オ 2 図 の客室ドアー部は内側にステップか付きますので , ディテーリングはます手スリか だけアングルは削り取りました ら始めました。運転室・客室ドア 室内を作る必要から床板はアングルをはさんで上下 2 ーの両側所定位置にøo . 3 孔をあ 枚とし , 上部床板は t 0.3 板に板の合せ目を表現するス け , 裏から 1 mm ドリルで皿モミし ジを 2 mm 間隔で彫り , 工ンジン点検蓋は t 0.1 板のフチ てから手スリをとおしてハンダ付 ドリで表現しました。これは 10 x 6 mm に切った板の中を し平らにヤスりますが , 皿モミ部 8X4 mm の窓抜きしたもので , 1 mm 幅のフチドリというわ にハンダがたまるので強度は確保されます。 けです。このほか , ステップ部を 2 mm はど切り取り , ア ラジェーターは , 第 2 図のように波板をサンドイッチ ングルの上に車内からハンタ、付けしました。ステップは した構造です。 t0 . 3 板で図のような架台を正面幕板に 2mm 幅の板を凵形に曲げ , ドアー裏側下部に付けてあり ハンタ、付けしましたが , ラジェーターは色が違うため塗 ます。 装後に接着剤て取付けました。タイフォンは / 2 丸棒か このように床板を固定したので , 屋根は取はすし式に らドリルレースで削り出し , 焼き鈍してから図のように しなければなりません。屋根取付用として , 中央にネジ 曲げ , / 0 . 5 線で配管をしてラジェーター下部に取付け のとおる孔をあけた t 1 ・ 10 x l()mm 真鍮板を運転室天井 ました。配管は車体の角をとおし , 帯板で 4 個所ほどを 部にハンタ、、付けし , 床板は切り欠いて対処しました 止めています。 ウインドシル・ヘッタ、一は工ッチング板に付いていま 円板付のテールライトは , / 2 . 5 丸棒に / 1 . 5 の孔を したか , これを一定の幅に切り出すのはなかなか難しく , あけたランブハウスを作り , 第 3 図のように 1 . 5 mm ドリ しかも板が厚くて使いものになりそうもないので , 市販 ルのシャフトにとおして車体にハンタ、付けしました。円 のリべット付帯板を使いました 板のスジは糸鋸で切リ込み , 上部には / 0 . 3 線の取手を 付けました。中には発光夕、、イオードを入れてあります。 ヘッドライトは , ホワイトメタルの 200W 型を使い , / 1 . 5 の孔をあけて内部をシルノヾーに塗ってからミクロ ライトを入れ , プラレンズをはめました。周囲のラッカ ーか乾かないうちに押し込めば , レンズはそのまま接着 してしまいます。 このはか , ドアーの取手 , ェアーホース , ダミーの自 連等を付けましたが , 解放テコは図のように作りました。 屋根は t 0 . 3 真鍮板から作リました。深いので屋根板 これに真鍮 と床板を貼り合せて削り直した木型を作り , 板をかぶせて曲げ , 前後は糸鋸で切り込みを入れて曲げ , オ 3 図連結器解放テコ・受 テールライト 赤色発光 ダイオード 石犬キハニ 5000 キ / 、ニ 50 0 6 焼鈍して 曲げる / 5 き ) イ 解放テコ 平たくつぶす ′ 05 1 . 5 ドリル を通す 78
用シリンダー , 布巻線使用 てセットしました 車体裾 ■塗装その他 の空気管を追加しました。 オ 4 図 まず全体をクレ 本体では , ①アンチ製砂 ロ、 ロ引 箱をロスト製パーツに元栓 ンザー , 中性洗剤 等で研磨・脱脂作 とともに取替え。②フ・レー 業を行ないます。 キシリンダー , プレーキ装 これを充分に水洗して乾燥させ , 下塗りのェッチングフ。 置もロスト製パーツに取替 ライマーを吹き , 国鉄電機用栗色をボディーに吹付け , え。フ・レーキシュ 黒の艶消しで台車 , 床板を吹付塗装しました。運転席部 ノド関係はキットのまま組 分 , 機械室のウェイトは淡い緑色に塗ってあります。 立。④追加部品として , A T S 車上子 , スビードメータ 塗装後 , 全周のステンレス帯 , 前面の手スリ , 乗務員 ーケーフ・ルを市販品から選び所定位置に取付けました。 扉用手スリ , 解放テコの塗膜をはがして磨き出しました。 ・先台車 窓には , 透明ビニール板を貼り , モーター組込 , ライト 主台車先端の首振り機構をやめましたので , ポルスタ パンタグラフの取付等を行ないました。 類の取付 , ーは長孔のセンタービン孔に直し , 先台車自体に横動を これらの作業を完了したのが ' 83 年 12 月 1 日 , 2 日後 与えるようにしました。排障器は天賞堂製を加工 , t 1 に迫ったクラフ・の運転会にはどうやら間に合いました。 板から切り出したスノ しかし牽引する客車は揃いません。当日は会員の所有す ープロウ受とともに先スノープロウ受 る 24 系プルートレインを 14 輛 ( 1 輛が 5 ~ 600g あるも 台車側板にハンダ付け の ) を平坦線ではありますが , みごと引っぱった時の感 しました。なお , スノ 想は何とも言えませんでした。 T M S コンペティション ープロウ受両側には第 ' 83 で入賞された渡辺氏のお召列車も , 機会がありまし 5 図のようにステップ たら , 是非牽かせていただきたいものです。 を付けました。 矛 5 図 2 月のダイヤ改正で , E ■運転席 当初 , 天賞堂製の運転台を取付けるつもりでしたが , F58 も大部分廃車になりま 床板位置の関係で作り直しました。ロスト製 SL 用ブレ したが , E F5861 号機は解 ーキ弁 , 丸棒とロスト部品から作ったマスコンや , 角材 体せず保存されることを強 と板組合せの椅子・計器盤を , 天賞堂の L 形金具に取付け く望む次第です。 / t 0 . 3 網目板 0 0 0
1 床下へ取付 9 0 プレーキ機構 オ 6 図 床下機器はすべてホワイトメタルのパーツです。プレ ーキシリンタ、、一は客車用を改造して付けました。集電は 前後別々にプラシを付け , 非絶縁側も踏面清掃用に力を 弱くしたプラシを付けてみました。 下まわり床板の取付は 1 . 4mm ネジ 4 本によっています ユ 3 冫 が , ネジが室内に出るのでシートの下になるよう , その ンジン架台に見せかけています。車輪は / 10.5 のスポー 位置決めには注意しました。 ク車輪を使用しました。 以上で車体外まわりと下まわりが一応完成しましたの プレーキ装置は第 6 図のように作りました。シューは , で , 塗装を行ないました。キハニ 5000 は塗分け時代もあ 以前に求めた 1 . 5mm 板に工ッチングしてあるものを使い ったようですが , はっきりした色がわからす , 復元のカ ましたが , ショートしないよう , 取付けには充分注意し ラー写真によって車体はブドウ色に赤帯 , 屋根をグレー ました。連結器後部の箱状の部分は t0.5 板を曲げて作 下まわりを艶消黒としました。塗装が乾いた後で , 別塗 り , この中にライト用の抵抗を入れ , 後部に 2 mm 幅の帯 装したラジェーターと前照灯を接着しましたが , ライト 板から作った排障器を取付けました。 のリード線がショートしないよう注意しました オ 5 図 ウォーム 取付 0 2 室内の製作 内装は , 窓枠の凹みや押えふ、ちの出っ張りなどの立体 感を表現するため , 第 7 図のように切り抜いたケント紙 3 枚合せとしました。手がかかりますが , それだけのこ とはあったと思います。窓ガラスは市販の透明塩ビは厚 いので , お菓子の箱についていた薄い透明フィルムを使 いました。なにしろ車体が 2 枚合せ , 内装が 3 枚合せで すからガラスだけでも薄くしておかないと厚さばかり目 オ 7 図 車体内装 椅ロロ ドアー縦棧 窓枠 窓ガラス 80
進させてあるのは , もちろん缶胴内 ます。 に完全に収めてしまうためです。 メインフレームは t 1.5 真鍮板か モーターはニワの 1627 を使用しま ら切り出して , 丸棒のスペーサーを した。ギャー比が大きいこともあっ 使って組立てる一般的な方法です。 て , 動輪のトルクはかなり大きく , 担いバネは墹瑚の 5500 用ドロッブハ 回転を止めようとしてタイヤの縁で ーツから切り取ったもので , このハ 指を切ったドジなメン / く一がおりま ーツはなかなか利用価値大です。 イコライジングシステムは図のと 第 4 動輪にはサウンド用のコンタ おりで , TMS203 号に東原氏が発表 クトホイールが入るのですが , 市販 されたキャメルバックと基本的に同 品は大きすぎるので , 第 4 図のよう ーで , より作りやすいようアレンジ に真鍮丸棒より自作しました。絶縁 を加えたものです。イコライザー本 押え板軸箱 部分はェポキシバテを盛り , 完全に 体は洋白板からの切り出しで , 先輪 硬化させてから旋盤で全体を削り出 と第 1 ・第 2 動輪の支点を結ぶアー ました。これは明らかに輪心を圧入 して仕上げました。 ムを除いてはすべてはめ込み式にな した時のスポークの影響と思われま 機関車側接点とコンデンサーは , っていて , 動輪押え板をはずすと動 す。一見丸く見える車輪も実際には 図のようにプリント基板の上に組立 輪といっしょに全部抜け落ちます。 スポークの数だけ頂点をもっ多角形 取付けネジを利用し 先輪にはミヤザワのの 9.5 を使用 て , ドローハー だったのです・・・。もちろんこのまま しました。先台車は押え板に段付ネ てメインフレーム内に組込んであり ではみつともないので , マッハのニ ッケルメッキ液でメッキし直してお サウンド コンテ、ンガ・ コンタクト ク 25R きました。 接点 ギャーポックスは第 3 図のように 工ホキシノヾテ ウォームギャーとスパーギャーで 2 を充境 段減速を行なう構造です。ギャーレ シオはウォームギャーがモジュール 0.3 で 30 : 1 , スパーギャーは艦船 モデルのギャーポックスをバラした もので 12 枚と 24 枚を使用し , 都合 60 : 1 の減速比となります。ウォーム ギャーを一段目に持ってきたのは , スパーギャーの高速回転による騒音 をきらったためで , これは一応成功 だったと言えるでしよう。 組立は , 図のように t 1 板から切 り出したパーツをスペーサーを介し てハンダ付けしたもので , 軸受部は イコライサー 直接車軸にかけず , 軸箱のカラーに 先台車中心ヒ。ン ( 動軸押え板に取付 ) かけるようにしています。モーター ↓第 2 ・第 3 動輪はフランジレス , 第 4 動軸にはコンタクトホイールがある 取付部をギャーポックス後端より前 オ 3 図 取付板、@、 ホイール軸 30 枚ウォーム ホイーノレ 0 0 基板裏面 ど 02 オ 4 図 こ / 3 ど 23 4 2 3 2 1 6 先輪 1
JNR クモハユニ 64 伏木啓 久しぶりに旧型国電を作りました。今回は単行でも楽 た。以下 , 簡単ながら製作工程を発表させていただきま しめる 20 級のクモハュニ 64 です。この車輛はモハュニ す。少しでもご参考になれば幸いです。 61 として横須賀線用に製造されましたが , 完成したのが 車体の加工 大戦末期という悲運の電車で , 各地を転々としたのち , 晩年を飯田線で飾ったことは皆様もご存知のことと思い 車体はキット組立ての普通の手順をふんで , 各扉→前 面・連結面→屋根先端→アングル取付の順序でハンダ付 私がこの車輛と出会ったのは , 数年前郷里へ帰省の途 を行ない , 箱形にしてから各部の改造・加工を進めてい 中でした。その時はブドウ色の車体で , うしろに数輛の きました。 スカ色に塗り分けられ 半流の前面は , 幕板向って右上部にプレスで表現され た車輛を連結していま ーを削り落し , 別に作った 5 x 3 簡 ( t 0.2 ) ているルーバ した。のちに他車同様 の板でカバーした状態を表現しました。窓枠 , テールラ の塗り分け塗装になっ イトケース , 踏み板等キットに含まれるハーツを取付 たようですが , 栗色車 け , 2 連のジャンパー栓 ( ロスト製パーツ使用 ) は 0.5 体の印象が忘れられま 線でケープル部を作り , 床下ジャンパー栓とは車体の取 せんでした。 外し時に着脱できるようにしました。 このように出会いの 次に , 連結面へ運転台を新設するための改造を行ない 印象が強く , 製品の発 ました。第 1 図のように妻板の窓枠部分を削り取り , 売を待ちかねていたと ッチングパーツの H ゴム窓をこの開口部寸法に合せて切 ころ , ビノチオ模型よ 断し , はめ込んでハンダ付けしました。継目が出ないよ りモハュニ 61 が発売さ う注意して仕上げたつもりですが , 塗装後スジが出て気 れたのでさっそく購入 になっているところです。 次に貫通扉部に手スリ , 幌枠座 , ステーを取付け , 幌 し , これをベースに改 は塗装後に所定位置に接着しました。また , テールライ 造・加工を行ないまし 9 5 56
ユニーワな製品群 , ワイドで完璧な品揃えそれがエコーモテル これはもう芸術品だ・ 細密工ッチングの極致とも云えるこのバーツ。ますは光 になざしてみてください。あなたはきっと軽い感嘆の声 と共に , このコビーがうなすけることでしよう。 さあ , あなたはどこまで使いこなせるな・ サポ受・票差しセット 5 種 各一セット \ 480 / 貨車用のみ \ 350 ( 〒各 6 の 第ワイ / 、一 t0.2 洋白板使用。サポ受と票差しはそれぞれ「入」と「無」の状態 をセット。さらに取付ボルトの位置て「電車用新 / 旧」と「客車用 新 / 旧」に「貨車用」の 5 種。使用区別や取付位置の詳細説明書付。 N 引 6 刀ワイ / く一 ワイノヾー ーセット \ 350 ( 〒 60 ) t ( ). 15 洋白板使用。板厚 を見せる繊細なワイバー てす。アームが「 S/W 長 / 短」の 4 種入セット。 新発売 工コ - モチ′ 工コーモラ ) し 工コーモテル N 引 673 貨車用票差しセット % ・′サをを・し 0 ・に物・物・上 N 引 676 客車用 / 新 N 引 675 電車用 / 旧 N 引 677 客車用 / 旧 よい工作はよい工具から 細密ャットコ 5 種 N 引 673 貨車用票差しセット ( 日 ) 貶時より 三田 , 機械工具会館にて 恒例となリました「第 3 回牽引力コンテスト」を開催 いたします。車重によるクラス別に , 牽引力を競うコ ンテストて , 今年度の課題部門は「国鉄旧型デッキ付 892 先細型 ( 大 ) に 5 囑 895 先長型ロ 5 % 使う目的によリ選べる 5 種 電機」楽しい催しになるよう , よリエ夫をこらした 893 ( 小 ) 凵 0 896 先広型ロ 5 % いずれも手造リ品てシャープな先端てす 車輛の参加と , 皆様の御来場をお待ちしておリます。 是非お手にとって御覧ください。 ロ細型凵 0 % ( 寸法は全長です ) 894 ( 詳細は本誌 104 べージを御覧下さい ) 奥行 35 % の深型なら HO 車体も充分 使って分る , この利さ 伏 ) ( 深型 ) 各 \ し 800 カギ型ャットコ 3 種 〒 = 240 ) ( 小 ) \ し 600 ノヾーツの複製 , 量産は 「型取りシリコンゴムと これて解決 / V 2 , 9 00 注型用レジンセット」〒 = 400 ~ 80 の 複雑なディテールも シャープに再現 / 新しい標準技法の登場てす シリコンゴ乙で型を取り , レジンでモールド。 TMS の記事 でもあなじみのこの技法。材料の入手難もこれで解決。誰で も簡単にでき , 一度使ったら絶対に夢中になる楽しさです。 ・クーラーや床下機器・台車等のパーツ類。車輛の前面から N ケージ やナローなら , 車体をそ ) くリそのまま。レイアウトなら石垣や トンネルポータル etc ・ 。アイディア次第て可能性は無限。 レジンは速乾タイプ ( 10 ~ 2 ( ) 分 ) 着色はプラカラーて思いのまま。 単品売ーー - シリコンゴム ( Y し 35 のレジン ( l, 55 の ・池や川用の透明レジン¥ 1000 ~ , 型取りワレイ , 改造用ホリバテ他レジン材料各種取揃え。 仮店舗 東都紙器 = ーレンタ 中仙道 各 \ 00 ( 〒 24 の 〔先広のみ \ ロ 0 の ☆仮店舗営業の御案内☆ ・店舗改築のため , 8 月頃まで下記地図 の店舗にて営業してあります。 期間中 , 何ガと御迷惑をあかけ致し ますガ , よろしくあ願い申しあげます。 ・徒歩の場合には , 旧店舗より先へ 1 分 東都紙器の横を入ると , 隣りです。 ・車の場合 , 小豆沢 1 丁目で曲り , 歯科 の横を入る。 ( 但し行き止まりです ) ・仮店舗住所 . 蓮沼町〃ー 9 電話 : 従来と同じです。 今月の定休日は 4 月 23 , 30 日 , 5 月 7 , 8 , , 幻 , 28 日です △赤羽 日本鉄道模型連合会会員 巣鴨駅から都営地下鉄 9 分本蓮沼下車 2 分 赤羽駅から池袋東ロ行バス 5 分蓮沼下車 2 分 c B , D c , 住友 , 日本信販加盟店 U C, 」 営業時問 : 平日に時 ~ 7 時日祭日田時 ~ 6 時 定休日 : 毎週月曜日と第 2 火曜日定休 歯科 工コー モデ丿レ 地下鉄本遽沼凵 東京都板橋区蓮沼町 53 - 7 〒ロ 4 TEL969 ー 6073 巣物 志村
た。なにしろ小さい部分なのでハンダ付にも注意が必要 は使えません。そこで腕を切り取り , 帯板と極細パイプ で , たいへん苦労させられました。いく分大きい感じは を利用して改造しました ( 以上第 3 図 ) 。編成両端を除い しますが , 非常に目につくところなので少し強調しても て 1 輛に 2 個 , 合計 8 個を改造しましたが , 小さい / よいのではないかと , 自分で納得することにしました。 ツなので次第に嫌気がさしてきました。取付位置は妻板 以前と違って資料は先輩からいただいたり , また借り 向って左上です。 たりして充分にあるので , 勝手な言い方かも知れません 貫通幌はエコーモデルのホワイトメタル製を使いまし が , どこまで作り込んだらよいのか困ってしまいました。 た。良く出来ておりますが値段の方もなかなかです。御 窓の大きい御料車は内部がよく見えるので , 手が抜けま 出入台のステップ ( 実車は砲金製 ) は , 天賞堂の EF30 せん。しかし一般に公表されてい 用コルゲート板を所定寸法に切って磨きげ , クリアー ない内部のことを , 模型とはいい ラッカーを筆塗りして塗装後に取付けました。 ながらそのまま作ってよいものか 下まわりは , 写真を見ながら利用できるパーツはなる 考えてしまいましたが , 墹瑚のキ べく使い , また一部は改造して実車の感じに近付けるよ ノトの説明書には , 多少違ってい う努力しましたが , 結果的には自作パーツも多くなりま ても椅子の位置まで書いてあるの した。 0.3 洋白線 0.4mm 幅帯板より で , この際自分の長年の夢をこの 床板はキットの説明図どおりに孔があいているので , オー図 車で果たそうと決心し , 実車どお 図を信じてホワイトメタルバーツを , コテで本体を溶か りの壁面 , 床 , そして椅子の模様まで作ることにいたし さぬよう気をつけながら取付けていったのですが , フ ' レ ーキシリンダーを取付ける段になってこれはおかしいと ました。 さて , 先に作っておいた御出入台のドアーを中心に次 気付きました。なぜならば , TR65 台車は台車の中に 1 室との仕切板 , そして妻板には貫通扉を付けてハンダで 軸 1 個あてプレーキシリンダーが付いているからです。 止めましたが , 妻板とドアーの取付部分に不自然な空間 したがって床下にシリンダーは付いていないはずです。 ができるので , 第 2 図のように 2 角線をハンダ付しま そこで改めて写真を見るとやはりおかしいということに した。反対側の妻板も同様に貫通扉を付け , イモ付けで なり , 今まで付けた床下器具を全部取りはずし , 充分検 本体と組合せて箱にしました。 討の上 , やり直しです。 雨樋は太すぎるので , 0.6 簡幅 オ 2 図 の帯板に交換しました。屋根端に 付いている丸棒状のものはラジオ アンテナで , の 2 丸棒をドリルレ ースで削り , 0.8 幅の帯板製台 座の上に , ェアータンクよろしく 0.5 幅のバンドで固定します。 これを 3 個並べて取付け , それそ れの 0.3 の引込線を付け極細パイ プ 2 本にまとめ , 妻板に引込んで あります。 ラジオアンテナの取付と共に苦 労したのは , 妻板のアンチローリ ングダンパーです。ビノチオ模型 にたのんで分けてもらった特急用 極細パイプ のパーツとは腕の部分が反対 ( 下 向き ) になっており , そのままで 二リ . ント、 0.5mm 幅 帯板より 新 1 号御料車の屋根端部に付いているラジオアンテナ 図 3 0.5mm 幅帯板 0. 幅帯板 0.5 孔 0.3 孔 帯板 23
車体は赤 2 号です。タカラの鉄道 吹付。別途にねすみ色を塗り , 窓ガ 取付用のポルスターも D D 51 のも 用スプレーを吹付けましたが , 先に ラスを貼ったモニターのみ , この後 ので , フレームから切り取り , 図の 軽く白色を塗っておいたので発色は ように t 1 . 2 プラシートを 2 枚重ね に屋根上に取付けました。 すっとよくなっているはすです。 ガイシは前述のように銀河モデル て ED75 の床下中央部に接着。線路 の後は細部への色入れ。窓の H ゴム のパーツ。これは金属製ですのでェ に対して適当にガタがあれば脱線の には灰色 9 号を , 飾り帯にはメタル ッチングプライマーで下地を整えた 心配はありません。 コートのアイアンを , 区名札には黒 後 , 白く塗って取付けてあります。 さて , いったんはすした E D 75 の 数量は計 6 個。うち 2 個はモニター 床下機器ですが , どうも中間台車の を , そしてテールライトにクリャー レッドを塗ってあります。 に付けることになります。 上部がスケスケであまりカッコがよ ナンバープレートは赤 2 号を吹付 高圧線は / 0.25 の燐青銅線で , そ くありません。再びこの床下機器を けた t 0.3 プラシートに 取付け , 図のようにカットして上部 れぞれモニターからパンタグラフへ いさみや の転写式の文字 ( N03 ・白色 ) を並べ と渡してあります。 を残してみたら , すっと感しがよく たものを貼りました。実車はプロッ なりました。このあたり , 形態は実 下まわりの加工 ク式ではありませんが , 直接車体に 車とまるで違っていますが , ないよ 転写するのは難しいので , あえてこ E D 75 のものに D D 51 の中間台車 りは絶対にリアルに見えます。 を取付けるだけの簡単な工作です。 のようにしてあります。 以上で下まわりは簡単に完成。車 手元にちょうど車体が大破した D D 以上がすんだ車体には再び窓ガラ 体への取付は動力装置の両側に貼っ た両面粘着テープによっています。 スを取付けますが , EF81 のものは 51 があり , これを利用できたのがあ さて , 完成した私の ED77 ー 901 号 ドアーを追加した分だけ長さを詰め る意味では幸いでした。 ることが必要です。また , 貫通ドア 機。牽かせてみたい車輛はたくさん この中間台車は第 5 図のように外 ありますが , 順当な線はやつばり 50 側にプレーキシューが出ていますが , ーには E D 75 のものを切り取って接 系客車や青や茶が混った一般型客車 着をしてあります。 これはこの機関車には不要。根元か といったところでしようか・ 屋根板と機器類には艶消しの黒を ら切り取っておきます。 撮影・長門克巳 小窓が並 ( モニター 反対側の窓は 2 個だけ 1 コ工 ) 、ま ) 癶上 の っ を 異 カ タ モ 高 の 背 イな 量産機と少し形態が異なる中間台車 55
1 、」廴を 気、、ツ。、、おふン なゞ . ヾ、 : に第ぃ 取った後 , 第 2 図のようにしてこの 部分の加工を行ないました。貫通ド アーはいらなくなる E D 75 の車体か ら切り出したもので , 先に周囲をき れいに仕上げておかなくてはなりま せん。 このドアーがはまる穴はもちろん 現物合わせであけます。私は仮に両 面粘着テープで止め , 周囲を針でケ ガいて位置決め。下側に小孔をあけ ておき , 窓の側からカッターナイフ で切リ込んでいきました。最後の仕 上げは細いャスリによっておリ , わ すかすっ削りながらドアーがびった りと収まる寸法にしてあります。 ドアーは前面から (). 5mm 程出つば らせて接着。車体下面に対して垂直 みを加工してから接着しました。外 せん。 になることが大切で , これが傾いて 側の仕上げは完全に固定した後のは けっきよく新製することになり , いると見苦しいものです。運転室窓 うが楽に作業できます。また , 側面 いろいろと物色した結果 , G マック のドアー寄に追加した柱は , EF81 にまで伸びた部分は長めに作ってお スの小田急 9000 系の屋根がはは、近い の抜きカスを図のように加工したも き , 折り曲げて接着してから余分な カープであることがわかりました のです。 ものをカットしました。 この表面には細かい模様があるので 前面ではこの他に窓上にツララ切 下部の欠き取リも気になったので 細かいサンドベーパーを軽くかけ , リ ( ヒサシ ) を付けなければなりませ 適当なプラシート片で埋めて整形し 78X13.5mm に切断。下側を少し削っ ん。薄くて強度がいるところでもあ てあります。 て前後の屋根と高さをそろえてあり り , 真鍮板の利用も考えましたが , ます。 けっきよく t 0.3 のプラシートで簡 屋上機器はほとんど新製したもの 単に製作。先に現物合わせで内側を 屋根板は元の車輛と同様 , 別途に です。ますメインとなるモニターで R 状に削り , ヘッドライト下のへこ 製作して塗装後に組立てる構成にし すが , この製作には頭を悩ませまし ました。当初は E た。プロックから削り出したのでは D 75 や E F 81 のも カンジンの窓の表現が難しいし , 薄 オ 4 図 のを適当に切継げ 板の組合わせでは歪みが心配・・・。け く反対側〉 ば・・・と考えていま っきよく第 4 図のように 1 枚板を折 したが , 実際に現 り曲げ , 前後を板でふさぐ構造にし 品を手にして検討 てあリます。 するとそう簡単に ただ , 先に小窓を全部あけてしま いきそうもありま うとうまく折り曲げることはます不 オ 3 図 排気風道 t 1 . 2 X 2 枚 8 10 14 5 20.5 ロ ロ 抵抗器ファン ロ ロ 機器箱 タ モ t 1 .2>< 3 枚 7 10 7 10 屋根板と機器類 ガイシ の取付孔 曲げてから 拡げる 補強 ( 黒く塗装 ) ィー t 0 . 3 t 0 . 5 5 t 1 . 2 加工 53
N ゲージ E D 7 7 9 0 1 橋本 磐越西線で働く交流機が ED77 。 901 号機はその中のいちばんの変り 夕、、ネで , 試作機 E D93 を重連可能に 改造編入した車輛です。 全長は他の仲間より少し短く , 前 後の台車にはさまれた中間台車はか なりきゅうくっそうな感し。傾斜し た運転室窓に貫通ドアーを加えた前 面も , 飾り帯と共に他の E D 77 とは かなり違っています。また屋根上に は , 水中展望台を想わせるような独 特のスタイルのモニターを持ってい ます。 さて , この機関車。 N ゲージでは E D75 の 貫通ドアー ニックスの E F 81 の車体と , 関水 EF81 ( 一般型 ) の中央部を切断。 の E D 75 の下まわりを組合わせて作 井の板がないので切断が楽であり , 前述のようにェアーフィルター 2 個 りました。 E F81 とは・・・と思うかも 元のナンバーや蓄電池取出口がうま 分を取去って , 全長を 24.5mm はどロ き士 しれませんが , サイドのェアーフィ く除去できます。この取出口は実車 めてあります。加工にあたっては , ルター 2 個分を詰めると寸法はほは、 にもありますが , 左右とも第 1 位側 もちろん先に屋根 3 個 なので , E F 81 のものを生かそうと 板 , 窓ガラスやヘ すると工作がすっと複雑になります。 ッドライトのレン 切継加工はごく一般的な方法で , ズをはすしておく レサーソーを使って余裕を持って切 ことが必要で , 窓 断。切り口をカッターナイフで削り ガラスは中央で左 オ 図 接続部の窓柱を他と同し寸法にして 右に分割したら , あります。接続にあたっても車体が 意外に簡単に抜き まっすぐになるようにするのは当然 出すことができま で , 充分にチェックしてから接着。 完全に固定してから接続部にこ少 取去る工アーフ 量のプラ用パテを塗り , 細かいサン イルターはどれで ドベーパーで仕上げておきました もよいのですか , 私は第 1 図のよう に両サイドとも右 前面では , 実車の経過と同様に貫 から 3 , 及び 4 番 通ドアーの取付が必要です。先にナ 目のものにしてい ーと不要な部分の飾リ帯を削リ ます。 こだと天 ンノ、 オ 2 図 E F 81 の 前面を加工 先に加工 t 0 . 3 O K 。前面に貫通ドアーを付ければ よいのです。下まわりも , E D 75 が スケールより少し長めにできている こではかえって好都合とい ので , うわけです。 接着後 に削る 1 0 削る 車体の切継 埋める 切継位置ー } 前面の加工 4 、一 ' めし