はねをとじてとまるオオムラサキのめす ( 上 ) と おす ( 下 ) 。はねをとじると、はねの裏がわがみ おな ぞうきばやし えます。同じ雑木林にすむゴマダラチョウ ( 中 ) おな のはねは、表も裏も同じ色です ←はねをひらくと、はねの表がわがみえます。お みぎ す ( 右 ) には、美しいむらさき色がみられますが、 めすにはありません おして うつく おもて なか 美しいはね オオムラサキの名前は、はねの表がわ の美しいむらさき色に由来しています。 しかし、この美しいむらさき色はおすだ けにあり、めすにはありません。また、 、つら はねの裏がわは、ともに黄色です。 からだはめすの方がたきく、前ばねの さき つけねから先まで五・八センチメートル おすは四・八センチメートルほどです。 七月にはいり、先に成虫になったおす は、雑木林の七をとび、一週間ほどおく れて成虫になるめすをさがします。その とき、おすは、はねの色のちがいで、め すを正確にみわけているのです。 うつく うつく せいちゅう かっ うつく さきせいちゅう なまえ きいろ おもて
* オオムラサキの幼虫の飼育 幼虫を飼うときの注意 どす 0 三月か四月 ( あたたかい地方なら二月か三月 ) に、 んま エノキ、エゾエノキの根もとで、ぶしに冬越しを よ、つらゆう した幼虫を採集しましよう。 のか 食は・食樹のエノキ、エゾエノキの芽がまだでないうち し当っちゅう れい一てうこ と支 は、採集した幼虫を容器にいれて冷蔵庫の中でね なで むらせておきましよう。 れいぞうこ しんめ 0 新芽がはころびはじめたら、冷蔵庫から幼虫をと よ、つらゆう もて りだし、ほそい筆先などに幼虫をのせて食樹にう ′言幼 , 食 よ、っちゅう まえ 飼育する前の用意と心がけ 、つ、んき ①エノキ、エゾエノキの幼木を、秋のうちに植木ばち に。わ、」 か庭先に植えつけておきましよ、つ。 ②幼虫は六令になると急に大食になるので、葉の数に しつらゆう あっただけの幼虫を飼いましよう。 ③幼虫はさなぎになるまでに、四十枚ほどの葉 ( 長さ 八センチ、はば四センチメートル大 ) を食べます。 しっらゆう し玉、っちゅう よ、っちゅう がっ かっ こころ ふでさき ちは、つ かっ かす よ、っちゅう かっ