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検索対象: 科学のアルバム クモのひみつ
19件見つかりました。

1. 科学のアルバム クモのひみつ

キムラグモやトタテグモは、土の中で生 あし うわ ~ 一絵、活するクモです。大きな上あごと足で、ト ンネルをほって巣をつくります いりぐち いとっち ・】 , 室さ ( 巣の入口は、糸に土をつけたとびらでふ じめん ・二をたをします。地面ににせたとびらは、トン よる なか じめんあるむし よ、多【【をシとびらのかげから、地面を歩く虫を、まち ちちゅうせいかっ 地中生活するクモの武器は、するどいき どくえきしようか ッ誕ばです。えものにとびかか「て、毒液 ( 消化 ( をえき 第、 ~ 0 ( 第液 ) を注射します。えものをとるのに、糸は くべっ まわりの地面と区別がっかない、キムつかいません。糸は、トンネルのかべをお ラグモの巣。でつるしたとびらの下 に、キムラグモの巣あながある。 おったり、卵をつつむときだけつかいます 地中生活をするクモ かっ ちゅうしゃ たまご おお たまご ふき っち なかせい

2. 科学のアルバム クモのひみつ

みす ある 水の上を歩いて、えもののイトトンポをは ぬま みすべ こぶキクズキコモリグモ。池や沼の水辺に しろいろなこん虫たちがあつまる。 たまご 卵をつつんだふくろをおしりにつけたまま すいちゅう 水中ににげこむキクズキコモリグモ。水中 でも幺をひいてにげる。 うえ ちゅう すいちゅう あみ じめんある 網をはらないクモには、地面を歩きまわ って虫をとるなかまかいます。ハシリグモ 「 : やコモリグモとよばれるクモたちです。 じめんある 地面を歩くクモは、木のばりはにがてで みすうえある すが、足をひろげて水の上を歩くことがで みすくさ きます。コモリグモをおどかすと、水草を みすなか ったわって水の中ににげこみます。 ちじようむしみずべ えものも、地上の虫や水辺にあつまる虫 むし 一のほかに、水面におちた虫もねら〔ます。 みすうえ シリグモは、水の上から、オタマジャク シまでねらいます。 あき クモのなかまは、春から秋まで、糸とき どくえき ぶき ばと毒液を武器に、いろいろな場所で、虫 をまちぶせしています。 むし あし すいめん はる むし むし

3. 科学のアルバム クモのひみつ

あたま 糸をつたわって歩くオニグモ。頭の下 ( 円内 ) にするどいきばがかくされている。クモは、 うわ きばのある上あ「 ) と、毛のある下あごで、え ものをくわえてはこんだり、くたいたりする あみ ←網にかかったオオセンチコガネを、糸でまい たあと、きばをつきたてておそうオニグモ。 ある した した、んんない どくえき きばと毒液 クモのもうひとつの武器は、上あごの どくえき するどいきばと、きばからでる毒液です。 にんげん 一カし どくえき 人間にはたいして害にならない毒液も、 ふき こん虫をたおす強力な武器です。糸のふ くろのなかで、うごいていたえものも、 どくえき クモがきばをつきさして毒液を注射する と、たちまちうごかなくなります くち クモは、えさをかんでたべません。ロ どくえき しようか、やノ、 からでる毒液が消化液の役めもして、え ものをとかします。ポンフのよ、つな胃が、 とけたしるを口からすいこみます。あと しようか、ん、 には、消化液にとけないこん虫たちの、 そとがわ カたいからだの外側だけかのこります ちゅう くち きようりよく ぶき ちゅう ちゅうしゃ うわ

4. 科学のアルバム クモのひみつ

第、ぐ町 きんいろひか あみ 糸が金色に光るジョロウグモの網。円 あみ りようめん 網の両面に、できそこなったよ、つな網 をつくり、三重の網をはる。 ちか ←網にかかったキリギリスに近づく、コ あし ガネグモ。足にったわる糸のしん動で、 むし 虫のかかった位置や方向をしる。 しゅう どう 空中のまちぶせ 夏の野原で、ジャンプしたキリギリスが クモの巣にかかりました。コガネグモかは まるあみ った、大きな円網です。 ほそい糸か、キリギリスの足にからみま す・、フごけば、つごくほど、ねばる糸かくっ / 、、っちゅう あみ つきます。空中で、網がはげしくゆれます。 網のまんなかで、しっとしていたクモが、 すばやく向きをかえました。糸のしん動が、 えもののかかったことをしらせます。ゆれ あみ ちか る網をつたわって、クモが近づきます。 はる あき 春から秋まで、いろいろなこん虫が、野 あみ の上をとびまわります。網をは「たクモ く、っちゅう が、空中でまちぶせます。 は なっ うえ おお のはら あし ちゅう どう

5. 科学のアルバム クモのひみつ

やくおくねんまえ とおせんぞ クモの遠い先祖は、約五億年前に、海で生活していた ←ムチサソリ。 ウミサソリのなかまか さんようちゅう ら、陸にあがって化したクモの三葉虫のなかまです。このなかまから、ながい年月をか しんか せきで、サソリに近いなかま けて、カプトガニやウミサソリのなかまが進化しました。 そして、ウミサソリのなかまから、陸にあがって進化し たものが、サソリやクモのなかまだと考えられています。 ちそう じだい やくおくねんまえ せきたんき 約三億年前の、石炭紀とよばれる時代の地層からは、 かせき かたち 】・今のクモと、あまり形がかわらないクモの化石がみつか ふし っています。でも、キムラグモのように、まだ腹部に節 ふし さんよ、っちゅうじだい げんしてき のある原始的なクモです。節は三葉虫時代のなごりです。 げんしてき じめん せきたんき 石炭紀のクモは、地面を走るゴキプリなどの、原始的 せきたんき 》 ) なこん虫をえさにしていたのかもしれません。石炭紀は、 ちゅう べっしんか さんようちゅう 三葉虫のなかまから、クモとは別に進化したこん虫たち じだい が、陸にあがって、繁栄しはしめた時代です。 0 クモの先祖とそのなかま * クモの先祖 ちか ちゅう せんぞ さんようらう はんえい カプトガニ うみせいかっ ねんげつ

6. 科学のアルバム クモのひみつ

ノ、き ニカメイガは、幼虫がイネの茎をたべる小型の のうか 力いらゆう ガです。農家の人を苦しめてきた、害虫です。で は多 のうやく をがも、今では農薬の使用で、すいぶんへりました。 網モ のうやく ところが、農薬をつかいだしてから、ふえたこ くち 田らん虫がいます。針のような口で、イネのしるをす 水と のうやく 、つ、ヨコバイやウンカです。農薬も、あまりきき モの びようき くちでんせん グも ません。ィネの病気を、針のロで伝染させてまわ コてるほどふ、疋てし士 6 いまー ) た。 のうぎようしけんしよう すいでん 多わ農業試験場には、農薬をまかない水田がありま す。そこには、なぜかョコ、ハイが大発生しません。 れ水楚 しらべてみると、クモがたくさんいました。クモ が走りまわって、ヨコバイやウンカをとらえてい たのです。もうひとつわかったことは、クモがと のうやくよわ 、一ーしことてした ネ。ても農薬こ、 のうやく ョコ、ハイかふえたのは、農薬をまくと、いちば 螢コ さき ん先にクモが死ぬからです。天敵のいなくなった 薬ロ のうやくつよ う農グす〔でん 水田で、農薬に強いョコバイは、たべられすに、 * こん虫の天敵、クモの活やく てんてき かっ カ ' 、、ちルう すいでん ちゅう ひと よ、っちゅう くる のうやく てんてき だいはっせい

7. 科学のアルバム クモのひみつ

V フクロウグモの巣 ふつ、つクモには、・目由に、つごノ \ らる なんびやっぽん ろま いはかあります。このいばに、何百本もの くを ご日 . ねんえき ぎであ 毛のような管があり、そこから粘液をだ つは ねんえき ん月 . くつ、つ します。粘液が空気にふれると糸になり をの おな む . ら四 - のの ます。強さは、同しふとさのナイロン糸。料第ー豊 っ素る もつる と、そうかわりません。クモは、この糸の一一 ~ い〕 , / 、》一 , 、 - た・おちゃ ごモをす 6 ら . をたくみにつかって生活しています。 や産まク , を たのうめ 1 . ーーん日」 休る 0 どの發 かきか にのる にモ糸せ にくす巣ク。ら 網近 , ると糸し が , をいるで のりとてせ動 もたこれらん えったくしし たんめん ・クモのからだの断面と 糸を出すしくみ * 糸ど網のひみつ つよ どくせん め目 あみ せいかっ 糸疣 いとせん 糸腺 ねんえき ( 糸になる粘液をつくるところ ) きば 0 流し糸 し心っ : まっ くうらルうりよこう 子グモが空中旅行に出発するときに いと 流す糸。かるい糸は風にとばされ , ちい 子グモや小さなクモをはこぶ。 やく いと 0 命づなの役めをする糸 クモが歩きまわるとき引いている糸。 しおり糸とよばれ , 高いえだからお いのら りるときは , 命づなの役めをする。 じゅしんし 0 受信糸 ( 矢節 ) きルうそく いと いのら いと しゅしんし △ヒラタグモの受信糸

8. 科学のアルバム クモのひみつ

らゆう 0 クモとこん虫のちがい ー触角 頭 胸 部 0 からだの区分 むわ 鱶・胸・腹の 3 つの 部分にわかれる。 ふし ・からだの節 胸にも履にもがあ ・足の数 3 対 ( 6 本 ) ある。 はわ ・羽 ふつう 2 対 ( 4 枚 ) ある。 いと ・糸をだす突起 くち ない。幼虫で口から いと 糸をだすものはある。 あみ ・網をはるクモのつめ ( オニグモ ) いと 網の糸にひっかけて歩く。 つめは 3 本。 しよくし ←触肢 レつきょづぶ とうぶきようぶ はん ーまわ あみ ・網をはらないクモのつめ ( ハエトリグモ ) くクモ > むわ 頭と胸のさかいがな く , 頭胸部と腹部に わかれる。 節がない ん くぶん 第三脚 ひょうめん 葉の表面によくつく毛。 つめは 2 本。 つめ はん きやく はん 4 対 ( 8 本 ) ある。 第四脚 まったくない。 とっき ようちう ふつう腹部のはしに れいカ ' い 3 対あり , 例外なし いと にどのクモも糸をだす。 個眼 糸疣 糸をだすいば 触肢上あこ 大あこ 触角 しよっかく 0 触角 かならす一対ある。 はいれつ め クモの目の配列 クモはふつう 8 個の個眼をも っているが , クモの種類によ がん って個眼の数や配列 , 大きさ これを手がかりに カくちカくう しゆるい クモの種類がわかる。 ない。かわりに触肢 がある。 め ・ 0 目 」、く力、ん 複眼が 2 個と , ふつ がん う個眼が 3 個ある。 がん 個眼がふつう 8 個あ ふくがん る。複眼はない。 ジグモ

9. 科学のアルバム クモのひみつ

口かわった網をはるクモ いとすうはんあみ 0 糸が数本の網 いと マネキグモの網は , 数本の糸を引いたかんたんなもの。 足で糸をたぐって , えものがかかったかをしらべる。マ いと ツ葉のようなほそいからだは , 糸とみわけがつきにくい。 あみ 0 網でテントをはるクモ ハグモは , 葉っぱの表面 に , 日よけのようなテン あみした トの網をはって , 網の下 にひそんでいる。 あみ 0 網 すうはん いと あみさし、りよう えものをとらえる網の材料は , ねばる いと ねんえき 粘液のついた糸や , さまざまなふとさ いと いと の糸。網をはる足場もほそい糸。 0 えものをつつむ糸 あしは いと く糸をまくコガネグモ ひょうめん 空気 すいらゆうあみ 0 水中に網をはる ミズグモ みずなか ミズグモは , 水の中にド かたあみ ーム型の網をはり , 空気 せい をはこんで , その中で生 活する。日本でいままで に , 3 回発見されている。 網にかかったえものを , ぐるぐるまき にしてうごけなくするためにつかう糸。 0 糸をとめる糸 クモは , 命づなのしお り糸を , 葉やえだにた いと 命づな 糸をつ くさんの糸でとめてか の糸 ける糸 ら , 歩きまわったり , えだからおりたりする。 じふんあみ まるあみ 0 円網をはるクモが自分の網にねばり つかないわけ。 よこいと うえある ①ねばりつく横糸の上を歩かす , ねばり いと あしはいと ある つかないたて糸や足場糸の上を歩く。 あよら ②足やからだに油のような物質が分泌し ていて , それがくつつくのをふせぐ。 いと につ : ーん かいは -1 けん いのら さんかくあみ 0 オオギグモの三角網 さんかくけいあみ オオギグモは , 空中に三角形の網をはる。えもの よこいと いと がかかると糸をゆすって , 横糸にねばりつかせる。 いと