入選 電動貨車と無蓋貨車 26 根登山モハ 1 の車体キットをベースにしたローカ ル私鉄電車。ます , その変貎ふりに驚なされるガ , ク ループ競作という背景ガら , あえて自作にも匹敵ヴる 入選蒲原鉄道タイプモハ 21 改造に取組んだもの。全体にまとまりは良く , ティテ ールのバランスも適当。室内は床板・内張りを木製材 宮田昌司〔横浜市〕 料て , ぬくもりのある雰囲気に仕上げている。床下は 台枠も細ガく組まれてあり , ソフト感覚の上まわりと は別な構成美をのそガせてくれる。 ・電車バレード 0 国鉄モ / 、 4 1 ・ク′、 5 5 鈴木秀一〔千葉県〕準佳作 沿線在住の作者が , 旧型国電時代の総武線をしのんでまとめた , 20m 半流の付属編成。キットをベースにして多くの加工を行なっているガ , シル・ヘッダーや雨樋の直しきれていない部分ガ , 艶のある塗装により 目立ってしまったのは惜しい。見せ場は室内で , 帆船用本製帯材を並べ た床を始めとして , 懐しい二スと油の香ガたたようような雰囲気た。 身延線 1 1 5 系 2000 編成 横山光文〔東京都〕準佳作 近郊型でありながら , スカ色や湘南色でないワインレッド塗 装に新鮮味を感じて製作した 4 輛編成。前作 113 系シートピッ チ拡大車と同様 , 105 系キットを縦割りにして車体を拡幅 , 裾 まわりをしばるという作者得意の工作法でまとめている。ティ テールはあまり凝らす , 強度の高い運転本位の作品といえる。 jll 醵当 ? 、い当・ 2g6
えは , 0. 5X0. 15 帯板の割ヒ。ン加工で , スラ ンプの時に各線径ごとに作り貯めしておきま ポイラーまわりの工作の中心は , やはり / に C 亡し イヒ。ングです。辻清孝氏の記事 (TMS297 号 ) を参考に線径の使い分け , 取付順序に注 意しながら , 毎回ごく僅かに増えていくディ テールを楽しみに根気良く行ないました。キ ャフ・内機器との連絡までほとんど省略なしに 作り込み , 我ながらあきれ返る部分です。 煙室戸は , 内部を作るため開閉式を自作 , 煙室戸を t 1.5 , 前板を t 1.0 の真鍮板からドリルレース パターンを削り落し , 窓外周にの 0.5 半丸線のふちどり , 中抜きした札差し , 点検蓋等を取付け , さらに着脱可動 しました。内部は , ニワの D 51 用セットを加工 , 自作の 式バタフライスクリーン , スライド可動式内窓 , 可動肘 反射板 , 主蒸気管 , 煙突下部などを追加しています。 掛け , 乗務員椅子と , まさに病気寸前の凝りようです。 ◆デッキ デッキ部は , ェンドビーム・主台枠前部と一体になっ 屋根は , ロスト製パーツのほか吊り金具と後部天窓を 自作し , 植込リべットを追加 , 内側も天井板張りを表現 ています。衝撃によるゆがみを避けるため , ロスト製の ステップとともに厚板による裏打ちと植込ポルトにより し , 汽笛引棒 , 水まき用配管等を作り込んでいます。な 補強しました。ロスト製の連結器 , 締切コック , ホース お , テンダーに向けてひげのように延びた水まき管は , のほか , 自作のディテールを追加しています。なお , つ 洋白線製を 2 回折損したため , 0.3 ヒ。アノ線にの 0. 1 真 かみ棒は細くドリルレースしましたが , 曲りやすくて取 線線を巻いて作り ( 取付後瞬間接着剤で絶縁コート ) ま 扱いには神経を使います。今後に向けてビアノ線 , 木綿 した。腰が強く走行時にも適当にしなって快調です。 針併用などを検討中です。 後部妻板もそれなりに作り込み , 可動式のテンダー渡 ◆ランポードとキャプ床 り板を付けました。 4 対のヒンジも第 2 図のように作っ 模型では全重量をこの部分で担うことになるため , ポ てみました。 ディー総組立後の一体強度に留意して作りました。ポイ 内部がまたたいへん , 上まわり合体後 , ルーべを離さ ラーのモーター欠取部分遮へいを兼ねる補強板を手始め ずに作り込んだ部分ですが , 80 分の 1 サイズの機関士に に , キャプ床に続く部分を t 0.5 洋白板で裏打ち , コン なって乗務できるぐらい良い勉強になりました。 プレッサーと給水ポンプも取付座を設けて , ポイラーと t 1.5 真鍮板より自作した スックプレートにニワのロ ランポード双方へハンダ付けするようにしています。そ ッと自作パーツを取付け , ポイラー後部 , 床上 ストノ、一 の他のディテールも , 手でつかむことが多い通常の取扱 のディテールとともに各種パイビングを加えてまとめ上 いをあらかじめ配慮しています。 げました。ディテーリングは , 実物ファンの友人に撮影 ランポードにところ狭しと並ぶ パーツは , 個々の説明を省略しま すが , ロスト製を主体に自作を併 用 , それそれの機能を学びながら 楽しい工作が味わえた部分です。 ◆キャプ 前妻板がポイラー , 二重構造床 がランポードのフ・ロックに属し , こでは側板 , 後妻板 , 屋根を一 体の取外し式キャフ・外装として作 りました。 2 本のネジで床下から 固定しますが , そのメリットはみ なさま既によくご承知のとおりで す。 側板部は , キットのェッチング 1 4 て / ノー
路面電車 101 号 村井英 0 車体キットを改造 南海 ( 現阪堺 ) 205 形 を作るつもリて車体キ ットを購入したものの , その出来がいまひとつ て , しばらく手つかす の状態てした。ところ がある日 , 模型店の店 頭て真鍮プレス抜きの 窓枠が分売されている のが目にとまリました ひとっこれを使って , 窓配置を変え , ビュー 前照灯 ( 工コーモデ丿レ・ IO()W ) は反 ル , ヘッター , 雨樋が表現されてい めてみよう , ということになリ , セ 射鏡部に緑と金色を混ぜたプラ用 ましたが , 立体感が乏しいのて , 帯 ミフリーとしてあっさリと仕立てて 料を塗リましたが , レンズを通して 材および角線を貼って改善しました。 みました。 見た感しがよく , 気に入っています。 前面は標識灯を腰板に 1 個とし , 工 改造はます側面窓から始め , 窓配 下まわリは艶消黒 , 抵抗器の周囲に コーモデルの旧型を取付けてあ・リま 置を D 171 D から D 10 D にするため , さした銀が , ささやかなアクセント ドアー間の窓柱を取去リ , 分売パー となっています。塗装終了後 , 車番 ツの窓枠 ( フェニックスの 7()()mm 幅 ( ヒ。ノチオの切リ抜き文字 ) を磨き 1 枚て窓 5 個 ) 2 枚が収まるよう , 横 出しました。 方向にヤスリて拡げたのち , 製作経験の不足から , 思ったほど の帯板 ( 角の出ている工ッチング製 ) すっきリ仕上げられなかったのてす の窓柱を貼った窓枠を , 最近の電車 が , 気軽に作ることがてきたのには のユ二ットサッシよろしくはめ込み , 満足しています。 ハンタ付けしました。出来上った窓 室内は今のところ には保護棒を , 自作の割ピンて取付 の 0 . 7 線の H ポー けてあリます。 ルのみて何もあリ 窓配置を変えると , 引戸の扉が不 ませんが , 将来ワ 似合いに思えたのて , 折戸を自作し ンマン化の際に加 ましたが , 初めて糸ノコを使ったの ↑運転台下のストライカーと救助網 工してみようと思 て , 仕上リはごらんのとおリ良いと っています。 す。パンパーは 2X1 角線てす。 は言えません。扉には . 4 真鍮像て 屋根上は , カワイモデルのビュー ヒンジを表現してあリます。折戸化 ケルを自作の台に高さを縮めてのせ , に伴い , 元戸袋窓下の車体裾を切リ 避電器と引通し線を付けました。べ 取リましたが , 史新を理由に , その ンチレーターは片側ガーランド式て 部分はリべットを省略してあリます。 車体には工ッチングてウインドシ す。 下まわりは , 前部に自作の可動式 ストライカーと救助網を設け , 床下 機器は一部加工の上 , 1 枚のべース にユニット式にまとめました。動力 装置は , キットと同時に購入してあ った , だるまやのギャーユニットと ブリル 77E てそのまま用い , 非動力 側台車には集電ブラシを加えてあリ ます。 塗装はハンドスプレーを使用し , 自家調色て上半はカーキがかったク リーム , 下半部はタークグリーン , 屋根はライトグレーとしました。車 体塗装後 , 別塗リのべンチレーター ビュー・ゲル , 前照灯を取付けました 0 101 69
プロトタイプは , 飯田線時代のワモハ 54131 と ワハ 68420 。ワハ 55 キットを利用して , トイレ部窓 の変更 , 連結面妻板自作などのほガ各部に手を加 えている。下まわりは 13mm 化し , ワモハの連結面 寄台車にモータートラッワを装着 , 前位台車には タミーのモーター , MT40 を取付けてシルエット を充実させた。室内はワロスシート付 , 装は工 場出場時の姿に仕上けてある。 幼時ガら馴染深ガった 80 系全廃を機に , キット加工でまとめた全金製 7 輛編成。外観は適度なティテーリンクですっきり , 目つガっちり仕上げら れているのは , 運転本位の考え方によるものであろう。装も分け線ガ きれいに上っているガ , 屋根は艶を消した方ガ落ちつく。動力はパワート ラッワを使用 , 室内に並ぶワロスシートはなガなガの見こえ。ワモユ二 81 はサウンド用 SP を載している。 国鉄大糸線の編成 綿貫正一〔神奈川県〕準佳作 行 m 級・ 2 涎パンタのワモ / Ⅵ 2001 , ノーシル・ノーヘッダー 押込べンチレーターのワモハ 54101 , トイレ付サハ 5 / 401 , 中間に 組込まれた畢流ワモハ 5102 / , そしてサハ改造のワハ 55436 と , バ ラエティーに富んた 5 輛編成。いすれもキット加工だガ , ワモ ハ 54 とワハ 55 はきれいに並んだリべット をヴべて削り落し , ワモハ 51 は裾部のリ べットを 1 列に直ヴなど , 地 味な労力がつき込まれている。 キット加工の 1 / rn 級国電。切妻の ワモハ 11 ・ 100 番代はワモハ 12 を切継 いで製作 , ワハ 16 ・ 400 番代はストレ ートに組んで室内装置をつけた。連 結面は手折りの紙製幌で結ばれ , ひ とあじ違った 2 輛編成といえよう。
曲面て構成された前頭部を持つ Mc3 → おくことが必要です。なお , B には 運転室側窓 ( 5 X3 簡 ) をあけてお 先を研いだ自作の きます。 問題の正面は , 市販品で流用でき 工具で , すくい取 そうなものもないので , t 1.2 フ。ラ るようにしたとこ ろ , うまくいきま シートから自作しました。左右 2 個 した。そぎ取った のヘッドライト部分は , なにしろ小 タイフォンカバー さいうえに , 形をそろえるのもたい は外形を整え , 裏 へんです。そこで t 1.2 で 1 個だけ を削って薄くした 作り , それをカッターナイフで半分 の厚さに割り 2 個にするという方法 のち所定位置に接 D 不要 で解決しました。ライトレンズは , 着しました。 V 形 クハのものをカットして使用。 の特急マークは , t 1.2 で自作した タイフォンカバーは , 不要のクハ 381 をベースに第 2 図のように加工 前面からそぎ取ったものを流用して ものです。 機器を除去したためにできた屋根 しました。 います。私の場合 , 古い平ャスリの まず全長を短縮するために , B お 前端部の切り欠きは , t 1.2 で埋め てしまいます。そのあと表面を平滑 よび D 部を切除し , C 部に A , E を接 に仕上げておくのは , 申すまでもあ 着後 , 接合部を平滑にします。この あたりの要領は Mc1 と同様です。 りません。 連結面側は , 所定位置で切断して 先頭部の運転室まわりや側面は , E を除去したのち , D に F を接着し 製品をそのまま利用しますが , 正面 ます。もちろん , 接合部分は今まで は多少加工が必要です。まず , 流用 と同様に仕上げておきます。 するタイフォンカスーを , ていねい Mc 1 とは対称的に , 曲面で構成 にそぎ取っておきます。前面下部を , された先頭部を持っ Mc3 は , クハ トレインマーク上辺の位置でいった 物とは位置が異なるので , 大の難工事です。クハの先頭部は , 運転 フタ付タイプを自作して取 席側が前寄り客ドアー後方 , 助手席側が 付けてあります。なお , 乗務員ドアー後方でそれぞれ切断し , 所 T'c 前面には幌を装着しま 定部分を切除したモハに接着します。前 寄りドアー前方の戸袋窓上部には , AU 0 T はモハ 113 がべースで , 13 型クーラーから切り取ったルーバーを トイレの窓を新設します。 追加してあります。 所定部分の窓をプラシート 車体の板厚がまる見えの T ′ c/Mc の で埋め , 表面を平滑に仕上 前面窓は , ャスリで拡げたのち , 関水の げたのち , あらためてトイレ窓をくり抜 23 タイプに改造しました。 115 系の窓ガラスをはめ込みます。これ きました。 M ′は , モハ 112 の車体をその クモニとクモュニは , G マックスのキ だけでぐっと実感的になってきました。 ットを組立てたもの。側板の下辺は 1 まま利用してあります。 ヘッドライトとテールライトは , 削り 上辺は雨樋部分を削り落して , 上下寸法 その他全車に共通した加工点は , 行先 落して真鍮パイプ製に交換します。外径 を縮めておきます。 800 番代独特の低屋 および内径は , それぞれ 1.5 / の 1.2 と 表示窓をプラシートで埋め , べンチレー 根は , キットのものを薄く削って表現し ターを削り落して , G マックス製に交換 の 1.2 / 0.8 で , ライトレンズは銀河モ したことです。なお M ′のパンタは , PS ました。 デル製を使用しました。タイフォンも実 そぎ取る 笏 ! 笏彡彡笏刎」彡 オ 2 図 不要 t 1 . 2 t0 . 3 t 1 . 2 を継ぎたす 埋める B 不要 0 : 0 鸞ここ 1 み ) ふをつに 72
マレー式タンワ機 製作・根岸英男 小型機てもマレーは出来る。カン モーターをキャラ内にねかせて搭載 し , 全軸を駆動する。かけ値なしの 強力機て小カーブも得意そう。 炭鉱鉄道の D タンワ 昭和初期 , 国鉄 4000 をモデルに 国内メーカーが製作したという想 製作・欠端芳ー 定て設計 , フレームとロッドを自 作して 1 C も重厚な D タンクに。 1 すイ - を モーカル・タンワテンター機 国鉄よリ払下げられたアメリカ製タンク機 を自社工場て改造・・・という想定。 9600 の前端 製作・佐藤 梁 , 自作のテンターを従えて押し出し充分。 0 シンクルドライバー製作渡辺良夫 マルーン塗装の小粋て軽快なシングルドラ イバー。よく見ると工作もなかなか凝ってい る。真鍮磨き出しの蒸気管がアクセント 3 工場用ティーゼル機 蒸機の下まわリを使って D L 化するケースは実物に 製作・中尾政之 もあった。この D L , オリジ ナルよリ好ましいまとまリ。 : ょ - す・ , , % : ツ己 . / 石をみす第な。 : をい 0. E C 81 7 下まわリを利用し , 上まわリは新 製した E C 40 もどき。それにしても 製作・倉猛 蒸機から電機を作るとは非凡な発想。 樺太鉄道風モーガル 製作・対馬裕 樺太鉄道 60 形を意識 して改造にとリかかっ たが , 工アー化したの て一味違った印象とな る。自作のキャプとテ ンダー , そして大きな 丁イフレクターがなか なかのカンロク。
すてにおなしみの改造競作 , 今回はいさみやを中心に行なわ れたタンク機改造作品をお目にかけ よう。使用した課題キットはナカセイの 自由型 B タンクと一 C タンク機てある 観光鉄道 B タンっ製作横山正 小掣 2 軸客車を牽いて , 高原の牧草地帯を 走らせるという想定て加工。赤いカウキャッ チャーがアクセント。原県をよく止めた 1 輛 ココ 1 コ 大物車を思わせる荷台に向き合いつながれた機関車は , ツイン・ロコ なぜか引っ張リっこをしているようてユーモラス。ポル 製作・花岡利和 トガルのトラムウェイの機関車がヒントになって製作。 観光鉄道 B タンワ製作・中島啓誉 加工は最小限に押え , 交換した 金ピカのドームと派手な塗装て観 光鉄道の機関車らしさを主張 ファイヤー・タンワポイラーを切リ詰め , デッキをぐ んと伸した消防機関車。煙突にはち 製作・田坂清 ゃんと火の粉止めのネットが完備。 なぜか伊予鉄のマークがついている。 アプト式蒸気機関車 製作・荻村佳男 勾配に合せて設計し たアプト式のマウンテ ン・クライマー。全体 の印象は , スイスのブ リエンツ・ロートホル ン・パーンの機関車を 参考にしている。キャ プまわリを始め , 多く の部分を自作したのて , 原型の印象はほとんど 止めない。 30 % の勾配 てポイラーが水平にな るよう設計してあリ , ラックレール用ヒ。ニオ ンは , 第 1 動軸に直接 取付け , 設計を簡略化。 重量配分がいまいちて , 時折リピニオンがラッ ク上てはねるというジ ャジャ馬の一面もある。 口さ グクン こ ) 一作屋たク 【【ニ製 , せテ 一のる プをす ト一出 スタ寅 レ一 4 プレヒ ャベ造 N 。 .25 H 曰ロ製作・六岡裕介 オランダの保存蒸気鉄道の機関車に魅 せられて , 1 C タンク機から改造。ノ \ イ ジのネーミングとベルが可愛いらしい。
み具合を確めながら修整しておきました。工作はポイラ ◆ポイラー 本体はキャフ・内作り込みに備えて後端を 10 カット , デッキ , ランポード , キャプの 4 フ・ロックに分けて 行ない , 飽きがこないよう同時進行させました。各ディ 洋白線植込みによるリべット , ポルト表現をほどこして あります。線径はの 0.3 ~ 0.5 を使い分け , 煙室後部の千 テーリングともシビアなスケールにはこだわらず , すべ 鳥足に平行するリべットの孔あけは , あらかじめ孔あけ て相対的な / くランスで位置と寸法を決めています。それ した t0. 2 ・ 1.5 簡幅帯板を仮止めして , これをガイドに それ作り上げた各フ・ロックにディフレクターも加えて合 小パーツを取付 行ないました。 体 , 最後に残ったパイビングを行ない ところで , 線植込表現というテクニック , どういうわ けました。なお , ディフレクターは , 珊瑚のェッチング けか私はこれがとても気に入っており , 何十何百という パーツを加工 , 一体強度をねらって一般形を採用しまし 孔あけ作業もまったく苦になりません。板が重なる部分 たが , 時代考証に強い方からのご質問を恐れています。 に用いれば補強効果も上るため , 頭を見せる本来の使い 方以外にも , かくしリべットとして多用しています。数 えていませんが , 各種合計は車輛全体で軽く 2000 本を超 えていると思います。 各パーツは , 煙突 , 給水温め器をはじめロスト製を多 用し , キットのパーツのドームとともに裾の ポイラー外径合わせその他の加工をほどこし て取付けています。自作パーツのハシゴは , t0. 2 洋白板の貼合わせから切り 抜いて作りました。その他の小物 類として , 消音器 , 三方コック , ハンドレールノッフ・ , パイビング支えなどを 自作 , パイヒ。ングの支
1 な、 を依頼した倶知安の 79615 号機の多数の写真とにらめっ ◆下まわり こしながら行ないました。 下まわりは , 3 軸台車の豊かな立体感に着目 , 構造の 以上で機関車本体は一応完成。上まわり・下まわり 模型化をもねらって自作しました。そこに , イコライザ の組立は , 前部が自製ナットによる 1 点 , 後部が下方か ー 3 点支持による可動式軸箱を組込んでいます。すなわ ち後 2 軸が実物同様に作動する 2 点支持 , 前軸が上部床 ら 1.4 ネジによる 2 点止めとなっております。とこ ろが , 分解時に前部ナットをゆるめる場合 , 6 本のネジ 板中央に設けた支点軸で左右にスイングする 1 点支持に で止めている動軸押え板とその下の第 1 イコライザーを なっています。左右台車枠と床板とで一体構造を形成し , 取り外さなくてはならないため , メンテナンスがたいへ それを三つに分解することができます。なお , 車輪はニ ん面倒になっています。主台枠外側の位置に 2 本のネジ ーツに替えました。 ワのノ で止める方法を早くから検討しておけばよかったと反省 台車枠は t 0.5 洋白板から自作したもので , 各部も真 " 3 点 " が馬鹿の一つ覚えになっていた自分に気付きま 鍮の角棒 , 角パイフ。 , 各種板厚の洋白板 , ドリルロッド 材を使い分けて作りました。 / くネ吊りは , 試行錯誤の結 果 , 直径方向に孔あけしたの 1.0 ドリルロッド材をドリ テンタ ルレースして作り , 孔部分に少し焼入れしてあります。 このほか左右枠組立とイコライザー支点軸には , 自製の テンダーはあくまでテンダーですが , よく観察すれば どうしてなかなかの充実振り , それ自体で充分製作対象 各種 lmm ネジを使い分けています。 となるだけの迫力を備えています。手抜きのない作品と ブレーキ装置も省略なく自作 , 右側台車枠とビームに するため , 外観 , 機能の両面に神経を配りました。 数個所でハンダ付けしています。各部は洋白板 , 洋白線 , 煙 、鍮パイプから作り , プレーキシューのみ真鍮板をユ マットで加工して作りました。ところで 0.4 洋白線に を よるプレーキ引棒が取扱中曲りやすく , 今後はビアノ線 あ け を使用するつもりです。 と 床板は , t0. 3 洋白板に前部のエンドビーム , 左右ス テップ , 床下中央梁や三角梁その他のディテールを加え ア な て作りました。そして , 第 1 車軸の真上部分にスリット 部 抜き加工した 3X 3 真鍮角棒をハンダ付け , それに t 1 見 白板製イコライザーをの 1.5 ドリルロッド加工のビン で止めました。イコライザーは , 台車枠裏面に固定され る たパイプの中を通るの 0.5 洋白線製ブッシュロッドを介 ヒ ン して軸箱と連動し , スイング作動します。このようにし 部 て作った軸箱可動装置は順調に作動し , 満足しています 強 ( 第 3 図参鰯 ) 度 tl. 5 洋白板製ドローバーもこの床板に取付けました。 も な 集電効果は充分ですが , 機関車本体との接続が少々面倒 り で研究課題がまた増えました。さらに試みとしての 0.8 高 ールコードをパイビングのジャンパーに使ってみま したがなかなか好調 , 充分実用化の見通しが立ちました。 96
第第、すいを第づ は , 本体以外すべてロスト製 , 、一ツに交換 , 自作のビス 洋白板に加工しました。の トン尻棒とスライド , く一を追加しました。モーションフ。 10 円形カッターを取付けた レートはロスト製ー、一ツに取付板を加工しました。これ モーターツールをドリルプ は , 双方から延ばした取付板を介して 3 本のネジで固定 レスにセット , テープル上、 されて一体プロックを構成 , これを主台枠にはめ込み , にガイドとして厚板アング 2 本のネジで取付けています。 ルを固定 , そしてカッター こで用いた 3 点ネジ止法は , 2 枚の平板同士を密着 を回転させながら洋白板を させることが目的でしたが , 分解後の再組立が一発で決 手送りするという危険な方 まるという意外なメリットを生じ喜んでいます。 法で行ないました。決して ◆パルプギャー , メインロッド 真似しないでください。私 スルフ・ギャーは , ラジアスロッドを前進固定位置とし はこれを機会にユニマット ましたが , 走行時の機能的モーションを楽しめるよう全 を買うことにしたのです。 自作に挑戦しました。材料は , t 2.0 , 1.5 , 1.0 洋白板を 勢いに乗じてオイルポン 使用 , リターンクランクのみロスト製を加工しました。 プの作用ロッドも作ってみ 関節部のヒ。ンはの 0.5 洋白線を用い , フォーク状の裏側 ました。せせこましい動き のみハンダで止めましたが , 孔径がゆるかった 1 個所を が面白く , 運転時の小さな 除き他はすべて成功 , 案じたほどのことはありませんで 楽しみとなっております。 上まわり メインロッドは , 中尾豊氏が誌上に示されたご教示に 従い , 中間部とビッグエンドの形状に特に神経を使いま キットの主要パーツを生かしてノくリを取り除き , ゆが した。その割にはシャープさに欠け , 大いに研究余地を みを修整 , 板厚部分もシャープな直線と断面形に仕上げ 感じます。また溝入れは , 糸ノコ作業に先立って t 1.0 ました。この状態を基準寸法と決め , ーツ同士のなじ