* 木をつつく鳥 しゅうせい キツッキという名前は、〃木をつつく〃という習生か = ~ 》、一ら「けられて〔ます。事実、キ〉〉キは、お 0 物を「た 、よ氓第みクいながら、くちばしで木をつつき、木の皮の下や物の どにすむ昆虫をさがして食べます。 はんしよく期になると、キツッキは、くちばしで木の 物にかなをはり、あなの中でひなを育てます。また、ク マゲラやアカゲラ、ヤマゲラなどは、くちばしでかれ木 きようしやく れんぞくおん をたたいて、強弱のある連続音をだします。これをドラ やちょう ミングと しいます。ほかの野鳥にくらべて鳴き声の単純 なキツッキは、ドラミングでなわばりせんげんをしたり、 ラ けっこんあいて ふる キツッキは、古くから〃ケラ〃ともよばれてきました。 おと な・かすこのよび名は、ドラミングの音からつけられたもので、 ひのま ち・ほ、つ げんざい 見在でもキツッキをケラツッキとよぶ地方があります。 す内てエ うの このよ、つに、キツッキは、島の中でも木とのまじわり 一よす巣っ の , み ・なとカ がとても深く、森椒ときってもきれない関係にある鳥で ・ひるし もり ねんしゅうおな おお す。その多くは、一年中同じ森でくらしています。 のき ~ 垂 ー大に なか ・こんらゆう とり たんしゅん
′ ) えおと ・鳴き声や音に気をつけよう はんしよく期に , かれ 木をくちばしでたたい てだすドラミングの音。 巣あなほりやえささが しのために , くちばし で木をつつく音。 はんしよく期に えで , おすとめすがよ びあう鳴き声。 ・飛び方 ・とまり方 すいらよく みき キツッキは , 木の幹や枝に , 垂直 にとまることができます。 えさをさがしながら , 木の幹を下から上へと のばり , また , つぎの木にとびうつります。
いを っ きろく この表は、一九七五年から一九八一年までの七年間の記録をもとに作ったものです。 どうぶつ キツッキのくらし ( 絵はクマゲラの一年 ) 森の四季 森にすむほかの動物たち 工ゾシカが、ヤナギの芽を ヤマゲラとオオアカゲラが、森のひえこみがやわらいでくる。 さわ えさのとりあいをしていた。木の上につもったョから、つら食べに沢へおりてきた。 らが下がった。 ニひきのキタキツネが、 オオアカゲラがえさとりにい 朝日にかがやく雪原を」 = そがしく、近づいてもにげよ 土っていく。 、つレ」ーし - ない キタキツネが、雪をか アカゲラのおすどうしが、こ きわけて巣あなほりを ) 一一 せりあいをしている。 している。 工ゾフクロウに出、つ。 ヤマゲラのドラミングの音が とうみん 森中にひびきわたる。 シマリスが夂、眠からさめ、日なたばっ こをしている。 コゲラの巣あなほりはじまる。 カワセミが巣作りをはじめる。 ( 尹・・。〔 . アカゲラが巣をつくりあげた であ キタキツネの子に初めて出会う。 三その日のうちに、モモンガに 巣をうはわれた。 カッコウの初音をきく。 とおで アカゲラのひな生まれる。 キタキツネの子が、巣から遠出をする。 すだ コゲラ巣立つ。だが、一羽の 工ゾリスが巣立つ。 くさ ひなは飛べないで草むらにお キタキツネの子が一びき死んでいるの ・三をマちる。親はやってこない。 に出会う。 カ月 アカゲラが大雨の中を巣立っ クロッグミ、アカショウビンの鳴き声 が・森にこだましてい′、。 ・おや そだ めす親のいないおす親だけに モズの巣の中で、カッコウのひなが育 っ育てられたアカゲラのひなニ すだ 羽が、やっと巣立つ。 冖月 冖月 の 年 ひょう おおあめなか ・おや ねん 日・甲はあたたかくなり、 市ョどけがすすむ。 フクジュソウがさく。 ヒメギフチョウが飛びかう。 ュウキンカがさく。 カタクリの花がさく。 コプシの花がさく。 タンポポの花が開く。 スズランの花がさく。 工ゾハルセミが鳴きはじめる ーし第ルリよく 森はすっかり新緑につつまれる。 クロュリの花がさく。 あめなか 雨の中、カタッムリがイタドリ うえやす の葉の上で休んでいた。 クワガタムシが姿をあらわす。 ねん すがた ねんかん