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検索対象: SFマガジン 1980年2月号
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1. SFマガジン 1980年2月号

壬第七回「ハヤカワ・コンテスト」 明日のを創る新人を求めます。 小るって御応募ください。 ・未発表の小説にかぎる。 選考委員」′ ハ松左京氏 ・枚数四百字詰原稿用紙四十枚以上、百枚まで。 ( 必ず三枚程度の梗概をつけること ) 眉村卓氏 ・締切昭和五十五年十一月二十九日。 ( 当日消印有効 ) ・発表本誌昭和五十六年七月号誌上にて。 ・宛先〒皿東京都千代田区神田多町一一ー二 石原藤夫氏 早川書房第七回「ハヤカワ・コンテスト」募集係 ・原稿は縦書とし、鉛筆は不可。必ず右側の二カ所を紐て綴 伊藤典夫氏 じ、住所、氏名 ( 本名 ) 、年齢、職業、電話番号を明記する ・該当作のない場合、佳作を何篇か選ぶこともある。当該作 賞金 品には、応分の賞金を呈する。 入選第一席二〇万円・当選作の著作権および上演、上映権等、ならびにこの作品 から生する一切の権利は早川書房に帰属する。 入選第二席 一〇万円 ・原稿は、たとえ返送料が添えてあっても一切返却しない。 入選第三席 五万円 ・募集要項および選定結果などについての問合せには一切応 しない

2. SFマガジン 1980年2月号

00 円 / ソニー出版 / 長篇 人間は何をつくってきたか⑤ロケット編者 8 0 円 / 文藝春秋社 / 短篇集 今月のブックガイド Ⅱ / 176 頁 / 2500 円 / 日本放送 深海底で何が起こっているか著者Ⅱ小林和男 ( 九月二十五日 ~ 十月二十五日 ) 出版協会 / ノンフィクション / 240 頁 / 540 円 / 講談社 / 新書 / ノン フィクション 背徳の惑星著者日・・チャンドラー / 訳 アプターの宝石著者日サミュエル・・ディ 者Ⅱ野田昌宏 / 312 頁 / 360 円 / 早川書 レーニ / 訳者Ⅱ下浦康邦 / 320 頁 / 460 新・幻魔大戦著者日平井和正 / 368 頁 / 4 房 / 文庫 / 銀河辺境シリーズ⑩ 4 0 円 / 徳間書店 / 文庫 / 長篇 円 / サンリオ / 文庫 / 長篇 嵐の通夜著者日ロザリンド・アッシ、 / 訳者真・幻魔大戦 3 著者Ⅱ平井和正 / 246 頁 / 百億の昼と千億の夜著者Ⅱ光瀬龍 / 424 頁 / 4 6 0 円 / 角川書店 / 文庫 / 長篇 6 5 0 円 / 徳間書店 / 新書 / 長篇 Ⅱ工藤政司 / 352 頁 / 460 円 / サンリオ 聖域の死闘著者いニール・ハンコック / 訳者ニ人だけの珊瑚礁著者Ⅱ田中光一一 / 272 頁 / 文庫 / 長篇 / 9 8 0 円 / 文藝春秋社 / 短篇集 日岩原明子 / 早川書房 / 文庫 / ファンタジイ 飢えなかった男著者Ⅱ小松左京 / 320 頁 / マストドニア著者日クリフォード・・シマ ・光の輪④ 3 8 0 円 / 徳間書店 / 文庫 / 短篇集 ック / 訳者Ⅱ日夏響 / 312 頁 / 360 円 / ミステリ傑作選編者Ⅱ風見潤 / 280 頁大放浪著者Ⅱ田中光二 / 416 頁 / 480 円 早川書房 / 文庫 / 長篇 / 徳間書店 / 文庫 / 長篇 / 34 0 円 / 講談社 / 文庫 / アンソロジー 機動戦士ガンダムⅡ著者Ⅱ富野喜幸 / 256 ターザンと呪われた密林著者Ⅱ・・・ハロ魔法の国が消えていく著者Ⅱラリー ン / 訳者Ⅱ厚木淳 / 292 頁 / 1300 円 / 頁 / 380 円 / 朝日ソノラマ / 文庫 / 長篇 ウズ / 訳者Ⅱ長谷川甲二 / 360 頁 / 420 東京創元社 / 長篇 幻魔大戦 5 著者Ⅱ平井和正 / 2 24 頁 / 2 6 円 / 早川書房 / 文庫 / ターザン・ブックス 0 円 / 角川書店 / 文庫 / 長篇 地球の最期を予測する著者Ⅱジョン・ホワイ妖星伝 ( 5 ) 天道の巻著者Ⅱ半村良 / 416 頁 / 4 4 0 円 / 講談社 / 文庫 / 長篇 五次元の世界著者Ⅱ・ < ・・フランスタイン ト / 訳者Ⅱ竹内均 / 296 頁 / 1200 円 / / 訳者Ⅱ宮崎忠 / 2 6 4 頁 / 5 60 円 / 講談 三笠書房 / ノンフィクション 浴槽で発見された日記著者Ⅱスタニスワフ・ 社 / 新書 / ノンフィクション レム / 訳者Ⅱ深見弾 / 2 7 2 頁 / 12 0 0 円 マール & 超空間からの殺人鬼著者Ⅱクルト・ コスモス・ホテル著者Ⅱ森下一仁 / 3 7 6 頁 / 集英社 / 長篇 ウィリアム・フォルツ / 訳者Ⅱ松谷健二 / 2 / 4 4 0 円 / 早川書房 / 文庫 / 短篇集 5 6 頁 / 3 2 0 円 / 早川書房 / 文庫 / 宇宙英年代日本ベスト集成編者Ⅱ筒井康隆 / 3 5 2 頁 / 4 2 0 円 / 徳間書店 / 文庫 / アン 残虐行為展覧会著者日・・・ハラード / 訳 雄ローダン・シリーズ朝 ソロジー 者Ⅱ法水金太郎 / 282 頁 / 1800 円 / 工手で育てられた少年著者Ⅱ・フライアン・・ 作舎 / 長篇 ロストワールド 2 著者Ⅱ田中光二 / 244 頁 オールディス / 訳者Ⅱ石原武 / 2 2 4 頁 / サ / 12 0 0 円 / 徳間書店 / 長篇 地獄の才能著者Ⅱ眉村卓 / 192 頁 / 220 ンリオ / 文庫 / 長篇 円 / 角川書店 / 文庫 / 短篇集 ロン先生の虫眼鏡著者Ⅱ光瀬龍 / 224 頁 / 天界の狂戦士著者Ⅱ川又千秋 / 20 2 頁 / 6 地獄の読書録著者Ⅱ小林信彦 / 312 頁 / 9 0 0 円 / 双葉社 / 新書 / 長篇 300 円 / 徳間書店 / 文庫 / ノンフィクショ円 ン 8 0 円 / 集英社 / ノンフィクション 虹のジプシー著者Ⅱ式貴士 / 284 頁 / 12

3. SFマガジン 1980年2月号

やで、ひざにかかえていたので、他の乗客たちの注目をいっせいに蛛の糸で何重にも固定されてはいるけれど、それだって、いっかは カつきてしまう。宿にいる虫をほんの少し口にしただけで、・フレン 集めるはめになった。 「その楽器、かわってますね。何ていうんですか ? 」とか、「何かネ力はわが身をむちうって糸を出しつづけなければならなかった。 日がの・ほる頃、すっかりつかれはててしまったブレンネ力は、少し 弾いてくださいよ」とか、乗客たちは口々に言った。 ねむろうとした。けれど、コンテストが不安でたまらないローレル ローレルが弾き出すと、甘い音色があふれ出し、《スカボロー が、早くからおき出して練習をはじめたので、とうとう一睡もでき フ = ア》をうたうすみきった声にききほれない者はいなかった。 町につくとローレルは、苦労してためたお金で宿をとった。そのずじまいになってしまったのである。 ・フレンネ力は、会場の大学にむかう馬車のなかですっとうとうと 夜、ローレルがねむってしまった後で、・フレンネ力はまた新しい穴 の枠組をささえる内部の支柱のひとつが、ほしていたが、コンテストがはじまる直前には目をさまして、自分の をみつけた。リュート 、こ竪琴の調弦をするのを忘れなかった。 とんどターカウイに食いつくされていた。そればかりではない ・フレンネ力もローレルも順番をまっ間、そわそわとおちつかなか まの下の板までやられていた。もしここが朽ちおちることでもあっ たら、弦がたるんでつかいものにならなくなってしまう。・フレンネった。出場者は数多くリ、ート奏者も二、三人いた。ローレルのリ トの複製のもとになった本物の古楽器をもった青年がいて、音 まのところは、鉄線より 力は夜がふけるまで必死ではたらいた。い のすばらしさをみせびらかしたかったのか、ローレルにもさわらせ 強いといわれる蜘蛛の糸のおかげで、何とかリュートは弦の張力に たえているのだった。でも、もう手におえなくなってしまうのではてくれた。けれども、ローレルがブレンネ力のリュートつきの自分 ないかと、。フレンネ力はむ配でならなかった。リュート の内部は蜘のリュートをつまびくのをきくと、青年はひどく心をひかれたよう ューモア・スケッチ傑作展②浅倉久志編・訳 ・べンチリー◇・サリヴァン◇・バックウォルド / - 他 読売新聞、サンデー毎日、『みだれ撃ち書ノート』など ーズ、続篇登場 ! ¥ 13 0 0 で絶賛の一読破顔一笑シリ 前巻『ューモア・スケッチ傑作展』も好評発売中 早川書房 め 5

4. SFマガジン 1980年2月号

ュ 苦悩を、またシルヴァ 1 ・ハ ーグは、〈グ番号を聞き出したか ? 人間なら色々手 ルー。フ〉という、複数の男女が装置を介段はあるだろうが、相手がアンドロイド して一度に交わるのが一般的になった時となると : : : 解決法を読んで私は思わず 代に、ひとりの女を独占しようとした男吹き出してしまった ( これはあくまで私 の疎外感を、さらこ。、 冫 / ミラ・サージェン好みのナンセンスなので、読んでちっと トはクローン人間の苦悩を : : : といったも面白くなかった人がいても、怒らない 川又千秋 具合に、性にからむ意識の内容を描くもでください ) 。 作品はまだ他に、 パロデイやハ のが多いが、これらからは必ずしも強い インパクトは得られなかった。 ものなどもあるのだが、最も不満に感じ〈スウイフトは、悪意においてシュ 1 ル : サドは、サディ 最もグロテスクで、しかも出来が良いるのは、どの作品も性のとらえかたが比レアリストである。 と感じたのは、ジョン・スト 。ハという較的浅薄で、快楽や欲望といった側面かズムにおいてシュ 1 ルレアリストであ : ュゴ 1 は、ばかげたふるまいを 人の『お子様革命』で、これは子供たちらしか性が語られていないように思えるる。 していない時シュールレアリストであ が性の解放を叫んで、自分たちにもその点だ。風俗的な、いわゆる「性」とは別 ・ジャリは、アプサント酒におい 快楽を得させよと主張したら : : : というの観点からの作品 ( たとえば生殖としてる。 もの。 の性や、能力としての性的魅力を扱ったてシュールレアリストである。 日ジョン・ペレスは、ときどき思い出し 個人的にいちばん気に入ったのは、ロ もの ) が、ひとつやふたつはあってもい ン・グーラート『ホイッスラー』の一場 いのではないか。そして、人はなぜ性にたようにシュ 1 ルレアリストである。 面。ホイッスラーという色事専門のアンとりつかれるのだろう、といった感慨を : ・〉という風に続く『シ = ールレアリス ム宣言』の有名な一節は、最後にル 1 セ ドロイドと人間の女性が一緒にいるはす抱かせてくれるようであってほしかっ のホテルに、主人公がかけつける。アン ルの名前を挙げ、彼は〈逸話においてシ た。 ( 『ラ・フメイカー』 / 編者日ジョセフ ドロイドには爆弾がしかけられていて、 ・エルダー / 訳者日浅倉久志・他 / 文庫ュールレアリストである〉と、リストを しめくくる。 性的関係を結ぶと爆発するようになって判 / 307 頁 / Y360 / 早川書房 ) いる。ことは急を要するのだが、受付に アンドレ・・フルトンは、この羅列のあ いるのはアンドロイドで、客に関する情 と、彼等が、必すしも常にシュールレア 報は教えられないという。さて、主人公 リストたり得なかったのは、解きほぐす 9 はどうやってホイッスラーのいる部屋の ことのできない〈かなりの数の先入観 レーモン・ルーセル著 『アフリカの印象』

5. SFマガジン 1980年2月号

ジェイムズ・プリッシュ レン・デイトン Y520 ベルリンの葬送 リチャード・マシスン \ 320 地球最後の男 ライマン・ F ・ポーム \ 360 ォズのエメラルドの都 ビエール・プール \ 320 戦場にかける橋 ジェフリイ・ジェンキンズ \ 440 ハンター・キラー 249 振替東京 6 ー 47799 早川書房 東京神田多町 2 ー 2 か少ね少 つ年さ女 え年 子た かて 、カ、 ぶ鼻 急知 る先 をし ハヤカワ文庫 甘て よ笑 コ冫 ! 尨 大宇宙の墓場 アンドレ・ノートン \ 360 宇宙創世記ロポットの旅 たせ 在れ スタニスワフ・レム \ 280 。に アンドロイド 仔ん 工ドマンド・クーパー 360 悪徳なんかこわくない ( 上・下 ) た、は あ鼻 ん白 。た少少 の佐も少 。女年十十一 が五 っ力、 を本 かく お気 です 声身 分に んて いお女け かか 恥た 起ま 十ナ わか っそ しを 上た では しし ろ右 よち るき パた 四月リ だぬ 少色 でに しな が横 つ倒 でて 重版情報 0 ) の 誕 生 日 ね あ た し の ち ょ う ど 年 日 あ と の よ 女 子 ど オよ て ず か し く な の か は をこ え 尸 オよ っ て の よ う に り の 中 佐 し な つ の よ う す怒自げす ど て の と 半 て か っ で っ っ る プ ス は を少ナ の 、顔 の いそが だんわ 分彼果 甲、はを つま招 だ た少ら 。女 ら ) 床 に は つ く ば ・つ く フ が よ手ひ 、を・ に安嚇た返泣的 、は 息 ん 、で ラ黙た し 、ち っ と 不威け る の つ も り 甲 。結 ー・ 1 、な に よ ぉ な ゕ れ て う か ら ぐ て や た り っ ナこ ま ま き が う と し な し、 女 グ フ シ オ お ま な ん か 吸、 、血 な ば 、つ 細 き が 始 腕 に ン ク の 、型 い て オよ ナど ら は . 反 い射き に を う し イ フ・ イ ス と し に んだ少姉少 は ん 高 い 尸 で 、叫 ん ー 1 そ う じ や な し の ぜ、少 つ、女 ート・ A ・ハインライン各 Y480 ロ′、 太陽からの風 アーサー・ C ・クラーク Y380 星界の王死すとき ジョン・ジェイクス Y380 バーサーカー赤方偏移の仮面 フレッド・セイバーへーケン 360 〔宇宙大作戦〕 地球上陸命令 ニ重人問スポック ! 暗闇の悪魔 見えざる破壊者 謎の精神寄生体 メトセラへの鎮魂歌 禁断のパラダイス 小惑星回避作戦 パイリスの魔術師 明日への帰還 \ 360 \ 280 Y360 Y360 Y360 Y380 Y360 Y400 \ 420 \ 440 た は あ た し よ り 年 下 い な り と り 咬 み、 、つ ん だ に な る で し よ ん な よけぎ オょ る し よ 四 る は で し、 と す で よ る と し 、つ

6. SFマガジン 1980年2月号

メダカを飼っておるのです。 がいるのは当然としても、水道水を中和する薬というと、そこの店に置いてあるサントリーホ 近くのスー。ハ ーの店頭で売っていたのを買っ剤もなきゃいけないし、水草もいれてやらなきワイトのポトルが、その日限りで流れてしまう てしまった。 やかわいそうだと、商売上手なおじさんに説得 ( つまり権利放棄になるのね ) から、そんなも 前々から飼いたいとは思っていたのだけど、 されて、結局、千数百円の買い物になってしまったいないことになる前に飲んでしまおうとい お金を出して買うのには抵抗があったのね。やった。 うことだったのです。 はりメダカは、春の小川を泳いでいるところをで、毎日、同居人にたしなめられるぐらい、 あまり残ってなかった酒はすぐに無くなって すくってくる・ヘきで、店で買うなんてのは、邪飽きずにメダカに見いっておるのですが、メダしまった。 道とゆうか、現代文明の恥部を演ずるような気力のロというものは、下唇のほうが、上のより ホテルにカンヅメになってその日の午後まで がしてた。でも、買ってしまった。とにかく飼やや突出しているのですね。エサをやるとひと本誌増刊号の原稿を書いていたという高千穂氏 いたかったのだ、メダカを。 くちでは食べきれないものだから、その突出しは、そそくさと愛する妻子のもとへ帰ってしま 値段は、一匹二十円。十匹買ったから、二百た下唇に、余した分をのせて、ヒラヒラ泳いでった。ダーティ。ヘアも、作者がいないのに登場 円 : : : で済むと思ったら大きな間違いで、水槽いたりする。うまくできてるものだなアと、感人物だけが居残るわけにはいかんといって消え 心しながら見ていると、三十分や一時間はすぐてしまった。残る私と女史は、二人して渋谷 経ってしまうのだ。 の某所へ行ったのでした。 中和剤は買ったけど、使ったのは一個だけといっても、ふらちなことを想像してはいけ で、水は一日か二日汲みおきしたのを入れてやない。そこには、このコラムの正当なオーナー っている。古い水を捨てて、新しい水を小さなであらせられる横田順彌氏と川又千秋氏が、 ビニルホースで注いでやると、メダカどもはホ「秋の夜風は身にしむなア」とかなんとかいい ースの方に寄ってくる。水槽にはエアポン。フは ながら、ポツネンと坐っているはずだったので とりつけてないから、水の流れができるのはこす。なぜなら、彼らはその日、高信太郎、亀和 の時だけなのだが、メダカという生き物は流れ田武の両氏を交えて麻雀をやる予定が、何の手 ている水のほうが好きなのかね工 : 。流れに違いか、あとの二人が来ないので、雀荘の片隅 逆らって、小さなヒレを懸命に動かしているの予約台で頬づえをついておる、というような 姿は、とてもいとおしい 状況が電話によって明らかになっていたので、 私らは二人をお慰めして帰ろうと、こう思った 九月もおしつまったある晩、高千穂遙氏とダのでした。 ーテイベアの二人、早川書房の女史と私は、 ところが着いてみると、面子はちゃんと揃っ 新宿の某所に集まったのでありました。な。せかて、駄洒落をとばしながらも、勝負は大詰めを 題名未定 森下 H こ カット高信太郎 8

7. SFマガジン 1980年2月号

か、星新一氏がこんなことを言っておられます。 2 ⑩② 「最初にタイムマシンを登場させた作家よりも、 編集後記 二度目に登場させた作家のほうがえらい」 : : : ど 剛衂満 2 うです ? おわかりいただけますか。 一一三三 = 三 = 三三 = 三三 = 三三 = 三一三一三 = 三 = 三三一三一三 = 三一三 = 三一三一三一一三 - - = 引 たの修 ( ー■本誌十一月臨時増刊号は、おかげさまで非常に今月から、ついに萩尾望都氏の連載コミックの 物好評のようです。雑誌にしてはだいぶ高いものに開始です。今年は星雲賞も受賞、油の乗り切った なってしまいましたが、単行本四冊分の迫力で感があります。お楽しみください。 また、新連載といえば、會津信吾氏の「科学冒 回す。よろしくお願いします。 険時代」も始まりました。「新・こてん古 十二月号の後記に臨時増刊号のことを書くとい うのもちょっと変な話かもしれませんが、増刊号典」ともいうべきシリーズで、横田順彌氏の開拓 宏Ⅷ 号 回には後記がなかったということで、まあいいでししたジャンルがいかに発展していくものか、期待告月 田Ⅲ しましよう。 野 ところで、十二月号のほうですが、コンテ最後になりましたが、前号の予告にありました ( 号年 スト佳作の大原まり子さんは「一人で歩いていっ堀晃氏は、都合により次号の登場となりました。 なⅢ ( 今 ) ーた猫」と同じ設定の作品。なんとなくラリイ・ニ御諒承ください。 対Ⅷ ーヴンを思わせる壮大な未来史の一工。ヒソ 1 ドで第光瀬龍氏と萩尾望都氏の絶妙のコンビネ 1 ショ 殊Ⅷ す。従来女性のというと、なんとなくファンンで本誌連載中より熱狂的な反響を呼んだ「宇宙 特細 ータジーと見られがちでしたが、大原さんの場合は叙事詩」。遂に単行本として間もなくお目見えし 聞堂々たるです。もっとも実際、たとえば女流ます。上下二巻、サイズの大迫力はまた格 > 旅 プ一誌枚 ア本 8 作家のはしりともいえる故リイ・・フラケット 別。新たに二十四篇の詩とカットを加えて一層豪 > ズフ鋭 0 曲など、ス。ヘース・オ。ヘラ、冒険、といった傾華な内容になっています。連載中は単行本化の問 篇ムト新子 > 亜悟わ龍都夫 ( い合せが殺到し、終了後は読者からの矢の催促に 国向で、常に男まさりの作品を発表していました。 凹女性作家はファンタジー、というのは単なる思い矢だるまのようになっていた編集部も、責任を果 海 = リ井皿田連瀬連尾原 ぐジクく新く堀今岬く光 < 萩石Ⅷ たせた思いでホッとしています。乞う御期待 ! ー込みにすぎないことは確かなようです。 もちろん、新人ばかりが活躍しているわけでは眉村氏の「長い暁」。十一月下旬には刊行の予 ( 池 ) 定です。いましばらくお待ち下さい 岫ありません。豊田有恒氏の「黄金の方程式」、 旧かがでしたか。ことにこの作品については、あま■十一月臨時増刊号と十一一月号と続いたために、 ーり解説的なことを書くわけにはいきませんが、充ここしばらくの間、鬼のようになっておりました 叫分お楽しみいただけるものと思います。方程式シが、おかげさまで増刊号が非常に好評のようで、 ーリーズもだいぶ書かれてきましたが、こうした、あの苦労もむくわれるというものです。さて、若 い必ずしもパロディとは言いきれない同じパターン手の活躍めざましい最近ですが、これからも、ま は、に特徴的なものかもしれません。たしすますの活躍に期待したいものですね。 ( 田 ) マガジン一九八〇年十一一月号 ( 第二十一巻 十三号 ) 昭和五五年十二月一日印刷発行発行所 東京都千代田区神田多町二の一一郵川早川書房 東京 ( 二五四 ) 一五五一 ( 代 ) 発行人早 川清編集人今岡清印刷所誠友印刷株式会社