褪諸ノ ■物動 うた′」え その歌声を聞いて一、、。 . , なみだ 楚兵は涙を 流しはじめた そういえば ねん もう十年 父や母に会って ないどう しているかのう どうして かんじんなか 漢陣の中から 楚の歌が 聞こえてくるのだ おかしいのう 漢の兵が 歌っているのか わしの子は い / 、つ冖」 なったかのう 第な煽 ~ , ぃ かせ歌 2 我こ もてにられ しく託ををは れれし哀漢 : んててれ王弩 ぞい知しんが るらで それにしては楚語が うますぎる かんぐん これは漢軍がすでに せんりよう う、一よ′ 第尾ー楚の地を占領したのだ 投降した楚兵が やって来て歌って いるのだ ー 153 ー

- 1 うお、つ ここで項王と一緒に 討ち死にしては草木が 根絶やしになるような ものだ楚の国に まったく益がない これは愚の骨頂だ 一筆それを残して おけば項王もおわかり くださるであろう そうだ そ、つしよ、つ われ 我らは生き残って 楚の再建に かけ・ト 6 、つ わしも 項王に 殉する わー ) には それはできぬ こ・ 1 お、 1 項王に 殉する こうはく 項伯どのは いか力なされる やはり楚の そうはう 宗廟を絶やさぬ ことを一番に かんの 考えるわしは 葵に降る では それぞれの しんねんう′ 1 信念で動こう 0 0 ー 162-

人問父母妻子のことを おも もの 思わぬ者はおりませぬ かんおう 漢王はじめ兵士も へきら お 漢中の僻地で老い さらばえる気はなく あ 家族に会いたい一心で ここまで頑張って きたのです これは何も漢軍だけでは おな なく楚軍にも同じことか いえます楚軍が しんたとう 秦打倒のために兵を 興してからはや十年 : かんへいしたら その間兵士達は 故郷に帰っており ませぬ その通り ですが・ : ? とお わん そぐんへいし 楚軍の兵士の はうきようわん 望郷の念を た 駆り立てるのです 0 0 兵士達に こきよう 故郷の歌を 聞かせ家族の ことを思い 出させるのです へいしたら だ しんりさくせん 心理作戦で ございます るか ー 142 ー

そぐんう′ 1 する当 楚軍の動きは 鋭くあっと まかんぐん いう間に漢軍は さんざん 散々に蹴散らさ れれた ( 第三 そぐんさきて 楚軍の先手は せんとう 項羽を先頭に ただ一騎で逃げる第 りさしゃ ′李左車を追ったし■

項羽と劉邦 若き獅子たち 四面楚歌 目次 決戦前夜 布発表 漢楚激突 楚軍大敗 垓下の合戦 四面楚歌 虞姫の死 逃行 夢 壮烈二十九騎 項羽の最期 月刊〔コミックトム〕掲載 252 241 217 202 166 137 101 72 54 32 7

諸将に士気が そそぎこまれた 将達は勇んで 自分の持ち場に 出て行った しようたら じぶん 、スミ かんカ かんぐんひょうろう たしかに漢軍の兵糧が 尽きれば勝利できる朝 じふんはう だが自分の方が先に リようろ、つ 兵糧が尽きるかも しれないなど項羽は 考えもしていなかった かんしようか 楚には漢の蕭何のような じんさい 人材がいなかった ・、・んー : ルしようャ 君臣上下にこの事を、 じんよっ 確かめる人物が いなかったのである そめつはう これが楚減亡の一因 でもあった らぃ

そのためのに衛や の難を兵に 覚えさせるために につすう 十日の日数が ほしいのです とお その通りです むに訴えるのです うた ) 一え 楚の兵はその歌声を 聞くときっと むねう 胸を打たれ 戦意をなくす でしよ、つ おもしろ 面白い わかりました かかんそぐん 十日間楚軍が らの網を 一歩も突破 できぬよう手配り いこします・ では それがしも さっそく手配、、 いこします・ 張良は 話が土 6 し J 土 6 るし J いで自分の陣へ ーき揚げた , ・・ーー ( しふんじん ー 143 ー

うた ) 」え この歌声を聞け かんじん そ 漢の陣で楚の 歌を歌っている めん 四面ことごとく そ うたかこ 楚の歌に囲まれて いる 0 、一うは第、 項伯までもが 漢の陣に走った むねんなみた 無念の涙も で 山レ、つ しようへい わが将兵 この歌を聞き はう当よっわん 望郷の念に かられて ことことく 佻「け・に ドれはし 漢の兵がやって われ くれば我ら ひとたまりもない うんめい . い新を、 " 、。だがそれも運命 ならばそれでよい そなたのことだ そなたのことを 田っと ど、つしていいのか わからぬ まだ何かあるので こざいまするか

/ ノ 0 物 . ・解ヤ - それを聞き しまうへい 味方の将兵は にわかに望郷の 念にかられて つきっき 次々と逃亡を 始めました はい夜半に かんぐん 漢軍は一せいに うたうた 楚の歌を歌い はじめました みかた どうした 我が軍は どこへ行った 漢軍から楚の 歌が流れてくる これは : ・ ? むむう 賢しい眩ましを 使いおったか トャつは、つへい それで逃亡兵は どのくらいだ こイ、か めくら ななんと はっ残ったものは たいしようわれふたり 大将は我らニ人と 虞子期尾は 八百余名にこざい ます びやくよめい

当マ当三 4g00 びいも 0 ぬびリ戸リ 1- ー & 宿ー " 物 : ツい えっ リまうろうせ 兵糧攻め さ - よ、つ しばらくはそれで 様子を見る りさしやせんせい 李左車先生の 報告では楚軍の リようろう 兵糧はそろそろ 尽きる頃だそうだ ひょうろう 兵糧が尽きれば 楚軍は飢え死にを 待つだけ それゆえじっと しているわけがない はんかい そこで樊嗜どのには てきじんかんし とくに敵陣の監視を きびしくしてもらい たいのです わかりました 目を皿のようにして てさじん 敵陣を見張り まする たのむぞ ー 144 ー