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検索対象: 鉄道模型趣味 1983年2月号
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1. 鉄道模型趣味 1983年2月号

FULGUREX SA, それぞれの専門家が世界の路面電車 / 日本での歩み / 広島電鉄の哲学 / 路面電車の本 / 欧州の市電利用法 / 模型への誘いなど各パートを担当し ている。なお海外の路面電車グラフ は , 今回は西ヨーロッパだけでまと められている。 後半の 1 年の動き ( 出来事 , 新車 など ) は従来通リの形。ただし分野 別展望のうち 11 もの項目がページ数 の都合で休載となったのは , せつか く年鑑として充実してきただけに残 念である。巻末の路面電車諸元表や 私鉄要覧はなかなか有難い資料であ る。 ( AB 判 187 ページ , 定価 18()() 円 , 朝日新聞社 ) 湘南電車 章 WA ・第行を第ものをた イラトて第一・・け・電・ ・をを・ , た第たら ー第ま・・宿第一 83 世界の鉄道 すれが少し気になる。 中程は各形式ごとに , 製造グルー プ別の特徴などを紹介している。 80 系は 3 枚窓から高運転台まで幾つか の顔があり , 153 系ではヘッドマーク 華やかな時代が懐かしい。 157 系は 初期のヘッドマークがいかにフィッ トしていたかが解る。東京ー静岡間 と伊東線の「撮影地ガイド」は国土 地理院の地図を主体に , 要点をワン ポイント・アドバイスするだけで比 較的あっさりしている。 後半は列車運用・編成の流れを概 説し , 153 系車歴表と電車諸元表が 続く。 ( 225 x 290 ミリ横開き・ 106 ペ ージ , 定価 1950 円 , 企画室 NEKO) 2 大の・ 朝日新聞社編 83 年版のメインテーマは路面電車 新時代。前回の路面電車特集からち ようど 10 年ふ、りだが , その間に大都 「湘南」とは本来相模湾沿岸の地方 市での凋落 , 軽快電車の誕生 , そし を指す言葉だが , 鉄道ファンにはむ て久しふ、りの新規路線開業 ( 豊橋 ) しろ逆に「湘南電車の走る地域」と など状況は大きく変わった。時代の いったイメージが強い。本書は湘南 節目として , 今回の特集はなかなか 電車 80 系が最初に投入された湘南・ 時宜を得たものといえるだろう。取 伊豆地方の優等列車の変遷を追いな り上げているのは江ノ電 , 京阪を含 がら , そこに使われた電車を総覧す 中村汪介著 む 21 企業体 ( 前回は 27 ) 。 るもので , 既刊の「 EF58 」や「 DD51 」 巻頭カラーは軽快電車とそれに準 と同しスタイルの作りになっている。 手軽な工作記事や N ゲージの執筆 する新型車 , ならびに北から南まで 巻頭はカラーとモノクロのグラフ で知られる著者の入門者向け解説 い口丿し の現況スナップ。続くモノクロ・グ で , ュニークな荷電クモニ 83 のアン 物である。この種の本は実に多く , ラビアは各企業体の現役車輛の紹介。 グルも見られる。「イラストで見る湘 時刻表ものや車輛 ( 列車 ) 知識もの 「京都・大阪・神戸の市電」は明治期 南行き電車」は本誌の「陸蒸気から が大半だが , 本書はレールや橋梁な からの写真を所蔵する新聞社ならで ・」風のスケールイラストで縮尺は ど施設面から電車の仕組みまで 103 はの企画といえる。解説面には年鑑 1 / 120 。床下は目立つパイピングまで の項目をはは、 1 ページごとに平易に の分野別展望スタイルを取り入れ , 書き込んであるが , 塗り分け線のか 解説している。いわば鉄道図鑑のダ 湘南行き電車 80 系 / 153 系 / 157 系 / 185 系 鉄道おもしろミニ知識 H 〇ゲージ S N C F 141 F トビー模型店製品 33 avenue Rumine ー 005 LAUSANNE(Suisse 40

2. 鉄道模型趣味 1983年2月号

オ 8 図 ダミ の′くネ ストッ′ヾー 連動ロッド 曲げ方で長さを調節 プラケット けてから切出してポールをハンダ付 外枠の真鍮線だけ直角よりも少し戻 けし , 飾りのコイルスプリングを付 りますので , 改めてャットコで曲げ けます。ポールと , 支点の孔と連動 直します。 ロッドの孔がちょうどクランクにな 第 9 図の A は糸ノコで溝を入れた るような形に仕上げます。 治具 , B は押え板 , C はプラケット プラケットは 1 枚板を曲げてから にハンダ付けする時の高さを揃える 孔あけ , 整形し , 更に下部を曲げて 治具です。銅線を A の治具に並べた ておきますと , ハンドレールノブは 図のようにしたものを , 屋根裏面か の 0.5 線の先をたたきつぶし , の 0.3 ら , セロテープで止めてから B で押 ら上に突き出して取付けます。 の孔をあけて丸く整形しました。 30 え , 万力にくわえて折曲げます。 ー屋根の場合は裏からたっぷりと 号の窓の桟もこのノブで付けてあり 取付フ・ラケットも孔の間隔を揃え ポンドを盛っておきました。 ます。 オ 9 図 連動ロッドはの 0.5 線の両側を折 ヘッドライトは点灯させるつもり 曲げ , 屋根裏面で両方のポールを結 でしたが , デッキ部を取外し式にし びます。ポールの上る角度は , 連動 たことと , 電気部品を並べて配線し ロッドの折曲部で長さを調節して行 てみると窓から丸見えになってしま ないます。ポールのクランク孔には うので , あきらめました。その代り め込む部分には図のように燐青銅線 にダイレクトコントローラーやハン のヒゲを付け , 外れないよう , また ドフ・レーキなど , わずかばかりの機 簡単に取外せるようにしました。 器類を取付けてみました。この次に 救助網オールドタイマーのポー は , 点灯する車内に運転手とお客を ルカーになくてはならないものです ぜひ乗せてみたいものです 6 が , 始めの内は全部の 0.3 の真鍮線 30 号には / くッファーとスクリ で組んだところ , ハンダ付けはでき 連結器を真鍮線から削り出しクサ ても , 折曲げる段になってハンダが リも付けてみました。走行中にゆれ とれてしまいます。何回やっても失 るとたのしいものです。 敗ばかり , これは工作カよりも材料 塗装は分解できる所は全部ラし が悪いのだと決めつけて , 外枠には 手垢落しから水洗 , ェッチングフ。ラ 真鍮線 , 中に並べる網には配線用コ イマーの下塗りと , 定石通りに進め ドの芯から 0.3 に近い銅線を選び 車体は深みのある赤つぼい小豆色 , ねばなりませんし , 数も 6 枚必要で 出してやってみると , 銅線には錫メ 分るようで分らないような赤を調色 すから , 孔あけ治具を 2 枚作ってそ ッキがしてあるのでハンダが非常に して半艶消しで仕上げました。屋根 の間にはさんで孔をあけるようにし よく流れ , 折曲げもスムーズにいっ は濃いめのグレーを調色しましたが ました。車体への取付孔は U 形に抜 7 号車のモニター屋根の明り窓のあ てくれました。折曲治具から外すと いておく方が便利です。 る側面を赤く残したくなり , そこを その他の小物パーツを少々説明し マスキングして吹付けました。窓枠 は明るい茶色のニス色に , 筆で入れ ました。 組立てて眺めてみると何かひとつ 物足りないので , 最後に乗降口にク サリを設けました。細い銅線を真鍮 線を芯にしてよじったもので , 一段 と古典車輛らしくなりました。 イ ~ B 糸 / コ溝 / 0.3 真鍮線 鍋メッキ 第線 取付プラケット 取付孔 39

3. 鉄道模型趣味 1983年2月号

1 形 7 号 へ第ン補洋第第 第贒・ノ ミユこ当↓ノ 29 形 30 号 ようなギャー連動としジョイント ネジで A と B に取付けます。なお が , 集電不良もなくギャー音も少な をセンタービンの位置にもってくる 先に作った台車側枠は , 直角に曲げ く , 今までに作った車輛では最も好 ようにし , またそのジョイントも小 た端梁の先端を D と E に取付けて保 調だと自分で感心しています。 さなものを作ってみました。なお 30 持します。 車体 号と 7 号では写真で見ると少々違い 小さし サルジョイントは ますが , ほぼ同じ構造です。 第 6 図のようにして作りました。雌 車体幅がモーターの関係で多少広 ギャーケースの側枠 A , B に中間 型の方は内径 2 パイフ。に切込みを めになったので , 車体は少しスラン ギャーの取付孔をあけるには , 軸孔 入れ , 雄型の方はの 1 シャフトの両 スを考えて形よくまとめたつもりで に a と b のギャーをネジ止めしてア 端に外径の 2 パイプを , 、ンダ付けし す。 イドルギャー c をのせ , 中心をマー て , その部分を円形に仕 E げ , の 0.5 試作車はべーバー製・細部に竹 クしたらそれより のビンを通しまし 試作の 29 号は市販の目盛りの入っ 0.2 簡位に孔を切断 を主体に作りました。屋 た 球形に仕上げる あけると , ちょう 床板は 2 厚の 根はプロックではなく , 前後と両側 どよいかみ合わせ ペークライト板を の下屋根のみ木で , E 屋根の中央部 になります。 使し、 , モーターの はヘー , 、一をしごいて R をつけま 側枠 A と B は L 幅に応じてできる した。モニター側面の明り窓もペー 形の C で組立てま たけ幅狭くしたっ ーに小窓を抜いてあります。 す。 C のウォーム孔は大きめのの 3 もりですが , 少々オ して幅広 細かい部分 , 屋根上の歩み板や細 にしておき , ウォーム軸受 G の取付 になってしまったのは残念です。モ い帯を作る段になって , 紙以外に何 孔は長孔にしておいて , ウォームギ ーーターとギャーポックスが当らぬよ か使える材料はないかと考えた末 , ャーのかみ合わせを調整します。 F うに内側をくり抜いたら , 床板とい 竹を使ってみました。竹は紙や木と の軸受も同様です。ウォームギャー うよりは枠みたいな感じになってし 違ってまず薄く削れること , そして は前後にガタつかないよう , カラー まいました。 7 号車では中間にステ 何よりも極めて細く削れること , ま を入れて調整します。 ーまで取付けてあります。 た熱してやれば大きくも小さくも曲 I の枕梁は取外しができるよう , モーターとジョイントを取付けて げられて , 工作上の利点がたくさん H のフ・ラケットを , 、ンダ付けし , 1 配線をすませ , 試運転となりました 考えられます。 37 の 25

4. 鉄道模型趣味 1983年2月号

ておきます。突き 出た車軸の先端は 材料が硬いので油 砥石で削り取って パリを取っておきます。 仕上げ 側枠と枕梁の片 側は , 仮止めの上で否みを直してか ら固定します。線路にのせて少しの 勾配で軽く転がればよいでしよう。 集電を確実にするため , 枕梁にはラ グを付け , リード線で配線するよう にしました。 A オ 2 図 B 工業用 盛りハンダ 取出す 鋳物の材料には , 少し溶けにくい オ 3 図 工業用盛りハンダを使ってみまし た。第 2 図のように鋳型の上に台車 、皿モ、 枠 1 個分位の盛りハンダをのせ , 100 W のコテで熱して溶かしながら , 上 から板で余分なハンダを押出すよう に圧力をかけます。ハンダが冷えた 伝動装置 ら , 周りから刃先などで注意深く取 飾り台車側枠 私は車輛を自作するとき , 伝動装 出します。鋳型が多少熱に強いから に真鍮板で組立て , これに台車側枠 置を作るのが一番のたのしみです。 といって , あまり連続して作るのは を貼付けるようにしました。 1 輛分 組上って期待通りに動きまわってく 危険です。鋳型の細かい部分が崩れ 4 枚を仮止めして切出し , ャスリ仕 れたときは , 少々大げさかもしれま るまで 20 ~ 25 位はできるでしよう。 上げします。軸孔は 0.5 ですが , せんが , 生き物ができたと思うくら こうしてできた台車枠はみるから 台車枠外幅をできるだけ小さくする いです。 に雑なものとなってしまいましたが ため , 肌モミをしてヒ。ポット軸の先 試作車では第 4 図のようにウォー 既製にはない手作りの品ということ 端が少し突き出るよう , 即ち側枠と ムギャーで 2 軸を連動し , 天賞堂の で大切に使うことにしました。 小型ユニハーサルジョイントを使い 車輪との間隙をできるだけ少なくし 台車の組立台車は第 3 図のよう ましたが , こク ) シ オ 4 図 ョイントが大きす ぎることもあって 半径 250 以下にな ると床板に当って しまいますので , 次の 30 号と 7 号の 2 輛では第 5 図の し、 0 ※削り取る 車軸 しミ センタービン オ 5 図 H 0 0 36

5. 鉄道模型趣味 1983年2月号

と 29 形 / プ N ゲージ車輛のスクラッチビルト オールトタイマー ↑動力装置で窓をふさがぬよう床下伝動にした N ゲージのポールカー 雑木林の中に , 雑草に覆われた線 最近は N ゲージの工作技術も高く 原型の雄型は木型ならぬ紙型で作 路が 1 本しかれています。赤い車体 なり , 自分としてはとても追いつけ りました。第 1 図 A のようにカッタ のオーフ。ンデッキに救助網というポ そうにもないのですが , 泣きごとば ーナイフで小片を切出し , 木工用ポ ールカーがやってきました。みなさ かりいっていても始まりません。 ンドで接着していきます。セキ , ク ん , 少し手を休めてごらんになって 窓から向う側が透けて見通せるこ シャミ厳禁です。 ください。 と。 N ゲージでは伝動機構が車体内 組立後よく乾燥させてからローを 「私鉄電車プロファイル」で京浜 一杯に陣取ってしまうことが多いの 垂らし全体を軽く焙ってよくしみ の 1 と 29 の姿を見て , ゲテモノ好き で , それを一つの目標にして , 床下 こませます。ローを塗ったため , で の私はいっぺんで気に入ってしまい 伝動をやってみることにしましたが き上りが甘いものになってしまいま 遠い明治の頃の電車の面影を求めて 3 段跳よろしく , まず試作車 , 次に したが , 鋳型が壊れるよりはましと 作ってみることにしました。 29 形 , そしてジャンプして 1 形とい 思って , 少々厚く塗りすぎたのかも う順序でステッフ。を踏 しれません。 切りました。試作車 29 今度は B のように木の台に薄紙を タイトルの 2 輛に先行試作車を加えた 3 輛とその伝動 号は少しでも楽なよう ローを使って貼り にと , 29 形の窓を 1 個 その上に紙型を同 図 減らして 13 個としたも じく口一で貼りま のですが , 1 形 7 号車 す。周囲を木の枠 と , 本番の 29 形 30 号を で囲みますが , 中心に説明させていた の内側にも忘れず だきます。全体図はプ にローを塗ってお きます。 ロファイルからコヒ。ー したものですませ , そ ハンタゴテの執 の代り , 主だった寸法 でもあまり変化し を書いた組立図は何枚 ない雌型の材料と も書いてみましたが , して自動車板金の なかなかその通りに作 仕上げに用いるパ れないのですから , 大 テを使いました。 した工作力だと思って C のように , 気泡 います。 ができないよう中 心から少量ずっ流 台車作り し込み , 完全に乾 燥したら木枠を外 古典車輛に使えそう し針などに突差 な台車は全く市販され ていませんから , 簡易 して埋った紙型を 慎重に取除きます 鋳物といった技法で , と , D の雌型がで 台車側枠作りから始め き上ります。 ました。 35 4 ローを 0 垂らす 木粋 B 1 / パテを流し込む 紙型を取出す パテ雌型

6. 鉄道模型趣味 1983年2月号

床下は , ボギー中心位置 床下機器類は自作のコンプレッサーを除き市販パーツてまかなった を中央寄リに 3 mm 移動し , 同時に床面を lmm 低くしま した。両端のカウキャッチ ャーは t (). 3 洋白板とøo . 5 真鍮線て新製 , 側面にはト ラス棒を付けましたが , ク ィーンポストは 2 x 4 角材 れず , まさに泥沼的様想ていささかウンザリの毎夜て から削整 , ターンパックルは細密バイプを利用して表 した。屋根 , 側板 , 妻板 , 床板など主要部分はキット 現しました。 を利用していますが , いすれの部分も大幅改造となっ 床下機器類は , コンプレッサーを除き市販品に手を 加えずそのまま利用しました。すなわち , 工コーモデ てしまいました。 年代的な統一がとれていない感してすが , プロトタ ルの抵抗器 , 工アータンク , スイッチ箱類とニワの S L 舟型テンター用プレーキシリンダーをそれぞれネジ イプなしのインタアーパン風電車とひとリ合点し , 今 まて写真等て見た記憶のあるものを片っ端から取リ付 止め。コンプレッサーは丸材を削整ハンタ付けしたも けて何とかまとめました。しかし , キット利用だから のを , 吊リ枠内に納め , 床板所定位置にハンダ付けし と安易な気持て行き当リばったリの現物合せを多用し ました。バイピングは不明 ( と言うよリ不勉強 ) なの た結果 , あちこちて不具合が生し , 作リ直しや付け直 て , それらしいものを少々配した程度てす。 し部分が多発しました。 工アーホースは / 0.5 真鍮線に / 0.1 銅線を捲いた ものを両端にそれぞれ 2 本すっ取付けました。 今回の体験を生かして , 次は同し珊瑚のキュニ 07 を カプラーはタミー自連 ( 旧つばみ堂製 ? ) の腕を延 べースに , 木目板張リ , 貫通扉付妻板 , 超大型パンタ 長して , 振リ角の大きいタイプにしました。復元装置 とポール , それに年代物カウキャッチャー , 床下機器 はもう少し考証をして作リ込んて等々・・・ , そして今回 は / 0 . 5 燐青銅線によっていますが , 動力台車側は取 付けスペースに制限があリますのて両端面て異ったも の客用と 2 連て ( 荷物車の方が客用よリ大型とは・・・ ) 走らせようかと夢想中てす。ー作リかけの C & O ・ H のになリました。 7a はどうするつもリだっ 下まわリ / 上まわリの取付けはキットの方式をその ・・陰の声ー まま踏襲しています。 く塗装その他〉 フロッキル塗料の屋根用褐色とライトグリーン ( 車 体 ) 及び機関車用黒 ( 下まわリ ) を半ツヤ仕上げて使 いましたが予想以上にツヤがなくなリ , 効果のほどは 自信あリません。プライマーによる下塗リはせす , ク レンザー磨き , 洗剤脱脂 , 水洗を充分行なった上て直 塗リしましたのて , 耐久力のほどは不明てす。 キット改造によリ , まとめようという初めの考えは 作っていく過程て消えてしまい , 改造・新製部分数知 0 0 4

7. 鉄道模型趣味 1983年2月号

キハ 05 がアメリカ型電車に インタアーバン フリーランスの リますが反っておリ , 深さが不足なのも気になリまし アメリカ型の車輛に特に興味を持っていますのて , たが , 手直しないし新製は骨が折れそうなのてそのま キット改造によリ簡単にインタアーパンの製作を試み まてす。ガーランドベンチレーター差込用の孔を角材 ました。べースになったのは珊瑚模型店のキハ 05 べー て埋めたのち , 歩み板とバンタ台を新設しました スキットてす。 バンタは , この手の車輛には超大型が似合いますが , く上まわり > 市販品には適当なものがないのて自作しました。台枠 は角材とバイプてイモ付けて組み , その他は / 0.4 洋 木造車とするため , 側板・妻板は lmm 間隔に千枚通 白線を使用し , 簡単な治具を使って組上げました。 1 してスジ入れを行ないました。側板は窓柱を 1 本おき 回てはうまくいかす , 調整 に切リ落し , 飾リ窓付きの 2 連窓 としました。すなわち , 横棧は角 を繰リ返して何とかおさま リましたが , バンタ 1 個を 線の貼リ合せ , 窓枠は上下別個に 完成させるのに 5 夜を費や t 0.2 洋白板よリ切リ出し , 縦棧は してしまいました。碍子は øo. 5 線をャスって半丸とし , 枠にハンタ付け , といった構成て 天賞堂製てす。 す。ドアーは tO. 2 板貼リ合せの新 く下まわり > 製て , 窓上を円弧状にして木造イ 台車は日光モデルの日車 ンタアーパンの雰囲気を出しまし 型の両端斜め部分を切リ落 してそれらしくしましたが , 妻板は窓枠・柱共に全部を切リ あまリ似合ってはいないよ 落し , 3 枚窓を新設しました。縦 自作した大型パンタグラフ うてす。 棧は lmm 半丸線ハンタ付けてす。 伝動はごくオーソドックスなウォーム 1 段と連動ギ アンチクライマーは t0.8 板 3 枚を貼リ合せて作った ものを , 妻板下部の切リ欠きにはめ込んてハンダ付け ャーの組合せて , モーターはカッミの D V 系 , 連動ギ しました。その上の大型ヘッドライトは , 手許にあっ ャーは台車に合せて日光モデルのものを使っています。 たアメリカ型蒸機用ロストワックスパーツを使いまし たが , パンタと反対側妻板のライトはヒサシ付になっ ています。 屋根はキットのものを使用しましたが , 僅かてはあ 寺沢和雄 三一第

8. 鉄道模型趣味 1983年2月号

82 年の課題作は 9600 。主要パーツを除く大部分は自作て , 新幹線乗務の余暇に糸鋸をにきった成果がここにある製作・池上雅敏 東京駅 , 新昇線ホームの下に 9600 勢揃い。 中山ら三 型ミら 霍い粤 : : 第新、 4 既機 一安に新 さ手さ ーて集い 0 や邸、 のあるい ' 82 年初ー

9. 鉄道模型趣味 1983年2月号

持ち前の器用さて , いつもすばらしい機関車が出来上リます。 モデルは、、蒸気機関車の角度 " に載っていた 79618 て , 煙突にい わゆるクルクルバーを付けた倶知安の重装備機てす。外観も重装備 の名に恥しない密度の高いものてすが , テンダーの足まわリにも工 夫をこらして , 走行や集電を良くしています。 とかく 3 軸固定のテンター台車は , よほどレベルを合わせないと レール面の凹凸て浮き上リを生じ , 脱線しやすいものてすが , この テンダーは第 1 軸はノーマル , 第 2 軸は軸孔を 0.2mm ほど拡げて若 干のカタを与え , 第 3 軸は図のように改造したため線路への追従性 も良く , 同時に集電も良好になるというメリットを生しました。 製作・田島昭夫 ンニングボードを取付け。配管関係 をすべてすませてから側板 , 床板 , 後部妻板 , 屋根の順に付けていきま すが , この順序を間違えて苦労した ーも何人か見受けられました。 メン・ノヾ また , 元空気溜の上のランニング ポードに , 丸ハシゴや放熱管受けを 立てるため , 網目板の裏側でハンタ、、 付けしてから取付けるなど , 製作手 順の工夫がかなりの部分に必要でし 完成後の走行は大むね良好でした が , 全体にウェイトが前寄りのため , テンダー矛 3 軸は燐青 薄い鉛板をモーターの両側面やギャ 銅板の腕て支え , バネ ーポックスの両側の隙間にハンダ付 をきかせた上下動とねしれに けしてバランスをとった結果 , 更に 対応てきる動きを与えて線路 走行状態が良くなり牽引力も増しま への追従性を向上させている。 テンダーは工ッチング板によりま したが , これは 2 年前に 8620 を作っ た時 , 9600 の製作を見越して作って おいたものです。 ネジ式の煙室戸ハンドルをまわすと 外れる煙室前板 ( 製作・高橋正司 ) → 点灯式ヘッドライト ( 製作・水野範人 ) 高橋正司 , 水野範人製作 29

10. 鉄道模型趣味 1983年2月号

新昇線乗務の余暇のモテリング / 新幹線東京第 1 / 第 2 運転所鉄道模型ワラブ 82 年の課題作は 9600 大石和太郎 にあるものの 2 種としました。また , B20 に始って C62 , D51 , 8620 , C59 と , 1 年 1 作すつ国鉄蒸機を作 腕に自信のある人は倶知安の重装備 り続けてきた私たち模型クラブです 機を加えた 3 種にしは、りました。結 果的にいちばん人気のあったのは重 が , 82 年は 9600 形が 46 輛完成しまし 装備機でしたが , パイピングその他 た のディテール工作は、、蒸気機関車の 部品は主として珊瑚模型の 9600 用 角度 " の写真を参考にしました。 パーツを使いました購入したもの はいつもと同しように動輪 , ロッド 工作は , さはど難しいものではな ・バルプキ、ヤーー式 , シリンタ、、一カ く , ポイラー , 主台枠 , ランニング バーと前後の挽物 , テンダー台車 , ポードはいつものパターンで進めま した。キャプ内のディテールはなる 上まわりでは煙突 , ドーム , 汽笛 , べく自作という原則から , 製作に難 安全弁 , それにニワのパーツが若干 加わり , あとは全部自作です。 しい水面計 , インジェクター , プレ 今回は , クラブの課題作としては ーキ弁は買い , 焚ロ戸 , 加減弁ハン 初めてキャプ内部を作ってみました。 ドル , 逆転器 , 圧力計等は自作によ りました。しかし , 時間的に間に合 ご存知のように 9600 にはさまざま なバリエーションがありますが , 基 わなくなり , 買ってきて付けた人も 多いようでした 本図面は一段ランニングボードで元 空気溜が機関士側 , 助士側共に左右 キャプ内ディテールの製作は今回 が初めてですから , 組立手順も今ま 対称の中央位置にあるものと , 機関 でのようにはいきません。ポイラー 士側は前方シリンダープロック上部 , 助士側はランニングボード中央上部 にキャプ前部妻板を付けた段階でラ を二ー、 今回はキャプ内部のディテーリングが加わった 左から田島昭夫 , 池上雅敏 , 28