コロニー - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム ウミネコのくらし
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1. 科学のアルバム ウミネコのくらし

なんまんば なんぜんば ウミネコのコロニーは、何千羽、何万羽ものウ ミ、不コか、せまい場所に群らがって巣を作り、足 のふみ場もないほどです。 一度コロニーで巣を作って生活をしたことのあ げんき るつがいは、おたがいが元気で生きているかぎり まいねん おな は、毎年ほとんど同し場所に巣を作ります。 コロニーにもどってくるのは、つかいだけでは ありません。はしめての旅をおえてもどってきた わかどり 若鳥や、おとなのなかまい りをした成鳥もいます。 力いカん 成鳥たちは、海岸のあちこちにみつけた休けい 巒序 場所にあつまり、そこでであって気のあったおす ん合 とめすか、あたらしいっかいになります。木けい しゅうだんみあ 場所は、集団見合いの場所でもあるわけです。 サ : ロ = 作何万羽のウミネコかいりみだれるコロニーにも、 コを いくつかのきまりがあります。 しんにゆうしゃ しゅうだん ネロ 0 侵入者には、集団でたちむかう。 コロニ ーに、人間がはいろうものならたいへん * コロニーのおきて そうげん てきぎよそん がん たび せいかっ きゅう きゅう

2. 科学のアルバム ウミネコのくらし

鳥たちが、集団で巣を作っている場所 をコロニーと ) しします % ウミ、不コは、ど 、、、つしてコロニーを作るのでしよ、つ。 ひとつには、なにも武器をもたないウ 「 ) ~ 「、 ~ 一 6 = 、ネコが、外敵からたまごやひなをまも るために、なかまとの助けあいがひつよ いまひとつは、ひな 、ったか、らてしよ、つ そだ を育てるには、魚の群れにであいやすい 場所かえらばれます。そのため、しぜん こ巣りの場所が、同じところにかぎら れてしまうのでしよう。 ウミネコは、たかいに数メートレすっ のきよりをたもちながら、岩のくばみや コロニーのひみつ とり しゅうだん さかな つく たす すう

3. 科学のアルバム ウミネコのくらし

カーっし心ん カーっー干しん カ { つら心うし心ん カ , っち心うしルん カーっしようしん 8 月中旬 ~ 8 月下旬 8 月下旬 ~ 8 月上旬 ~ 8 月中旬 ・コロニーの変化 岩場のコロニーはふん くさち でまっ・日になり、 草地の コロニーは一面みどりに おおわれる。 ひながせんめっしてし まった巣のは、もう し、つしようせいかっ 洋上の生活にもどり、コ には、幼鳥とせわ をするだけだ。 ・コロニーの解体 幼鳥が、じゅうぶん空 をとべ、自分でえさをと れるよ、つになったのをみ とどけると、は幼鳥 をのこし、コロニーをあ とにする。また洋上生活 にもどるのだ コロニーからは日ごと にウミ宀不コカへっていく たびだ ・旅立ちの季節 も、つコロニ にたちょ る門ノミ宀ゅコま ウミネコのふんでまっ 白になった山石だけが、こ こがコロニーであったこ ものがた とを物る。 でも、やがて雨が、ふ んも巣もあらいながして ーし +6 、つこ -\J だろ、つ。 しキつらよう し きせつ トそっしようせいかっ あ っそ排三く をえ親卆メ・ で・ 行だ なて来 3 本ガつやとにもは コたこ水 ! るえこ けニおな鳥一頭 : コ 若く年じてがもとうじ まロりで溝。鳥さのか 着うで回 3 ついはトのロ 鳥るのゆ大てでび、め でニおすやえがを ら 水 ! しつ、て。いルわ とと春碆う空言、きこどて 成わこ 、ささとろの 、幼まぐた一 のてか なき、のに幼当るむのの 長 3 でれす港がつれに独 方弩親卆れ回 3 ひ鳥 3 まら毛げか つ、巣す瀲と鳥 こ幼当旅び でうたよのとたるな立。 法弩鳥 5 ・は つはでいがら て幼作 7 をびた自しと鳥 3 立た きまりう角りあよる ををてコし、のとぬ海 : い鳥りとたち分オもたち るれたに市やとうと まおて口にひょびけ辺、 るたのびちもで、ち のたわな場はす幼当に 海 : もうあかへ 、小こ海 3 も ちたま はひむるヘい鳥 3 な幼当 んか砂要一辺、じにがわ とのめわ魚ー親魚面た わなれ。と入も、たる鳥 でけ浜のヘさすれる 、るの鳥もをく す約 ! て幼ん江えち。は いてに上とのぐる ろちふ旅を群むたとけま い鳥 3 でのだ か くいひ空びあによろ う何 2 るにれちれつし 四千茫るどい魚ミけ るつをだまはう 羽ばさでをのるてく 、羽はもうきのでん うくせしりえに風 がとかお群む。とな 、加ゕ群むと 五ののし ちりんて親さなに 、にけいれびり 百うもで終工れか にか回 3 いのをるの りもるかに た 日与場第を 羽わちい 、えしくああとり 自し つど。けまっ海。 だ、るお、のつ分て 飛ひるた らゆう

4. 科学のアルバム ウミネコのくらし

* もくじ うみべ 春の海辺・ 2 コロニーのひみつ・ 6 すづく きせつ 巣作りの季節・ ひなのたんじよう・ すだ 巣立ちのころ・ うみ かかやく海へ・ コロニーをあとに・田 たびだ 旅立ち・ カモメの飛来・ もどってきたウミネコたち・ わかどり たくましい若鳥に・ はる ひらい

5. 科学のアルバム ウミネコのくらし

よ、っちょう ひと夏のあいだに幼鳥は、すっか りたくましくなりました。 9 も、つ、 , 目 ぶん 分でえさをさがすことができます。 あたま 頭から海面につつこみ、魚をたくみ おやどり ~ 第、につかまえることもできます。親鳥 ー」′ル。はい そらたか の心配をよそに、空高くとおく、か ひとりだちのときかきたのです。 コロニー生活にはいっておよそ , / そだ か月、ウミネコはひなを育ておわり コロニーをあとに げつ なっ 力いめん せいかっ さかな

6. 科学のアルバム ウミネコのくらし

力、つけ・しルん 力、つしようしゅん カ { つしようい ) ん 力、つらルうしゅん 5 月中旬 ~ 6 月上旬 3 月上旬 ~ 4 月下旬 * ウミネコの一年 さんりくえんかん たんしようからわたりまでのウミネコのくらしを、三陸沿岸にはんしょ れい くするウミネコを例にとってまとめてみました。事故もなく生きつつけた なんねん 場合、ウミネコが何年ぐらい生きられるかは、まだわかっていません。 らゆうーし′ル らゆうしん コロニーを中心とした ひなを中心としたできごと ひなの成長 てき「 ) と ・からの中での成長 ・コロニーのたんじよ、つ んかっ 々ノーワッ、クワックワ 抱卵にはいると、すぐ胚が分割をはじめ、 はうらんきかん 成長をはじめる。抱卵期問は、およそニ十五 ッという交尾をするおす 、」う こえ 日。つがいが交たいでたまごをあたためつづ のかん高い声が、コロニ のいたるところからき ける。お、っちゃくな島がうつかり巣をはな こ、んてくる れているすきに、カラスがせつかくのたまご を食べてしま、つことがある。 えだやかれ草をあっ す せいちょう よわ めて作った巣に、かっ色 杁 0 成長のとちゅうでの「のち」は弱よわし に黒っぽいぶつぶつのあ く、ゆり、つごかされたりしただけで死んでし ま、つことがある。そんなと 0 でもたまごを、つ るたま「 ) を一 5 四個うみ、 みたすことはしな、 抱卵にはいる。 ・ひなのたんじよう ・わた毛につつまれて せんば あちこちで、ピーピー ひとつのコロニーで約ニ千羽のひながたん というひなのなき声がき じようする。うまれてすぐのひなの毛はしつ 日 こ、んる。 とりとぬれているが、鳥にだかれてニ時門 もすると、すっかりかわき、ふさふさとした たまごの、 ~ 化はおよ ぜん ちゃいろ そ七十。ハーセント。三千 うす茶色のわた毛となる。 個のたまごがあるとして もしこのとき、外気に長くさらされている ひな も、およそニ千個のたま と、毛はぬれたままかたまってしまい ごしかふ化しない は死んでしま、つ。 ん せいらよう せいらよう せいらよう

7. 科学のアルバム ウミネコのくらし

日本の海からウミネコのすがたがきえてしまったら : そんなことはありえないことだとかんたんにかたつけられ たいへいようがん るものでしようかそうとおくないむかし、太平洋岸に、 せいそく まんば く万羽と生息していたオオウミガラスが人間のむばうな乱 獲によってほろびてしまったとい、つ例もあるのですから。 うみどり うみどり すづく 海鳥の保護でいちばんたいせつなことは、海鳥の巣作り の場所をあらさないことです。 ぽあし ・コロニーにはいらないこと。コロニーへ人間が一歩足を おお 。かふみいれただけで大さわぎになります。たまごがつぶされ コわ ネがたり、ひなかかけからおちたり、はかのなわばりにまぎれ ころ ウ、つ こんで、殺されてしまうこともあります つ「動 0 たまごをとらないこと。ウミネコは、たまごをとられて ひと ほうらん を〕移 のも、うみたすことはしません。人にさわられたために抱卵を コ 矢ネやめてしまうことかあります。ふ化まぢかのたまごは、う グウ ごかしただけで中のひなが死んでしまいます。 かくち うみどり によわが国では、海鳥たちの保護のため、各地のおもなはん うみどりてんねんきねんよっ 會しよく地とそこにすむ海鳥を天然記念物に指定しています。 につばんうみ らん

8. 科学のアルバム ウミネコのくらし

ようちょう なっすなはま おやどり 夏の砂浜でやすむ親鳥と幼鳥。コロニ ちゃくち ーからうまくとびたったものの , 着地 しつばい に失敗 , ひっくりかえるものもある。 れんしゅう ようちょう ←とぶ練習をする幼鳥。風のない日はト ニングによねんがない。まだ足の ちから 力がよわく , 波からとびたてない 毎日のように じようすなはま ためだカく くましく育っていく まいにち そだ 幼鳥は親鳥をおって海 おやどり ようちょう このくりかえしで幼鳥はた ようちょう 上や砂浜にとんでくる。えさほしさの

9. 科学のアルバム ウミネコのくらし

りようーし ウミネコと魚市 . 、、 / 6 一口 4 カモメのなかまたち・貶 ウミネコのからだ・ コロニーのおきて・ ウミネコの一年・ うみどり 海鳥の保護・ あとがき、・ かん しゅう ほっかいどうだいがくきようじゅ 監 修 / 北海道大学教授 かのうやすひこ 狩野康比古 ななお しゅん 構 / 七尾純 もりうえよしたか イラスト / 森上義孝 たナちかよ 武市加代 わたなべようじ 渡辺洋一一 こう ねん

10. 科学のアルバム ウミネコのくらし

にゆうど、つぐも すいへいせん 水平線のむこうに入道雲がわきたち、 かいめん 一海面はいっそ、つかがやきをまします。 国にも夏がやってきたのです。 もう、コロニーのほとんどのひなが巣 , 一、一立ちをおわったころでしよう。 ニ成長のはやいひなはもう幼鳥に育ち、 そら 親鳥にましって空をとんでいます。でも、 すなはま ニどことなくぎこちなく、ときどき砂浜に ふじちゃく ハタ、ハタと不時着してころげてしま、つも のもいます。 = 一幼鳥は、まだ自でえさをとることは おやどり 一、できません。ピーピーなきながら親鳥に ( えさをねだっています。 おやどり なっ きた