それがしは せんり 千里の険しい道を 越えてここに いたったのです くち 中身もなく口だけの ごまかしのためわざわざ いのら 命をかけてやってくる しの 者・か 4 のり・ - まーレよ、つか かんひとたら 漢の人達はただ やみくもに項羽を おそ 恐れているだけです み わたしの目から見れば 項羽は子供のような 人問ですどうして ぶゅう ここんひい 項羽の武勇が古今に秀でて いると思うのです こども め みら それでは貴公は り・、ト 1 う、・ルリやく 六韜三略 ( 中国の兵書 ) を よくお読みになられ ますかな り 6.0 ( たいしようぐん 「大将軍たるものは 詩書を熟読していかにすれば せいこ・つ 成功しどのような欠点を ふか 見せれば敗れるかを深く 知っておかねばなりませぬ て人も人 そのためには天文から地理 おうよう まで知って応用せねば りくト ) うさんリやく なりませぬ六韜三略 かんぜん だけでは完全とはいえ ませぬ ′ノん′ では り′、一う - んリやく 六韜三略を そらんじ られますかな み かんしんくち , 冫韓信の口から 髪」 - フし」 - っし」立一 ( 板に みすなが 水を流すごとく り・、とうさんリやく 六韜三略が 読まれだした おやすい 「 ) 用です ー 132 ー
毒 : 第 , 、を じんぶつりくとうさんリやく この人物は六韜三略を むわおさ 胸に収め智謀を腹に かくしておりまする そやふだいげんすい まさに楚を破る大元帥 じんぶつ たる人物にございます じんぶつ どうかこの人物を おも 重く用いてくださり ますようお願いに あがりました わが かんしん まい、んひレ一 淮陰の人で名は韓信と 申しますかっては楚に しつげきろう はんぞう 執戟郎として仕え范増が おも しきりに重く用いるよ、つに すすめるも項羽が これを使わずそのため みかぎ 楚を見限りわが かんまい 嘆に参りました そ なんという じん素っ 名の人物じゃ たよにつ かんしん 韓信だと その男のことは 噂に聞いたことがある せんたくおんな 貧しくて洗女に もレ - はすわ 食を求め恥しげもなく ひとまた 人の股をくぐり 馬鹿にされていた 男であろう 伊尹 、いしよう とうおうたす 設の宰相湯王を助けて夏の傑 けんじん 王を討った賢臣 たい・一うはう 太公望 しルうんおう すい 渭水で釣をしていて周の文王に みと 認められその師になって周を じんぶつ 建てさせたといわれる人物 孫子 し確んじルうじだい 春秋時代の兵法家 た ところが 我らがその才を 試したところ いんたいこうはう 伊尹太公望 孫子に劣らぬ 人物と見ました われ ため つり へいはうか C 。 0 0 0 ー 155 ー