ば′、はしら・す : しらず・ いたんだ 鳥人たちは人間むきの日 手段をしらなかった 人問への C)- なら人問に やらせれば一番い ほくに白羽の矢が あたったのだ かってアメリカ軍が 占領国にアメリカニズムを たくみにおしえたようにだ一 島人がいかに偉大か 正義か知的か 支配者たる存在かを たれめ工 にてもぐわれ ろオ ソンナ コトヲィッテ イイノデスカ
いつのまにか ぼくは島人についての 最高知識人に まつりあげられ てした 、レ三第ら・ー それを整理し 7 系統たてて文章に ーし、か 4 つ・はーしか、り 発表した そして、あの世界中の 皀さわぎた やがてほくのかいたものは うはいあってまれる よ、つになり ク′ルンイ - ぼ′、のもと一に瓣 / 鳥人のいろんな 種類のいろんな 資料がゴチャ ませにおくり こまれてくる い、 W ノド、′ へ 0 ィ一第 ヾミ 憂鬱たった たんなる島人の スポークスマンに オ・、ないことに 気がついていた からた
アナタノ筆ノ チカラテ ョムモノニ 信ジコマセル ノデス 鳥と契約して 百万ドルも も、つかるなんて 信ジサセル ノテスー 鳥人ノ コ•- ヲー , 仲問は = ミじないたろ、つ第、 信ンナイ ソレハダメ デス あのね、″鳥人″って なんだい ? ・ ャカテ人問ニカワッテ 地球ヲ支配スルモノデス ワレワレガアナタニ毎週 情報ヲオクリマスソレヲ アナタガ文章ニマトメレバイイ ダカラアナタノ説得力ガ ヒッョウナノダ そりや簡 ~ 早だが・ だれも荒唐むけいな (D u- だと思うせ ・ーはド才いにー【 タ・イトルはン ″鳥人大系 4 / とした ばくの 日課が はしまった
第■ アナタハ宇宙生物トカ 怪物トカ : : : 人問以外ノ 知的生物ノ措写ニスグレタ 腕ヲオモチダ アナタト 契約 シタイ そ、つさな・ 年問契約で 百万ドルももら おうかね工 からかい半分に 依頼ヲウケテモラエレハ アナタニノゾミノ謝礼ト 生活ノ保障ヲサシアゲマス ヒトッワレワレノ コトヲ書イテホシイ / テス″鳥人 4 ノコトヲ ョロシ・ デハ ココニ 百万ド 当時はテレ。ハシーで 人問と話す烏など かなり珍しかったものだ
将来の理想としていた文筆生活だ もちろん読者はばくの書、 たものを争って読む どんなに 1 まれてもどんなに 理想的なくらしをしていても これつばかりも充たされないの さよう、目の色をかえてだ だが、なんというべストセラー だろ、つー・ ある日とっせんーー・・・れいの 2 ー【リ ホシ・シンイチとかいう同業者 よく書く手ーーー「ドアに / ックの音が して」契約者がまい込んできたのだ ことのおこりは 忘れてしまった。 ばくは当時、無名で 「 LL 」なるもので糊口をしの いでいた若僧だった - まい一込んではま・さしく 文字どうり・そいつは 鳥だった ( 一一 っッっッ いつだったか っッ 一、デ昏コ k 。 , つ 0 っ 日 4
ぼくの日課は六時におき 鳥人大系一 ) 手塚治虫 第六章スポークスマン ー「特別企画大河漫画長期連載 ニ時問散歩して それから昼食まで タイプをたたき 一時からまたタイプ そして一週問に一本、文章をでっちあげればい しめきりにおくれても、だれも文句はいわな い。ぼくが三文文士だった時代に :
たびよみがえることができるのだろうか ? となって、・ほくら生体を生かせているのだ。 いる原子とし、流れをおこさせる重力場み これは再生についての基本的な問題をふくそしてある計算によると、体内の全分子はたいなものを″生気″と考えるならまとも んでいる。なぜなら、再生するからには、数週に一度くらいの割合いで入れ替わってに″生れかわり″を検討することもできょ なにか基本的なものが残っているはずだかおり、細胞レベルでみても、数年をこえうというものだ。この″。ハターンの再生石 らだ。別の例を挙げてみよう。本誌の創刊 ない範囲で別人 ( ) になっている。いわを考えたのがアーサー・ O ・クラーク。一 号に、・・ディックの『探検隊帰る』 ば、はてしない再生をおこなっている、と九五六年の名作『都市と星』における未来 いってもよいだろう。 というのが載っている。死んだはずの火星 では、「記憶・ハンクーに収められた人間の 探検隊の隊員が、なん度も帰っては地球人だが、もしそうだとすると、うつり変っ パターンを使って、はじめの人間を再生し に殺されるという話だ。二一回、一三回・ : てゆく原子や細胞をまとめてゆく基本的なているのだ。そして彼は、三年たった一九 : ・じつは、隊員になりかわって帰ってくるなにかがあるはずだ。そこで神経生理学者五九年の『宇宙文明論』のなかで、「科学 リース記念的な意味での生れかわりが理論的に可能 宇宙生僉別の世界の生きものによってつのヤング教授は、一九五〇年の くられた模造人間なのだが、・ ほくらが同じ講演をもとにした『人間はどこまで機械だ」と述べるのである。 ことをやるには、どうしたらよいのか ? もともと か』のなかで、ある種の″型 ( パターン ) ″ ″パターン″の特徴は、複製が 特定の個体の再生をめざすなら、死体をこそ基本的なものだと考えた。 できるということだ。はじめに書いたよう すりつぶして成分を測っただけでは、多分 に、音にしても光にしても、時間以外のほ ただしそのパターンは、織物の模様のよ じゅうぶんではないだろう。低分子のレベうに固定したものではなく、渦巻きのよう とんどのものについて、再生が可能であ ルまで・ハラしてしまうと、ひどくボ。ヒュラ に、流動的なものだ。なかの水はたえず変る。・ほくらのような生体のコ。ヒーをとるの ーな酸素や炭素や、水素や窒素などになつわりながらも、渦巻きとしてはある一定のは複雑で困難なことにはちがいないが、ま てしまうからだ。 形をたもっているーーそんなパターンを想ったく不可能というわけではない。ただ、 特定の個体を規定している大量の情報を、 だが他方、生きているあいだについてい像していただければよい。 えば、飲み食い呼吸して体内にとり入れた どうやって、どこにしまっておくかという もちろん生体の渦巻き、つまりパターン 分子や原子は、「その個体とは無縁なもは、もっと複雑た。それに川の場合は、水問題も残ってくるが、クラークは、空間自 の」といえるだろうか ? もし、それらをが乾いて渦が消えても、水流が復活すれば体の性質の利用を考えている。じつは″生 排除してしまったら、「個体を構成してい再現するだろうが、生命の渦は死んでしま気″というものも、空間自体の属性なのか るものーはなくなってしまう ! じっさい こうした問題は、将 うと、常識の範囲内ではもうおてあげであもしれないのだ : タンパク、脂肪、含水炭素などはもちろる。だが、ほんとうに ″パターン″が基本来の理論生物学にゆだねられるのかもしれ んのこと、鉄や銅のような金属はおろか、的なものなら、再現の可能性も残っているないが、それにしても人間というやっ、奇 一日に一一五〇〇 リットルも出入する空気のじゃあなかろうか。そのとおりー 川の妙なことを考えだすものである。 でさえ、少なくともある期間は生体の一部土手を複製の機械、水を宇宙にちらばって
をするたくさんの分子からなっているが、 を飲みパンを食べて、複雑で大きな体にな り、地球に着いたときには四六〇〇分の一 その運動自体はでたらめだ。この無秩序さってゆくのだから、この過程ではエントロ になってしまうが、スペクトル分布は変ら の度合いがエントロ。ヒーで、「個々の運動ビ 1 が減少したにちがいない。そこで生気な、。 つまり、太陽表面の高温に相当する 形態がもっ確率の対数値」としてあらわさ論者たちはいうだろう。「そらみろ、やっ スペクトルをもちながら、地上で感しる程 れる。 ばり生気みたいなものがあって、無機物の度の低い温度になっており、そのエントロ つまりエントロビーは、いちばん確率の世界とはちがう現象をおこさせるのさ ! 」 ビーは最大値ではなく、欠損した状態にな 高い完全な無秩序状態のとき最大となり、 ナカ・ほくらが成長の過程でとり入れた っているのだ。これをガモフは、「推定収 何らかの秩序があれば少なくなるが、いろのは、パンやミルクや空気のような物質だ入より実収入が少ない場合」にたとえてい んな現象は、確率の けだろうか ? 最子力学生るが、そうした太陽のお恵みを、草や木は光 低い秩序ある状態か みの親であるシュレーディ 合成というプロセスを使ってとり入れ、自 ら、確率の高い無秩 ンガーは『生命とは何か』分のエネルギーとし、エントロ。ヒーを減少 序へと向うものだ。 のなかで「生物は負のエンさせる。つまり、太陽のエネルギーとエン これが、しばしば出 トピーを食べて生きてい トロ。ヒーの欠損、あるいは負のエントロビ てくるエントロビー る」といったが、それはど ーといったものを利用して、簡単な無機物 んな意味なのか ? 増大の原理、熱力学 から複雑な有機体をつくってゆく。それら の第二法則である。 それでは、太陽〒ネルギをヒトが食べ、生きているのだから、けっ 精巧な時計もいっか 再ーのあたりから考えてみよきよく、 の う。一般に熱放射というも は壊れ、整頓してお 評Ⅱー (= ヾプロー ) ン 一のは、分子がおこなってい いた本棚がすぐ散ら かってしまうのも、 。ハる熱運動の結果だ。いろん という式で示されるだろう。なるほど、 自然のなりゆきとい 4 な温度について一定のス。へ これで″生気″というものも、なんとか科 うものだ。 図クトル分布があり、温度が学的にみえだした。だが、いまの説明から ところが生物とい 上がると波長が短くな 0 てすると、生気はもともと生体内にある固有 うやっ、どうもこの 可視領域に入るが、光の振なものではなく、むしろ、とおり過ぎてゆ 大原則にそなきたが 動は、方向も振幅もまった くものじゃあないだろうか。 く無秩序におこっている。 る。小さくて簡単だ った卵が、胎芽から しかし、太陽表面からのはてしなき再生 エネルギー放射は、周囲に 胎児となり、誕生後 は空気を吸いミルク ひろがるにつれてうすくな焼身自殺する不死鳥は、どうして、ふた ノヾタ - ーン
ルが、物理・化学的生気論 ものに疑似科学的な根拠を与えるために、宿るとされた。 者と自称していたそうた 9 この妖しげな力のことをしらべておくの近世になると、ガ が、こうした主張は、やが も、あながち無駄ではあるまい レノスのプネウマ説 て根拠のないものとされだ はハーヴィーの血液 回回 0 生気論は非科学か 循環理論によって破 ところが二〇世紀のはし られたが、 , 彼もまだでで め、生気論はふたたび生気 ・フレワー・リットンの怪談『幽霊屋敷』生気みたいな働きを凋年 をとりもどす。ドイツのド は、生きている花の要素、花の精を人間と考えている。化学者 かリュ 1 シュがウニでの実験 比較しながら幽霊を描いているが、もののでは燃素説のシュタ ール、作家としては 生きている力とでもいうものがぐっと雰囲 入から、生物には全体を形成 気のする = ネルギーがあると考 ゲーテが生気論の立 気をもりたてている。 水液空で こうした生命力、ヴィス・ヴィタリスと場をとっていたし、 ててる血る外え、物理的法則をこえたカ をエンテレキー ( アリスト か″生気″と呼ばれているものは、文化人一般に、ドイツ・ロ ししするすの 1 マン主義や観念論ととりすり体テレスも使っている ! ) と 類学的にはニアミズムのような精霊信仰と 子胞 入環入 2 呼んだのだ。いわゆる新生 密着しているが、生物学の歴史をしらべて哲学は生気論的だ。 分細出循出 表気論といわれるものであ みると、生気論の系統に発見される。生気さて、一八世紀以 る。 論 ( ヴァイタリズム ) というものは、生命後の医学・生物学の だが、分子生物学が発達 現象を、無機物にない神秘的な力のおかげ分野では、ホルモン 量 してきた今日では、生気論 にしてしまうもので、モダンな機械論 ( メ研究の先達ポルデ = の 側はどうも旗色がわるい。 ーが、「体の各部に カニズム ) とは真反対の考え方だ。 日 ″生気″の裏づけが弱いか 最初の立役者は、ギリシャの動物学者アそれそれの固有生命 らだ。それでは生気なんて リストテレスで、。フラトンの。フシュケ 1 を (t ヒタ・。フロプリア ) ものは、まったく非科学的 生物学的な形相に解釈し、それを「エンテがある」とタンカを いに対して な妄想なのだろうか ? この レケイア」と呼んた。ローマ時代には大ポ切った。一七九六年に『マクロビオティ ージ・ガモフ教授は、『生命の国のト ク、人の命を延ばす術』という本を出した スのガレノスが、プネウマ ( 精気 ) という ムキンス』 ( 市井三郎・訳 ) でうまい説明 ものを考えている。プネウマは肺静脈からフェーフェランドは、ヴィタール・クラフ ( 生命力 ) という言葉を使っているが、 をした。ちょっと、そのお知恵を拝借して 心臓の左に達し、自然情気が生命精気にな るのだ。シナの陽陰五行説も生気論の系統これも似たようなもの。一九世紀になるみよう。 ・ヘルナー ーーそもそも、すべての物体は、熱連動 だし、中世のヨーロッパでは霊気が脳室にと、内分泌学の創立者クロ 1 ド・ つくりかえ 11500 /
いæZ< の糸にタンパク分子が数珠つなぎ端の説の背景にいたのは、理性的なつらをこれからいろんなものが発生するプロセス になっている。この二つの成分である Z した呪術家のギリシャ人だった。 を、けつきよくは形相 ( ェイドス ) をつく とタン。 ( クは、その二〇年後には化学的もともとギリシャには、詩人にして音楽ることだと解釈した。そして万物のもとは な方法でうまくばらされ、試験管内でふた家であるオルフエウスの神話がある。彼の「数」であると信じ、数学と音楽に首ったけ たびもとのウイルスに再構成された。ウイかなでるメロディーは、死者をもよみがえとなる。彼の死後、。ヒタゴラス派は神秘め ルス自体は、ふつうの意味での生物とはい らせたという くのをやめて、理論闘争 えないが、一般化していうなら、いちど本やつだが、 の路線にきりかえたが、 質的なファクターに分解したのち再構成し 0 七 ~ 六世紀 霊魂の輪廻はパリンゲネ ごろにはオル ているのだから、まさに再生である。 シア ( 再生の意味 ) と呼 そこで、もっと一般化し抽象化するなフエウス派と ばれて生きながらえた。 ら、〈図 2 〉のような生命のカープを考え いう神秘団体 そしてプラトンは、人 ることができるだろう。この場合の「正」 があって、輪 間の精神 ( プシュケー ) 「負ーは、数字や物理学で使うようなもの廻と不死を信 は永遠でなければならぬ として、オルフエウス派 ではなく、「見うる相」と「見えない相」じて興奮状態 におちいり、 ぐらいのつもりで考えてもらえばいい。 方の霊魂不減説に哲学的根 また、第 3 章のおわりにある〈図 3 〉も予言的な言葉 拠を与えるべく四苦八 参考にすれば、蘇生や再生の時空的関係がを口走ってい 物伝苦。だいたいギリシャ語 たそうだ。そ おわかりいただけるはずだが、ウイルス・ 気のプシ、ケーは、霊魂と 動 れが。ヒタゴラ レベルでの可能性を、・ほくら自身の転生・ 生か呼吸を意味していた 再生による不死とむすびつけるには、どんスに影響を与 が、ギリシャ初期の哲学 図 えたのであ なものをもち出せばよいだろうか ? 者のなかには、それを る。 「生命力」と解釈するも のもいたそうだ。 話がまた古くなるが、輪廻の思想は東洋幾何学の定 さあ、出てきたそ ! に固有なものしゃあない。 理でおなじみ ヨーロツ。、 キリスト教がはびこる以前、 この生命力というやつが のこの大先生 曲者である。仏教では業 のケルト族は輪廻転生観をともなう霊魂のは、霊魂不減 不減を信じていた。クリスチャンの系統でと輪廻転生に ( カルマ ) が″生命の もカ・ハラやグノーシス派のなかには、似たこって空気を 輪。をまわしつづける 8 ような考え方が認められるが、こうした異無限者と考え、 ・ : 転生・再生といった エネルギー 太陽一 物 負のエントロピー 雑食動物 エネルギーと 負のエントロピー