戦い - みる会図書館


検索対象: 項羽と劉邦14
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1. 項羽と劉邦14

れきいき おう鄙食其 なに 何か : 恐れながら 申しあげます たたか ぐんさきそ わが軍は先の楚との 戦いの疲れがいまだ 取れておりませぬ とおぎ されば遠い魏への 出兵はいささか しようへい 将兵に無理を 強いるもので ご・さい - ましよ、つ しゆっぺい それは そうだが つか なるほど しかし△フから あ でも問に合うか それがしは かってより ぎはうふかしんこう 魏豹と深き親交も かれ ありますれば彼に らよくせつりがい 直接利害を説き むは人 謀叛の心を断ち と、つご・さいます・ -197 ー

2. 項羽と劉邦14

かんしん もう一つ韓信どのは み 項羽を見くびって おられるようだ しようぐんかんよう 将軍が咸陽に引き込ま れてからの楚の勢いは ひかく 前とは比較にならぬ ほどんになった たたか 雎水での戦いぶりを 誰でもよい教えて もら、つとわかります だれ ひとじら それに人質が てき 敵の手に渡った これでは かんしん 韓 g どのかい力に めいしよう 名将といえども 歯が立ちますまい ひと わた いきお ここで雎水のニの舞と かんちゅう なればわが漢中の 地さえ守ることが できなくなる ちさつりようくしん この張良苦心して な 0 み 長い目で見て かんちゅうさ 関中を差し出しての 和平に応じました 今頃になって景気の はなししつか よし言蕭何とのに 吹きこまれては 困るというものです げんすい 私を元帥に推薦 してくださった軍師が われさいな いま我に才無しとは ずいぶんではこざい ませぬか わたし 0 事実を いったまでで ござる じじっ 0 しかし敵をほめるわけ ではないが軍師の とうだい はんぞう 范増は当代一の策師 さいきんす′一み えんじくみ 最近は凄味に円熟味を 増してきましたぞ 9 らようりようせんせい 張良先生も つか 戦に疲れた頭で かんが お考えのようですな 楚の勢いがどんな ものであろうと か おばな それがしには枯れ尾花 位にしか見えませぬ い当お み あたま 0 0

3. 項羽と劉邦14

いゞ当、 みた 世の乱れは ひと か 人を変えまする 占師の予言など か・ 0 が、 0 し人 軽々しく信 g じては なりませぬ自ら身を いえうしな 減ほし家を失いまする れいせい 冷静になってくださいませ きょふ おとこ そのお考えは まちが 間違っています ことろん まず事を論じてから てんめい 天命を述べるべしと 申しますその相士 もっ 腹に一物あって ったに相違あり ません 許負はそんな 男ではない の み そうは申して おりませぬ ・一とば 占師の言葉くらいで くにう′」 国を動かしては ならぬと : なんだと / では てんめい わしには天命は かんけい 関係ないというのか うんぬん てんめい 天命を云々するのが おも 思いあがりだと い、つのか だまだま 黙れ黙れ周叔 はたあ まえ 旗揚げ前に ふきっ 不吉のことをいい あまっさえわしを ばかものあつ小 馬鹿者扱いにした ひょっとしたら まえかんつう お前は漢と通じ ほろ わしを減ばし この国を乗っ取ろう としているのでは ないのか の ~ 夋を しゅうしゆく ー 192 ー

4. 項羽と劉邦14

ほん む ほう ぎ 魏豹謀叛 お召しに 「 ) ざいまするか おう周叔 め しうしルく わしは雎水の戦いで そ たいはい 楚に大敗した・こ・、 しようはい 勝敗は兵家の常だ たった一度負けた りゅうほ・つ だけで劉邦はこの わしから元帥の いんし物 印綬を取りあげ たた 叩き出したこれは げんすい 元帥に対する礼を おお 大きく欠いている あの負けつ、り なら仕方 ありませぬ この待遇なら だいおうかんしゃ 大王は感謝 したよけ・れ・は だ しかた た たたか 、よ一につ かんしゃ 感謝 しろだと ー 189 ー

5. 項羽と劉邦14

はぐイ にんげ人かい いや待てよ人問ニ回 そむ かいそむ 背くも三回背くも一緒だ りルうほら・ 劉邦がわしをもとの もど だいげんすい 大元帥に戻し領土も ふやしてくれるという かんがなお なら考え直してもよい お 落ち着いたところが てんめい 天命というものであろう 、い↓も、つ お いまさら会うたとて どうなるものでも っ 0 0 0 れきいき 鄙食其は 古くからの 知人だ 通せ とお ははっ 6 0 きょふ イ、はう 魏豹は許負の 予言を頭から 信じていたカら つよき すっかり強気で あった リうはう 劉邦め じようけん どれほどの条件を 持ってきたかのう 0 0 0 8

6. 項羽と劉邦14

0 まあ そんな ところです かんおうかんしん 漢王は韓信の けんげんきょひ 諫言を拒否した上 元帥の印綬を いえがら 取りあげ家柄が よいとかの理由で いんぎはう その印を魏豹に あた 与えられたとか いんし ど 一度ポツリと それがしに洩らしました かんおう じよんさい 「漢王は自分の才を みと 認めておられぬ」と・ じそんしんきづ 自尊心を傷つけられて やる気をなくした ようです わたし やしき 屋敷に参り 口説いても だめ 駄目かのう じようながび これ以上長引くと諸将にも あくえい・一よっ 悪影響が出ますかくなる うえだいおう 上は大王さま直々に いえおもむ かんしん 韓信の家に赴かれ した きたい おお 親しく期待の大きさを もうの 申し述べていたたカ かんが なくてはと考えて おりました わたし おも そう思ったゆえ 大元帥に推薦 したのじゃ おそらく駄目で こ・さい土 6 ー ) よ、つ せっしやしんばい 拙者も心配して何度も やしきお」〒 屋敷を訪れたのですが もん 門を閉じたままで 駄目でございました じんふつ あれほどの人物 ふたり ニ人とおりませぬ こくしむそう かんしん 韓信こそ国士無双と し、つに、さわし じんぶつ 人物です すいせん で 0 4

7. 項羽と劉邦14

リ u リ′ 物ー ひょうろう ふだんとき また普段の時には ばしやどうよう 馬車と同様に 兵糧を運ぶことも できまする 張良蕭何 こと 22 き いまの言葉聞いたか かんだいげんすい さすが漢の大元帥 じゃこれならば 勝てるぞ か 0 ところで せんしゃ その戦車 どのくらい かす 数があればよい せんり片 三千両は ひつよう 必要かと おも 思いまする はっ まんせん 一万ニ千の せんしやたい 戦車隊か そうかん のう よし丞相 すぐに資材を集め せんしゃ あっ 8

8. 項羽と劉邦14

てき」よう ところが敵将 龍且は脱出口を 察知していたのか ふ そこに兵を伏せ 英布をやりすごして えい素ぐん から英布軍に 襲いかかりました おそ 英布が引き返して 戦うというのを なんとか諫め っ 連れて参りましたが しようきょ吶 あの状況では しろお 城は落ちたと はんたん 判断すべきで こさいます・ 5 1 出迎えの 用意じゃ 挈、、つか 英布は大きな 犠牲を払った のじゃな でむか 0 0 へノ入 ,. ◇ 0 だいおう 大王 ちょっと お待ちください 英布はそれがしも ーっしよう 味方にすべき猛将で あるとすすめましたが リ・・うない・ヘ すなおよう一 素直に喜びを表現して むか 迎えるべきでは ありませぬ みかた ・と、つい、つ ことじゃ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

9. 項羽と劉邦14

、前節面新 諸侯は剣をもって だいをやくらゆう 大逆を誅せんとするが らからびしよう ただカ徼小のため てき 敵することあたわず かんおう 漢王にこの罪を告げ かんおうしょこう 漢王は諸侯になり代わ むどう ってその無道を 伐たんとする か・ん・う わたし 私が咸陽にいる間に いどあやま かんおうすいすい 漢王は雎水に挑み誤って たたか そ 楚との戦いに敗れたが いま私は漢の三軍を ひ ( したる 引き連れ榮陽こ、 まえ かんしん この韓信お前の あだ くびと 首を取り義帝の仇に 報じるつもりなり ななんだ せんしょ これは戦書 ではないか わたし っ あいだ っ 1 おのれ股夫め わしがこの手で $,M ひねりっぷして やる ー 103 ー

10. 項羽と劉邦14

おと・一 ほう困った男だ 叮増うはうす・、 劉邦も救われん のう そうです この際使える ものは何でも 使わねば なりませぬ 0 こま 参まニ利りつくひ魏ぎ りも害 ? : きれた豹弩 まなをたるすは しく説とい者毳らい よ飛とけ心に味ま うびば境す方 っーでがし いもいりて てま す かんたん みかた 簡単に味方に おも つくと思うか みかた 10 、】つ : 0 を」はう むはん 魏豹が謀叛を 起こせは韓信は ぎはう 魏豹を討ちに 平陽に出陣せねば なりませぬ その時に 陛下は榮陽に 攻め入るのです りルうほ、つへいりよく 劉邦の兵力は 手薄になっており りゅうはう 劉邦を討ち取る ことかでき一ましよ、つ ー 176 ー