スジクワガタ - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム クワガタムシ
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1. 科学のアルバム クワガタムシ

/ い 會アカアシクワガタおすの体長は 2 . 7 ~ 4 . 20m 。めすは 2 . 4 ~ 3 . 2 。 たいら : う 會ミヤマクワガタおすの体長は 4 . 3 ~ 7 . 2 2 ~ 2 . 8cm 体長はに 6 ~ 4 . 5 ←コクワガタ 。めすは 3 . 2 ~ 3 . 9am 。 たいら一う めすは おす ( 左 ) の ひたり ' ′ツい・ ~ : 、ミ・スジクワガタおすの体長 はに 8 ~ 30m 。めすはに 4 ~ 2 ←ヒラタクワガタおすの 体長は 3 . 9 ~ 6 コ。め すは 2 . 5 ~ 3 . 4cm たいらよう

2. 科学のアルバム クワガタムシ

・ミヤマクワガタ うち力、わ あごの内側に 4 ~ 5 本 とうはく の歯があります。東北 , 北 力、いどうらはう 海道地方のものをのぞくと , ねもとの方にある歯がいち ばん大きい。 頭の上には , 耳のような 突起があります。 ・ノコギリクワガタ 大きなからだのものは , 約 6 本の歯があり , まんな は かの歯がいちは、ん大きい。 ちい / 」、さなからだのものは , ちい すべて歯が小さく , のこぎ りの歯のようにこまかくな らんでいます。 ほん は ・コクワガタ あごがややほそながく , うらカ、わ 内側にかたむいていて , ま は・んは んなかに一本歯があります。 大きいからだのものには は・人は 先にもう一本歯があり , 小 さいからだのものは , まん なかの歯がきえてしまって いることがあります。 ・オオクワガタ 歯の数は一本。小さい歯 はついていません。 歯は大きなからだのもの は , あごのまんなかより先 の方に , / 」、さいからだのも のは , あごのまんなかより 後ろの方についています。 は・ん は おお は ・ヒラタクワガタ あごは先の方でつよく内 カッっ 側にまがっています。ねも との方に大きな歯が一本あ り , この歯からあごの先ま こまかい歯がならんで で , / トさいからだのも います。 は このこまかい歯はき のは , えています。 うち さき ・スジクワガタ 歯はあごのまんなかあた ちい りに 2 本あります。小さい この歯が からだのものは , くつついて一本にみえます。 大きいからだのものは , さき あごの先の方にも , もう一 は・んちい 本小さな歯があります。 ・ネプトクワガタ あごの先がまんなかあた りからきゅうにほそくなっ ています。 歯はねもとの下の方から 一本はえています。大きな この歯の からだのものは , まえ 首なに , -E の方からもう一本 歯がはえています。 ・アカアシクワガタ 歯はあごのまんなかより さき 先の方にあります。大きな からだのものは , 歯の数が はんめ 3 本で , 先から 3 番目の歯 おお が大きい 月、さいからだの ものは 3 本の歯がくつつい て , 一本か 2 本にみえます。 は おお

3. 科学のアルバム クワガタムシ

0 おどかしのしせいをとるミヤマクワガタ まえあし むね のおす。前足をふんばり , 胸をそりあげ るしせいは , おこったり , あいてをおど かすときにする , ミヤマクワガタどくと くのしせいです。 、い ←はげしくたたかうミヤマクワガタのおす どうし。くらしにはほとんどやくにたた おお ない大あごが , たたかいの武器になりま むね す。はやくあいての胸をはさみこんだ方 が有利になります。 ゆうり ( 、 - おすどうしのたたかい せつかくめすにであったというのに、べっ なのおすがしやまにはいることかあります。ど ちらも胸をそりあげ、大あごを上につきあげ て、おどかしのしせいをとります。 おどかしのしせいだけで、にげだすものも います。でも、それだけではなかなかゆすろ うとしないものもいます そうなったら、どちらもまけてはいられま せん。一びきのめすをめぐって、おすどうし のはげしいけんかかはしまります・ ときには、どちらかかしかみついている ちしよう 木から、あいてのからだをはがして、地上に ころげおちるまでつつくことがあります むね おお うえ 0

4. 科学のアルバム クワガタムシ

不斗学のアノレ / ヾム 59 クワガタムシ ■構成・文 はやしのどか 林長閑 ■発行者 岡本雅晴 ■印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ■発行所 株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) 1990 年 9 月発行 N D C 486 クワガタムシ あかわ書房 1 9 9 0 林長閑構成・文 62P 23X19Cm ( 科学のアルバム 59 ) ◎ 1978 8340 ーに 9 ー 0027 Printed in Japan 著者との契約によリ検印なし ■表紙写真 ミヤマクワガタのおすとおすのあらそい ■裏表紙写真 ①② ④ ⑤ ③ ①木にのは、るノコギリクワがタ ②とびたったノコギリクワガタ ③大きなあごをかまえるノコギリクワがタ ④ミヤマクワカ、、タのさなぎ ⑤ミヤマクワガタの幼虫 ■扉写真 ノコキ、リクワがタ ■目次写真 ノコキ、リクワがタのおすとおすのあらそい

5. 科学のアルバム クワガタムシ

しゆえき じゅえき 樹液をすうノコギリクワガタ。樹液に は葉でつくられた養分が , たつぶりと ふくまれています。クワガタムシは , カつどう じゅえき その樹液をなめて , 活動するときの工 ネルギーにしています。 ←ノコギリクワガタの舌。毛のたばが , 根もとから 2 つにわかれています。毛 じゅえき に樹液をたつぶりふくませてから , す いあげます。 しゅ、えき 樹液をもとめて じゅ、えき 樹液がでている木をみつけると、クワガタ ムシは、か、らだごとふつかるよ、つにして、ク ヌギの木のみきにだきっきます。 しよ、っちゅうじだい クワガタムシの食べ物は、幼虫時代とはち かいます。くち木にかわって、木がきすをふ じゅ、ん医」 ぐち せぐために、きす口からながしだす樹液が、 クワガタムシの食べ物です。 ド ) ゅ、たき 夏は、クヌギの木に樹液がたっふりある季 さき せつ 節です。クワガタムシの舌は、ふで先のよう な毛のたばでできています。クワガタムシは、 じゅえき そこに樹液をたつぶりひたし、すいとるよう にしてのみこみます。 なっ もの もの した

6. 科学のアルバム クワガタムシ

・後ろ羽のおりたたみかた * クワガタムシのからだ 會山に , におって , 羽のはば ーまね おお をせまくしてから , さらに大 きく 2 つにおりたたみます。 クワガタム、ン ( おす ) の頭のはばは、胸のは きょだい 。ばとおなしくらいあります。巨大なあごをさ すす おま のりさ、たるために、もとかがっしりとしていなけ タか ガわればならないのです。 あごの中は空どうです。だから、 たきさの わりにはとてもかるくできているわけです。 はね ・後ろ羽は、 ふだんいくつにもおりたたまれ らき まえばねした ( かって、かたい前羽の下にかくされています。 の矼足 クワガタムシのからだを、くわしくしらべ 腹や てみましよう。 ソい : 、沁 . ハい、 . レ .. は - ね 後ろ羽 あたま

7. 科学のアルバム クワガタムシ

メを一 會羽化したまま , 木の中にうすくまり , ふゆ 冬をこすコクワガタの成虫 ( おす ) せ、、らはう ふきのクヌギ林のどこかで 葉がおちて、まるばうすになったクヌギ はやし の林を、こからしかふきぬけます。 でも、クワガタムシは、このクヌギ林の ようちゅうせいちゅう どこかで、生きています。幼虫や成虫のす がたで生きています。 はやし ばやし 會クワガタムシのすむ林をふぶきがおそいます。 ふゆ 冬のあいだ これらの木ぎは葉をおとして , せいちょう 成長をやすめてねむります。 ←①ふ化したばかりのクワガタムシの一令幼虫。 夏にうみつけられたたまごからうまれました。 なか ねんめ ②くち木の中で 2 年目をむかえるニ令幼虫。 くち木にふくまれている水分や , 外の気温に よって , 幼虫の成長のはやさがちがいます。 しルうれいようらう らいねんなっ ③クワガタムシの終令幼虫。来年の夏には羽 化することでしよう。 れいようらルう れいようちゅう きおん すいふん ようら墻う せいちょう ばやし

8. 科学のアルバム クワガタムシ

・ごせど クらめ ・あまる おすとめすとのであい 〕大ちすす ギをす しゅ、たき のだんま コ胸ま クワガタムシのくらしは、樹液のいすみをさが すめへき めはいで るりカ。 オカ わばかか しまわるだけのくりかえしのようにみえます。で まん、つ、つすうはと じゅえき きふをよ ののあ るをすし も、この樹液めぐりは、クワガタムシにとっては、 タすのだ あ矼足うで カおこく を。よの かかせない日課です ・きすのた クてしか ・みおりけ し " こと リくかを ののわっ クワガタムシには、まだたい せつな仕事がのこ ギタまみギさし、木 さんらん しそん ヌガ , を クワしすノはん っています。それは、子孫をのこすための産卵で こ、つひ す。おすとめすがであい、交尾をして、夏のうち にたまごをうみおわらなければなりません。 おすとめすが、いちばんであいやすい場所、そ しゆえき こが樹液のいすみなのです しゆえき , 物 ~ , 、おすのクワガタムシが樹液のいすみでま「てい じゅえき ) ~ を、るうちに、めすのクワガタム、ンも樹液をのみにや ミ、 ~ ) 、、「てくるかもしれないのですから。 なっ

9. 科学のアルバム クワガタムシ

・あとかき しようかくせい わたしがまだ小学生のころのある夏の日、クヌギのみきをドンドンとたたい たら、ポトンと大きなノコギリクワガタが頭のにおちてきました。これが、 レしゅ、んき さいしょ わたしとクワガタムシとの最初のであいでした。それ以飛、樹液がにしみでて むね いるクヌギの木を、いつも胸をわくわくさせてながめたことや、おがくすをつ ねん めた箱の中でコクワガタを二年も三年も飼いつづけたことなど、おさないころ おも のクワガタムシの思い出はっきません。 さいしゅう クワガタムシは、その採集やかんさつをつうじて、わたしたちにさまざまな ちしき こんちゅう けんきゅう 知識やたのしみをあたえてくれます。わたしが昆虫の研究をはしめたのも、こ きようみ のクワガタムシが興味をもたせてくれたからです。 しかし、こんなにわたしたちに親しまれているクワがタムシも、その一生に ついてはまだわかっていないことかたくさんあります。たとえば、めすかくち 木にたまごをうむようすについてしられているのは、一部の種類だけです。 へんか きせつ この本では、季節の変化の中で、クワガタムシがどんな生活をしているのか ながねんげつ みてみました。また、一びきの成虫になるためには、どんなに長い年月を経な ければならないのかというよ、つなことを中心にかたってみました。この本が、 こんちゅう しせん ふか 自然と昆虫とのむすびつきを、より深く知る手がか りになれば幸いです。 林長閑 はん ねん せいらゆう なっ せいかっ さいわ はやし はん のどか 、つしよう