さなぎ - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで
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1. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

←まゆをでようとしているカイコガ さなぎからぬけでても、カイコカ は、すぐに羽をのばすことはでき ません。まゆの外へでなければな らないからです。おや、まゆがぬ れているのは、ど、つしてでしよ、つ。 カイコガのたんじよう まいにち かんさっ さあ、毎日、さなぎを観察しましよう。 くろ 、小 / 、か′ん り、触角の色がこ 複眼のところか黒くな くなってくると、月化はもうまもなくです 羽化は、朝早くおこなわれます おや、さなぎかうごきました。 おなかの節のくびれ部が大きくなり ノと、かす ばらくすると、とっぜん、 おと かな音をたてて、せなかのあたりがわれま した。 そうです。カイコガのたんしよ、つです さなぎのからを、はらの方におしさげる 、い、 ~ 第まはリようにして、しだいにガのすがたが、あら われてきました。 あさはや おお よ、つ しよっ、かノ、

2. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

ノイを , まゆとさなぎ しろ ばす そでまっ白いカイコのまゆ。まゆのひとつひ ばん すた とつは、すべて一本の糸からできています。 まて せん なか ル、長いものでは千 てぎ短いものでも千メート ルにもなります を五百メート ひ日と まゆを、そっとふってみましよ、つ。かさ おと 虫・ぎこそと音がします。まゆを机の上において カ・さ みましよう。ひくびくとまゆかうごきだす な。虫 さう幼 ことがあります。ひからびたようにみえる まま でのまゆの中にも、生 ~ 叩がついているのです。 ちゅう ゅうまゆを注意しながら、はさみで切りひら ちゃいろ なか いてみましよう。中には、茶色いカイコの 面・す の・ろさなぎがはいっています。さわると、おな まる か阜」くるくる、つごかしま、丁 せ、、らルう なか たんめん 0 カ みしか ひやく つくえ うえ せん

3. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

ようらゆう 糸は幼虫の移動のときにもっかわれます。テン よ、っちゅう 「。トの巣でくらす幼虫が、テントの外へ移動すると よ、つらゆう きは、前をいく幼虫のはいた糸をたどって、あと ダを、さの ようらゆう いとみち・ ぶ一の幼虫がつづきます。このように糸は道しるべの やくめ ~ 糸ガ役目もしているのです。 ←きホ オオムラサキは自の休む葉をきめて、そこに 物とチ たヤあしばいと ン足場糸をはり、えさはほかの葉に食べにいきます。 どるそのときも、やはり糸をはきながら移動します。 ようらゆうせいかっ このほかにも糸は、幼虫の生活にかかせません。 な。す さすま 虫中の 幼のの の・のみ ガ・み 3 生 とでく ガでな ノ糸が はては ムなの いと やくめ ・糸の役目とさなぎ 土の十のさなぎ スズメガは , 土の中でさなぎになるものと , ちひょう ちらう 地表でさなぎになるものとがいます。地中で さなぎになるスズメガはまゆはつくりません ちひょう つら が , 地表でさなぎをつくるスズメガは , 土や 落ち葉をあつめて , あらいまゆをつくります。 オオムラサキ アゲハチョウ まゆをつくらないチョウのなかまにも , さな いと ぎを糸でえだや葉にとめるものがいます。 まえ どう ようらう そと どう どう セセリチョウ科の幼虫は , 葉を糸でつづって いと 巣をつくります。さなぎは巣の中に糸でとめ ようらゆう

4. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

↓まゆをつくりおえたカイコは , まる一日くらいたっと , まゆ だっぴ ようらルう だっぴ の中で脱皮して , さなぎになります。脱皮は幼虫とおなじよ なか のときの , ぬけがらがぬぎすててあります。 しだいにかっ色にかわり , かたくなります。そばには , 月兇皮 しよく ったさなぎの皮ふは , はじめは黄白色をしてやわらかですが , おうはくしよく 胸の部分がさけることからはじまります。脱皮がおわ ぶぶん むね だっぴ だっぴ

5. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

イ構 渡園第武森曰、お 辺殳市ち上 1 田た 洋当五ご加ゕ義き英 し朗代よ孝智乞 カイコのまゆと糸・ 幼虫からさなぎへ・ しいくれきし カイコの飼育の歴史・ きぬいと 絹糸をとる力のなかま・貶 カイコの一生・ しん′ャっ なかまの力をみつけるための信号・ よ、っちゅう 幼虫のくらしと糸・ カイコのかいカた・ 5 力のなかまでためしてみよう・ ↓のとが・ 、ヤっ ようちゅう いっしよう

6. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

たくさんのまゆができました。 まゆの中のさなぎは、このまま いけば、十ニ日ほどで成虫にな るはずです。 いくつかのまゆは、さらにた くさんのカイコをふやすために つかわれます しかし、ほとんどのまゆは、 成虫になることもありません。 糸をとるために、熱にさらされ て、その一生をとじるからです。 カイコは、糸をとるために、 人間かっくりあげた、昆虫の家 畜なのです。 せいちゅう にんげん なか 、つしよう せいらゆう こんちゅう

7. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

・さなぎからぬけでる成虫 ①さなぎのからが、せなかのあ たりからわれて、中から成虫 のからだがみえはじめました。 せいらルう せいちゅう 羽っ 化ヵ やく ②約ニ分後、われめがひろがり あたまむね 頭と胸があらわれ、足をから からひきぬきます ③約七分後、豺もでてきました。は らをふくらませたりちぢめたりし て、からをおしさげていきます。

8. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

力、つ カ , つ カ , つ がつ 7 月 やくひん 薬品につけて 25 ℃にする 3 月 冬ごしをするたまご ( 休箍茆 ) 9 月 8 月 ようちゅう カイコはチョウとおなしよ、つに、 たまご、幼虫、さ かんぜんへんたい こんらゆう なぎ、成虫の順にそだっ完全変態の昆虫です。 しぜんじようたい 自然の状態では、カイコがでてくる回数は、ふつう ん月 . 春との年二回です。でも在では、いつの季節でも、 なん力い けんきゅう 何回でも飼育できます。カイコのたまごの研究がすす りよう た一るす み、たまごの性質を利用できるようになったからです。 る一れこ ふゅ カイコのたまごには、冬をこさないでかえるたまご ふゅ ( 非休眠卵 ) と、冬をこさないとかえらないたまご ( 休 みんらん しゆるい しぜんじようたい と眠卵 ) との二種類があります。自然の状態でかえった は” 0 ひきゅうみんらん よ春のカイコか、ガになって、つむたまごは非休眠卵で、 〇蔵 きゅうみんらん そのたまごからかえった夏のガは、休眠卵をうみます。 イ ) 0 を きゅうみんらんやくひん ふゅ ところで、休眠卵は薬品をつかって、冬をこさすに »O ↓ O じんこうてき 飜蔵庫にいれてかえる時期をお うエ人工的にかえしたり、 きゅうみんらん くらせたりすることかできます。そこで休眠卵を、つま くつか、つと、カイコをいつでも、つご、つのよいときに 手にいれることができるとい、つわけです。 きゅうみんらん ひきゅうみんらん カイコが休眠卵と非休眠卵とを、うみかえるしくみ んロ ひロ * カイコの一生 ・きは上とおなじ ) れいぞう 占状態で客ごしをするたまこ ひきゅうみんらん せいちゅう せいしつ なっ かいす、つ

9. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

いと れい のうか 3 令になると農家にくばられ 、カイコだなでかわれます。大 ひろ きくなるにつれて , 広い場所 ひつよう と大量のクワの葉が必要です。 愛、物第物第 いと いまは機械で糸をつむぎます。でも , いと まゆを湯につけて , ほどけた糸をつむ げんり ぐ原理は , いまもむかしもおなじです。 、 - ・みをよァみ△を 2 ク / たカ , わうたまろさく △ 多川歌麿作「女織蚕手業草」より ・たまごから糸まで 幼虫がうまれると , きざんだクワの 葉をふりかけます。幼虫がクワの葉 ひろ にうつると , クワの葉ごと広い容器 にうつしかえます。 のうか れい 農家では , 2 令 れい ( ときには 3 令 ) しいく まで共同で飼育 ようら・ , う は はる は 春 , クワの葉のそだっ ようすをみながら , 休 眠卵を冷蔵庫からとり だして , ふ化させます。 は せいらよう すっかり成長した幼虫 は , えだからはらいお としてあつめます。あ つめた幼虫は , まぶし 力「み にはなされ , ポール紙 でできたわくの中に まゆをつくらせます。 ようらゆう なか 糸をとると , 死んださな ぎがのこります。さなぎ さかな は , 養殖の魚や家畜のえ さにつかわれます。 とお できたまゆは , 熱気を通し て中のさなぎをころします。 よくかんそうさせて , 倉庫 はカ、ん の中に保管します。 うまく糸がとりだせないまゆ は , ほぐしひろげて責綿にし ます。この責綿をつむいで糸 をとる方法もあります。 696 住 6 固 66 いと いと しよし一くかいこてわざぐさ

10. 科学のアルバム カイコ まゆからまゆまで

カイコのまゆと糸 こんちゅう まゆをつくる昆虫は、カイコのほか にもたくさんいます。まゆをつくらな いとせいかっ やくめ くても、糸が生活にたいせつな役目を こんちゅう おお している昆虫は、さらに多くいます りよう しかし、一生のあいだにだす糸の量 と強さにおいて、カイコにかな、つもの にんげん ながねんげつ はありません。人間が、長い年月をか たくさんの強い ナて、在のように、 レっちゅう アシナガハチの幼虫も、糸をはいてまゆをつ くります。この中で幼虫はさなぎになります。糸をたす・カイコをつくりあげてきたの です。 ←まゆか、つぎつぎにできていきます。わすか なか 三・五センチメートルほどのまゆの中に、千そのかわり、カ・イコは野生阜」、つしな なカ 5 千五百メートルもの長さの細い一本の糸が、 にんげん せわ とちゅ、つでと 0 れることなく、 い′、、んに・もか いまでは人間の世話なしでは、生 あっ さなっていきます。盾くてじよ、つぶなまゆは、 こうしてできます きていけなくなってしまったのです。 ひやく はそ つよ しっしよう やせい つよ