イコライザー - みる会図書館


検索対象: 鉄道模型趣味 1983年6月号
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1. 鉄道模型趣味 1983年6月号

管はハンダ代が少なく , 手で触れやすい部分でもあるた め , 工作中何度かはずれる個所が出て困りました。完成 後もあまり触れないように注意しています。 ドームを廻り込んでいる空気作用管が 1 本になってい るのや , 煙室戸ハンドル , キャフ・屋根の吊環が D51 のタ イプと異なるのは , 経験がないゆえのイージー ( 、スで , まったくおはずかしいかぎりです。 キャプ内にはひかり模型のロスト製バックプレートを 取付けました。このパーツは現在手に入らないようです が , 行きつけの模型店の陳列台にあった見本品を「絶版 品の見本などあっても意味ないだろう」などと , 無理を いって分けてもらった代物です。その他プレーキ弁脚台 を取付けてムードを盛上げました。 0 糸ノコでスジを 付けて曲げる、、 / 宿定電圧点灯装置■ す。なお前照灯が少し暗かったので , 前後進切換のダイ オードを別に設けて , 照度アッフ。を計りました。 機関車の前照灯とキャフ・内灯は , 定電圧方式で点灯さ 前照灯はニワの大型タイフ。の内部を , ドレメルの球形 せています。ダイオードはエコーモデルの M C 型を基板 カッターでえぐり , 綿棒にコンパウンドをつけてモータ の中央で直角に折曲げ , 説明書にある A—MI—C の端 ーツールにセットし , ツルツルになるまで磨いてニッケ 子に , L 形に曲げた角線を介して三角形の真鍮板をハン ルメッキをしました。その後 , 斜め下方から孔をあけて ダ付けし , 煙室内に設けた取付板にネジ止めしてありま スリットを切って受金を落し込む イコライサー機構 モーションプレート取付孔 ( 前部はナット止 ) 照度向上のためこのように使用 テンダー 説明書の指示 ン テ 0 0 0 0 0 ダイオードユニット のカロエ 0. xO. 5 0.3 0 工コーモデノレ M C 型 - のプリントパターン 0 0 0 0 後部イコライサー ( t0.5 燐青銅板 ) 前部イコライサー ( t0.5 燐青銅板 2 枚合せ ) イコライザー受取付板 前部イコライザー受金 スリット 従台車復元パネ入レ イコライザー振れ止キットの支点に合わせる M. KODAHA 従台車支点 押え板を切離す 後部イコライサー 動輪押え板 前部イコライサー 切取る ミ一・ 1

2. 鉄道模型趣味 1983年6月号

ェコーモデルのスーパーライト B の入るパイフ。を差込み 煙室戸に取付けました。 モーターからダイオードへの配線は , モーターブラケ ット上面に接点を設けて , 上下分解に対処しました。 キャプ内灯は , 天井に細パイフ。を 2 本取付けて , ライ トのリード線を折曲げて差込むようにしましたので , 球 の交換は大変楽です。このパイプの内 1 本は天井と絶縁 し , 前記の接点のポイラー側と結線し , 前後進共点灯と しました。 ■主台車・イコライザー機構■ 走行性能を重視する見地から , 動輪はイコライザー可 動式とすることにし TMS360 号に井上豊氏が発表さ れた , 3 点支持方式を採用させていただきました。 キットの主台枠は , 実物の棒台枠の形態となっている ため , 外観に影響が現われないように , 後部イコライザ ( 第 3 ー 4 軸 ) の支点は , 台枠に表現されているイコ ライザー ( ダミー ) の支点に合わせ , そこに 1 タッフ。 ここに使用するネジは段付とはせずに をたてました。 ネジの緩み止め剤 ( ポンドアロンタイト ) を塗って , ほ ど良い固さに締めています。調整が終れば別に取外す必 要もありませんので , これでよしとしています。 前部イコライザー ( 第 1 ー 2 軸 ) の受金は , そのまま では入りませんので , モーションフ。レート取付板にスリ ットを切って , 上から落し込むようにしました。このス リットは台枠組立後に加工しました。 イコライザーは t 0.5 燐青銅板を使用し , 前部は上部 の梁に規制されて , 上下寸法を大きくとれないので 2 枚 貼合わせとし , 逆に後部はギャーポックスのため厚くで きないので 1 枚とし , 上下寸法をできるだけ大きくとっ て共に強度を確保しました。軸箱に掛ける部分は , 軸箱 の厚みを増そうとすると加工がたいへんですので , 先端 を直角に折曲げて対処しました。また前部イコライザー は , そのままでは傾いたり振れが出て良くありませんの で , 門形の板を内側にはめ込んで防止してあります。 の板の取付ネジは , モーションフ。レートの前部取付用の ものと共用としました。 軸箱下面と主台枠下面は同じ高さですから , 動輪押え 板がそのままでは動輪が上下動しません。そこで押え板 の軸箱の当る部分をコの字形に切取って , 動輪が上下動 するようにしました。第 3 動輪部は , 押え板下面に別の 真鍮板をカシメ併用で , 、ンダ付けした後 , 必要部をカッ トしました。 主台枠後部は , 従台車上面とに隙間があって向こう側 が見えており , 感じが悪いので灰箱らしい形の板で目隠 し , 従輪が触れてショートするのを防ぐため , ェポキシ でコーティングしておきました ( 公式側のみ ) 。 第伝動装置 動輪イコライザー可動化にともない , モーターは釣掛 式としました。キット付属の D H ー 13 は , 騒音低下を図 るのと , キャプ内にバックプレート取付のため使用せず バンフ・一の B ー 1630 を使用しました。このモーターは回 転数が低めなのであまりスピードは出ませんが , ドラフ ト音を出す場合に速すぎるとかえっておかしいので , ち ようど良いと思っています。また始動電圧が従来のカン モーターよりは高め ( 4V 位 ) なので , 定電圧点灯の方 もうまく働いてくれました。 モーター支持プラケットは , ギャーポックスをはさみ 込むように真鍮板をチャンネルに組み , ギャーポックス 上部にある四角の出張り部分に 1 簡タッフ。をたてて , ネ ジ止めとしました。モーター取付部は多少折曲げのきく よう図の如く細くして , ジョイントをはめて回転させな がら最良の状態に調節しました。 ジョイントは耐久性を持たせたいところから , スプリ ング式やルーズカプリングなど試みてみましたが , 結局 ゴムジョイントが最も静かだったので , しかたなく使用 モーター支持台 当る所で切取る ~ 0.8 リード線 絶縁用ファイバー 取付用長孔 ギャーポックス を押える 0 9 接着 ごえ 0 tO.S 1 x 1 補強 1 mm 取付ネジ 幅をせまくする 後部イコライサー の当りを欠取る 曲げ調節を可能にする することになりました。 モーターは , 主台枠に取付けた V 形の真鍮板にゴム板 を貼ったモーター受台に乗っているだけです。ギャーポ ックスは , ウォームホイールとのガタをなくすため , 内 側に出ているポスの上に t0. 15 燐青銅板を貼付けていま す。 ウォームとホイールは , コンパウンドを塗って充分に スリ合わせをしておきました。 19

3. 鉄道模型趣味 1983年6月号

を仕上げる 児玉道夫 で溝を入れてカッチリと折れ曲るように直しました。 ェアータンクは後述の動輪イコライザー可動化により 動輪が触れるため , 内側の一部をえぐり取る必要が生じ ました。 給水温め器や缶水清浄装置などの平面的な部分の多い ツは , 割と歪みなどがあってよく目立ちます ロストノく一 ので , ャスリ整形でスッキリと仕上げるようにしました。 前部端梁のカプラーの欠取部は , 良い処理法が見つか らず , 帯金で縁取りをしておきましたが , 何もないより はましでしよう。 各パーツやパイビングなどは , ガッチリと取付けるよ う配慮しましたが , ランポード下のヘャービン状の空気 述のなかお氏の記事を参考に自作してみました。 ディフレクターとランポードの網目板は , 縁を斜めに ャスって薄く見せました。しかしポイラーに上るステッ フ。などはそのまま使うなど徹底せず , 反省材料となりま した。ランポードの山形になっているところは , 糸ノコ 車体断面 コンタクト ( 2 本 ) 絶縁ファイバー 火室パックプレート キャプ室内灯ソケット ゴム板 ウェイト はめる . KODAMA 透視防止板 内部につめるウェイト で前後のパランス調整 ウェイト 配線用 / 2 パイプ ギャーポックス ゴムジョイント モータープラケット 軸径アダブター ダイオードユニット ハ・洋ネト寰一一当

4. 鉄道模型趣味 1983年6月号

製品の紹介 、イヤ ↑担 / ヾネやイコライサーなどディテールをそなえたドロップ製の台車枠 する , 在来からの動力方式を踏襲し メインフレームはドロップ製で , 担バネやイコライサーのディテール ている。 シリンダープロックは前後板が組 をそなえ , これがゴールデンシリー ズ蒸機の売り物。最も基本となる部 立済となり , 前後蓋もカシメ付けさ れているので , あとの工作が非常に 分だけに , がっちりと組立済。 簡単になった。モーションプレート 動輪は角形軸付で , コイルスプ の外枠 ( ドロップ ) もハンタ、、付済。 リングを入れた可動式。 DH13 モー C 57 では最も組立てにくかった先 ターからゴムジョイントによりキ、ヤ 台車も組立済。同様に従台車も , ド ーポックスに伝え , 第 2 動輪を駆動 ロップ製の内枠と外枠 , そして内側 フレーム部分が , しつかりハンダ付 いる。さらに , ディフレクターとフ でまとめてある。このあたり , もは ロントデッキも組立済。こうなると やバラキットではない , という感し あとは , ドームや煙突などを曲らぬ を受ける。 ように取付け , 残るバラのパーツを 上まわりは , ますポイラー 付けていけばよいわけ。ポイラーの ・フン ニングボード・キャプがハンダ付組 板厚は充分で , 全体に非常に強固に 立済。キャプは厚手の床板でがっち 組上っている。 り構成され , あとは屋根・ドアー類 冷却管・給水管などのパイピング , を付けるだけ。また , C57 では別に ェアータンクのバンドは曲げ加工済 ↑組立済となったシリンダー前後板 なっていた火室もハンタ、、付けされて で , C 57 のように治具を作る必要は と前後蓋 , モーションプレート。 テンダーでは , 側板と 1 枚板で折 曲げた床板に , ダイカスト製の枕梁 と真鍮チャンネルの中梁を取付済。 この床板に , S L サウンド用の穴が あいているのは C 57 と同様。 ドロップ製のテンダーム車 では枕梁取付用のネジ座がハンタ、、付 済になった。前後の端梁を H 形の支 持枠で枕梁に取付ける構造は C57 と こはェッチング抜きノ 同しで , ツを使用している。 説明書は , 多種にわたるイラスト と一覧表が連続する , 表紙共 16 頁。 ←ーテンダーで このキットで , 最も手間のかかりそ は枕梁と中梁 , うな砂まき管の折曲げのため , 現寸 台車枠裏側の 大の図が入っているのは親切だ。 ネジ座が取付 大いにすすめられる C62 のキット。 済。サウンド 本誌昨年 3 月号の C 57 組立記事が参 用の穴もあけ てある。 考になる。 全体に強度をよく考えた組立済の上まわり ↑ポイラー板厚は充分あり , 48

5. 鉄道模型趣味 1983年6月号

を取付けました。 ウェイトの積込みは , 3 点支持の重心点 ( 第 2 ー 3 動 輪の中央点 ) と機関車の重心点が揃うように , 上まわり ■ロッド・バルプギャーの整形 0 に目一杯積込んだあと , シリンダープロック内や , 主台 メインロッドとサイドロッドは , ャスリ整形して角の 枠後部に積込む量でバランスをとりました。先従台車を カッチリと出たものに直し再メッキをしました。 含む機関車総重量は 630g です。 ノくルプギャーの内 , 合併テコは洋白帯金の貼合せで図 ■先台車・従台車 の如く自作し加減リンクはロストパーツを使用して , ラジアスロッドを前進位置固定と 先台車は車輪を替え , カプラーをマウントしました。 ・合イ并テコ イコライザーを表現している部分は帯金で縁取りするな しました。 t 0.2 洋白 その他のものは , キットのパー ど , 多少グレードアップしています。復元スネは 0.3 ツに tO. 15 洋白板を貼り足して , 燐青銅線 2 本を写真のように曲げたものに替えました。 厚みを増すと共に角の出たものと 従台車は , 外周のテパーのついた部分を直角にヤス tO. 6 位の洋白板に しましたが , リ整形しニワの空気分配弁の取付と , 真鍮線で灰箱開 キットのものを仮止めして , 治具 閉ロッドの追加を行ないました。 代りに使う手もあったようです。 従台車と一体表現の ーンクランク固定時に エキセントリックロッドはリタ 主台枠後部はそのまま 短いことに気付き , たたいて少し延しましたがまだ不足 で加工しておりません で , いずれ作り直しをするつもりでいます。これはスケ が , キャプ右下のパイ ール通りの長さに出来ているのですが , 動輪の軸距が少 ヒ。ングが平面的になら しオーバースケールとなっているためでした。 ざるをえなかったこと や , 空気分配弁付近の 0 テンタ。ーとドラフト音発生装置を パイピングエ作の面か 内部には , くンブーのドラフト音発生装置を取付けまし らみると , 担バネ後端 た。使用したのは最初に発売された大型のもので , 同じ でカットする方が有利 カッミの D 51 完成品に取付けられているのと同じものら と思われます。その他 しく , ちょうど一杯に収まりました。 線バネによる復元装置 をふを事 は 0 物を、ご 仕上げ 20