4 ◆ . れ 、一諸龕 考えてみれば彭城に 国都を築いたがその はんと 版図ははなはだ狭い にもかかわら、す 、、んりんしょこ′、 近隣の諸国は楚に そむ 背きつつある わはくおう ここは和睦に応じ おさ 兵を収めようと思う それでもっとも有利に はなしすす 話を進めるには ど、つしたらよい りうはう 劉邦の 条件は せま なぜじゃ わる 悪い話では ないそ 和睦など むよう 無用です 榮陽より東を 楚とし西を 漢にしたいと 申すのじゃ ひし
そうすれば趙の人々は せ人り 千里といわすや野菜 を持って元帥の元に お礼に参一りましよ、つ 今後はそれらの品々で 兵士を慰安するのです そうすれば趙から奪わす して軍の鋭気を養え まするそうして おいて : もちろんです この戦で孤児になった みはうしん 子や未亡人になった 親こうう人達を麑 とくにいたわって あげてください そうして おいて ? ひとひと 0 参ま燕阯にお燕戔 りは象 ; 出だいを ま必づして攻せ しすけ弁め よ服るこのる うすのちたと とでらつ見み いすの者せ つ有をか て利り使しけ さ者第て を 燕が服せば斉は 孤立いたします 斉はこちらに歯向かう 力はなくなります のられな・ 伝え後に力を行使す」 と申します これがそうです 「戦にはます威を たいせ人せい さすが大先生 かんしん この韓信 目からウロコか とれた感じです この教え謹んで 使わせていた だきまする こ・ ・ 4 5
てきかんしん いいえ敵は韓信は ふざい 不在食糧も乏しく すよく、・い おそ なり玉砕を恐れて 和睦を申しこんで きたのです和睦の 話に乗るなど愚の こ「らよう 骨頂もし和睦と いうのならこちらの むじようけんこうふく じようけん 条件は無条件降伏 しかありませぬ だから無用と 申しあげたのです 和睦などおそらく 本心では ありますまい いつわりだと 申すのか そんな身もふたも ないことをいうな それなら和睦に ならぬ 0 ながわん はい長年の カンがそう申して おりまする 考えてもごらんなさい いま榮陽城にいる 劉邦張良もろとも いきね 息の根を止めてしまえば まんたいぐん 韓信が百万の大軍を かえ ひ 引き連れて帰ってきた てんか 時にはすでに天下は楚に さだ 定まってございます カン ? ふだんなに・一と 普段は何事も ー」・んらよう 慎重な亜父が カンに頼るとは かせ どういう風の ふまわ 吹き回しだ っ らようリう
0 を 、榮陽城 はんぞう 范増は は人たい 反対のよう でしたが なにつ ししゃ 項羽が使者を 送ると申した のか 大成功じゃ よくやった 退がってよいぞ ははーっ だいせいこう
ミをミををミま わかって おる だいおう 大王 かるかる 軽々しいお返事を なさらないで くださりませ えんおう 余が燕王じゃ かんしん そちが韓信の 使者か 随何と申し ます 一兀帥より し : カんあす 書簡を預かって 参ノりました 物も品第
先生昔百里奚が虞にいナ 時虞は減びその後 しん 秦にいった時は秦は 覇業をなしとげました 百里奚が秦に入って急に賢く なったのではありませぬ かれことば これは彼の言葉を聞き入れたか 入れなかったかの相違です せんせい もし趙王や陳余が先生の 2 計を用いていたならば わたしせんせい 私は先生の虜に なっていたでしよう わたしせいこ、フ らーうおうせんせい 私の成功は趙王が先生 の意見を採用しなかった かゆえにございます せんせい どうか先生の高説を お聞かせください せんせい ーうおうちんよ こうせつ 先生 この通りで ございます 9 60 元帥 お手をおあげ ′、ださい せんせい て とお そこまでいわれては私の の 考えを述べさせていたたき ますただ「知恵の優れた者 でも千に一つは問違いがある おろもの また愚か者でも千に一つ しいものがある」 と申します きょしんことは 「狂人の言葉といえども せいしん 聖人はそれを選ぶ」と 申します私の計は とるに足らぬものかも おろもの しれませぬが愚か者の = = ロ葉としてお聞きくだされ た もの 5 )
・久 1 今になって なぜで こざいます のうこの策は 気が重い や 止めよう だいおう 大王 それがしでは ふまん 不満だと 申されまするか いやそうでは ないんだ : かんが 考えてもみよ てんか 天下はまだ定まっては おらすわしは諸将に おんしようはどこ 恩賞も施しておらぬ かしん それなのに家臣の いのら 命と引き換えに たす おも 助かろうとは思わぬ わしはここでみなと 一緒に一戦して けいト・うじようまくらぎよく」い 榮陽城を枕に玉砕 する方を選びたい さた ◎ ならば理由を お聞かせ / 、たさい おそ 恐れながら だいおうちい 大王は小さなことに こだわっておられます こと 事は急を告げて おりまする ー、ようじよう このままでは榮陽城の ・りくじようひっし 落城は必至その時に なってそれがしが 討死してなんの 益がありましよう っ 0 0 0 0 ー 184 ー
おそらく へいば当 - よう 兵馬に休養を とらせているので 「さい↓まー ) よ、つ すると兵士の 疲れがとれたら 押し寄せてくると 申すのじゃな や雇る 0 か人しん いや韓信は三秦を あっという間に 奪りさらに魏 っ ! つきはろ 趙を次々と減ばして いますとても を歯の立っ相手では ない戦えば が減びます その時 燕はどうすれば もちろん 戦うべきで こざいます 0 すると降伏 しろというのか を減ほす 靫など せぬほうかよい だが我らには 楚がついている 楚に援軍を乞えば はろ 0 0 7.
それはあまりにも てきみ 敵を見くびり す 過ぎまするぞ かんしんぎだいえんらよう 韓信は魏代燕趙の 四国をすでに平定し せい 斉に攻め入る じルんびはい 準備に入っている のでございまするぞ あんなやっ ど、つってことは あるまいわしが 動けばみな かえ ひっくり返るわ 6 そう申されましても かんしん 韓信のなすがままに させておいては そむ 楚に背き榮陽の ゅはう 劉邦のもとに駆け しょこう つける諸侯は ますます増えまする なんとか楚に ついてる諸侯も どう、・ , 動揺いたして おりまする そんな奴ら い・さレ」い、つ時・に 役に立たぬ しかし 劉邦に味方される よりはましで ございます り市うはう ′ンに みかた 8
今元帥が いかに燕を攻め ましても破るのは 難しいと 思いまする しす 元帥の有利なことは ます魏を減ばし 一挙に趙のニ十万の たいぐんやぶ 大車を破ったことです てんか これで天下はますます おそ 元帥を恐れましよう しかし漢軍はすでに疲れ「 ) きった軍隊です仮に城に 近づいても攻め落とすことが できず日がたちましよう そうなれは燕の国を落とす ことはできずまた噂を聞いて 斉も必す戦いの準備をするで しようこれが元帥の不利です しはんび しろ えっ 」を 0 兵法に申します 「不利をもって有利を 攻撃せす有利を もって不利を攻撃 する」 : ならば どのような 方策をとれば よろしいので といって そのようなことが ー〃″ , すぐに 可能でしようか 0 かんたん 簡単なことです ちょうひとびと 趙の人々の心を " み つかむのです 6 0 5