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検索対象: 科学のアルバム カミキリムシ
48件見つかりました。

1. 科学のアルバム カミキリムシ

カミキリムシの幼虫は、すべて植物の中に自分 、生矼足 で食いひろげたトンネルをつくって、その中でく 虫すせ のしり らしています。 リらあ しようぶな植物のかべにかこまれていて、敵に すく カ 3 中て おそわれることが少なく、しかも、まわりは食べ ジのし かんきようそた スき木力化 ・ーーーーーロた ~ 退物だらけというとくしゅな環境で育っているせい シきは よ、つらゆう こんちゅう か、幼虫は、ほかの昆虫にくらべて、かなりかわ かたち った形をしています。 ・ツ ? さし しろ くらん は色か白いトンネルの中にすんでいるため、敵 虫でま らろ から身をまもるための色はいりません っ . 幼中り ののあ ひ・ シき木は ⑦皮ふがうすい。木のかべにまもられているので、 カ中虫 ムた矼足 きす 皮ふが傷つくことはありません。 タかす たいカ むね こめりこんでいる。目は退化していて ③頭部が胸ー 生キな幼に なく、 頭部には、木をかむ大あごだけがあります。 ぜんしん 虫カよすせ 前進するときは、ます ④足が退化していてない 幼 , じま力化す むね のでなした、 、退ま 胸のあたりをふくらましてトンネルのかべにから ガ 3 中おて リのとしはて モき木シを矼足っ だを固定し、それから腹部を細くしてちぢめます。 ウたム冖活のこ コきリ生虫の * 木の中の幼虫のくらし ようらルう ようらう もの しよく小っ ようちゅう おお・ しよく】小っ てき てき

2. 科学のアルバム カミキリムシ

てしまいます。 木の中でくらしていても、カミキリム レっちゅう あんぜん シの幼虫はけっして安全ではないのです。 なか さんらんかん 會木の中に産卵管をさしこむシロフォナガバチ。 さんらんかん たいちょう なかには , 体長の 5 倍もある産卵管をもった 寄生 / ヾチもいます。オナガ / ヾチが , 木の中に ようちルう いる幼虫をどうしてみつけるのかふしぎです。 しよっかく まえ さんらんかん 触角で木のはだをて 産卵管をさしこむ前に いねいにさすっているところをみると , ある しゅ 種のにおいなのかもしれません。でも幼虫に いきあたらないこともあるらしく , そのとき は管をすぐにぬいてしまいます。 なか ようらゆう 33

3. 科学のアルバム カミキリムシ

のら さぬ ←夏のおわり、木の中で羽化した成虫。一 じだい 5 ニ週問のさなぎの時代をおえて羽化し かつどう ます。しかしすぐには舌動をはじめす、 しせい このままの姿勢で来春までねむりつづけ ます。そして、五 5 六月「 ) ろ、部屋の上 そと 部を食いすすみ、幹にあなをあけて外へ でてきます。 なっ 。長ま成虫もいた , 罎き木は もう一本の木をわってみたら、中から成虫 り , に、か ( ぎ、に ま耒もかでてきました。この夏のさか う雑ら色 4 た 0 な「たものか羽化したのでしよう。 木の中の成虫は、さなぎのときのように、 」一をま " い」・わ弱 霤わ足や触角をびったりとからだにつけています。 ゅび そと のお指でさわっても、外にはいだす気配はありま あし せん。ただ、ゆっくり足をうごかすくらいで、 , 、Ⅱまるでねばけているようです。どうやら、成 虫になっても、まだ活動するためのしゅんび かととのっていないようです シロスジカミキリは月化しても、すぐには なか 外へでません。そのまま木の中で、しっと冬 をこします・。 しゅうか・ん せいち・ , う みき がっ せいちゅう しよう ちゅう そと あし せいちゅう しよっカノ、 なかせいちゅう ばん かつどう なっ なか せいちゅう

4. 科学のアルバム カミキリムシ

不斗学のアノレ / ヾム 65 カミキリムシ ■著者 岸田功 ■発行者 岡本雅晴 ■印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ■発行所 株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) 1990 年 9 月発行 いさお ・表紙写真 葉のえをかしるシロスジカミキリの成虫 ■裏表紙写真 せいらう ①⑦④ ⑥ ⑤ ② ③ ①木の中からあなをあけてでてくるシロスジ カミキリの成虫 ②木の幹をはいのは、るシロスジカミキリ さんらん ③木の幹に産卵するシロスジカミキリ ④木の皮の下にうみつけられたシロスジカミ キリのたまご ( 木の皮をはいでみたところ ) ⑤木の中で育っシロスジカミキリの一令幼虫 ⑥木の中で冬を越すシロスジカミキリの成虫 ふくがん ⑦大きな複眼と長い触角、するどいあごをも ったシロスジカミキリ ー扉写真 飛びたったシロスジカミキリ ■目次写真 飛行中のシロスジカミキリ みき N D C 486 岸田功 カミキリムシ あかわ書房 1 9 9 0 54P 23X19C 襯 ( 科学のアルバム 65 ) 8340 ー 12165 ー 0027 し : っかく ◎ 1979 Printed in Japan 著者との契約によリ検印なし

5. 科学のアルバム カミキリムシ

ー、宿」をき 0 置物噌いにア 葉をおとした雑木林 ゴかふきぬけて いきます 木の中では、シロス ジカミキリか、さまさ すがた まな姿でねむっていま ←木の中でねむるシロスジカミキ ねんめ 丿の成虫。この成虫は、三年目 らいねん の夂、をこしているのです。来年 そと の初夏、木にあなをあけて外に でてくることでしよ、つ。 きたか なか せいらゆう ぞうきばやし

6. 科学のアルバム カミキリムシ

な 幼当虫屋や ら に り 幼 れ と 虫が が 木き は お の 八 り 虫 成ま れ 食く 虫が 月弯の あ 幹 の は 幼 長 3 し の 五 い き 皮名 た 成 カゞ た 虫木きす の て を き 日か長 つ や も す が や を て て は し ) す な つ し か 先 み カゞ い て い で ーっ か く ら ん て く ま で て ら 日 し 中旁 だ 上 だ べ ク ) つ た て 糸と へ た に る る た 虫 : つ ト み だ む と と の ま の が を ン ま か き ん し 成。、 不 み ほ せ の 化か そ つ に っ が 気き 長 で 木き た ル し て つ な つ し 木き か て が き く 細 に き み り て 部ぶた す い お 。み ば は ま し ) ま る く オし の も か 小をし 木きけ は い し き 中 4 た と つ り さ た の 部ふ も ま しで す・れ 、の な ノし、ん 匇えす 部ふす 令凸幼部 , 、 か み かわ 木の皮の下につくった部屋の中でく れいようらルう らす一令幼虫。 なか 3 簡覆 、、ようら彦う ( ー -p 幼虫 ) 一年後の夐 れいようちう ( 孟令幼虫 ) 2 か月後 れ、、 幼虫 ) ようらう ようちゅうせいちょう せんじっ 30

7. 科学のアルバム カミキリムシ

あなからでようとするシロスジカミキ ちい まえあし あたま リ。あなが小さいと , 頭や前足がでて なかあし むね ぶ京ん も , 中足がついている胸の部分がでま なカ , しよっかく せん。長い触角は , ひっかからないよ うに後ろにたおしています。 そと ・外にでたシロスジカミキリ。あながあ じかん きはじめてから約 3 時間かかりました。 オよカ じかん 一時間ぐらいかかってあなをあけおえ たカミキリムシは、 ) しったん中へひっこ ふん み、五分ぐらいやすんでから、こんどは、 からだを外へのりだしてきました。 あたま まえあし ところか、頭と前足、胸の一部はでま ししよう したが、それ以上はむりなようです。ま だあなが小さすぎるのです。あきらめた のか、カミキリムシはからだをひっこめ、 またカリカリとあなをひろげだしました。 おなしようなことを三回くりかえし、 力いめ なかあし 四回目に、中足がぬけでると、あとはか んたん。からだがすーっとでてきました。 ごぜん 午前十一時、あなからでてきたのは、 しよっ、カ / 、 長い触角をもったシロスジカミキリの成 そと 」カし むね なか いちぶ

8. 科学のアルバム カミキリムシ

木にあなをあけるアカゲラ。 さき キツッキ類は先がかぎ状に なった長い舌をもっていま す。舌をあなに深くさしこ み , かぎ状の舌でひっかけ こんちゅうるい なか て , 木の中にすむ昆虫類を ひきだします。 なか ・←舌 チ な る 管 は ば く キ な カ を オ け さ 林虫 た ど し ち カ ま 木きナ ま し ツ ど の の の 幼 は、 て キ ガ し な に ツ の 中旁し 虫 幼 か キ キ リ さ た ん か 虫 で も ム し リ チ の ら に で で 幼当木きお を か オこ ム ン - 虫に そ 食た ま み 寄きナ や る 長 を あ・ 生 た を ワ ひ な・ し き 産え て ク ノヾ ノ き を の チ み 卵え チ っ ガ 目だワ オ あ 敵ー タ 中 す ち よ 管 み ガ ナ で の で す で ま り け タ っ を 力。 ム め・ つ す す す・ な さ ノベ チ ま ら 長 ン ハ か の す い す キ し い す チ て ん て 産え 食た舌 幼 キ る バ 卵え べ を み 木き ど ようちゅうてき よ、っちゅう 32

9. 科学のアルバム カミキリムシ

* シロスジカミキリのからだ まえはね 前羽 まえあし まえ 會前足がついているところが前 むわ 胸 , 中足がついているところ なかむわ が中胸 , 後ろ足がついている むわ ところが後ろ胸です。 産え大 卵あ・頭与まち 長 ・部ふすよ く が を る で 横き 種 で 類 て か 夜や本 と ま み 行ら の 性触 な 角 で 形を 月リん す は 面 ロ 木き垂ま に 直 2 ほ 向む て と はわ 後ろ羽 ・カミキリムシのつめ。 木の皮にくいこむよう に , するどいかぎ状に なっています。 しよっか′、 42

10. 科学のアルバム カミキリムシ

せんらはう ⑤カミキリムシが羽化③線虫が木の中でふえつ①マッノサイセンチュ せんらルう すると , 線虫は気門かづけ , カミキリムシのウがマッノマダラカミ ら成虫の体内にはいる。幼虫が木を食いすすむ。キリに運ばれてくる。 幼虫 ・マッノザイセンチュウと マッノマ・タラカミキリのくらし マッノザイセンチュウは、木の中から、 マッノマダラカミキリの体内へ、そして、 また別のマツの木へと、すみかをかえなが でんせん ら伝染してふえつづけます。両者は、おた たす 力いに助けあいながら子孫をふやしつづけ ます。 せんちゅう きまわります。このとき線虫は、カミキリムシのかんだ きすぐち 傷口から木の中にはいっていき、その中でどんどんふえ よわ て、またたくまにマツを弱らせます。そんなマツをえら んで、またマッノマダラカミキリは、産卵をするのです。 さいきん ひかい なぜ最近になって被害がきゅうにふえてきたのか、い げんいんかんが ろいろな原因が考えられます。その一つに、被害の大き どうろ おお じじっ こうしようちたい ちか をは いマッ林が、道路や工場地帯の近くに多いという事実が 卵き木虫む きおせん 一」、つしよう 産力せ・示 シ , りあります。排気ガスや工場のけむりなど、大気汚染の影 ムきぐ きよう かたら しせん リとも 響が、なんらかの形で自然のバランスをくすし、そのた キたに ひかい カじのめに被害をいっそう大きくしているのかもしれません。 ②かき木 林すき気 ながる ツで元 さ虫 マき木て が」線て ムろま れけ ( 若す、な第、 . 一 さ④ リこ集か、つ キるに めハ害る 力にわ 被すて・・・ ④ぎま のが生れ、 ~ ュ ' 部カと 虫はく チるハ害ぎ 成蚕い ンえひ被っ の線て セみにぎ イく」林っ リよ運サ赤んも心。、、・ ! ム - ノでたツ , . ミつき木 ツ」真っマ 力いの ⑥と「別↓ 羽化 しそん ⑥成 せ、、らルう りようしゃ せ、、らう はやし ばやし なか おお なか さんらん おお