膜 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム コウモリ
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1. 科学のアルバム コウモリ

ひたり ていし くうらゆう つばさのひみつ まノ、 へんか コウモリのつばさの膜は、皮ふが変化し ろわたものです。しかも、この膜は皮ふが二枚 きんにく かさ とよ 重ねになっていて、その中に筋肉があり、 るか けつかん しんけ、 てう血管や神締も通っています。 しょ をる むすう さらに膜には、無数のすしが走っていて、 盟らつばさをたたむときには、このすしの働き 、つを で、しばり染めの布のようにちぢみます。 よき気 まく るい空 すがとしたかさのよ、つに膜がたるむことは、け 止奴膜 停の っしてありません。 空ま コウモリは飛んでいるときも、うでや手 がの 丿ひヒ日 じゅ、つ ちょうせつ かたち ゅびうご の指を動かして、つばさの形を自由に調節 ウろ とり びまく し、尾膜も動かします。そのため、鳥にも クと ちゅう テ《見できない宙がえりや急せん回もできます。 うご かよ ぬの なか まノ、 力し はたら

2. 科学のアルバム コウモリ

びまく 會テングコウモリカくつばさや尾膜をいつばいに広げたところ。左は , うしろから見た きんにく ところ。コウモリは , 背中と胸にある発達した筋肉を動かしてはばたきます。 ひろ とお ↓下、つばさの膜の中を通る血管や無み房第陸な 数のすじ。左、つばさをたたんだと第 " 等 ころ。膜はきすがついても、やかて辷ル第 どお もと通りになおります

3. 科学のアルバム コウモリ

ひろ はそ つばさを広げて飛ぶコキクガシラコウモリ。からだは , 細い 毛でおおわれています。写真は実物の大きさです。 じつぶつおお しやしん け ・コキクガシラコウモリのからだ なかゆびた、一 中指 ( 第 3 指 ) ひと ゆびたい 人さし指 ( 第 2 指 ) おやゆびだい 親指 ( 第 1 指 ) つばさ くすりゆび 薬指 ( 第 4 指 ) ゆびだい 小指 ( 第 5 指 ) びまく 尾膜 た、、し・ ) う えんたま ゅび なった手の指とうでのあいだが、 まく 膜ですっかりおおわれてできてい おお るのです。また、多くのコウモリ びまく りようあし の尾と両足のあいたも、尾膜とよ まく ばれる膜でおおわれています。 も、フひとつのとくちょ、つは、 かる らだがとても軽いことです。コキ ひろ クガシラコウモリは、つばさを広 やく げると、長さが約二十センチメー トルありますが、体重はわすか六 グラムほどしかありません。 玉す そら 円ま コウモリは、空を飛ぶために、 1 」り′ はあ からだのつくりやしくみを、いろ ラさ グ重 いろとかえてしまったのです。 6 の 重こ個 体 6

4. 科学のアルバム コウモリ

・足のまがり方のちがい 2 」・つなわ 腹側 右 , するどいつめのあ おや るアプラコウモリの親 ゆび 指。下 , 尾膜で , 生ま れてきた子どもをうけ るモモジロコウモリ。 背中側 せなカカメ 人問 コウモリ ちしよう てみましよう。地上でくらす人は、ひざかまえ にまがり、足のうらで地面をけって歩きます。 く、っちゅうせいかっ 空中生活をするコウモリは、ひざから下が人間 の足とちょうど畆後反に、百八十度ねしれてつ せなかかわ いています。ひざは背中側にまがり、足のうらは 腹側にむくようになっています。コウモリは、ひ らようせつ ざを動かすことによって、尾膜の調節もします。 へんか コウモリは、手がつばさに変化したために、ほ びまく んらい手でやることを、足や尾膜をたくみに動か してやることがあります。 ゅび ・つばさの指でぶら下がるコウモリ 二十四ページのコキクガシラコウモリは、頭を下にして、 あし 足でぶら下がったまま子どもをうみました。 モモジロコウモリの場合は、はしめ頭を下にして足で しゆっさんらよくせん おやゅび ら下がっています。出産直前になると、つばさの親指でぶ ら下がりなおし、頭を上にして子どもをうみます。そのと びまくひろ き、うまれてくる子どもが下に落ちないように、尾膜を広 げてうけとめます。 このほかに十五ページのテングコウモリのように、つば さでぶら下がりながらえさを食べるものもいます。 あたま びまく あたま した あたま した

5. 科学のアルバム コウモリ

コウモリのからだの大きなとく ちょうは、飛ぶためのつばさかあ ることです。 とり はね 鳥のつばさには羽がありますが、 コウモリにはありません。コウモ ま / 、 ) のつばさは、うすい膜でできて います。 まく その膜をささえているのか、か はね ほそへんか さの骨みたいに細く変化したうで ゅび A び や手の指です。とくに手の指は、 にんげんおやゅび 人間の親指にあたる指をのぞいて、 ′よカ とても長くなっています。 コウモリのつばさは、この長く つばさのあるからだ おお なか

6. 科学のアルバム コウモリ

がの 足でぶら下がる らぎ やす コウモリは、休んだり、 ねむったりす てと す・ひヒ日 えだあし ゅび かのるとき、岩や木の枝に足の指をひっかけ ・つて、頭を下にしてぶら下がります。 のハ内 ゅび ヒ日円 コウモリの足の指のつめは、かぎ状に ゅびほね にモまがっています。しかも、足の指の骨と 枝ウ けんはったっ 、木ラつめをつなぐ腱が発達しています。つめ けん を物にかけると、腱がつめをしつかりま げて、からだをささえるのです。 あし かんせつ , , かモ また、コウモリの足は、ひざの関節か お一目 ( ひやく どかいてん でラ ら下が、百八十度回転してついています。 せなかかわ まクそのため、ひざは背中側におれまがり まキ あし びまく びまく はらかわ つる足と尾で尾膜を腹側にまげて、尾膜を手 がす つか のかわりに使うことかできます はわ ※腱Ⅱ筋肉と骨をむすびつけている白い しよう もの あたま あし しろ あし しよう

7. 科学のアルバム コウモリ

おやゆひ 會手の親指を木の枝にひっかけてぶら下がり , あたえたえさを食べるテングコウ びまく モリ。尾膜で昆虫をつつみこみ , にげたり落ちたりしないようにして食べます。 こんらゆう

8. 科学のアルバム コウモリ

うまれたばかりのユビナガコウモリの子どもの群れ。 會どうくつの天井にぶら下がった , おま の つ 冫皿ん な 中 を か る っ ま ば 力、、 ュ カゝ ぜ は よ ビ さ で ま の 月も に ン 子こ下げの フ ナ に の か わ 膜き ど 旬た つ 力、 目め ガ コ た ら つ か 所鬟 ま で ば 下さ も の コ は は あ に れ が を コ 生 つ モ ウ か つ て 集第 い ま ま モ も り リ っ キ し ) つ ま す ネーし い よ リ っ て の た み ク て ま り の い 子こ ま ま の て、、 か く も 子こ き ま せ て ど ま し ン ' も ん 子こ せ も る お ど て く も い ん は ど 群む も れ れ は ま 足を み ウ ま も す れ を で ま ま で モ も る し の さ リ ん 体を 七 と む は た か が てんしよう しょ - っ 25

9. 科学のアルバム コウモリ

をイク すいきんとう しかん こうえん 會公園の水銀燈に飛んできたガ ( → ) を追いか 會とらえた直後 ( → ) 。 1 時問も活動すると , こんらはう けるアプラコウモリ ( → ) 。 腹いつばいの昆虫をとらえます。 虫 間 よ の 飛と ら わ わ カゝ び く 昆え な、 い ードさ ぇ り コ しヾ び で コ 活 虫 に ウ な な も な ど 部ふが に ま ウ モ あ 動 カヾ り す は モ か、 分 使寡が の わ し ら リ ら 力。 つ 活 や 直 日ひ せ ま け は そ の の て 上しん 動食た虫 す の 甲接昆えて ね し つ を と 入ぃ 口虫活弯 べ を 虫 ば 食たや ら て る も 重力 の コ り と さ な 足 べ で 後ご昆え と し 近ネ と や ど ウ て を の 虫 : と く す モ 尾び ら り 残 2 し て の 膜き リ 日ひ で ば ま し の し ) の す る も き ま て 木きや を は カ い す 捕ほな な く そ ま で 口虫昆 す ふ や ど っ す 疋 れ 網虫 わ で の に 時し ら 甲 に 小 く が は ら ら : く はら こんちゅう

10. 科学のアルバム コウモリ

こっかく ・手の骨格のちがい 00 おやー 親指 ( 第 1 指 ) 人間 * つばさど足のしくみ 小指ー . ( 第 5 指 ) 人さし指 ( 第 2 指 ) コウモリ なかーわび 中指 ( 第 3 指 ) 薬指 ( 第 4 指 ) コウモリのからだのつくりは、鳥によくにてい かる ます。骨は細くて軽 く、しようぶにできておを 」んにく つばさを動かすための筋肉が、とくに胸や背中に はったっ ひしようおお 発達しています。からだに対して、手が非常に大 きいのも、鳥と共通していえることです。 ゅびほねぐ ところが、コウモリのうでや指の骨組みは、し ほね つは、ほ乳類、なかでも人間などの骨組みににて いるのです。上の図は、人間、コウモリ、鳥の手 はねぐ の部分の骨組みをくらべたものです。コウモリは、 ほねぐ 鳥より、人間の骨組みにちかいことがわかります。 ゅびほねはそ ただし、コウモリは、指の骨が細く長くのび、 ほねはね まくしよう 骨と骨のあいだを皮ふが膜状におおっています。 」んにく これに対して人間の手は、骨のまわりに筋肉がっ き、その上を皮ふがおおっています。 ほね かる また、コウモリの骨は、 からだを軽くするため おな ′、だしよう に、うすくてかたく、鳥と同しような管状です つぎに、人間とコウモリの足のしくみをしらべ ・こゅうる あし せなか