てき 我らが敵だったら あの本陣はとっくに かんしん 落ちて韓信張耳は 冷たい骸となって いたであろう よ じたい 余はこの事態を しん - 一′、 深刻に考えている そこで余はふたりを 解任して人事を一新 おも しよ、つと田 5 、つ われ お えっ えっ 0 んの 大王それは 行き過ぎで ございます す どこが行き過ぎだ ぐんりつ 軍律など ないんだぞ いえいえ かんしん 韓信にも言い訳が ・ありましよ、つ いち力いに軍律が ないとは申せません かんしんリう 韓信流のやり方で やっていたと私は 見ます ぐんりつ かた わたし 弁解の余地は ありませぬ みかた しかしながら味方の たいしようかんしん 大将に韓信ほどの さいのう 才能を持った人物が 一おり・土 6 ーしよ、つ・カ では 今朝のことは どうじゃ ペんかい じ人ぶつ ー 104 ー
韓信の失 この頃韓信は 斉を攻めることを 中止し榮陽から 五十キロほどの 魏の修武に もどっていた アッん冫ク /
乙 8 弖一 、 0 、つ 4 ・ すぐに出発せい ははっ しゅ「ばっ かんしん 韓信は自分が えん しったい 失態を演じたため 何もいえず 張耳と共に趙へ 向かった はんえい 劉邦は本営を しようしうぶ 一一修武から小修武に」 一移し韓信の育てた、 たいぐん 大軍に守られ やっと一息ついた 工 : 0000 ・一 2 を′兮い
どうか なされましたか あれは何だ へいしたら あの兵士達を 見ろ茶など 飲みおって 他国からきた ものに注意を 払わぬ それがしには か人しん 韓信は魏国の 人心を掌握 してるよ、つに 見えまするが いのら 楚と命をかけて 戦っていると えんぐん いうのに援軍にも こずこのあり様は ど、つい、つことだ 090 一〈不には そうは見えぬ かんしんぐん 韓信の軍は だらけきってる ように見える
物 1 儷 余には一杯の 酒を楽しむ ゆとり・も ないのか 龍且 はっ たの その方に まんへい ニ十万の兵を授ける 斉は七十余城を 当ようこくかんしん 持っ強国韓信とて かんたん そう簡単には攻め えんぐん られぬ援軍はニ十万も じゅっん あれば充分であろう わかりました 今度は必す カんしんくひ 韓信の首を 取って参ります せ まん はうえっ 彭越は わしが討っ それはお止め くださいませ えつ大王 直々でこざい まするか はうえっ 彭越など やとうあ 野盗上がりの男 いつでも討てまする われしルりよく 我ら主力が梁に向かえば 邦カその問に 榮陽成皐を狙うは 目に見えております なせじゃ め み ー 135 ー
なクし一 劉邦一行は 修武の町に かんしんちか 韓信が近くに いてくれたので ながたび 長旅をせすに すんだのう うん
に、 羅 : け U 、第、いし 、ふ、つ むかしにんげん 昔の人間は 、つまいことを いうものだのう むかし はなしれい 昔の話を例にとり 申しあげましたが かんしんかいにん 韓信を解任するなど すこむしく 少し虫食いが あるといって せんぶす 全部捨てる ようなものです だいおう 大王 今朝ほどの過ちで こ、っせき 功績を帳消しに するわけには いきませぬ わかった わかった たち そち達の とお い、つ通り・に しよ、つ あやま 、ト はっ かんしん 韓 g と 張耳を これへ 呼んで参れ よ ー 107 ー
、つるさいの、つ 起きろ や起きろと \ わからぬか どこかで こえ 聞いた声 だな とお その通り なにもんく 何か文句が あるか 韓信と 知っての ろうせき 狼藉か 寝ばけるな
、を 0 し せいおうでんこう 斉王田広さまは え人ぐん すぐに援軍をと この時 またしても はやうま 早馬が 駆け込んで なにつ かんしんせい 韓信が斉へ 進攻を はじめたと ■第 ぬ、つ、つ ー 134 ー
項羽と劉邦 若き獅子たち 劉邦の反撃 目次 一一君にまみえす 反逆のすすめ 決死隊 節義に死す 楚軍撤退 韓信の失態 反攻作戦 奇童 少年説客 罵倒作戦 月刊〔コミックトム〕掲載 177 151 137 113 87 72 52 38 24 7