喪われた都市の記録 作・光瀬龍装幀・金森達 アイララ 地球人の胸に無限の郷愁を呼びおこす幻の星 アイララ かって遙かな太古、宇宙をよぎる異相空問の侵入の前に つの惑 星が砕け散った。それが、栄華を誇った太陽系第五感星アイララの 最期であり、同時に、母なる星の再建を誓うアイララ人たちの果て しない旅の始まりだった・・ 永刧の時は流れ、かれらの意志は人類のうちに眠りつづけた。 そして 古代のバビロンに、金星の灼けつく砂漠に、木星のメタンの海に 彡 人類の築きあげた都市が虚しく減亡の道をたどると き、アイララの甦りを求めて暗黒の彼方へ飛 び立つ一人の男・・・ だが、その行く手には、アイララ を、人類を、宇宙そのものを減 ばし去らんとする、想像を絶し た大いなる力が立ちはだかる / 本誌に掲載した連作シリーズ 《都市》に、意表をつく新構想 のもと、澵たな 3 0 0 枚を書き 加えて、宇宙と次元にわたる雄 大無比のドラマを展開する著者 会心の野心作 / 四六判上製本 七月刊行 209 イ -. べ
ジェスは両手をあげ、ひっかく真似をした。カーテンをずたずただった。 にしようとでもいうかのようである。 「あんまり・ ( 力なことを言うなよ ! 結局のところ、これは小休止横になったまま、意匠をこらした天井を見た。記憶が頭にどっと 戻ってくるのを待った。が、何も起こ・らなかった。依然として、か なんだ。おれの人生で最初のね」 ってのタフ・ガイ、スティ 1 ヴ・ドラヴェクにすぎなかった。かっ 「ジェス、静かにして、彼が起きちゃうわ」 「ふん、おれは〈プラッキイ〉一小隊を麻痺させられるくらいたっては、かなり賢こかったと思われるが、今は、今日が何日なのか ぶりレテノールを注射したんた : : : 」だが、彼は立ちあがった。二も、どの大陸にいるのかも確信できずにいる人物である。ジ = スは 人が近づいてくる足音を耳にしたので、私は眼を閉じた。二人とアメリカ人らしい。少女も同様た。だが、それたけでは、何もわか らない。あの公園はどこかに存在するに違いない。それに通りも : も、三十秒ばかり何も言わなかった。 ・ : そうだ、記憶の中のあの通りは、心理学的に重要なことに満ちた 「ほら、こんなに大柄じゃないの」女が言った。 ジ = スはくすくす笑 0 た。「こいつをここにひき上げるのに、昇夢の中のもののような場所であ「た。私は通りを重要視しなかっ 揚機を二つつけなくちゃならんかったもんさ」 「けが、ひどいの ? 」 状況は概して、珍らしいものではなかった。少し混乱し、少しド キドキして、ロを、捨てられたねずみ取りみたいにポカンと開けて 「かなりね。血を二リットルぶちこまねばならなかった」 「なぜ彼らはこの人を欲しがるのかしらーーーそれも、生きたま目覚めるのがどんなことか承知していた。昔の出来事を想いだす助 けになるものは、皮のむけた拳骨と新しい傷以外、何もなかった。 ま ? 」 「彼が何か知っているに違いない。なにか重要なことをね」 想い出したのは、蝋をひいた黒っ。ほい木で羽目板がはられたオフィ ・カットにした中肉中背の老人がいた。 「彼が知ることのできたこと、それは 0 o-* に必要なことなのスであった。白髪をクルー うなずきながら、こう言っている。「いいとも、スティ 1 ヴ、それ かしら ? 」 「おれが見いださねばならんのは、まさしくそれだよ。君はおれをがあなたのお望みなら」 フレイジア。大昔から記憶していた事のように、ゆっくり名前が それとも、おれを見捨てるつもりかい、君を 助けてくれるかい よみがえった。 必要としている今 ? 」 「あなたが望んでいるのならーーもちろん、できるだけのことはすだが、一体全体ーー・フレイジアは、私の飲み友達だった。痩せて いるが頑丈な奴た。十ポンドのハンディキャツ。フをつければ、ライ るわ」少女の声はものうかった。 こ トへヴィー級のボクサーとも充分わたりあえる。、ふさふさした黒髪 「いい娘だ。君が : : : 」二人の足音が遠ざかっていった。カチッと 音がし、部屋はとても静かになった。再び眼を開けた。一人ぼっちで、蹄鉄を一コ : こ 0 208
らがところどころにはまった壁や、ほっそりした。ヒカビカのロッド 雑音を消そうとした。受信機の空電はますますひどくなっていた。 私は横になっていようと思ったが、彼が私をひつばった。あきらにのった柔らかい色の卵のからのような椅子がいくつか、背の低い テープルや、その上の、バナナや梨がいつばいもられた洗面器の半 め、頭を膝にぶつけないようにしながら、彼のあとに続いた。骸骨 のようなものー・ー実は木の根にすぎぬのだろうが、その上に張られ分ぐらいの銀の盃などが眼にとまった。その先には、一列に円柱が た鉄条網を突きぬけて、暗い灌木の下を進んでい 0 た時のことを今並び、その間から青い空が見えていた。円柱の向こうは、張り出し たテラスで、黄色い陽光をあびていた。小男は爪を気にしながら、 もはっきり思いだす。シャムの王様用の小さく。ヒカ。ヒカに磨かれた 手作りの品物のような車のシートに坐るのを手助けしてもら「た。すみれ色の椅子に腰かけていた。その傍らに坐「た女は、若く、姿 車は、けんかをしている猫のような音をたて、小回りをきかせてがよか 0 た。髪は、キラキラした藍色の巻き毛であった。くだけ散 ターンをしてまっすぐに、ス。ヒードをあけた。夢を見ているのだとる波のように見えた。両頬には、うすいオレンジ色の螺旋がさがっ 思った。そこで、雲をつめたようなシートに身を沈めると、すべてていた。先端は顎の下までとどいていた。彼女の外見は、無雑作に つけられた色とりどりのリポンでできているようだった。 を成行きにまかせることにした。 「彼は : : : した・ーーしてるの ? 「いやーーーでも、それはどうでもいいんたーー・」 「あなたの〈秘密結社〉には、よそ者に対しての規定があると思っ 声で目が覚めた。「しばらくは無視しようとしたが、会話の調子ていたんだけど」 が、『予後が悪い』と言っているのを耳にした手術台の患者のよう「違うよ ! 奴らは彼を追っていたんだ ! 彼に生きていてもらい に、私の耳をそばだたせた。声の一つは、はるか昔の、公園の小男たかったのさ ! わかんないのかい ? 」小男は両手を振りまわし た。「もし、奴らが彼を必要としているのならーーおれも彼が必要 小男の声より低くー のものであった。女の声は ( スキイで低く なんだよ」 ーのこぎりで引いた板のように鋭かった。彼女が言っていた。 「なぜ、彼らは、彼を必要とするの ? 」 : こんな危険なことをするなんて、あんたバカよ、ジェス ! 」 「おれにもわからんーーー今のところは。だけど、そのうち見つけて 、、ンカ、彼らにはわかりつこないんだよ 「ねえ、 「わかりつこないって、どうしてあなたにわかるの ? 今あなたがやる、絶対に。それから : : : 」 「それから、ジェス、あなたの上にそれが落っこちてくることにな ぶつかっているのは〈死コントロール〉よ、 O O クラスの肉屋じゃ 一匹のね るわ ! 彼ら、ごみ捨て場のねずみなんて気にしない ないのよ ! 」 7 私はまぶたをあげた。金と白で凝った浮彫模様のはいった高い天ずみが這いだして、お皿から彼らの食べ物をかすめとらなければ R 井にあたる陽の光が眼にはいった。明るい色のタイルの小さなかけね」
う一度立ちあがってみよう、と考えていた。 は、脂肪と軟骨だけだ、と言いかけたが、うなり声にしかならなか っこ 0 さあ、ドラヴ = ク、立ちあがれ。家へ戻るんだ。おまえは、タフ ・ガイのはずじゃなかったのか : 「酒を一杯あげたよ」同じ声が言った。気息のまじったテナーだっ た。海霧のようにソフトであった。「おれにできるのはそれだけ 考えていたことを実行に移した。立ちあがり、散歩道を渡った。 老木が倒れるように、ゆっくりと、私は、ロを芝でいつばいにしてだ」 ー・ラ ゴ 横たわり、木々の間に吐息する風の音や、ラッチかその仲間がだし今度はわざとうなり声をあげ、顔をまわした。メリー・ ているかすかな泣き声に耳をかたむけた 別の音もあった。下生ウンドからの眺めのようにすうっと動いた木々をじっと見つめた。 えをぬって迫るしのびやかな足音。あるいは、屋根裏で翼を震わせ足を踏みしめて、アンナプルナ山頂まで最後の数ャードを進む日曜 るこうもりにすぎぬのかもしれぬ。眼を開いた。太った中国人の足登山家のように、力をふりしぼって立ちあがった。私たちは、三つ がみえた。そのむこうには、たくさんの黒い影があった。影の一つと半分の死体以外には、何の邪魔ものもないきれいに刈られた芝生 が動いた。一人の男が立って、私を見おろしていた。 をはさんで、対峙した。 小柄で、痩身、それも非常に痩せていた。黒いびったりした服を彼はほっそりしていて、動きは優雅だった。ブルポン王のような 着ていた。突然わきでた輝く霧のようなものの中を抜けて、私に近シャー。フで複雑な目鼻だちだった。小ぶりの頭の両耳近くに眼があ づいてきた。言いたいことを二、三考えたが、言語中枢の筋が切らった。肌はつやつやしていた。黒い子やぎの手袋をはめた手は器用 だった。びっちりしたタイツは短いプーツの中へおしこまれてい れていた。彼が中国人のそばを通って、私に近づいてきて、数フィ た。黒いタートルネックの上には、上部にひだのついた小さなチョ ート離れたところで立ちどまるのを、じっと見つめた。あたりは非 ッキを着ていた。 常に暗かった。闇を背景にした彼の・フーツの形をどうにか見わける ことができた。快よい気楽な笑い声らしきものが耳に入った。ちょ 「奴らは誰だ ? 」私の声はしわがれていた。 っとしたジョークを聞いたといった様子である。そして、ずっと離彼はちらっと中国人を見おろした。奴の太った顔は、戦争の死体 れたところから、声がかかった。「手ぎわ力ししョ冫しし : 、、。ド常こ、、手ぎ写真に見られるような、虚ろな表情をしていた。小男の唇がめくれ あがり、錢い歯の並びをみせた。白すぎて、実感がなかった。 その時、ものがかすんできた。手が私を運んでいくのを感じた。 「カス、だよ」上品に言った。「食糧屋だ。冷肉業さ。奴らの階層 脇腹の痛みは、消えていく赤い火のようであった。 は、最下層の中でも一番下だ」彼は笑った。「ところが、おれは最 「まだ横になっていな」誰かが小声で言った。「出血を止めなくち下層の一番上なんだ」密輸船の合図のように彼の眼に光がさし、ま ゃあ」 た消えた。「だが、話はあとだ。血をだいぶ流したが、歩けるだろ ラッチが突き刺したのは三センチばかり高かった、彼が切ったのう。まっすぐ行けば : : : 車を : : : 場所に : : : 」彼は波長を合わせ、 チャ / コ戸 2
しの膝下にスナップ・キックをいれる余地ができた。ガチャッと皿彼は身じろぎした。少し力をこめた。 ! 」せわしくあえぎながら言っ を落としたような音がして、骨が折れた。両手を握りしめると、背「今晩 : : : 公園に : : : 死神が・ 後の若造の肋骨に肘鉄を数発くらわせた。ゥーツとうなって、腕をた。波間で遣言を言っている土左衛門のあんばいである。 といた。ラッチが倒れると丁度タイミングよく、〈顎髭〉が、首を「もっと詳しく、アカ。おれは血のめぐりが悪いんでね」 パイ。フを頭上にふりかざして、 「〈ブラッキイ〉だ : : : 」ロの端に小さな泡が一つうまれた。うさ 切るかまえの首切り役人のように、 突進してきた。十文字にした手首で、彼の片腕をとり、握り方を変ぎの夢を見ている大のように、彼に小声でぶつぶつ言った。そのこ えて、奴の肘を砕いた。彼は自分の顔を殴ってしまい、悲鳴をあげとで彼を責めはしなかった。膝が砕けた痛みをこらえるのは、かな り辛いことである。彼の眼は白眼になった。私は立ち去りかけた。 た。パイプは私の背中ではね返った。 裏口を見張っていた男が、四つん這いになって近づいてきた。混身体を半分まわしたところで、音がした。ふり返った。彼の手に刃 のきらめきを見た次の瞬間、背中の下部に一撃を感じた。ナイフの 血の中国人のようであった。顔は横幅があり、てかてか光ってい た。下顎の線は、不健康そうな肉づきであった。私は片膝を顎につ痛みであった。 けて、奴をひっくり返し、立ちはだかった。息が苦しい。呼吸は、 本来のものとは違っていた。奴らが一人も起きあがらないのに感謝刺し傷の人間の神経組織へのショックは、さまざまな原因で、人 の運命を変えてしまう。時には、血を一オンスと流さぬうちに、頭 した。もう一度お遊びをしたら、ダウンしたであろう。 中国人と〈髭〉は意識があったが、ラッチと呼ばれた男は、野火から床へ突っ込んで死んでしまう被害者もいる。また時には、家に に焼かれた子ねずみ同然に、草の上で身体をまるめていた。私は彼戻「てべッドに入「てから、出血で静かに死ぬ奴もいる。自分がや られたのにも気づかないのである。私はといえば、その中間だっ に近づくと、背中にかつをいれた。 た。私は、刃が骨にあたって、上にそれるのを感じた。一方では、 「お仲間は静かになっちまったよ」彼に言った。草むらの物体にう 私は右手を、アカの鼻の下、ごっごっした上顎のところとつながっ なすいてみせた。「あんたのしわざか ? 」 ている平たい弓型の歯並びにまわしていた。彼はドシンと倒れ、動 彼は私の左眼の見当につばを吐いたが、はずれた。 かなくなった。私は立って、脇腹を両手でおさえようとした。放水 「いい町だ」と私。「何という名前だね ? 」 彼のロが動いた。頭の皮は濃い橙色であ 0 た。さらに眼を近づけ路のように、血がドクドクと尻を流れ落ちた。三歩進んだ。膝が崩 ると、彼が鼻として使っている軟骨のかたまりの上に、青白い斑点れそうに感じ、地面にどしんと尻もちをついた。まだ、傷口をおさ がいくつも見えた。せむしのくせにタフな赤頭野郎だ。私は足で彼えようと努めていた。頭ははっきりしていたが、欠けた壺から流れ でる酒のように、体力は出ていってしまった。坐りこんで、耳の奥 0 の手を踏みつけ、力をかけた。 で脈がドキドキいうのに聞きいった。これがおさまったらすぐ、も 「教えてくれよ、アカ。この騒ぎはどういうわけだ ? 」 チャンコロ
んな量だったに違いない。・ : カ今、楽をして儲けた金のように、全をうて噴水が輝き、さやさやと水音が聞こえた。公園のずっと向 こうでは、別の照明が幾筋か、高い橋のように、空に並んでいた。 部でていった。 ポケットを調べた。一つかみの糸くずやゴミの他は、仕事帰りのそよ風が頭上の枝にさびしい音をたてた。 ( スをつかまえた救世軍の小娘みたいに何もなかった。何かを見お私の立っている散歩道は、レンガ模様で、両側に白い花が並び、 としているような気持であった。その時、鉄の門についた掲示が、木々の闇の中へと続いていた。道をたどった。背後に、かすかな足 眼にはいった。風雨にさらされた本版文字でこう書いてあった。 音を聞いた。それとわかる前に、足音はやんでいた。だが、背中の チリチリする感じは消えなかった。 前方の林の下、草むらに何かがあった。青白いもの。しかとは言 い難い形状であった。最初は、古いズボンだと思った。やがて、上 半身を闇に沈めて横たわった裸の男のように見えてきた。そう思い こもうと努めた。三メートルに近づくまでは。その位置で、自分を だますのをやめた。それは男だった。間違いなく男であったが、上 半身は闇に入っているのではなかった。なかったのだ。肋骨のすぐ 下で、まっ二つに切断されていたのである。 私は彼のまわりを回った。残りを見つけだそうという漠とした考 門の中をすかし見た。これが公園なら、横になる草むらぐらいあえがあったのであろう。さらに近づくと、手仕事で、二つに切断さ るたろう。″危険です″というのは、注意をするようにということれたのがわかった。手際はよくないが、ビジネスライクであった。 まるで、今夜中に片づけねばならぬ仕事をたつぶりかかえているの であろう。問題はうたたねをすることである。そのようなささやか な危険がなんたというのだ ? 渦巻模様の飾りを押した。門は内側で、こんな作業には充分な時間がかけられなかったかのようだ。あ 」日日、こ 0 たりには、さほど血が流れていない。切断の前に、血を抜かれてい ) ー日けしー たのだ。彼の身体の下に手がかりがもぐりこんでるかもしれないの 白い大理石の階段がくだっていた。側面には、黒い葉の模様がたで、私は死体をひっくり返そうとした。その時、音が聞こえた。ポ ツ。フコーンが一粒、はじけた程度の音であった。 くさんついた壺が並んでいる。階段をおりきると、砂利を敷きつめ 黒いウイルトン絨毯のような芝生を移動して、いぶきの香りの中 た広い歩道が、刈りこれた細長い花壇と花のついた灌木にはさま 3 れて続いていた。ガウンを着た老婦人のように形式ばっている。夜に踏みこみ、多数の人影を見たーーーおよそ二十人もいただろうか。 0 △ 咲く花の暗緑色の匂いが強く鼻をうった。生垣からさしている照明そして、起こらんとしていることを待った。そのまま、一分が過ぎ 委員会条例により 公園は日没閉門 入園すると危険です プロック
明日より永遠に朝篇。 キース ! ロ¯マー 訳 = 風見潤、画 = 金森達 彼の命を狙うものは誰か ? 0 死ゴント 0 ール〉とば ? , くプラッキイとは ? く秘密結社〉とは ? く未来共同体〉とは ? 失われた記憶を求めて地に飛び = む男 ! 20 ー
卓 四六判上製本 只干女発売中ー 一日本ノヴ = ルズ ~ 予価九〇〇円くの - よ誰か ? ・小松左京六五〇円 眉 人類は地球の最終王朝か ? そ 喪われた都市の記録 れとも自らの文明のうちにその 作・光瀬龍 後継者を生みだすのか ? 種と 有 、しての人類の可能性をフィクシ 田 装幀・金森達 ョンに仮託して探る意欲大作ー 地球人に無限の郷愁を呼び起こす幻の星 「アイララ」に捧ける減亡と再生の詩ー 本紙掲載の連作シリ ース都市》に、意 小松左京六〇〇円 夫 牙の時代 表をつく新構想のもと新たな三百枚を書 き加えて、宇宙と次元にわたる雄大無比 生命の進化の神秘を探るカ作 のドラマを展開する著者会心の野心作ー 牙の時代』ュニークな文学世界 石 観小説を書くという事は』他 一〔裔柴〕九月刊行 日本 ()o LL 界の第一人者が急 雄 みだした新機軸六篇を結集ー 義 半村良九〇〇円 荒 人類誕生以来の歴史を貫く恐る べき血の秘密と暗黒のエロチシ定 ズムーー期待の新鋭が雄大な構予 想で意欲満々放っ書きおろし LL サスペンス・ミステリ巨篇ー 復活の日 最新刊 作・小松左京 装幀・生頼範義 一九六 x 年、某大国の研究所から、極秘 裡に開発されたウイルス兵器が盗み出さ れた。それは、人類にとって、破減への 道をたどる第一歩だった。日本界の 巨匠が人類とその文明の行方を考察した 処女長編《人類破減テーマ》の決定版ー 石の血脈 す・の時代 : 小松・阜 継ぐのはか ? ト松左京
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海外文学の宝庫 ハヤカワ文庫 ロ最新刊 黒の迷路 っ、 0 円 / 沢村靃訳 ロレンス・タレル 闇の中をさまよう八人の求めた真実 い本」のダレルが描く現代の寓話。本邦刀 = / プ 蒼い氷壁 ′モンド・イネス / 大門一男訳す。円 ノルウェーの氷雪の中、謎と疑或〕まあむ新金 属を求めて、ヨットとスキーの冒険ゞ売 08 月刊行作品 べニスへの密イ ヘレンマッキ、ネ , アラスカ戦線 * 以下続刊 / ュレヾグ 夢ゃぶられて シェーフ東に シェーン キャンベルの王国を ケッセ 騎馬の民 サンダーズ 盗聴 I 日オットー スタインべック 各 280 円 ンの東 ( 全 4 巻 ) マッカーシイ 、 0 円 マリーの赤ちゃん 女王陛下のユリシーズ号 オーウエル 3 3 0 円 9 8 4 年 フィベケット クレッシング っ 4 、 0 円 ・、里人 ライト 各 320 円 リカの息子 ( 全 2 巻 ) ーリヒイ ? ~ 8 0 円 第覆中のカウポーイ ケロッグ っ 4 0 円 ているといってくれ ィネス 0 & 0 円 メリ ! ディア号の遭難 一ラルタルの水夫デ、ラス 、、ヒルトン 19 。円 」 = ちま孤独一はな。 山荘綺談ジャクスン 第物を眠 真夜中のカウーイ イ 工テ・ンの一東 = 愛しているといってくれ、 マーツ、リイ・ケ 0 ッグ・第興、 イ っ 460 円 レヴィン 0480 円 マクリーン 0050 円