こ卩 たんしよう 0 子グモの誕生 たんじよう たんしよう 子グモの誕生は、種によってちがいます。秋に誕生するものも、 たんしよう なか ふゅ 卵のうの中で、冬をすごすものもいます。誕生した子グモは、四 5 しゅうだんせいかっ こち 五印は、母グモといっしよか、子グモの集団生活をします。 ふゅ 0 冬のクモ おお 多くのクモが、木の皮の下や、かれ葉 ふゆさむ した の下で、じっと冬の寒さにたえています。 あたたかい日には、はいだしたり、 ひこ、つ あき 行するクモもいます。秋おそくに飛行す はる いとゆき・ る子グモの糸は雪むかえ、春はやくに飛 いとゆき・ 律する糸は雪おくりとよばれています。 しゆる、 あき かわした らん 會卵のうの中のコモリグモの子。

そら 空とぶクモのゆき先は、風しだい。 どこにつくか、わかりません。 のはら 虫がとひまわる、花さく野原に。 り鳥がえさをさかす、森のおくに。 風が、クモをはこびます。 むし かぜ ことり さき ↓つり かぜ ・空中行がおわり , 嶄しい場所で , 新し せいカ′つ い生活をはじめる , ジョロウグモの幼生。

際第 3 イ 一本にみえるクモの糸も、 何百本ものほそい糸のあっ ばにある毛のよ、つ にほそい目から糸がでる いとさ , んかくしるし おうふく ①最初の糸 ( 三角印 ) を往復して、 糸をはり、ふとく強くする。 ・網をはるオニグモ なんびやっぽん あみ 糸と網 あみ オニグモが網をはるのは、夕方になって ひる ことり からです。昼まは、小鳥にみつからないよ 、フに、できるだけしっとしています さき さき のき先やえだ先で、おしりをもちあげた ノ、、っちゅう かざむ クモが、風向きをしらべて、空中に糸をだし かせ ます。糸が風にながされます。長くのびた あみ 糸がはなれたえだにからみつきました。網 そと しと ばん の外わくになる、糸の一本かかかりました。 それからは、驪をひいてクモが走りまわります。ふと しゅん さや生質のちかう糸を、順につかって、網をはります。 く、っちゅうさぎよう いのち あしば クモは、空中作業の命づなや足場にも、おしりのいば からでる糸をつかいます。 あみほねぐ ②網の骨組みになるたて糸を、 頂に一かけ一 ( い / 、。 せいしつ ③骨組みができると、足場に する横幺を、つずまきにはる。 ゅうかた なか

れた ひょうめん し糸び ヒラタグモは、木のみきの表面や家のか 受が しろ がモべに巣をつくります。白いまくのような巣 イグ なんばん コラです。巣からほそい糸が何本もでています。 ョヒ オら オか虫か糸にふれると、クモがとびだしてき ロす巣 じゅしんし えものがき グ。 , ます。この糸を受信糸といし 要ト、 - 気を ~ 髜いトい一。トをしーい、、ー會たことを、クモにしらせるのてす・ ツリガネヒメグモは、がけの岩のすきま むし すな で、虫をまちぶせます。かくれ場所は、少 カオ わっぷを糸でかがったつりがね型の巣です。 糸に虫がかかると、でてきます。 むし 虫かもぐりこみそうなすきまや物かげに ます巣 小さなクモや、かわった網をはるクモ のり のと もめ か、こん虫のくるのをまちぶせしています。 えら はし いと かわったクモの巣 むし むし ちゅう もの

クモのからだ 第一脚 とうきよう」 : ・オニグモの頭胸部 第ニ脚 * からだのつくりどしくみ とうきようぶ 本・ーーーーー頭胸部 きば カーん 個眼 うわ 上あこ 触肢 クモのおすとめすのみわけかた めす ( オニグモ ) めすの腹部には , 濃 い褐色にみえるくば やしるし み ( 矢印 ) がある。 さき しよくし さき 触肢の先がほ 触肢の先がふ くれている。 0 0 0 0 0 0 ハエトリグモ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 44 ササグモ コモリグモ カニグモ コガネグモ

、 ) うび あき ちか 0 交尾の時期が近い、秋のジョロウグモのおすとめす。クモはめすの ぶじこうび さんらん ほうが大きい。無事交尾をおえると、めすの産卵がはじまる。 おお たまこ あき 秋になると、ジョロウグモやナガコガネグモが、卵を うみます。 卵をうんだあとは、卵のかたまりを、糸でつつみます。 かわ 驪で、皮のようにしようぶな、ふくろにしあげるのです。 ふくろの中の卵は、やわらかな糸につつまれて、野原 ふゅ の冬をすごします。 卵のふくろ ( 卵のう ) たまご なか たまご たまご たまご のはら

く、っちゅう 空中でまちぶせるクモは、めだちます。 商からも、えものからもめだたないよ、つに、 」しっとかくれてまちふせます ェックスじがた のモ 帯グうすまきや字型のもようがついた、ク ( れネ あみちゅうおう たくさん くガモの巣があります。網の中央に、 、・かコ しろおび おび の糸でできた白い帯で、くれ帯といし おび れる す。帯のうらに、クモかかくれています かて おびェックスじ うすまきは、ウズグモのかくれ帯、 >< 字 アイじかたおび ネにや—字型の帯は、コガネグモのものです。 ガち あみ たべかすや網にかか るめコミグモのよ、つに、 にモたごみをつけて、かくれるものもいます 側ク ノ、、っちゅう まるあみ うがでも、空中に円網をはってまちぶせるク の糸 網や モは、クモのなかのほんの一部です。 うえ おび かくれ帯

きろく すいでん 水田のクモの記録 すいてん 水田のクモの数 ( 多いときで ) ー平方メートルで , 約 60 ~ 田 0 びき ー株あたり , 4 ~ 6 びきぐらい がいちルう たいじ ロ害虫を退治するクモのなかま ・アシダカグモ へ、、ほう いえ クモが 1 日にとったウンカ , ョコバイ おお の数 ( 多いときで ) ー平方メートルで約 0 ~ 230 びき アシダカグモは家のなかにす み , ゴキプリをつかまえる。 へいほう ・ハエトリグモ 、イ しゆるい すいでんおお 水田に多いクモの種類 しゆるい すいでん 水田には , 約 36 種類のクモがすん でいる。なかでもコモリグモの種 類が多い。数が多いのは , セスジ アカムネグモ。 人 糸 ど か、 た が で に 農役 ふ 農ん 日ん よ 薬 疋 薬 ! に 野や そ ど 」ムだ 客 : 菜ミ る を っ し る も ん 原え の 空 5 ま て に て ふ 中 : な 因 ゅカゝ し ) ら 虫飛ひ な る ど に か る な を 行 れ も か い い の 水こも 退伝 で ほ な い か で た す 冫台じ 田えわ ど ど る か わ で ぉ ろ と よ る ふ り た い 種 畑 か た ま し カゞ ′つ 類をに て 生い も た ち と ク は き の れ い ん モ 生 た ま で か で の 活弯 農 い な わ 薬 り て す ま 害 ( , ク モ そ は し 虫 モ いえ ハエトリグモは家のなかにす ある み , かべや天じようを歩きま わって , / 、工をとらえる。 てん ・ササグモ スギタマ / ヾ工など , カ、らルうた、、じ スギの害虫退治にサ サグモをスギ林には なして大成こうをお さめた。 ・どんなクモが , どんな虫を たいじ 退治するかしらべてみよう。 どんなクモが , どんな虫をどれくらいとらえ カ癶、らうたいし ているか , よくしられていない。害虫退治に クモを利用するために , しらべてみよう。 だ、、せい むし { 、ちゅう

岩のすきまにぶらさがった , ツリガネヒメグモの巣 いと つりがねの巣の下に , ほそい糸がめぐらしてある。 すな ちい たんめん ←ツリガネヒメグモの巣の断面。小さな砂つぶが , 糸 ちい リの / 」、さなクモ。 でかがってある。体長 2 ~ 3 いわ いと た、、らよう

・子グモの誕生 ははおや らん ←母親のつくった卵のうをやぶって誕生したオニグモの なかまの子グモたちは , 協して糸をだしあい , ひと あみ なか つの網をはる。その中で子グモたちは , ポールのよう にかたまってくらす。きゅうに風がふいたり , おどろ しゅうだんせいカ、つ くと , ばっとちらばる。子グモたちの集団生活は , ひ のはら ろい野原に , ーびきずつわかれていく日までつづく。 ははおや たんしよう ・ササグモの母親は , 子グモが誕生するまで , 茆のふく ろをまもりつづける。をまもるクモは , 指でさわっ たんしよう ても , じっとしてうごかない。子グモが誕生すると母 おややく しゅうだんせい力 ) 親の役めもおわり , 子グモの集団生活がはじまる。 たんしよう たんじよう いと はは