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検索対象: 科学のアルバム カマキリのかんさつ
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1. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

しうれいようらう 會うまれてから 6 回脱皮をした終令幼虫。あと一度皮ぬぎ せいらう まえ 成虫になる前には , 成虫のときの羽を かいだっぴ せいらゆう せいらゆう をすれば成虫だ せな力、 . いふん おさめた部分が背中にあらわれる。 さいしよ たっぴ どかわ はね 中心をはしる線は , らはうしん 脱皮や羽化のとき , 最初にわれて , からだがでてくる部分。

2. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

虫がたまごからかえって成虫になるまでに、 かたち へんたい いちしるしくからだの形がかわることを、変態 そなと ) しいます。 げんしてき シミやトビムシのような原始的な昆虫は、変 虫ま 態をしませんが、チョウやカプトムシなどでは、 のカようちゅう かたち 幼虫のときと成虫になってからの形が、ぜんぜ ーマつんちがいます。 力だ オら また、カマキリやバッタのように、成虫にな オか はね よ、っちゅう ってからは羽がはえるだけで、それ以外は幼虫 のときの形とあまりかわらないル虫もいます。 よ、っちゅう チョウやカプトムシなどは、幼虫から成虫に もを いったんさなぎになってしばらく のなるときに、 虫えやすみ、羽化して成虫になります。このような 成で へんたい かんせんへんたい 変態のしかたを、完全変態と ) しいます。 キの それにくらべて、カマキリやバッタなどは、 マ皿花 オ幼虫がなん回目かの脱皮をおわると、もう羽が オえ せいらゆう へんたい はえた成虫になります。このような変態のしか * カマキリの成長 せいらよう せいらう ようらう よ、つらゆう せいらゆう せいちゅう こんちゅう せいちゅう せいらゆう はね

3. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

あたま カマキリは頭をじゅう にうごかせる。さらに 上体をねじって横へむ けることもできる。 どうさ れらの動作が , あまり 移動せすにえものをと らえるのにやくだっ。 ぶん力、、、 じようたい いどう ( 写真は分解さつえい ) しやしん まんげつよる 満月の夜 , セイタカア ワダチソウの花の上で じっとえものをまっオ オカマキリ。ときどき やってくるガがカマキ リのえさになる。 はな ところで、カマキリは、ほかの昆虫た ちにとって、ほんとうにたいへんなてき なのでしようか。 もし地球上に、一部の〕」虫だけがふえ すぎたらど、フなるでしよ、つかたちまち えさはくいつくされてしま い、かえって こんちゅう その昆虫がほろびることになります。す こんちゅう ると、その昆虫をえさにしていたほかの こんちゅう 昆虫も、またほろびてしまいます。 くったりくわれたりする生物のくらし が、じつは、生物ぜんたいのバランスを たもっことにやくだっているのです。 せいふつ せいぶつ こんらゆう

4. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

いっしよう ・チョウの一生 かんぜんへんたい ( 完全変態 ) ふ化 せ、、らう さなぎ ・カマキリの一生 ふかんぜんへんたい ( 不完全変態 ) ・ 4 リー いっしよう 饒をくりかえして大きくなる幼虫 せいちはう ふ化 かんぜんへんたい しいます。 たを、不完全変態と、 セミやトンポは、幼虫のときと成虫のときの かたら 形がぜんぜんちがいますが、さなぎの時代がな こんらゆう ふかんぜんへんたい いので、やはり不完全変態の昆虫です。 カマキリの幼虫はたきくなると、翅芽とよば かたら れる小さな羽のような形をしたものがはえます。 はね この部匇に、成虫になったときの羽がおさめら よ、っちゅうき れています。幼虫期に、翅芽がからだの外にあ こんちゅう る昆虫を翅とよんでいます。 せ、、らゆう 力、んぜんへんたい ・完全変態をして成虫になるモンシロチョウ。 さなぎ はね せいらゆう よ、っちゅう せいちゅう 成虫

5. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

きせい ・ハリガネムシがカマキリに寄生する経路 カマキリに笙 して , からだの 十で大きくなる カゲロウが カマキリに たべられる 水べでカマキリ のからだがぬれ たりしたとき , すし、らルうせい ふたたび水中生ー 活にもどる一 カマキリの成虫にも敵がいます。川のちか くろ いろ くにいるカマキリのからだの中に、黒い色をし ゞ、よりのような虫がはいっている たほそな力し ( 虫る ウる リガネムシとよばれていま ことがあります。 のた かいらゆう ロ星すが、昆虫ではありません。回虫などとおなし ゲ「幼 せんけいどうぶつ 力が線形動物のなかまです。 リガネムシのなかまは、幼時期に昆虫のか こんちゅう きせい らだに寄生し、成長すると昆虫のからだをでて、 かわすいでん 、水田、池などで水中生活をします。 さんらん ハリガネムシの産卵 ようらう ようせい ハリガネムシはカマキリ , カマドウマ , オサ ムシ , ゲンゴロウなどに寄生する。 こんちゅう せいちょう すいらゆうせいかっ むし こんちゅう

6. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

・かわった場所にうみつけら れたコカマキリの卵のう * カマキリの卵のう まどのすみ テレビのアンテナ いわ 岩・か ( ナ しゆるい カマキリは種類によって、たまごを、つむ場所 かきまっています。たまごは、卵のうとよばれ キキ ママるあわのかたまりにつつまれています。 カカ オオカマキリは、ほそい木のえだやススキ、 ′、さ キタケ、草のくきなどにたまごをうみます。卵の まるかた かカうは、ふわふわしたかんしの丸型です。 左オ 。オチョウセンカマキリやハラビロカマキリは、 ろキ木のえだのほかに、ふとい木のみきによくうみ のカつけます。チョウセンカマキリの卵のうは、ほ かたち のセそながく四角い形です。ハラビロカマキリの卵 - 卵ウ ちゃいろ かたち のうはこい茶色で、ラグビーボールのような形 をしていて、かちかちのかたい卵のうです。 コカマキリは、木のみきに、つむこともありま おお すが、多くは家のまわりのかべのすみとか、コ クリートやプロックのへいのすみにうみつけ かたち ます。卵のうは、ほそながく両側かとがった形 をしています。 りようがわ

7. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

せんようらをつ 黒い目の前幼虫たんじよう 五月一一十日、よくはれた飃のない日で ごぜん ぶん らん・ した。午前十時三十分ごろ、卵のうの中 宀ほどから、前幼虫のつるつるした頭が、 にゆーっとでてきました。あちらからも こちらからも、ほそなかいからだか、し ばりだされるよ、つにでてきました。 いよいよオオカマキリのたんじようで しよう一け す。からだを上下にくねらせ、いっしょ らん のなかのと糸 うけんめい卵のうからぬけでてきます ビせうお尾 工らの , そる せんようちゅう くろ をねん卵てほが 前幼虫の目は、黒っほい色です。うま がるさ らにぎやくら かんっ 。てぶれたばかりなのに、もう目かみえるのだ かぎるでて ′、らし はさっ てかばろ、つか首をしきりに、つごかしなか、ら う幼うらでしの 豆引よカらはを あたりをうかかっています ようらゆう らん 卵のうからうまれでる幼虫。 ようらゆう うまれでたばかりの幼虫は , まだからだぜんたいがうす いまくでつつまれており , せんようちう 前幼虫とよぶ。 くび なか

8. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

・あどがき この本をつくるにあたって、オオカマキリ四ひきが、わたしといっしょにた だいりよ一」、つ いへんな大旅行をしました。 ふゅ ちばけんさいしゅう らん・ さっえい 冬に千葉県で採集してきた卵のうが、春、ホタルの撮影で九州にでかけたと き、分県でうまれたのです。そして一か坪くらいして東京に帰るとき、幼虫 かえ と、つきよう なんど 四ひきもいっしょにつれて帰りました。東京のわたしの家で何度も脱皮をして きくなり、羽化して成虫になったオオカマキリは、夏にまた、わたしといっ じど、つしゃ かわさき しょに九州まで行きました。家から川崎まで自動車で行き、カーフェー じどうしゃ みやざきけん な【、さきけん って宮崎県まで行き、さらに自動車で九州を横断して長崎県まで行きました。 わたしはいろいろな虫の生活を撮影するために、印本中どこにでも行きま すが、飼っているル虫が、いつどこでたまごをうんだり、脱皮をするかわから りよ、 ) 、つ ないので、こうしていっしょに旅行をするのです。 長まで行「たオオカマキリは、そこで一びき死にましたが、三びきはまた、 もときた道を東京まで帰ってきました。そして、二ひきのめすが、甦の阜すみ おうふく のツゲの木にたまごをうんで、しばらくして死んでいきました。九州を二往復、 り・よ、」、つ やくせん おも 約五千キロメートルも旅行をしたオオカマキリは、ほかにはいないだろ、フと思 います。 栗林慧 お、 きゅうしゅう せいらゆう きゅうしゅうおうだん はる なっ きゅうしゅう きゅうしゅう ノ、りばやし だっぴ さとし

9. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

よ、っちゅう うまれてまもない幼虫は、まだ手足のカか弱いの でしよう。きゅうに強い飃でもふくと、足をすべら じめん せて、ばらばらとなんびきも地面におちました。 そのときです。まちかまえていたようにカナヘビ よ、っちゅう がとびだしてきて、たちまちのうちに幼虫はたべら じぶん ←卵のうから、つぎつぎにう れてしまいました。なかには、自分のからだよりも ト、つらゆう まれでた幼虫。みんなしり からだしたじよ、つぶな幺で」 ハさいアリに、するするとひきすられていってしま の、つにくつついている 先にうまれた幼虫は、すで、つ 9 もの 9 もい年 6 ー ) た だっぴ だっぴ よ、っちゅう に脱皮がおわり、まだ脱皮 らん・ 中のなかまのからだや糸をひとつの卵のうから、二百びきもの幼虫かうまれ ったって、上へのばりはじ ながら、その半は、こうして死んでしまいます。 めている。 ひやっ てあし ちから よわ

10. 科学のアルバム カマキリのかんさつ

木のえだにとまって , じっと羽 しうれいようらゆう せいらう イヒのときをまっ終令幼虫。成虫 はね になるときに , のびてでる羽を ーいぶん おさめた部分がふくらんで , 中 はね の羽のもようがわすかにわかる。 じんしよ せなか ←羽化の順序。①背中がわれて , じようはんしん 上半身がでてくる。②足がぜん おお ぶでる。③からだを大きくそら かんぜん せて , からから完・全にぬけきる。 はんたい はね ④むきを反対にかえて , 羽をの はね ばしはじめる。⑤羽がのびきる。 ⑥からだの色が , あわい色から だんだんこい色にかわってくる。 なか いろ いろ いろ は た か 顔 そ の 冂せ じ 足幼 っ を の 八 後こ しヾ 八 き だ で き 中旁ま で 虫 : さ け も 月カ ま た 月宅の が り か ぐ 十 脱 る 十 は よ は わ ま ま し 木き ハ な、 っ そ な 五 皮び っ れ し 頭 : で く の 日 て の しこ で つ は た い 方 を す の な 疋 か と つ る ゆ 約め て よ 方久 む っ け く か し 七 カゝ む 時じ て も ら 時じ な、 っ け か で ま す の く か て 日ん き が な や る か 羽籍 け 後ご み り つ た ま ん か ろ と ま る し ま が 羽うが の フ匸ん 化力す な と た いよいよ成虫になるとき せいちゅう 20