し′ルりよ′、 新緑の森の中をとびまわり、えささがしにいそがしいアカゲラのおす親。クマ ゲラのひなが育っているころ 0 ほかのキツッキたちのひなも育ちます。 ・おや

【「・おや 試のネ ひなを育てる ゲキ ひなかたんしようして十日ぐらいた ~ 、ニ「ク一物す おや る勗まと、クマゲラの親は、日中、巣をるすに おお , 】を = 肉あ することが多くなります。ひなが大きく アきと なったため、たくさんのえさが必要にな 了・さなる ・えうれ てよわってきたからです。 りのそ あさはや おや おこお 0 ー、 朝早くからタぐれまで、親は、なわば 上親ン と、つノ、 地・すテ り内の倒木や古株にすんでいるアリやそ よ、っちゅう よ、っちゅう の幼虫、カミキリムシの幼虫などをさか はんぶんしよう します。そして、一度のみこんで半分消 オの ヾカラ 化したものをひなにあたえます。 にちゃく えさをあたえる回数は、一日約三十回、 ひるま おお あさがた はりま朝方とタ方がとくに多く、昼間は、一 じかん りをと上寸間おきになりま亠 9 きす、は日万 ←ひなにえさをあたえるクマゲラの おや おす親。外部からはどんなえさを あたえているのかわかりませんが , みし : う力、 . つ ひなのふんからはアリの未消イヒ物 おお が多くみつかります。 ちしよう ゅ、つカた ゅ、つ ふるかぶ 力いす、つ につらゆうす ひつよう おお 力し

←卵をあたためにもどっため す ( 左 ) と巣からとびたっ みぎ おす ( 右 ) 。頭部の赤い羽毛 が , 後頭部だけにあるのが ぶぜんた、、 めす , 頭部全体をおおって いるのカぐおすです。 ひたり 15E 30cm—> ← 20 。→ 、つす ひなのたんじよう んじ かんせい たは さんらん 巣が完成する五月中旬、クマゲラは産卵 よな皀 さんらん ・ひが をはしめます。産卵は、朝早くおこない、 ラセ にち 」、つけい 一日に一個すっ、合計で三、四個うみます。 おや こうたい クマゲラの親が、おす、めす交代で卵を よもり ちほ、つ がで け森あたためているころ、森には、南の地方か どり かえ のろら、わたり鳥たちが帰ってきます。 しゅうかん ゼ亠旬 卵をあたためはしめてから約二週間、そ ちか ゾ 6 れまで巣の近くで鳴きあっていたクマゲラ 工る が、すっかり鳴かなくなりました。ひなが かいて 面うまれたのです。外敵のモモンガやタカな しま、つじん どに知られない用心のためでしよう。 ・こうたい ひなが小さい間、日中はおす、めす交代 よる クで巣をまもり、夜はおすが巣にのこります。 だんめんす たまご かっちゅうしゅん につちゅう あさはや みなみ たまご

ぎふけんたしみし 。先一九四三年、岐阜県多治見市に生まれる。 日本大学芸術学部写真学科を卒業。その後、 英 は、つど、つ きむらけい ) くまぎりけいすけ 「高報道写真家木村恵一、熊切圭介の両氏に師事。 げんざい しぜん 現在、フリ ーの写真家として〃人間と自殃 さっえいちゅう ししようゆた との調和一をテー「に、自然界の山ふところ で撮影中その詩情豊かな作品は、多くの人 びとの感動をよび起こしている。 ちよしょ 主な著書に「ライチョウの四季」「ウミネコ のくらし」「エゾリスの森」 ( 共にあかね書房 ) がある。そして現在、「キタキツネ」を撮影中。 現住所北海道旭川市神居町雨紛五号 自宅岐阜県多治見市池田町七の一八一

キツッキのからだ・ キツッキのあけるあな・ 森の一年・ ーもり・ キツッキと森・ 8 キツッキの観察・ 4 あとか・ やましたよしのぶ 構成 / 山下宜信 しど、つさようリよく とうさようたいかくのうかくぶはつかいどうえんしルうリん 指導協力 / 東京大学農学部北海道演習林 ありさわひろし 有澤ロ もり、つ、んよしたか イラスト / 森上義孝 いしづき 石附誠 むかいなかまさ わたなへようじ 渡辺洋一一 よっり ねん かんさっ まこと

キツッキの森 0 科学のアルハム 右高英臣