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検索対象: 項羽と劉邦14
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1. 項羽と劉邦14

3 0 へ、 それは願っても すぐにも計を すす 進めまする 韓信どの ものきんびん この者に金品を てがら 握らせ手柄を あた 与えるふりをして せんしょ 戦書を項羽に とど 届けさせては いかがでござるい 7 ー わが かんしんげんすい 韓信元帥よ おお 大いなる せんか きたい 戦果を期待 いたしておる ははーっ 必ずや きたい ご期待に こたえまする 人ス人 人人 人人 ス人人 人人人

2. 項羽と劉邦14

待ってください いい人問か おりましたぞ っ・ 0 なにつ そ 楚の密使が お、つリよう いえ 王陵の家に′ . じつおうリよう 実は王陵の きやくドん 家にいる客人は 楚の密使だと いう話です そ 0 0 0 0 0 おうりようははおや 王陵の母親は ひとしち 項羽の人質に とられています おうりようおやこうこう 王陵の親孝行は 有名でこざいます よわ その弱みにつけこんで およ′リよう 王陵を楚に走らせ よ、つとしているので こ・さい一ましよ、つ 1 人人 人人人人 人人人人 人人人

3. 項羽と劉邦14

もんだい 問題はどうやって こ、つうじ・し・ル 項羽自身を で ここまで出て こさせるかで ございます かんたん 簡単ではないか せんしょ 項羽に戦書を 送ればよい ではないか 0 め せんしょだれ 戦書が誰の目にも ふれず項羽の 手に度らねば 効果は期待 できませぬ それでは項羽は で 出てきますまい 諫めたり なだめすかす もの で 者が出てきて しゆっじん 直々の出陣を止め させましよ、つ では どうすれば わた や 0 げきど 項羽は激怒すると たにんことば 他人の言葉には か 耳を貸しませぬ そのように持って いかねばなりませぬ そしてあの平地で 待ち伏せるのです みみ ふむう 項羽が直々に め とお 目を通す : なかなかむつかしい らルうもん 注文じゃのう だれ 誰にその役目が っとまる 0 0 0

4. 項羽と劉邦14

だが一発打って あんしん 安心してはいかん つぎ 次から次へ あめ 雨のように 矢を射るのじゃ 見事だ 、っりよう 要領を 心得たな み ) 」と 、ミき一ミ

5. 項羽と劉邦14

リ u リ′ 物ー ひょうろう ふだんとき また普段の時には ばしやどうよう 馬車と同様に 兵糧を運ぶことも できまする 張良蕭何 こと 22 き いまの言葉聞いたか かんだいげんすい さすが漢の大元帥 じゃこれならば 勝てるぞ か 0 ところで せんしゃ その戦車 どのくらい かす 数があればよい せんり片 三千両は ひつよう 必要かと おも 思いまする はっ まんせん 一万ニ千の せんしやたい 戦車隊か そうかん のう よし丞相 すぐに資材を集め せんしゃ あっ 8

6. 項羽と劉邦14

てき そして敵に打撃を あた 与えてから 騎兵をくり出して 当ルっ」う 急襲いたします 弩は矢が遠くまで わら 飛び狙いは正確に ございます せんしゃ この戦車に四人を乗り 込ませ矢をつるべ 打ちいたします い・ 5 みやとお ゝ、ゝ、 また敵が逃げようと すれば四方にこの せんしゃ はいれつ 戦車を配列し 退路を断っことも できまする逆に みかた 味方が退いても陣を 張る時にこの戦車を はいれつ 四方に配列すれば やしゅうそな 夜襲に備えることが できまする てき をやく せんしゃ

7. 項羽と劉邦14

が尸 @スを 、 0 ・れ◆ 0 こざいます 元帥がそれだけの ことをいわれる からには何か みようあん 妙案があっての ことじゃな 0 軍書にも 「平坦の地には せんしゃ もら 戦車を用いるべし やまけわ 山険しい地には歩戦を 用いるべし追撃を かけるには馬を用い るべし」とあります 戦 : な し へいきょ 実は閉居している せんしやせん おりに戦車戦を せんしゃ 思いっき戦車を すうたいつく 数台造らせ はせん いゾ 0 0 2 0 ふむふむ せんしゃ その戦車とは どのような ものじゃ そこで地勢を調べて みますと榮陽から ひろ 三十里のところに広い へいたん 平坦な地があります せんしゃ ここは戦車を用いるに ゼっ・一う 絶好の場所にこざいます ここに敵を誘い出し そこを戦場といたします そぐんかいめつ ならば楚軍を潰減 でき一ましよ、つ レい 3 てき せ人しよう さそ 0 8

8. 項羽と劉邦14

かんしん もしこの韓信に そぐん 楚軍と雌雄を めい 決せよとお命じ くだされば一戦にて 項羽を生け捕りに してみせましよ、つ そなた 意地になって 申しているのでは ムムム わたしれいせい 私は冷静で こざいます わたしゃぶ もし私が敗れる ようなことがあれば くび 私の首をはね 項羽に差し出して 降伏してくださいませ まえ その前に降伏する前に せん かんしん ただ一戦この韓信に ぐんば 軍馬をお預けくだ さいませ わたし 0 0

9. 項羽と劉邦14

◆、は嫉本物 いろいろな条件をつけて 和平の書簡を項羽の ところに送った項羽の 返事はこうであった かんしんかんしん 「漢では韓信韓信と はやしたてているが しようかん たかがおいばれの章邯を ゃぶ 破っただけではないか それ以上ぐずぐずいうなら わし自ら出向いて即刻 生け捕りにしてや る」と みすか 0 それでわしは决むした かんしんしよう′、んけんイ」い 韓信将軍が健在ならば なお まだやり直しがきく はやくだ いち早く降り すこ らのら 少しでも力を残した 方が将来のために よいと・な ほ・んレ」、つ いや本当に 強いのだ あの雎水の項羽の りは・人間 わざではない 陛下はなせ敵を つよっよ 強い強いといって かんえいき わが漢の英気を くじきまする そのようなことを 申すゆえ兵の ますます 士気は益々 お 落ちるのです てき / ン ーノ しようた 2 わが将が束になって は た かかっても歯が立たす ひとり 項羽はたった一人で たた これを叩きのめし まんへい 五十六万の兵が まん わずか三万の項羽軍に 潰減したのじゃぞ かいめつ 恐れながら陛下は 恐ろしさのあまり 理性を失って おられます うしな 0 8 7 ′

10. 項羽と劉邦14

すまん それはわしより 発した病だな やまい わたくしは 病をわずらって おりました もので : 9 0 雎水の戦いはニ度と おも 思い出したくない ほどの敗戦であった 兵は疲れわしの一族も ひとじら 人質に捕らえられ 士気はさつばりじゃ 御意にございます このたび張良どのが かんよう 咸陽にこられ そ こ - っさん 陛下が楚に降参 するとのことに ございます 陛下の真意はどう なのでございます 氿ら褒中 ( 漢 ) を しんろう で 出てより心労を っ かんらゆうおとしい 尽くして関中を陥れ ほ・ル A ごっ 本当の戦はこれからだ というのに一度の はいせんてき 敗戦で敵に降るのは 解しかねまする つか たたか はいせん 0 0 それにくらべ えんせい 楚は燕斉のニ国を いふうますますつよ 下し威風益々強め あ まさに当たるべから ざるものがある じよう当ようわ・ 0 情況は悪くなるばかり たたか じゃいま戦えば かんあや 本国の漢も危うくなる らようリようせんせい それで張良先生の 意見を入れて降参 することにしたのじゃ そ 0