り議うど 和睦して天下の領土を わ ニつに分けたのに りようど われ 我らは領土をいただけ なかったこのため しようへい 将兵の突きあげが せっとく ひどく説得に手問どり おそ ずるすると遅くなり かんおうかんそ 漢王は漢楚が さだ 定まらなければ せい 斉の地を授けても な それは名だけに なってしまう それを考えられ 封爵が遅くなって かんおうふかかんが 漢王の深い考えを 察せられす は 恥じ入りまする 小んが はうしやくおそ っ てんか げんすい かんおう 元帥漢王の おんむく 恩に報い られよ かんおうらよっ これより漢王朝の 功労者として称され「 6 ながしそん 王位を永く子孫に こ - っ った 伝える功を 立てなされ ははーっ ただちに せい・一う 成皐へ参り かんおう 漢王と楚を討っ 手筈をととのえ まする
かんおうはうえっ 漢王は彭越どのを だいりようおう 大梁王に封ぜられた レ」じよう 五十の都城はことごとく はうえっ 彭城どのに与えられる あ・ : あのう ど もう一度・ あた ももちろん そうでござるが ゅめ まるで夢の はなし ような話だ もちろんこの おうしやくかん 王爵も漢あっての ものでござる かんはろ 漢が減びれば な ただの呼び名 だけにござる ももちろんで 「 ) ざる かんしんげんすい 韓信元帥を えいふしようぐん はじめ英布将軍は せい、」、つ すでに成皐に 向かわれた はうえっ 彭越どのもただちに せいこ、つ む 成皐へ向かわれ たい、」う た 大功を立てられん ことを /
これはこれは 軍師どの とっせんなに・一と 突然何事に ございます はんじっ 本日は かんおう 4 ・ 漢王の詔を 持って参った 」 u し はうえっ 彭越どのは しばしば楚の こうはう 後方をおびやかし リようろう 兵糧を断ち漢の ために尽くされた その功により だいリようおうはう 大梁王に封じる
ただちにきたりて かんけっせん 漢と決戦せよ みみ 耳をふさぐならば 罪科を受けん し確ういんひさ 周殷は久しく じよろくまも 舒六を守り兵馬 せいえい みな精鋭である そかんかいせん いま楚は漢と会戦す ししゃ いま使者を遣わして ようせい 要請する ) 0 ) 0 少 0 すぐにやって ずいぶんと たかびしゃ 高飛車な げきぶ人 檄文だな そうか そせいりよく 楚の勢力が よわ 弱まっているので は きよせい 虚勢を張って たかびしゃ で 高飛車に出て いるのだ 下手に動かす はろ そ 楚が減びれば かんくだ 漢に降ればよい えいふ 英布に仲介して もらえば侯の 位はありつける にろ - 、つ 今になって はたいろわる 旗色の悪い楚に つくことはない おん それだけ恩が あるわけでも らルうかい そ 6 一 145 ー
大王 お待ちくだされ 漢の準備が ととのわぬうちに ・清うし物う 急襲し 木端徼塵に たた 叩きっぷせ かんじ彦んび 季布か なんだ えんろ れんらく 遠路からの連絡です しん 鵜呑みにして信じては なりませぬもし だいおうう 大王が急に兵を かん 動かせば漢より さきやくそむ 先に約に背くことに なりかねませぬ そうなれば非は だいおう 大王にあることに なってしまいます なるほどな ではそなたは どうすれば おも よいと思、つ
凹ニ凹 . ′回 し・た / 色に ひたすら三軍を きた かんせ 鍛えて漢が攻め寄せるのを 待ち受けるのです かんせいやくやよ 漢が誓約を破ったら りゅうはら・ひ てんか 劉邦の非を天下に告げ りゅうは、つ そして劉邦を討てば て人か 天下の諸侯はことごとく 大王になびきましよう なるほどのう ぐん かんじやはな 間者を放って リルうはう′、ん 劉邦軍の どうこう 動向をさぐらせ ロ 0 ははっ おまかせ くださいませ 鍾離眛 そちはいつでも はんげきで 反撃に出れるよう じんびおこた 準備を怠るな
りーし かんおう 漢王はここで はんとう 本当に和睦する おつもりでしたか あ 当たり前じゃ それ以外に 何がある ななんと かんしようへい 漢の将兵が すうねん 数年にわたって くろう 苦労してきた なにゆえ のは何故で ございます わばく あの和睦は たいこら・ 太公はじめ かぞくたす 「 ) 家族を助ける ための策に ございます / ノ と ' ほう 東方の こ当ようかえ 故郷に帰りたい からだ そうです だいおうおな 大王と同じように さいかい 父母妻子と再会したい ためですなのに西に ぎやくもど 逆戻りすればっき したが 従ってきた兵士たちは おも どう思います にし 9 ・
なんで ご・さいましよ、つ げんすい ところで元帥 ひとっ聞いて おきたいことが ある かんおうほん 漢王の本意は ばうをやく 暴虐な項羽を のぞ 除くことにある 、 ) う・つやく だから鴻溝の約に そむ 背かれたこの時 げんすい か すぐに元帥が駆け つけてこられて ・一と いれば事は決して したたカこられない そのため項羽を討ち ・らしたばかりか かんおう当ゅうら 漢王が窮地に おらい 陥られた そうで こざり ましたか それは大変 失礼いたした しつれい たいへん かく 包み隠さす 申しあげます なぜこられ なかったか りゅう その理由を お聞かせ わが
かんおうさきわばく 漢王は先の和睦で たいこうぞく 太公一族を かえ 取り返しますと とたんに我らの 諫めも聞かす やくそむ 約に背き固陵で かいせん 会戦したいと 申しております ほう固陵で かいせん 会戦とな 不意打ちに しなかったの ・こけは褒めて やろう われ リうほう たカ劉邦は何を 考えているのだ だれ わしを誰だと おも 思っているのだ その通りで ございます だいおうえいぶ かんおう 大王の英武を漢王は 知らないのでございます さ強、わはく ないしん 先の和睦も内心では じぶんはう 自分の方が 譲歩したと思って おりまする 譲歩したと とお 7
ゾ / イす それで会稽は こた なんと答えた 十日の間に あっ 兵を集めて 参ると あいだ 大王 そんなことで腹を 立ててはなりませぬ 周殷のことなど 強子 - ていど ひっかき傷程度と 考えそれよりもっと リゅうほ、つ 兵を集め劉邦を せんわん 撃っことに専念して くださいませ かんが たたか ならば まず周殷を ちまっ 血祭りにあげ それから漢と 戦おう あっ かん はら むらむら よし村々から げんき しの 元気な者を狩り出し そうき増うらようれん 早急に調練して か人ぐんそな 漢軍に備えよ はっ ムムム そうであった 余がここで みだ 取り乱しては ・んい・よう 士気に影響する ー 154 ー