〕第劉羝が彭城を めざしている頃 斉を攻めたてた 項羽は勝手に せいおうなの 斉王を名乗った でんえい ィ一一田栄を討ち取り もとの斉王田仮を 王にもどした いちおうせい 一応斉を平定した かのように見えた ころ ミミ を一
これより斉へ 向かい余に はむ 歯向かう でんぞく 田一族を みな・ 1 ろ 皆殺しじゃ 申しあげます ただいませい 只今斉から はやうま 早馬が参り ました ー 141 ー
申しあげまする でんこうでんおう 斉の田広田横は かんぐんたいはい 漢軍の大敗を 知りあわてて 城を開けて こうふく 降伏を 申し入れて 参りました くだ 降ったか 龍且鍾離眛には よくやったと 」伝えよ ー 142 ー
新ト ■に はっ 亜父よ これで斉は平定した 余に叛心を抱く ものたらかんおうはいそう 者達は漢王敗走の すようてん 報せを仰天して 聞いたであろう さよ、つで ございます はは十 6 これであとは せんリよく 全力をあげて リゅうはうたお 劉邦を倒す のみじゃ 】 000 ー 143 ー
こ、浦圏 8 ) りうほ、つ ん劉邦など かた 戦のやり方も いなかもの 知らぬ田舎者じゃ じゅうぶん それで充分じゃ それにここの兵を それ以上割くわけ , ( しカん だいおう 大王 かんぐん 漢軍は六十万近い たいぐん 大軍と聞いて おりまする いくらなんでも すく 三万では少な おも すぎると思い まするが : まんらか 0 0 0 0 0 0 はっ 斉の国は ニ人にしばらく まかせる 頼むぞ たの / ″ ,.. 項羽はすぐさま 精鋭を率いて しゆっぱっ 出発した ひき
しようしょ 詔書 くんしゅ 君主が兵を起こせば たす 臣はこれを助く これ忠義の根本なり 、」、つわい 当ゅうこうおうえいふ 九江王英布江淮を守り あんいっ みすから安逸を ・、いを′むさぼる - , をミ : 享第 : 鵞鵞い レっ 2 っ 楚が斉の討伐のおり しよう けよう 仮病を称して起たす 雎水の戦いにも勝負を ちんぐん 傍観す朕が軍を ながたびつか ひき 率いて長旅に疲れても こと いまだ一言の慰めも あらす君臣の 義を失っている っしな たたわ しようふ なんじ 汝はいまこそ じぶん 自分をいましめ 兵を率いて か人 漢を討つのだ じふ人 せん 以前の自分に もどることを しん 信じる 印ロロ
しん 信じられん そればかりか ー」よ、っ こうお - っ 項王は諸侯に あだ 義帝の仇を 報じようと触れ まわったので ございます 回回回 6 たよょにつ そんな馬鹿な 話があるか 斉梁燕趙の こくかた こうおうやくそく 四国は固く項王と約束し 当ゅうこうおう ともに九江王を討って すやくぞく 逆賊の罪をたださんと きんじっ当ゅうこうたい ( ん 近日九江に大軍を 向けると聞いて おりまする さよ、つに ございます ・」うう じぶんあくめい 項羽は自分の悪名 えいおう 罪名をすべて英王に なすりつけようと しておりまする このことを だいおうひとり 大王一人がご存じ ないのです ぬぬぬ ー 170 ー
可ム ・◎第一 しかし そのような 勝手な振る舞いを 項羽がなせ ゆる 許したのじゃ あの時 英布が彭城に きていたら かんた人はうじよう ああ簡単に彭城は お 落ちなかった でしよ、つ ほ - つじよう 0 よしではすぐ せっと′、 説得させよう その任は だれ 斉の謀叛 かんかんようこうリやく わが漢の咸陽攻略 ひじようじたい このような非常事態の なかで英布と てきたい 敵対するのを 避けてたのでる ございます 英布はいま中プラリン じようたい の状態です せっと′、 説得するのは 今です 、ゝ↓し、つ では脈は あるのじゃ のう 当うこう 九江の生まれの 随何がよろしゅう こ・さい土 6 しよ、つ あの儒者に そのような大任が 果たせられるか くら けっこう 結構ロも 達者な男で せっとく うまく説得 いにす・レ」 おも 思いまする ー 150 ー
ふたり あとニ人 : そのような じんぶつ 人物がいるのか 思いまするに かん ′一うけっ 漢の将に豪傑は おりまするが しようぐん これはといえる将軍は かんし人 韓信だけで しゃ ( たい 弱体にございます ふたりめいしよう あとニ人名将を じんくわ わが陣に加えとう ございます はうえっえいふ 彭越と英布に ございます たよ←」っ はうえっえいふ 彭越と英布 0 0 0 0 0 ふたり たいおう 大王がこのニ人を得て かんしん 韓信とともに てき 敵にあたり ふたり そのうちこのニ人に かんこくかんいとう 函谷関以東を あた 与えるならば そ ゃぶ 楚を破ることが できまする ちょっと待て 話がもう一つ よくわからぬ はうえっ 彭越ならば でんぞく せい 斉で田一族と 組んで項羽と 戦っていた それゆえ話に よってはわが みかた 味方になることも の人が 考えられる 0 0 0 0 0 0 ー 148 ー
歴史ロマン 妖星源平記松翦明美画 / 寺島優原作 幕末バカ深ロマン 風雲児たちみなもと太郎刊 日和年、満州 虹色のトロッキー安彦和月 猿のヒーロー孫悟空 西遊妖猿伝ロ大ニ郎 妖女サイ ~ ~。物語 The Ca 三 ng 岡野玲子 コミック 毎月 14 日発売・潮出版社