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検索対象: UNIX MAGAZINE 1995年9月号
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1. UNIX MAGAZINE 1995年9月号

PC リⅨ リスト 1 日キット # 2 に含まれているアプリケーション く日本語キット # 2 バイナリソース > packages-dist/ インストール・プログラムによりインストール 日本語キット # 2 monkey : OS のインストールは最近そんなに面倒ゃな くなってきたけど、アプリケーションのインストールは いつまで経っても面倒ゃなあ。そやけど BSD/OS は CD-ROM になっとるから、けっこう簡単そうやな。 BSD/OS には、「日本語キット # 2 」という日本言群ヒさ れたアプリケーションを集めた CD-ROM が付いてきま す。これはたいへん便利で、仕事ー - ヒ必頭のものはたいてい 用意されています 5 。 CD-ROM の中身をリスト 1 に挙げ ておきます。 日本語キット # 1 を利用していた場合の注意 BSD/OS 1.1 に付属の日本語キット # 1 をすでに利用 していた場合は、注意しなければならない点があります。 1. 利用していた個人辞書を当壁させる。 2. トラブルを避けるために、日本語キット # 1 のパッケー ジをすべて消去する。 3. /pkg/root ディレクトリを rm コマンドで削除しない。 4. # 1 のパッケージは # 1 の CD ー ROM のインストール・ プログラムを利用して削除する。 2 ~ 4 は、旧いパッケージを削除するためのガ去に関す る注意です。とくに 3 は注意してください。また 1 はつ い忘れてしまいがちです。具イ勺な手順を、以下に説明し をしよう ます。 UNIX MAGAZINE 1995.9 で悪しからす : ー ) 5 あくまでも、仕事上のもの " で、ゲームなどはあまり含まれていませんの て週壁させます。 もしそれでも・じ哂己な場合は、次の Wnn の場合といにし て削除しても、これらのディレクトリは削除されません。 います。したがって、インストール・プログラムを利用し の下に各ューザー名のディレクトリを作成してイ褓内されて Canna の個人辞書は、 /pkg/root/libdata/canna Canna を不していた場合 前に、個人辞書だけ当壁させましよう。 りに酷いことです。そこで、 # 1 のパッケージを消去する せつかくいままで鍛えてきた個人辞瞽を消すのは、あま 可能なプログラム Nemacs 3 . 3 .2 Canna 3.2P1 Canna 3.2P2 TeX font 300dpi TeX font 360dpi TeX font 600dpi dvi2ps fvwml .24r fvwm pre2.0P119 GhostScript 2.6.1 GhostScript Font GNU tar 1 . 11.2 idraw 3.1 Japanese kterm6. 1 . 0 less 2.90 iS02P11 LHa 1 .00 MH 6 . 8 . 3 JP Mu1e 2 . 2 NcFTP 1 .72 nkf 940701 pTeX 1 . 0.9 EUC 、 SJIS 版 日本言吾 Tc17.3 / Tk3 .6u2 Wada1ab—vf gothic13 Wada1ab—vf maru08 Wada1ab—vf min08 Wada1ab—vf min12 je1vis18 EUC 、 JIS 、 SJIS 版 W 。れ 4.2 jgroff 0.98 jhd EUC 、 SJIS 版 xdvi (miyu—patch b6) Kinput2.2.0 くノヾッケージ・インストールプログラム > installer/ インストールに必要なファイル群 gtar 、 gzip 、 pe て 1 、 tk 、 vish などを含む く BSD/OS 2.0 install floppy image > jp-boot/ 日本言阪 BSD/OS 2.0 の boot image consd プログラムも含む く BSD/OS 2.0 ノヾッチ > patches-2.0/ ( 前回紹介分 ) く Accelerated X 1.2beta5.2 > AcceIerated—X/ 去婦 i は 1.2 か亜式バージョン ( 詳しくは彳あ く bsdi.com ftp archive > archive/bsdi . com ftp.bsdi.com から入手できるアーカイプ く GNU software > archive/GNU diff など一を除く GNU の最新アーカイプ Wnn を利用していた場合 Wnn の場合は、辞書を週壁させておかないと、パッケ ージの削除の際に -- - 諸に消されてしまいます。そこで、以 下の手順で一時避難させます。 root ( スーパーユーサー ) で、 # cd /pkg/r00t/1ibdata/vnn/ja—JP/dic/usr # tar cf /var/tmp/wnndic . tar とします。 /var/tmp の部分は、適当なディレクトリを指定しま す。そこにすべてのユーサーの個人辞瞽を tar でアーカイ プして残しておきます。 # 2 のパッケージをインストール したあと、これを展開して元に戻せは辞書は復活します。 具ー勺には次のようにします。 29

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0 U Nl&43 図 8 INSTALLPACKAGE の実彳」 root# cd /pkg/gs—2.6. lj root# sh . /INSTALLPACKAGE # Package config file . /PACKAGE-CONFIG read. # Package destination is : /pkg/root # using helper script /pkg/gs—2.6. lj /INSTALLHELPER cd /pkg/gs-2.6. lj # . /INSTALLPACKAGE : installing /pkg/gs—2.6. lj to /pkg/root. lnstalling FiIes in: libdata (create hierarchy) [using perl] % cd /pkg/gs—2.6. lj/libdata Creating directory libdata hierarchy in /pkg/root . (directory /pkg/root/libdata/ghostscript already there) (directory /pkg/root/libdata/ghostscript/doc already there) (directory /pkg/root/libdata/ghostscript/examples already there) (directory /pkg/root/libdata/ghostscript/kanj i already there) % cd /pkg/root/libdata/ghostscript Removing /pkg/r00t/1ibdata/ghostscript/README % rm -f /pkg/root/1ibdata/ghostscript/README Linking 1ibdata/ghostscript/README to /pkg/root/libdata/ghostscript % 1 Ⅱ—s /pkg/gs—2.6. lj /1ibdata/gh0Stscript/README README Removing /pkg/root/libdata/ghostscript/gslp ・ ps % rm —f /pkg/root/libdata/ghostscript/gslp ・ ps Linking libdata/ghostscript/gslp. ps to /pkg/root/libdata/ghostscript # lnstalling generic package name link gs—j in /pkg/pkg rm —f gs—j # You may need deinstall 01d before install this new package. # WARNING : 01d generic package gs—J exist . cd /pkg/pkg # lnstalling generic package reference % 1 Ⅱ—s /pkg/gs—2.6.1j/bin/ps2epsi ps2epsi Linking /pkg/gs-2.6. lj /bin/ps2epsi to /pkg/root/bin % ln —s /pkg/gs—2.6. lj/libdata/ghostscript/gslp ・ ps gslp ・ ps /bin/rm —f gs—j 1 Ⅱ—s /pkg/gs—2 ・ 6 ・ lj gs—j cd /pkg/gs—2.6. lj # lnstallation of gs—j done ! root# ■ かに INSTALLPACKAGE というプログラムがあるは すです。これは必要なディレクトリを作成し、アーカイプ に含まれていたファイルを適切な場所にインストールして くれるコマンドです。シェル・スクリプトなので、なかを 覗けば何をしているのか分かると思います。マニュアルに は書かれていない秘密の ( ! ? ) オプションも分かります。 実際の実行の様子を図 8 に挙げておきました。何をして いるかのおおまかな雰囲気は伝わると思います。 これらの竹喋を、必要なアーカイプの数だけ繰り返しお UNIX MAGAZINE 1995.9 こないます。手間はかかりますが、そう難しくない作業で インストール後にな設定 : よし、これでひととおりのもんはそろったな。 monkey す。 つでも利用できるようになったのですが、利用するために ソフトウェアのインストールは終りました。これでい これて使えるはすやが、コマンドはどこに入ったんや ? は、 33

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1. コマンド / ヾスの言婉 2. 竟変数の言聢 などが必要です。ここでは、すべてのアプリケー 共通して必要な設定について説明します。 コマンド / ヾスの言聢 ション ( こ 新しくインストールされたプログラムは、図 4 のような ディレクトリに絲タされています。デフォルトと違う場所 ヘインストールしても、かならす / pkg からシンポリック・ /pkg/root/X11/bin /pkg/root/bin リンクを張ることによって、 そうしておいて、このディレクトリにコマンドバスを通 してください。 ので、変更すると重川しなくなる可能性があります。注意 グラムではこのパスがハード・コーディングされています こなわれているはすです。なお、 jserver など一部のプロ から参照できるようにします。デフォルトでこの設定はお $PATH : /pkg/root/bin : /pkg/root/X11/bin $ export PATH=\ sh や b h の場合 $PATH : /pkg/root/bin : /pkg/root/ll l/bin % setenv PATH \ csh などの場合 してやります。 ます。これらのリソースは、以下のように設疋すれば参照 ーションのためのリソースファイルを設疋する必要があり さらに、新たにインストールされた X 関係のアプリケ たけ川よ、そちらのパスをさきに指定します。 れます。日本語版 (/pkg/root/bin のはう ) を優先させ contrib/bin がさきにあるので英語版の less が実行さ るかで適当に変史します。たとえば、上の例では / usr / よう。パスの順番は、利用したいフログラムがどこにあ . cshrc や . bashrc などに設定しておくといいでし できるようになります。 csh などの場合 % setenv XAPPLRESDIR \ /pkg/r00t/X11/1ib/X11/app sh や bash などの場合 34 —defaults $ export XAPPLRESDIR=\ /pkg/root/X11/1ib/X11/app—defau1ts これだけの準備をすませれば、いつでも利用できます。 試しにや xdvi を立ち上げてみてください。何事も なく動いたでしようか。 アプリケーションごとの注意事項 インストール後の設定をすませると、だいたいのアプリ ケーションがそのまま重川乍します。しかし、ものによって はもうすこし細かな設定や使用上の注意が必要なものがあ ります。これらについて、アフリケーションごとに紹介し ていきます。ただし、誌面に限りがあるので、要点を絞っ て説明していくことにします。 より詳しく知りたい場合は、 / pkg / アプリケーション名 /README. * . JP を参照してください。 less について less を使って日本語を表示したい場合は、表小する日 本語コードを less に教える必要があります。そこでコマ ンド彳 = i ・や、 . cshrc 、 . bashrc 、 . profile などのなかで 以下の設定をします。 csh などの場合 % setenv LESSCHARSET j apanese sh や bash などの場合 $ export LESSCHARSET=j apanese このように設疋することによって、 jis 、 sjis 、 euc を自 重加勺に判別して表示してくれます。詳しくは、オンライン・ マニュアルやパッケージの README などを参照してくだ さい。 なお、すでに述べたように、コマンドサーチパスで、 /pkg/root/bin よりも則に /usr/contrib/bin がある 場合、日本語に対応していない less か呼び出されるため、 プログラムを起動しても、 invalid charset name というメッセージを出して重川乍しない可能性があります。 which や type コマンドで、起動されている less がど UNIX MAGAZINE 1995.9

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こにあるものカ蔀寉認し、 /pkg/root/bin のものか起動さ Wnn 、 Canna を利用したい場合は、インストールを終え jserver や cannaserver が起動するようになります。 loc al が自動的に修正され、マシンをリプートすると Wnn や Canna をインストールすると、 /etc/rc. 、 Vnn と Canna について れるよう設定しましよう。 Canna を利用する場合には、以下の成疋を . emacs な ています。 . Xdefau1ts への言当主が必要でしたが、それも不要になっ 両方か利用できるようコンパイルされています。 # 1 では 日本語キット # 2 の mule2.2.2 は、 Wnn と Canna の mule について でしよう。 ントリを確認して、それと同しコマンドを実行してもいい た段階で 1 度リプートします。あるいは、 rc. local 中の工 これで、 CtrI-o で日本語変換モードになります。 (canna) ) ) (load-library " canna" ) (progn ()f (and (boundp ' CANNA) CANNA) どの設定ファイルに追加します。 UNIX MAGAZINE 1995.9 う。両方をインストールしても、衝突しないよう工夫され らでも利用可能です。必要なほうをインストールしましょ それぞれに対応したものが用意されています。 jis はどち CD-ROM にイ内されている pTeX は、 sjis 、 euc の pTeX について Ctr いで日本語変換モードになります。 ださい。これだけの設定をおこなえば、デフォルトでは い場合は jserver か起動しているホスト名を指定してく ただし、 localhost の部分は、ローカルに起動していな $ export JSERVER=10ca1host sh や bash などの場合 % setenv JSERVER 10Ca1 ost csh などの場合 . cshrc 、 . bashrc などで以下の設定をします。 Wnn を利用する場合は、コマンド行か、あるいは 特集 PC UNIX 4 ] ていますので、 euc と sjis 工竟の共存も可能です。以降の 説明では、 euc 版をインストールしたものとします。 sjis 版の場合は、 euc の部分を sjis に置き換えてください。 /pkg/root/bin に以下のコマンドがインストールされ ています。 コマンド jlatex jtex jbibtex 実体 eucjlatex eucjtex eucjbibtex ですから、明カ勺に使用する漢字コードに対応したプロ グラムを実行したい場合は、 eucjlatex や sjisjlatex を直 接起動 - す - ればいいわけです。 ' I しで使用されるスタイルファイルは、以下のように なっています。 ・ TEXINPUTS ( スタイルファイル置き場 ) : /pkg/root/libdata/tex/euc/macros : /pkg/ root/libdata/tex/macros ・ TEXFONTS (tfm ファイル置き場 ) : /pkg/root/libdata/fonts/jfm: /pkg/root/ libdata/fonts/tfm ・ TEXPOOL ( ヘルプファイル置き場 ) : /pkg/root/libdata/tex/euc ・ TEXFORMATS (format ファイル置き場 ) : /pkg/root/libdata/tex/euc/formats : /pkg/ root/libdata/tex/formats これらを注意架く見ると分かりますが、漢字対応のスタ イルファイルはその漢字コードの名前の付いたディレクト リに、英譜阪のものは普通のディレクトリにインストール すれは・よいようになっています。 xdvi について ' I でコンパイルした d ⅵファイルを見るためのビュ ーアとして、 xd ⅵ 1.7 に miyu-patch を適用したものが 用意されています。 ps ファイルを含んだものは、 Ghost- Script を利用して表示できます。和田研フォント ( 主 ) の m ⅲ 12 、 goth13 も利用できます。さらに font として、 cmr 300dpi フォントがインストールされている 必要があります。注意してください。 xdvi を使ううえで、さらに注意しなけれは・ならな い点があります。 xdvi のリソースを設定する場合は、 35

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て 00t # cd /usr/src root# gzcat /cdrom/PACKAGES/UTIL-SOURCES. tar ・ gz\ ー tar xf lib/libc usr . sbin/Makefi1e . inc \ usr. sbin/sysctl て 00t # 目 キュメント readme ・ install-yp カイ乍成されます。 展開します。このとき、 /usr/src にインストール・ド ソースファイルか準備できたら、 NIS のアーカイプを アーカイプの展開とカーネルの冓築 ューサーパッチをソースファイルに当てるのをお忘れな いすれを用いるにしても、前回紹介したカーネノレヾッチや このガ去だと、消費するディスク容量は約 IIMB です。 での説明とはは 1 司しですが、 します。 て 00t # cd /usr/src root# gzcat \ /var/tmp/YP—for—bsdos2 readme . install—yp YP yp/domainname yp/domainname/Makefi1e 目を通しておくことをお勧め ー 950512. tar ・ gzltar xvf lib/libc/net/getnetbydns . c lib/libc/net/ethers . 3 lib/libc/net/ether—addr . c tar: ustar V01 1 , 207 files, 0 bytes written. root# ロ 1019904 bytes read, 展開カ鮗ると、既存のソースファイルか置き換えられる ほか、 NIS 関連のコマンド群のソースファイルが追加さ カーネルやライプラリに対するパッチも取り出されま す。そこで、同しディレクトリで、これらのパッチを当て ます。 て 00t # patch -p く yp/diffs/kern. diff root# patch -p く yp/diffs/libc . diff root# patch /usr/lib/libc. except \ yp/diffs/usr. sbin. shlib. diff root# ロ 42 パッチがすべて当たったら、さきはど紹介した手順で カーネルの一冓築をおこないます。ただし、 こではカー ネルのソースファイルを使ってコンパイルをおこなうた め、カーネルの成疋ファイルに opt i ons S OURCE という行が必要です。 NIS のアーカイプを展開すると、設 定ファイル (/sys/i386/conf/GENERIC) か置き換えら れます。このファイルには、、 options SOURCE" という 彳 j が追加されているので、成疋ファイルをカスタマイズし て使っている場合は参考になるでしよう。 カーネルのコンパイルカ冬ったら、旧いカーネルと入れ 替えます 15 。新しいカーネルがうまく作れたかどうか確か めるため、マシンをリプートしておきましよう。 UNIX MAGAZINE 1995.9 16 BSD/OS 1.1 タ敬の NIS はクライアントのみでした 15 旧いカーネルは、 /bsd. old のように名前を変えて残しておきます。 make depend をおこなってから、 make を実行します。 続いて、ヘッダファイルなどの依存関係をチェックする root# ロ /usr/src/lib/libc ー > /usr/obj/lib/libc root# make obj root# cd /usr/src/lib/libc てコンパイル領域を作成します。 /libc ディレクトリに移動し、ます make obj を実行し libc ライプラリをコンパイルするには、 / usr / src / lib てください。 かなくなってしまうので、しつくり落ち着いて竹業を進め 存のライプラリを破壊してしまうと大部分のコマンドか動 がかかります。また、共有ライプラリの作成に失敗し、既 とはいえ、 libc ライプラリのコンパイルにはかなりの時間 ったため、 libc ライプラリを作りなおすだけですみます。 マンドは実行・時に必要なライプラリをリンクする構造にな BSD/OS 2.0 になって共有ライプラリか導入され、コ て作りなおさなくてはなりませんでした。 むため、 NIS をインストールすると必要なコマンドもすべ すべてのコマンドは実行ファイルのなかにライプラリを含 は共有ライプラリカ用されていませんでした。つまり、 ときも NIS か彩植されていましたが 16 、 BSD/OS 1.1 で 次は、 libc ライプラリの置換えです。 BSD/OS 1.1 の libc ライプラリの作成とインストール

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: 特集 PC UN ー X , 4 】 図 13 /etc/rc ファイルへの自加 echO ーⅡ ' portmap ( 以下に追加 ) # starting NIS (YP) service dname= ( /bin/domainname portmap if [ "$dname" f i f i if [ —f /usr/sbin/ypbind -a —d /var/yp ] ; then f i yppasswdd —m /var/yp/master ・ passwd —s —f if [ —f /var/yp/ypservers -a -f /var/yp/master ・ passwd ] ; ech0 ーⅡ ypserv ' if [ -f /usr/sbin/ypserv —a —d /var/yp/$dname ] ; then —a —d /var/yp ] ; then then echO —n ' ypbind ' ・ テストとセットアップ をチェックしてみるといいでしよう。 くれへん」という場合は、そのコマンドのソ ースファイノレ ypb ind root# ypcat hosts root# ■ 163.221.55.2 163.221.55. 1 163.221.55. 10 163.221.55.58 indians. aist—nara. ac. JP indians tigers . aist—nara. ac . 」 p tigers royals . aist—nara. ac ・ JP royals umpc . aist—nara. ac ・ JP umpc インストールカ鮗ったら、 exit を入力するかマシンをリ プートして、マルチューザー・モードへ復帰します。 NIS がうまく動くかどうか、ますはテストしてみましよう。 今回紹介するのは NIS クライアントのセットアップな ので、ネットワーク上ですでに NIS が運用されているこ とを前提にしています。 NIS のドメイン名やどのマシンが NIS のサーバーであるかは、サイトのネットワーク管理者 に教えてもらってください。 ますは domainname コマンドを使い、 NIS のドメ イン名をセットし、 NIS クライアントである ypb ⅲ d を 起動します。ここでは、ドメイン名を monkey-net と仮 定しています。 root# domainname monkey—net て 00t # domainname monkey—net root# /usr/sbin/ypbind root# 目 ypbind を起動したら、現在使われている NIS サーバー のホスト名を表小する ypwhich や、 NIS で提供される 情報を表示する ypcat コマンドを実行してみます。詳し い利用法については、オンライン・マニュアルなどを参照 UNIX MAGAZINE 1995.9 indians . aist—nara. ac ・ JP root# ypwhich してください。 これらのコマンドを実行して正しい情報か彳等られれば、 インストールは成功です。マシンの起重加こ ypbind など も起動されるよう、以下の設定を施します。 1. /etc/defaultdomain ファイルの作成 このファイルには、 NIS のドメイン名を記します。 echo 'monkey—net ' > /etc/defaultdomain 2. /etc/netstart ファイノレ / の追加 あとは必要に応しパスワード・ファイルやグループフ に、図 13 に示す行を挿入します。 ファイル中で portmap を起動している部分よりあと 3. /etc/rc ファイルへの追加 fi domainname ( cat /etc/defaultdomain if [ —f /etc/defaultdomain ] ; then # set domainname for NIS(YP) client できるように言します。 domain ファイルの情報をもとにドメイン名をセット 以下の行をファイルの末尾に追加し、 /etc/default- 45 プの内容を追加してやります。たとえば NIS の passwd ァイルへ NIS て才是供される passwd マップや group マッ

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版 (xaccel-l .2b5.2. tar. (z) もインストール方法は 同しです。 はしめに、ディレクトリ /usr/X11/1ib/X11 へ移動 root# gzcat /var/tmp/Xacce1-1.2. tar. gz ー root# cd /usr/X11/1ib/X11 ルを展します 8 。 し、 gzcat と pax コマンドを使ってアーカイプ・ファイ て 00t # ■ read, 0 bytes written. pax: ustar V01 1 , 616 files, 5332992 bytes AcceIeratedX/monitors/viewsonic/vs17. vda AcceIeratedX/monitors/viewsonic Acce1eratedX/arch/BSDI AcceIeratedX/arch Acce1eratedX UNIX MAGAZINE 1995.9 ます。 8 既存の /usr/X11/1ib/X11/Acce1eratedX ディレクトリに上書きし localhost' 宛にメールを送ったるからな」という意床のメ 最後に「 X サーバーにトラブルか起きたら、、、 root@ root# ロ file $XACCELHOME/etc/Xsiteinf0 Emai1 ' in the You may change this by editting ) BugReport ” root@localhost ” * * * IMPORTANT NOTICE * * * f present) has been saved t0 /usr/X11/bin/X. BSDI talled on your machine. The original X—Server (i AcceIerated—X 1 . 2 has been successfully been ins # # Fixing permissions. BugReportEmai1 e email address is currently set tO : attempt tO write a stack—trace and mai1 it . Th If the AcceIerated—X Server fails , it wi11 # # Linking /usr/X11/bin/Xacce1 to /usr/X11/bin/X # # Saving /usr/X11/bin/X to /usr/X11/bin/X. BSDI . root# . /Xinsta11 root# cd /usr/X11/1ib/X11/Acce1eratedX/bin ッションのセットアッフをおこないます。 ノヾーファイノレ Xacce1 のコピーや リプトを実行し、サー 次に、アーカイプ・ファイルにイ覗属の Xinstall スク 特集 PC UNIX 4 ッセージか表示さ ( トラブルではありませんか ) インス トールに成功した旨のメールを送ってから Xinstall か終 了します。メールの送り先か気に入らなければ、メッセー ジにもあるように、 /usr/XII/Iib/X11/AcceIeratedX /etc/Xsiteinfo ファイル中のメールアドレスを変史し ます 9 。 Xaccel のインストール自体はこれで終りです。あとは 前回のように Xsetup コマンドを実行し、ヒ、デオカード やモニター、解像度と色数、マウスなどの設定をおこない ます。 Xsetup を実行してビデオカードのリストを表示させて みると分かりますが、去も丘発売されたものもかなり含まれ ています。参考までに、インストール時の Xaccel とくら べて増えたピデオカードをリスト 2 に挙げておきます。 既存のドライバに関しても、細かなバグカイ多正されてい ます。たとえば、 monkey 君の PC に使われているビデ オカードは、、 Number Nine GXE64Pro" です。以則の バージョンだと画面の左端カ礙に数ドット切れて、それが 右端にくつついて表示されるというバグがありましたが、 正式リリースではこれが改善されていました。「リストに は載ってるのに、表示がおかしくて使いものにならんかっ た」と嘆いている人は、ぜひお試しください。 N 旧のインストール 以前紹介した solaris 2.4 X86 では NIS10 がバンドル されており、ちょっとした設定を施すだけて簡単にクライ アント (ypbind) を動かすことかて、きました 11 monkey : そういや sarumata さん、 BSD/OS には NIS が付いてませんねえ。せつかくうちのネットワー クは NIS で運用してるのに、 こいつだけ仲間はずれな のはかわいそうですわ。自分でデータをもっとかなあか んのもめんどくさいし。 sarumata : そんなにしょげんでもええがな。世の中う まいことしたもんで、 FreeBSD の NIS を BSD/OS に移植した人がおるそうな。いまでは NIS のクライア 9 残念ながら、、メールを送らなしに力法は探しきれませんでしな 10 Network lnformation Service の略。以前は YP (Yellow Pages) と呼はれていましな 11 NIS はもともと Sun 力発したものなので、当り前てすが・・ 39

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図 7 インストール終了 ! バッケージのインストールが終了しました。 定されたプログムを用いるのには、かならす、以下の ハスを設定してくさい /pkg/root/b in および /pkg/rmt/X11/bin なお、 x 関連のールをどうは、以下のバスを、環境変数 /pkg/root/X 11 / Ⅱ b / XI l/app-defau lts c の場合は、以下の行を . cshrc などに追記します。 setenv XAPPLRESD IR /pkg/root/X11/lib/X ll/app-defaults しない場合、漢字が正しく表示されない可能性があり 御不明な点につきましては、フォア・テューンに電子メー 481 ー 8432 ) にてお問い合わせさこたはフ , 、 , クス ( 03 ー 5 了解 Running lnstaller : /pkg/canna-3.2p2/INSTALLP ACKAGE —q lnstalling cmrfont—300 Extracting : /cdrom/package—dist/cmrfont-300 bin. tar ・ gz のように、インストールされている様子か逐次表示されま す。インストールイ乍業は、 CD-ROM からデータを読み出 して、一宿されたデータを元に戻してから展開します。し たがって、 CPU パワーがない場合はかなり時間のかかる 竹喋になります。といっても、 486DX2 ( 66MHz ) で 20 分前後でした。 インストールか了すると、ふたたび図 7 のようなウ インドウか開きます。インストール終了後の設定去など か表示されるので、よく読みましよう。その後、、、了解 " ボタンをクリックすると、めでたくインストールは終了 です。 もう 1 度インストール・プログラムを起動すると、いつ 内欝新 インストール手順 . コンソール版 でも追加インストールかできます。 32 2. ソフトウェアのアーカイプの展開 1. 必喫なディレクトリの作成 は、次のようになります。 です。コンソールでインストールする場合の大まかな流れ 由でコンソールしか利用できない場合のインストールガ去 常に簡単に終ってしまいました。今度は、なんらかの理 X ウインドウ・システムを利用したインストールは、非 3. INSTALLPACKAGE の実行 それぞれについて詳しく説明します。 1. ディレクトリの作成 X 版で図とともに紹介したディレクトリ構成を、以下 のようにして手動で作ります。 # mkdir /pkg/root # mkdir /pkg/pkg # ln —s /usr/package /pkg # cd / # mkdir /usr/package 指定したソフトウェアは、このディレクトリにインス イナリ たとえば、 gs ー 2.6. lj をインストールする手順は以下の は、それを利用します。 トリ installer/ のなかにあります。もし手許になけれ どを利用して展開します。 gtar は CD-ROM のディレク 一宿されています。これを GNU tar(gtar) や gzcat な 各アーカイプは、 tar でアーカイプされたあと、 gzip で ます。 に入っています。これらを適当なディレクトリで展開し /cdrom/package—src : ソースファイノレ /cdrom/package—dist : ノヾ インストールされるアーカイプは、 2. アーカイプの展開 を紹介」を参照してください。 インストールしたい場合は、彳あの「ちょっとテクニック トールされます。 /usr/package 以外のディレクトリに 3. INSTALLPACKAGE の実行 ん、がまん・・ そオび人外のものもいに展開します。面倒ですが、がま (gtar は /cdrom/installer にあります ) /cdrom/package—dist/gs—2.6. lj -bin. tar. gz # gtar zxpf \ # cd /pkg ようになります。 UNIX MAGAZINE 1995.9 アーカイプを展開すると、展開された各ディレクトリのな 切なディレクトリにインストール ( リンクを張る ) します。 続いて、展開されたプログラムや設定ファイルなどを適

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特集 PC UNIX 41 root# make depend mkdep —DLIBC—SCCS -DSYSLIBC_SCCS -DYP —l/usr/src /lib/libc/yp —D__DBINTERFACE_PRIVATE —DPOSIX—MIS TAKE -I/usr/src/1ib/1ibc/i386 /usr/src/lib/libc/ db/btree/bt—close . c /usr/src/lib/libc/db/btree/b STAKE —c /usr/src/lib/libc/db/btree/bt_ c/lib/libc/yp —D——DBINTERFACE-PRIVATE —DPOSIX-MI cc ー 02 —DLIBC_SCCS —DSYSLIBC_SCCS —DYP STAKE —c /usr/src/lib/libc/db/btree/bt— c/lib/libc/yp —D——DBINTERFACE-PRIVATE —DPOSIX—MI cc ー 02 -DLIBC_SCCS -DSYSLIBC_SCCS —DYP creating adjtime . 0 adjtime . po creating acct . 0 acct . po . 0 . PO creating accept . 0 accept ・ po root# make t_conv . C —l/usr/sr close . C —l/usr/sr C . C > rpc . 0 /usr/src/lib/libc/rpc/rpc . 5 root# ロ stat_svc . 0 nroff —man re_format . 0 nroff —man nroff —man /usr/src/lib/libc/regex/re—format . 7 /usr/src/lib/libc/rpc/rstat—svc . 8 > e/bt—delete . c /usr/src/lib/libc/\ bc/db/btree/bt—debug. c /usr/src/lib/libc/db/btre /src/lib/libc/db/btree/bt—conv . c /usr/src/lib/li ctags /usr/src/lib/libc/db/btree/bt—close. c /usr root# make install トールされます。 き、ライプラリのオンライン・マニュアルも同時にインス libc-p. a) を /usr/lib にインストールします。このと ら make install を実行し、ライプラリ (libc. a および 1 時間半から 2 時間程度かかります。コンパイルカ鮗った 正確な時間は測定していませんが、コンパイルだけでも db/btree/bt—get . c install —c ー 0 bin —g bin —m c ・ tags ranlib libc . a instaII —c ー 0 bin —g bin —m ranlib -t /usr/lib/libc . a ranlib libc-p ・ a insta11 —c ー 0 bin —g bin —m ib /usr/share/man/cat2/waitpid. cat2/wait . 0 tags /var/db/lib 444 libc . a /usr/lib libc—p. a /usr/l 444 444 0 ー > /usr/share/man/ /usr/share/man/cat2/writev.0 ー > /usr/share/man/c UNIX MAGAZINE 1995.9 at2/write . 0 root# ロ ル変数の追加にともなって sysctl も変史されたため、以 NIS の導入によって kern. domainname17 というカーネ ーネル変数 " と呼はれるものを参照したり変史できます。 ために使われるコマンドで、カーネルカ尉寺している、、カ sysctl はカーネルの状態をモニターしたり、変更する /usr ・ sbin/sysctl にあります。 るのですが、ただ 1 つ、 sysctl コマンドだけは /usr/src はとんどのコマンドは / usr / src / yp ディレクトリにあ トールです。 て変更されたコマンド (passwd や vipw) などのインス たコマンド (ypbind や ypserv など ) や、 NIS に合わせ インストールの最後は、 NIS に関連して新たに追加され NIS 関連のコマンド群のインストール たほうがよいでしよう。 おこなうため、シングルューサー・モードのまま竹喋をし 連コマンドのインストールもシングルューサー・モードで モードに復帰してもいいのですが、次に紹介する NIS 関 12 ) 。終ったら exit を入力し、ふたたびマルチューサー マンドを実行し、共有ライプラリを作りなおします ( 図 シングルューサー・モードへ移行したら、 mkshlib コ す、 shutdown の呂」だけを指定します ( 図 11 ) 。 コマンドを使います。 -h や -r などのオプションは付け シングルユーサー・モードへの移行には、 shutdown ため、シングルューサー・モードに移行・して竹喋をします。 共有ライプラリを作成しますが、マシンへの景グを抑える であり、共有ライプラリではありません。これからさらに 以の竹喋でインストールされるのは通常のライプラリ 17 NIS のドメイン名 &f する変数てす。 make make depend make 0bj cd /usr/src/usr. sbin/sysctl make make depend make 0bj cd /usr/src/yp 下の手順によってコンパイルをおこないます。 43

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図 11 シングルユーサー・モードへの樹ラ root# shutdown now Shutdown NOW ! shutdown : Cpid 4828 ] て 00t # 図 12 共有ライプラリ乍成 erase ki11 AU, intr status AT Enter pathname 0f she11 or RETURN for sh. ・←リターンを入力 JuI 19 21 : 52 : 34 init : kernel security 1eveI changed from 1 t0 0 Ju1 19 21 : 52 : 34 umpc syslogd: exiting on signal 15 System shutdown time has arrived Ju1 19 21 : 52 : 22 umpc shutdown : shutdown by て 00t : Ju1 19 21 : 52 : 22 umpc shutdown : shutdown by root : System going down IMMEDIATELY * * * FINAL System shutdown message from root@umpc ・ aist—nara ・ ac ・ JP # mkshlib Converting Converting Converting Converting Converting Converting Converting /usr/lib/libc . a t0 /shlib/libc—s . 2 . 0 at 0Xa0000000 /usr/lib/libcompat . a tO /shlib/libcompat—s . 2.0 at 0XaC000000 /usr/lib/libutil . a t0 /shlib/libutil—s . 2 . 0 at 0XaC800000 /usr/lib/libkvm. a t0 /shlib/libkvm—s . 2 . 0 at 0Xad000000 /usr/lib/libm. a t0 /shlib/libm—s . 2 . 0 at 0Xad800000 /usr/X11R6/1ib/1ibXaw . a to /usr/X11R6/1ib/1ibXaw-s . 2 . 0 at 0Xb1800000 /usr/X11R6/1ib/IibXpm. a tO /usr/XIIR6/Iib/1ibXpm—s . 2 . 0 at 0Xb3800000 残るはコンパイルしたコマンド群のインストールです。 上記 2 つのディレクトリで make install を実行するとと もに、 NIS サーバーやクライアントか情報 &f 尉寺するため に使う /var/yp ディレクトリを作成します。 インストール・ドキュメントに書かれているとおり、イ ンストール作業はシングルューサー・モードでおこなって ください。マルチューサー・モードでコンパイルしている 場合は、 shutdown now を実行してから以下のイ乍業に移 ります。 (root# shutdown now) # cd /usr/src/yp # mkdir /var/yp # make insta11 = = = > domalnname insta11 —c —s ー 0 bin ln install —c ー 0 bin ¯g r/share/man/catl = > ypbind insta11 —c —s ー 0 bin bin 44 -g bin —m 555 domainname /b 444 domainname .0 /us —g bin ¯m 555 ypbind /usr/s bin —m # cd /usr/src/usr. sbin/sysctl # make insta11 install —c —s ー 0 bin —g bin —m 555 sysctl /usr/s bin instaII —c ー 0 bin —g bin —m 444 sysctl. 0 /usr/sh are/man/cat8 # ロ instaII —c ー 0 bin —g bin ¯m 444 ypbind. 0 /usr/sh are/man/cat8 以ーヒで NIS のインストールはおしまいです。ライプラ リの再構築があるためかなり日がかかってしまいました が、 BSD/OS 1.1 の場合を考えると楽になったものです。 BSD/OS 1.1 の場合はさらに通常のコマンドも作り変え る必がありましたが、 BSD/OS 2.0 では不要です。 ただし amd などのように、 NIS のオプションを無効に して作られているコマンドに関しては作りなおす必要があ りますが、それもごく一。一部です。「 NIS はちゃんと動いて るみたいやけど、このコマンドは NIS の報を参照して UNIX MAGAZINE 1995.9