ナンバーを貼るときじゃまになるので , 車体への取付は り過ぎるので , 適当な材料を探したところ , 「カッティン グシート」と称する粘着シートが見つかりました。ちょ もっと後になります。 うど窓枠に適当な黄土色があったのでこれを使い , 窓ガ ■車体の塗装と仕上げ ラス用の透明塩ビと同じ寸法に切ります。これを外板の 窓にヒ。ッタリ合わせるために , 内側から窓にあて , 形を ラッカーに侵されないという点で塩ビを採用したので なぞってから抜きました。 すが , 塩ビには逆に塗料の喰付きが悪いという欠点があ 直線はカッターで抜きましたが , 四隅の R はごく小さ ります。にもかかわらず塩ビを選んだのは , 専用のプラ いものなので , 極小の丸ノミを使いました。これは , 近 イマーがあったからです。これはミカド模型が同店発売 所の京仏師の先生からいただいた , そこのお弟子さんが の塩ビ製客車キット用に売出したもので , 茶・青の専用 自作されたもので , 市販の五厘の丸ノミより更に小さく 塗料の他に透明のフ。ライマーがありました。このプライ その半分ぐらいの R が抜けます。しかも刃が内側につい マーを塩ビシートに塗り , その上からラッカーを吹付け ており , 窓抜きにはもってこいです。抜き終れば裏紙を てみましたが , 結果は良好で喰付きも良く , これなら大 はがして透明塩ビに貼り , 更にそれを車体に接着します。 丈夫と塩ビ製車体の製作に踏切ったわけです。 これらは全て塗装後の作業となります。 ところが , 組上った車体にまずプライマーを吹付け , 乾燥後に阪急マルーンを塗ったところ , ウインドシルま ■前面のティテール わりに気泡を生じてしまいました。一旦はがして , 再度 標識灯は埋込み式としました。 1.6 のパイフ。を 10 塗ってみましたが , 結果は同じでした。他の部分にはト に切り , 外板にあけた孔からわずかに外へ出して固定し ラブルを生じていないので原因が解りませんが , とにか ます。この時 , パイプが外を向いて“カメレオンの目” くプライマーの使用は断念しました。 にならないように注意します。レンズはの 1 の光学繊維 そこで改善の策として , 塗装面にサンドベーパーをか け , 少しでもラッカーの喰付きを良くする方法を採りま で , 一端をハンダゴテに近づけて適当な大きさのキノコ した。またマルーンは隠蔽力が弱いので , 先にブドウ色 形にします。レンズをパイフ。にはめるのは塗装後になり ますが , このままでは白っぽく見えるので , 光学繊維の を塗り , その上から阪急マルーンを吹付けています。吹 もう一端を黒く塗っておくと感じがいいようです。 付けにはノくジャー社のスプレーガンを使い , フラットべ 幌枠とアンチクライマーは共に t 0.5 で , アンチクラ ースを少々入れて , 半艶消しとしました。 イマーは 2 x 7.5 に切出したものに糸ノコで溝を 2 本入 塗り上った面の半分以上は , ゴミの付着などで不満足 れてあります。貫通路の渡り板は , 先に付けてしまうと な出来栄えだったため修正することにしました。まず最 ← 610 ・一 0 = を ← 630 ← 660 カラー頁と反対側 の各車の床下を示 す。右が大阪 , 左 が宝塚寄 ・・ 0 = →らを : 気ュ = 1 、いら : をら、、、 , ー、こみ
オー図 初に 800 ~ 1200 番のペーパーをかけてゴミやブップッを もネジの頭を最も目立 平らにし次に浴漕用の磨き砂 ( 商品名バスタニック ) , っ所へ四つも出さなく コンパウンドの順で研磨します。間にバスタニックの研 てすみます。 磨をはさむのは , これでごく細かい傷をつけ , コンパウ べンチレーターは押 ンド研磨によって表面がヒ。カヒ。力になってしまうのを防 込み形で t 1.2 のプラ ぐためです。こうすれば半艶消し塗装そのままの面と , シートから 8 X 5. 5 に 修正した面との差は , ある程度目立たないようになりま 切出し , 屋根には t0. 3 す。差を全くなくすには , 全ての面を研磨すれば良いの を介してわずかに浮か ですが , きれいに塗上った塗面に手を加える気にはなれ せて付けます。 ませんでした。 屋根中央のランポー こうして仕上げが完了したのですが , 次の屋根塗装の ド 2 本とその脚は tO. 5 時にマスキングテープの浮上った個所から塗料がはみ出 プラシートです。パン 雨樋 してしまいました。これはペーパーをかけた後 , ヒ。ース 夕まわりのランポード コン ( ャング 88 ) のノズルを絞ってマルーンを吹き , 最 もやはり t0. 5 ですが , 後に研磨を施して修復しました。ヒ。ースコンのノズルを 左右の脚は目立つの 絞って 5 ぐらいの距離から吹くと , 直径 3 簡程度の範 で , ホッチキスの針を 囲に塗料が付着し , 他の部分との境界もつかず , 修正塗 冂形に曲げて屋根板に 装には最適です。 差込みました。 ヘッドライトは同時 ■屋根上機器と塗装 期の 810 系に比べると 床板 610 系のパンタグラフは小ぶりなので , 市販の P S ー 16 かなり小さく , 市販品 2 mm ネジ の中ではひと回り小さいカワイ製品を使い , タスキも張 に適当なものがないの り替えました。屋根への取付はパンタネジを使わず , 台 で , の 4 パイプを輪切りにしました。 枠中央にの 1.4 ネジをハンダ付けしこれを屋根板にあ さて , 屋根の塗装ですが , パーツを付けてから吹付け けた孔へ入れて , 裏側からナットで止める方法をとりま 塗装をしたのではランポードの裏など塗り残しが出ます こうすれば着脱が簡単になり , ドライバ ーが滑っ ので , 屋上パーツの取付前に屋根を塗ります。既に塗装 て屋根上機器を傷つける心配もありませんしなにより の終った側面と妻面をマスキングして , グンゼの@ダー クアースを中心に , ⑩ フラットプラック , ⑩ グレー 74 , @ レッドプ ラウンを混色したもの を吹付けます。この段 階で屋根上には , タ両側のランポードの 脚とヘッドライトのス テーがあるだけです。 次にべンチレーター ランポード・パンタ台 を同色に筆塗りして所 定の位置に取付け , も う一度同色を軽く吹付 けます。更にヘッドラ イト , 市販パーツ利用 のフューズボックス , 避雷器が付きます。 パンタの引通し線は の 0.5 真鍮線で , ラン 2X2 補強 運転室仕切板 貫通扉 t 3.0 補彊 内張り 運転室ドアー オ 2 図 1 3.75 3X3 補強 ( カッティングシ ート ) t 0.2 窓ガラス 横梁 0.4 オ 3 図 動力車 6 1 0 の下まわり ′ 80 t 3.0 床板 ( 鉛板 ) 車体枕梁 ウェイト ク面味 ッ下気 ラ板上 ト床や 一はや パ上よ 横梁 ホック 運転室寄 パワートラック プラシート 2 mm ネジ スペーサー 75
ROYAL T ココ 4 , をド日譱 . に平ー しました。 塗装その他塗分けは少 々面倒てしたが , ごらんの ような AP T カラーに塗り ました。塗装の順序は灰色 9 号→西武レッドアロー用 赤→白→ニュープルートレ イン用青て , マスキングテ には白塗りのプラシートを接着しました。窓ガラスは t ープとマスキング液を併用しました。このあと , 動力車 0.2 の透明プラシートに換え , 貴賓室には布きれてカー と 3 号車の前面を黄色の筆塗りて仕上げました。 台車はねずみ色 1 号て , バイオニアⅢ台車のプレーキ テンを付けてみました。 レタリングは白のインレタを用い , 特に動力車の側面 ディスクと , 1 ・ 3 号車の窓周囲や先頭車正面窓下などに はバクトラのシルバーを筆て入れました。 は大きな文字をイ吏ってアクセントをきかせました。 室内には , プラシートのべースに関水キロ 80 のシート 以上のようにして , 後部にも運転室を持っブッシュプ を接着したユニットを取付け , 1 ・ 3 号車は赤 , 貴賓車は ル方式の 4 輛編成 , APT の衣裳をまとった日 OYAL 丁日 A 爪 近鉄マルーンに塗って変化を与えています。また , 天井 は完成のはこびとなりました。 1 ー ー画を ↑クロ 1 57 をベースにした貴賓車。室内に並ぶ赤いソファーが豪華なムードを盛リ上げている ー 0 園ロ 3 ロ 41
両面粘着テープで仮止め 0. 3 X 0.3 ばよいわけで , 特に難しいところはありません。ただ , いずれも細かい工作の連続なので , 慎重な作業が必要で す。 本体が完成したところで , 塗装をすませてしまいま す。本来ならば吹付けといきたいところですが , 吹き飛 んでしまいそうなので , エナメル系塗料を筆塗りしまし た。屋根と鐘は艶消しの黒 , 他は艶消しの赤で , それそ れ面相筆で塗っていきました。この時は , 間違ってもカ を入れすぎないように注意が必要であり , 塗料の着けす オー図 ぎも禁物です。 す。実際にはこちらのほうが先にできており , 415 号の このままではいかにも不安定ですので , 塗料が乾いた 私のレイアウト紹介の中でも少し触れておりますが , ところで , 土台を取付けます。これは石膏製で , フ。ラシ の機会に補足をしておきます。 ートで作った内側寸法 9. 5X7X3 の型に流し込んで作り こちらは真鍮を主体としていますので , 当然前者より ます。そして硬化前に , ほぼ中央に , できるだけ静かに 難しくなりますが , 私のような者でもいちおう組上がり 足を埋め込んでおきます。そして完全に硬化するのを待 ましたので , 多少の経験のある人 って型をはずせば , し はぜひとも試してみてください。 っかりとした土台がで 製作のあらましは第 3 図のとお きあがり , この部分を りです。火の見台となる板に 4 個 グレーに着色すればい 所の孔をあけ , 1 >< 1 アングルを よいよ完成です。 通して上部に屋根を付けます。や ウェザリングは , べ ぐらの途中の部分は 1 x0. 2 帯板 ンガラとウェザリング を口の字形に折り曲げたもので , フ・ラックを使って施し これをはめ込みながら下方を少し ておきましたが , 屋根 ずっ拡げていきました。 と鐘はべンガラを , 土 手すりはの 0.3 線で作ってあり 台はブラックを強めに ますが , 先にハシゴ状のものを作 しておくとよいようで t 0.3 オ 2 図 り , これを口の字形に曲げたほう す。 が楽だと思います。最近では都合よさそうな市販パーツ 製作時間は 1 日 30 分としても , 1 週間あればできるは も見かけますので , これを利用する手もあります。たす ずですので , みなさんも気楽に取組んでいただきたいと きの取付けは , 、ンダゴテが入れにくいので , 0. 1X0. 3 の 思います。 帯板を瞬間接着剤で付けておきました。立て掛けてある ・大型のタイプ ハシゴはいさみやのものを切断したものです。 さて , 次に駅前に置くような , 大型のものを紹介しま 塗装とウェザリングは前掲のも t 0 . 3 のと大差ありませんが , 水洗いな どは強度の上の不安からできかね ます。私はラッカー用うすめ液で 14 図 軽くぬぐっておいてから , ェッチ 14 オ 3 ングプライマーを筆塗りしました 1 X 1 アングル 製作後の感想としては , いずれ も特に難しくはないのですが , か なり慎重な工作が必要だというこ とです。私のような未熟者にはま ヾ だまだこなしきれていないのです が , 当初の目的である視覚的変化 は充分に楽しむことができ , ない よりはまし・・・といったところです 帯板を曲げる 方眼紙 ( 図面 ) を貼る 0.5 X 0 . 5 ガラス板 削る t 0.3 削る t 0.3 X 4.5 t 0.5 手すり ( t 0.3 ) / 0.7 孔あけ 屋根 65
部にフタ ( t 0. 1 板からの 1 ポンチ で抜いたもの ) を付けてあるので す。実物のフタは普段閉じており , ェンジンをかけると排気の圧力で開 くようになっているのですが , 私の 車輛ではいつも開きつばなしという わけです。 この車輛は , 上まわり , 台枠 , 走 塗装と仕上げ 行装置の 3 分割になっていますが , てあります。これは大切な文字部分 このぐらい小さなものでは上下の組 下地の処理を定石どおり行ない にハンダがまわらないようにしたた 立もたいへんで , 取付ネジを設ける 上まわりと台枠を当鉄道 D L 標準色 めです。 場所もままなりません。 の艶消グレーに吹付塗装しました。 台枠の妻部分はェッチング板を裏 結局 , 台枠の床板に角線を 2 本並 最初は両者を塗り分けようと思って 打ちせずに使っています。カプラー べ , これに上まわりのポンネットが いたのですが , なぜか同色に塗って 部分の 5 個の細長い穴は , しまい , それほどおかしく 000000 番の糸ノコをャスリ もなかろうということで , がわりにして加工したもの そのままにしてあります。 です。前面床板上にあるク インサイドフレームは黒染 ランクホルダーは , ロスト めしておきました。 製の吊環を流用したもので ウェザリングは , / 、ンフ す。 ロールとウェザリングプラ ックその他を利用していま 上まわり すが , 非常に難かしいもの ェッチング板をほとんど のひとつです。その後に窓 そのまま組立てたものです ガラスを入れました。 ツ ユ カ : , ェンジンカ / く一の部分 ドライト内に残った塗料は は , 幅が広くなったために ラッカーうすめ液を浸み込 当 ~ - ・、 - ませたアイツン = ー , 、一 作り直してあります。 ( 先を細くする ) でふき取り , レン ポンネット上にある , はまり込むようにしてあり , 走行装 ーツは , ド リルレース加工したものや真鍮小片 ズを入れてあります。 置は下側からネジ 1 本で止めていま で適当にデッチ上げてありますが , やっとこれで完成。やっとミクロ す。これでは台枠の中で動いてしま の決死圏から脱出することができま マフラーだけはちょっと凝ってみま うはずですが , 小さいためか今のと した。本体は細径パイプですが , 上 ころは問題はなさそうです。 37
ま基辷三 、物巨輌前工可 画一をコ三 車との段差を視覚的にやわらげています。 台車も 457 系のものを流用し , 1 号車 が D T 32 と T R 69 , 2 ・ 3 号車が T R 69 , 4 号車は動力車で D T 32 となっています。 車体の塗装は , 発色を良くするために 落合利在 下地に白を吹付け , その上に近鉄マルー ンを吹いてコンパウンド仕上げをしまし 近鉄ビスタカーの写真を眺めている時 3 号車は , クハやモハの窓部分を 2 段に た。屋根は , ねすみ色 1 号にシッカロー にふとアイディアが浮かび , 457 系 ( 関 重ねて 2 階建てとしましたが , 高さオー ルを混ぜて完全艶消しにした上で , ミク バーで架線すれすれ , なんとも危険な 2 水金属 ) の切断加工でまとめたフリーラ ロタッチを使って吹付けました。クーラ ンスの 2 階電車です。車体は , 1 号車か 階電車です。 3 号車の 2 号車寄連結面に ーはダークシーグレーに白を少々混ぜ , 色調・艶共に屋根とは差をつけました。 半室ビュッフェ , 2 号車が 2 階建て普通 は , サロ 455 の妻板を利用した回送運転 車 , 3 号車が 2 階建てグリーン車 , 4 号 台があります。 4 号車は , サロ 455 の側 台車・床下はねすみ色 1 号の筆塗り仕上 げです。 車が普通車の 4 輛編成です。 面とキハ 58 ( トミックス ) の前面 , そし 各車について少々説明を加えますと , てモハ 456 の妻板を組合せました。屋根 この電車の特徴は 2 階建てであるとと 1 号車はクハ 455 の前面とサハシ 455 の はモハ 456 とクモハ 457 のものを切継いで もに , キハ 58 の前面 1 個を除きすべて 457 系の 6 輛編成から出来ているということ 側面を組合せ , 屋根はモハ 456 とサハシ あります。なお , 1 号車と 4 号車の連結 でしようか。 455 のものを切継いで構成しました。 2 ・ 面寄屋根上に水タンクを積み , 2 ・ 3 号 んだ感しなので , これは自家調合し ぜたもので着色しましたが , 塗料の やドアー下の靴ズリには細く切った て吹付け , プルーはタカラの鉄道カ 粘度が高過ぎたため , ややムラにな アルミテープを貼りました ラーによりました。屋根は明灰白色 ってしまいました。ライト類は , 将 今回の経験を生かし , 更に 2 編成 ① , 床下及び台車はねすみ色 1 号で , 来の点灯に備えて光ファイバーを入 を追加製作し , 10100 系ビスタカー 乾燥後その上に薄い色合いに調合し れてあります。なお , 正面窓の縦棧 の 3 重連運転をめざしております。 た錆色を塗ってウェザリングしまし た 車体内部も塗装し , 両端車及び中 間車の 2 階にシートを並べてありま す。と言っても下部はよく見えない ので , 窓から目立つ背もたれのみで す。窓がラスは t 0.2 透明プラシート を用い , クリアー塗料に少量のクリ アープルー クリアーイエローを混 自由型電車 4 輛編成 ↑加工して中間車の車 体をかぶせた動力ユニ ット。集電用の帯は車 体に付け , 両端台車が 連続台車になっている 4 こ ン・こ 4 連接部は動力台車 の上に取付けた心 皿状の上に先頭車 の後部をのせかけ る構造をとる→
4 8204 ヴ 。 ~ 聞朝ツ、にを : 言誕み彎こ。記竈を第麒ま くほ ( ま現寸 > ■ 第 作り , 写真のように床板上部にネジ止めしてあります。 燥後ェッチングフ。ライマーを吹付けました。 塗装はすべてプラ用塗料 ( レベル ) の吹付けです。屋 く塗装その他 > パンタはシル・バー , 車体 根まわりはダークシーグレー プラシートで作った部分は粉ハミガキで軽く磨き , 中 はチョコレートより明るいウッドプラウン , 台車枠はニ ートラルグレーとしました。また , 室内はグリーンに 性洗剤で充分に洗って乾燥させます。金属部分は稀塩酸 ( サンポールを使用 ) で洗った後 , 中性洗剤で洗浄 , 乾 ってあります。主な塗装が仕上った後 , アクセントと してノ : ッファーに赤 , ナンバープレートの地色に青を塗 りました。 窓ガラスは , 運転台まわりは透明アクリル板 , その他 は透明プラシートを貼って表現しました。最後に , 下ま わりを中心にパステルを用いて軽くウェザリングをほど こし , 現役車輛の雰囲気に仕上げました。 以上のようにして , 私の E E タイプ電機は 完成しました。塗装の結果 , プラ特有の質感 も何とか押えることができたよう です。全重量は 190g と軽量です が , 平坦線では 20 輛の 2 軸貨車を スリッフ。をしながらも引き出せま すので牽引力は充分です。当鉄道 の新鋭機として , 軽量貨物列車の 先頭に立って急行列車なみのスヒ。 ードで走っております。 ( カラーは新年号参照 ) 床板上部に取付けた運転室 仕切とウェイトを納めた箱 25
Ⅳケ、一ジの 2 ′皆電車 0 1 近鉄ビスタカー 1 0 1 00 系 近鉄の二代目ビスタカー 10100 系 の B 編成を作りました。窓配置 , 塗 装は初期の状態を基本にしましたが , 先頭車にアンテナを取付けたことや 主抵抗器のあたりが異るなど , 折衷 した面もあります。 車体は , 主としてプラシートを使 った自作ですか , 各車試験的にいろ いろな方法を試みました。例えば屋 根ですが , 先頭車のものはプラシー トを丸めて中に補強を入れ , 中間車 は厚手のプラシートを重ねて削り出 すなどです。前者は歪みが大きく , 結局パテ ( タカラの改造くん ) に頼 ることになったのですが・ 流線型の前頭部は , 透明塩ビシー トを熱で曲げて作り , 窓の部分をマ スキング液で覆ってからパテを塗っ て整形し , マスキングは塗装後には がしました。ライトケースは , プラ シートでまとめたものを取付け , 整 形したものです。半流側の前面は , グリーンマックスのスナックカーキ ットにサービスパーツとして付属し ていますが , 感しがやや異るので , 結局プラシートから自作しました 側板は t 0.3 のプラシートから切 出し , 2 階建ての 10200 を除き腰部 松本信之 に t 1 . 2 で補強しました。厚板を使 えば , 補強もいらない位しつかりす るのですが , 市販キットのように窓 ガラスが奥に引っ込んでしまうのを 避けるため , あえて薄板を使用しま 窓抜きはカッターナイフと歌川模 型の R 用カッターで行ない , ドアー は窓部をマスキングした透明プラシ ートを貼り , 塗装後マスキングをは がしました。雨ドイは t 0.3 プラシ トを 1 mm 幅に切り , 火であぶって 細く伸したものを接着しました。 パンタは関水の交流用を使い , 屋 根上の引通し線は / 0.5 真鍮線を理 めたガイシの上に / 0.3 真鍮線を瞬 間接着剤で取付けました。フューズ ポックスは , プラの小片から作りま 床下機器もほとんど自作で , プラ シート , プラ棒 , ランナーなどを組合 せてまとめました。ェアータンクの 帯や機器表面の凹凸表現などは , 雨ドイと同様の方法で作った細帯を 使いました 動力ュニットは , 関水のモハ 152 用を写真のように加工して中間車に 納めました。台車中心位置には心皿 状の受けを設け , ここで先頭車後部 を支えています。 塗装は , マスキング液によるマス キングを多用し , オレンジ , プルー 屋根のグレーの順に吹付けました。 タカラの近鉄オレンジは艶がなく沈 阜 , 阜 80
1800 特に問題ないよう てす。シーナリィ の着色には水彩絵 の具を主として用 いました。土の着 色はたいへん難し く , 何度塗リ直し ても満足のいく色 にはなリませんて 延長部分にある 運河は , 透明ブラ シートにビニー丿レ 用接着剤を波状に 塗リ重ねて , 半乾 きのときに古歯プラシてたたき , 波のディテールを表現 します。乾燥後着色し , 更に接着剤を塗リ重ねて出来上 リというわけてす。 Ⅱ ! 物卩Ⅲⅲい凵Ⅱ山卩Ⅱ日Ⅱ日Ⅱい、 平面交差 00 ト 高架駅 ストラクチャ 街並みを作るため , 当然大量の建物が必要なわけて , これが最大の難問てした。あれこれ考えて試作した結果 , 製作の安易さと経済性に重点を置いて , プラシートによ る自作ストラクチャーとキット及び完成品の混用という ことに落ち着きました。 製作の見通しがついたところて , 都市計画をたてまし た。これは非常に重要て , 建物が出来てから置き場所を 考えたのては , どうしても不自然な配置になリ勝ちてす。 基本になるのは道路計画て , 次にどの種類の建物をどこ に配置するかを , てきるだけ正確に決めておきます。し かし実際に建物を並べてみると , 予想外にスペースがあ いてしまって苦労しました。 プラシートによる建物の自作 1 . 最初は設計てす。それには基本寸法を決めておく必 要があリます。たとえばビルの 1 階部分 の高さを 23mm というようにしておけば , 完成した建物の感しがアンバランスにな ることが防げます。そして , 必要とする 川川雅 建物の現寸図 ( 正面 , 側面 , 裏面 ) を書 きました。 2 . 図面に合わせてプラシート ( 主とし て t 0.5 を使用 ) にケガきます。この時 , プラシートをカットしやすいように考え ながらケガくと能率的てもあリ , 無駄も 出ません。 3. カットした各部の塗装を行ないます。 プラ用水性塗料を使った吹付塗装てす。 これはシンナーを使わないため臭いも弱 く , 乾燥も早いのて使い勝手は悪くあリ ません。建物の色は艶消てなるべく明る くなるよう心がけました。 4 . 透明プラシートを現寸図の上にのせ て , 窓枠をカラスロて書きます。これを 先に塗装したパーツの窓に接着し , 各部 延長部 0 550 を組立てて完成となリます。 このようにして作ったプラシートのストラクチャーは , どうしても薄っぺらな感しになリがちなのて , 各部にて きるだけ厚みを持たせるように設計しました。また立体 感を出すために , プラ用のカッターてスジ彫リを入れた リ小片を貼リ合わせるなどの工夫が必要てす。着色した ー第 し物画・冖 , コ墾コ
ありませんが , これらの窓から見えるものを 取付けてみました。 まずアート紙の内貼りを取付けてクリーム に塗り , 運転室仕切板はプラ板で , 運転室側 は薄緑の安全色に塗装します。仕切板には洋 白線の保護棒を取付けましたが , 正面から見 た時にチラリと見えて感じのよいものです。 運転席内にはマスコン , プレーキ弁などを一 通り設け , 運転手を乗務させました。後部車 掌は , 将来 701 と連結運転を目指しているの で , 乗務させていません。 シートはカッミ製のロングシートを所定の 寸法にカットし , 端にの 0.4 洋白線の手スリ .0 ダ = ー = ーは遥第 をつけて , シート部をフ・ラウン , ヒーター部 をシル / く一に仕上げました。 吊手は図のようにの 0.25 線を丸めた簡単な もので , 実物は握り部分が三角ですが , 作業 性のよさから丸形採用となりました。単純作 業とはいえ 2 輛分 164 本作るには , 結構時間 をとられます。これを方眼紙上にテープで固 定して , の 0.7 線に 1 本ずっハンダ付けして いきます。出来上ったものは , 握り部分を白 に , ベルト部分をグレーに塗分け , プラ板製 の受金具を介して天井に取付けました。 く塗装・その他 > した。中間連結器は , 固定編成ですから密連型ドローバ 吹付塗装にはビースコンを使用 , 下塗りは定石通りエ ーを使用しました。 ッチングプライマーですが , 明るい色に仕上げる場合は 台車は , 日光モデルの FS372 を使用 , 丸棒との 0.4 それ以前の下地処理も充分注意して , ハンダのシミなど 線より作ったスビードメーターを追加しまし を残さぬ方が安全です。黄色系はトマリの悪 吊手 た。動力装置は簡単に , モハ 402 連結面寄り い ( 他にマルーン系なども ) 色ですから , 発 にパワートラック 1 台です。 色をよくするためにクリームを一度塗ってか ァープで仮止 西武の電車たちは , 車体からは想像できな ら西武イエローで仕上げましたが , その効果 実物モデル いような , 実に不気味な排障器を台車にぶら はあったようです。 下げています。まるでェイリアンの爪のよう 屋根はビカヒ。力の側面と対照的にきつめの で , 見た目にも不気味ですが , 作るのもなか マットグレーとしべンチレーターやクーラ なかたいへんで図のような「真鍮板大切断接 ーは少し調子を変えたグレー , 台車や床下も 合大会」となって 1 編成分 4 個作るのにたっ やはりマットグレーとしました。 0.25 鋼線 ぶり半日仕事となってしまいました。しかし メークアップの H ゴム , 今回から烏口を使 ディテールの不足しがちな切妻の 用しましたが , 慣れると面相筆よりも楽にできました。 排障器 下まわりをひきしめて , 効果は充 窓ガラスを入れ , 最後に恐怖のナンバー貼りが待ってい 切込み 分です。 ます。西武用インレタ ( 数字が少し大きい ) を注意して 貼りましたが , やはり少し傾いてしまいました。 く室内 > 記念すべき金属製電車第 1 号 , 力を入れた所と手抜部 窓から中をのそきこんだとき , 分のアン一くランスが目だって , 真剣にモデル作りをして 椅子や吊手が見えると嬉しくなる いる方からはお叱りを受けそうな作品ですが , それでも ものです。完全な室内の表現では 増結用キットの箱を開け閉めする日々が続きそうです。 ランボード 奄 奄 連結面側 スイッチ 避電器 バンタグラフ フューズ稽 35