ハンズ店 町田市原町田 6 ー 1 3 ー 1 7 T E L 0427 ー 22 ー 1231 長期ローン・各種クレジット取扱い / 中央通り お客様作品陳列コーナー常設 銀座アスター前 ( 駅歩 3 分 ) ー水曜定休 ーラジコン・帆船模型・モデルガン豊富 新発売 / 国鉄 38 ー系用台車 国鉄・私鉄・地方私鉄その他 No 7 / 10.5 スポーク車輪 D T 4 2 ・ T R 2 2 4 べーバー車輛製造 20 年の伝統 圧入・プレーン軸 2 軸入 500 キットから完成まですべて揃う 1 1 . 5 も近日発売 常時 500 輛展示販売。是非 / ′ ( 全国 / 3 系各種特集発売中 ) 日暮里・鶯谷 信頼出来る通信販売製表窃掣表 駅より徒歩 5 分コ 至西日を里 ( TMS ・ピワ・ファン 15 年他専門誌在宿有 ) ☆各社製品委託販売〇 K ☆日信販・ JCB ・ UC ・住友 平日 8 時 営業時間 語週月日・第 3 日日定休 至上野 日本鉄道模型連合会会員 A M 田 : 00 ~ P M 7 : 00 毎週火曜日定休 有限会社日光モテノレ 〒Ⅱ 6 東京都荒川区西日暮里 2 ヨ 4 ー 2 谷 03 ー 8 ー 2056 〒京都市南区東九条西本町 4 075 ー 66 ト 4 2 フレーキ付 CB-15 自作・改造・細密化に T 「コントローラー 本格派 N ゲージャーの為のディテーリングバーツ Y 4 ′ 800 N ・ H 0 用電源ナシ 新製品及び改良品発売のお知らせ トランジスタ制御 0.3 ~ l.5A N - 005 避雷器旧型車輛用のオリジナルタイプ。取付座を新設。 お手持ちのパックが使用できます N - 007 列車無線アンテナ常謦線を走る車輛に装備。 2X2 専用取付座新設。 N -0 へッドライト ( 新 ) 台形状ステーが特徴の旧国用 ( 従来品製造打切 ) 。 AC,DC 共用ケース寸法ロ 0X 田 0X45 N - 田 4 ヘッドライト蒸機テンダー用。ステー新設。これで取付け楽々 取扱い : カッミ模型店 N -034 ホイッスルカバー従来のタイプに加えて電機用大形タイプを追加。 その他有名模型店 , デパートなど 旧国の専用タイプ。 2 種類入りとなりました。 N - 037 ランポード プレーキ付 T 「コントローラー C - TB ( 2.5A ) \ 8.800 N - 038 ランポード ( 新 ) 国鉄及び私鉄の新型電車用 ( 従来品は製造打切 ) 。 価格は各 1 袋 200 円 電圧計付 ( 60X60 ) C-TBM \ 3800 ・パーツリスト Vo に 4 ご希望の方は 60 円切手 2 枚同封の上あ申し込みください。 C - T B 4 4 A 用近日発売 c B - に品切れ中 ・小売部より : 当社発売の N バーツでティテールアップした特製車を各様新発売 / 詳細はご来店又はあ問合せくさい。尚パーツリスト講求の方には案内書向封。 各種パワーバッワ並びに電気部品製造 日本鉄道模連合会会員 デ 88 東京都田無市向台町 6 ョ 8 ー 38 , 株式会社今井製イ乍戸沂 創造の 0 J ゲージ 好評発売中〃 E F 1 5 ボディーキット¥ 4 5 , 0 0 0 E F 1 5 下まわりキット \ 1 2 5 , 0 0 0 H O 用レタマーク好評発売中 / ☆ハンダ付講習会隔月に一回予定その他イベント企画中 N, HO, ナロー , 0 , レイアウト素材 , 工具 , 書籍 , 金興素材取扱い お問合せは往復ハガキか 返信用切手同封 電話は営業時間内に 営業時問 : 00 ~ 円 : 00 毎水曜定休〒 254 平塚市明石町 24 ー 5 0463 ー幻ー 47 引 〇〇〇〇〇 攅浜線 至損浜 町田 大丸 小田急線 町田 小田急 十字屋 本店 至新宿 ペーバー車輛の宝庫 りきト 軸距 28.5mm \ し 050 至三河島 料理 信用全庫 至入谷 00 モデル 至田嶐 東京都荒川区東日暮里 5 ー 37 ー 4 T E L03 ー 807 ー 6600 0 定休日祭日を除く毎月曜日銀河モテ丿レ 営業時間平日 12 ~ 8 / 日祭日 10 ~ 7 〒 1 / 6 東京都練馬区平和台 2 30 ー 10 T E l_ 03 ( 932 ) 6912 92

10. 鉄道模型趣味 1984年5月号

0 ! 」三こ一亠旦ユこま 縦樋上部に巻き付けて形を整えました。また , 一方の妻 板には屋根に昇る足かけをの 0.3 洋白線で作り , 貫通幌 330 号と同じ昭和 6 年製の 1 ・ 2 等合造車ですが , 330 をはさんで両側に取付けました。 号やこの後出て来る 460 , 461 号と共に昭和 35 年 , 新 1 号 屋根上両端に付いているテレビアンテナは , の 0.4 洋 車新製の折に大船工場で改造されております。 白線の組合せで作りましたが , 小さいので , 、ンダ付には 車体の組立は 330 号と同様ですが , 中間に便所と洗面 大苦労しました。なぜアンテナが付いているかと申しま 所がありますので t0. 4 板で仕切を付けました。屋根上 すと , 御料車に設置されている TV の親がこの車輛に積 んであるためで , 親テレビには 10 インチのブラウン管が には無線アンテナが付いています。 内部は 330 号と同じく調合したプラ用塗料で塗り , 1 等 付いていますが , 御料車のチャンネルをまわすと , その 部分の椅子は暗い赤 , 2 等部分は紺仕上げとしました。 チャンネルに変ってしまいます。ともかく , 上から見る 下まわりも他と同様 , 写真を見ながらできるたけ実車 機会の多い模型では大 屋根マフ押え に近付けたつもりです。また , 前にも触れたブースター 切な部分なので , アン はこの車に付けました。多少の音は出ますが , 平坦線な テナおよび引込線は写 らば機関車なしでも編成を何とか走らせるだけの力はあ 真を撮り一生懸命作っ り , 私共の固定式レイアウトで EF5861 に牽かせた試運 たつもりです。 転でも勾配区間を楽々通過できたので , 一応所期の目的 この車も塗装後に内 は達せられたと思います。 部を作りましたが , 内 張りはせず直接プラ用 0.5mm 幅帯板 460 号 塗料で木の感じに塗りオ 4 図 0.6 昭和 35 年に 3 等・荷物合造車を電源車に改造したもの ました。室内中央の両側に立ち上っている冷房用のダク で , ディーゼル発電機を 2 基搭載しており , 御料車新 1 トは , 4 x4 角材の両側に t0. 4 板をハンダ付けして作 号編成の冷・暖房はもとより電灯までのすべての電源を り , 二重になった床板にハンダで止めました。 まかなっております。 供進所 ( 台所のような所 ) は t 0.4 板で作り , 椅子と 車体の組立は前と同様ですが , この車と次の 461 号車 共に床板に止めてあります。室内の椅子は肘掛のついた には荷物室のドアーがあり , 寸法的に外板とドアーがな 回転椅子なのですが , キットのパーツには肘掛がなく , かなか合いませんでした。仕方なくドアー開口部より少 加工するつもりが時間の関係で目をつぶることになりま し出して帯板をハンダ付けし , 現物合せにしました。結 した。椅子の色は暗い赤で , プラ塗料の艶消しで塗りま 果は実車と同じように , 外板と柱の部分に段差ができて それらしい感じになりました。 下まわりは御料車と同様 , 実車写真にもとづいてパ テールライトには発光ダイオードの赤を入れるつもり ツを加工・改造し , 自作のパーツも加えて何とかまとめ でしたが , 床板と車体を取付ける部分がデッキにあるの ました。台車は製造時の 3 軸ボギーから , 新 1 号と共に でそれは少々難しく , 結局キットのテールライトに落ち 昭和 35 年に新製の TR65 ・ 2 軸ボギー台車に交換されま 着きました。内部は他車と同じ方法で作りましたが , 、一 0 パワートラックのプースターを装備する 340 号 340 号 縦桶 25