製品の紹介 している。 車体は真鍮プレ スを中心にしたノ ンダ付組立 , ロ はダイカスト製 , 動力装置は中央 1 塗装済完成品 72500 円 天賞堂製品 個モーターよリ前 1966 年に E F 90 として試作され , 後の台車を駆動と , 大賞堂製電機に 1968 年から量産された EF66 は , 国 一貫した構成。ヘッド・テールの両 鉄電機の中で最高の出力 3900KW を ライト点灯 , 運転室の内装も取付済 誇リ , 定格速度もトップに輝き , ス である。 タイルもまた群を抜いている。たた EF66 の外観で最大の特徴となっ 高速貨物用に終始してきたので , そ ている前頭部は , 乗務員ドアー後部 の割に地味な存在ではあったが , 本 から分けて作ってあり , プレス製の 年 3 月のプルトレ牽引機就役以来 , 屋根・窓まわリ・下まわリ , そして たちまちスターの座についたのは御 ヒサシやドアーなど , ハンダ付でま 承知の通り。そして模型製品の方も とめたもの。先端の上下合せか美し がぜん EF66 プームが訪れた。 く揃っている。ナンバープレート取 天賞堂の E F 66 は , かねてより生 付プロックと , 左右のヘッド・テー 産にかかっていた製品で , ついに 9 ルを結ぶグリルはホワイトメタル製 月に発売されたもの。塗装済完成品 で , 後者はニッケルメッキ仕上。 のみで , 最初からヒサシ付であった 枠は洋白板使用。運転室の内装パー 後期型 (No. E F6630 ~ 55 ) を模型化 ツはもちろん新製。キ、ヤーボックス ↑車輪は E F 66 独特の輪心部を表現 がかなり入リ込んでいるか , これは あまり目立たす , 前面窓から見える 仕事によっている。 プレーキ弁や主幹制御器などの効果 モーターーは / 21X33mm の両軸円筒 は大きい。 形を使用。前後にのびるジョイント , 側面のべンチレーター ( ェアーフ 第 1 段でウォーム減速するタ、イカス イルター ) はドロップ製で , 裏から ト製密閉キ、ヤーポックスなど , 従来 1 個すっ取付け , 屋根の肩の部分に と同し方式である。 ある排風ロはホワイトメタル製であ 台車はダイカスト製 , 一部にホワ パンタおよびロスト製の避雷器 イトメタルバーツも使用。床板に付 は EF65 と同様。屋上の電線管は , いた脚やリンク類のプロックもホワ はは、中央の碍子付近のみロストパー イトメタルである。車輪は / 14mm , ツで , 他は真鍮線を並べて付ける手 EF66 独特の形をした輪心は , 夕、イ 1 / 80 ・ 1 6 . 5mm 国鉄 E F 6 6 ー -44 ュい心をル 秀 う ↑前面窓から運転室の内装が楽しめる : をを当を : , を靉お 48
1 / 80 ・ 16.5mm 車体は全真鍮製 , はとんどがプレス 北陸鉄道モハ 3000 加工 , 窓枠とドア ーが工ッチング加 工である。屋根前 車体キット ( 床下付 ) 8800 円 モテル 8 製品 後端は別プレスの モデル 8 の 5 周年記念商品として ーツを突き合せてハンタ、、付。床は 発売したローカル電車のキット。プ 両縁を下に折曲げて補強 , 取付アン ロトタイプは 1949 年日本鉄道自動車 グルは下向きである。 製で , 5 輛ある内 , 3001 ~ 3004 の平 台車は T R 62 の上半分を平らにヤ 均的な姿を模型化している。 スり , ェッチング抜き落しのプレー 車体に床下機器を加えたキットで トを貼るはか , ホワイトメタル製の 別に購入する部品は , ノ、、 ↑ T R 62 に加工した台車 W B 26 B パワートラック , TR62 プ 片方だけに付く設計。 メタルである。小パーツとして車側 レーン軸台車など。 床下機器はホワイトメタル製で , 表示灯 ( 埋込式・赤色プラレンズ付 ) 左右 2 プロックに が付く。 まとめたユニット オプションとして , 工ッチングに 式 , なかなかシャ よる木製ドアー , 2 段式用の窓枠 , ープ。ダミーカプ 前面木製窓枠のセット ( 1500 円 ) を ラー , 胴受 , そし て屋上の小型べン ノし 0 なお , 写真の組立見本は 2 段式窓 チレーター , 特徴 にしたほか , ナンバーと客用ドアー ある形態のヘッド の洋白帯板を追加してある。 ライトもホワイト んなりし時代を楽 其他は昨年 12 月号の本欄を参照。 1 87 ・ 12mm しもうとするもの。 そして最後になったが , 今回から 2 軸貨車 4 輛セット 無蓋車 4 輛セッ の重要な改良点は , カプラーにケー トラ 25000 ディー No. 711 を採用 , 両セットとも トラ 45000 各 2 輛 4 輛分入っていることである。 プレスアイゼン′く一ン キット各 6900 円 モテルプロダクツ製品 入は , 共に先回の 1 / 87 ・ 12mm ケージ国鉄 2 軸貨車 トラ 40000 を流用してあり , 妻板だ プラ製キットの第 2 陣。これは先回 けを新製のホワイトメタル製パーツ の内の 2 形式を利用した製品である。 に交換して組立てる。この内トラ 45 急行便ワム 90000 の 4 輛セットは ()()() はかなり量産された形式た 先回のモールドに黄色の帯を入れて シャープなディテール表現のプラ あり , 添付のディカールにある急行 製キットで , 実質的な軸受は内側に 便の文字を貼って , 国鉄貨物輸送盛 金属製があり , 床板にネジ止めする。 ー′亠ョア ! ! 埋麒 ! ! ■■ド凹 ! ー■ー■ー■ー■ ロロ 急行便” 204 。 右の上からの順序も同じ ↑左からワム 90000 , トラ 25000 , トラ 45000 。 55
製品の紹介 カスト製で表現されている。 ナンバープレートは N ぃ E F 6632 , 41 , 47 , 55 の 4 種 , メーカーーズプレ ートは東洋電機・川崎重工と川崎車 輛の 2 種。カプラーは例によってべ ーカータイプ付になっているが , ケ ーディー - ーの場合は N( ). 16 か適合する なお , さすか・に N ゲーージと違うの は , トレインマークが引掛け式にな べースは / 9 mm の っていることで , 円板である。 3 0 1 / 80 ・ 1 6 .5mm ー 0 0 ロ 東武 E D 5 0 1 0 ムサシノモデル製品 キット 23000 円 ( モーター・パンタ別 ) 東武鉄道で貨物用に活躍してきた これまた裏からハ 電気機関車の中で , 最も輛数の多か ンダ付けして表現。 った形式 E D 5010 のキット。この E 床板取付アングル D 5010 はべンチレーターの数によっ は , べンチレータ て 2 種に分れるが , 製品化されたの ー用の長手の板の下端を折曲げて兼 ギャーによる方式だが , 円筒形モー は 1957 年から 59 年にかけて製造され 用している。 ター使用もあって快調な走行ぶりで た No. E D 5011 ~ 15 の初期型。ただし ヘッドライトと , 屋上中央のプロ あった。写真でおわかりのように ヘッドライトは 1971 年にシールドビ ックはロストワックス製。テッキの 床板・車体枕梁とも 2 個モーターに ーム 2 灯式に改装後としてある。 ステップは左右一体にまとまる構造。 できる設計。車体枕梁と床板は絶縁 デッキ付で , 近代的な万人向のス 手スリ類はすべて折曲げ済 , デッキ される。床下には左右に分断して 6 タイル。さきの銀河モデル製の秩父 の手スリのみ洋白線を使用。なお , 本になった挽物製ェアータンクや , 鉄道デキ 200 ・ 500 と共に この日立 組立見本には , 自社製ロストワック 角材の組合せなど。組立見本では冷 製 50 t クラス B B 籀形電機 , ちょっ ス別売パーツの , ェアーホースとウ 却管はかパイピング加工に手をかけ とした流行の気配が感しられる。 インドワイバーを追加してある。へ てある。 キットは真鍮プレス・ハンダ付組 テールライト ッドライトはダミ ナンバープレート , メーカーズプ 立の車体と , ロストワックス製の台 はランプケース付。 レート , 東武の社紋はェッチング製 , 車で , ホワイトメタルバーツを全く ロストワックス製の台車は抜群の 赤地に着色済。東武鉄道の白文字は 使用していないのが特徴。主な別購 立体感で , 砂箱の厚さ 4.5 mm にも及 シールである。 入ハーツはモーターとパンタグラフ プレーキシューとロッドも一体。 ケーディーカプラーは No. 8 がよく , 軸距 31mm 。車輪は , 〆 12.5 ・ l() 本スポ で , モーターはサカ、、ミ 2224 , パンタ カプラーポケット前部を少しカット ーク。伝動は 23 : 1 ウォームと連動 はシノハラの P T 35 か適当。 して使う。 車体のプレス加 工は良好で , べン チレーターは工ッ チングした 1 枚通 しの板を貼る。下 辺の一段凹んだ部 分は , 妻板部分ま で延びた帯板を , い : を : ■寧■ 00 ー、 造第・ 0000
性 CO 英国 プラ製客車キット ( 着色済 ) 0R31 ( マルーン ) 3700 OR 32 ( グリーン ) 3700 ( 長さ 80mm ) ホワイトメタル製ボディーキット 0-16.5 スティームトラム 0L1 Y8500 工ンドウ製 B20 下 まわリ使用の組立 法は , T M S 59 年 6 月号記事参照 1 O -16.5 車輛キット , 線路 0-1 6.5 無蓋車 0R24 \ 1350 0-1 6.5 有蓋車 0R25 \ 1650 着色済 ホワイトメタル製 ボティーキット 0- 1 6.5 サドルタンク 0L3 Y8800 ・ O 日 40 0 - 16.5 貨車下まわり V 820 ・ O 日 41 0 - 16.5 客車下まわり V 820 ホワイトメタル製貨車キット ( プラ製車輔付 ) 0 ー 1 6. 5 用 Y ポイント S L E 5 9 7 X ¥ 2000 0 ー 1 6. 5 用フレキ線路 915m 長 SL500X ¥ 620 H 0 ポイント右 1400 ST240 H 0 ポイント左 1400 ST241 ナローポイント用枕木 520 SL501 S T 240 ・ 2 ポイント ( R 438 ) の枕木 を S L 5 田に取替えると 0 ー田 . 5 用に好適 なポイントがてきます 0 ー給 . 5 用のジョ イナーは H 0 用 S L 田 X 。絶縁用は S L Ⅱてす。各 Y250 ・ 0 R 40 ・は車体自作の場合に御利用 ください。プラ製 , 車体長 0 R 40 7 lmm , 0 R41 80mm 用 O 日 20 ( 車体長約 70mm ) O 日 23 ( 約 40E ) 鉱石車 O 日 20 V 1550 フラットカ O 日 21 V 1200 運材車 O 日 22 V 1350 スレートワゴン O 日 23 V 1350 ダンプ車 O 日 28 V 1600 O 日 21 ( 約 46E ) Pec 。製品取扱いの模型店て お求め乂は御注文ください。 直接御注文の荷造送料 田 000 円以上の御注文は無料。 9999 円までは 500 円 ( 者 5 内 300 円 ) 但し , 引 5mm 長・引 Omm 長のフレキ線路 , 田本以内を含む場合は , すべて 500 円を 御加算ください。フレキ線路はなるべく Pe c 0 製品販売店にてお求めください 0 日 22 ( 約 37mm ) ( 約引 mm ) 0 日 28 Pritchard Patent Product Co. Ltd.
製品の紹介 87 ・ 9 mm ナロー 鉄連双合機関車 車が発売されたの である。 さて , この双合 機関車は HO ( 1 / 87 ) だが , 軌間は プレスアイゼンパーン実物の 6()() mm をそ 塗装済完成品 49800 円 モデルプロダクツ製品 のまま縮尺した 7 日本陸軍に属した鉄道聯隊 ( 今で mm ではなく , 親切にも 9 mm として一 は聯ではなく連と書くのが普通だか , 般ナローゲージと共用性をもたせて 付けている。屋根の横に 1 個所 , べ 存在当時はまさしく聯隊 ) には , さ いる。大体が出張り気味のバルプキ、 ルか付いているのが楽しい まざまな特殊機関車があったが , 中 ャーが , 大きくとび出して見えるの キドモーターをキャプ内に垂直に でも最も輛数が多かったのが , この も , このゲージ拡大が一因であろう。 立て , ウォーム減速したのちスパー 全長 96mm , キャプ幅 18mm , 煙突高 双合機関車である。 2 輛の C タンク ギャーで第 3 軸に伝え , 第 1 ・第 2 機関車を背中合せに固定連結したも さ 31mm , 動輪径 6.5 mm, 全般的には 軸にはロッドで連動している。 ノヾノレ ので , 1901 年に 5 組 , 日露戦争にあ かなりスケールに忠実である。 プギャーは一応アラン式のフルワー たリ 1905 年から実に 188 組 , すべて 塗装済完成品で , 実物同様 2 輛の キング。フレームは動軸押え板と共 C タンクがドローバーで結ばれてお ドイツから購入している。 にプラ製で , 両側面に動輪の裏面を り , もちろん両方とも動力装置付。 鉄聯が消えて 40 年 , 今ここに , そ こする集電プラシ付。モーター端子 の代名詞的な存在であった双合機関 キャプ屋根は先端が重なるが , 接触 もこのプラシに接触して通電する。 を避けて , その間 動輪は製造に当った花園製作所の 隔をあけ気味にし 伊予鉄 B タンクと同径だが , ダイカ てあるのは言うま スト製の輪心を新製した別パー でもない。 なお , 双方のモーターがかなり近 真鍮製ハンダ付 寄って磁気による影響があるため , 組立。ロストワッ 端面のマグネット間にそれぞれ鉄板 クスを多用して , を吸着させ , これを防いでいる。 各部のパーツを取 カプラーはケーディーを取付ける にはスペースが苦しく , ェガーバー ンなどに使われているタイプ ( ただ しフックのみ ) を使用。追って発売 される予定の炭水車を , ケーティー カプラーとの控車的に利用すること メーカーズプレートお よび鉄聯マークは , 工ッチング製・ 色差し済のものか入っておリ , 24 ハ ノマーク , 45 クラウス ( 以上赤地 ) , 78 シュワルッコップ ( 緑地 ) 163 啄ヶ ~ は秘も望を姦当彎靆当囈は第 3 ま第 ポルジッヒ ( マークと共に黒地 ) か ら好みのものが選べる。 テストランを R 140 カープの入っ た線路で行なってみたところ , 最初 スタートに不安な場合があったが , この種の小型機としてかなり快調と 言え , 特に低速時の静かな走行か楽 別に銀メッキ仕上の特別限定製品 ( 59800 円 ) もある。 第、ヾ、を、 : いイ、い 1
各メーカーの製品が揃っています ファンの皆様せひ fjIJ 来店くたさい 箱根登山鉄道 1 000 形 ′ヾラキット ( パンタ・モーター別 ) ロ目電工壟ロロロ目ロ田田壟 ロ [ コ - - 隊まを - il - 畆 田 , 200 円 丐′ 800 円 No コ 0 0 ー No コ 0 0 2 ミキ 20 ( つばめ水槽車 ) ノヾラキット 8 ′ 700 円 完成 ′ 000 円 ロロ 小田急 9 0 0 0 系金属製パラキット ・ M ー ( 小田原寄中問車 ) ・・・ ・ M ー c ( 新宿寄先頭車 ) ・・ ・・・ 8 ′ 900 円 ・ M 2 c ( 先頭車 ) ・・ 中問車 ) ・・・ ・ M2 ( ・・・ 7 , 700 円 小田急 5 0 0 0 系金属製パラキット ・ M2 ( 小田原寄中間車 ) 5 ー 00 6 , 700 円 ・ T c 以新宿寄先頭車 ) 5 0 50 8 , 200 円 先頭車 ) 5 ー 5 0 7 ′ 700 円 ・ T c 2 ( 中問車 ) 5 0 0 0 7 ′ 8 00 円 いすれもモーター・パンタ・ウェイト以外は全部セット。方向幕・ナンバーは新宿寄先頭車に入っています。 西武レッドアロー号完成品 4 輛編成 54 , 000 円卸取扱店 : 宮沢模型 箱根登山鉄道モハ 1 / ヾラキット製作中月頃発売予定 銚子電鉄デキ 3 京浜急行 500 形完成品 2 輛 42 , 500 円 完成品ロ′ 000 円 京浜急行 800 形完成品 3 輛 56 , 500 円 ′くラキット ( モーター他全パーツ付 ) に , 000 円 ・小田急用クーラー ( ドロップ製 ) 5 個入し 000 円 ・小田急 9000 系 FS385 台車車輪付 980 円 580 円 ・小田急 9 圓 0 系用 M ー c, M ー用 各 600 円 ・小田急 5000 系 T c ー用 800 円 M ー用 床下機器 M2 用 650 円 Tc2 用 床下機器 860 円 M 2 c , M 2 用 各 700 円 小田急 9000 系用フィルム製方向幕 400 円 240 円 2 個入 ・私鉄用広幅貫通ホロ 230 円 4 イ固入 ・小田急用手すり ・京浜急行 800 形 M ー用 900 円 M2 用 850 円 床下機器 M3 用 850 円 ・京浜急行 00 形パンタあり車用 し 200 円 床下機器 00 円 パンタなし車用 C 1 1 ( ホワイトメタル製組立キット ) 9 , 000 円 ☆この広告の製品はすべて 日 ( ) ゲージです。 ー製品各種取扱 み どりや ・・・ 6 , 700 円 ・・・ 8 , 400 円 罰剿 日 0 ーー式 2.500 円 箱根登山鉄道モハ 1 用パ ーツ 至信濃町 地下鉄 至新宿 四谷 3 丁目 4 〒ー東京都新宿区四谷 3 ーⅡ TEL ( 3 引 ) 0462 毎週・月曜日定休 地下鉄四谷三丁目下車 , 新宿方面へ約 50m 右側営業平日田 ~ 8 時 , 日・祭日田 ~ 6 時半 ー 106 ー 十早稲Ⅲ
考に細密パイフ。と 0.3 ~ の 0.5 洋白線を組合せ , 割りビ ンを介して取付けました。 私鉄天国の関西では阪急 , 近鉄等に 2 挺パンタの通勤 車がビ、ンビュン高速で走っており , あこがれていまし たが , 関東では東武 , 西武 , 東急という高速で突っ走る のとは縁の遠い会社にしか 2 挺パンタの通勤車がなく , 京急に 800 形が , 2 挺パンタを振りかざして登場した時 , 私は大いに喜びました。したがって , 屋根上の製作には 非常に力が入ったという次第です。 < 室内 > 内張りなしの簡単な室内装置を取付けました。座席は カッミのロングシートを利用しています。肘かけは第 6 図のようにバルサ材を整形し , メタリックテーフ ( セメ ダインラヒ。ー ) を巻付けて輪切りにしたもので , 塗装後 シートの両端に取付けました。乗務員室の仕切板は , t 0.3 洋白板を切り抜いたたけの簡易なものですが , 塗装 に際して扉をマスキングしておき , ステンレス製扉を表 増備車のヘッドライトは角型になった ' 84 年 12 月撮影・片野 運転台は , ルサ材と洋白板の組合せでコンソールデ ます。伊豆急用のフューズ箱は足を引き抜いて , そこに スクを作り , 塗装後前面妻板内側に接着しました。 パンタネジをェポキシで取付け , 塗装後にフ。ラ製碍子を 室内灯は , 当初取付ける予定はなかったのですが , せ っかくシートを付けた以上走行中も室内が見える方が良 介してナットで屋根に取付けました。パンタ台は , 形状 は異なりますが , 天賞堂のパンタ碍子台を利用しました。 く , カッミのパネルラ オ 6 図 イトを取付けました。 パンタは天賞堂の P S 16 をタスキの張り替えとシュー 両端の形状変更で流用しました。今では PT 42 系の製 ライトの交換等のメン テナンスも考慮して屋 品も出まわっておりますが , 私が製作した時は発売され メタリック 肘掛 根上の排気扇カバーや ておらず , 既製品では出色の出来栄えであった天賞堂の 分散クーラーの下にネジ孔をあけ , 室内側からネジ止め 製品を利用した次第です。但し京急の特徴でもあるパン タ台枠に蝉のようにへばりついた避雷器は , 少々凝って してあります。吊り革はヒ。ノチオのェッチングパーツを 用い , 塗装後 , パネルライトに瞬間接着剤で取付けまし ニワロックスの管 みました。第 5 図をごらんください。 継手 ( S L ー 267 ) をベースに , ドリルレースで先端のネ 0 ジ山を削り落して小孔をあけたパンタネジをハンダ付け し , これをパンタ台枠に取付け , 塗装後にプラ碍子をは め込みました。その他 , 屋根上の各種配管類は写真を参 輪切り ′、ノレサ・ 下まわり 台車は T H800 と称するポックスペデスタル方式のも のです。既成品では西武用の F S372 がもっとも形態が 似ておりますが , F S 372 よりもさらに曲線の多い T H 800 をそれで流用するのも今一つです。また , 高速運転 とは縁遠い西武用の台車を , スビードこそ命の京急電車 に使うなんて , 私の気持が許しません。そこで , 苦労は 承知で思い切って作ることにしました。 TMS335 号で土屋一生氏が , 西武 101 系を製作された 際に行なわれた方法 ( 当時 F S372 は未発売 ) で , ビノ チオの FS385 の改造によるものです。 t0. 8 真鍮板で軸 箱守を作り , 枕バネを削り取り , ヒ。ノチオのドロップ製 ブレーキシューのロッドを細く削り直した , 、一ツを取付 けて台車側枠を構成しました。空気バネ部分やポルスタ 66
新潟鉄工所製 3 5 t 機をアレンシする B B ロッド式 ティーゼル機 このディーゼル機関車は , 津軽鉄道と茨城交通にいる 凸型 B B ロッド式の 35 t 機 ( 新潟鉄工所製 ) をプロトタ イプに 一部を自分なりにアレンジしてまとめました。 しつは , 友人が同系機をスクラッチビルドで作ってい るのを見て , 製作意欲を刺激されてしまい , さっそく製 作を開始したのですが , 製作の参考になる資料といえば , 主要寸法と数点の実物写真のみで , 図面も引かすに自分 のイメージだけをたよりにでっちあげてしまいました。 ですからこの機関車は , スーパーディテールモデルなら ーイメージモデルとでもいったところです。 ぬ , スーノヾ しかし , プロトタイプの持つイメージはくすさないよう , 全体のプロポーションには気をつけて工作を進めたしだ いです。 ポンネット本体は , t0.4 真鍮板 ( 以下特記以外はすべ てこれを使用 ) を用い , 所定の寸法にケガき , 必要な孔 をあけてから外形を仕上げ曲げ加工する一般的な方法で 車体 太田安幸 す。ラジェーターグリルは , ます横棧になる帯金に縦格 子の孔を 8 個等間隔にあけ , そこに . 3 洋白線を通して ハンダで組立てます。帯金への孔あけは第 1 図のような 治具を使いました。これをポンネット側面にあけた角穴 の内側にハンタ、、付けし , さらにその内側には細かいメッ シュを貼ってあります。 点検扉は t0.1 洋白板から切り出し , ルーバーは所定の 寸法・形態に仕上げたものをハンタ、、付けしました。点検 扉のハンドルは , かポンネット上には , 写真を参考に適宜パーツを追加し 工ッチングパーツ ( 花園 ) で , そのは ち角を R に削り仕 ハンダ付けしたの は , t0.8 を本体に ポンネット正面 てあります。 てそれらしく作っ 上げました。シールドビームはエコーモデルのノヾーツで , ディテールは写真をごらんください。 キャプ寄にある蓄電池箱は t0.3 で作りました。その他の 線をハンダ付けして補強しています。ポンネット側面 , の出ないよう注意して組立てますが , 接合部内側には角 こまで出来たところで , キャプとポンネットを歪み おき , 妻板の R に合せて曲げたのち切断しました。 また屋根は t0.3 を用い , 両肩の部分は材料を長めにして 窓位置にハンダ付けし , 内側に窓を抜いて表現しました。 す。 H ゴムは , t0.1 洋白板を外寸の大きさに切り出して 板を 2 枚重ねにしましたので , 意外にがっちりしていま キャプは , 妻板・側板ともに t0.3 で作りましたが , 側 小さな点検扉も付いています。 ひさしを付けてアクセントとしました。やや下寄りには り小さめにしたのがミソで , 前後をエンドビーム , 左右 2 枚重ねにしてがっちりと組立てました。下板を上板よ 床板は , t0.2 洋白板 ( 上板 ) と t0.8 真鍮板 ( 下板 ) を 床板 58
Ⅳゲージ車第の更新改造 イエローラインの地下鉄乗入車 JNR103 系 土信田 動力車 津田沼 クモハ 102- に 01 モ / 、 103- に 03 モ′、 1 02-1202 モ / 、 1 03- 02 モ′、 102-12 田モノ、 1 03-1201 ク′、 1 03-12 上端 R 部を , 屋根を治具がわりにあてながら同一カープ になるように削ります。また , 上端 R 部内辺は角を 45 。 に削り落し , 屋根がびったり入るようにしておきます。 この部分は , 一度削り過ぎてしまうと修整が難しいので , 加工は慎重に行ないます。 当鉄道では , 以前から活躍してきた京浜東北線の 103 こで前面のディテール加工に入ります。中央上部の 系 10 連 ( 関水製・一般型 ) のうち , 基本編成 ( 7 輛 ) に ヘッドライト , 右側上部の方向幕は , 余剰の G マックス ATC 車 ( 関水製 ) を投入し , これと置き換えたのです 製クハ 103 からそぎ取って接着します。固着後 , ヘッドラ が , 付属編成 ( 3 輛 ) とは各部のディテール , 特に側面 イトのレンズ部はドリルで抜き落し , 銀河モデルのレン のアルミサッシ / 窓ガラス部の表現が異なる ( 一体モー ズを入れました。手スリ類は , ランナー引伸線を適当に ルドと別パーツによるはめ込み式 ) ために , 編成にした カットして接着しました。 ときにアンスランスな感じになってしまいました。そこ さて , 問題の窓ガラスの取付です。私は 201 系 ( 関水 ) で付属編成の側面窓ガラスを , TMS431 号の小田急 5000 用を利用しましたが , 103 系 A T C 車のものも使用できる と思います。 201 系用の窓ガラスは , 103 系とはドアー部 系と同じ方法で , 201 系のものをはめ込み式にしてみた 分の形状が異るので , その部分は切除したのち , アルミ ところ , その効果は / くッグンで , アンバランスな感じも なくなり , 好結果を得ました。 これに気をよくして , A T C 車の投入で余剰となって いた一般型 7 輛も同じ方法で " 更新 " することにしまし たが , どうせやるならと毎朝通学の途中で見かける 1200 番代に変身させることにしたわけです。 上まわり 上まわりの加工の中心となるのは , クハ / クモハの前 面部の交換・切継ぎと前述の側面窓部の改造です。 1200 番代の特徴ともいえるクハ / クモハの前面部は , G マックスの 201 系にサービスパーツとして入っていた 301 系用を利用しました。 新しい前面部は , 車体につける前に窓下のヘッドライ トと上部の方向幕のうち , 右側と中央の 2 個所をカッタ ーナイフなどでていねいにそぎ落し , その表面をサンド で平滑に仕上げておきます。オリジナルの前面 部を , 乗務員ドアーの前でバッサリと切り落し , 全長が 変らないように注意して切断面を仕上げたのち , 新しい 前面を接着します。内側には 17X5 の社法に切り出し た t 1.2 プラシートを接着 , 補強しておきました。 301 系 と 103 系では屋根のカープが多少異るので , 新しい前面の ↑ 103 系旧製品の窓まわりを改造した 1200 番代↓ 23
製品の紹介 オハネ 14 の流用で ければならない不便さがなくなった。 あろう。 この金属車輪の採用は , EF66 と なお , 車輪は従 24 系 25 形寝台特急セットの全車にも 来のトミー製客車 トミーの新しい行き方の一 見られ , の通例を破り金属 っと思われる。なお , このセットは 製が付いており , ロビーカーを含む 5 輛編成に E F 66 室内灯点灯のため照明ュニットを取 を加えたもので , 予価 11000 円とな 付ける際 , 車輪を金属製に交換しな っている N ゲー ロヒ、一カーオハ 24 ー 700 に 00 円 ( 予価 ) 本年 3 月 , 特急はやぶさに連結さ れ , E F 66 プルトレ牽引の引き金と なったロビーカー , オハ 24 ー 700 か、 ーから発売される。 ロビーカーは , 種車 ( タネグルマ ) によって 2 種に分れるが , 製品はオ シ 14 を改造したタイプで , ナンバー はオハ 24 ー 702 。 側面中央にはロビーカー独特の飾 り帯が銀色で印刷 , 窓を埋めてアク セントのついたサイドの印 象を一段と強めている。 手なれたプラ成形と塗装 でまとまっており , 床下は このロビーカーは両側 で窓配置がかなり違う N ゲージ車体用工ッチング板 2 軸気動車 ト “ 1 物 を / ッ三 - 」 度でよい。 車体は窓枠板に 外板を貼り重ねる 2 枚合せ方式。窓 枠板はドアー下方 シバサキ模型製品 を折曲げてステッ プにするはか , ドアーと戸袋以外の 窓は下部窓枠を凹ませ , 2 段窓を表 現するという凝りようである。荷台 は , 網目のついた三方折曲げのデッ カプラーの動きによって連結するこ キ部を床板にかぶせ , 細く抜き落し とになる。 た柵を付ける。 おもしろいのは , いっしょに工ッ 屋根は 1 . 2 mm 厚のプラシートを 2 チングで抜き落したサービスパー ツ 枚貼合せて整形 , べンチレーターも として , 自転車が 2 台入っているこ と。シルエット的な表現だが , ハン 1 mm プラから自作 ドルを 900 折曲げると , ぐっと感し する。屋根下面に は , もう 1 枚 1 . 2 が出る。取付台の折曲げの際にタイ ヤがゆがまないように注意。取付台 mm を貼リ , 車体に といっても , 置くだけで安定する。 はめ込む。 この自転車は , 気動車の荷台に乗 カプラーはチビ 客車のものをその せるために入れたものだが , もちろ まま利用するが , んレイアウトのアクセサリーとして 大いに利用できる。 荷台に当るので上 組立説明書には , 切継ぎによるポ 下動はできない。 したがって相手の ギー車の例も入っている。 一枚 900 円 N ゲージ・エッチング板シリーズ の新製品。今回はがらりと趣をかえ て , 日車タイプの 2 軸気動車である。 車体の長さ約 53mm , 前後に荷台か 付いて , カプラーを除く長さ 63mm 。 動力装置と下まわりは , 関水金属の ポケットラインの動力付チビ客車を 利用。床板の両端を少し加工する程 53