申す - みる会図書館


検索対象: 項羽と劉邦6
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1. 項羽と劉邦6

しんゅう わしの親友で かん くにらようリよう 韓の国の張良という ものはいこう したが 者が沛公に従って はしよう じん いま覇上の陣にいる わしはその張良 だけはひそかに たす 助けたいと思って かれじん 彼の陣に行ったのだ それで その男を 逃がして やったの ですか おとこ ところか らようリよう に 張良は逃げずに はいこ、つ あ 沛公に会えというので しかた あ 仕方なく会って はいこうかんらルうはい 沛公が関中に入って からのことを きびしく質した のでござる すると はい、 1 う 沛公はすべて しよう′、ん 将軍のために やったのだと 申してのう ただ かんこくかんかた 函谷関を固めたのは しんざんとう 秦の残党や しんにルう う第、′、 盗賊の侵入を ふせ 防ぐためで魯公を 拒むためではない しようこ ざいはう その証拠に財宝や びじよよう 美女を封じて決し 外に持ち出さず しよう′、んとうらや′、 専ら将軍の到着を 待っていたと腰を 低くして申された そと

2. 項羽と劉邦6

100 れ円 ー u リ 0 物 4 ではそなたは どうすれば よいと申すのだ ールは・つ」よう、ん Ⅱ・邦寸一早か か・れらうおう 関中王に ござりますれば 関中をお守り なされてはいかカ にございます ムムム しんとみ 秦の富は てんかとみ 天下の富の十倍 地勢はきわめて 強固にこざいます かんこくかんまも まず函谷関を守らせ しんへい その問に秦の兵を ぞうえん ふせ 増援して防げば よいのでは ございますまいカ はっ はっ せつおう 薛欧 陳沛

3. 項羽と劉邦6

らようリーう 張良に ござります 余が項羽じゃ 何か用か むゅし 昔より てんかおさ 天下を治めるは 徳にありて けん 剣にあらずと申します きょふ もの 巨富の者は 蓄えておごらず つよ もの 勢い強き者は よわきしめ 弱気を示して らから 力をかくします しきけんたかもの これ識見高き者の なすところで ございます しよう′、・ル いま将軍が つよ 強きことを 誇示せずとも しようぐんつよ 将軍の強さは てんか 天下が知っており てんか そのため天下が しよう′、ん 将軍に服したので ござります ところが こうもんじん 鴻門の陣は ぶそう 武装した兵が 幾重にもとり囲み りんりん 殺気が凜々と みなぎって おりまする ー 124 ー

4. 項羽と劉邦6

もし私がここで ころ 殺されたことが はいこうみみはい 沛公の耳に入りますれば はいこうだいおうおそ 沛公は大王を恐れて た・一く でん ) 一くよくじ 他国に逃げ伝国の玉 たにんあた を他人に与えるかも しれませぬ だいおう 大王ここは怒りを 静められそれがしを 覇上の陣まで かえ お返しくだされ よくじ それがしは玉璽や じさん 重宝を持参して だいおうけん」よう 大王に献上しとう ございます そうなれば たいおうおお 大王は大いなる 悔いを残すことに なりまする ょにつ まくド」 たにん 玉璽を他人に あた 与えてしまうと / 9 ・を らーうリよう 張良の申す通りだ て人か 天下はすでに ふく わしに服している てき 公がわしに敵する ことなどできぬこと わす を忘れておった むむう はいこ - っ 沛公などものの やく た 役に立っ男ではない 討とうと思えば いつでも討てる相手 だ おとこ とお 0

5. 項羽と劉邦6

彡ー さす力 / / 一の料理人が こキ理て 作っす * 、まするな ご・さし うん やっとこれて か地が つき申した

6. 項羽と劉邦6

ー u 動 uu し たしかに そちの申す とお それなのになせ このような児戯に等しい ことをなされます だれ これでは誰もが おそ い 3 かり恐れまする はじ てんか 天下の恥となること そうそうのぞ 早々に除かれ ませ ひと これでは だれ わしが誰かを 恐れている - よ、つじゃ みな帷幕から 出よ ばく りをイ引ツ ははーっ さっそくの お聞きとどけ かんしゃ 感謝いたします 余も この鎧を はい・一ら・ 脱いで沛公を 迎えると しよ、つ ・ 1 ニ一三 ー 125 ー

7. 項羽と劉邦6

一 " を鬮← 当ロ一言 こうもん 、、二 = すニ , ヂつ一一 - ニプ し・一うま′」 始皇の孫で ふそ 扶蘇の子 子嬰にございます 秦は人心を失い はろ ついに減びました しよう ( んふく 将軍に服しまする いま・一ろ 今頃になって 何を申して おる ー 195 ー

8. 項羽と劉邦6

なんだと それは沛公が 後から糸を 弓 - いてるからに ございます 子嬰を手なずけて しんじんしん おけば秦の人心は すべて沛公につき ますからな 劉邦は確かに今は 」そうございます しかしこのよ、つな はうはうじんしん 方法で人心を みかた 味方につければ いずれ大王をしのぐ ら小ら 力となりまする はんぞうはや 故にこの范増は早く し .3 第殺せと申している のでございます リルうはうたし リルうはう 子嬰を差し 出すよう 命じよ 、 - うしん 鴻門から はじよう ししゃ 使者がとんだ ー 188 ー

9. 項羽と劉邦6

1 彡・、も それは : 確かに関中一番乗りは はいこ、つ 沛公であり はいこうかんらルうおう 沛公に関中王の しかく 資格がございます だがそれをいっては こ、つ、つ′、んはろ 項羽軍に減ばされ らから ます力が違い すぎまする かんらゆうばんの らカ 小を捨てて 大を取れと 申すのか けんり その権利を しルらよう , っ・つ ( ん 主張するには項羽軍と 互角に戦える力を そな 備えてからに ご・さいましよ、つ 大事をなす時には 月さなことは 捨てることに ございます たたか らから わかった よく」 わた 玉璽を渡し しん 項羽の臣として ふるまおう 時がくるまでは さいせん それが最善の みち 道でござい ます

10. 項羽と劉邦6

しようしよう はい少々は : しんゅう 私の親友に張良と もうじんぶつ 申す人物がございます らようりよう 張良は始皇帝を あんさっ 暗殺しようとして しつばい 失敗ししばらく それがしの家に身を ひそめてございました ときおそ その時教わり 魯公 ( 項羽 ) と リルうは、つ はしうらな 劉邦の星占いを しておった 項伯どのは どう見る らようリよう 殺気が天を衝き しようせい 将星一はたよは」 さか 盛んに「 ) ざいます しかし運気が さか もう一つ盛んでは ありませぬ そうじゃ てんし 天子の気が おお 大きくなって おらぬ ところが 22 じよう 覇上の上を のぞ 望むと ていせいこうこう 帝星煌々とし 龍虎五彩の 気をなしている のば 日まさに日升るが 「 ) とき力いじゃ