使用 - みる会図書館


検索対象: 鉄道模型趣味 1985年5月号
65件見つかりました。

1. 鉄道模型趣味 1985年5月号

アウト手前の端子板のところです べてまとめています。 コントロール方式はデュアルキ ャブコン , マシン切換はタッチ式 ックは関水金属の です。パワ T R コントローラーとアサヒホビ ーの S C R コントローラーを使用 しています。 ↑コントロールポードをはさんで左右にパワーパック。マシンはタッチコントロ なお , これらとは別にトンネル ー丿し 内自動停止装置 ( 第 1 図・タミヤの光線リレー利用 ) を ところが , 後に結婚して社宅に引っ越すと押入れをレ 動作させるための電源 ( 電池使用 ) もつけています。 イアウトで占領するわけにはいかなくなり , テーフ・ル用 レイアウト本体につけた脚の高さが約 450 明であり , の折りたたみ脚をつけていわゆる立掛収納式となりまし たので , これなら定尺ものの幅をそのまま使っておけば 脚用のスペーサーは 15E 厚 , 枠組の角材が 60 と 30 , よかったのにと後悔しましたが後の祭りです。 フラットトップの板が 9 ですから , レイアウト上面の 勾配部分は , クッキーカッター方式で持ち上げたりす 高さは床より 564 ということになり , あぐらをかいて るのが本当でしようが , 簡便のためトミックスの立体交 座るとちょうど高すぎず低すぎずといった高さになりま す。そしてコントロールポード等は別に小さな台を作っ 差システムの橋脚をそのまま接着してしまいました。 てその上に置いてあり , こちらも床から天板までの高さ れでも強度的に問題はないようです。 配線のうち , フィーダー関係は線路近くの裏面に 2 ~ が約 320 と , ちょうど運転しやすい高さになっていま 3 P の端子板を取付け , これを経由してレイアウト手前 す。 の端子板へ持って来て , こで N フィーダーをすべてま シーナリイとストラクチャー とめて , コントロールポードと接続するようにしていま ックスのフィーダーを シーナリイは , 山が主体となっています。駅やャード す。線路に給電する部分は , トミ 以外の所にポイントがあるのはおかしいという考え方か 使用していましたが , 接触が悪くなりがちで , 順次ハン ら , 多くの部分を山でおおってしまったからで , 結果と ダ付けに切りかえています。ステンレス用のフラックス を使用しており , 錆などの心配をしていますが , 今のと して落ちついた風景になったと自負してはいるものの , 風景の中を列車が走るさまを眺めている時間が余りあり ころは大丈夫のようです。 ポイントマシン関係は , トミックスのポイントに付属 ません。もうこうなっては , いつの日にかそういった区 間を延長部として作るしかないでしよう。 しているコードが長いためそれをそのまま利用して , や さて , その山は稜線の部分を角材とべニヤ合板の切れ はりレイアウト手前の端子板まで引いてきています。長 端で作り , あとは厚紙の骨組 ( 第 2 図 ) にプラスター成 すぎるものはカットし , わずかに不足する場合は端子板 形で , 一部コルクプロックを併用しています。湖の水は を途中に設けて仲介したものもあります。マシン関係の レジン ( 商品名 " ュヒ。カ " ) に緑色の染料を入れたもので ックスの場合は青色 ) も同様に , レイ コモンコード ( ト、 ⅢⅢⅢⅢⅢⅢ 電 助 補 センサーの位置はべースポードの 裏側で , 道床に孔をあけて取付。自 然光でも作動するが , 暗い場合に備 えて補助電球も使用している。 オー図 ー本第・第当心ー 60

2. 鉄道模型趣味 1985年5月号

4 てみることにしました。その結果 , スポンジの着色には , よる樹木などの製作方法を述べることにしましよう。 油性インクやクリヤー塗料など , 透明感のあるものを使 ます , スポンジへの着色から始めますが , これはもち うとよい結果が得られて , 濃い緑から薄い緑まて調子よ ろん細かく切断する前に着色を行ないます。実際に使う く仕上がリました。植物の葉には何となく透明感がある 大きさにしてからの着色ては色の付きが悪く , また乾燥 ため , これらが適しているものと思われます。 時に固まってしまったリして , フワフワした感しもなく 私の場合 , 使用した着色剤ていちばん多いのは , 「マ なってしまいます。 シック」と称する油性インクへン この作業の工程を示したのか第 てす。どこの文房具店ても手に入 1 図てす。ます , 着色剤が浸透し るガラス容器入リのものて , この やすいように , スポンジを適当な フェルト ( 油性インクを含んてい 大きさにハサミて切断 , ポリエチ る ) を取リ出して使用するわけて レン袋の中に入れます。次に油性 す。 インクへンのロを開き , ヒンセッ これを利用することにした理由 トて容器の中のフェルトを取リ出 は , 含まれている油性インクが濃 してポリエチレン袋に入れます。 く , 後述する着色方法に適してい なお , この油性インクを含んだフ ること , 及びいっても入手てきる ェルトてすが , 容器から取リ出し 草用 ( 左 ) と広葉樹用 着色スポンジ 2 種 ことてす。着色スポンジのように た時に適当な大きさに切リ裂いて 多量に作らなければならないものは , 材料が品切れにな おくことが必要。この量て色の濃さが決まるわけてすか ると困るのて , なるべく手に入リやすいものを選んてい ら , スポンジの量を考慮して , 必要な量のフェルトを袋 ます。 の中に入れます。 続いてラッカーシンナー ( うすめ液 ) を入れ , 袋のロ を閉め , 着色剤がスポンジ全体に浸み込むように , ポリ ては , 材料としてもっとも多く使用した台所用のスポ 工チレン袋をよくもみます。このようにポリエチレン袋 ンジと , 着色剤として多用した油性インクの組合わせに の中て作業をすれば , 部屋の中にシンナーの匂いが充満 オー図 ~ を . - をや 着 色 溶剤 口をしつかり締める 適度に 切断 取り出して乾懆 フェルトを裂く 0 台所用 スガミンジ 細かく切断 マジックの フタをあけ , フェルトを 取出す よくもんで着色 剤を浸透させる ポリエチレン袋

3. 鉄道模型趣味 1985年5月号

クロ 157 を 新塗装に / TMS 編集部 新塗装に変更されたクロ 157 は , 新鮮な印象て模型化 に格好のテーマ。併結相手の 185 系もそれぞれ発売され ているのて , さっそく H O と N て登場させたのがこの作 例てある。 H O のクロ 157 はカワイの未塗装キットを利用。製品 第当、義トこ新 3 第気ぇ は上まわリが組立済なのて , 主に車体の塗装が作業の中 N のクロ 157 はグリーンマックスのキットを組んだも 心、となる のて , この車輛はクモハ 157 やモハ 156 と共に , 貴賓電 塗装にはタカラのミクロタッチを使用しておリ , 最初 車 3 輛セットに含まれている。 に工ッチングプライマーを吹付。クリーム 10 号はかなリ 組立に際して先にすませておかなくてはいけないのが 白っぽい色なのて , 市販のラッカーの白をそのまま利用 側板の修整。これには旧塗装の塗リ分けラインがケガか することにして , 半艶ぐらいに調整して塗装してある。 れているからて , そのまま新塗装に仕立てたのては , こ 続いてマスキングを行ない , 屋根上に艶消の濃いグレー れがくっきリと浮き出てしまう。平刃の彫刻刀を使い , を吹付。クーラーやべンチレーター ( 屋根に取付済 ) ていねいに削リ取った後 , 細かいサンドベーバーて平滑 スカート ( 前面と一体成形 ) はねすみ色 1 号だが , これ となるように仕上げておいた。 らはすべて筆塗リて , プラ用の塗料を利用している。 前面のライトはレンズまて一体成形されているのて , 側面に入る緑色の帯ももちろんマスキングしてから吹 ここに孔をあけ , クハ 付塗装を行なっている。この色は緑 14 号だが , レベル 66 115 のものがびったリ 番・デイトナグリーンが似た感して代用が可能。白と同 と収まるように加工。 程度の半艶に調整してあるのはいうまてもない。 この加工て運転室周辺 以上がすんだら細部の塗装。前面やドアー , そして洗 の感しはすいぶん変わ 面所の窓の H ゴムは明るいグレーて , 水性塗料を利用し ってきた。 てカラスロて入れてみた。これたと失敗しても簡単にや 下まわリては運転室 リ直せるのて気楽に取組むことがてきる。前面窓の縦棧 ↑台車にマウントしたスカート 側の台車にスカートを やドアーの靴すリは銀色てある。 取付けてある。これは中間に連結てきるようにしたため 貫通幌はエコーの新型用て , 上部 2 個所の突起をカッ て , カプラーポケットに合わせてスカートの当たる部分 トして利用。これはねすみ色 1 号を塗ってから瞬間接着 を削って接着。適当な寸法に切リ出したプラシートの三 剤て固定してある。ナンパーはこみやの 151 ・ 181 系電車 角片を加えて補強としている。 用を流用したものて , 左右共に後部ドアーの下側横に位 車体の塗装は H O の車輛に準しているが , こちらは主 置する。 にスプレー塗料 ( プラ用 ) を利用。緑の帯も同しデイトナ 下まわリは床板に床下機器や台車を取付ける程度の工 グリーンを利用しているが , いったん G マックスの等級 作となる。これらにはいすれも艶消の黒を吹付塗装。カ 帯 ( 白 ) の上に塗リ , 所定の幅に切リ出して貼っている。 プラーはエンドウの密着連結器を装着した。 旧■ 11 ■ー ーロ朝ロ

4. 鉄道模型趣味 1985年5月号

隠し待避線 光線リレー 1 / 15 使用場所が制限される こととなりました。 シーナリイを作りは じめてから , 一部の線 路をつけかえたり増設 したりしていますが , まその頃には現在のタイ フ。のポイントになって おり , ギャップレール も発売されていました 井中駅 ( 本線 ) ので利用しています。 ロ因田 ランプ ( 8 個所 ) それにしても , 38 間 日田国日 日日田田田 隔のダフ・ルクロスがも リバース線進行方向 っと早く発売されてい たらありがたかったのですが・ プランの概要 プランは引込線のあるエンドレスにリバースがつき , 入門セットからスタートして , 次第に線路やポイント ャードと待避線を加えたシンプルなものです。ェンドレ を買いたして , ストラクチャーもいくつか並べながら , スをもう少し長くとりたいとも考えたのですが , ャード 運転や検討を重ね , プランを煮つめていきました。独身 をエンドレス内部に入れたため , これ以上線路をひき回 すのは避けてよかったのではないかと思っています。 寮では 1 人で部屋を使っていましたので , 押入れからフ ともあれ , ャードまたは駅から出発してャードまたは トンを撤去して ( 即ち , 万年床にして ) その押入れを線 駅へ戻るという , 実物的な運転をしたかったため , かな 路の常設場所とすることから始めましたが , ポイントの り無理をしてリバースを入れたわけですが , ャードの上 数がだんだんふえてくると , マシン用のコードの処理に をリノく一スがオ クロスする所は , 現物 もちろんフィーダー線 合せをしながら必要最 も必要ですから , たし 少限のクリアランスと へんに見苦しくなって パンタ物・は しました。 きました。 ほとんどひっかかって こうしたことが専用 しまいますので , 原則 台枠の製作にふみきっ として入線禁止です。 た理由のひとつで , こまでしてもなお一 の専用台枠を作り , 線 、、 - 部に勾配の無理な所が 路の固定を始めたのが \ 、、、、あります力、ら , リ , = ー レイアウト着工という ス区間はゆるい勾配の ことになります。 こう 側から登る一方通行を基本としています。 トミックスのようなシステム線路を使用すると , して無理なく自然に固定レイアウトに発展させてゆくこ 台枠と配線 とができて良いのですが , 反面いろいろな制約も多く , 台枠は , レイアウトテクニックに掲載されているフラ 今に至るまで若干の不満を残しているのも否めません。 ットガーダー式です。といっても枠の上に板をのせるの 当時のことで言えば , まずギャップレールが発売され でなく , 板に枠を取りつけてゆくという工程順序としま ていませんでした。このため , リスースをはじめとする した。前述のように独身寮の押入れを使うことを前提に プロック分けのための両ギャップづくりにはひと苦労し していたため , 定尺物の 9 厚のシナベニヤ合板を購入 ました。いろいろ思案したりテストしたりした結果 , シ し , 幅だけを押入れに入るように詰めた結果 , 1700X910 ノハラの 16 番用コード 70 レールの絶縁ジョイナーを使用 簡というおかしな寸法になりました。これに 30 角・ 910 することとし , 本来のジョイナーをカまかせにむしり取 mm 長の角材 6 本を取付け , その下に 60X30 明・ 1700 長 って絶縁ジョイナーに交換してギャップを作りました。 またポイント類も現在のものと比べてマシンが大きく , のメインとなる角材 2 本を直角に取付けています。 光線リレー R3 / 7 ′々 ~ 80 日出湖畔駅 0 日出湖 ( ローカル線 ) 機関区 0 dll[UlJtlJllIl 聞Ⅷ ロ 念 3 / 7 2 0 178 59

5. 鉄道模型趣味 1985年5月号

クハ 1 1 5 引 00 0 モハ 1 1 53000 “ - 3 ー当 3 ー 02 モハ 1 1 4 0 を第は 5 002 ーーー「 FF FF 弓 1 ーー T クハ 1 1 53000 を第なを ヨ興 92 おり , 共にカッミのフ。ラ製パーツを使いました。シル / く ーシート部はミディアムグレー , 7 人掛けロングシート の中央はウッドプラウン , 残り部分はレッドフ・ラウンに 塗り分け , プラシートを介して床板取付アングル上に接 着しました。 吊り革 ( ビ / チオ ) もグレーと白に塗分け 工ッチングのランナー 部を利用してパネルラ イト側面に接着しまし た。窓越しに見える感 じは悪くありません。 矛 5 図 ロ心ロょロ その他 車が完成しました。 活字をコヒ。ーして「広島」の文字を入れて , シティー電 方向幕は実物では使用されてないようですが , 雑誌の 点燈させました。 ライトとテールライトは点燈式で , 今回は前面方向幕も くはえるのですが , やはり少々大きいようです。ヘッド した。ドアー知らせ灯も天賞堂製でクリームの車体によ そのままでは R 750 でも当ってしまい , 結局片幌にしま ンタはカッミの p S 16 です。幌は篠原のパーツですが , クーラー (A U75 ) とべンチレーターはエンドウ , 29

6. 鉄道模型趣味 1985年5月号

年、 : ト - ・つい れ鬥物 1 " 当 くほ ( ま現寸 > を、ジを朝 : を 1 み、なに壱 , 第、・ドま た。さて , 問題のノくルーンスタックなのですが , 大小の 真鍮パイプとプラシートの積重ねで , おおよその形を作 り , あとはプラバテを盛り付けて , ドリルレースで整形 しました。 テンダーは色分け図でもおわかりのように , コーナー 部だけ利用して間をプラシートで埋めています。バガス を雨から守る屋根まわりは真鍮工作で , 屋根が t0. 3 , 支柱が 1 簡角線 , 横桟は 0.5 アングルで組みました。 テンダー屋根とキャブ屋根にまたがる覆いは真鍮波板で キャフ・屋根に接触しないよう注意しながら , テンダー屋 根にハンダ付けしました。燃料のバガスはノくルサをそれ らしく切ってのせました。 この辺りは実車もいろいろなものを使っています。横 桟が歪んでいるのは工作力のせいで , わざとしたのでは ありませんが , 結果的にはそれらしくなりました。なお , 屋根は塗装やディテール工作を容易にするため , 取りは ずせるようになっています。 塗装は , あせた感じを出すためグレーを混入した黒を ー・第物に一 全体に吹付け , ラインの塗分けはマスキング で処理しました。レタリングは「イント」と 呼ばれるインレタの一種を特注して解決し , ェンドビームのゼプラ模様はディカールを利 用しています。ナンパーはプロトタイプにな らって 4 としました。 モーターカー 作業員を乗せて走る可愛いいモーターカー No. 1 をモディファイしたもので , スケール モデルではありませんが , その雰囲気は出せ たと思います。 下まわりは , 関水のポケットライン用動力 ュニットを使用しました。真鍮板で側面のス テップと端梁部分を組み , 朝顔型カプラーを : 「 - 付ければナ。ーの車輛らしくなります。 36

7. 鉄道模型趣味 1985年5月号

樹木と草 シーナリィエ作の テクニック 着色スホンジを使って作る ←筆者撮影 着色スポンジはかなリの種類が発売されておリ , 粒子 の細かさなどの点てもよいものが多いようてす。ただ , これらは色の種類が豊富なわリに , 色調がくすんていた リして , 少々ものたリないような感しもします。市販の ものをそのまま使ったのては , 表現てきる範囲も限られ , 作れる草や樹木も少なくなってしまいます。このような ことから , 私は自分てスポンジに着色をすることにして います。 83 年 3 月号 ( 427 号 ) に発表させていただいた私の「森 使用するスポンジは , 普通の台所用のもの , 及びぬい 陸鉄道」は , 田園風景をテーマにしたモジュール式のレ く " るみ人形用などに袋に大量に入っているもの ( 細長く イアウトてす。この時はその構造が中心てしたのて , こ パラバラに切ってある ) てす。前者にはナイロンタワシ こてはその風景編について報告させていただきます。 が付いているものもありますが , これはもちろん先に取 のレイアウトては , 地表のほとんどをおおっている着色 去っておきます。 スポンジの草 , そしてこれを使って作るたくさんの樹木 また , スポンジの目は粗いもの , 細かいものいろいろ が大きな特徴となっています。 あリますが , これをうまく使い分けることによって , 草 や樹木の葉の大きさにパリエーションを与えることがて きます。なお , 台所用のスポンジにはほとんど色が付い 着色されたスポンジは , きめ細かさやソフトな感しか ていますが , 私は黄色のものを選んて使用しています。 ら , ポピュラーな草や樹木の材料のひとっといえるてし これたと後て染める緑色の発色がよいからて , 赤や青の よう。スポンジの目は 1 枚すつの葉のように見えて , 他 ものは , 着色すると暗い感しのものになってしまいます。 の材料にはない特徴を持っているといえます。また , や わらかいため , モジュール式のレイアウトなどては , べ ースポードの接続部分をうまく隠したリするのにも都合 植物の葉の色は緑色てあると相場が決まっていますが , のよい材料てす。 種類によってそれぞれ違った色合いを持っているものて す。てすから , ただ単に緑色にすればよいというわけて はなく , その色をいかに表現するかが , 草木が実感的に 見えるかどうかに大きく影響します。また , 同し樹木て も , 季節がかわるに従って葉の色も変化するため , これ をうまく表現することによって , 季節感を出すこともて きるわけてす。 ところがよく行なわれているように , ラッカーてスポ ンジに着色をすると , 思ったような色が出てくれないも のてす。特に若葉などの表現のため , 薄い緑色に着色し た場合ても暗い感しになリがちてす。 そこて , 身近にある塗料を手あたリ次第にテストをし 尾美野 洋 着色スポンジについて 着色剤 ーみツの一 〒ン 86

8. 鉄道模型趣味 1985年5月号

←屋根 / ランポー ドー体のプレス部 品 ( 上 ) に自作のプ ラ製パーツをかぶ せ , 手前の高圧引 込線を取付ける。 屋根上板とランポ ードの取付には両 面テープを使う→ ■塗装と取付 量にとどめたい。ハンダ付けされた プルか露出している所は一段細い。 取付前の部品単体の状態て塗装を 帯材は , 両端をャットコなどて下に 作例はここを黒く塗って表現 ( 完成 すませておく。プラ製パーツはプラ カラー写真参照 ) したが , 簡単な割 折曲げておく。 4 本にまとまった線材のパンタ側 用塗料の艶消グレーを吹き , 一部は に効果的なのておすすめしたい。 マスキングしてブルーを塗リ重ねる を , 屋根上板 / ランポードに仮にあ 取付は , ます製品の上板 / ランボ このブルーは製品の車体色に合せる てながら現物合せて曲げるが , 作例 ード部をゴム系接着剤て車体に付け , 必要があるのて , 作例はグンゼの鉄 ては真鍮線をそのまま使用したのて その上面に新製した上板 , ランホー 道調色カラー # 89 青巧号 ( スプレー 曲げづらく , 苦労した。あらかしめ ド , 高圧引込線を薄い両面テープて タイプてはなくビン入リのもの ) に 焼きなましておくか , 銅線などの軟 取付ける。両面テープは接着剤のよ 少量の白を加え , 艶消しにして使用 かい素材をおすすめしたい。 うにはみ出して見苦しい仕上リにな ■その他 る心配もなく , 粘着力も想像以上に 金属バーツは洗浄後 , 市販の工ッ 避雷器はピノチオの L A 巧 , ノヾン 強力てある チングプライマーを薄めすに吹き , タ台はエコーモデ丿レのノヾーツ , ノ、ン 避雷器は工ポキシ系接着剤て裏側 タグラフは天賞堂の P S 田に交換し マッハの艶消クレーを吹付けた。な から固定し , ノヾンタグラフはヒノチ お , 実物の高圧引込線は大部分がパ たが , 各自好みのパーツを使用して オの細密パンタネジと碍子を使って イプによって覆われ , 両端部のケー いただきたい。 取付けている 正面にアワセントをつける ひさし 実物ては一次型の一部に未装着車があるも のの , E F 66 といえばこのひさし付の正面を 思い出すくらいデサイン上重要な部品てある プラシートを加工するのが手軽な方法だが , 取付強度を考慮して , 作例ては t 0.3 洋白板 と 0.5 洋白線を使ってまとめてみた ひさし本体は , 図のように引 mm 幅に切リ出 した板の一端を、正面窓上とすき問があかす にピッタリとフィットするよう現物合せて仕 上げておいてから , 曲線側を切断・仕上げす ると加工しやすい。 洋白線は長めのものをハンタ付けしたのち , 後端を所定寸法に切断する。ハンダ付部は線 を斜めにヤスっておくと目立ちにくい。 正面にはひさし取付用の孔を雨樋の下に 3 個所あけるが , ひさしを仮にあてて現物合せ て位置をケガく。次に , ケガキ針をキリのよ うに使って極小のポンチマークをつけたあと , 0. 3mm ドリルて下孔をあけ , 最後に 0.6mm トリ ルて拡げて仕上げる。このように 3 段階に分 けて行なうと , 孔がすれてあくこともないの て , 正確な孔あけがてきるわけてある 塗装は , 洗浄・エッチングプライマー処理 ののち , 車体色と同し艶消ブルーを吹付け , 充分に乾燥してから前面取付孔に差し込んて , 裏から工ポキシ系接着剤て固着する ↑ハンダ付部分は斜めにヤスる 31 スカート 追加するパーツは工アーホースだ けてよいが , 作例てはカプラーをケ ーディーの N 0 コ 6 に交換したのて , カプラー穴の下辺をわすかにヤスっ て拡げておいた。真鍮の地肌が出た 断面は , 艶消グレーを使ってタッチ アップしておく。 工アーホース取付位置は向って方 側てある。図の部分にー孔をあけ , ひかリ模型の台付工アーホースを塗 装してから差し込み , 角度を調整の 上工ポキシ系接着剤て固定すればよ い。孔あけの要領は , ひさしの取付 孔と同様てある 0 R30 0 1 / 1.5 ー第■ー ′ 1.0 1.5 76

9. 鉄道模型趣味 1985年5月号

0 0 矛 5 図 キハ 1 7 こ 03 üD ホチキス針 小型 1 割ピン ジャンパー栓 ( 閉 ) す。この消音器は , の 5 丸棒を 8.2 に切り , 中心に孔 をあけての 1.5 線を通し , チャンネルを介して床板に取 \ キハ 55 252 のカプラー周辺。 付けたものです。 台車はエンドウの D T22 です。動力も同メーガーのト ラクションモーターを前部台車に入れてあります。フラ \ 排気管先端は斜 めにカットされて ンジの厚さが気になるものの , 室内には全然出っ張らず いる。周囲にある 気にいっています。 のは水切り。 タイフォン 寒冷地型 キハ 17 354 キハ 55 と組む車輛として , 車体断面の違うキハ 17 を選 びました。塗分けも異なるため , たった 2 輛でも / くラエ ティーが楽しめます。 車体はこれもフェックスのキットを使用し , ドアー 点検蓋取付 , 連結面貫通路切抜きなど , キハ 55 と同様の 加工をほどこしています。貫通ドアーはエコーのパ です。ヘッドライトも同様に改造 , 1 灯シールドビーム としました。 乗務員ドアーの窓枠は , 真鍮板を裏側に貼って切り抜 ドアー表示灯はエコーの / きました。べンチレーター ーツです。その他のディテーリングは第 5 図をご参照く ださい。 床下機器類には主にフェックス製パーツを使用しま したが , 工ンジンはあまりにもさつばりしすぎているの 屋根上は電車に比べるとあっさりしているので , べン で , チャンネルや糸フューズを使ってそれらしくディテ チレーターと排気管に少々手をかけました。べンチレー ールアップしました。消音器はキハ 55 と同様の作り方で ターはエンドウの押込式べンチレーターを使用し , 第 4 す。 図のように外側の肩の部分に 0.5 線で羽根板取付ポル トを表現し , 同じ側の側面に t0. 1 燐青銅板で点検蓋ら しきものを付けてみました。排気 1 mm ドリルで削る 管は所定位置に 1.5 パイプを入 れ , の 0.3 線で水切りを付けまし た。信号炎管はニワ製パーツです。 床下機器は主として日光モデル 製 , ェアータンクはエコー製の , ーツです。自作したものは , 運転 室右側下部にある真鍮角材加工の ツ身え第第を朝朝をこ第をまを一 消火器箱と床下中央部の消音器で 口一 ←その運転台 0 ←客室内より 前部を見る。 tO. ′ . をド 84

10. 鉄道模型趣味 1985年5月号

May ' 日 5 No. 45 日 0000 ・ NARROW GAUGE OMNIBUS 東洋活性白土 2 号機 ハッテリー機関車と貨車 自由型合造車 草軽のシェフリー 13mm ゲージで作った国鉄蒸機 筑豊本線往年のクイーン C5557 ■米坂線で活躍した懐しの DC キノ、 55252 とキノ、 17354 シーナリイのテワニッワ スホンシを使って作る樹木と草 E F57 ・ 2 種 / ワロ 1 57 / オユ 10 / 新潟交通 製品の紹介 モハ 24 / タキ 99 / 貨車用各種台車 / H S ST Nff—YE F58 各種 / キハ 57 ・キロ 27 ほか ミキスト BOOK REVIEW 鉄道模型相談室 編集者の手帖 6 8 9 0 6 6 6 7 行人洋和 藤木島岡 内青藤花 沢雅宏 78 尾美野洋 86 46 鉄道模型趣味 1985 年 5 月号 昭和 60 年 5 月 1 日発行定価 700 円〒 70 ◎灯 G 日 PIJB 凵 SHING Co. LTD. , 1985 編集発行人山崎喜陽 / 印刷奥村印刷 K 民 発行所株式会社機芸出版社 〒 7 東京都世田谷区祖師谷ーーーⅡ 振替・東京 3 ー 116287 TE L , 03 ( 2 ) 6016 ☆本誌の予約あ申込は 7000 円を振替・定額カワセ ・現金書留などであ送りください。前金切れの際 には精算いたしまヴ。コンピューター処理のため 住所・氏名には動すフリガナをつけてください。 65 99 101 104 クハ 1 8 5 モハ 1 8 4 クロ 1 5 7 モハ 1 8 5 モハ 1 8 5 モハ 1 8 4 クハ 1 8 5 お召電車クロ 157 がフレッシュな 新装で登場した。田町電車区から の 183 系転出にともない , 新しいパ ートナーとなる 185 系対応の連結系 統改造を国鉄大井工場で施行 , 色 も 185 系と同色のクリーム 10 号と緑 14 号に変更されたもの。工場からの 出場は 3 月 14 日で , 3 月 20 日の下田 →原宿間のお召列車から使用開始し た 併結する 185 系は改造を受けた 200 番代 ( 斜め帯にりかえ ) を使用 , 上図の編成で使用される。 く撮影・ T M S 編集部 > 7