マルピーギ氏 ( じん臓 ) ちよどく 貯毒のう どくえ ( 毒ラをためるふくろ ) ゆどく力、ん 輸毒管 す しゆるい かたち ・アシナガバチの種類と巣の形 ①大きさ ②すんでいる地方 ③みられる季節 ホソアシナガバチ こうらよう らルうらよ 後腸 セグロアシナガバチ どく一より さんらんかん ( 産卵管が変 化したもの ) か OI 4 —20nm きルうし心う はんい ) う ②本州・四国・九州 はるあき ③春 ~ 秋 フタモンアシナガバチ (j ) 20 —26nm はんし心う き心うし確う ②本州・四国・九州 はる あき ③春 ~ 秋 キアシナガバチ し き気 どくせん らんそう力、ん 卵巣管 はね 羽 ( ① 20 ~ 26 の m はんしルう ②本州・四国・九州 はる あき ③春 ~ 秋 ①月 4 ~ 18mm きゅうしルう はんい新 ②本州・四国・九州 はる あき ③春 ~ 秋 し
0 からつほの巣をしらべてみよう ふゅ 秋から冬の野原で、からつばになったアシナガ ハチの巣がみつかります。どんな場所でみつかっ きろく こ、己録してみましよう。夏は、どんな野原だっ そうぞう たか、かれ葉のようすから想像してみましよう。 かたら 巣の形で、アシナガバチの種類もわかります。 図かんで、どんな種類が巣づくりをしていたか、 いくっ部屋があるか、かぞえまし ー ) 、らべ士 6 ー ) よ、つ。 かす ト事、っちゅう よう。部屋の数よりおおい幼虫が、その巣でそだ・ ( 、を ったはすです。あき部屋を二度つかったはすです。 ク / なっ どノ、ばり オに主意しよ、つ 0 娘バチの毒金 アシナガバチは、むやみに人間をおそいません。 どく でも、母親バチも娘バチも、巣をまもるための毒 針をもっています。巣のあるえだをゆすったり、 巣のすぐそばにたっときけんです。こうげきして きます。巣からちょっとはなれた場所で、しすか しろ にかんさっしてみましよう。白くふたがされた、 さなぎの部屋もいくつかみえます。 むすめ 會冬 , 地面におちたコアシナガバチの巣。
なかいうしろ足をのばして、 草むらをいそかしそうに とびまわるアシナガバチ。 アシナガバチのあとを、 そっと、おいかけてみましよう。 ~ 果の材料を口にくわえて、畄不にも どるセグロアシナガバチ。 イ、いリよう
夏の野原は、こん虫たちのざわめき くた ノ、さ きっ 哭えであふれています。草むらで、大きく 巣りなったアシナガバチの巣がめだちます。 のそ かたち ( " 方巣の形は、アシナガバチの種類でち ガの カオ シはかいます。つりがね形やそりかえった アの かたち コ , 巣形の巣もあります。巣っ くりの場所も、 しゆる ) 種類によってこのみがちかいます はおと どの巣もたくさんの娘バチが、羽音 ぎろ色 な【黄をたてて、せっせとはたらいています。 巣にいたすらをするときけんです。 す巣ゅ のま どく 毒針で・さされます。アシナガバチの毒 ガふ ナの針は、えものをとるためにはつかいま 、ア部 トるせん。巣をまもるための武器です。 いろいろな巣 のはら なっ ちゅう むすめ しゆるい おお
りよく あどがき きろく アシナガバチのくらしふりを、カメラで記録しようとおもいたってから、足 かけ四年になります。 だいと力い よほどの大都会でないかぎ り、どこにでもみられる、ありふれたハチですが、 その生活のなかには、まだ、わからないところかたくさんあるよ、つです。どう さっえい しゅんかん ばめん しても撮影できなかった瞬間や、目にすることもできなかった場面が、いく かのこってしまいました。 これからさきも、アシナガバチたちは、い ままでとかわらない生活を、いっ ち・は、つ までもつつけていくことでしよう。しかし、わたしのすんでいる地方でも、野 はやしねん レ . ア、、はり 原や林が年ねんすくなくなっています。毒針こそもっていますが、めったにそ れをつかうことのない、おとなしいアシナガ、ハチが、すむところをおわれてい くことをおもうと、胸がいたみます。 アシナガバチのくらしが一さつの本になるまでには、おおくの方がたのご協 カんしゅう いしかわりようすけせんせい とうきようとりつだいがく 力がありました。監修をしてくださったのは、東京都立大学の石川良輔先生で さっえいらゆう ななおき す。アシナガバチの撮影中、すっと、わたしをはげましつづけてくれた七尾企 ななおしゅん おだひでとも せわ 画の七尾純さん、小田英智さんには、たいへんお世話になりました。 それから、なんにんもの人が「ハチの巣があったよ」と、わたしにしらせて おかわひろし くれました。みなさんありがとうございました。 せいかっ ねん むね ひと せいかっ カた きよう あし
いしかわリようすけ かん とうきようとりったいがくしよきよっしゅ 監 修 / 石川良輔 ( 東京都立大学助教授 ) よなお 皮 / 七尾 たナちかよ イラスト / 武市加代 カそく 家族でくらすごん虫・ たまごをうみつはなしにするハチ 巣づくりをするハチ・ からだのつくり・ アシナガバチの家族・ ミッパチとアシナカハチのくらし・ アシナガバチのくらしをのぞいてみよう・ あとか 0 ・ カぞく らゆう
アシナガバチ 0 科学のアルハム 、川宏
不斗学のア丿レ / ヾム 43 アシナガバチ ・著者 おがわひろし 小川宏 ・発行者 岡本雅晴 ・印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ・発行所 株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 1990 年 9 月発行 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) ◎ 1975 Printed in Japan 著者との契約により検印なし N D C 486 8340 ー貶 3 ー 0027 54P 23X19Cm ( 科学のアルバム 43 ) あかね書房 1 9 9 0 アシナガバチ 小川宏
くさ 四月、かれ草のあいだから、オオイヌノフ あおはな のはら ' ・物用グリか小さな青い花をさかせます。野原を春 - どの飃かそよぎ、アシナガバチが、木の皮のす ふゅ きまで、ながい冬のねむりからめざめました。 第の 目をさましたアシナガ、ハチか、花をさかし あき てとびまわります。秋にたくわえた、からだ ようぶん と、つみんちゅう の養分は、冬眠中にすっかりつかいはたしま れした。花のみつをたつぶりすって、体力をつ けます。おなかのたまごもそだてます。 春のアシナガバチは、みんなめすバチです。 ははおや 当物 . ( をまチことしはじめて、母親、 ( チになる ( チです し玉、つ ナたった一びきで、巣をつくり、たくさんの幼 虫をそだてなければなりません。 なか ちゅう ははおや 母親バチのめざめ はる がっ たいりよく はる
0 不斗学のアノレノヾム アシナガバチ 小川宏 あ力、ね書房