■ N 十一 95 Las Vegas 図 1 Educational Program の日程 3 / 27 3 / 28 3 / 29 Mo 〃にルに d カ 3 / 引 だ Keynote Addresses Tutorials Workshops General Conference Executive Conference Engineer Conference ExibitsPlus NetWare User Conference NetWare Analysis Forum IBM OS/2 Seminar Series ( 展示会 ) もこの ExhibitsPIus に組み込まれるかたち となっていた。 EducationaI Program 昨年、 Media and Transport と呼ばれていたトラッ あった。 ない、、 Under the Hood Sessions' というトラックも General Conference には、これらのいすれにも属さ ・ Practical LANs ・ Practic al lnternet ・ Networking M anagement ・ Enterprise Applications ・ Switched Networks ・ Network Connect ivity 今回用意されたトラックは、次の 6 つである。 20 Engineer Conference は、高速ネットワーク、とく ference 俵 2 ) も開催された。 という名称だった ) と、技術者向けの Engineer Con- tive Conference ( 表 1 。昨年は Reseller Conference 昨年に引続き、マーケティンク担当者向けの Execu- クになるかもしれない。 ンがあちこちに分散していたが、今後は独立したトラッ ら検討するトラックである。 WWW に関するセッショ ト上の各種のサービスを提供する側とされる側の両面か まった。初登場の PracticaI lnternet は、インターネッ されて対象かひろがり、 Multimedia はついに消えてし Network Connectivity と Practical LANs に分割 で独立していた Wireless と NetWare は、それぞれ Switched Ethernet に対象を絞り込んでいた。これま クは Switched Networks と名称を変更し、 ATM と 表 1 Executive Conference のプログラム ・ How Do I Manage My Networks Through the Year 2000 ? ・ Best Practices: What are the Metrics of World- class Firms? ・ lnnovation Without Headcout: Network Man- agement/Systems Management ・ Electronic Commerce: Can We Build a Network Strategy Based 0 Ⅱ lnter-company Deployment? ・ Make or Buy: When to Look Inside/When to GO Outside? ・ lnternetworking: Which Strategies Will Succeed? ・ Emerging Technologies: What is the Best-0f- Breed ⅲ WireIess, Media Transport? ・ Client-Server or Peer-to-Peer: How Can Best-of- B reed Enterprise Build the Network Needed by the Client-Server Revolution? ・ Fourth Generation Networks: Do I Want One and Why? に ATM 一色であった。現在 ATM Forum や IETF で本寸されており、この 1 年間に開発されて市場に出て くるであろう技断の LAN EmuIation や CIassicaI IP overATM 、さらにはより長期的な展望から ATM によ るインターネットワーキングを位置つ・ける P-NNI (Pri- vate Network-Network lnterface) をはしめとする相 互接続、経路制御のための仕様、そして ATM での輻 輳制御に関する発表がおこなわれた。とくに既存の機器 (Legacy System) との関連か言磊義の的となり、 ATM によるルーティングがどのようなかたちでインターネ ットに採り入れられていくかが、大きな関心を集めてい た。点での 2 大インターネット機器べンダーである Cisco Systems と Bay Networks カゞ、 ATM を中 , じ、 とした、、 Switched lnternetwork ' を志向すると明言し ているため、インターネットの構成ガ去もここ数年て大 きく刻ヒすることになりそうだ。 Keynote Address N 十 1 95 Las Vegas は、火曜日の午前 9 時から始 まった Keynote Address で幕を開けた (Executive Conference は別会場で月曜日から始まっていた ) 。 Getting Ready for the Historic Cross-over ・と題 して、 Pacific Bell の CEO である David Dorman が 講演した ( 写真 2 ) 。 UNIX MAGAZINE 1995.7
20T ー CE 表 3 Switched Networks トラック ( 一部 ) Conference ・ AT M Deployment and Experience ・ ATM Hype and Hope ・ Stuffed-up Nodes? Look at Switching Hubs for Relief ・ LAN EmuIation: ATM's Killer Application ・ Will ATM Switches RepIace Legacy Routers? ・ How Techn010gists are P lanning for the Network Rush Hour Special Sessions ・ The Great Debate: ATM vs. IP ・ Ethernet Switching Test and Evaluation Switched Network & ATM N 十 I の Conference には、はっきりした目的をもっ て参加しないとスケジュールさえ立てられない。これに は、トラックが目安になると思われる。たとえば、 ATM の今後の動旬に焦点を絞るなら、 GeneraI Conference の Switched Networks トラック ( 表 3 ) 、そしてはは、 ATM 一色の Engineer Conference に出席すればよ い。しかし、今回もっともホットだったこのトラック は、プログラムも盛りだくさんで、すべてのセッション に出席することなどとうてい不可能であった。思案の末 に和訟選んだのは、次の 4 つのセッションである。 ENI : LAN Emulation and CIassicaI IP ⅲ ATM C26 : ⅥⅡ ATM Switches RepIace Legacy Routers? EN2 : ATM lnternetworking SSI : The Great Debate: ATM vs. IP 彼は、ます公衆網キャリア Pacific Bell の成長過程 を振り返りながら、広域データ・コミュニケーション それぞれについて簡単に報告する。 とインターネットの利用の朋大を分析し、終女筆見実的な 刊 NI 立場から「ユーサーは朋大に満足しておらず、より高速 このセッションでは、 なデータ転送を求めている。情報の高速な伝達こそか的 確な決定を導く」と述べた。そのうえで、ティーン・エ ・ ClassicaI lP over ATM ーー RFC 1577 lmplemen- イジャーが、、 Net Sur 「に興しるさまを紹介しながら、 tation Experience ・・・・・・ Mark Laubach ( C0m21 ) 「しかし、本当にいま ATM のような高速な回線が必要 ・ Design of Real Networks with LAN Emulation とされているのだろうか」と引き戻した。そして、「そ ・・ Matthew Doar (Network Equipment Tech- ろそろ ISDN か現実的な選択肢となっているのではな nologies) いか」と Home ISDN" の普及を促した。 The Classical Model ・ lmplement ing ATM ・ D avid Ginsburg ( Cisco or LAN Emulat ion この Keynote Address を聴いたせいか、 Exhibi- Systems Europe) tion では ISDN 里の出展が目立つように思われた。 表 2 Engineer Conference のプログラム ・ LAN Emulation and Classical IP ⅲ ATM ・ ATM lnternetworking ・ WAN lnternetworking lssues ・ Q uality 0f S ervice, Security and lnteroperability Test ing lssues ・ B roadband and High-speed lnternetworking ・ lssues ⅲ Designing ATM Switches ・ ATM Traffic Management lssues ・ ATM Network Designer's Perspective ・ HiPPI—Gigabit LAN's are Here Today ・ ChaIlenges ⅲ High-speed Networking ・ AT M End System Design lssues ・ lssues in Sending Data and Multimedia Traffic in AT M Networks ・ ATM AppIication lssues ・ Security in Network Management and Perfor- mance Monitoring ・ Applicat ions Management ・ Hierarchical Network Management ・ Network Design lssues and Hi gh- speed Network Management ・ Object-Oriented Management 写真 2 廣中の David Dorman 21 UNIX MAGAZINE 1995.7
NEWS 工ッチェーテレコム (Tel 0582 ー 53 ー 7641 ) は、インターネット接続サービス 「 HA テレコムインターネットサービス」 を開始する。 インターネット接続サービス サーピス内容は、コンサルティング、 ホームページ作成代行、ホスト構築サポー トなど。 IP 接続のダイヤルアップが 9 , 600bps 、専用線が 64Kbpso ・ HA テレコム タイヤルアップ旧インストール・サービス ■富士通、富士通カストマエンジニアリング 富士通 (Tel 03 ー 3437 ー 5256 ) と富士通 カストマエンジニアリング ( Tel 0120 ー 400959 ) は、「インターネットダイヤルア ップ IP 接続インストールサービス」を開 始した。 インターネットのダイヤルアップ IP 接 続に必要なソフトウェアの組込みと環境 設定などを、サービス・プロバイダを問わ ず代行。対象機種は、同社の PC 、 IBM 互換機、 Macintosh0 PC ューサー向けの「基本インストー ルサービス」「ソフトノヾックインストール サービス」「ハード、ソフトパックインス トールサービス」、 Sun WS 互換機、、 S •AT&T NS 、 intel&lybrid Networks 家庭向け PC 用データ通信サービス 米 AT&T Network Systems と米 ln- tel 、 Hybrid Networks は、家庭向け PC 用高速双方向データ通信サーピスの提供 に協力することで合意した。 オンライン情報アクセスやホームバン キン久オンライン・ショッピング、イン ターネットなど広範な双方向マルチメデ ィア・サービスの利用が可能となる。伝送 速度は、電話回線用モデムの約 1 , 000 倍。 AT&T Network Systems と lntel と lntel は PC を広帯域ネットワークに 社や電話会社に提供。 端末用のバッケージをケープルテレピ会 が共同で広帯域ネットワークやユーザー •NEC インターネット・サービス強化 ◆専用線旧ま売サービス料金表 回線 3.4kHz 帯域 64Kpbs 128Kbps 192Kbps 256Kbps 384Kbps 512Kbps 768Kbps 1Mbps 1.5Mbps 月額基本料金 TA 使用料金 100 , 000 円 196 , 000 円 320 , 000 円 420 , 000 円 500 , 000 円 750 , 000 円 850 , 000 円 100 万円 120 万円 156 万円 * 初期費用 50 , 開 0 円、専用回線使用科金、工事費は別途必要。 10 , 000 円 10 , 000 円 20 , 000 円 20 , 000 円 20 , 000 円 20 , 000 円 20 , 000 円 20 , 000 円 20 , 000 円 TA / ルータ使用料金 20 , 000 円 30 , 000 円 30 , 000 円 50 , 000 円 50 , 000 円 50 , 000 円 50 , 000 円 50 , 000 円 50 , 000 円 50 , 000 円 16 ダイヤルアップ IP 接続の登録科金が 2 , 500 円、月額利用料金が 1 , 500 円。 UUCP 接続の登録料金が 2 , 500 円、月額利用料 金が 1 , 500 円。専用線接続は登録料金・ 月額利用料金ともに 100 , 000 円。 サーピス開始時期は 6 月、 3 カ月間は試 験運用期間。 http://www.hatelecom.or.jp ファミリークューザー向けの「 S ファミ リーインストールサービス」の 4 種類が ある。 料金は基本インストールの 60 , 000 円 (InfoWeb 会員は 50 , 000 円 ) から。 S ファ ミリーインストールは個別対応。インス トールに必要な期間は約 1 週間。年間受 注目標は 1 , 000 件。 接続するためのアダブタ技術 CablePort を、 AT&T Network Systems は各家 庭を広帯域ネットワークへ接続するた めの技術を提供。 Hybrid Networks は AT&T Network Systems と共同で、 AT&T の広帯域ネットワーク・サービ スに同社の「 Point of Presence Cyber- Master 」および「 CyberManager 」を統 日本電気 (Tel 03 ー 3798 ー 6086 ) は、 UNIX MAGAZINE 1995.7 最低料金は 2 , 000 円、通信料金は 20 円 / スを 9 月から開始。初期費用は無料、月額 3 ) 個人向けダイヤルアップ IP 接続サービ ンで、月額最低科金でサーピスを提供 に引下げ。 8 月末日までは特別キャンペー 円 ) に、通信科金を 20 円 / 分 ( 同 30 円 / 分 ) 円 ) 、月額最低科金を 5 , 000 円 ( 同 5 , 400 スの初期費用を 10 , 000 円に ( 従来 30 , 000 2 ) 端末型ダイヤルアップ IP 接続サーピ 50 % 引下げ 1 ) 専用線 IP 接続サーピスの料金を最大 おもな内容は以下のとおり。 のサーピスを強化する。 「 C & C インターネットサービス mesh 」
AN 十一 95 Las Vegas Open Forum 「 Open Forum 」と呼は・れる Web 上の BOF セッショ ンも用意されていたが、 PR が足りなかったのか当求さ れたメッセージは少なかった。しかし、将来的には会期 中の電イ鞨カ反として活用されるかもしれない。 Tour & Tour N 十 I の最大の特徴は、出展しているはとんどすべて のべンダーのプースが InteropNet によって相互接続 さインターネットとも結はれている点にある。この InteropNet を運用しているのが NOC (Network Op- eration Center) であり、世界中から集まった腕に覚え のあるボランティアや、 InteropNet に機器を提供した べンダーからのスペシャリストが一手に管理を引き受け ている。、、 NOC Tour" は、 NOC のメンバーがツアー コンダクターとなって、会場内、そして非公開の NOC を案内する人気の高いイベントである。パンフレットも 作成さツアーに加われなかった参加者も個別に ln- teropNet を概観できる。 こでは、 NOC ツアーを誌 ー 1 : で再現しながら InteropNet を紹介しよう。 Station 1 会場には、 Application Center ( 以則の Terminal CIuster) と呼はれる数十台の端末を開放したプースが 5 カ所に設けられていた ( 写真 6 ) 。インターネット に接続された WS や PC が用意され、 Netscape や NetManage の WebSurf などの Web プラウサを 使って N 十 I O ⅲⅲ e ! はもとより、全世界の web サ ーをアクセスできるようになっていた。そのはか、 Chameleon に付属のアプリケーションによる各種のネ ットワーク・サーピス、あるいは NoveIl か提供する GroupWise (NetWare 上のグループウェア ) を用い たインターネットとの電子メール交換 ( 図 9 ) などカ鉢リ 用できる。 Station 2 会場に入ると、プースとプースのあいだを縫うように 機器のぎっしりと詰まったラック群か設置されているの に気づく。 N 十 I では、限られた期間内にバックポーン を構築するために、必要な機器はあらかしめラックにマ ウントさすべての重川を石忍したのちに搬入される。 26 これらのノードは POD (Pedestal Operational Do- main) 、またはたんに Pedestal と呼はれている。写真 7 は C-POD と呼はれるコンセントレータ POD で、プ ースの接続に必要なメディアを集約するための機器と、 各セグメントを NOC から集中管理できるように監視す るための機器、そして無亭電電源装置から構成されてい る。ラック内のケープリングか雑で見にくいが、写真 8 は C-POD のラックの 1 つで、下から APC (Amer- ican Power Conversion) の UPC ( 無停電電源装置 ) 、 Network GeneraI の Sniffer Server ( Remote Snif- fer) 、 AXON の LAN Servent と HP の LanProbe III からなる RMON ( これらの RMON の出力が web で公開されていた ) 、そしてその上が、ネットワークから シリアル・コンソールをアクセスするためのターミナル・ サーバー Micro ANNEX xl である。 Station 3 ~ 4 各プースは POD からツイストペア・ケープルや光 ケープルて接続されるが、プースの設置や撤収の邪魔に ならないように、すべてのケープルは天井から下ろされ る。 POD 間は、ピンク色の 29 芯光ファイバーで一気に 接続される ( 図 10 ) 。今回敷設されたケープルは、 UTP が 100km 、 STP が 3km 、光ファイバーが 50km 、 COAX が 8km であった。 Station 5 C-POD でメディアを集約するのに対し、 R-POD に はルータや ATM スイッチが設置さオレヾックポーンを 構築する。昨年の N 十 1 94 Las vegas から、 ATM と FDDI で二重化されたバックポーンか採用されて いる。今回は、 Bay Networks/SynOptics と Fore の ATM Switch 、 Bay Networks/Wellfleet BCN 、 Cisco 7000 を中心にバックポーンか構成されていた。 基幹網の経路制御は OSPF 、支線には OSPF と RIP とカ甲縣合されていた。 NOC NOC は基本的に部外者立入り禁止で、 Self-Guided Tour では見られないが、 NOC Tour に参加するとな かに入って見学できる ( 写真 9 ) 。管理用の端末や、対外 接続を提供する装置か所狭しと置かれている ( 図 11 ) 。 UNIX MAGAZINE 1995.7
20 第 CE 写真 6 写真 7 Application Center C-POD 図 9 GroupWise を使って送信した電子メールのヘッダ From 0018000029mai1.1v. interop. net Wed Mar 29 12 : 00 : 34 1995 Received : Received : id AA28330 ; Wed, 29 Mar 95 12 : 02 : 47 + 0900 Return—Path: く 0018000029mai1. Iv. interop. net> Received : from GATEWAY-Message—Server by mail. lv. interop. net vith Nove11—GroupWise; Tue, 28 Mar 1995 19 : 05 : 36 ー 0800 Message-Id: く Sf785e00.007@mail . lv. interop. net> Subj ect : test From: MANABU HIGASHIDA く 0018000029mai1. Iv. interop. net> TO : manabu@center. osaka—u ・ ac ・ JP Date : Tue , 28 Mar 1995 19 : 04 : 54 ー 0800 X—MaiIer : NoveII GroupWise 4.1 写真 8 C-POD のラック 写真 9 写真 10 NOC Tour の lnternet 参加者たち まなセッションカ鯛かれた。 Product Presentation Theater では、西ホールの 一角に設けられた 8 つのプースで各べンダーによる 50 分のプレゼンテーションが絶え間なくおこなわれてい た。ただし、このプレゼンテーションはあまりきちんと 運営されておらず、せつかく立ち寄ってもプレゼンター か現れないケースも多々あった ( ちなみに、私の場合は 2 勝 2 敗であった ) 。 Bay Networks による「 Switched network: The New Network Paradigm 」では、ネットワーク技術 は ASIC によるスイッチング技術の進歩により、共有 型バックポーンから、スイッチングハプによる第 2 層 ルーティングとルータによる第 3 層ルーティングとを 組み合わせた、、 VirtuaI LAN' へ移行していくとの見通 しが述べらこの動きを積極的ロ俺止する姿勢力俵明 された。事実、今回の InteropNet では、 Bay Net- works/SynOptics の LatticeCell (ATM スイッチ ) と EtherCell (ATM/Ethernet スイッチングハフ ) を 用いた LAN Emulation による VirtuaI LAN カイ吏わ れていた。インターネットワークについても、 IP ルー タから ATM スイッチのルーティング・プロトコル P ー lnternet Classroom 西ホールで開かれた Netscape による lnternet Classroom は、今回もっとも長い行列のできたプース であった ( 写真 10 ) 。 Netscape の講師が、 Web ホー ムページを作成するための技術を伝授していた。この 教室の端末は、 ATM LAN EmuIation (Bay Net- works/SynOptics の LatticeCell/EtherCeII) でノヾッ クアップされていた。 さまさ、まなセッション これ以外にも、 Quick Hits Sessions 、 lndustry Spotlights 、 lntroduction t0 Networking Sessions 、 Product Presentation Theater など、各所でさまざ 27 UNIX MAGAZINE 1995.7
インターネット F Ⅵ ネットワーク情報サービス基盤 1 の構築 このメモの位置づけ であり、標準を定めるものではない。配布にも制限はない。 このメモはインターネットの社会に↑帯匱を提供するもの 概要 1 原題 : Building a Network lnformation Services lnfra- Force) のユーザーサーピス分野である NISI (Network このメモは、 IETF ( lnternet Engineering Task 謝辞 のサーピスについて紹介する。 の設立を企図する系目織の参考となるべく、既存の NIC ・インターネットのユーザーの助けとなり、新たに NIC 力をイ隹するような新しい樹冓も含まれる。 ネット社会、の定期的な情報の提供や、 NIC 間での協 の基本的サービスを定義する。サーピスには、インター ・ NIC がインターネットのユーザーに提供すべき、必頭 こでは、以下のような項目について角見する。 にじ、をもっている財団に向けて書かれたものである。 トワーク運営センター ) 、ユーサーサポート設備への投資 ターネット NOC (Network Operations Center : 不ッ ンター ) の職員、新規に NIC の設立を本寸中の人、イン (Network lnformation Center : ネットワーク情報セ この RFC は、インターネットで現在運営中の NIC 82 structure FOr your lnformation Network Working Group Request for Comments. 1302 FYI : 1 2 D. Sitzler P. Smith A. Marine lnformation Services lnfrastructure : ネットワーク情 報サーピス基分科会の成果である。 NISI 分科会のメ ンバーは、現存するインターネット NIC を代表する人び とであり、本稿で述べられた意見は、インターネット社会 UNIX MAGAZINE 1995.7 ての気寸をおこなった。 NISI 分科会は、この RFC の作成に際し、指針につい 開発の指針 サービスの交換を僊隹するガ去の簡単な変更窈是案もおこ ある。これらの目標に向けて、 こでは NIC 間の情報や ほかの NIC と協調してサーピスを提供する努力も必要で そのためには、 NIC は新たな責任を負わなければならす、 るインターネットのユーサーへのサーピスも要求される。 NIC は、自糸哉のユーザーと同様に、より大きな市咎はであ インターネットの一部となっているネットワークの 基盤を開発する助けとなるだろう。 に関して簡単かっ欟勺に協力できるような包括的な情報 でもある。この活動は、 NIC どうしがユーサーサーピス NIC カ醍供するサービスの標準化を推進するための活動 スに関する指針の確立を目的として作成された。そして、 し、新規および既存の NIC か供するユーザーサーピ このメモは、インターネットでの NIC の彳難リを定義 目的 なく伝えるものといえよう。 て情報サーピスを提供している組織の実態をあますところ
■ N 十一 95 Las Vegas 図 10 29 芯光ファイバー 0 1 をー 0 れ 0 応ゴ 。 Lø , 宿 : h を朝 1 な甑朝 1 等 . 「を 0 ,1 な上 図 11 NOC メ・第、 00 まへ物、ⅵ、、をトとまは 鶯取当積 抛い C' , . = を第“い社い始。をい朝す 3 朝朝いも、杁朝れい浦最朝ツを新 し朝ま物れを蠱 , 松イ朝を贏いト「地物 三”ま、 4 物量場 0 講心こま朝 40 ま NNI による運用に移行するようだ。さらに、マルチプ ロトコルを経路制御するための lntegrated P-NNI を 開発し、 ATM Forum での仕様化を目指すと強調して いた。 Bay Networks Bay Networks は、 1994 年 10 月に SynOptics と WeIIfleet が合併してできた会社である。 SynOptics の スイッチング技術と WeIIfleet のルーティング技術をあ わせもつ、これからの Switched lnternetwork に必、要 とされる技術と製品を備えた強力なべンダーとなった。 なんといっても、 N 十 I のメインイベントは Exhi- InteropNet には、、、 Contributor Program と呼 bition ( 展示会 ) である。出展社数は昨年とほほ同し約 ばれる制度がある。 InteropNet の構築に寄与したべン 600 社だったが、会場が広くなったぶん j 各にゆとりが ダーには、貢献の度合に応して Silver 、 Gold 、 Plat- でき、参加者もやや少なめだったのか幸いしてゆっくり inum などの称号が与えられるが、今回初めて Dia- 見ることができた。 mond Contributor の称号が Bay Networks に与えら 今回の見所は、 ATM を中心とした Switched Net- れた ( 写真 11 ) 。 InteropNet を構成するラックにも、同 working の分野で気を吐く Bay Networks と lnter- 社のルータ、 ATM スイッチ、スタッカプル / 工ンクロー phase による LAN Emulation のデモンストレーショ ジャ・ハフ : そして ATM をバックポーンにした LAN ンだった。ほかのべンダーか実装侍ち、ないし出荷待ち Emulation クライアントとなる Ethernet Switch が で有効なデモンストレーションができないなか、この 2 数多く使われている。 つのプースでは積極的に LANE クは圧接続性をアピー EtherCell 1032 & F と LatticeCell 10115R との ルしていた。 組合せで、いち早く LAN Emulation を寒見している ( 写真 12 ) 。今回の N 十 I では、この組合せで lnternet これ以外には、 ( 今回もまた ) スイッチングハプの出 展が目立った。 100Mbps Ethernet や ATM によるプ Classroom がサービスされていた。 リッジが可能な製品も増えている。 ATM によるプリッ Cisco Systems ジ機能をもつものは、近く LANE の実装がおこなわれ る点を強調していたものの、実装や相互接続性の確認に Bay Networks が合併によってスイッチングとルー かなり時間がかかりそうだというのが正直なところのよ ティングに関する技術を兼備したのに対し、ルータの うだ。 老舗 Cisco Systems は、 Kalpana 、 NEC 、 Light- 展示会 28 UNIX MAGAZINE 1995.7
1. 既存のサーピス、プログラム、技術のうえに新しい基 盤を構築する場合は、新しい町はみを考慮したり将来 を見越した手段を講じておきたい。工点のだけに 考えをとどめるべきではない。 NREN (National Re- search and Education Network : 国際阡幵育ネッ トワーク ) のための情報サーピスを実現する方向へ進む ことが目的である。 2. ューザー・サポートシステムは、初心者から東者ま で、あらゆる層の人びとに適応するものでなけまなら 3. すべての NIC が、インターネット規模のサーピス窈是 供や直接的なユーザーサーピス窈是供に興未をもってい るわけではない。 NIC のなかには、特殊な分野にのみ 関心をもち、限られた社会に向けてのサービス窈是供を 想定しているところもある。たとえば、多くの学内 NIC は、学内の言 t. 算機にのみサービスを提供したいと考える だろう。そのため、インターネットの NIC は、ユーサ ーにサーピスを提供するだけでなく、ほかの清轆是供者 やユーザーサポートの助けとなるような、手続き、 情幸己送樹冓をもたねばならない。 NIC と NOC の定義 NIC は、第 1 に自組織のユーザーに、第 2 にインター ネットやほかのサーピス代行者に対して情幸財是供、管理、 芳手続きのを目的とした組織である。 NOC は、毎日のネットワーク運営の監・糸財寺を目的 に設置される組織である。 NIC と NOC の業務を兼ねて いる組織も多いが、ここではそれぞれの機能を別個に分け て考察する。しかしながら、ユーザーに最高のサービスを 提供するには、 NIC が NOC と密接に連絡をとりあいな がら活動しなけ川まならないのは明白である。 歴史 ARPANET (Advanced Research Projects Agen- cy NETwork : 米国国防総省高等研多 11 画局ネットワー ク ) が組織されたとき、すべてのネットワーク上の言 t. 算機 の登録と公の言 t 算機表 ( ホストテープル ) の管理という必 彡務が、 SRI に割り当てられた。この言 t. 算機表は、引算 UNIX MAGAZINE 1995.7 インターネット F Ⅵ 機をネットワークて相万接続するために必要だった。 SRI は RFC の配布元として辞力した。当時は、まだファイ ル中幻のプロトコルの仕様カ鴃まっていなかったので、ほ とんどの RFC は紙に複写されたものしか入手できなかっ こ。こうして SRI が中央情報局としての役割をはたした ため、 SRI はユーザーの質問を受ける窓口となり、最初の NIC か誕生した。 1984 年に、組系勧ゞ ARPANET と MILNET の 2 つ に分割された。 ARPANET は 1990 年まで存続し、当 初からあった NIC は DDN NIC (Defense Data Net- work NIC : 国防総省情報ネットワーク NIC) になった。 これは、しばしば SRI NIC あるいはたんに NIC と呼ば れた。現在、 SRI NIC は Government Systems か管 理しており、インターネットの社会全体の管理ならびに、 DDN の一部である MILNET にも情報サーピスを提供 している。 インターネットの世界に 2 つのネットワークしかなかっ た日罸には、すでに遠い昔のことである。いまやインターネ ットは、 TCP/IP プロトコル群を用いて世界的に相互接 続された数千のネットワークの集合体になっている。ネッ トワークのユーサーは、 TCP/IP で到達可能な範囲にあ る糸励甘是供するサービスを享受できる。 ほかにも、 BITNET や DECnet のような広域ネット ワークがあるが、 TCP/IP プロトコル群を利用していな いのでインターネットの一にとはみなされない。しかし、 これらのネットワークとのあいだで電子メールを用いた通 信がおこなえるので、インターネット NIC は、しはしば これらのネットワークに関する質問にも答えている。 現在では、インターネットを構成する多くのネットワー クに NIC が置かれている。たとえは、米国には MIL- NET 以外に NSFNET (National Science Founda- tion NETwork : 全米科学財団ネットワーク ) 、 ESnet ( Energy Science Network : エネルギー科学ネットワー ク ) 、 NSI (NASA Science lnternet : NASA 科学イン ターネット ) がある。これらすべてに、 NIC がある。 BITNET は、インターネットに電子メールでアクセス できる TCP/IP を使わないネットワークである。 BIT- NET の管理組織である CREN (Corporation for Re- search and Educational Networking : 研究教育ネット ワーク団体 ) が、 BITNET のユーザーに NIC のサーピ 83
インターネット F セキュリティに関する考察 廣 / セミナー : ネットワーク・アプリケーション、最 辛支術の紹介、技早譓インターネット竟に関する ー勺な情報、 TCP/IP の紹介 NIC は、ユーザーと耐妾かかわりあいをもつので、ネッ TELNET . 遠隔地にある計算機システムかアプリケ トワークと計算様 ) セキュリティをつねに考慮する必要が ーションの利用 ある。ューサーが必要な場合に適切な情報を入手できるよ 電子 ューザーに関する情報、教育に関する情報 うに、インターネットでセキュリティの間題を取り扱う 情報サービス . ーヨ勺な情報、宣伝資料、組織内情報 組織の活動に注目しておくべきである。よく知られた問題 ディレクトリ・サービス . 電話番号など に対しては、発生時に対処できるように準備しておかねば サービス . 文青報、参考書、参考文献 ならない。さらに、セキュリティの問題やその情報資源に 舌特別な要求、連絡、紹介、援助要求 も注意を払うべきである。たとえば、ネットワーク管理者 ニューズレター、ユーサーガイド のメーリングリストやセキュリティ・ハンドブック (Site FAX . 印刷可能な情報 Security Handbook 、 RFC1244 、 FY18) などである。 FINGER 、 WHOIS : ユーザー情報 同時に、ユーザーにセキュリティの重要性を教えなけれ ばならない。 NIC はセキュリティに関する問題が発生し テータベースの正確さ たときに、それに対処するための日寉な手続きを確立して おく必喫がある。その丁読きには、ユーサー間での連絡手 段とともに、相談窓口や NOC とのあいだの連絡手段も含 本文の伽斤でオ商したが、 NIC はさまざまな理由から 多種類の情報のデータベースを保持している。イ尉寺して まれる。 いる情報は、できるかぎり正確にしておかなけれは・ならな 著者の連絡先 い。とくに、個人情報が公開されている場合は、 NIC で 管理する個人データをなんらかのかたちで個人が自ら修正 できるようにすべきである。 Dana D. Sitzler Merit Network また、 NIC はデータ収集の過程のなかで、公開する情 1075 Beal Avenue 報に以下の項目を加えておくべきである。 Ann Arbor, MI 48109-2112 TEL: 313-936-2648 なぜその情報が収集されたか、またその清報の使い方 Email: dds@merit.edu ・要求したデータカ甘是供されなかったり、データベースか Patricia G. Smith らデータを削除した場合の事情説明 Merit Network ・どクオ青報が必顎で、どクオ青報が伺髄的か 1075 Beal Avenue ・著イ料の所在 Ann Arbor, MI 48109-2112 TEL: 313-936-3000 ・データの更新がどのようにしておこなわれるか。 また、 Email : psmith@merit.edu ー隹か更辛青報を提信けるか ・データ更新がどれくらいの頻度でおこなわれるか ApriI N. Marine SRI lnternational Network lnformation Systems Center NIC は、すくなくとも年に 1 回はデータの更新をおこ 333 Ravenswood Avenue, EJ294 なうべきである。公開中のデータが燧変に更新された日時 Menlo Park, CA 94025-3493 は、そのデータのなかに明記しておく。ーヨ勺に、ユーザ TEL: 415-859-5318 Email: april@nisc.srl. C0Ⅱ1 ーはデータベース中のデータがいっ更新されるかを孑巴屋し ておき、それを参考に自分のデータの更新や削除をおこな えばよい。 87 UNIX MAGAZINE 1995.7
連載 /BSD/OS— opt i ons opt i ons # options # options opt i ons # options # opt ions # options opt i ons # network opt i ons # options # options # options # options # options opt i ons # options KTRACE ” COMPAT 43 " COFF SEMAPHORE INSECURE # hardware—related options FPE KBD=US CAPSLO CK_ CONTROL opt i ons GATEWAY NS ISO PPP CISCO_HDLC IQOUTING COMPAT_DEV INET MULTICAST # The GWSCREEN option requires two files # netinet/ip—screen. c) that are not included in BSD/OS , # システムコールのトレース # 必要 # SCO 工ミュレータ # SCO 工ミュレータで必要 (net/gwscren. c and Mu1ticast agent forwarding multicast # IP マルチキャスト # HDLC over sync serial # Point—to—Point Protoc01 # ISO/OSI network # XNS # IP ルーティング・サポート # TCP/IP サポート # CAPS と CTRL を入れ替える # キーポード # 浮動小数点工ミュレーション # te11 init not tO enter secure mode # 1 . 1 と互換の / dev node # but are available by anonymous FTP # options GWSCREEN # filesystem options opt 土 ons opt i ons opt i ons # options opt i ons opt i ons # options # options FFS NFS MFS ” IS09660 ” MSDO SFS " CD9660 " FIFO QUOTA # debugging options # makeoptions DEBUG="—g' # options opt i ons options options options DEBUG DIAGNOSTIC "COMCONSOLE=O" KGDB "KGDBDEV=Ox800001 " requlres pseudo—device gwscreen # build bsd. gdb vith full symbol table extensive kernel checking # standard kernel checks # ローカル Fast Fi1e System # Network Fi1e System # virtual Memory FiIe System ( 01d ) ISO 9660 CD-ROM file system # (UCB) ISO 9660 CD—ROM file system # MS—DOS file system # file system quotas # POSIX fifo devices # kgdb device, tty01 # cross—system kernel debugger serial console unit, ttyOO Note : "swap generic" should be used only with 'options GENERIC" Other systems should use something like one Of the following : # with a11 of the disk drivers included . config config pcauxO at pcconsO # Cons01e isaO at # ISA bus #options config #config bs d bs d bsd ( 0 て EISA) root て 00t 0 Ⅱ wdOa swap on wdOb and wd2b root on sdOa swap on sdOb and sdlb て 00t on wdOa swap on wdOb swap generxc bsd GENERI C at isa? port " IO—KBD' isa? port "IO—KBD" irq 12 # PS/2 mouse # COM ports 70 #com2 at isa? port " IO—COM3" coml at isa? port "IO COM2i' comO at isa? port "IO—COMI" # 9 ignores the FIFO on 16550 / 16550AF. # Defau1t is 0 ; 1 , 2 , 3 , 4 set receive fifo trigger t0 1 , # F1ags are 0XF00000 for fifo flags F; see com(4) . 4 , 8 , 14 ; UNIX MAGAZINE 1995.7