戦い - みる会図書館


検索対象: 項羽と劉邦14
99件見つかりました。

1. 項羽と劉邦14

) 0000 ・ たたゆ さきすいすい 先の雎水の戦いで かんげんすい 漢の元帥となった ぎはう 魏豹をこ存じで 「 ) ・さい土 6 しよ、つ を、は、つ あの魏豹は きんしんら噛う 謹慎中では なかったのか その魏豹を せっとく 説得し かんそむ 漢に背かせれば かんぐん 漢軍はしばらく そ む 楚に向かえませぬ きんしんらゆう その謹慎中が 付け目なのです っ め ぎはう 魏豹は狷疑心の いえがら 強い男で家柄だけを 鼻にかけるくだらぬ 男でこざいます いますいすい 今推水の大敗の罪を 問われるものと 日一伐ビクビクしている そうにございます りゅうはら・ 確かな筋の情報では こ - っ それが高し むほんこころ 劉邦に謀叛の心を 抱くようになって きたといいます おとこ じようは、つ

2. 項羽と劉邦14

第簽をし かんしんだいげんすい 韓信大元帥が 兵馬を引き連れ やしきで 屋敷を出られ おう = それは聞いて いる 蕭何さまは かんしんだいげんすい 韓信大元帥の こくしむそう ことを国士無双と いわれたんだぞ 、よ」」っ かんしん 韓信さまは どこへ行かれる こくしむそう その国士無双の 兵馬が動き 出したのじゃ そりゃあ じようしようふ 丞相府さ らようリようせんせい 張良先生と丞相に だんばん かんおう 談判して漢王の こうふくてつかい 降伏を撤回して もらうためだ じようしよう げんすい 元帥は戦の かみさま かんしん 韓信さまが 指揮を取れば かんおう 漢王さまだって おにかなはう 鬼に金棒だ それ 見にいけ・

3. 項羽と劉邦14

お怒りはこもっともで ございますこの度 そ せきにんしゃ 参った楚の責任者と もの いう者がことの外 くち ロうるそうございまして だれ だいげんすい 大元帥であろうが誰で れいがい あろうが一人も例外はない てっていてき 徹底的に調べろと 申しまして : らようりよう 張良どのは 何をなされて いるのじゃ 0 たび はか 、・も、つ けいようらくよう 榮陽と洛陽を 調べに行っている もの きようかえ 者が今日帰って くるその報告を たいおう 聞いてから対応を かんが おそ 考えても遅くは わかった とりあえす 今日のところは はかしら 他を調べわが館は 明日にしてくれ じルんび それまでに準備 しておく そ 楚の使いとともに らやくらやく けんじよう 着々と献上の じゅんび 準備をなさって おられます やかた 6 ・ゞきこ にら 一日くらい 遅れても ど、つとい、つことは あるまい このまま何も かえ せす帰ったら じようしよう 私が丞相に つみと 罪を問われます ほんの少しだけでも 調べさせてください ませ 0 6 LO

4. 項羽と劉邦14

しっすいすい 実は雎水の戦いで たいこ、つ 大敗し太公呂后が ど 楚軍に生け捕られ ましたこの事態に かんひょうぎ 漢の評議はどうせ ころ 殺さないだろうから こくはやそ 一刻も早く楚を討っ 当よう、一うは べきだという強硬派と 関中を項羽に献じ とりあえす一族を かえ 返してもらおうという条件 は 派が激しく対立しました かんら噛う だいおう それで大王が 決定された のですか 0 いや張良どのが 、 1 う - ん 降参をすすめ 陛下がこれに ′」うらよう 同調した のです らようりよう 4 そうです 考えてみれば 張良どのは韓の国 もの の人いわばよそ者 さんたん み 惨憺たる敗戦を見て みかわ やはりわが身可愛いさに おも 出たのではと思って いる らようリよう かんが よ」につ らようリよう 張良どのが かんおうせっとく 漢王を説得 とな : で 0 信じられん わたしめんかいしやせつ 私が面会謝絶を 当よくめん してる間に局面が これだけ 動いているとは : らえしゃ 楚の知恵者が レ」う、一う かんしん 韓信どのの動向を さぐりこの時機を 狙っていたので こ・さいましよ、つ そ てんか これで天下は楚に 渡りました わた そ 0 0 0

5. 項羽と劉邦14

え′ 12 韓信は榮陽城から 遠く離れたところに かま 大要寒を構えた かんしんけいようじよう とおはた・ だいようさい しようか また蕭何は にらやひょうろう 日夜兵糧を 送りつづけ

6. 項羽と劉邦14

( 9 ツ これはこれは みな 皆さんわざわざ なによう うち揃って何用で こざいます へいかかんしんしようぐん 陛下は韓信将軍を ふたただいげんすい 再び大元帥に 封じたいと申され われ 我らが陛下の 勅使として 参った そろ ははーっ これが詔書と だいげんすい いんじ拶 大元帥の印綬で ござるお受け してくださり 亠ましよ、ったよ 韓信 かんおうらゆうせい 漢王に忠誠を 尽くし 元帥の大任に 恥じぬ働きを することを誓い まする よ、ついって くだされた かんあんしん これで漢も安心 じゃいよいよ けっせん 楚との決戦で ござるな

7. 項羽と劉邦14

らようりよう 張良はじめ しよしようえいふ 諸将は英布を ていらよう 丁重にもてなした りルうはう じぶんおな 劉邦が自分と同じ らよっどひん 調度品をそろえて 部屋を与えたと い , フ一」」はて . れ」け 、ヤっ′、つ 厚遇したということで ある あた 3 0 あと 後は使者を だ 出してる梁の はうえつわれ 彭越が我らの とお い、つ一逋り・に 動いてくれれば いいの」・か か 楚に勝っためには おとこひつよう この男は必要だ ′」うまんせいかく 傲慢な性格を くんしん お 押さえて君臣の けじめさえつけて くれればいいのだ そ : 0 00 : ぐ、 0 0

8. 項羽と劉邦14

0 ・ 0 一な , ぐ 0 こうしてはおれぬ じようしようよ とにかく丞相府に らようりよう 行き張良どのや じようしようだんばん 丞相に談判して 今後の対策を た 立てねばならぬ なんということだ らようリようせんせい だいぐんし 大軍師の張良先生が そばにいながら 一体どうしたと いうのだなぜ くだまえ そ かんおう 漢王は楚に降る前に 私のところにやって こなかったのだ これ あっ 兵を集めよ みようらはうじようしようふ 明朝丞相府に 参る かんだいげんすい わしは漢の大元帥だ さいのう かんおう 漢王がわしの才能を みと 認めぬからといって くだ かんおう 漢王が降るのを みすみす指を み くわえて見ていて いいものではない て わしの手で漢を 守ってみせる 0

9. 項羽と劉邦14

かんしん もしこの韓信に そぐん 楚軍と雌雄を めい 決せよとお命じ くだされば一戦にて 項羽を生け捕りに してみせましよ、つ そなた 意地になって 申しているのでは ムムム わたしれいせい 私は冷静で こざいます わたしゃぶ もし私が敗れる ようなことがあれば くび 私の首をはね 項羽に差し出して 降伏してくださいませ まえ その前に降伏する前に せん かんしん ただ一戦この韓信に ぐんば 軍馬をお預けくだ さいませ わたし 0 0

10. 項羽と劉邦14

あんな股夫にこの あま 項羽が甘く見られて たまるかわしは かんしん これから韓信を 生け捕りにして くるひっ捕らえて てんか にころ 煮殺して天下に み 見せつけてやる おお かんしん 亜父韓信が せんしょ 余に戦書を 送りつけて だいおう 大王 この騒ぎは なに ) 」と 何事にこざい ます み ノ その戦書は こやつが じさんいた 持参致した 申し訳 こざいませぬ そんな書だとは 露知らず : ・ も、つわけ せ人しょ ′」、つい、つ ことじゃ わけはな 訳を話せ がんしん 韓信は楚に てきみかた 降りたいが敵味方に 洩れては困るから だいおうわた そっと大王に渡して くれと : ー 105 ー