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検索対象: 科学のアルバム ギフチョウ
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1. 科学のアルバム ギフチョウ

不斗学のア丿レノヾム 92 ギフチョウ 0 著者 あおやまい ) んぞう 青山潤三 ロ発行者 岡本雅晴 0 印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ 0 製本 中央精版印刷株式会社 0 発行所 株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 3263 ) 0641 ( 代 ) 1991 年 2 月発行 N D C 486 青山潤三 ギフチョウ あかね書房 1 9 9 1 著者との契約により検印なし ◎ 1987 J. Aoyama, printed in Japan I S B N 4 - 2 5 1 ー 0 5 5 9 2 - 2 54P 23X19Cm ( 科学のアルバム 92 ) ■表紙写真 農家の庭先にさくモモの花にきたギフチョウ。 0 裏表紙写真 ② ④ ① ⑥⑦ ①キ、フチョウの交尾。 ③ ⑤ ②ギフチョウの成虫がすきなシハイスミレ。 ③カンアオイの葉を食べるギフチョウの 1 齢幼虫。 ④ヒメカンアオイにうみつけられたギフチョウの 卵。右はうんだは、かリ、左は数日まえのもの。 ⑤キ、フチョウがさなぎになる瞬間。 ⑥落ち葉にかくれたヒメカンアオイに産卵をする ギフチョウ。 ⑦ギフチョウのすむ環境。 置扉写真 カタクリの花にきたギフチョウ。 ・目次写真 カンアオイの葉を食べるキ・フチョウの 1 齢幼虫。

2. 科学のアルバム ギフチョウ

一九四八年、神戸市に生まれる 一九六五年、甲南笋園中部業。 な一 ~ 「三 し ) 」と しよっきよう 一九六七年、美術の仕事をめざして上京。 青 一九七五年、子どものころからすきだった 0 」第、生物の世界の研究に転進。身近な生物をその ままので明するために、昆虫や植物の生 たいしやしん しぜんかんけい 態写真を撮りはじめる。以来、自然関係の書 せきざっし ろんぶん 籍や雑誌に、論文や写真を発表し続けている。 目下、日本にすむ生物の系統と分布の題 や、自然と人間のかかノ つりをテーマに研究中。 ちよしょ 著書に「日本のチョウ」 ( 小学館・共著 ) 「屋久島の花」 ( 文化出版局 ) がある。 連絡先神戸市垂水区塩屋町六ー二ー やくしま はっぴょう

3. 科学のアルバム ギフチョウ

・敵が近づくと , 頭からくさいにおいのす る角をだしておどかします。写真は 3 齢 ようらゆう ようら物う ・幼虫をねらうクロヤマアリ。でも , 幼虫 か集団でいるせいでしようか , とうとう なにもしないで , いってしまいました 會ギフチョウ ( 上 ) とヒメギフチョウ の 5 齢幼虫の比較。ギフチョウは 黒一色ですが , ヒメギフチョウは , ふしのあいだが白く , 横一列に黄 色いもんかあります。 ノー、一ようらはう ←ギフチョウの 1 齢幼虫と 5 齢幼虫。 1 びきの幼虫がさなぎになるまで , . 一カンアオイの葉を約 5 枚食べます。

4. 科学のアルバム ギフチョウ

* もくじ さとやま 春の里山・ 2 はなみつ 花の蜜をもとめて・ 6 おすとめすの出会い・ 8 すがた だんだらもようと、見えにくい姿・ さんらんはしょ 4 ・ 産卵場所をもとめて・ ギフチョウの産卵・ みどリいろ しんしゅ 緑色の真珠・四 早春のチョウたち・ もうひとつの「春の女神」・ ヒメギフチョウの産卵・ カ 、レし . 7 ′ どんどん食べて、どんどん大きく・ さなぎになる・ 夏から秋へ・ いろいろな夂、こし・ めざめのとき なっ そうしゅん 4 はる さんらん 羽っ 化ヵ 36 38 めかみ おお イラスト すきもとけい / 杉本啓子 わたなへようし 渡辺洋二 あおやましゅんぞう 青山潤三 しやしんていきどっ 写真提供 / おくやまひさし ( ページ①②⑨ みき 平乢社アニマ ( 4 へ - んしゅうきようリよく 編集協力 / 後藤友子 ギフチョウは、アゲハチョウのなかま・ きようだい ギフチョウの兄弟たち・ 4 ギフチョウとカンアオイ・ かんさよう ギフチョウのすむ環境・ キフチョウの一年・ あゆ 人間とともに歩んできたギフチョウ・ うしなわれつつある「春」・ 4 あとか去」・ 、、いまんしゃ ) 一レ」、つとも一」

5. 科学のアルバム ギフチョウ

0 ギフチョウの幼虫の代表的な食草 かんさいちはう ①ランヨウアオイ。中部地方や関西地方で主要な食 かんとうち 草になっているヒメカンアオイにかわって , 関東地 しゅよう 方などでの主要な食草。冬でも常緑です。 ②コシノカンアオイ。北日本での主要な食草。花が 大きく , 花のさく時期や新しい葉がでる時期もおそ いのがとくちょう。冬でも常緑です。 ③ウス / ヾサイシン。ヒメギフチョウの食草ですが , 北国や寒い地方ではギフチョウの幼虫も食べます。 写真の卩はヒメギフチョウのもの。 ようらう し一くそう たいひょうてき らはう しゅよう し一くそう ようら第、 イシンと、ごく近いなかまのオクエゾサイシ ンがはとんどです。ところが、ギフチョウは、 もっともすきなヒメカンアオイのほかにも、 さまざまな種類のカンアオイを食べます。 ちいき でも、それぞれの地域ごとに、ギフチョウ の幼虫のすきなカンアオイはきまっています。 ちは、つ ほかの地方のカンアオイをあたえても、なか なか食べなかったり、食べても成長がわるい ことがあるのは、とてもふしぎです。 よ、っち 2 う まんわん 1 万年かかってわずか 1 km の移動 カンアオイの花は , 地面近くでさくじみな花です。 そのため , チョウやハチはほとんどやってきません。 花粉をはこぶのは , ャスデやナメクジのようです。 できたたねは , アリがはこぶこともあるようです が , たいていは花のすぐそばにおちます。そのため , 分布をひろげるのには , とても時問がかかります。 けいさん まんわん ある学者の計算では , 1 km 移動するのに 1 万年もか かるそうです。 そんな植物を食簟にえらんで運命をともにしてい るギフチョウですから , どんどん子孫をふやしたり , 分布をひろげたりできるわけではありません。 がくしや せいらよう △たねをはこぶアリ。