治粟都尉 かんしん 韓信は一か月 足らずで らぞくと 治粟都尉に しようか′、 昇格した・ = ちぞくと 治粟都尉とは わんぐまいせいきん 年貢米 ( 税金 ) を 取り立てる役人 である 子 - 、つ・刀 かんしん 韓信さま むらおさたち 村の長達が あいさっ 挨拶に 参っており まするマ -169 ー
いえ わが君は い土 6 国に 大賢人がいるのに しち あえて用いようとは なさいませぬ では そちのいう だいけんじん 大賢人とは だれ 誰のことだ かんしん 韓信の ございます きみ むかしせい 昔斉の景公を めいしんあんし 名臣晏子は こ、ついって 諫めたことが ございます それを知らぬは ふこう 第一の不幸 もら 知っていて用いない ふこう のは第ニの不幸 さらに用いても もち おも 重く用いないのは ふこう 第三の不幸」と くにけんし 「国に賢士がいるのに だい もち おまえはニ度も かんしんおも もち 韓信を重く用いる ようにいってきた ちぞくと それゆえ治粟都尉に ばってき まで抜擢したでは ないかそれを どうして用いない と申す らぞくと 治粟都尉など さいのう かんしん 韓信が才能を 発揮するような 職ではございませぬ ど - 182-
一 0 、、 0 000 、ー 14 内 ー、 0 00 朝、 わかりました ちぞくと 治粟都尉の 当ゅうよう 城外に急用が もん できた門を あけてくれ 0 。。。 0 0 0 、 0 、一… 0 0 : 。 0 。 0 0 。 . 0 0 」、 0 0 、 0 0 0 ~ 0 0 0 0 0 : 0 0 0 0 0 第 , 0 0 0 。 0 「 0 0 : 0 0 くろう ご苦労
、お 0 ぺいわメ ところ・か 韓一信さまか 都尉になられて からはそのような こと力なくなり ました では何を 訴えに 参ったのだ 私どもは わ人ぐ 今まで年貢を おさ 納める時 くらやくにんわいろ 倉の役人に賄賂を おく 贈らね、は 年貢をふやされたり きび 取り立てを厳しく いろいろ されたり色々と じわる 意地悪をされました か人しん 韓一信さまを - いつまでもこの職に 置いていただきたい ので「 ) ざいます はつははは 挈、、つい、つ ことであったのか いじよう これ以上の じひ こ ) 悲ルは こざいませぬ なにとぞ なにとぞ えっ ではおやめに なるので ございまするか かんしん 韓信どのは いつまでも 治粟都を やってられる かた お方ではない
若き獅子たち 8 関中脱出 項羽と劉邦 目次 韓生を煮殺す 宝剣 揚子江の惨劇 咸陽脱出 難路を行く 招賢館 大器の片りん 穀倉役人 治粟都尉 韓信逃亡 月刊〔コミックトム〕掲載
ご丁寧な あいさっ ご挨拶 おそれ入り まする むら 今日は村を だいひょう 代表して あいさっ 「 ) 挨拶に 参りました わたし こんど 私が今度 らぞくと 治粟都尉に かんしん なった韓一言だ よろしくな どうぞ おさ これをお納め くださいませ しな お祝いの品で ございます それは いわ わしは そのようなものは 受け取らぬ はあ すく 少のう まするか 1
「、 k 30 を朝、 陳平さまは 都尉にこざいます つうこうてがた 関所の通行手形は はっこう 陳平さまが発行されて おられましよう もし一枚いただける ならばと思い 参りました らんへい せ、一しょ らんへい わかり申した 差し上げよう お聞きとどけ くださって 4 めり・カと、つ こざいます さあ これがあれば 関所は わけなく とお 通れましよう / 感当ン つト
こんや 今夜の丞相の 態度は何か おかしかったのう わたしすい強、よ 私の推挙を失販し なぐさめる つもりで酒宴を 開いたのか じようしよう ーたし といって ちぞくと 治粟都尉で いっしようお 一生終わる気はない しょこくある 諸国を歩き さいのうみと 私の才能を認めて じんぶつ くれる人物を 探すか 助金ま′カ わたしおも 私を重く用いる 腹がないのなら 今になって張良どの てわた から手渡された わりふ 割符を見せるのも おかしなものだ ー 187 ー
しつげきろう 執戟郎の かんしん 韓信にこざい ます 都尉の陳平だ らんべい 聞き先ミお いほお たど か だ 陳平どのは 義帝が殺された ことをお聞きで ございまするか ころ おいたわしい ことじゃ 氿らは楚の臣 しん すなわち義帝の臣じゃ こうおう 項王とて義帝の臣じゃ それが義帝を殺してまで 彭城に移ろうと なされている このよ、つなことか 許されてよい ものであろうか かんおう 韓王を斬り殺し かんせい 韓生を煮殺し 義帝を殺し : これでは暴秦と 変わらぬでは ころ ころ 7
弘当し かんしん 昨日も韓信の仕事ぶりを 見て参りました かんしんさん【っ 韓信は算術にもたけ こめ あれだけの米を すんぶんくる かんり 寸分の狂いもなく管理し また古米を出して しんまい 新米と入れ替え たみやす 古米は民に安く下げ渡す よ、つにとも進 = 言して くれましたこれが ただ 只の人問にできることで 「 ) ・さいましよ、つか 、、くしつ そんなものは いっぺんさいのう 一片の才能に す 過ぎん それが改めて 驚くほどの ことと思えぬ みまい だ か わた その算術の能力を見て すいさっ 他の能力もこ推察 かんしん くださいませ韓一信は しんたいしょ 4 さいのう 真の大将の才能を 持っておりまする きみ わが君がこれが用い のらかなら ないなら後に必ずや 、ヤつかい 後悔いたしましようぞ そちもずい分 韓信に愡れこんだ ものよのう わかった かお た そちの顔を立てて かんしん らぞくと 韓信を治粟都尉に しまっか′、 昇格させよう か ありがたき お言葉に ございまする かんしん さっそく韓信に った 伝えまする さんじっ の - っリ・ : 、 の・つりよく もら み 2 0 ー 168 ー